JP7081810B2 - 浴室の洗い場床パネル - Google Patents
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Description
特許文献1における浴室洗い場床パネルは、フレーム上に発泡樹脂製のパネル本体が載せられ、その上に表面材が被せられている。パネル本体の外端部には、壁パネルの下端部を支持する受け部材が設けられている。
特許文献2における浴室洗い場床パネルは、フレーム上に載置した受板上に発泡樹脂製のパネル本体(床面材)が載せられ、その上にクッション材が被せられ、更にその上に表面材が被せられている。
本発明は、かかる事情に鑑み、強度を確保しつつ安価に製造でき、かつ表層シートの端部におけるシール性を確保できる浴室洗い場床パネルを提供することを目的とする。
発泡樹脂からなるパネル本体と、
前記パネル本体の下面に被さる下側補強パネル部材と、
前記パネル本体の上面に被さる上側補強パネル部材と、
前記上側補強パネル部材上に被さる表層シートと、
前記パネル本体の外端部に沿って設置された受け部材と、
を備え、前記受け部材が、浴室の壁パネル又は扉枠を受ける壁・枠受け部と、前記壁・枠受け部よりも洗い場内側に設けられた表層端受け部とを有し、
前記表層シートが、前記表層端受け部に被さるシート端部を有し、前記シート端部と前記受け部材との間がシール手段によって水密にシールされていることを特徴とする。
表層シートによって、洗い場床パネルの温熱感性及びクッション性を確保できる。
さらに、シール手段によって表層シートのシート端部と受け部材との間をシールすることで、表層シートと上側補強パネル部材ないしはパネル本体との間に水が浸入するのを防止できる。シート端部及びシール手段を受け部材上に配置することによって、人の荷重などによってパネル本体が撓んだり振動したりしても、シール手段に伝わる影響を緩和することができる。この結果、シール手段のちぎれや剥がれを防止又は抑制でき、表層シートの端部におけるシール性を長期間確保できる。
これによって、シート端部と受け部材との間が第1シール材と第2シール材によって二重にシールされる。この結果、表層シートと上側補強パネル部材ないしはパネル本体との間に水が浸入するのを一層確実に防止できる。
前記第1シール材は、シリコーン等の粘性シール材であることが好ましい。
前記第2シール材は、防水性粘着テープであることが好ましい。
シート端部の端面と凸壁部との間には凹溝が形成される。該凹溝に第1シール材を安定的に充填できる。かつ、第1シール材が浴室壁パネル又は扉枠には接しないように縁切りできる。したがって、浴室壁パネル又は扉枠に何らかの衝撃が加わった場合、その衝撃が第1シール材に直接には伝わらないようにできる。これによって、第1シール部材のちぎれや剥がれを一層確実に防止できる。
凸壁部は、第1シール材の充填量を判断する目安となる。
塗布時の第1シール材は、例えば流動性シリコーン等の比較的低粘度のシール材であることが好ましい。これによって、第1シール材がそれ自体の流動性によって表層シートの端面と凸壁部との間の溝に沿って延展、拡散されるようにでき、第1シール材の塗布作業を効率化できる。凸壁部を設けることによって、低粘度の第1シール材が溝状の壁・枠受け部内へ流れ落ちるのを阻止できる。
表層シートの敷設作業及び第1シール材の塗布作業は、洗い場床パネルの生産工場において行うことができ、製造品質を確保できる。
表層シートの敷設作業及び第1シール材の塗布作業は、建築躯体の浴室施工現場で行ってもよい。
目地部材によって第1シール材を覆うことで、見映えを向上できるだけでなく、ユーザーが清掃等の際に第1シール材に触れるのを防止でき、第1シール材のちぎれや剥がれを一層確実に防止できる。
目地部材は、建築躯体の浴室施工現場で設置できる。
これによって、目地部材の設置作業を容易化できる。かつ目地部材を安定的に設置できる。好ましくは、目地部材は着脱可能である。目地部材を外すと、第2封止材が現れるため、第2封止材の施工状態ないしは供用後の劣化状態を簡単に点検できる。
これによって、上側補強パネル部材と受け部材との干渉を避けつつ、パネル本体の外端部分上に浴室の壁パネル又は扉枠を配置できる。
この場合、パネル本体の上面の外端部分に、受け部材を設置するための凹溝を形成しなくて済み、パネル本体の製造を一層容易化できる。
図1に示すように、浴室1は、浴槽1aと、洗い場1bを備えている。洗い場1bの底部に、洗い場床パネル3が設けられている。浴槽1aの下側には、浴槽1aの排水口からなどの漏水を受ける浴槽パンが設けられている。
図2に示すように、洗い場床パネル3は、平面視で長方形状(四角形状)になっている。
なお、パネル本体11の材質は、EPSに限られず、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等であってもよい。
下側補強パネル部材13の4つの端部には、それぞれ側板部13bが一体に設けられている。これら側板部13bが、下側補強パネル部材13から直角に立ち上がり、パネル本体11の4つの外端面にそれぞれ被さっている。
パネル本体11と上側補強パネル部材12とは、接着剤(図示省略)によって接着されている。接着剤の種類及び塗布範囲は前記と同様である。
パネル本体11が補強パネル部材12,13によって上下から挟まれることによってサンドイッチパネル3aが構成されている。
表層シート14と上側補強パネル部材12とは、両面粘着テープ(図示省略)によって接合されている。若しくは、表層シート14と上側補強パネル部材12とが、接着剤によって接着されていてもよい。
図5に示すように、浴室壁60は、壁パネル61と、支柱部材62を含む。支柱部材62が、連結固定部材65を介して側板部13bに固定されている。壁パネル61が、支柱部材62に支持されている。ひいては、浴室壁60が、下側補強パネル部材13に連結されて支持されている。
図9に示すように、浴室扉70は、扉枠71を有している。詳細な図示は省略するが、扉枠71は、壁パネル61と同様にして、下側補強パネル部材13に連結されて支持されている。
受け部材設置部11eは、上側補強パネル部材12によって覆われていない。上側補強パネル部材12は、パネル本体11の上面の前記三方の外端部分を除く部分に被さっている。
図6(a)に示すように、受け部材20は、樹脂を押出成形してなる押出成形体である。しかも、受け部材20は、硬質樹脂と軟質樹脂を2色押出成形してなる2色成形体である。
硬質樹脂としては、例えばアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)が挙げられるが、これに限られず、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、その他の熱可塑性樹脂であってもよい。
軟質樹脂は、前記硬質樹脂よりも軟質で、好ましくは十分に弾性変形可能であり、かつ水密性を有している。前記軟質樹脂としては、例えばスチレン系エラストマーが挙げられるが、これに限られず、ポリオレフィン系エラストマーなどであってもよい。
更に接着凹部11b,11cにそれぞれ接着剤4が充填されるとともに、凸部22gが接着凹部11cに入り込んで接着剤4b内に埋まり、かつ凸部23dが接着凹部11bに入り込んで接着剤4b内に埋まっている。これによって、受け部材20がパネル本体11に接着剤4により接着されて固定されている。
接着剤4としては、例えばホットメルト接着剤が用いられているが、特にこれに限定されるものではない。
詳述すると、表層シート14の端部14dが表層端受け部23の上面に被さっている。シート端部14dの下面には防水性両面粘着テープ35(第2シール材)が貼り付けられている。防水性両面粘着テープ35としては、例えば強粘着アクリルフォーム構造用接合テープなどのアクリル系粘着テープが用いられている。防水性両面粘着テープ35がシート端部14dの下面と表層端受け部23の上面との間に介在されている。これによって、表層シート14と表層端受け部23とが防水性両面粘着テープ35を介して接合されるとともに、これら表層シート14と表層端受け部23の間が液密にシールされている。
目地材53は、後記目地部材40(図5)の未装着時には外部に露出されている。
ここでは主に受け部材20と壁パネル61との嵌め合い関係について説明し、受け部材20と扉枠71との嵌め合い関係は簡略化する。
壁パネル61の被受入部61bは、受入溝22aの洗い場側とは反対側の内壁22eに突き当てられている。したがって、被受入部61bは、受入溝22aの洗い場側内壁22bのシール材31aと反対側の内壁22eとによって挟み付けられている。これによって、壁パネル61が、受入溝22aの溝幅方向に規制されている。
図8(a)に示すように、目地部材40は、目地本体41と、被係合部45を含む。
目地本体41は、表側片部42と、取付片部43を一体に含み、概略逆L字の断面をなして、同図の紙面直交方向へ延びている。目地本体41は、軟質の樹脂によって構成されている。取付片部43は、表側片部42の外側端部(壁パネル61を向く端部、図8(a)において右端部)から下方へ延びている。
中間突片45bは、目地本体41と同じ材質であってもよい。
目地本体41と係合本体部45xと中間突片45bとが二色成形されることで、目地部材41が形成されていてもよい。
なお、図8(a)に示すように、自然状態(非装着時)における表側片部42は、先端が下へ少し垂れている。図8(b)に示すように、目地部材40を表層シート14と壁パネル61との間に装着すると、表側片部42が表層シート14によって押し上げられ、垂れ下がりが矯正される。これによって、表側片部42を表層シート14の上面に押し当てて密着させることができる。
中間突片45bは、凸壁部25と係合本体部45xとの間に挟み付けられて弾性変形されている。この弾性によって、目地部材40が壁パネル61に押し付けられている。これによって、目地部材40が、受け部材20に対して正確な位置に固定されている。
なお、浴室壁用の受け部材20と壁パネル61とは接着剤などで接着されていない(図8(b))。
洗い場床パネル3の構成部材をそれぞれ作製する。パネル本体11は、発泡成形によって作製できる。上下のパネル部材12,13は、板金加工等によって作製できる。
パネル本体11の上下に補強パネル部材12,13を重ねた積層体を、例えば真空圧空熱プレス機(図示省略)にセットする。パネル本体11と各補強パネル部材12,13の間には、例えば熱硬化性ウレタン系接着剤を塗布しておく。前記真空圧空熱プレス機によって前記積層体を加熱するとともに、空気圧及び真空圧によって前記積層体を厚み方向に圧縮する。これによって、パネル本体11と補強パネル部材12,13とが接合される。
前記補強パネル部材12,13と接合後のパネル本体11における、受け部材設置部11eの接着凹部11b,11cにそれぞれ接着剤4を充填する。
続いて、受け部材20を受け部材設置部11eに設置する。受け部材20は、接着剤4を介してパネル本体11に固定される。
その後、上側補強パネル部材12の上面に表層シート14を貼り付ける。かつ表層シート14の端部14dを表層端受け部23に被せて防水性両面粘着テープ35で貼り付ける。
凸壁部25によって、目地材53が受入溝22aへ流れ落ちるのを阻止できる。また、凸壁部25は、目地材53の充填量を判断する目安となる。
洗い場床パネル3によれば、表層シート14の端部14dと受け部材20との間が、目地材53(第1シール材)と防水性両面粘着テープ35(第2シール材)によって二重にシールされる。したがって、万が一、目地材53がちぎれたり劣化したりしても、表層シート端部14dと受け部材20との間の防水性を確保できる。この結果、表層シート14と上側補強パネル部材12ないしはパネル本体11との間に水が浸入するのを確実に防止できる。
目地材53は、目地部材40の未装着時には外部に露出されているから、目地材53の施工状態、ひいては受け部材20と表層シート14との間のシール状態を容易に点検できる。
次いで、浴室1の四隅を含む外周部に間隔を置いて支柱部材62を立設し、該支柱部材62の下端部を、連結固定部材65を介して下側補強パネル部材13の側板部13bと連結する。
次に、隣接する支柱部材62どうし間に浴室壁60又は浴室扉70を設置する。
図7(b)に示すように、被受入部61bを受入溝22aに挿し入れながら、壁パネル61を漸次起立させる。これに伴って、シール突片31が溝縁部22cのまわりに回転するように変形される。
なお、浴室壁用の受け部材20には溝底シール材32(図9)の塗布作業は不要である。
浴室扉70の被受入部71bは溝底シール材32を介して受け部材20と接着される。したがって、下枠71が踏まれて変形しても、下枠71と受け部材20との強固な接合状態を維持できる。
一方、受け部材20と壁パネル61とは接着剤などで接着されていない。このため、例えば、リフォームなどの際、壁パネル61を受け部材20ひいては洗い場床パネル3から簡単に分離できる。或いは、受け部材20が壁パネル61とくっ付いてパネル本体11から抜けるのを防止できる。
そして、図8(b)に示すように、被係合部45を目地係合部28と係合させることで、目地部材40を受け部材20に対して固定させる。被係合部45と目地係合部28との係合によって、目地部材40を受け部材20に対して正確に位置決めできるから、作業者によって施工品質にばらつきができるのを防止できる。
更に、目地部材40の取付片部43の下端部が第2シール突片部31bに押し当てられることによって、目地部材40とシール突片31との間、ひいては目地部材40と受け部材20との間のシールを強固にできる。
目地部材40の設置によって、目地材53が覆い隠されるから、洗い場床パネル3と浴室壁60との間の隅角部における見映えを良くすることができる。加えて、ユーザーが清掃等の際に目地材53に触れるのを防止でき、目地材53のちぎれや剥がれを防止できる。
更に、洗い場床パネル3によれば、目地材53が浴室壁60又は扉枠71と接しないように縁切りできる。したがって、浴室壁60又は扉枠71に何らかの衝撃が加わった場合、その衝撃が目地材53に直接には伝わらないようにできる。これによって、目地材53のちぎれや剥がれを一層確実に防止できる。
図10及び図11は、本発明の第2実施形態を示したものである。
図10に示すように、第2実施形態の洗い場床パネル3Bにおいては、受け部材80が、サンドイッチパネル3aひいてはパネル本体11の平面視で外側(図10において右側)に配置されている。かつ、受け部材80は、壁・枠受け部材81(壁・枠受け部)と、表層端受け部材82(表層端受け部)とに分割されている。これら2つの受け部材81,82は、それぞれアルミ又は樹脂の押出型材によって構成され、図10の紙面と直交する方向へ延びている。
なお、壁・枠受け部材81と表層端受け部材82とが一体になっていてもよく、受け部材80が単一部材構造であってもよい。
凸壁部25は、壁・枠受け部材81の突壁81bと対向している。これら凸壁部25と突壁81bとの間には、目地受容れ溝86が形成されている。
突壁81bが、凸壁部25よりも上方へ高く突出されている。
低突条82aの高さ、ひいてはシール収容凹部82bの深さは、第2シール材35の厚みとほぼ等しいか、第2シール材35の厚みより僅かに小さい。したがって、第2シール材35の上面は、低突条82aを挟んで隣接するサンドイッチパネル3aの上面とほぼ面一になっている。
第1シール材53と第2シール材35からなるシール手段Sによって、表層シート14の端部14dが二重に防水処理されている。
目地部材40と壁パネル61(又は浴室扉枠)との間には突壁81bが介在されており、目地部材40は、壁パネル61(又は扉枠71)と直接には接していない。したがって、壁パネル61(又は扉枠71)を設置する前であっても、目地部材40を装着できる。
その後、浴室施工現場において、表層シート14の敷設、シート端部14dの止水処理(第2シール材35との接着及び第1シール材53の塗布)、目地部材40の装着、壁パネル61(又は扉枠71)の建て込み、シーリング材84の塗布などの作業が行われる。なお、表層シート14の敷設作業、シート端部14dの止水処理などは、工場で行うことにしてもよい。
洗い場床パネル3Bにおいては、受け部材80がサンドイッチパネル3aの外側に配置されているから、パネル本体11の上面の外端部分に、受け部材を設置するための凹溝状の受け部材設置部11e(図5参照)を形成しなくて済み、パネル本体11の製造を一層容易化できる。
例えば、表層シート端部14dと表層端受け部23との間を接着性シール材によって接着及び防水してもよい。表層端受け部23の上面に凹部を設け、該凹部に前記接着性シール材を充填してもよい。
壁パネル61の被受入部61bと受け部材20,80との間を接着性シール材によって接着及び防水してもよい。受入溝22aの底面に凹部を設け、該凹部に前記接着性シール材を充填してもよい。
凸壁部25を省略してもよい。目地材53(第1シール材)が、壁パネル61又は扉枠71と表層シート端面14eとの間の隙間に充填されていてもよい。
洗い場床パネル3は、浴槽1aの下側に設けられる浴槽パンを含んでいてもよい。浴槽パンは、洗い場床パネル3に対して別体であっても一体であってもよい。
浴室はシャワー室も含む。
浴室の全体が洗い場になっていてもよい。浴室の使用時に、別途、移動式の浴槽を搬入可能であってもよい。
介護施設など向けの大型の浴室であってもよい。
1 浴室
1b 洗い場
3,3B 洗い場床パネル
3a サンドイッチパネル
11 パネル本体
12 上側補強パネル部材
13 下側補強パネル部材
14 表層シート
14d シート端部
14e 端面
20 受け部材
21 受け部材本体
22 壁・枠受け部
22a 受入溝
23 表層端受け部
25 凸壁部
26 凹溝
28 目地係合部
35 第2シール材
40 目地部材
45 被係合部
53 第1シール材
60 浴室壁
61 壁パネル
61b 被受入部
70 浴室扉
71 扉枠
71b 被受入部
80 受け部材
81 壁・枠受け部材(壁・枠受け部)
82 表層端受け部材(表層端受け部)
Claims (7)
- 浴室の洗い場の底部に設置される洗い場床パネルであって、
発泡樹脂からなるパネル本体と、
前記パネル本体の下面に被さる下側補強パネル部材と、
前記パネル本体の上面に被さる上側補強パネル部材と、
前記上側補強パネル部材上に被さる表層シートと、
前記パネル本体の外端部に沿って設置された受け部材と、
を備え、前記受け部材が、浴室の壁パネル又は扉枠を受ける壁・枠受け部と、前記壁・枠受け部よりも洗い場内側に設けられた表層端受け部とを有し、
前記表層シートが、前記表層端受け部に被さるシート端部を有し、前記シート端部と前記受け部材との間がシール手段によって水密にシールされていることを特徴とする洗い場床パネル。 - 前記シール手段が、前記シート端部の端面と前記受け部材との間に設けられた第1シール材と、前記シート端部の下面と前記表層端受け部の上面との間に設けられた第2シール材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の洗い場床パネル。
- 前記受け部材における前記壁・枠受け部と前記表層端受け部との間には、凸壁部が上方へ突出するように形成され、前記凸壁部が前記シート端部の端面と対面しており、前記第1シール材が前記端面と前記凸壁部との間に充填されていることを特徴とする請求項2に記載の洗い場床パネル。
- 前記壁・枠受け部から前記シート端部の上面に跨るように配置されて前記第1シール材を覆う目地部材を、更に備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の洗い場床パネル。
- 前記受け部材における前記壁・枠受け部と前記表層端受け部との間には、目地係合部が設けられ、
前記目地部材には、前記目地係合部と係合される被係合部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の洗い場床構造。 - 前記上側補強パネル部材が、前記パネル本体の上面の外端部分を除く部分に被さっており、前記受け部材が、前記パネル本体の前記外端部分に設置されていることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の洗い場床パネル。
- 前記受け部材が、前記パネル本体の平面視で外側に配置され、前記シート端部が、前記パネル本体の上面より平面視で外方へ延び出て前記表層端受け部に被さっていることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の洗い場床パネル。
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