JP6298778B2 - エンドキャップ及びモールディング - Google Patents

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Description

本発明は、エンドキャップ及びモールディングに関するものである。
従来から、車両には、アウトサイドモール等のモールディングが装着されている。このようなモールディングは、例えば特許文献1に示すように、長尺状のモールディング本体と、このモールディング本体の端部に取り付けられるエンドキャップとを備えている。
特開2008−18895号公報 特開2012−187936号公報
例えば、特許文献2に示すように、アウトサイドモールは、ドアアウタパネルの上縁に設けられたフランジ部(折り返し)をモールディング本体が挟持することによって固定されている。また、エンドキャップの車体からの浮き上がりを防止するために、エンドキャップ自体も車体に対して固定されている。通常、ドアアウタパネルの車両前後方向の端部には、上述のような上縁に設けられる折り返し部が形成されておらず、一枚板の状態とされている。このため、エンドキャップは、スナップフィットを備え、ドアアウタパネルの上記端部に形成された係止孔にスナップフィットを係止させることにより車体に対して固定されている。
しかしながら、近年、ドアアウタパネルの車両前後方向の端部まで上述の折り返し部が設けられた車両も存在する。このような車両では、ドアアウタパネルの端部に係止孔を設けることができず、スナップフィットによってエンドキャップを車体に固定することができない。このため、エンドキャップが車体から浮いてしまうことが懸念される。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、モールディングのエンドキャップが車体に対して浮いてしまうことを防止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、長尺状のモールディング本体の端部に取り付けられるエンドキャップであって、車両のドアアウタパネルの上縁に設けられる折り返し部に下方から係止される係止部を有するという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記モールディング本体の端面を覆うキャップと、当該キャップから上記モールディング本体に沿って延在するベースと、上記モールディング本体に設けられるストッパが上記キャップ側から密接されると共に上記ベースに形成される突起部とを備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記ドアアウタパネルの上方に配置され、下方への移動を規制する規制部を備えるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記係止部と上記折り返し部を挟んで配置される挟持部を備え、上記モールディング本体の延在方向に上記挟持部と上記係止部とが交互に配列されているという構成を採用する。
第5の発明は、長尺状のモールディング本体と、当該モールディング本体の端部に取り付けられるエンドキャップとを備えるモールディングであって、上記エンドキャップとして、上記第1〜第4いずれかの発明であるエンドキャップを備えるという構成を採用する。
本発明によれば、エンドキャップが車両のドアアウタパネルの上縁に設けられる折り返し部に下方から係止される係止部を有している。このため、ドアアウタパネルに係止孔が設けられていなくても、エンドキャップをドアアウタパネルに固定することができる。したがって、本発明によれば、モールディングのエンドキャップが車体に対して浮いてしまうことを防止することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールが設置される車両のフロントドアの正面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールの端部を含む領域をドアパネルの裏側から見た正面図である。 本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールの端部を含む領域の斜視図である。 本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールが備えるエンドキャップを図5と略同一方向から見た斜視図である。 本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールが備えるエンドキャップをモールディング本体側から見た正面図である。 本発明の一実施形態におけるアウトサイドモールが備えるエンドキャップを図6と反対側から見た斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るエンドキャップ及びモールディングの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のアウトサイドモール1(モールディング)が設置される車両のフロントドア10の正面図である。この図に示すように、車両のフロントドア10は、ドアパネル11と、窓枠12と、窓板13と、アウトサイドモール1とを備えている。ドアパネル11は、鋼板からなる強度部材であり、外装パネルであるドアアウタパネル11aと、当該ドアアウタパネル11aの内側に配置されるドアインナパネル11b(図2及び図3参照)とを有している。窓枠12は、ドアパネル11の上部に設けられる枠体である。窓板13は、窓枠12で囲われた領域に配置されており、不図示の昇降機構によって昇降される。
本実施形態のアウトサイドモール1は、ドアパネル11の上端に車両の前後方向(図1の左右方向)に延在して設けられており、ドアパネル11と窓板13との隙間を埋めるように配置されている。以下、本実施形態のアウトサイドモール1について、図2〜図8を参照して詳細に説明する。図2は、図1のA−A線断面図である。また、図3は、図1のB−B線断面図である。また、図4は、本実施形態のアウトサイドモール1の端部を含む領域をドアパネル11の裏側から見た正面図である。また、図5は、本実施形態のアウトサイドモール1の端部を含む領域の斜視図である。なお、図5においては、ドアパネル11及び後述する芯材2aを省略して図示している。
図2に示すように、本実施形態のアウトサイドモール1が取り付けられるドアパネル11は、ドアアウタパネル11aの上端部がドアインナパネル11bの上端部を覆うように、車両の外側から内側に向けて折り返されている。このようにドアアウタパネル11aが折り返された部位を以下、折り返し部11cと称する。ドアパネル11は、図3に示すように、上述の折り返し部11cが車両の前後方向の端部まで設けられた形状を有している。
このようなドアパネル11に対して取り付けられる本実施形態のアウトサイドモール1は、図5に示すように、車用の前後方向に延在する長尺状のモールディング本体2と、当該モールディング本体2の端部に取り付けられるエンドキャップ3とを備えている。なお、図5においては、アウトサイドモール1の片側の端部のみを図示していることから、1つのエンドキャップ3のみが図示されている。しかしながら、本実施形態のアウトサイドモール1は、図5に示していない反対側の端部にも、エンドキャップを有している。このエンドキャップは、図5に示すエンドキャップ3と車両の前後方向において対称であることを除いて、略同一の形状を有している。このため、本実施形態においては、図5に示すエンドキャップ3についての説明を行い、図5に示されていない反対側端部のエンドキャップの説明は省略する。
モールディング本体2は、図2及び図5に示すように、芯材2a(図5において不図示)と、車内側シールリップ部2bと、低摩擦層2cと、車外側シールリップ部2dと、パネル当接部2eと、抜け止め部2fとを備えている。
芯材2aは、ステンレス鋼がロール成形されることによって成形された部品であり、図2に示すように、車内側シールリップ部2b、低摩擦層2c、車外側シールリップ部2d、パネル当接部2e及び抜け止め部2fを直接的または間接的に支持している。この芯材2aは、車内側シールリップ部2b、パネル当接部2e及び抜け止め部2fが固着される平板領域2a1と、車外側シールリップ部2dが固着される先端領域2a2と、平板領域2a1と先端領域2a2を繋ぐ中間領域2a3とを有している。平板領域2a1と先端領域2a2とは、ドアパネル11の折り返し部11cを挟むように対向配置されており、平板領域2a1が車内側に配置され、先端領域2a2が車外側に配置されている。また、中間領域2a3は、平板領域2a1と先端領域2a2とを繋ぐように湾曲されている。この中間領域2a3の車外側の表面は、本実施形態のアウトサイドモール1がドアパネル11に取り付けられたときに、車外から視認される意匠面となる。つまり、本実施形態のアウトサイドモール1は、芯材2aがステンレス鋼で形成されているため、車外から視認した場合に、金属光沢を有するデザイン性の高いものとなる。
車内側シールリップ部2bは、芯材2aの平板領域2a1の車内側全面に固着される樹脂部品である。この車内側シールリップ部2bは、車内側に突出する2つのリップ2b1と、上方に突出する装飾リップ2b2とを有している。リップ2b1は、低摩擦層2cを介して窓板13に当接しており、窓板13と本実施形態のアウトサイドモール1との間に雨水等が入り込むことを防止する。また、リップ2b1は、窓板13の昇降を阻害しない程度の可撓性を有している。低摩擦層2cは、リップ2b1よりも低摩擦なナイロンパイル等を植毛した層であり、リップ2b1の表面に形成され、窓板13に対して直接当接される。
車外側シールリップ部2dは、芯材2aの先端領域2a2の車内側表面に固着される樹脂部品である。この車外側シールリップ部2dは、下方に突出してドアアウタパネル11aの表面に当接するリップ2d1と、パネル当接部2eと共にドアパネル11の折り返し部11cを挟持する挟持突起2d2とを備えている。リップ2d1は、ドアアウタパネル11aと本実施形態のアウトサイドモール1との間に雨水等が入り込むことを防止している。挟持突起2d2は、高さ方向に複数配列されて設けられており、各々の先端が折り返し部11cの表面に当接されている。
パネル当接部2eは、芯材2aの平板領域2a1の車外側の表面上部に固着される樹脂部品である。このパネル当接部2eは、車外側シールリップ部2dの挟持突起2d2と共にドアパネル11の折り返し部11cを挟持する。これらのパネル当接部2eと車外側シールリップ部2dの挟持突起2d2とがドアパネル11の折り返し部11cを挟持することによって、モールディング本体2がドアパネル11に対して固定される。
抜け止め部2fは、芯材2aの平板領域2a1の車外側の表面下部に固着される樹脂部品である。この抜け止め部2fは、車外側に突出する顎部2f1を有している。この顎部2f1は、折り返し部11cを形成するために下方に向けられたドアアウタパネル11aの上端11a1に下方から当接する部位であり、モールディング本体2がドアパネル11に対して上方に抜けることを防止するものである。
また、図5に示すように、モールディング本体2は、端部に切欠部2gが設けられている。この切欠部2gは、モールディング本体2の下部が切除されることによって形成されている。モールディング本体2の端部のうち、切欠部2gによって切除されていない棒状の部位を、以下、延設部2hと称する。この延設部2hは、図3に示すように、芯材2aの一部と、装飾リップ2b2と、車外側シールリップ部2dと、パネル当接部2eの一部とから構成されている。
さらに、モールディング本体2は、図4に示すように、延設部2hから下方に向けて突出するストッパ2iを有している。このストッパ2iは、芯材2aと、車内側シールリップ部2bと、パネル当接部2eとが厚さ方向に積層されて構成されている。このようなストッパ2iは、先端(下端)に向けて幅(車両前後方向の幅)が狭まる略台形形状とされており、傾斜する側縁部2i1を有している。
ストッパ2iは、延設部2hと接続される根元を中心として、図5に示すように傾倒されることによって、エンドキャップ3の後述する突起部3eに密接されている。このストッパ2iは、エンドキャップ3をモールディング本体2に取り付けるときには傾倒されておらず、エンドキャップ3がモールディング本体2に取り付けられた後に、塑性変形されて傾倒される。
このようなモールディング本体2は、ステンレス鋼製の芯材2aに対して、樹脂製の車内側シールリップ部2b、車外側シールリップ部2d、パネル当接部2e及び抜け止め部2fが一体化された構造とされている。このためモールディング本体2は、例えば、押出成形によって形成される。
図6は、エンドキャップ3を図5と略同一方向から見た斜視図である。また、図7は、エンドキャップ3をモールディング本体2側から見た正面図である。また、図8は、エンドキャップ3を図6と反対側から見た斜視図である。エンドキャップ3は、樹脂製の部品であり、図6〜図8に示すように、キャップ3aと、ベース3bと、係止部3cと、挟持部3dと、突起部3eと、規制リブ3f(規制部)とを備えている。
キャップ3aは、モールディング本体2の端面を覆う部位であり、モールディング本体2の端面よりも僅かに大きい板状とされている。ベース3bは、キャップ3aからモールディング本体2に沿って延在する部位であり、キャップ3aの裏面(モールディング本体2側の面)に略垂直に接続されている。係止部3cは、ベース3bから下方に垂下される部位であり、先端に爪部3c1が設けられている。この係止部3cは、図3及び図4に示すように、ドアパネル11の上縁に設けられた折り返し部11cの下方を向く上端11a1に対して、爪部3c1が下方から係止される。また、係止部3cの上下方向における中央部は、折り返し部11cに対して車内側から当接されており、モールディング本体2の車外側シールリップ部2dの挟持突起2d2と共に折り返し部11cを挟持している。
挟持部3dは、図7に示すように、係止部3cと折り返し部11cを挟んで配置されるように、ベース3bから垂下して設けられている。この挟持部3dは、図6及び図8に示すように、ベース3bの延在方向(すなわちモールディング本体2の延在方向)に配列されて2つ設けられている。本実施形態においては、ベース3bの延在方向において、2つの挟持部3dの間に上記係止部3cが配置されており、挟持部3dと係止部3cとが交互に配列されている。つまり、エンドキャップ3を単体で見た場合に、挟持部3dの正面には係止部3cが配置されておらず、係止部3cの正面には挟持部3dが配置されていない構成となっている。これらの挟持部3dは、モールディング本体2にエンドキャップ3が取り付けられた場合に、芯材2aの先端領域2a2と中間領域2a3との間の空間に配置され、先端領域2a2及び車外側シールリップ部2dを介して、係止部3cと共にドアパネル11の折り返し部11cを挟持する。
突起部3eは、ベース3bの先端部に設けられており、ベース3bから下方に突出して設けられている。この突起部3eは、モールディング本体2に設けられたストッパ2iがキャップ3a側から密接される部位である。このような突起部3eに対して、上述のように傾倒されたストッパ2iの側縁部2i1が密接されると、突起部3eがキャップ3aと反対側に押し込まれ、これによってエンドキャップ3がモールディング本体2側に押し込まれる。つまり、本実施形態においては、ストッパ2iによってエンドキャップ3が加締められており、エンドキャップ3のモールディング本体2からの脱落が防止されている。規制リブ3fは、図8に示すように、係止部3cと挟持部3dとの境界部分に形成されており、ベース3bから下方に突出して設けられている。この規制リブ3fは、ドアパネル11の折り返し部11cの上方に配置され、エンドキャップ3の下方への移動を規制する。また、この規制リブ3fは、係止部3c及び挟持部3dの根元に一体的に接続されており、係止部3c及び挟持部3dの強度を向上させている。
このように構成された本実施形態のアウトサイドモール1は、まずモールディング本体2の端部に対してエンドキャップ3を差し込み、ストッパ2iを傾倒させてエンドキャップ3を加締めることによって組み立てられる。その後、本実施形態のアウトサイドモール1は、ドアパネル11に対して取り付けられる。このとき、モールディング本体2は、車外側シールリップ部2dの挟持突起2d2とパネル当接部2eでドアパネル11の折り返し部11cを挟持するようにドアパネル11に対して取り付けられる。
一方、エンドキャップ3は、先端領域2a2及び車外側シールリップ部2dを介して、係止部3cと挟持部3dとでドアパネル11の折り返し部11cを挟持するようにドアパネル11に対して取り付けられる。このようなエンドキャップ3は、車両の前後方向においては、モールディング本体2の端面に当接するキャップ3aと、ストッパ2iに当接する突起部3eとによって移動が規制される。また、エンドキャップ3は、折り返し部11cに下方から係止される係止部3cと、折り返し部11cの上方に配置され、エンドキャップ3の下方への移動を規制する規制リブ3fとによって上下方向への移動が規制される。さらに、エンドキャップ3は、折り返し部11cを挟持する係止部3cと挟持部3dとによって車両の内外方向への移動が規制される。したがって、このようなエンドキャップ3は、本実施形態のアウトサイドモール1がドアパネル11に取り付けられた後には、いずれの方向へも移動されることがない。
以上のような本実施形態のアウトサイドモール1によれば、エンドキャップ3が車両のドアアウタパネル11aの上縁に設けられる折り返し部11cに下方から係止される係止部3cを有している。このため、ドアアウタパネル11aに係止孔が設けられていなくても、エンドキャップ3をドアアウタパネル11aに固定することができる。したがって、本実施形態のアウトサイドモール1によれば、エンドキャップ3が車体に対して浮いてしまうことを防止することが可能となる。
また、本実施形態のアウトサイドモール1においては、モールディング本体2の端面を覆うキャップ3aと、当該キャップ3aからモールディング本体2に沿って延在するベース3bと、モールディング本体2に設けられるストッパ2iがキャップ3a側から密接されると共にベース3bに形成される突起部3eとを備えている。このため、ストッパ2iを傾倒させることによってエンドキャップ3を加締めることができ、エンドキャップ3のモールディング本体2からの脱落を確実に防止することが可能となる。
また、本実施形態のアウトサイドモール1においては、ドアアウタパネル11aの折り返し部11cの上方に配置され、エンドキャップ3の下方への移動を規制する規制リブ3fを備えている。このため、本実施形態のアウトサイドモール1がドアパネル11に取り付けられた後に、エンドキャップ3が下方に移動することを防止することができ、エンドキャップ3が沈むことを防止することが可能となる。
また、本実施形態のアウトサイドモール1においては、モールディング本体2の延在方向に挟持部3dと係止部3cとが交互に配列されている。このため、誤差等によって、ドアアウタパネル11aそのものあるいは折り返し部11cが上方から見て僅かに波打つように変形しているような場合であっても、挟持部3dと係止部3cとが当該変形に合わせて柔軟に変形することができ、確実に挟持部3dと係止部3cとで折り返し部11cを挟持することが可能となる。また、エンドキャップ3を単体で見た場合に、挟持部3dの正面には係止部3cが配置されておらず、係止部3cの正面には挟持部3dが配置されていない構成となるため、エンドキャップ3を射出成形する場合に、スライド型を用いずにエンドキャップ3を形成することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、エンドキャップ3に対して、1つの係止部3cのみを設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、エンドキャップ3が複数の係止部3cを備える構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、モールディング本体2の芯材2aがステンレス鋼からなり、この芯材2aが外部から視認可能なことにより金属光沢を有する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、樹脂材のみからなるモールディング本体を備える構成を採用することも可能である。
1……アウトサイドモール(モールディング)、2……モールディング本体、2a……芯材、2b……車内側シールリップ部、2c……低摩擦層、2d……車外側シールリップ部、2e……パネル当接部、2f……抜け止め部、2g……切欠部、2h……延設部、2i……ストッパ、3……エンドキャップ、3a……キャップ、3b……ベース、3c……係止部、3d……挟持部、3e……突起部、3f……規制リブ、10……フロントドア、11……ドアパネル、11a……ドアアウタパネル、11b……ドアインナパネル、11c……折り返し部

Claims (5)

  1. 長尺状のモールディング本体の端部に取り付けられるエンドキャップであって、
    前記モールディング本体の端面を覆うキャップと、
    当該キャップから前記モールディング本体に沿って延在するベースと、
    前記ベースから下方に垂下され、車両のドアアウタパネルの上縁に設けられる折り返し部に下方から係止される係止部
    を有することを特徴とするエンドキャップ。
  2. 記モールディング本体に設けられるストッパが前記キャップ側から密接されると共に前記ベースに形成される突起
    を備えることを特徴とする請求項1記載のエンドキャップ。
  3. 前記ドアアウタパネルの上方に配置され、下方への移動を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項1または2記載のエンドキャップ。
  4. 前記係止部と前記折り返し部を挟んで配置される挟持部を備え、前記モールディング本体の延在方向に前記挟持部と前記係止部とが交互に配列されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のエンドキャップ。
  5. 長尺状のモールディング本体と、当該モールディング本体の端部に取り付けられるエンドキャップとを備えるモールディングであって、
    前記エンドキャップとして、請求項1〜4いずれか一項に記載のエンドキャップを備えることを特徴とするモールディング。
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