JP4268387B2 - 結合クリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材と板材、例えば自動車におけるバンパーとバンパービーム、または、シャーシとエンジンアンダーカバーとを、ボルト・ナットを使用せずに結合することのできる合成樹脂製の結合クリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記した合成樹脂製の結合クリップとして、下端から上方へ向けて形成した複数のスリットによって拡開可能な複数の切割り片が形成された筒形胴部、この筒形胴部の上端外周から外側へ張り出した鍔部を備えた雌部材と、円板状の頭部、この頭部の下面から垂下し、前記筒形胴部内へ押し込まれることによって前記複数の切割り片を外側へ拡開させる軸部を備えた雄部材とで構成されたものが、例えば実公平6−45048号公報に記載されている。
【0003】
この結合クリップを使用して固定板材に対した被固定板材を固定する場合は、固定板材と被固定板材とを重ねて両板材の挿入孔を連通させ、この連通した両挿入孔内へ仮組立状態の結合クリップを下端側から挿入し、その後、雄部材を雌部材内へ押し込むと、雌部材の複数の切割り片が雄部材の軸部によって半径方向の外側へ拡開させられることにより、雌部材の鍔部と複数の切割り片とで固定板材に対して被固定板材を結合、固定させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この結合クリップを自動車に使用して板材と板材とを結合、固定させると、結合クリップ、板材に常に振動が加わり、板材と板材との間に隙間が発生し、この隙間に起因してがたつき、緩み、異音などが発生する。
また、板材と板材とを一定以上の結合力で結合、固定させ、かつ、雄部材を雌部材内へ押し込む操作力を小さくするため、許容できる板厚の範囲が狭く、両板厚の変化に応じてその都度新たな結合クリップを製作する必要があった。
【0005】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、軟質部材の高い摩擦力、弾性力により、振動が加わっても板材と板材との間に隙間を発生させることなく板材と板材とを結合、固定することによってがたつき、緩み、異音などの発生を防止できるとともに、広い範囲の板厚の板材同士を結合、固定することのできる結合クリップを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、下端から上方へ向けて形成した複数のスリットによって拡開可能な複数の切割り片が形成された筒形胴部、この筒形胴部の上端外周から外側へ張り出した鍔部を備えた雌部材と、円板状の頭部、この頭部の下面から垂下し、筒形胴部内へ押し込まれることによって前記複数の切割り片を外側へ拡開させる軸部を備えた雄部材と、からなる合成樹脂製の結合クリップにおいて、前記切割り片の外周の周方向の中心に縦溝を形成し、前記縦溝に軟質部材の垂下部を外周から僅かに突出する高さに装着したものである。
そして、鍔部の下側に軟質部材を配設したり、さらに、切割り片の外周に配設した軟質部材と、鍔部の下側に配設した軟質部材とを一体的に形成するのが望ましい。
なお、軟質部材は雌部材に一体的に形成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態である結合クリップの分解斜視図、図2は雌部材の平面図、図3は軟質材を取り付けた雌部材の底面図、図4は図2のX−X線で破断した側面図、図5は雄部材の底面図である。
【0008】
これらの図において、結合クリップ1は、雌部材11と、合成樹脂で成形した雄部材31とで構成されている。
【0009】
上記した雌部材11は、外面が球面状の下底を有した平面視円形の筒形胴部12と、この筒形胴部12の上端外周から外側へ張り出した平面視円形の鍔部17と、この鍔部17の下側から筒形胴部12の外周に配設された軟質部材24とで構成され、筒形胴部12と鍔部17とが合成樹脂で一体的に形成されている。
【0010】
そして、筒形胴部12は、下端から上方へ向けて、例えば上端まで形成した複数、例えば90度分割の4つのスリット13によって拡開可能な4つの切割り片14とされている。
このようにして4つの切割り片14がスリット13によって形成されることにより、各切割り片14の下端内側に爪15が設けられることになる。
なお、各切割り片14の外周の周方向の中心には、軟質部材24の垂下部27を取り付けるための縦溝16が設けられている。
【0011】
次に、鍔部17は、平面視円形の平板18と、この平板18の外縁に、内側に雄部材31の頭部32を位置させることのできる半径で4つのスリット13に対応させてスリット13の半径方向の外側に位置する円弧状の突起23とで構成されている。
なお、各突起23の上端は、結合クリップ1で固定板材に対して被固定板材を結合、固定した固定状態において、頭部32の外縁よりも上側へ突出する。
【0012】
そして、平板18には、上側の突起23の間に180度の位相で工具の先端を差し込んで平板18から頭部32を浮上させるための凹部19が設けられ、下側に軟質部材24を取り付けるための溝20が設けられている。
なお、溝20は、軟質部材24の環状部、例えば円環状部25を取り付けるための円環状溝21と、軟質部材24の円環状部25から内側へ90度分割で延びる水平部26を取り付けるための、円環状溝21と縦溝16とを連通させる接続溝22とで構成されている。
【0013】
次に、軟質部材24は、例えば熱可塑性エラストマーで成形され、円環状溝21に取り付けられる円環状部25と、各接続溝22に取り付けられる90度分割で、円環状部25から内側へ延びる水平部26と、各縦溝16に取り付けられる各水平部26の内側端から垂下する垂下部27とで構成されている。
この軟質部材24は、雌部材11に取り付けられると、図4に示すように、鍔部17の下側、および、筒形胴部12(切割り片14)の外周から僅かに突出する高さとされている。
【0014】
上記した雄部材31は、中央部が肉厚で、周縁へ行く程肉薄になる碁石状で、各突起23が形成する円内に収まる平面視円形をした板状の頭部32と、この頭部32の下面の中心から垂下し、筒形胴部12内へ押し込まれることによって各切割り片14を外側へ拡開させる軸部33とで構成されている。
【0015】
そして、軸部33は、筒形胴部12の内径よりも僅かに細い外径で断面が円形の軸34と、この軸34の外周に、スリット13の外径(筒形胴部12の外径)よりも僅かに細く、スリット13の幅よりも僅かに狭く、各スリット13に対応させて頭部32から軸34の途中まで垂下した回転防止機能を有するガイドリブ41とで構成されている。
【0016】
次に、軸34は、筒形胴部12を貫通して下側へ突出する長さで、下端部に下側へ窄む円錐形の先端部35が設けられ、この先端部35の上側に、下側へ窄む円錐形の円錐ガイド部37、この円錐ガイド部37の外側を周方向へ90度分割し、ガイドリブ41の延長線上に位置する補強リブ38が設けられ、この円錐ガイド部37の上側に、上側へ窄む円錐台形状の細径部39が設けられている。
そして、先端部35の上面が、結合クリップ1を仮組立状態としたとき、爪15が係合して軸部33から雌部材11が抜け出るのを阻止する係止段部36となる。
また、細径部39によって形成される凹部の下底面が、結合クリップ1を組立状態として固定板材に対して被固定板材を結合、固定したとき、各切割り片14を拡開させた状態に維持する拡開係止段部40となる。
なお、円錐ガイド部37と補強リブ38とによって形成される凹部が、仮組立状態における爪15を収納する凹部となる。
【0017】
次に、各ガイドリブ41は、ガイド機能を有するように、下端外側が下側へ円錐形に窄められて細幅とされ、補強リブ38に連なるように設けられている。
【0018】
図6は仮組立状態とした結合クリップの図2のY−Y線に相当する部分で一部を破断した側面図、図7は固定板材に対して被固定板材を結合、固定した組立状態の結合クリップの説明図である。
【0019】
図6において、51は固定板材を示し、筒形胴部12の外径よりも僅かに大きい円形の挿入孔52が設けられている。
61は固定板材51に結合、固定される被固定板材を示し、挿入孔52と同じ円形の挿入孔62が設けられている。
【0020】
次に、軟質部材24の雌部材11への取付について説明する。
まず、軟質部材24の各垂下部27を筒形胴部12の各縦溝16に対応させ、軟質部材24内へ筒形胴部12を下端側から挿入し、縦溝16内へ垂下部27を挿入する。
そして、円環状部25を円環状溝21内へ挿入するとともに、各水平部26を各接続溝21内へ挿入すると、図3および図4に示すように、軟質部材24を雌部材11へ取り付けることができる。
このようにして軟質部材24を雌部材11へ取り付ける場合、接着剤を使用すると、軟質部材24を雌部材11へ剥がれないように取り付けることができる。
【0021】
次に、結合クリップ1の仮組立について説明する。
まず、雌部材11の各スリット13に雄部材31の各ガイドリブ41を対応させ、筒形胴部12内へ軸部33を先端部35側から挿入すると、円錐形の先端部35が各爪15に当接して各切割り片14を拡開させるので、先端部35が爪15の間を進むことができる。
そして、先端部35が筒形胴部12の下端から突出すると、各切割り片14は自身の弾性で元の状態に窄むので、図6に示すように、各爪15が係止段部36に上側から係合し、結合クリップ1の仮組立状態となり、この状態で自動車などの組立工場に納入される。
この状態で、各ガイドリブ41の下側は各スリット13の上側内に入り、各補強リブ38は爪15の間に位置し、雌部材11に対して雄部材31の回動を規制している。
【0022】
次に、仮組立状態の結合クリップ1を使用して固定板材51に対する被固定板材61の結合、固定について説明する。
まず、図7に示すように、固定板材51の挿入孔52に挿入孔62が重なるように被固定板材61を位置決めする。
そして、仮組立状態の結合クリップ1の先端部35側を、被固定板材61側から挿入孔62,52内へ挿入し、軟質部材24の円環状部25および水平部26を被固定板材61に当接させる。
このように円環状部25および水平部26を被固定板材61に当接させると、結合クリップ1の下端が固定板材51の下側へ突出する。
【0023】
上述したように、円環状部25および水平部26を被固定板材61に当接させた状態で、雄部材31を雌部材11内へ頭部32が突起23の内側に没して鍔部17に当接するまで押し込むと、円錐ガイド部37が各爪15に当接して各切割り片14を徐々に、かつ、均一に拡開させるので、円錐台形部37が爪15の間を進むことができる。
そして、円錐ガイド部37が筒形胴部12の下端から突出すると、各切割り片14は自身の弾性で元の状態に窄むので、図7に示すように、各爪15が細径部39によって形成される凹部内へ入り、拡開係止段部40に上側から係合し、各切割り片14は拡開状態を維持し、雌部材11に対して雄部材31を結合、固定した結合クリップ1の組立状態となる。
【0024】
このように結合クリップ1を組立状態にすると、各切割り片14が拡開することにより、軟質部材24の各垂下部27が固定板材51の挿入孔52の下側縁に圧接するとともに、軟質部材24の円環状部25および各水平部26が被固定板材61の上面に圧接することにより、固定板材51に対して被固定板材61を結合、固定することができる。
この固定板材51と被固定板材61との結合、固定状態においては、軟質部材24が両板材51,61に圧接しているので、軟質部材24の高い摩擦力により、振動が加わっても固定板材51と被固定板材61との間に隙間が発生せず、がたつき、緩み、異音などの発生を防止できる。
また、軟質部材24の高い摩擦力、弾性力により、板厚の誤差を吸収できるので、広い範囲の板厚の固定板材51と被固定板材61とを結合、固定することができる。
【0025】
次に、結合クリップ1で結合、固定した固定板材51と被固定板材61との分離について説明する。
まず、鍔部17と頭部32との間から凹部19内へ、例えばマイナスドライバーの先端を差し込み、マイナスドライバーの柄の部分を押し下げると、てこの原理によって頭部32に軸部33を雌部材11から引き抜く大きな力が作用し、各切割り片14が拡開することによって各爪15が拡開して拡開係止段部40から外れることにより、頭部32が鍔部17から浮上する。
【0026】
このように頭部32が鍔部17から浮上すると、各爪15は各切割り片14の弾性力によって窄み、円錐ガイド部37の周面に圧接するので、各切割り片14の弾性力と、円錐ガイド部37とにより、雄部材31は、図6に示すように、または、各爪15の下端と係止段部36との間に少し間隔ができる状態まで浮上し、軟質部材24の各垂下部27および各切割り片14が各挿入孔52,62から抜き出せる状態になる。
したがって、このままの状態で、または、結合クリップ1を各挿入孔52,62から抜き出すことにより、固定板材51に対して被固定板材61を分離させることができる。
【0027】
上述したように、この発明の一実施形態によれば、切割り片14の外周と、鍔部17の下側とに軟質部材24を配設したので、軟質部材24を固定板材51の挿入孔52の下側縁、および、被固定板材61の上面に圧接させ、固定板材51に対して被固定板材61を結合、固定させると、軟質部材24の高い摩擦力により、振動が加わっても固定板材51と被固定板材61との間に隙間が発生せず、がたつき、緩み、異音などの発生を防止でき、また、軟質部材24の高い摩擦力、弾性力により、板厚の誤差を吸収できるため、広い範囲の板厚の固定板材51と被固定板材61とを結合、固定することができる。
また、切割り片14の外周に配設する軟質部材(垂下部27)と、鍔部17の下側に配設する軟質部材(円環状部25および水平部26)とを一体的に形成したので、部品点数を少なくすることができるとともに、軟質部材の取付工数を少なくすることができる。
【0028】
上記した実施形態では、スリット13、切割り片14、補強リブ38、ガイドリブ41を4つとした例で説明したが、3つ以上であればいくつでもよいが、3つから6つ位が望ましい。
そして、軟質部材24を一体的に形成して取り付ける例で説明したが、切割り片14に取り付ける軟質部材と、鍔部17に取り付ける軟質部材とを分離し、別々に取り付けてもよい。
また、軟質部材24を切割り片14および鍔部17に取り付ける例で説明したが、インサート成形または2色成形によって軟質部材を雌部材に一体的に形成してもよく、このように一体成形した場合、軟質部材を雌部材に取り付ける手間が省けるとともに、軟質部材が雌部材から剥がれにくくなり、所期の機能を長く発揮させることができる。
そして、軟質部材24の厚さを切割り片14の外周と鍔部17の下側とから突出する厚さとした例で説明したが、軟質部材の高い摩擦力のみによっても同様な効果を得ることができるので、軟質部材は、切割り片14の外周と鍔部17の下側とから突出せずに面一となる厚さであってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、切割り片の外周に軟質部材を配設したので、軟質部材を一方の板材の挿入孔の縁に圧接させ、固定板材に対して被固定板材を結合、固定させると、軟質部材の高い摩擦力により、振動が加わっても固定板材と被固定板材との間に隙間が発生せず、がたつき、緩み、異音などの発生を防止でき、また、軟質部材の高い摩擦力、弾性力により、板厚の誤差を吸収できるため、広い範囲の板厚の固定板材と被固定板材とを結合、固定することができる。
そして、鍔部の下側にも軟質部材を配設したので、固定板材に対して被固定板材を結合、固定させた状態で軟質部材が他方の板材にも圧接するため、上記した効果が一層顕著になる。
【0030】
また、切割り片の外周に配設する軟質部材と、鍔部の下側に配設する軟質部材とを一体的に形成したので、部品点数を少なくすることができるとともに、軟質部材の取付工数を少なくすることができる。
さらに、軟質部材を雌部材に一体的に形成したので、軟質部材を雌部材に取り付ける手間が省けるとともに、軟質部材が雌部材から剥がれにくくなり、所期の機能を長く発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である結合クリップの分解斜視図である。
【図2】雌部材の平面図である。
【図3】軟質材を取り付けた雌部材の底面図である。
【図4】図2のX−X線で破断した側面図である。
【図5】雄部材の底面図である。
【図6】仮組立状態とした結合クリップの図2のY−Y線に相当する部分で一部を破断した側面図である。
【図7】固定板材に対して被固定板材を結合、固定した組立状態の結合クリップの説明図である。
【符号の説明】
1 結合クリップ
11 雌部材
12 筒形胴部
13 スリット
14 切割り片
15 爪
16 縦溝
17 鍔部
18 平板
19 凹部
20 溝
21 円環状溝
22 接続溝
23 突起
24 軟質部材
25 円環状部
26 水平部
27 垂下部
31 雄部材
32 頭部
33 軸部
34 軸
35 先端部
36 係止段部
37 円錐ガイド部
38 補強リブ
39 細径部
40 拡開係止段部
41 ガイドリブ
51 固定板材
52 挿入孔
61 被固定板材
62 挿入孔

Claims (4)

  1. 下端から上方へ向けて形成した複数のスリットによって拡開可能な複数の切割り片が形成された筒形胴部、この筒形胴部の上端外周から外側へ張り出した鍔部を備えた雌部材と、
    円板状の頭部、この頭部の下面から垂下し、前記筒形胴部内へ押し込まれることによって前記複数の切割り片を外側へ拡開させる軸部を備えた雄部材と、
    からなる合成樹脂製の結合クリップにおいて、
    前記切割り片の外周の周方向の中心に縦溝を形成し、
    前記縦溝に軟質部材の垂下部を外周から僅かに突出する高さに装着したことを特徴とする結合クリップ。
  2. 請求項1に記載の結合クリップにおいて、
    前記鍔部の下側に円環状溝及び円環状溝と縦溝を連通させる接続溝を設け、
    前記円環状溝と接続溝に軟質部材を外周から僅かに突出する高さに装着したことを特徴とする結合クリップ。
  3. 請求項2に記載の結合クリップにおいて、
    前記切割り片の外周に配設した軟質部材と、前記鍔部の下側に配設した軟質部材とは一体的に形成されている、
    ことを特徴とする結合クリップ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の結合クリップにおいて、
    前記軟質部材は前記雌部材に一体的に形成されている、
    ことを特徴とする結合クリップ。
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