JP2006044529A - 車両用ドアインナパネル - Google Patents

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Yoshihiro Takashima
義浩 高嶋
Keiichi Fukushima
啓市 福島
Takehisa Shamoto
岳久 社本
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Abstract

【課題】ウエザストリップをドアインナパネルの周縁部に取付けるための取付部材をドアインナパネル自体に一体的に形成することにより、ウエザストリップのドアインナパネルへの取付作業の簡略化を図ることにある。
【解決手段】車両用ドアの車外側に配置されるドアアウタパネルに対して車内側に配置されるドアインナパネル1を樹脂製で形成するとともに、ドアインナパネル1の周縁部に配設される防水用のウエザストリップを取付けるための突起部10を該周縁部に形成したことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両用ドアインナパネルに関する。具体的には、自動車用ドアの車両内側を構成する樹脂製の車両用ドアインナパネルに関する。
車両用ドアBの防水対策として、図6のように車両用ドアBの車両A内壁側(図6で見て右側。)を構成する金属製のドアインナパネル50の周縁部にウエザストリップ3を取り付ける方法が知られている(特許文献1を参照。)。
ドアインナパネル50は、ドアアウタパネル52とともに車両用ドアBを構成する。ウエザストリップ3はゴム製のループ状部材である。その外周部には、所定の間隔を空けてクリップをはめ込むための取付孔4が複数設けられている。クリップ51は、ウエザストリップ3とドアインナパネル50とを連結する別個の部材である。
このウエザストリップ3をドアインナパネル50に装着するため、先ず、ウエザストリップ3外周部の孔にクリップ51の一端を差し込み固定する。そしてクリップ51の他端を、ドアインナパネル50周縁部に設けられた複数の孔にそれぞれ差し込み、ドアインナパネル50にウエザストリップ3を装着する。
特開平9−123760号公報
しかし、上述のように複数個のクリップ51を使用すると、ウエザストリップ3とドアインナパネル50の両者にそれぞれクリップ51をはめ込む作業に手間がかかるという問題があった。
更に、ドアインナパネル50周縁部の孔からクリップ51を引き抜くにはクリップ51を壊さなければならず、ウエザストリップ3の交換のたびに新しいクリップ51と交換する必要があった。
本発明は上述した点に鑑みて創案されたものである。つまり本発明が解決しようとする課題は、ウエザストリップをドアインナパネルの周縁部に取付けるための取付部材をドアインナパネル自体に一体的に形成することにより、ウエザストリップのドアインナパネルへの取付作業の簡略化を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の各発明は次の手段をとる。
先ず第1の発明に係る車両用ドアインナパネルは、車両用ドアの車外側に配置されるドアアウタパネルに対して車内側に配置されるドアインナパネルを樹脂製で形成するとともに、ドアインナパネルの周縁部に配設される防水用のウエザストリップを取付けるための突起部を周縁部に形成したことを特徴とする。
この第1の発明では、樹脂製のドアインナパネルの周縁部に形成された突起部をウエザストリップ側の孔に挿入することで、ドアインナパネルにウエザストリップを装着する。
「樹脂」としては、例えばポリビニルアルコール,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリアミド,ポリ酢酸ビニル,アクリロニトリル=スチレン共重合体(AS),アクリロニトリル=ブタジエン=スチレン共重合体(ABS)などの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂,エポキシ樹脂,不飽和ポリエステル樹脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,ポリウレタン樹脂,シリコン樹脂などの熱硬化性樹脂がある。
上述の樹脂は単独で使用してもよく、二種類以上使用されていてもよい。
次に第2の発明に係る車両用ドアインナパネルは、第1の発明に係る車両用ドアインナパネルにおいて、突起部は、ドアインナパネルの周縁部の複数箇所に形成されていることを特徴とする。
この第2の発明では、樹脂製のドアインナパネル周縁部には突起部が複数箇所形成されている。この複数箇所に形成された突起部を用いて、ドアインナパネルにウエザストリップを装着する。
次に第3の発明に係る車両用ドアインナパネルは、第2の発明に係る車両用ドアインナパネルにおいて、突起部は、ドアインナパネルの周縁部の複数箇所に一定の間隔をあけて形成されていることを特徴とする。
ここで「一定の間隔」とは、複数の突起部同士が互いに接触せずにドアインナパネルに配置される間隔のことをいう。全ての突起部が同一の間隔で形成されていてもよい。また、その形成場所によって突起部同士の間隔が異なっていてもよい。突起部同士の間隔が狭い箇所では、その間隔が広い箇所と比較してドアインナパネルとウエザストリップとの結合が強くなる。
次に第4の発明に係る車両用ドアインナパネルは、第1の発明から第3の発明のいずれかの発明に係る車両用ドアインナパネルにおいて、突起部には、その先端部に取付けられたウエザストリップの抜け防止のための係止爪が設けられていることを特徴とする。
この第4の発明では、ウエザストリップに設けられた孔に突起部を挿入すると、突起部先端の係止爪がウエザストリップの一部分と係合する。このため、ウエザストリップに対する突起部の相対移動が制限される。
上述した本発明によれば、次の効果を得ることができる。
先ず第1の発明によれば、ドアインナパネルの周縁部に設けられた突起部を利用してドアインナパネルにウエザストリップを装着することにより、クリップを用いた場合と比較してウエザストリップのドアインナパネルへの取付作業の簡略化を図ることができる。
またクリップを用いない分、そのコストを削減することができる。
次に第2の発明及び第3の発明によれば、複数箇所の突起部を用いてドアインナパネルにウエザストリップを装着するため、ドアインナパネルとウエザストリップとの結合を突起部の形成箇所の数だけ強くすることができる。さらに突起部の形成箇所のあいだの間隔を調節することで、ドアインナパネルとウエザストリップとの結合箇所の係止力を調節することができる。
次に第4の発明によれば、ウエザストリップに対する突起部の相対移動が制限されるため、ウエザストリップから突起部が抜け出ることを防止又は低減することができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は車両用ドアの断面図、図2は車両用ドアインナパネルの斜視図、図3は図2のIII−III断面図、図4は車両用ドアインナパネルに設けられたクリップの断面図を示す。
なお図1の断面図の車両用ドアインナパネル1は、図2のI−I線で示す部位の断面に該当する。
図5はウエザストリップの斜視図を示す。図5のウエザストリップ3は従来品であり、ゴム製のループ状部材である。図3,図4に示すように、ウエザストリップ3には従来通りクリップを取付けるための取付孔4が設けられている。取付孔4は、ウエザストリップ3の内周に沿って複数箇所設けられている(図示せず。)。ウエザストリップ3の内部には空洞部5が形成されており、取付孔4を介して外部と連通している。
実施例1に係る車両用ドアインナパネル1(以下、ドアインナパネル1と呼ぶ。)は、図1のように車両用ドアBの構成要素の一部であり、金属製の車両用ドアアウタパネル2よりも車両A内側(図1で見て左側。)に配設されるものである。
図2のドアインナパネル1は、基部となる矩形状の枠組に各種の付属部材が一体的に形成された樹脂製の一体成形品である。
突起部10は、ドアインナパネル1の周縁部において図2の矢印で示す位置に複数箇所形成されている。つまり図2の突起部10は、ドアインナパネル1の下面21と両側面22,23とに所定の間隔で形成されている。突起部10同士の間隔が他の箇所と比較して狭い箇所(側面23の上部側。)では、ドアインナパネル1とウエザストリップ3との結合が強い。
なおドアインナパネル1とウエザストリップ3との結合は、突起部10と接着材との両者により行なわれている。このため、突起部10が形成されていない箇所におけるドアインナパネル1とウエザストリップ3との結合は公知の接着材を用いてなされている。
図4の突起部10は丸リベット形状であり、胴体部11と係止部12とからなる。
胴体部11は円筒状であり、その基部でドアインナパネル1と一体となっている。その先端には係止部12が形成されている。胴体部11の径は、ウエザストリップ3に設けられた取付孔4の径と同じ若しくはそれよりも小さく形成されている。
係止部12は円錐状であり、その底面部12aで胴体部11と連結している。底面部12aの径は、ウエザストリップ3に設けられた取付孔4の径よりも大きく形成されている。胴体部11の径よりも底面部12aの径の方が大きいため、底面部12aがその径方向に張出した形状となっている。
この底面部12aの張出した部分が、本発明の「係止爪」にあたる。
次にウエザストリップ3の装着方法を、図3及び図4に基づいて説明する。
上述のドアインナパネル1にウエザストリップ3を装着するには、先ず、係止部12の頂部12bからウエザストリップ3の取付孔4に押し込む。このとき取付孔4は、ゴムの本来有する弾性により突起部10を受けて径方向に拡がる。そして係止部12の底面部12aを通過し、ウエザストリップ3内部の空洞部5に係止部12が収納される。底面部12aが通過した後の取付孔4は、その弾性により元の径の大きさにもどる。こうしてウエザストリップ3をドアインナパネル1に装着することができる。
この突起部10を抜け方向に引張ると、係止部12の底面部12aがウエザストリップ3の取付孔4の周辺部分と係合する。このためウエザストリップ3に対する突起部10の相対移動が制限される。この結果、ウエザストリップ3から突起部10が抜け出ることを防止又は低減することができる。
次にドアインナパネル1の作用・効果について説明する。
ドアインナパネル1の周縁部に設けられた突起部10を利用してドアインナパネル1にウエザストリップ3を装着する。このためクリップを用いた場合と比較して、ウエザストリップ3のドアインナパネル1への取付作業の簡略化することができる。
またクリップを用いない分、そのコストを削減することができる。
また複数箇所の突起部10を用いてドアインナパネル1にウエザストリップ3を装着するため、ドアインナパネル1とウエザストリップ3との結合を突起部10の形成箇所の数だけ強くすることができる。さらに突起部10の形成箇所のあいだの間隔を調節することで、ドアインナパネル1とウエザストリップ3との結合箇所の係止力を調節できる。
[その他の実施の形態]
本発明に係るドアインナパネルは、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その他各種の実施の形態を取り得る。
突起部10は、各種の形状・大きさをとることができる。胴体部11の形状は、例えば四角柱や六角柱などの多角柱,円錐や多角錐であってもよい。また係止部12の形状も、例えば四角柱や六角柱などの多角柱,円柱,多角錐,球であってもよい。
突起部10の設けられる位置も適宜変更可能である。例えばドアインナパネル1周縁部の下面21と両側面22,23とに等間隔で突起部10が形成されていてもよい。
突起部10の形成箇所の数もウエザストリップ3とドアインナパネル1とに要求される結合力が得られる限り適宜変更可能である。図2で示された14箇所より少なくともよく又多くてもよい。
車両用ドアの断面図である。 車両用ドアインナパネルの斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 突起部の側面図である。 ウエザストリップの斜視図である。 従来のウエザストリップの取付状態を示した図である。
符号の説明
1,2 ドアインナパネル
3 ウエザストリップ
4 取付孔
5 空洞部
10 突起部
11 胴体部
12 係止部
12a 底面部
12b 頂部
21 下面
22,23 側面
50 (金属製の)ドアインナパネル
51 クリップ
A 車両
B 車両用ドア

Claims (4)

  1. 車両用ドアの車外側に配置されるドアアウタパネルに対して車内側に配置されるドアインナパネルを樹脂製で形成するとともに、該ドアインナパネルの周縁部に配設される防水用のウエザストリップを取付けるための突起部を該周縁部に形成したことを特徴とする車両用ドアインナパネル。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアインナパネルであって、
    前記突起部は、前記ドアインナパネルの周縁部の複数箇所に形成されていることを特徴とする車両用ドアインナパネル。
  3. 請求項2に記載の車両用ドアインナパネルであって、
    前記突起部は、前記ドアインナパネルの周縁部の複数箇所に一定の間隔をあけて形成されていることを特徴とする車両用ドアインナパネル。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用ドアインナパネルであって、
    前記突起部には、その先端部に取付けられたウエザストリップの抜け防止のための係止爪が設けられていることを特徴とする車両用ドアインナパネル。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010274792A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウェザーストリップの取付構造及びその取付方法
JP2011088472A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウェザーストリップの取付構造
US8881465B2 (en) 2012-12-06 2014-11-11 Hyundai Motor Company Door sealing structure for motor vehicle

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