JP5448150B2 - 浴槽用コーナーピース - Google Patents
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一方、浴槽は、通常側壁部のコーナー部の少なくとも一つを浴室壁面のコーナー部に寄せて設置されるため、上記の浴槽目地材が上記各コーナー部へ向けて二方向から設置されることになる。したがって、各浴槽目地材の端部が位置する上記コーナー部には、一方の浴槽目地材の端部と他方の浴槽目地材の端部との間に隙間が生じることになるため、この隙間を覆うべくコーナーピースが設置される。
従来、上記の浴槽と浴室壁面との間の浴槽目地構造、及びこれに用いるコーナーピースとしては、下記特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示す浴槽目地構造は、図4に示すように、浴槽100の浴槽框101の一辺101a及び他の一辺101bと浴室壁面102の一方の壁面102a及び他方の壁面102bとの間にそれぞれ浴槽目地材103、103を介装し、浴槽框101、浴室壁面102の各コーナー部間にコーナーピース104を介装するものである。
浴槽目地材103は、浴槽框101、浴室壁面102間の隙間を覆う被覆部105と、この被覆部105から下方へ垂下する垂下壁106とからなるものであり、垂下壁106の下端部に形成された係合壁部(図示せず)を浴槽框101の外側壁107の下端縁に係合させて固定される。
また、コーナーピース104は、浴槽框101、浴室壁面102の各コーナー部間を覆うコーナー被覆部108と、このコーナー被覆部108から下方へ垂下する脚部109とからなるものである。
このコーナーピース104の固定は、従来からの一般的な固定手段を採用した場合、上記浴槽目地材103と同様に、脚部109の下端部に係合壁部を設けておき、この係合壁部を浴槽框101の外側壁107の下端縁に係合させることにより行う。
第1の発明は、浴槽框の外側壁と浴室壁面との間に浴槽目地材が介装される浴室構造に用いられる浴槽用コーナーピースであって、前記浴槽框の上面外縁部と前記浴室壁面の各コーナー部間の領域を覆うコーナー被覆部と、該コーナー被覆部から下方へ垂下し、前記外側壁及び浴室壁面の各コーナー部間に配置される脚部と、前記コーナー被覆部から前記外側壁の外面に沿って下方へ垂下し、前記浴槽目地材の被覆部を係合させる係合溝が形成されている係合壁部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明は、前記脚部は、前記外側壁の外面に当接するように形成されていることを特徴とする。
第3の発明は、前記コーナー被覆部は、介装された浴槽目地材の各端部を覆い、かつ先端部が前記浴槽框の上面へ向けて下方へ湾曲するように形成されると共に、前記浴槽框に向かうに従い漸次厚み寸法が小となるように形成されていることを特徴とする。
よって、コーナーピースに上方からの外力が加えられた場合にも、このコーナーピースの姿勢を常に定められた姿勢に保持することができるという効果を奏する。
図1は、本発明による浴槽用コーナーピース(以下コーナーピースという)を浴槽と浴室壁面との間に設置した状態を示す図である。
図において、符号1は浴室壁面、2は浴槽、3は浴槽目地材、4はコーナーピースである。
図において、浴室壁面1は、壁面1a、1bが直交して交叉するコーナー部5の周辺を示しており、浴槽2は、浴槽框6a、6bが直交して交叉するコーナー部7の周辺を示している。
辺10b、10cは、浴室壁面1a、1bに当接させて配置され、辺10d、10e寄りの壁部は、浴槽目地材3、3の端部3a−1、3a−1を覆うように配置され、辺10f近傍の壁部、即ち、コーナー端10aを始点として視た先端部10tは、一方の浴槽目地材3と他方の浴槽目地材3との間に位置して浴槽框6の水平壁部8の上面側に延出するように配置されている。
先端部10tは、浴槽框6a(6b)の上面へ向けて下方へ湾曲するように形成されると共に、浴槽框6に向かうに従い漸次厚み寸法が小とされている。
係合壁部12には、浴槽目地材3の被覆部3aの端部3uを係合させる係合溝13が形成されている。この係合溝13は係合壁部12の内面側、すなわち係合壁部12が外側壁9側に向く面に形成されたものであり、上方へ向く係合面14を備えている。
この場合、姿勢保持壁部16、16は、図2に示すように脚部11が浴槽框6a(6b)における外側壁9の外面と浴室壁面1a(1b)との間の隙間Sに介装された状態において、これらの間方向の厚み寸法Lが外側壁9の外面と浴室壁面1a(1b)に密に嵌合する寸法とされている。
まず、帯状の浴槽目地材3の垂下部3bを浴槽框6a、6bと浴室壁面1a、1bとの隙間Sに長手方向に沿うように挿入し、被覆部3aが浴槽框6a、6bにおける水平壁部8の上面外縁部9aと浴室壁面1a、1bとの間の領域を覆うように位置させ、垂下部3bの下端部に形成された係合壁部(図示せず)を浴槽框2の外側壁9の下端に係合させて固定する。
そこで、この隙間Sにコーナーピース4を脚部11から挿入し、コーナー被覆部10によって、浴槽目地材3、3の各端部3a−1、3a−1及び浴槽框2のコーナー部7周辺における水平壁部8の上面外縁部9aから浴室壁面1a、1bのコーナー部5に至る範囲を覆う。
ここで、被覆部3aの端部3uが弾性復帰して係合溝13に係合する際には、コーナー被覆部10を押圧する負荷が低下すると共に、端部3uが係合溝13の内壁面に衝突して、明瞭な係合音が発生することになる。よって、作業者は、コーナーピース4が浴槽目地材3に固定されたことを触覚及び聴覚により容易に確認することが出来る。
また、姿勢保持壁部16は、その厚み寸法Lを隙間Sに合わせた寸法としているため、隙間Sにおいて、浴室壁面1a、1b及び浴槽框2の外側壁9との間に密に嵌合する。
2 浴槽
3 浴槽目地材
3a 被覆部
3b 垂下部
4 コーナーピース
5 コーナー部
6 浴槽框
7 コーナー部
9 外側壁
9a 上面外縁部
10 コーナー被覆部
11 脚部
12 係合壁部
13 係合溝
16 姿勢保持壁部
Claims (3)
- 浴槽框の外側壁と浴室壁面との間に浴槽目地材が介装される浴室構造に用いられる浴槽用コーナーピースであって、
前記浴槽框の上面外縁部と前記浴室壁面の各コーナー部間の領域を覆うコーナー被覆部と、
該コーナー被覆部から下方へ垂下し、前記外側壁及び浴室壁面の各コーナー部間に配置される脚部と、
前記コーナー被覆部から前記外側壁の外面に沿って下方へ垂下し、前記浴槽目地材の被覆部を係合させる係合溝が形成されている係合壁部とを備えていることを特徴とする浴槽用コーナーピース。 - 請求項1に記載の浴槽目地用コーナーピースにおいて、
前記脚部は、前記外側壁の外面に当接するように形成されていることを特徴とする浴槽用コーナーピース。 - 請求項1又は2に記載の浴槽用コーナーピースにおいて、
前記コーナー被覆部は、介装された浴槽目地材の各端部を覆い、かつ先端部が前記浴槽框の上面へ向けて下方へ湾曲するように形成されると共に、前記浴槽框に向かうに従い漸次厚み寸法が小となるように形成されていることを特徴とする浴槽用コーナーピース。
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