JP5416344B2 - 風呂蓋付き浴槽 - Google Patents

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Description

本発明は、風呂蓋付き浴槽に関し、詳しくは、浴槽本体の開口部周辺の内面に接するように風呂蓋が落とし込まれて着脱自在に施蓋される構造に関するものである。
従来より、浴室全体に断熱性能が求められるようになり、そのなかで風呂蓋の断熱性能の向上も求められるようになっている。
風呂蓋を高断熱タイプにするためには、真空断熱材などで断熱する必要があり、そのためには、例えば特許文献1等に開示されている簡易的な巻き蓋仕様ではなく、例えば特許文献2等に開示されている、ある程度厚みのある高断熱の組蓋仕様の風呂蓋であることが条件となる。
ところで、近年は例えば図7に示すように浴槽フランジ2の上面が特殊な曲面形状をしたデザイン志向浴槽が増えてきており、この場合において、上記特許文献2に見られる組蓋仕様の風呂蓋では、曲面形状の浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aとの間に隙間が生じてしまう。そこで隙間をなくすためには、結局は図7のように巻き蓋仕様の風呂蓋10を使用するしかなく、この場合、断熱性能が低下するという問題が生じる。そのうえ従来のように風呂蓋10を浴槽フランジ2に載置する方式では、浴槽フランジ2の隅部に浴槽デッキ水栓4等の設備が設置されている場合は、風呂蓋10の一部に該設備を避けるための切り欠き10aを設ける必要があり、このため風呂蓋10の種類が増加して、生産効率が低下し、コスト的、デザイン的にも不利になるといった問題もある。
実開昭60−44686号公報 特開2006−87651号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽フランジの形状に関わらず、風呂蓋と浴槽本体との密着性が得られると共に、浴槽フランジ上面に設置される浴槽デッキ水栓等との干渉もなく、1種類の風呂蓋で様々な様式の浴槽の高断熱化を実現できると共に、風呂蓋の生産性向上、低コスト化、高デザイン化を図ることができる風呂蓋付き浴槽を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、浴槽本体1の上端部に設けられる浴槽フランジ2の上面が非平面形状に形成され、浴槽本体1の開口部周辺の内面1aに接するように風呂蓋3が落とし込まれて着脱自在に施蓋されると共に、施蓋状態にある風呂蓋3の上面3aが非平面形状の浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aよりも上方に突出しないように構成し、風呂蓋3の浴槽本体1との接触する部分に、ゲル状物質を包含した軟質部材5を設けたことを特徴としている。
このような構成とすることで、本発明の風呂蓋3は浴槽フランジ2に載置して施蓋するものではなく、浴槽本体1の内面1aに落とし込んで施蓋する構造であるため、浴槽フランジ2の形状とは関係なく、風呂蓋3と浴槽本体1との高い密着性を確保でき、また高断熱性の組蓋仕様の風呂蓋3が使用可能となるので、高い断熱性能を確保することができると共に、浴槽フランジ2の上面に浴槽デッキ水栓4等との干渉もなくなる。そのうえ風呂蓋3の上面3aが浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aよりも上方に突出しないため、浴槽フランジ2と風呂蓋3との間で一体感が得られ、デザイン性に優れたものとなる。
また、軟質部材5によって風呂蓋3と浴槽本体1との密着性を向上させることができ、断熱性能を一層確保できるようになる。
また、上記浴槽本体1の内面1aに接する風呂蓋3の外端部を、浴槽本体1の内面1aに沿う斜面形状に形成するのが好ましく、この場合、風呂蓋3と浴槽本体1との高い密着性が容易に得られるようになる。
本発明は、浴槽本体内に風呂蓋が落とし込まれて着脱自在に施蓋されることにより、浴槽フランジの形状や浴槽デッキ水栓等とは関係なく、1種類の風呂蓋で様々な浴槽の高断熱化を実現できると共に、風呂蓋の生産性向上及び低コスト化を図ることができ、さらに浴槽フランジと風呂蓋との一体感が得られ、デザイン性向上を図ることができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は、本発明の風呂蓋3を浴槽本体1内に落とし込んで着脱自在に施蓋した状態の説明図であり、図2は非平面形状の浴槽フランジ2を備えた浴槽本体1の説明図であり、図3は本発明の風呂蓋3を左右2分割した一方の組蓋3Aの説明図であり、図4は風呂蓋3の外周部が浴槽本体1の内面1aに密着した状態の説明図である。
浴槽本体1の上端部に設けられる浴槽フランジ2の上面は非平面形状に形成されている。図2の例では、中央が最も低く、両端側がそれぞれ高くなるように緩やかな曲面を描いた形状を例示しているが、勿論、このような曲面形状に限らず、段差のある凹凸形状であってもよく、浴槽フランジ2の非平面形状は適宜設計変更自在である。
風呂蓋3は、浴槽本体1の開口部周辺の内面1aに接するように浴槽本体1内に落とし込まれて着脱自在に施蓋されるものであり、図1(b)に示すように、風呂蓋3の上面3aは、浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aよりも低い位置に位置するように、風呂蓋3の落とし込み深さが決められている。
また本例の風呂蓋3は、断熱体からなる2枚1組の組蓋3A,3Aで構成されている。なお断熱体の材質形状は特に限定されない。各組蓋3Aは左右対称形状をしており、図3に示すように、取手6がそれぞれ設けられていると共に、突合せ面となる1辺3bを除く他の3辺3c〜3eがそれぞれ浴槽本体1と接触する部分となっており、これら3辺3c〜3eに沿って浴槽本体1の内面1aとの密着性を良好にするための軟質部材5が取り付けられている。軟質部材5は、例えば材質が柔らかい天然ゴム、合成ゴム、又は、天然ゴムと合成ゴムとのブレンド材料等で構成されている。さらにゴム製の軟質部材5中に粘性を有するゲル状物質(例えばゲル状のシリコン系材料)を包含させるのが望ましい。
しかして、上記構成の風呂蓋3は、浴槽フランジ2に載置されるものではなく、浴槽本体1の内面1aに落とし込んで施蓋されるものであるから、浴槽フランジ2の上面がたとえ曲面形状であっても、風呂蓋3と浴槽本体1との密着性を確保できるので、例えば断熱性の良い組蓋3Aを使用することによって、高い断熱性能が得られる利点がある。勿論、巻き蓋仕様の風呂蓋も使用可能であるが、断熱性を高める上で組蓋3Aを使用するのが好ましい。しかも浴槽本体1の内面1aに接する風呂蓋3の外周部分には変形しやすい軟質部材5(ゲル状物質入り)が設けられているので、風呂蓋3と浴槽本体1との密着性をより高まり、風呂蓋3の外周部の損傷防止や滑り防止効果にも役立つ。さらに、浴槽フランジ2の隅部に例えば浴槽デッキ水栓4、ジェットバスのボタン等の設備が設置されている場合であっても、従来のような切り欠き10a(図7(a))を設ける必要もなく、従って、1種類の風呂蓋3で様々な浴槽の高断熱化を実現できると共に、風呂蓋3の生産性向上及び低コスト化を図ることができる利点がある。そのうえ、風呂蓋3の施蓋状態では風呂蓋3の上面3aが浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aよりも上方に突出しないため、浴槽フランジ2と風呂蓋3との間で一体感が得られ、デザイン性向上を図ることができ、さらに加えて、落とし込まれた風呂蓋3は容易に外れることがないため、浴槽内に子供が落ちる事故を未然に防止できる利点もある。さらに2枚1組の組蓋3Aのそれぞれに取手6を設けて構成したことによって、取手6をつかんで簡単に着脱ができ、持ち運びや取り扱いをスムーズに行うことができるなど、使い勝手がきわめて良好となる。勿論、風呂蓋3は分割しない1枚物の組蓋で構成されてもよい。
図5は本発明の他の実施形態であり、風呂蓋3を構成する組蓋3Aの外端部を浴槽本体1の内面1aにフィットする斜面形状に形成した場合を示している。他の構成は図1〜図4と同様である。本例では組蓋3Aの外周部3c、3d、3e(図3)の断面形状をそれぞれ上端から下端にいくほど斜め下方に傾斜させており、これにより浴槽本体1の内面1aに風呂蓋3の外周部をそれぞれフィットさせることができるので、仮りに軟質部材5(図3)を用いない場合であっても、高い密着性を容易に確保できる利点がある。
また、前記実施形態では、風呂蓋3の外端部を浴槽本体1の内面1aに密着させることで施蓋する場合を説明したが、浴槽本体1の内面1aに風呂蓋3の外端部を載置するための段落ち部7を設けてもよい。その一例を図6に示す。この場合においても、段落ち部7に載置した風呂蓋3の上面3aが浴槽フランジ2の最も低い上面位置2aよりも上方に突出しないように、段落ち部7の深さを設定することによって、浴槽フランジ2と風呂蓋3との一体感が得られ、デザイン性が向上すると共に、段落ち部7によって風呂蓋3の施蓋状態をより安定化させることができる利点も得られる。
本発明の一実施形態であり、(a)は浴槽本体の内面に接するように風呂蓋を落とし込んで着脱自在に施蓋した状態の平面図、(b)は側面図である。 (a)は同上の浴槽フランジ付き浴槽の平面図、(b)は側面図である。 同上の風呂蓋を左右2分割した一方の組蓋の平面図である。 図1(a)のA−A線断面図である。 本発明の他の実施形態であり、(a)は組蓋の外端部を斜面形状に形成した場合の側面図、(b)は組蓋の斜面形状が浴槽本体の内面にフィットする状態を説明する断面図である。 本発明の更に他の実施形態を示す断面図である。 (a)は従来の巻き蓋仕様の風呂蓋を浴槽フランジの上面に載置した状態の平面図であり、(b)は側面図である。
符号の説明
1 浴槽本体
1a 内面
2 浴槽フランジ
2a 上面位置
3 風呂蓋
3a 上面
5 軟質部材

Claims (2)

  1. 浴槽本体の上端部に設けられる浴槽フランジの上面が非平面形状に形成され、浴槽本体の開口部周辺の内面に接するように風呂蓋が落とし込まれて着脱自在に施蓋されると共に、施蓋状態にある風呂蓋の上面が上記非平面形状の浴槽フランジの最も低い上面位置よりも上方に突出しないように構成し、上記風呂蓋の浴槽本体との接触する部分に、ゲル状物質を包含した軟質部材を設けたことを特徴とする風呂蓋付き浴槽。
  2. 上記浴槽本体の内面に接する風呂蓋の外端部を、浴槽本体の内面に沿う斜面形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の風呂蓋付き浴槽。
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