JP4816657B2 - 浴槽断熱材 - Google Patents

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本発明は、浴槽の断熱材に関するものである。
従来より、浴槽内に貯留された浴湯の保温を目的として浴槽の周壁部の外面に断熱材を貼着している。その断熱材は浴槽の形状に合わせて成形されるものであった(例えば特許文献1参照)。
特開2006−110199号公報
しかし、浴槽には様々な種類や大きさが存在するが故に、浴槽の種類や大きさに合わせた様々な形状の断熱材が必要となる。従って、同形状の浴槽であっても浴槽の大きさに応じた断熱材が必要であり、種々の断熱材を製造するのは製造コストの面で問題があった。また、僅かに浴槽の大きさが異なるものの場合には1つの成形品を使用し、生じる隙間等をテープ等で閉塞しその部分を隠して対応しており、外観的にも非常に好ましくないものとなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、断熱材の外周長さを変更可能に構成することにより、他の浴槽にも対応可能な浴槽断熱材を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、互いに対向する平面視コ字状の曲部断熱材1と該曲部断熱材1の対峙する端面を接続する1対の中間断熱材2とから成り、浴槽を囲むように配設される浴槽断熱材3において、前記中間断熱材2は浴槽断熱材3の厚み方向の半分の厚みTを有し上下方向全長に亘って浴槽の周方向に外側半部から突設される外側半部突条21と、浴槽断熱材3の厚み方向の半分の厚みTを有し上下方向全長に亘って浴槽の周方向に内側半部から突出し外側半部突条21とは突出長さの異なる内側半部突条22を夫々両端に備え、外側半部突条21に相対する曲部断熱材1の端部には外側半部突条21の突出長さL1と同じ長さを有し且つ浴槽断熱材3の半分の厚みTと同寸法の深さを有する外側凹部11を設け、内側半部突条22に相対する曲部断熱材1の端部には内側半部突条22の突出長さL2と同じ長さを有し且つ浴槽断熱材3の半分の厚みTと同寸法の深さを有する内側凹部12を設け、外側半部突条21と外側凹部11とが嵌合するとともに内側半部突条22と内側凹部12とが嵌合する長手方向長さの短い浴槽断熱材3又は、外側凹部11と内側半部突条22とが嵌合するとともに内側凹部12と外側半部突条21とが嵌合する長手方向長さの長い浴槽断熱材3を、選択的に形成可能として成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、従来1種類の浴槽にのみしか対応できなかった浴槽断熱材3が、長手方向長さの異なる2種類の浴槽に対応可能となるものである。
本発明によれば、浴槽断熱材に互換性を持たせたため1種類の浴槽断熱材で長手方向長さの異なる2種類の浴槽に対応することが可能となり、コスト面で利点を有し、また、配設時において継ぎ目の隙間を生じさせることなく設置可能であるから外観面に関しても良好なものとなる。
以下、本発明について添付図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態は、床パン、浴槽断熱材3、浴槽、風呂蓋からなるものである。床パンは通常浴室に設けられ、その構成は上方に開口し略箱状に形成されるものであり、該床パンの内側には浴槽断熱材3の下部が上方から嵌め込まれている。浴槽は、上方に開口した平面視楕円形の椀状に形成されており、該浴槽の上縁から外側に向けて鍔部を突設してあり、該鍔部上面には浴槽の開口を閉塞するように略矩形状の風呂蓋が載置されている。本実施形態では、風呂蓋は浴槽の長手方向を分割して成る2枚の蓋体で構成されており、例えば板状の断熱材の上下両面をFRP或いはアルミ板等からなる化粧板を積層して蓋体本体を形成し、該蓋体本体の外周端部をオレフィン系エストラマーから成る枠の内周側面に形成した嵌込凹部内に嵌め込んで成るものであるが、特に限定されるものではない。
浴槽の外面には発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡フェノール等の合成樹脂発泡体や、グラスウール等の内部に空気泡や空気層を備えた断熱材からなる浴槽断熱材3が全周に亘って覆うように配設されており、該浴槽断熱材3は25mm〜40mmの厚みで形成されるものである。なお、該浴槽断熱材3の材質は上記のものに限定されるものではなく、断熱性を有する部材であればよいものとする。このようにして構成することで、浴槽に貯湯された浴湯の温度低下を防止している。
図1(a)及び図2(a)に示すように、浴槽断熱材3は曲部断熱材1及び中間断熱材2から成るものであり、曲部断熱材1は平面視コ字状に形成されており、該曲部断熱材1は浴槽を囲うように配設され、該曲部断熱材1の対峙する端面を連結するように前記中間断熱材2が配設される。該曲部断熱材1と該中間断熱材2の上端同士及び下端同士は各々面一に形成されており、浴槽の鍔部下面から浴槽の底面まで覆う長さで形成されている。
前記中間断熱材2の一側端部には、該中間断熱材2の厚み(すなわち浴槽断熱材の厚み)の半分の厚みTによって形成され外半部から突設される外側半部突条21が上下方向全長に亘って形成されている。そして、外側半部突条21の形成される端部とは逆に位置する端部には、外側半部突条21と同様の厚みTであり内半部から上下方向全長に亘って内側半部突条22が突設して形成されている。外側半部突条21と内側半部突条22では突出長さが異なっており、本実施形態によれば内側半部突条22が外側半部突条21よりも長く形成されているが、本実施形態に限定されるものではなく、外側半部突条21が内側半部突条22よりも長く形成されていてもよいものである。
前記曲部断熱材1の端部には、前記内側半部突条22の突出長さL2と同等の長さであり且つ該内側半部突条22の厚さTと同等の深さを有し上下長さ全長に亘って凹設される内側凹部12が一端に形成されており、前記外側半部突条21の突出長さL1と同等の長さであり且つ該外側半部突条21の厚さTと同等の深さを有し上下長さ全長に亘って凹設される外側凹部11が他端に形成されている。
1対の曲部断熱材1は、その端部が対向するように配設されるため、一方の曲部断熱材1の端部が内側凹部12ならば対峙する曲部断熱材1の端部は外側凹部11とし、あるいは、一方の曲部断熱材1の端部が外側凹部11ならば対峙する曲部断熱材1の端部は内側凹部12として形成される。そうすることによって、該曲部断熱材1の対峙する端面間に前記中間断熱材2が接続することが可能となる。詳しくは、曲部断熱材1に設けられた内側凹部12に中間断熱材2の内側半部突条22が嵌合し、対峙する曲部断熱材1の外側凹部11に中間断熱材2の外側半部突条21が嵌合するのである。そうすることで、浴槽の外周を囲む浴槽断熱材3を形成し、それらを浴槽の周壁に覆うように配設することができ、浴槽内部の浴湯の湯温低下の防止が可能となる。
次に、異なる長手方向の長さを有する浴槽に浴槽断熱材3を対応させる方法について詳述する。図2(a)及び図2(b)に示すように、前記曲部断熱材1の内側凹部12に前記中間断熱材2の外側半部突条21を嵌合し、対峙する該曲部断熱材1の外側凹部11に該中間断熱材2の内側半部突条22を嵌合する。すなわち中間断熱材2を前後方向に180度回転させる。そうすることで長手方向長さの長い浴槽断熱材3を形成することが可能となる。図1(a)及び図2(b)に示すように、内側半部突条22先端から外側半部突条21基部までの寸法をAとし、外側半部突条21先端から内側半部突条22基部までの寸法をBとすると、元の浴槽の長さよりも長手方向にA−Bの寸法分だけ長い浴槽にも対応できることになる。従って、このA寸法とB寸法の組み合わせを考慮することによって様々な長手方向長さの浴槽に対応が可能となる。また、曲部断熱材1と中間断熱材2に分割する構成にしたので中間断熱材2のみの寸法変更で様々な長手方向長さの浴槽に対応することも可能となり、コスト低減の観点で更に有効である。さらに、曲部断熱材1の外面と中間断熱材2の外面が面一となるように構成しているので、段差部分が生じることもなく外観が損なわれることもない。また、浴槽の長手方向長さの長い構成および短い構成のいずれの構成においても継ぎ目に隙間がなく外周面が連続するように構成されるので、テープ等で隙間を閉塞する必要もなく、外観上良好なものとなる。
本実施形態においては、中間断熱材2と曲部断熱材1の接続部分は接着剤にて貼着されるが、その接着剤は例えばシリコンコーキング剤が使用される。なお、浴槽と浴槽断熱材3は接着剤にて固着されていても単に床パン上に載置され配設されるのみでもよいものである。
本実施形態では、前記曲部断熱材1の端面には外側凹部11と内側凹部12が夫々形成されているが、他の実施形態として、一方の曲部断熱材1の両端に外側凹部11を形成し対向する他方の曲部断熱材1の両端に内側凹部12を形成する構成であってもよい。しかしながら、後者の構成によると曲部断熱材1において各々別々の形状のもの(外側凹部11を両端に成形されたものと内側凹部12を両端に成形されたもの)を製作する必要があるのに対し、前者の構成においては曲部断熱材1は同種のもの(外側凹部11と内側凹部12を形成されたもの)を2式製作するだけで本発明の効果が得られ、前者における構成のほうがコストの面でも有利であるといえる。
浴槽断熱材3の周壁部の上縁部と浴槽の上縁部との間は、浴槽断熱材3の周壁部の内面と浴槽の周壁部の外面に接着したシリコン系充填剤等からなるシール材にて全周に亘ってシールされており、該シール材により浴槽と浴槽断熱材3の間に形成される隙間への湯水の侵入が防止されて、浴槽と浴槽断熱材3との間に水が溜まることを防止している。
本発明の一実施形態を示し、長手方向長さの短い浴槽に対応する浴槽断熱材を説明する図である。(a)は組立斜視図であり、(b)は要部の詳細を説明する図である。 同上の長手方向長さの長い浴槽に対応する浴槽断熱材を説明する図である。(a)は組立斜視図であり、(b)は要部の詳細を説明する図である。
符号の説明
1 曲部断熱材
11 外側凹部
12 内側凹部
2 中間断熱材
21 外側半部突条
22 内側半部突条
3 浴槽断熱材
L1 外側半部突条の突出長さ
L2 内側半部突条の突出長さ
T 外側半部突条及び内側半部突状の厚み

Claims (1)

  1. 互いに対向する平面視コ字状の曲部断熱材と該曲部断熱材の対峙する端面を接続する1対の中間断熱材とから成り、浴槽を囲むように配設される浴槽断熱材において、前記中間断熱材は浴槽断熱材の厚み方向の半分の厚みを有し上下方向全長に亘って浴槽の周方向に外側半部から突設される外側半部突条と、浴槽断熱材の厚み方向の半分の厚みを有し上下方向全長に亘って浴槽の周方向に内側半部から突出し外側半部突条とは突出長さの異なる内側半部突条を夫々両端に備え、外側半部突条に相対する曲部断熱材の端部には外側半部突条の突出長さと同じ長さを有し且つ浴槽断熱材の半分の厚みと同寸法の深さを有する外側凹部を設け、内側半部突条に相対する曲部断熱材の端部には内側半部突条の突出長さと同じ長さを有し且つ浴槽断熱材の半分の厚みと同寸法の深さを有する内側凹部を設け、外側半部突条と外側凹部とが嵌合するとともに内側半部突条と内側凹部とが嵌合する長手方向長さの短い浴槽断熱材又は、外側凹部と内側半部突条とが嵌合するとともに内側凹部と外側半部突条とが嵌合する長手方向長さの長い浴槽断熱材を、選択的に形成可能として成ることを特徴とする浴槽断熱材。
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