JP4028568B2 - グリル扉 - Google Patents

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本発明は、グリル庫を開閉するグリル扉に関する。
従来、この種のグリル扉は、グリル庫内側となる金属製の扉枠と、該扉枠の外側を覆うと共に把持部が設けられた合成樹脂製の前面パネルとを備えている。扉枠には、グリル庫内が視認できるようにガラス板が嵌め込まれた窓部が形成されている。グリル扉を開閉する際には、前面パネルの把持部を把持して開閉操作が行なわれる。把持部は、グリル庫内の熱源からの放射熱や伝導熱によって加熱されやすく、調理中や調理終了直後に使用者が手を触れると熱さを感じて使用者に不快感を与えることがある。
そこで、下記特許文献1や特許文献2に見られるように、把持部の内方に位置する扉枠と前面パネルとの間に遮熱板を設け、グリル庫から発せられる放射熱や伝導熱の把持部への伝達を減少させることが行なわれている。
ところで、近年、グリル扉のデザイン性の向上等を図るために、例えば、扉枠の窓部に支持されたガラス板の近傍に把持部が位置するものがある。そして、この種のグリル扉においては、扉枠の窓部に支持されたガラス板が高温となるため、ガラス板の近傍に前記把持部が設けられている場合には、把持部を把持する際にガラス板にも不用意に手が触れて熱さを感じたり、ガラス板から伝達される熱によって前記把持部においても熱さを感じる不都合があった。
実用新案登録第2550056号公報 実開平2−120609号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、グリル扉の開閉操作時に把持部における熱さによる不快感を確実に軽減することができるグリル扉を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、グリル庫の前方に形成された開口部を開閉自在とし、該グリル庫内を外部から視認可能とする窓部が形成された金属製扉枠と、該扉枠の窓部に保持されたガラス板と、該ガラス板の下縁側に配設され、前記扉枠に空隙を存して支持された合成樹脂製前面パネルと、該前面パネルの前方に突設された把持部と、前記扉枠と前面パネルとの間に設けられてグリル庫から把持部への伝達熱を減少させる金属製の遮熱部材とを備えるグリル扉において、前記遮熱部材は、面と面とが空隙を存して対向して配設された複数の遮熱板によって構成され、各遮熱板のうち、前面パネル側に位置する遮熱板は、少なくともその一部が前記ガラス板に接触状態に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、遮熱部材をその一部においてガラス板に接触させておくことで、ガラス板の熱を遮熱部材により放熱して覆縁壁や把持部を含む前面パネルの温度上昇を抑制することができる。
また、本発明の遮熱部材は、面と面とが空隙を存して対向して配設された複数の遮熱板によって構成されているので、前記扉枠と前面パネルとの間において複数の遮熱板による放熱や遮熱が行なわれ、把持部への熱の伝達を一層確実に低減することができる。
また、本発明においては、前記遮熱部材をアルミニウムによって形成することによって、より高い放熱作用を得ることができ、把持部への熱の伝達を一層確実に軽減させることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のグリル扉を備えるグリル付きガスコンロの正面図、図2は本実施形態のグリル扉の説明的縦断面図、図3は前面パネルの内側を示す説明的斜視図、図4は遮熱部材の一部を示す説明的斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のグリル扉1は、グリル付きコンロ2の前面操作部3に設けられ、グリル付きコンロ2の内部に設けられたグリル庫(図示せず)の開口部2aを開閉するために設けられるものである。該グリル扉1は、図2に示すように、金属製の扉枠4と、合成樹脂製の前面パネル5とを備えている。扉枠4には、グリル庫内を視認可能とする窓部6が形成され、該窓部6にはガラス板7が保持されている。
前面パネル5は、前方に張り出す把持部8と、該把持部8の上部に起立してガラス板7の下端部外面を覆う覆縁壁9とを備えている。該覆縁壁9の内側には、覆縁壁9の上端より下方に位置してガラス板7の下縁に当接し、該ガラス板7を支持する支持突起10が突設されている。前面パネル5は、その内面側において扉枠4に向って延びる複数の連結部11を介して扉枠4にネジ止め連結されている。前面パネル5と扉枠4との間には、連結部11によって空隙xが形成されており、該空隙xには遮熱部材12が設けられている。
該遮熱部材12は、図2及び図3に示すように、前面パネル5の内面側の略全面を覆う金属製の第1遮熱板13と、該第1遮熱板13に間隙を存して対向し、第1遮熱板13と扉枠4との間に配設された第2遮熱板14とによって構成されている。
第1遮熱板13には、図2に示すように、その上部に縁片15が連設されている。該縁片15は、前記前面パネル5の覆縁壁9と前記ガラス板7との間に接触状態で介在し、図3に示すように、ガラス板7の下縁部前面の略全巾に沿って延設されている。該縁片15によって、ガラス板7からの熱が放熱され、覆縁壁9への熱伝達を小とすることができる。また、第1遮熱板13には、図3及び図4に示すように、縁片15の下部から更に下方に延びる一対の貫通孔16が形成されている。該貫通孔16には、図2及び図3に示すように、前記支持突起10が貫通してガラス板7の下縁に当接する。なお、図示しないが、該貫通孔16の上部を縁片15の上縁まで延ばして凹状に切欠き、この切欠部を介して支持突起10を突出させることも考えられるが、こうした場合には、縁片15が不連続となって切欠部の上端の角部が前面パネル5の覆縁壁9と前記ガラス板7との間に位置し、ガラス板7を傷付けるおそれがある。そこで、本実施形態においては前記貫通孔16としたことによって、縁片15を前面パネル5の覆縁壁9と前記ガラス板7との間で全巾にわたって連続して設けることができ、ガラス板7の傷付きを防止できると共に、ガラス板7と覆縁壁9との間の遮熱効果を向上させることができる。
更に、第1遮熱板13は、図2に示すように、その下縁部17が前面パネル5の内面に向って折り曲げられ、第1遮熱板13と前面パネル5との間に空隙を形成して遮熱効果を高めている。また、図3に示すように、第1遮熱板13の両側縁には、扉枠4に向って折り曲げられた舌片18が設けられており、図2に示すように、第1遮熱板13と扉枠4との間に空隙を形成して遮熱効果を高めている。
図4においては第1遮熱板13のみを示しているが、図4に示すように、第1遮熱板13には、複数の連結部用挿通孔19が形成されている。該連結部用挿通孔19は、連結部11(図2示)の外径よりも大径に形成されており、図2に示すように、連結部11が間隙を存して挿通孔19に挿通されるようになっている。
第2遮熱板14は、図2及び図3に示すように、把持部8の位置に対応して設けられており、グリル庫から把持部8への熱を一層確実に遮断する。該第2遮熱板14の両側縁には、第1遮熱板13に向って折り曲げられた連結片20が複数設けられ、該連結片20を介して第1遮熱板13との間に空隙を存して第1遮熱板13に連結されている。また、図3に示すように、第2遮熱板14においても、第1遮熱板13と同様に、連結部11が間隙を挿通される複数の連結部用挿通孔21が形成されている。
以上のように構成されたグリル扉1は、図2を参照すれば、扉枠4と前面パネル5との間に遮熱部材12が介在されているので、グリル庫の熱を遮熱部材12により遮断して前面パネル5が熱くなるのを防止することができる。このとき、把持部8においては、前記第1遮熱板13に加えて第2遮熱板14によっても熱が遮断され、把持部8に手が触れたときの熱さを確実に軽減することができる。また、把持部8を把持する際には、ガラス板7の下縁を覆う覆縁壁9に手が触れることが考えられるが、第1遮熱板13の前記縁片15によってガラス板7の熱が吸収放熱され、覆縁壁9が高温となることが防止されるので、覆縁壁9に手が触れたときの熱さによる不快感を確実に減少させることができる。
なお、本実施形態においては、第1遮熱板13及び第2遮熱板14を金属製として放熱・遮熱作用を得ているが、特に、第1遮熱板13と第2遮熱板14との両方、或いは何れか一方をアルミニウムによって形成することにより、放熱効果を一層向上させることができる。
また、本実施形態においては、前記遮熱部材12を第1遮熱板13と第2遮熱板14とによって構成したが、更に、図示しないが、第1遮熱板13と第2遮熱板14だけでなく他の遮熱板を追加配設してもよい
また、図2に仮想線示するように、前記第2遮熱板14の上縁をガラス板7と扉枠4との間に延出させて他の縁片22aを設け、或いは、前記第2遮熱板14の上縁をガラス板7と扉枠4との間に起立させて他の縁片22bを設けて、グリル庫からガラス板7への熱を遮るようにしてもよい。これにより、ガラス板7の温度上昇を抑えて前面パネル5の加熱を一層確実に防止することができる。更にまた、図示しないが、第2遮熱板14の上端部(例えば、前記他の縁片22a又は22b)をガラス板7の内面側に接触させることで、ガラス板7の熱を第2遮熱板14により吸収放熱することができ、第1遮熱板13の縁片15を設けることなく覆縁壁9の温度上昇を抑えることができる。
また、図示しないが、前記第1遮熱板13或いは第2遮熱板14に、ガラス板7の下縁に接触する接触片を設けることによっても、ガラス板7の熱を吸収放熱することができ、その放熱作用が十分であれば第1遮熱板13の縁片15や前述した第2遮熱板14の他の縁片22aや22bを設けなくてもよい。
本発明の一実施形態のグリル扉を備えるグリル付きガスコンロの正面図。 本実施形態のグリル扉の説明的縦断面図。 前面パネルの内側を示す説明的斜視図。 遮熱部材の一部を示す説明的斜視図。
符号の説明
1…グリル扉、4…扉枠、5…前面パネル、6…窓部、7…ガラス板、8…把持部、10…支持突起、12…遮熱部材。

Claims (2)

  1. グリル庫の前方に形成された開口部を開閉自在とし、該グリル庫内を外部から視認可能とする窓部が形成された金属製扉枠と、該扉枠の窓部に保持されたガラス板と、該ガラス板の下縁側に配設され、前記扉枠に空隙を存して支持された合成樹脂製前面パネルと、該前面パネルの前方に突設された把持部と、前記扉枠と前面パネルとの間に設けられてグリル庫から把持部への伝達熱を減少させる金属製の遮熱部材とを備えるグリル扉において、
    前記遮熱部材は、面と面とが空隙を存して対向して配設された複数の遮熱板によって構成され、
    各遮熱板のうち、前面パネル側に位置する遮熱板は、少なくともその一部が前記ガラス板に接触状態に設けられていることを特徴とするグリル扉。
  2. 前記遮熱部材は、アルミニウムによって形成されていることを特徴とする請求項1記載のグリル扉。
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