JP6773330B2 - 浴室洗い場の排水口構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室洗い場の排水口構造に関し、特に洗い場の床基材に敷かれた表層材の開口周縁部の端末保護構造に関する。
浴室の洗い場には、意匠性やクッション性を付加するために、床基材の上に表層材を敷くことがある。表層材は、洗い場の排水口に対応して開口を有している。
特許文献1、2および特許文献3の図1〜図10に記載するように、一般的な排水口構造では、表層材の開口周縁部が、排水口を提供する内枠のフランジ上面に接着されている。そのため、表層材の開口周縁部の端末は露出している。
特許文献3の図11に示す実施例では、内枠のフランジを表層材の開口周縁部の上に被せることにより、この開口周縁部の端末を隠している。内枠のフランジの代わりに、別途枠材を表層材の開口周縁部の上に被せてその端末を隠す場合もある。
特開2013−204259号公報 特開2013−76244号公報 特開2013−53457号公報
先に述べた先行技術では、表層材の開口周縁部の端末が露出しており、内枠のフランジとの間から浸水したり汚れが付着する等の不都合が生じる可能性がある。表層材の開口周縁部の端末が内枠のフランジから剥がれると、浸水等の不都合がさらに顕在化する。
後に述べた先行技術では、表層材の開口周縁が隠されるため、先に述べた先行技術のような不都合を免れるが、内枠のフランジ(または枠材)と表層材の上面との間に段差が生じ、排水性が悪くなる。そのため、髪の毛や汚れが溜まったり、水溜まりに起因してカビが発生する等の不都合が生じる。また、排水口に蓋を設置した状態で、蓋の外にフランジ(または枠材)が露出するため外観も悪い。
前記課題を解決するため、本発明は、床基材と、この床基材の上に敷かれた表層材とを備えた浴室洗い場の排水口構造において、排水口を提供する内枠と、この内枠の内周に取り付けられる補助枠とを備え、上記表層材の開口周縁部が上記内枠の内周に沿って垂下し、その下端が上記補助枠によって覆われていることを特徴とする。
上記構成によれば、表層材の開口周縁部の端末が補助枠に覆われて露出しないので、この端末と内枠との間からの浸水や、端末の汚れ付着を防止できる。
また、補助枠は、表層材の垂下した開口周縁部を覆うので、表層材の上面に段差を形成せずに済む。そのため、排水性を悪化させず、排水性の悪化に伴う汚れの溜まりやカビの発生を抑制できる。
さらに、排水口に蓋を設置した状態で、枠材やフランジが露出しないので外観が良い。
好ましくは、上記内枠の内周の中間高さには周方向に延びる段差が形成され、この段差には、この段差に沿って延びる嵌合溝が形成されており、上記補助枠は上側の押さえ部と下側の嵌合部を有し、この嵌合部が上記嵌合溝に嵌り、上記押さえ部と上記内枠の内周面が協働して、上記表層材の開口周縁部を挟持する。
上記構成によれば、補助枠を上から嵌合溝に嵌め込むことにより、簡単な作業で表層材の開口周縁部を押さえることができる。
好ましくは、上記押さえ部と上記内枠の内周面は、上記表層材の開口周縁部を圧縮状態で挟持する。
上記構成によれば、表層材の開口周縁部を簡単に保持することができる。
好ましくは、上記補助枠の押さえ部は上記嵌合部より内側に張り出しており、この押さえ部の内周面は、その下端が段差の内周縁と一致し、上方に向かって徐々に上記表層材の開口周縁部に近づくように傾斜している。
上記構成によれば、排水口の内周でも段差を抑制することができ、汚れの付着を抑制できる。
本発明の浴槽洗い場の排水口構造によれば、排水性を損なわずに、表層材の開口周縁部の端末での浸水や汚れ付着を防止でき、外観も良好である。
本発明の一実施形態をなす浴室洗い場の排水口構造を示す断面図である。 同排水溝構造を分解して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1、図2を参照しながら説明する。浴室の洗い場1は、浴槽(図示しない)の近傍に形成された排水口1aと、浴槽に沿って直線的に延びる隆起部1bとを有している。
洗い場1は、床基材10と、この床基材10の上に貼られた表層材20とを備えている。
床基材10は、金属製の浅い箱体11に発泡スチロール等からなる発泡材12を収容することにより、構成されている。この箱体11は支柱により建物の床スラブから浮いた状態で支持されている。発泡材12の上面は排水口1aに向かって緩やかな勾配をなしている。上記隆起部1bには追加の発泡材13が配置されている。
表層材20は、クッション層21とこのクッション層21を覆う薄い表面シート22とを積層することにより構成されている。表層材20は発泡材12の上面に対応して排水口1aに向かう緩やかな勾配をなすように成形されている。表層材20は上記隆起部1bにおいて床基材10の発泡材13の洗い場1側の面に沿って上方に延びており、さらに、表面シート22が隆起部1bを回り込んでいる。
次に、洗い場1の排水口1a周りの構造(排水口構造)について詳述する。床基材10の発泡材12には、排水口1aに対応する位置に平面形状が例えば四角形をなす開口12aが形成されている。この開口12a内に、樹脂製の内枠30が配置されている。この内枠30は上記開口12aに対応して平面形状が四角形をなしている。この内枠30に囲われた空間が上記排水口1aとして提供される。
内枠30の下端は床基材10から下方に突出しており、ここに、継手部材50が接続されている。継手部材50には排水管(図示しない)が接続されるようになっている。
内枠30の内周にはその中間高さにおいて、周方向に延びる環状の段差31が形成されている。段差31の上側の内周面32の断面形状は、下側の内周面33の断面形状より1回り大きな四角形をなしている。段差31には、その全周にわたって嵌合溝35が形成されている。
上記表層材20は、上記排水口1aに対応した位置に開口を有しており、その開口周縁部25は、内枠30の上面から上側内周面32に合致した形状に予め成形されている。すなわち、開口周縁部25は、内枠30の上面に沿ってなだらかに傾斜し、上側内周面32に沿って垂下している。したがって、開口周縁部25は短い四角形の筒形状をなしている。表層材20の開口周縁部25は、内枠30の上面から上側内周面32にわたって貼り付けられている。
内枠20の内周には補助枠40が取り付けられている。補助枠40は、上記嵌合溝35に沿った四角形状を有し、上側の押さえ部41と下側の嵌合部42とを全周にわたって有している。
押さえ部41の外周面と嵌合部42の外周面は垂直をなし互いに面一をなしている。押さえ部41は、嵌合部42から内側に張り出しており、その内周面41aは上方に向かって外側に傾斜している。
上述したように表層材20の開口周縁部25が内枠30の上面と上側内周面32に貼り付けられた状態で、上記補助枠40の嵌合部42を内枠30の嵌合溝35に圧入することにより、表層材20の垂下した開口周縁部20aの下部は、補助枠40の押さえ部41と内枠30の上側内周面32との間で圧縮状態で挟持される。その結果、表層材20の開口周縁部25の下端の端末は外部に露出されないので、開口周縁部25の端末と内枠30との間から浸水したり端末に汚れが付着することがない。
また、表層材20の上面には枠材等による段差が形成されず、表層材20の開口周縁部25はなだらかに傾斜しかつ垂下するので、排水性能を悪化させることもない。
上記補助枠40が内枠30に装着された状態で、押さえ部41の内周面41aの下端が内枠30の段差31の内周縁と一致し、内周面41aが上方に向かうにしたがって表層材20に近づくように傾斜しているので、補助枠40と内枠30および表層材20との間に大きな段差がなく、汚れが溜まりにくい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
上記実施形態では表層材をクッション層と表面シートにより構成したが、例えば、3〜5mm程度の単層の塩ビシートであってもよい。この場合、表面に滑り止めの凹凸を形成することができる。
排水口は平面形状が四角形に限らず円形でもよい。
本発明は、浴室洗い場の排水口構造に適用できる。
1 洗い場
1a 排水口
10 床基材
20 表層材
25 開口周縁部
30 内枠
31 段差
32 上側内周面
35 嵌合溝
40 補助枠
41 押さえ部
41a 内周面
42 嵌合部

Claims (4)

  1. 床基材と、この床基材の上に敷かれた表層材とを備えた浴室洗い場の排水口構造において、
    排水口を提供する内枠と、この内枠の内周に取り付けられる補助枠とを備え、
    上記表層材の開口周縁部が上記内枠の内周に沿って垂下し、その下端が上記補助枠によって覆われていることを特徴とする浴室洗い場の排水口構造。
  2. 上記内枠の内周の中間高さには周方向に延びる段差が形成され、この段差には、この段差に沿って延びる嵌合溝が形成されており、
    上記補助枠は上側の押さえ部と下側の嵌合部を有し、この嵌合部が上記嵌合溝に嵌り、上記押さえ部と上記内枠の内周面が協働して、上記表層材の開口周縁部を挟持することを特徴とする請求項1に記載の浴室洗い場の排水口構造。
  3. 上記押さえ部と上記内枠の内周面は、上記表層材の開口周縁部を圧縮状態で挟持することを特徴とする請求項2に記載の浴室洗い場の排水口構造。
  4. 上記補助枠の押さえ部は上記嵌合部より内側に張り出しており、この押さえ部の内周面は、その下端が段差の内周縁と一致し、上方に向かって徐々に上記表層材の開口周縁部に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項2または3に記載の浴室洗い場の排水口構造。
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