JP4841593B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭の台所や業務用の厨房等で使用される加熱調理器に関する。
この種の加熱調理器は、略矩形の天板と、天板の両側縁及び後縁を覆うフレームと、天板の前縁を覆う前板とを備え、前板に加熱調理器を操作するための操作部が設けられている(例えば、特許文献1あるいは2参照)。
特開2008−57930号公報 特開2008−135320号公報
しかしながら、特許文献1あるいは2に記載の加熱調理器は、本体の上面に設けられた天板の前方に沿って設けられるフロントフレーム(前板)と天板の側方に沿って設けられるサイドフレームの接続部に接続部材が設けられており、部品点数が多く、組立性の点でまだまだ改善の余地があった。
最近では、天板の手前側に静電容量式のタッチコントロール式の操作部を設けたものも提案されており、このような構成において操作部を配置するため、又は外観のデザイン性向上のためフロントフレームの上部の幅を狭くすると、フロントフレーム及びサイドフレームを天板に機械的に十分な固定強度を維持して固定することができず、フロントフレームが天板からはずれ易いという問題がある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、従来のものに比べ、組立性、堅牢性を十分向上させた、信頼性の高い加熱調理器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、本体上面に設けられ上方から見て略長方形に形成された天板と、前記天板の前面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたフロントフレーム部と、前記天板の側面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたサイドフレーム部とを備え、前記フロントフレーム部は、後方に向かって下がる傾斜部が形成されて前記天板の上面端縁を覆うフロントフレーム上面と、前記フロントフレーム上面の側方端部で下方に折り曲げて形成されたフロントフレーム側面と、前記フロントフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム側方下面とを備え、前記サイドフレーム部は、前方の端部近傍が前記フロントフレーム部の内側に挿入される挿入部を構成し、前記挿入部において、前記フロントフレーム上面の下方でかつ前記傾斜部の下端部より上方に配設され前記フロントフレーム上面の長手方向に前記サイドフレームから突出し前記傾斜部と当接することにより前記挿入部が前記フロントフレーム部から抜けるのを防止する係止片が形成されたことを特徴とするものである。
これによって、フロントフレーム部にサイドフレーム部の挿入部が挿入され、係止片とフロントフレーム部の傾斜部とによりフロントフレーム部とサイドフレーム部が相互に機械的に固定されるので、フロントフレーム部がサイドフレーム部からはずれにくくなりかつ組立性が向上することとなる。
本発明の加熱調理器は、フロントフレーム部とサイドフレーム部の接続を簡単にして組立性を向上させるとともに、フロントフレーム部とサイドフレーム部の接続をはずれにくくすることができる。
第1の発明は、本体上面に設けられ上方から見て略長方形に形成された天板と、前記天板の前面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたフロントフレーム部と、前記天板の側面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたサイドフレーム部とを備え、前記フロントフレーム部は、後方に向かって下がる傾斜部が形成されて前記天板の上面端縁を覆うフロントフレーム上面と、前記フロントフレーム上面の前方端部で下方に折り曲げて形成したフロントフレーム前面と、前記フロントフレーム前面の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム前方下面と、前記フロントフレーム上面の側方端部で下方に折り曲げて形成されたフロントフレーム側面と、前記フロントフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム側方下面とを備え、前記サイドフレーム部は、前記フロントフレーム部の内側に挿入される挿入部を構成し、前記挿入部において、前記フロントフレーム上面の下方でかつ前記傾斜部の下端部より上方に配設され前記フロントフレーム上面の長手方向に突出し前記傾斜部と当接することにより前記挿入部が前記フロントフレームから抜けるのを防止する係止片が形成されることを特徴とする。サイドフレーム部は、金属板を折り曲げて形成され、前方の端部近傍がフロントフレーム部の内側に挿入される挿入部を構成することにより、別部材でフロントフレーム部との結合部品を設ける必要がないので構成が簡素化される。
また、サイドフレーム部は、挿入部において、フロントフレーム上面の下方でかつ傾斜部の下端部より上方に配設されフロントフレーム上面の長手方向に突出し傾斜部と当接することにより挿入部がフロントフレーム部から抜けるのを防止する係合片が形成されたことにより、フロントフレーム部の内側にサイドフレームの挿入部を挿入した際、簡単な構成でフロントフレーム部とサイドフレーム部の接続構成を簡素化し、かつその堅牢性を顕著に高めることができる。また、フロントフレームとサイドフレームの接続部分の占有空間を小さくすることができるのでフロントフレーム上面の前後の幅を狭くし、デザイン的に優れたものとすることができる。
第2の発明は、特に第1の発明のサイドフレーム部を、天板上面端縁を覆うサイドフレーム上面と前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成したサイドフレーム側面を有し、外側に向けて突出する帯状の突出部を前記上面及び側面の一部を変形させて挿入部に隣接した位置に形成したことにより、サイドフレーム部の挿入部がフロントフレーム部の内側に挿入されると、外側に向けて突出する帯状の突出部がフロントフレーム部の端部と隣接配置されるので、サイドフレーム部をフロントフレーム部に挿入するときのストッパーの役目を果たすとともに、前記フロントフレーム部の端部の切断面が指に当るのを防止し切傷を起こさないためのエッジ保護となる。
第3の発明は、特に第1〜2の発明のいずれか1つの発明におけるサイドフレーム部は、天板上面端縁を覆うサイドフレーム上面と、前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面と、前記サイドフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面とを備え、挿入部において前記サイドフレーム下面を削除することにより、フロントフレーム部にサイドフレーム部を挿入する際、サイドフレーム側面の下端をフロントフレーム側方下面上又はフロントフレーム側方下面の端部に当接させて摺動させながら内側に挿入することができる。すなわち、挿入時にサイドフレーム側面の下端がフロントフレーム側方下面にガイドされることになり、組立作業を容易にすることができる。
第4の発明は、特に第3の発明におけるサイドフレーム部が、挿入部においてサイドフレーム側面の端縁の下方角部を削除し前記サイドフレーム側面の下端部に後方から、前方に向かって立ち上がる傾斜が形成されたガイド部を設けたことにより、サイドフレーム部の挿入部をフロントフレーム部に挿入する際にガイド部をフロントフレーム側方下面に当接させて摺動させることで、係止片がフロントフレーム上面の傾斜部の下端部の下を斜め上方にくぐり抜けるように移動するようにして傾斜部と係止片23とが挿入時に干渉しにくくすることができるので、挿入作業が容易となる。
第5の発明は、特に第2の発明におけるフロントフレーム部が、傾斜部の側方端部に切り欠き部を有し、前記切り欠き部にサイドフレーム部の突出部の一部である上面部が配設されることにより、サードフレーム部の内側と前方への移動を、切り欠き部を形成するフロントフレーム上面と突出部により制限し、サイドフレーム部の後方への移動を係止片と、フロントフレーム部の傾斜部により制限してフロントフレームの接続を安定させることができる。
第6の発明は、特に第1〜5の発明におけるサイドフレーム部の係止片は、帯状に形成されかつフロントフレーム部に向かって下がる傾斜部が形成されていることにより、係止片に設けられた傾斜部がガイドとなり、サイドフレームの挿入部をフロントフレーム上面の傾斜部の下端を通過しやすくすることができる。
第7の発明は、特に第1〜6の発明のいずれか1つの発明において、金属板で形成され、天板を前記天板の下方で支えるアンダーフレーム部を備え、フロントフレーム部の傾斜部の下端部が前記天板の上面に接し、前記アンダーフレーム部の下面の前縁に、フロントフレーム前方下面の上面が接して、前記フロントフレーム前方下面から上方に突出するように設けられた突起部が、前記アンダーフレーム部に設けられた係止穴に嵌入することで、前記フロントフレーム部は前記アンダーフレーム部に係止されることにより、上面からみて前後方向の幅の狭いフロントフレーム部を天板の前縁に沿って、簡単に取り付けることができる。アンダーフレーム部は金属製で穴加工が容易であり、フロントフレーム部はステンレスの薄板(例えば、厚みが0.3mm)を用いることでフロントフレーム前方下面に突起部を設けることも容易にでき、アンダーフレーム部上に天板を接着剤などで載置固定しサイドフレーム部を装着した状態でフロントフレーム部に挿入することで、フロントフレーム部を容易に天板とアンダーフレーム部に固定でき、かつフロントフレーム部を天板により強固に固定できる構成となる。したがって、フロントフレーム部を細くして外観を良くするとともに、フロントフレーム部の組立性の向上と固定強度を安定させることができる。
第8の発明は、特に第7の発明において、金属板で形成され、天板を前記天板の下方で支えるアンダーフレーム部を備え、サイドフレーム部は、天板上面端縁を覆い前記天板の中央側に向けて下方に傾斜する傾斜部が形成されたサイドフレーム上面と、前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面と、サイドフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面とを備え、前記サイドフレーム部の傾斜部の下端が前記天板の上面に接し、前記アンダーフレーム部の下面の側縁に、前記サイドフレーム下面の上面が接して、前記サイドフレーム下面から上方に突出するように設けられた突起部が、前記アンダーフレーム部に設けられた係止穴に嵌入することで、前記サイドレーム部は前記アンダーフレーム部に係止される構成とすることにより、フロントフレーム部と同様、サイドフレーム上面の幅を細くして外観を良くするとともに、サイドフレーム部の組立性の向上と固定強度を安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明に係る加熱調理器の全体構成を示す斜視図である。
図1において、加熱調理器本体5は、天板1を上面に備え、天板1は耐熱性、機械強度、耐薬品性及び電気絶縁性に優れた結晶化セラミックなどの耐熱性ガラス製で、上面又は裏面に印刷を施されるものである。天板1の端縁に沿って、天板端部の強度を保護するため、天板1の外周端部を覆うフロントフレーム部2、サイドフレーム部3及びバックフレーム部4を有している。フロントフレーム部2、サイドフレーム部3、バックフレーム部4は、例えば、ステンレスの金属板を折り曲げて形成され、吸気口、排気口(図示せず)が設けられる場合がある。また、本体5の前面は、加熱庫の開閉のための前面ドア6、出没式の操作部7が設けられている。
図2は、天板の周縁部の構成を示す要部拡大図である。図3は、同要部拡大断面図であり、図2におけるA−A断面図である。図4は、同要部拡大斜視図である。図5は、本発明に係る加熱調理器のフロントフレーム部の要部斜視図であり、図6は、同サイドフレーム部の要部斜斜視図である。図7は、同サイドフレーム部近傍の要部断面図である。図8は、本発明に係る加熱調理器のフロントフレーム部及びサイドフレーム部の接続構成を示す要部拡大斜視図である。
図1に示すように、天板1は本体5上面に設けられ上方から見て略長方形に形成され、フロントフレーム部2は天板1の前面1aに沿って配置され金属板を折り曲げて形成され、サイドフレーム部3は天板1の側面1bに沿って配置され金属板を折り曲げて形成される。
図3、図5に示すように、フロントフレーム部2は、後方(天板3の後縁側)に向かって下がる傾斜部11が形成されており、天板1の上面端縁13を覆うフロントフレーム上面14と、フロントフレーム上面14の側方端部8で下方に折り曲げて形成されたフロントフレーム側面9と、フロントフレーム側面9の下端部9aで内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム側方下面19と、フロントフレーム上面14の前方端部で下方に折り曲げて形成したフロントフレーム前面10と、フロントフレーム前面10の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム前方下面18と、を備える。なお、フロントフレーム部2に、フロントフレーム上面14とフロントフレーム前面10の境界面が明確に現れないような前方に向かって下がり下端部10aまで続く傾斜部を形成しても良い。この場合、その傾斜部の下端部近傍部分をフロントフレーム前面10とし、当該傾斜部の残りの部分をフロントフレーム上面14とする。
図6、図8(内側から見た図)に示すように、サイドフレーム部3には、フロントフレーム部2の内側に挿入される挿入部3aが構成され、挿入部3aにおいて、フロントフレーム上面14の下方でかつ傾斜部11の下端部11aより上方に配設され(図3参照)、フロントフレーム上面14の長手方向(図1のAで示す方向)に突出し傾斜部11の内側の面11bと当接することにより挿入部3aがフロントフレーム部2から抜けるのを防止する係止片23が形成されている。
また、図6、図7に示すように、サイドフレーム部3は、天板1の上面端縁13を覆うサイドフレーム上面21と、サイドフレーム上面21を下方に折り曲げて形成したサイドフレーム側面17を有し、外側に向けて突出する帯状の突出部16が上面21及び側面17の一部を変形させて挿入部3aに隣接した位置に形成されている。
サイドフレーム部3はさらに、サイドフレーム側面17の下端部17aで内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面24を備え、挿入部3aにおいてサイドフレーム下面24は削除されている(図6の破線で削除部24aを示す)。サイドフレーム部3はまた、サイドフレーム側面17の端縁の下方角部22aも削除され、サイドフレーム側面17の下端部17bに後方から、前方に向かって立ち上がる傾斜が形成されたガイド部22が設けられている。
また、図5に示すように、フロントフレーム部2は、傾斜部11の側方端部に切り欠き部20を有し、この切り欠き部20に、サイドフレーム部3の突出部16の上面部16aが配設される。
サイドフレーム部3の係止片23には、帯状に形成されかつフロントフレームに向かって下がる傾斜部23aが形成されている。
また、図3に示すように、金属板で形成され、天板1を天板1の下方で支えるアンダーフレーム部15が設けられており、フロントフレーム部2の傾斜部11の下端部11aが天板1の上面に接し、アンダーフレーム部15の下面の前縁に、フロントフレーム前方下面18の上面が接して、フロントフレーム前方下面18から上方に突出するように設けられた突起部18aが、アンダーフレーム部15に設けられた係止穴15aに嵌入することで、フロントフレーム部2はアンダーフレーム部15に係止される。なお、アンダーフレーム部15の上面に、ネジ穴が設けられた固定ネジ穴部15bを形成し、フロントフレーム部2がアンダーフレーム部15に係止された後、ネジをフロントフレーム前方下面18に設けた穴(図示せず)に貫通させ固定ネジ穴部15bに螺着して、フロントフレーム部15とアンダーフレーム部15との固定強度を補っても良い。固定ネジ穴部15bによる固定は省略することもできる。
また、図7に示すように、サイドフレーム部3は、天板1の上面端縁13を覆い天板1の中央側に向けて下方に傾斜する傾斜部21aが形成されたサイドフレーム上面21と、サイドフレーム上面21を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面17と、サイドフレーム側面17の下端部17aで内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面24とを備え、サイドフレーム部3の傾斜部21aの下端が天板1の上面に接し、アンダーフレーム部15の下面の側縁に、サイドフレーム下面24の上面が接して、サイドフレーム下面24から上方に突出するように設けられた突起部24bが、アンダーフレーム部15に設けられた係止穴15aに嵌入することで、サイドフレーム部2はアンダーフレーム部15に係止される。
以上のように、本実施の形態においては、本体5上面に設けられ上方から見て略長方形に形成された天板1と、天板1の前面1aに沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたフロントフレーム部2と、天板1の側面1bに沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたサイドフレーム部3とを備え、フロントフレーム部2は、後方に向かって下がる傾斜部11が形成されて天板1の上面端縁13を覆うフロントフレーム上面14と、フロントフレーム上面14の前方端部12で下方に折り曲げて形成したフロントフレーム前面10と、フロントフレーム前面10の下端部10aで内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム前方下面18と、フロントフレーム上面14の側方端部8で下方に折り曲げて形成されたフロントフレーム側面9と、フロントフレーム側面9の下端部9aで内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム側方下面19と、を備え、サイドフレーム部3は、フロントフレーム部2の内側に挿入される挿入部3aを構成し、挿入部3aにおいて、フロントフレーム上面14の下方でかつ傾斜部11の下端部11aより上方に配設されフロントフレーム上面14の長手方向(図1のAで示す方向)に突出し傾斜部11の内側の面11bと当接することにより挿入部3aがフロントフレーム部2から抜けるのを防止する係止片23が形成されることを特徴とする。サイドフレーム部3は、金属板を折り曲げて形成され、前方の端部近傍がフロントフレーム部2の内側に挿入される挿入部3aを構成することにより、別部材でフロントフレーム部2との結合部品を設ける必要がないので構成が簡素化される。
サイドフレーム部3は、挿入部3aにおいて、フロントフレーム上面14の下方でかつ傾斜部11の下端部11aより上方に配設されフロントフレーム上面14の長手方向に突出し傾斜部11の内側の面11bと当接することにより挿入部3aがフロントフレーム部2から抜けるのを防止する係止片23が形成されたことにより、フロントフレーム部2の内側にサイドフレーム部3の挿入部3aを挿入した際、フロントフレーム部2とサイドフレーム部3の接続構成を簡素化し、かつその堅牢性を顕著に高めることができる。また、フロントフレーム部2とサイドフレーム部3の接続空間を小さくすることができるのでフロントフレーム上面の前後の幅(図3のBで示す部分)を狭くし、デザイン的に優れたものとすることができる。
また、サイドフレーム部3は、天板1の上面端縁13を覆うサイドフレーム上面21と、サイドフレーム上面21を下方に折り曲げて形成したサイドフレーム側面17を有し、外側に向けて突出する帯状の突出部16を上面21及び側面17の一部を変形させて挿入部3aに隣接した位置に形成したことにより、サイドフレーム部3の挿入部3aがフロントフレーム部2の内側に挿入されると、外側に向けて突出する帯状の突出部16がフロントフレーム部2の端部9a、14aと隣接配置されるので、サイドフレーム部3をフロントフレーム部2に挿入するときのストッパーの役目を果たすとともに、フロントフレーム部2の端部9a、14aの切断面が指に当るのを防止し切傷を起こさないためのエッジ保護となる。
また、サイドフレーム部3は、天板1の上面端縁13を覆うサイドフレーム上面21と、サイドフレーム上面21を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面17と、サイドフレーム側面17の下端部17aで内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面24とを備え、挿入部3aにおいてサイドフレーム下面24(図6の破線で示す削除部24a)を削除することにより、フロントフレーム部2にサイドフレーム部3を挿入する際、サイドフレーム側面17の挿入部下端部17bをフロントフレーム側方下面19上又はフロントフレーム側方下面19の端部19aに当接させて摺動させながら内側に挿入することができる。すなわち、挿入時にサイドフレーム側面17の挿入部下端部17bがフロントフレーム側方下面にガイドされることになり、組立作業を容易にすることができる。
また、サイドフレーム部3は、サイドフレーム下面24が挿入部3aにおいて削除され、さらにサイドフレーム側面17の端縁の下方角部22aを削除しサイドフレーム側面17の下端部17bに後方から、前方に向かって立ち上がる傾斜が形成されたガイド部22を設けたことにより、サイドフレーム部3の挿入部3aをフロントフレーム部2に挿入する際にガイド部22をフロントフレーム側方下面19に当接させて摺動させることで、係止片23がフロントフレーム上面14の傾斜部11の下端部11aの下を斜め上方にくぐり抜けるように移動するようにして傾斜部11と係止片23とが挿入時に干渉しにくくすることができるので、挿入作業が容易となる。
また、フロントフレーム部2が、傾斜部11の側方端部に切り欠き部20を有し、この切り欠き部20に、サイドフレーム部3の突出部16の上面部16aが配設されることにより、サードフレーム部3の内側と前方への移動を、切り欠き部を形成するフロントフレーム上面11と突出部16により制限し、サイドフレームの後方への移動を係止片23と、フロントフレーム部2の傾斜部11により制限してフロントフレーム部2の接続を安定させることができる。
また、サイドフレーム部3の係止片23は、帯状に形成されかつフロントフレームに向かって下がる傾斜部23aが形成されていることにより、傾斜部23aがガイドとなり、挿入時に、サイドフレーム部3の挿入部3aがフロントフレーム上面の傾斜部の下端の下を通過しやすくすることができる。
また、金属板で形成され、天板1を天板1の下方で支えるアンダーフレーム部15を備え、フロントフレーム部2は、傾斜部11の下端部11aが天板1の上面に接し、アンダーフレーム部15の下面の前縁に、フロントフレーム前方下面18の上面が接してアンダーフレーム部15に設けられた係止穴15aとフロントフレーム前方下面18から上方に突出するように設けられた突起部18aとで係止されることにより、上面からみて前後方向の幅(図3の幅Bで示す)の狭い(例えば、16mm)フロントフレーム部2を天板の前縁に沿って、簡単に取り付けることができる。アンダーフレーム部15は金属製で穴加工が容易であり、フロントフレーム部2は、例えば、ステンレスの薄板(例えば、厚みが0.3mm)を用いることでフロントフレーム前方下面18に突起部18aを設けることも容易にでき、アンダーフレーム部上に天板1を接着剤などで載置固定しサイドフレーム部3を装着した状態でフロントフレーム部2に挿入することで、フロントフレーム部2を容易に天板1とアンダーフレーム部2に固定でき、かつフロントフレーム部2を天板1により強固に固定できる構成となる。したがって、フロントフレーム部2を細くして外観を良くするとともに、フロントフレーム部2の組立性の向上と固定強度を安定させることができる。
また、金属板で形成され、天板1を天板1の下方で支えるアンダーフレーム部15を備え、サイドフレーム部3は、天板1の上面端縁13を覆い天板1の中央側に向けて下方に傾斜する傾斜部21aが形成されたサイドフレーム上面21と、サイドフレーム上面21を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面17と、サイドフレーム側面17の下端部17aで内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面24とを備え、サイドフレーム部3の傾斜部21aの下端が天板1の上面に接し、アンダーフレーム部15の下面の側縁に、サイドフレーム下面24の上面が接してアンダーフレーム部15に設けられた係止穴18aとサイドフレーム下面24から上方に突出するように設けられた突起部24bとで係止される構成とすることにより、フロントフレーム部2と同様、サイドフレーム上面21の幅を細くして外観を良くするとともに、サイドフレーム部3の組立性の向上と固定強度を安定させることができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、フロントフレーム部とサイドフレーム部の組立性、堅牢性を向上させる加熱調理器を実現することが可能であるので、誘導加熱調理器やガスコンロ等の用途にも適用できる。
本発明に係る加熱調理器の全体構成を示す斜視図 図1の加熱調理器の天板の周縁部の構成を示す斜視図 図2の線A−Aに沿った断面図 天板の周縁部の斜視図 図1の加熱調理器のフロントフレーム部の斜視図 図1の加熱調理器のサイドフレーム部の斜視図 サイドフレーム部の断面図 フロントフレーム部及びサイドフレーム部の接続構成を示す斜視図
符号の説明
1 天板、 1a 天板前面、 1b 天板側面、2 フロントフレーム部、
3 サイドフレーム部、 3a 挿入部(サイドフレーム部)、
3b 前方端部(サイドフレーム部)、 4 バックフレーム部、 5 本体、
6 前面ドア、 7 操作部、 8 側方端部(フロントフレーム上面)、
9 フロントフレーム側面、 10 フロントフレーム前面、
11 傾斜部(フロントフレーム上面)、 11a 下端部(傾斜部)、
11b 内側の面(傾斜部)、 12 前方端部(フロントフレーム上面)、
13 天板上面端縁、 14 フロントフレーム上面、 15 アンダーフレーム部、
15a 係止穴(アンダーフレーム部)、
15b 固定ネジ穴部(アンダーフレーム部)、 16 突出部(サイドフレーム部)、
17 サイドフレーム側面、 17a 下端部(サイドフレーム側面)、
17b 挿入部下端部(サイドフレーム側面)、 18 フロントフレーム前方下面、
18a 突起部(フロントフレーム前方下面)、 19 フロントフレーム側方下面、
19a フロントフレーム側方下面、 20 切り欠き(フロントフレーム部)、
21 サイドフレーム上面、 21a 傾斜部(サイドフレーム上面)、
22 ガイド部、 23 係止片、 24 サイドフレーム下面、 24a 削除部、
24b 突起部(サイドフレーム下面)、 A フロントフレーム上面の長手方向、
B フロントフレーム上面の前後の幅。

Claims (8)

  1. 本体上面に設けられ上方から見て略長方形に形成された天板と、前記天板の前面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたフロントフレーム部と、前記天板の側面に沿って配置され金属板を折り曲げて形成されたサイドフレーム部とを備え、前記フロントフレーム部は、後方に向かって下がる傾斜部が形成されて前記天板の上面端縁を覆うフロントフレーム上面と、前記フロントフレーム上面の前方端部で下方に折り曲げて形成したフロントフレーム前面と、前記フロントフレーム前面の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム前方下面と、前記フロントフレーム上面の側方端部で下方に折り曲げて形成されたフロントフレーム側面と、前記フロントフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたフロントフレーム側方下面とを備え、前記サイドフレーム部は、前方の端部近傍が前記フロントフレーム部の内側に挿入される挿入部を構成し、前記挿入部において、前記フロントフレーム上面の下方でかつ前記傾斜部の下端部より上方に配設され前記フロントフレーム上面の長手方向に前記サイドフレームから突出し前記傾斜部と当接することにより前記挿入部が前記フロントフレーム部から抜けるのを防止する係止片が形成されたことを特徴とする加熱調理器。
  2. サイドフレーム部は、天板上面端縁を覆うサイドフレーム上面と、前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成したサイドフレーム側面を備え、外側に向けて突出する帯状の突出部を前記上面及び側面の一部を変形させて挿入部に隣接した位置に形成したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. サイドフレーム部は、天板上面端縁を覆うサイドフレーム上面と、前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面と、前記サイドフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面とを備え、挿入部において前記サイドフレーム下面を削除したことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の加熱調理器。
  4. サイドフレーム部は、挿入部においてサイドフレーム側面の端縁の下方角部を削除し、前記サイドフレーム側面の下端部に後方から、前方に向かって立ち上がる傾斜が形成されたガイド部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. フロントフレーム部は、傾斜部の側方端部に切り欠き部を有し、前記切り欠き部にサイドフレーム部の突出部の一部が配設されることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  6. サイドフレームの係止片は、帯状に形成されかつフロントフレームに向かって下がる傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 金属板で形成され、天板を前記天板の下方で支えるアンダーフレーム部を備え、フロントフレーム部の傾斜部の下端部が前記天板の上面に接し、前記アンダーフレーム部の下面の前縁に、フロントフレーム前方下面の上面が接して、前記フロントフレーム前方下面から上方に突出するように設けられた突起部が、前記アンダーフレーム部に設けられた係止穴に嵌入することで、前記フロントフレーム部は前記アンダーフレーム部に係止されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 金属板で形成され、天板を前記天板の下方で支えるアンダーフレーム部を備え、サイドフレーム部は、天板上面端縁を覆い前記天板の中央側に向けて下方に傾斜する傾斜部が形成されたサイドフレーム上面と、前記サイドフレーム上面を下方に折り曲げて形成されたサイドフレーム側面と、サイドフレーム側面の下端部で内側に折り曲げて形成されたサイドフレーム下面とを備え、前記サイドフレーム部の傾斜部の下端が前記天板の上面に接し、前記アンダーフレーム部の下面の側縁に、前記サイドフレーム下面の上面が接して、前記サイドフレーム下面から上方に突出するように設けられた突起部が、前記アンダーフレーム部に設けられた係止穴に嵌入することで、前記サイドレーム部は前記アンダーフレーム部に係止されることを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
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