JP5207315B2 - ドアウェザーストリップの取付構造 - Google Patents
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また、このようなウェザーストップの取付構造によれば、中空シール部が車外側に突出しているので、外観を損なうという問題もあった。
これは、自動車のドアパネル1(ドアインナーパネル1a)の車内側に取付けられたドアトリム2の両側端及び下端に沿って、ドアDの閉時にボディ側ドア開口部周縁に弾接する中空シール部22を備えるドアウェザーストリップ20を配置し、ドアトリム2の両側端及び下端は、ドアD面に垂直なドアパネル1の両側面及び下面に沿い車外側から車内側に延びる側壁103から、車内側コーナー部Rを経由してドアパネル1の車内側に沿うとともにドアDの内方に向かって立設され、その立設壁104に車内側に延びるT字状の突起部5を設け、その突起部5に取付基部21に形成した凹部25を嵌め込んでドアウェザーストリップ20を取付ける構造である。
なお、ドアウェザーストリップ20の中空シール部22の上部には第1リップ部28が、中空シール部22の下部には第2リップ部27がそれぞれ設けられている。第2リップ部27は、中空シール部22の車外側に向けて延設され、ドアトリム2の下面(側壁)103と立設壁104とのコーナー部に対して下側から弾接し、また、第1リップ部28は、中空シール部22の上部からドアDの内方に向けて延設され、ドアトリム2の連設壁101と第2立設壁102とのコーナー部に対して下側から弾接している。
また、オープニングトリム30は、車外側壁と車内側壁と両側壁を結合する奥壁からなる断面略U字形状で、ボディパネル3のドア開口縁車内側に形成されたフランジ4を挟持する複数のリップ部32,33が内方に向けて形成され、また、内部には保持力を向上させるため断面略U字形状の芯材31が埋設されている。
なお、請求項11に係る発明において、前記第2立設壁(102)と前記中空シール部(12,42)を面一にするとは、ドアの開時に面一にする場合、ドアの閉時に面一にする場合、ドアの開時と閉時の両方において面一にする場合があることを意味するものである。
また、請求項において、「車内側」,「車外側」とは、ドア閉時における位置関係を示しており、更にドアの「内方側」,「外方側」とは、ドアの中心方向又はその反対方向へ向かう方向を指標とした位置関係を表している。また、「上下方向」とは、車体の上下を基準としている。また、「取付基部の幅方向」とは、ドアウェザーストリップの長手方向(延在方向)に直交する方向である。
よって、型割りの増加にともなう生産性の悪下についても防止される。
そして、ドアトリムの先端部にT字状の突起部を設けても、突起部は、ドアパネルから離間して形成されるとともに、ドアウェザーストリップの取付基部に形成された突起部用凹部に嵌合されることによりドアウェザーストリップは安定して取付けられる。
よって、型割りの増加にともなう生産性の悪下についても防止される。
それに加えて、ドアトリムを曲げて段差部を設け、その段差部に中空シール部を納めるように設けたので、外観上の見栄えが良い。
またドアトリムに形成された屈曲部に嵌合する屈曲部用凹部を形成したので、ドアトリムに対するドアウェザーストリップの取付けを強固にしかも安定した状態で行うことができる。
また、ドアトリムをドアパネルに取付けた後に、ドアトリムの屈曲部先端とドアパネルとの間で延設した屈曲部用凹部の車外側側壁を挟持できるので、接触面積を増やしてシール性を高めることができる。
これにより、ドアウェザーストリップは、ドアトリムとドアパネルの間に安定した状態で取付けられる。
また、ドアトリムの車外側において、ドアウェザーストリップとドアトリムとの接触面積を増やせるとともに、ドアトリムを取付けた際の、屈曲部用凹部の車外側に位置する取付基部の部位の倒れ込みを利用して屈曲部の車外側面に押圧できるのでシール性を高めることができる。
したがって、ドアトリムと中空シール部間に段差は生じないので外観上見栄えが良い。
特にドアが開放されてドアウェザーストリップが見えやすくなった時に中空シール部を第2立設壁と面一にすることによってより見栄えは良くなる。
図1乃至図3を参照して、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの取付構造について説明する。図1及び図2は、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの取付構造の要部を示す断面図で、図1はドア開時の状態を示し、図2はドア閉時の状態を示す。図2は、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの取付構造に関する、図7のA−A線要部拡大断面図に相当する。
また、ドアトリム2に形成された突起部2AよりドアDの内方側(図1,図3では上側)の部位を立設壁104とし、その立設壁104を車内側(図1,図3では右側)に向けて曲げることで連設壁101を形成するとともにさらにドアDの内方側(図1,図3では上側)に向かって曲げることでドアパネル2の車内側に沿う第2立設壁102を形成している。連設壁101はドアインナーパネル1aの立ち上がり部に略直角で、第2立設壁102はドアインナーパネル1aの立ち上がり部に略平行である。また、第2立設壁102は立設壁104に略平行である。
取付基部11は、脚部と脚部のドア内方側に形成された断面略馬蹄型の部位を有し、断面略馬蹄型の内部に突起部用凹部11Aが形成され、突起部2Aを挿入して嵌め込むようになっている。突起部用凹部11Aの車外側に位置する取付基部11の部位11B(断面略馬蹄型の車外側)は、ドアパネル1の車内側に弾接させている。
第2リップ部17は、中空シール部12の下部(ドア外方側)から車外側に向けて延設され、図1及び図2に示すように、ドアパネル1に弾接している。これにより、中空シール部12とドアパネル1間の隙間の発生が防止される。
また、第1リップ部18は、中空シール部12の上部(ドア内方側)からドアDの内方に向けて延設され、図1及び図2に示すように、ドアトリム2の連設壁101と第2立設壁102とのコーナー部に対して下側(ドア外方側)から弾接している。これにより、連設壁101と第2立設壁102とのコーナー部に隙間が発生することが抑制される。
よって、型割りの増加にともなう生産性の悪下についても防止される。
また、ドアトリム2を曲げて段差部100を設け、その段差部100に、ドアウェザーストリップ10の中空シール部11を納めるように設けたので、外観上の見栄えが良い。
これによれば、中空シール部12がドアトリム2よりも車内側に突出することはないので、ドアトリム2と中空シール部12間に段差は生じるものではなく、外観上見栄えが良い。特にドアDが開放されてドアウェザーストリップ10が見えやすくなった時に中空シール部12を第2立設壁102と面一にすることによってより見栄えは良くなる。
次に図5を参照して、本発明の第二実施形態に係るドアウェザーストリップの取付構造について説明する。図5は、本発明の第二実施形態に係るドアウェザーストリップの取付構造の要部を示す断面図で、ドア開時の状態を示す。本発明の第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
また、屈曲部用凹部41Aの車外側に位置する取付基部41の部位41Cは、車外側と車内側に向けて突出していて、車外側の突出部はドアパネル1の車内側に弾接するとともに、車内側の突出部は屈曲部2Bの車外側の面に弾接する。さらに、屈曲部用凹部41Aの車外側に位置する前記取付基部41の部位41Cの車外側の突出部は、車両幅方向外側で、且つドアパネル面内方側に向けて傾斜され、ドアパネル1とドアトリム2の屈曲部2B先端との間で挟持されるようにしており、この取付基部41の部位41Cは、取付けられる前の状態においては、その断面形状でドアトリム2とドアパネル1との隙間よりも長く、取付け時に弾性により収縮してドアパネル1とドアトリム2の間に組付けられる。
また、トリム側凹部2Cに圧入されるリップ部41Bは車外側に向けて延びていて、断面矢印状となっている。リップ部41Bを、ドアトリム2のトリム側凹部2Cの側壁内側に当接させるようにしている。
さらに、取付基部41において、屈曲部用凹部41Aとリップ部41Bとの間には、車外側に突出し、屈曲部2Bと連結部2Dの連設部分の車内側に押し付けられる突条部41Dが設けられている。
屈曲部2Bは、取付基部41の部位41Cの車内側の突出部及び突条部41Dとによって車外側及び車内側から挟み込まれた状態で屈曲部用凹部41A内で保持される。
中空シール部42の上部(ドア内方側)には第1リップ部48が、中空シール部42の下部(ドア外方側)には第2リップ部47がそれぞれ設けられている。第2リップ部47は、中空シール部42の下部(ドア外方側)から車外側に向けて延設され、図5に示すように、ドアパネル1に弾接している。これにより、中空シール部42とドアパネル1間の隙間の発生が防止される。また、第1リップ部48は、中空シール部42の上部(ドア内方側)からドアDの内方に向けて延設され、図5に示すように、ドアトリム2の連設壁101と第2立設壁102とのコーナー部に対して下側(ドア外方側)から弾接している。これにより、連設壁101と第2立設壁102とのコーナー部に隙間が発生することが抑制される。
これは、例えば、取付基部41の厚みを一定にするために中空内壁面41Eに凹凸を設けると、ドア閉時に取付基部41に伝達した力が一部に集中する可能性もあるので、凹凸の無い平面にすることでこれを防止し、しいてはドアウェザーストリップ40の外れを防止している。
更に、ドアウェザーストリップ40には、空気孔(図示しない)が設けられて、ドアの開閉に伴って空気が中空シール部42内を出入りするようになっていて、中空内壁面41Eが平面であるとその空気の出入りがスムーズである。
これによれば、トリム側凹部2Cよりも屈曲部2Bを車内側に設けた構造に追従するようにドアパネルを湾曲形成したので、ドアパネル1とドアトリム2との間隔が近づきドアトリム2をドアパネル1に対して安定して取付けることができる。
よって、型割りの増加にともなう生産性の悪下についても防止される。
そして、ドアウェザーストリップ40の取付基部41に、ドアトリム2に形成された屈曲部2Bに嵌合する屈曲部用凹部41Aと、同じくドアトリム2に形成されたトリム側凹部2Cに圧入されるリップ部41Bとを形成したので、ドアトリム2に対するドアウェザーストリップ40の取付けを強固にしかも安定した状態で行うことができる。
また、図6(b)に示すように、屈曲部用凹部41Aの車外側側壁を延設し、その延設部41Fを、ドアトリム2の屈曲部2Bの車外側の面の上方に回り込むようにし、屈曲部2Bの車外側の面の上方である連結部2Dに接するようにしてもよい。これによれば、ドアトリム2の先端にドアウェザーストリップ40を予め組付けてなる一体化部品とすることができる。また、ドアトリム2をドアパネル1に取付けた後に、ドアトリム2の屈曲部2Bの先端とドアパネル1との間で延設部41Fを挟持できるので、接触面積を増やしてシール性を高めることができる。
また、図5に示した態様では、トリム側凹部2Cを形成するドアトリム2の車外側とドアパネル1(部位1Y)との間には若干の隙間を設けているが、図6に示すように、トリム側凹部2Cを形成するドアトリム2の車外側をドアパネル1に弾接するようにしてもよい。
1a インナーパネル
1X ドアパネルの屈曲部2Bに相対向する部位
1Y ドアパネルのトリム側凹部2Cに相対向する部位
2 ドアトリム
2A 突起部
2B 屈曲部
2C トリム側凹部
2D 連結部
3 ボディパネル
4 フランジ
5 突起部
10 ドアウェザーストリップ
11 取付基部
11A 突起部用凹部
11B 取付基部の車外側の部位
12 中空シール部
12a 中空シール部の部位
17 第2リップ部
18 第1リップ部
20 ドアウェザーストリップ
21 取付基部
22 中空シール部
25 凹部
27 リップ部
28 リップ部
30 オープニングトリム
31 芯材
32 リップ部
33 リップ部
40 ウェザーストリップ
41 取付基部
41A 屈曲部用凹部
41B リップ部
41C 取付基部の車外側の部位
41D 突条部
41E 中空内壁面
41F 延設部
42 中空シール部
47 第2リップ部
48 第1リップ部
100 段差部
101 連設壁
102 第2立設壁
103 下面(側壁)
104 立設壁
L1 下垂線
L2 略水平線
D ドア
P 金型のパート位置
R 車内側コーナー部
Claims (13)
- 自動車のドアパネルの車内側に取付けられたドアトリムの両側端及び下端に沿って、ドアの閉時にボディ側ドア開口部周縁に弾接する中空シール部を備えるドアウェザーストリップを配置し、
ドアトリムの両側端及び下端に、ドアトリムの厚みよりも厚いT字状の突起部を前記ドアパネルから離間して形成するとともに、
前記ドアウェザーストリップの取付基部に、前記突起部に嵌合する突起部用凹部を形成して前記ドアウェザーストリップを取付けることを特徴とするドアウェザーストリップの取付構造。 - 前記ドアトリムに形成された前記突起部より前記ドアの内方側の部位を立設壁とし、その立設壁を車内側に向けて曲げ連設壁を形成するとともにさらに前記ドアの内方に向かって曲げることで前記ドアパネルの車内側に沿う第2立設壁を形成することによって段差部を設けるとともに、前記中空シール部を前記段差部に納めるように配置したことを特徴とする請求項1に記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 自動車のドアパネルの車内側に取付けられたドアトリムの両側端及び下端に沿って、ドアの閉時にボディ側ドア開口部周縁に弾接する中空シール部を備えるドアウェザーストリップを配置し、
ドアトリムの両側端及び下端に、車外側から車内側に向けて屈曲する屈曲部を前記ドアパネルから離間して形成するとともに、
前記ドアウェザーストリップの取付基部に、前記屈曲部に嵌合する屈曲部用凹部を形成して前記ドアウェザーストリップを取付け、
前記ドアトリムに形成された前記屈曲部より前記ドアの内方側の部位を立設壁とし、その立設壁を車内側に向けて曲げ連設壁を形成するとともにさらに前記ドアの内方に向かって曲げることで前記ドアパネルの車内側に沿う第2立設壁を形成することによって段差部を設けるとともに、前記中空シール部を前記段差部に納めるように配置したことを特徴とするドアウェザーストリップの取付構造。 - 前記突起部又は屈曲部より前記ドアの内方側に、車内側に向けて開口するトリム側凹部とを形成するとともに、
前記ドアウェザーストリップの取付基部に、前記トリム側凹部に圧入されるリップ部を形成して前記ドアウェザーストリップを取付けることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。 - 前記リップ部を、前記ドアウェザーストリップの取付基部の幅方向の一端側に設けるとともに、前記突起部用凹部又は前記屈曲部用凹部を、断面略コ字状にして前記ドアウェザーストリップの取付基部の幅方向の他端側に設け、
前記リップ部を、前記ドアトリムのトリム側凹部の側壁内側に当接させるとともに、前記突起部用凹部又は前記屈曲部用凹部の側壁内側を、前記ドアトリムの突起部又は屈曲部先端の車両幅方向両側に当接させることを特徴とする請求項4に記載のドアウェザーストリップの取付構造。 - 前記屈曲部用凹部の車外側側壁を延設し、前記ドアトリムの屈曲部の車外側の面の上方に回り込むようにしたことを特徴とする請求項3乃至5のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記ドアトリムにおいて、前記突起部又は屈曲部は、前記トリム側凹部よりも車内側に形成されるとともに、
前記ドアパネルにおいて、前記突起部又は屈曲部に相対向する部位は、前記トリム側凹部に相対向する部位よりも車内側に突出するように湾曲形成されてなることを特徴とする請求項4又は5に記載のドアウェザーストリップの取付構造。 - 前記突起部用凹部又は前記屈曲部用凹部の車外側に位置する前記取付基部の部位を、前記ドアパネルに弾接させたことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記屈曲部用凹部の車外側に位置する前記取付基部の部位を、車両幅方向外側で、且つ前記ドアパネル面内方側に向けて傾斜させ、前記ドアパネルと前記ドアトリムの屈曲部先端との間で挟持されるようにしたことを特徴とする請求項8に記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記屈曲部用凹部の車外側に位置する前記取付基部の部位を、前記ドアトリムの屈曲部の車外側面に当接させることを特徴とする請求項9に記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記第2立設壁と前記中空シール部を面一にしたことを特徴とする請求項2乃至10のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記中空シール部は、中空シール部の前記ドア内方側から、前記ドアの内方に向けて延設された第1リップ部を備え、前記第1リップ部は、前記連設壁と前記第2立設壁とのコーナー部に弾接することを特徴とする請求項2乃至11のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。
- 前記中空シール部は、中空シール部の前記ドア外方側から、車外側に向けて延設された第2リップ部を備え、前記第2リップ部は、前記ドアパネルに弾接することを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの取付構造。
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