JP4401972B2 - 風呂蓋 - Google Patents
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Description
なお、特許文献3に開示されているように、隆起部の浴槽内面側に風呂蓋を当接させて使用するような構成が存在する。
また、安定部材が隆起部上に載るため、風呂蓋の浴槽上面への設置が安定したものとなる。
また、安定部材は広い面で三次元形状で荷重を受けるため、風呂蓋の上に手をついたり、幼児が乗ったりした場合に、荷重が分散し、強度が増し、風呂蓋が引っくり返るようなことがなくなる。
また、浴槽の材質や製造方法によって浴槽の寸法にばらつきが生じている場合等において、風呂蓋と浴槽内面との当接部分に多少の隙間ができても、安定部材で良好に塞ぐことができるものとなる。
図1は、浴槽上面に2枚構成の風呂蓋を設置した状態の斜視構成図であり、図2は、その平面構成図である。また図3及び図4は、浴槽に風呂蓋を設置した状態の要部縦断面拡大構成図である。
頭側風呂蓋3は、平板部4の外周に外周エッジ部材5が取り付けられて構成されており、同様に脚側風呂蓋6においても、平板部7の外周に外周エッジ部材8が取り付けられて構成されている。
平板部4,7は、内部が発泡ウレタンや発泡ポリスチレンで構成されて、表側及び裏側は、ABS,ポリプロピレン等の硬質樹脂でサンドイッチ構造に形成されて、上下方向の厚みが20mm程度の断熱構造にされている。
なお、外周エッジ部材5の背もたれ隆起部2側の当接面側辺5bは、背もたれ隆起部2の下方側の浴槽内面1fの内周形状に沿った湾曲形状に形成されており、浴槽内面1fに内側から密着状に当接できるように構成されている。
この合せ面側辺5cを除く外周エッジ部材5の外周の約50%程度の長さが、前記当接面側辺5bの長さとなっており、また当接面側辺5bの左右端から合せ面側辺5bの左右端側へ延びる両サイドが、フランジ1a,1cの上面に載るように構成されており、このフランジ1a,1cに載る部分に、頭側風呂蓋3の重心位置が存在するように構成されている。
なお、脚側風呂蓋6は、合せ面側辺6aを除く他の外周がフランジ1b,1c上に載せられるものである。
また平板状であるため、頭側風呂蓋3と脚側風呂蓋6は、使用しない時には、重ね合わせて壁側等にコンパクトに収納しておくことができるものとなる。
特に、背もたれ隆起部2が平面から見て馬蹄形状等に長く大きく形成されている場合においても、良好に頭側風呂蓋3を覆設できるものであるため、背もたれ隆起部2を馬蹄形状等に大きく形成させることができて、浴槽1の設計の自由度が向上することとなる。
この取手9は、平板部4から立ち上がる立上片9aと、立上片9aから略水平状に延びて隆起部2の上面に載せることのできる水平片9bで構成されており、このような取手9を頭側風呂蓋3に設けておくことにより、頭側風呂蓋3を設置した状態では、取手の水平片9bが隆起部2上に載るため、頭側風呂蓋3の設置状態が安定したものとなる。
なお、取手9が設けられている頭側風呂蓋3においては、当接面側辺5bの長さが、合せ面側辺5cを除く外周の50%を超えて、当接面側辺5b側に重心位置が存在していても、安定して頭側風呂蓋3を浴槽上面に覆設できるものとなる。
安定部材10は、複数の固定部材11で頭側風呂蓋3の当接面側辺5b側に取り付けられており、固定部材11で平板部4上に固定される固定片10aから、外側へ向かって、外周エッジ部材5の当接面側辺5b上に載るように浮き上がった浮上段片10bが形成され、浮上段片10bから上方へ傾斜して、浴槽内面1fに沿った上傾状の上傾片10cが形成され、上傾片10cの上端には、背もたれ隆起部2の上端に載る上面片10dが連続しており、上面片10dから下方に向かって、背もたれ隆起部2の裏側に当接する引掛け片10eが連続して形成されたものである。
このような安定部材10を頭側風呂蓋3に取り付けておけば、安定部材10を背もたれ隆起部2上に載せて、良好に位置決めして頭側風呂蓋3を浴槽1の上面に載せることができ、載せた状態で頭側風呂蓋3が安定したものとなり、頭側風呂蓋3上に手をついたり、幼児が乗ったりした場合の荷重を、良好にこの安定部材10で受けて、頭側風呂蓋3が回転してひっくり返るようなことがなくなる。
即ち、浴槽1の材質や製造方法によっては、浴槽1の寸法がばらつく場合もあるが、そのような場合においても、図9の安定部材10では隙間を確実に塞いで、浴湯の保温効果を高めることができるものとなる。
このバンド12は、例えば軟質ウレタン等の素材で帯状に形成して、外端側には、切欠き孔12a等を形成させておき、この切欠き孔12aを、浴槽側に立ち上がるフック13に掛止できるように構成しておくことができる。
バンド12を左右方向に2本程度設けておき、それぞれのバンド12,12を、浴槽の頭側フランジ1a上に立設固定されているフック13,13に掛止して、頭側風呂蓋3の設置状態を安定化させることができるものとなる。
なお、固定部材11に対しバンド12が回転できるように固定しておけば、収納時等にはバンド12を平板部4上に回転させてコンパクトに収納できるものとなる。
このヒレ部5dは、外周エッジ部材5を押し出し成形する際に、一体形成することができ、このようなヒレ部5dを外周エッジ部材5に設けておけば、このヒレ部5dが図12に示すように、浴槽内面1fに当接して、頭側風呂蓋3を浴槽1上面に密閉状に被せることができるものとなる。
1a 頭側フランジ
1b 脚側フランジ
1c 洗い場側フランジ
1d 底部
1e 腰掛部
1f 浴槽内面
2 背もたれ隆起部
3 頭側風呂蓋
4 平板部
5 外周エッジ部材
5a テーパー
5b 当接面側辺
5c 合せ面側辺
5d ヒレ部
6 脚側風呂蓋
6a 合せ面側辺
7 平板部
8 外周エッジ部材
9 取手
9a 立上片
9b 水平片
10 安定部材
10a 固定片
10b 浮上段片
10c 上傾片
10d 上面片
10e 引掛け片
11 固定部材
11d 補強板
12 バンド(安定部材)
12a 切欠き孔
13 フック
Claims (2)
- 浴槽内面からフランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、
該風呂蓋は平板状に形成されて、前記隆起部と反対側の辺を除く外周の少なくとも50%は、前記隆起部側の浴槽内面に当接し得る浴槽内面に沿った外形に形成され、他の周囲を前記フランジ上に載せることができるように構成されてなり、該風呂蓋上面に前記浴槽の隆起部上に載る安定部材を立ち上げて設けたことを特徴とする風呂蓋。 - 前記安定部材は、前記隆起部のほぼ全体を覆う形状であることを特徴とする請求項1に記載の風呂蓋。
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