JP5252648B2 - 浴槽目地材 - Google Patents
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Description
ところで、この種の浴槽目地材が設けられる部分は、浴槽框の外側壁の形状が、例えば長手方向における高さ寸法が変化するような形状の場合、浴槽目地を当該外側壁に良好に係合できない場合がある。すなわち、浴槽目地材は、押出成形法により製造されることから、垂下部の上下方向の寸法が一定であり、取り付け対象となる外側壁の高さ寸法が長手方向に向けて変化する場合に、浴槽目地材の下端部を外側壁下端に係合させることが困難となる。
そこで、このような問題に対処するため、浴槽目地材と浴槽框の側面とを常に堅固に固定する点を改善した浴槽目地材として、下記特許文献1に開示されたものが知られている。
また、浴槽目地材108と浴槽框102との取り付け作業においても、両者に設けた穴の位置合わせをした上で、筒状部材112に軸部材113を挿入して筒状部材112先端を変形させて固定する必要があり、取り付けに手間と時間がかかりその作業が面倒であるという問題があった。
また、上記のようにリベット111を用いることなく、浴槽目地材108の係合壁部107を浴槽框102の外側壁103の下端103aに常に良好に取り付けるためには、該浴槽框102専用の浴槽目地材を製造すればよいが、このような浴槽目地材は押出成形により成形されるため、浴槽框102の外側壁103の形状・仕様に応じて個々に浴槽目地材108の金型を準備しなければならず、製造される浴槽目地材108の大幅なコストアップを招くという問題があった。
請求項1の発明は、浴槽の側壁の上端部に形成された浴槽框の外側壁と浴室の壁面との間に介装される浴槽目地材であって、帯状に形成され、前記外側壁の上端部と前記浴室の壁面との隙間を覆う被覆部と、該被覆部の長手方向に延在し、かつ該被覆部の幅方向中間部から下方に垂下する垂下部と、該垂下部に形成され、前記外側壁下端縁に係合させる係合壁部とを備えてなり、前記係合壁部は、前記垂下部に形成された分断用切れ目を破断して該垂下部から立ち上がるように折曲された壁部であることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記係合壁部は、前記垂下部の長手方向に互いに間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記複数の係合壁部は、前記外側壁下端縁に係合させる係合面の上下方向の位置が、互いに異なるものを含むことを特徴とする。
請求項2の発明によると、係合壁部を、前記垂下部の長手方向に互いに間隔を置いて設けたので、浴槽目地材を全体としてバランスよく外側壁に固定することができる。
図1は、浴室内に設置された浴槽と浴室壁面との間に本発明による浴槽目地材を装着した状態を示す図である。図において、符号1は、浴槽の側壁の上端部に形成された浴槽框の一部を示しており、この浴槽框1は、水平方向に延在する水平壁部2と、その外端から下方へ垂下する外側壁3とを備えている。
また、4は、浴室Aの壁面を示しており、この浴室Aの壁面4と、外側壁3の外面との間には、隙間Sが形成されている。
係合面8bの長手方向、すなわち垂下部7から掛止壁部8aまでの寸法は、外側壁3の厚み寸法よりもやや大きめの寸法とされている。
このように係合壁部8、8を形成した場合には、分断用切れ目30から34を分断した後に、図3に示すように、分断後の部分に開口部35が形成されることになる。
まず、浴室A内に浴槽20を搬入する前に、図2に示すように、浴槽20の側壁22の上部に位置する浴槽框1Aに対向するように浴槽目地材5を配置する。この場合、浴槽目地材5は、係合壁部8を浴槽框1側に向けて立ち上げた状態に加工しておく。また、各浴槽目地材5には、図4に示すようにその浴槽框1側に面する面に一定間隔おきに両面テープ36を貼着しておく。
3 外側壁
3a 外側壁上端部
3b 外側壁下端縁
4 浴室の壁面
5 浴槽目地材
6 被覆部
7 垂下部
8 係合壁部
8a 掛止壁部
8b 係合面
9 下部係合壁部
20 浴槽
22 側壁
30から34 分断用切れ目
F 折曲線
S 隙間
Claims (3)
- 浴槽の側壁の上端部に形成された浴槽框の外側壁と浴室の壁面との間に介装される浴槽目地材であって、
帯状に形成され、前記外側壁の上端部と前記浴室の壁面との隙間を覆う被覆部と、該被覆部の長手方向に延在し、かつ該被覆部の幅方向中間部から下方に垂下する垂下部と、該垂下部に形成され、前記外側壁下端縁に係合させる係合壁部とを備えてなり、
前記係合壁部は、前記垂下部に形成された分断用切れ目を破断して該垂下部から立ち上がるように折曲された壁部であることを特徴とする浴槽目地材。 - 請求項1に記載の浴槽目地材において、
前記係合壁部は、前記垂下部の長手方向に互いに間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする浴槽目地材。 - 請求項2に記載の浴槽目地材において、
前記複数の係合壁部は、前記外側壁下端縁に係合させる係合面の上下方向の位置が、互いに異なるものを含むことを特徴とする浴槽目地材。
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JP2009140480A JP5252648B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 浴槽目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009140480A JP5252648B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 浴槽目地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010284337A JP2010284337A (ja) | 2010-12-24 |
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ID=43540515
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JP2009140480A Active JP5252648B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 浴槽目地材 |
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JP (1) | JP5252648B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003190036A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽端縁と浴室壁面との目地構造 |
JP3608081B2 (ja) * | 2002-04-09 | 2005-01-05 | 株式会社Inax | 浴槽目地材 |
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2009
- 2009-06-11 JP JP2009140480A patent/JP5252648B2/ja active Active
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JP2010284337A (ja) | 2010-12-24 |
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