JP2008161398A - 風呂蓋 - Google Patents

風呂蓋 Download PDF

Info

Publication number
JP2008161398A
JP2008161398A JP2006353580A JP2006353580A JP2008161398A JP 2008161398 A JP2008161398 A JP 2008161398A JP 2006353580 A JP2006353580 A JP 2006353580A JP 2006353580 A JP2006353580 A JP 2006353580A JP 2008161398 A JP2008161398 A JP 2008161398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
bathtub
bath lid
bath
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006353580A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Mikami
貴之 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2006353580A priority Critical patent/JP2008161398A/ja
Publication of JP2008161398A publication Critical patent/JP2008161398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)

Abstract

【課題】 浴槽のフランジ部にヘッドレストのような隆起部が形成されている場合において、多種の隆起部に対応できるよう風呂蓋の凹部を大きく取っても、断熱性を損なうことなく強度を確保できるような風呂蓋を提供する。
【解決手段】 フランジ部1aにヘッドレストのような隆起部2が形成されている浴槽1に対応し得るようになした風呂蓋であって、風呂蓋3の裏面には浴槽フランジ部より上方に突出した隆起部全体を覆うことが可能な凹部5aを有し、風呂蓋の上面には前記凹部に沿うように形成された凸部5bを有し、かつ前記凸部と凹部の厚みは、前記凸部および前記凹部と干渉しない部分の風呂蓋と同程度の断熱性能を確保できる厚みにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は浴槽のフランジ部開口を覆って湯温の低下を防ぐ風呂蓋に関する。
浴槽に張った湯温の低下を抑えるために、従来から風呂蓋を用いて保温性を高める方法があり、風呂蓋の断熱性能が保温特性に影響を与えることは、既に知られている。
風呂蓋には2枚や3枚など複数枚のパネルから成る組合せ蓋や、押出成形した細長い部材をつなげた巻蓋などがあるが、これまでの風呂蓋はどちらも浴槽フランジ部が全体に平坦面となっているものを想定していた。しかし、意匠性や入浴感向上のため近年のフランジ部にヘッドレスト等の隆起部が設けられた浴槽が求められるようになってきた。
このため従来技術として、浴槽開口縁の上方に突出したヘッドレストによって風呂蓋を置いた際に隙間が生じないように、断熱風呂蓋の底面を切り欠いた凹部を設けたものが開示されている。(例えば特許文献1)
このように、浴槽フランジ部が平坦面でない場合の風呂蓋も存在するが、従来技術では蓋の上面がフラットであるため、隆起部に当接する凹部の蓋厚が薄くなり、当該部分では十分な断熱性能が得られなくなってしまう。また同時に蓋厚が薄くなることで強度が小さくなってしまうという問題があった。
また、切り欠きの際には風呂蓋の厚みの範囲内の長さしか確保できないため、隆起部の高さが高い場合には隙間が出来てしまうという問題や、デザイン上の制約があった。
特に多種の隆起部に対応できるようにすると凹部の面積が大きくなり、強度等の問題はより大きくなる。
特開2006−238991号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、多種の隆起部に対応できるよう風呂蓋の凹部を大きく取っても、断熱性を損なうことなく、且つ強度を確保できるような風呂蓋を提供することである。
上記目的を達成するために本発明によれば、フランジ部にヘッドレストのような隆起部が形成されている浴槽に対応し得るようになした風呂蓋であって、風呂蓋の裏面には浴槽フランジ部より上方に突出した隆起部全体を覆うことが可能な凹部を有し、風呂蓋の上面には前記凹部に沿うように形成された凸部を有し、かつ前記凸部と凹部の厚みは、前記凸部および前記凹部と干渉しない部分の風呂蓋と略同一の厚みであることを特徴とすることにより、多種の隆起部に対応できるよう風呂蓋の凹部を大きく取っても、断熱性を損なうことなく、且つ強度を確保することを可能とした。
上記のような構成によれば浴槽のフランジ部にヘッドレストや背もたれのような隆起部が形成されている浴槽であっても施蓋状態における隙間の発生を防ぐことができ、蓋本体を切り欠くことなく上記隆起部を覆うことが可能であり、蓋本体の厚みが薄くなることがないので断熱性を損なうことなく、大きな隆起部に対しても対応できるように凹部を大きくしても強度を確保できる。また、前記隆起部の高さや形状に関係なく施蓋でき、風呂蓋と浴槽の製造誤差を吸収することができる。
また本発明の好ましい形態によれば、割蓋を収納する時に風呂蓋の上記凸部を重ねられるようにして、省スペースでの収納時を可能とした。
さらに本発明の好ましい形態によれば、従来は蓋上面を切り欠いて付けていた取っ手を上記凸部と兼用させることで、切り欠きによる蓋の厚みを損なうことなく取っ手を付けることが可能である。
以下、図面に基づき本発明にかかる風呂蓋の実施形態を詳細に説明する。
図1はフランジ部にヘッドレストないし背もたれのような隆起部が形成された浴槽の斜視図であり、図2は前記浴槽と本発明の風呂蓋との対応を示した斜視図、図3には本発明の風呂蓋を前記浴槽上面に施蓋した状態の斜視図、また図4は浴槽に風呂蓋を施蓋した状態の部分断面拡大図である。図5は前記隆起部を覆うことができる部分の斜視図、図6は巻蓋で構成した本発明における風呂蓋の斜視図、図7は前記隆起部を覆うことができる部分を取っ手を兼ねた形状にした一例である。
図1において、浴槽1は本発明の風呂蓋が対応し得る、フランジ部にヘッドレストないし背もたれのような隆起部が形成されている浴槽である。浴槽1は、短辺側上面から略水平状に外側に突出形成されたフランジ1aと、長辺側上面から略水平状に外側に突出形成されたリム1bと、浴槽フランジ部下方に略筒状になした浴槽内面1cと、底面1dから構成される。
フランジ1aの上方からは更に上方に隆起したヘッドレストないし背もたれのような隆起部2が一体形成されており、この前記隆起部2は浴槽内面1cに沿ってフランジ1aの上方まで形成されており、前記隆起部2は浴槽内面1cから連続していることから背もたれとしても利用でき、リラックスした入浴が行えるように構成されている。
このような隆起部2を一体形成した浴槽1の上面に覆設される風呂蓋3は、本例では図2のような断熱心材を中心部に配置し、その表裏両面に化粧板を積層一体化すると共に、外周部にエッジプロテクターを付設した2枚のパネルからなる組合せ蓋4であって、前記隆起部2と干渉し得る箇所に上方に突出した凸状形状部分5が備わっているものである。
通常、風呂蓋では製造上の寸法許容差が大きいため、フランジ部両端にヘッドレストないし背もたれのような隆起部が形成されている浴槽に対応し得るものとしては、前記ヘッドレスト隆起部の当接する部分を切り欠き、施蓋時に干渉しないようにした組合せ蓋が主流であった。しかしこれらは前記隆起部の形状に沿ったものでなければならなく、それぞれの浴槽で対応する風呂蓋を持たなければならなかった。逆に多様な隆起部に対応し得るように凹部の大きさを大きくすると強度上の問題が大きくなるという問題があった。
本発明の風呂蓋3は、組合せ蓋4の両端にヘッドレスト隆起部2を覆うことができるフランジ部上方に凸状の部分5を設けたものであって、前記凸状部分5は裏面に浴槽フランジ1aより上方に突出した前記ヘッドレスト隆起部2全体を覆うことが可能な凹部5aと、上面には前記凹部に沿うように形成された凸部5bとからなり、前記凸部と凹部との間の厚みは断熱性を持たせるため前記組合せ蓋部分4と略同一の厚さとしたものである。
このような構造を有した風呂蓋3により、断熱性および強度を損なうことなく、フランジ部にヘッドレストないし背もたれのような隆起部が形成された浴槽に対応することができ、また前記隆起部に当接せずに覆う構造としたことから、大きさや形状に関係なく多種の隆起部に対応でき、品番の削減やコストダウンが見込める。
上記した風呂蓋3を収納する際は、2枚のうちそれぞれの凸部と凹部を重ねて収納することができ、省スペースで収納することができる。例えばその構造として、凹部の水平断面における開口面積は下方部から上方部に向けて狭くなっており、凸部もそれに沿って根元側に比べて頂上側の方が小さくなっており、且つ前記凹部上方面よりも前記凸部頂上面が小さくなっていることで、凹部に凸部が収納されることになる。また、凸部を覆うように片方の凹部を前記凸部よりも一回り大きくし、大きさの違う凸部を設けることで凸部を凹部に収納できる組合せ蓋なども考えられる。
収納時のことを考慮すれば、組合せ蓋は浴槽長辺及び短辺で共に対称となっている形状が好ましいのは言うまでもない。
また使用上の便宜を図り、図6のように凸状部分に取っ手を兼ねた設計をすることも可能である。例えばその構造として、凸部に十分な厚みを持たせて手を掛けられるように切り欠きを入れたり、取っ手をつけたりすることがあげられる。凸部に手が掛かるような凹凸を設ければ、凸部が取っ手そのものにもなり得る。
なお、上記した本発明の風呂蓋の形態は2枚から成る組合せ蓋を示しているが、フランジ部に設けられた隆起部に対応し得る上方に凸状の部分を有するものであれば、2枚から成る組合せ蓋に限定されることなく、2枚以上の複数枚や一枚物の風呂蓋であっても本発明の範囲に含まれる。また、前記凸状部分は図7のように蓋本体と一体形成したものでなくてももちろん良い。
本発明の風呂蓋は、浴槽のフランジ部にヘッドレストや背もたれのような隆起部が形成されている浴槽であっても施蓋状態における隙間の発生を防ぐことができ、蓋本体を切り欠くことなく前記隆起部を覆うことが可能であり、蓋本体の厚みも十分に確保できるので断熱性を損なうことなく強度を確保できる。また、前記隆起部の高さや形状に関係なく施蓋でき、風呂蓋と浴槽の製造誤差を吸収することができる。
フランジ部にヘッドレストないし背もたれのような隆起部が形成された浴槽の斜視図である。 図1の浴槽と本発明の風呂蓋との対応を示した斜視図である。 図2に示した風呂蓋を浴槽に設置した状態の斜視図である。 施蓋した状態の隆起部の断面図である。 隆起部を覆う凸状部分の斜視図である。 凸状部分に取っ手の機能を設けた一例の斜視図である。 本発明で巻蓋を用いた一例である。
符号の説明
1…浴槽本体
1a…フランジ部
1b…リム
1c…浴槽内面
1d…浴槽底面
2…隆起部
3…本発明における風呂蓋
4…組合せ蓋部分
5…隆起部被覆凸状部分
5a…凸状部分裏面
5b…凸状部分上面

Claims (3)

  1. フランジ部にヘッドレストのような隆起部が形成されている浴槽に対応し得るようになした風呂蓋であって、前記風呂蓋の裏面には前記フランジ部より上方に突出した前記隆起部全体を覆うことが可能な凹部と、風呂蓋の上面には前記凹部に沿うように所定の厚みを有して形成された凸部と、を備え、前記凸部と凹部との間の厚みは、前記凸部および前記凹部と干渉しない部分の風呂蓋と略同一の厚みを持つことを特徴とした風呂蓋。
  2. 蓋本体は断熱心材を中心部に配置し、その表裏両面に化粧板を積層一体化すると共に、外周部にエッジプロテクターを付設した、複数枚のパネルからなる割蓋であって、複数枚の分割パネルのうち前記凸部および前記凹部を有したパネルが少なくとも二つ設けられており、前記凸部および前記凹部を有した異なるパネルはそれぞれ上記凸部と上記凹部を重ねて収納することが可能であることを特徴とした請求項1に記載の風呂蓋。
  3. 上記凸部が蓋の開閉時に取っ手となり得る形状をなした請求項1または請求項2に記載の風呂蓋。
JP2006353580A 2006-12-28 2006-12-28 風呂蓋 Pending JP2008161398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006353580A JP2008161398A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 風呂蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006353580A JP2008161398A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 風呂蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008161398A true JP2008161398A (ja) 2008-07-17

Family

ID=39691642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006353580A Pending JP2008161398A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 風呂蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008161398A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136431A (ja) * 1974-09-25 1976-03-27 Toray Industries Terefutarusankongobutsu no kanetsuhoho
JPS62182689A (ja) * 1986-09-25 1987-08-11 Seiko Epson Corp 電子時計
JP2006150031A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Inax Corp 風呂蓋
JP2006238991A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Inax Corp 風呂蓋

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136431A (ja) * 1974-09-25 1976-03-27 Toray Industries Terefutarusankongobutsu no kanetsuhoho
JPS62182689A (ja) * 1986-09-25 1987-08-11 Seiko Epson Corp 電子時計
JP2006150031A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Inax Corp 風呂蓋
JP2006238991A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Inax Corp 風呂蓋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD560120S1 (en) Lid
USD496108S1 (en) Thermal lumbar wrap
USD496596S1 (en) Image french measuring adjunct
JP2008161398A (ja) 風呂蓋
USD611983S1 (en) Banjo pot sub-assembly
JP4401972B2 (ja) 風呂蓋
JP2006086279A (ja) 電子機器、カバー及び構造体
JP5687080B2 (ja) 風呂蓋
JP5154893B2 (ja) 食品容器
KR200419564Y1 (ko)
USD513808S1 (en) Facade for a building element
JP5416344B2 (ja) 風呂蓋付き浴槽
JP4331123B2 (ja) 風呂蓋
JP4743695B2 (ja) エッジプロテクター及び当該エッジプロテクターを用いた浴槽蓋
JP6481931B2 (ja) 床構造
JP4843534B2 (ja) 浴槽用蓋
JP3140941U (ja) 食品容器
JP6146688B2 (ja) 浴槽
JP4322215B2 (ja) 風呂蓋
JP5746931B2 (ja) パネル体
JP3137275U (ja) 果実包装用容器
JP2000043844A (ja) 断熱紙製容器
JP2006213344A (ja) 箱型容器
JP4787015B2 (ja) コンテナ内部用トレー
JP3135472U (ja) 使い捨てカップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20091214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120105