JP3111082U - 連結要素 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取り外しが簡単で且つ連結部品を破壊しないですむようになされた自動車のボディの支持材とその支持材に固定されるべき取り付け部品との間の連結要素の提供。
【解決手段】 本考案の連結要素は、支持材と該支持材に固定される取り付け部品との間にある連結可能な上側部品(1)と、これを貫通する下側部品(2)とを備え、取り付け状態ではこの下側部品によって、支持材取り付け穴の背後および/またはその中で、上側部品(1)の少なくとも一部の領域が広げられる。上側部品(1)は、中心の内面歯切り部(11)を持つ上部フランジ(10)を備え、取り付け状態ではこの内面歯切り部に、下側部品(2)の対向歯切り部(21)が噛み込むことができる。下側部品(2)のラッチ領域は、二つの円筒セクタの間に少なくとも一つのラッチ開口部を有し、取り付け状態ではこのラッチ開口部に、上側部品(1)の少なくとも一つの対向ラッチが収まる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本考案の連結要素は、支持材と該支持材に固定される取り付け部品との間にある連結可能な上側部品(1)と、これを貫通する下側部品(2)とを備え、取り付け状態ではこの下側部品によって、支持材取り付け穴の背後および/またはその中で、上側部品(1)の少なくとも一部の領域が広げられる。上側部品(1)は、中心の内面歯切り部(11)を持つ上部フランジ(10)を備え、取り付け状態ではこの内面歯切り部に、下側部品(2)の対向歯切り部(21)が噛み込むことができる。下側部品(2)のラッチ領域は、二つの円筒セクタの間に少なくとも一つのラッチ開口部を有し、取り付け状態ではこのラッチ開口部に、上側部品(1)の少なくとも一つの対向ラッチが収まる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、支持材、特に自動車のボディ部品と、その支持材に固定されるべき取り付け部品の間にあって、その取り付け部品と連結可能な上側部品と、これを貫通する下側部品を備え、取り付け状態にあるときは下側部品によって、支持材取り付け穴の背後および/またはその中で、上側部品の少なくとも一部領域が広げられる、連結要素に関する。
従来の技術では、支持材、特に自動車のボディ部品とプレート・要素との間の次のような連結具が知られている。すなわち、上側部品と下側部品の間にネック状の中間領域を備え、この中間領域が、支持材取り付け穴に差し込み可能な噛み込み部品を、支持材取り付け穴の前部領域を貫通させ、支持材取り付け穴の背後で開かせる、このような連結具である(特許文献1参照)。従来の技術の別の一つは、一体型仕様のプラスチック・クリップであって、このクリップは、その上側領域を下側領域に押し込むことにより噛み込み要素を介して連結を生成し、これによりその締結機能を実行する(特許文献2参照)。
上記二つの連結要素に共通するのは、簡単な方法で連結をふたたび解除することがしばしば困難であるか、または全く不可能なことである。
DA19753678.6公報
EP0415509A1公報
従って本考案の課題は、冒頭に挙げた種類の連結要素であって、しかも簡単な方法で取り外しができ、互いに連結された部品を破壊しないですむような連結要素を得ることである。
この課題は本考案では次のようにして解決される。すなわち、上側部品が同心の上部フランジを備え、取り付け状態ではそのフランジに下側部品の対向歯切り部が噛み込むことができ、下側部品のラッチ領域は、二つの円筒セクタの間に少なくとも一つの開口部を有し、取り付け状態ではその開口部に下側部品の対向ラッチが収まる。
これにより、取り付け、取り外し工具で回転させるという簡単な方法で、上側部品と下側部品の連結が解除され、ラッチ開口部が対向ラッチから外れるという利点が得られる。それとともに、損傷を生じることなくユニット全体を支持材取り付け穴から取り出すことができる。
本考案のもう一つの実施形態では、下側部品の対向歯切り部が上部盲フランジの下面に配置され、上面に取り外し工具用のねじ回しみぞが少なくとも一つ設けられる。下側部品の上部盲フランジには長手方向から一つの円筒領域が結合し、この円筒領域はラッチ領域に移行する。この場合ラッチ領域は、円筒セクタの間で円周に沿って複数のラッチ開口部を備える。好ましくは、それぞれ円筒セクタを4つとラッチ開口部を4つ用いる。
本考案の特徴のもう一つによれば、ラッチ領域に円錐形中間部と十字型断面の型材が結合され、この型材は円錐形末端に移行する。
上側部品は、すなわち本考案の更なる発展形態として、スリットを設けられたシャフトが上部フランジに結合され、その可撓セクタに外面歯切り部が設けられるという形状に形成される。このシャフトは、その貫通する開口部の内側に円錐セクタを備え、この円錐セクタは、下方が狭くなって、下側部品に対する対向ラッチを形成する領域で開口する。
上側部品は、すなわち本考案の更なる発展形態として、スリットを設けられたシャフトが上部フランジに結合され、その可撓セクタに外面歯切り部が設けられるという形状に形成される。このシャフトは、その貫通する開口部の内側に円錐セクタを備え、この円錐セクタは、下方が狭くなって、下側部品に対する対向ラッチを形成する領域で開口する。
有利なその他の実施形態は従属請求項に記載した。
下記に図面に示した実施形態により、本考案を更に詳しく説明する。
図1および2は連結要素の上側部品1を示す。この連結要素は、支持材、特に自動車のボディ部品を、その支持材に固定されるべき取り付け部品たとえば一つのプレートと連結するのに用いられる。この上側部品1は、同心円の内面歯切り部11を持つ上部フランジ10を備える。この内面歯切り部は、たとえば断面が三角形に形成されている。上部フランジ10には、スリット14が設けられたシャフト16が結合されており、このシャフトのスリット14間に形成された可撓セクタ17には、外面歯切り部20が設けられている。この外面歯切り部20は、たとえばいわゆる「もみの木ボルト」の形態で得ることができる。しかしここにおいては詳しくは示さないが、この外面歯切り部20をたとえば螺旋形、またはその他の形状に形成することもできる。
図1および2は連結要素の上側部品1を示す。この連結要素は、支持材、特に自動車のボディ部品を、その支持材に固定されるべき取り付け部品たとえば一つのプレートと連結するのに用いられる。この上側部品1は、同心円の内面歯切り部11を持つ上部フランジ10を備える。この内面歯切り部は、たとえば断面が三角形に形成されている。上部フランジ10には、スリット14が設けられたシャフト16が結合されており、このシャフトのスリット14間に形成された可撓セクタ17には、外面歯切り部20が設けられている。この外面歯切り部20は、たとえばいわゆる「もみの木ボルト」の形態で得ることができる。しかしここにおいては詳しくは示さないが、この外面歯切り部20をたとえば螺旋形、またはその他の形状に形成することもできる。
シャフト16は、特に図2に示すとおり貫通する開口部32を備え、この開口部は、図2の右側に示すとおり円錐セクタ38を有している。これら円錐セクタ38は、下方が狭くなって対向ラッチ12を形成する領域(図1)で開口している。開口部32の正面には案内用斜面35が設けられている。
別の方法として、図2左側の場合のシャフト16には、貫通する開口部32の内側に長手方向リブ40が設けられており、ここでもその下方の狭くなっている領域は対向ラッチ12を形成している。シャフト16はその末端に心合わせ斜面19を有している。
本考案による連結要素は、上側部品1に加えて、図3および4に示す下側部品2を備える。この下側部品2は、上部盲フランジ22と、ラッチ領域15を持つ円筒形領域18とからなる。盲フランジ22はその上面に、ここでは詳細を示さない取り外し工具のためのねじ回しみぞ26を少なくとも一つ備えている。この盲フランジ22は、たとえば対角線上に位置する歯の形の少なくとも一つの対向歯切り部21を下側に備える。下側部品2のこの対向歯切り部21の形態と配置は、上側部品1の中心の内面歯切り部21に適合されている。
下側部品1のラッチ領域15は、円筒セクタ28の間の円周に沿って、複数のラッチ開口部24を有する。好ましくは、それぞれ4つの円筒セクタ28と4つのラッチ開口部24を備えるものとする。
下側部品1のラッチ領域15には、円錐形中間部30と断面が十字型の型材33が接し、この型材は円錐形末端36に接する。この円錐形末端36の上側の直径は、下側部品2の円筒形領域18の直径にほぼ等しい。
事前組み立ての際には、下側部品2を図5に従って上側部品1に差し込むが、この場合、下側部品2の円錐形中間部30の前方領域が、上側部品1の対向ラッチ12の上にあるようにする。この位置では、下側部品2のフランジ22が、上側部品1のフランジ10よりある程度だけ突出している。下側部品2の円錐形末端36と、上側部品1のシャフト16の心合わせ斜面19は、この事前組み立て状態では、共同の、紛失防止された、円錐形の差込ユニットを形成する。この差込ユニットにより、ここには詳細を示さない支持材取り付け穴に差し込む際、取り付けが容易になる。この支持材取り付け穴は同心に配置され、例えば、互いに連結されるべき二つの部品内、特に自動車のボディ部品とそれに固定されるべき取り付け部品、例えばプレート内に設けられる。
そのようにして事前組み立てされた連結要素を図5に示すが、同心に配置された対応する支持材取り付け穴にこの要素を取り付けるときは、下側部品の盲フランジ22を上から押す。しかも、図6に示すように、盲フランジ22全体が上側部品2のフランジ10に収まり、これにぴったり嵌るまで押す。
別の方法として、盲フランジ22に下側の歯40を少なくとも一つ設け、この歯は上側部品1のフランジ10の同心円の内面歯切り部11に適合したものとすることができる。
取り付け終了(図6)の後、円錐形末端36、十字型型材33、円錐形中間部30は、上側部品1のシャフト16の正面から突出する。この位置では、上側部品1の対応する対向ラッチ12が下側部品2のラッチ開口部24の中に収まる。図6からわかるように、この場合シャフト16の可撓セクタ17が広げられ、従ってここには詳細を示さない支持材の取り付け穴の中およびその外部で、本考案の連結要素による機能的に確実な保持がなされる。
取り付け終了(図6)の後、円錐形末端36、十字型型材33、円錐形中間部30は、上側部品1のシャフト16の正面から突出する。この位置では、上側部品1の対応する対向ラッチ12が下側部品2のラッチ開口部24の中に収まる。図6からわかるように、この場合シャフト16の可撓セクタ17が広げられ、従ってここには詳細を示さない支持材の取り付け穴の中およびその外部で、本考案の連結要素による機能的に確実な保持がなされる。
取り外しの際は、たとえばドライバー、コインなどのような工具をねじ回しみぞ26に差し込んで、下側部品2をたとえば時計回りと反対に回す。たとえば4分の1回転動かして、下側部品2の対向歯切り部21の面と、上側部品1の同心円の内面歯切り部11の面を接触させ、これにより、下側部品2が長手方向に戻るように動き、下側部品2のラッチ開口部24が、上側部品1の対向ラッチ12から外れる。その結果、可撓セクタ17の、図6に示した外側位置から当初位置に戻る運動を生じる。
次いで、フランジ10又はフランジ22に引っ張り力を及ぼすことにより、連結要素全体を支持材取り付け穴から引き出すことができる。また、例えば、下側部品2だけを上側部品1から引き出したり、あるいは上側部品1を下側部品2と一緒に支持材取り付け穴から引き出すことができる。
本考案の連結要素の形態によれば、支持材取り付け穴で機能上非常に確実に保持するだけでなく、部品1と部品2を紛失防止しながら図5に従って良好に事前組み立てし、非常に良好に取り外しできるようになる。この取り外しは簡単な方法で行うことができ、しかも取り外しによって連結要素の破壊を生じない。
1 上側部品、 2 下側部品、
10 上部フランジ、 11 内面歯切り部、 12 対向ラッチ、
14 スリット、 15 ラッチ領域、 16 シャフト、
17 可撓セクタ、 18 円筒形領域、 19 心合わせ斜面、
20 外面歯切り部、 21 歯切り部、 22 上部盲フランジ、
24 ラッチ開口部、 26 ねじ回しみぞ、 28 円筒セクタ、
30 円錐形中間部、 32 開口部、 33 十字型の型材、
35 案内用斜面、 36 円錐形末端、 38 円錐セクタ、
40 長手方向リブ
10 上部フランジ、 11 内面歯切り部、 12 対向ラッチ、
14 スリット、 15 ラッチ領域、 16 シャフト、
17 可撓セクタ、 18 円筒形領域、 19 心合わせ斜面、
20 外面歯切り部、 21 歯切り部、 22 上部盲フランジ、
24 ラッチ開口部、 26 ねじ回しみぞ、 28 円筒セクタ、
30 円錐形中間部、 32 開口部、 33 十字型の型材、
35 案内用斜面、 36 円錐形末端、 38 円錐セクタ、
40 長手方向リブ
Claims (20)
- 自動車のボディの支持材と、その支持材に固定されるべき取り付け部品との間の連結要素であって、
その取り付け部品と連結可能な上側部品(1)と、これを貫通する下側部品(2)とを備え、組立状態では、この下側部品によって、支持材の取り付け穴の背後および/または中で、上側部品(1)の少なくとも一部領域が広げられる連結要素であって、上側部品(1)は、上部フランジ(10)と、外面歯切り部(20)及び下端に形成されたラッチ部(12)を有するシャフト(16)とを含んでおり、
前記下側部品(2)は、間に少なくとも一つのラッチ開口部(24)を有する円筒形セクター(28)を有するラッチ領域(15)を含んでおり、前記上側部品と前記下側部品とが相互に組み立てられるとき、前記上側部品のラッチ部(12)が前記下側部品の前記ラッチ開口部(24)内に嵌り込み、前記上側部品の外側歯切り部(20)が前記支持材の取り付け穴と係合するようになされた、ことを特徴とする、連結要素。 - 前記上側部品のシャフト(16)は、同シャフトの外側端部に沿ってスリット(14)を含んでおり、該スリットは、外側歯切り部(20)を有している可撓性のセクター(17)を含んでおり、前記シャフトは、前記上部フランジ(10)に隣接して設けられている、請求項1に記載の連結要素。
- 前記シャフト(16)が更に、該シャフトの内側部分に開口部(32)を有し、該開口部は、前記下側部品を受け入れるために前記ラッチ部(12)へと傾斜が付けられた複数の円錐セクター(38)を含んでいる、請求項2に記載の連結要素。
- 前記下側部品が、上方の盲フランジ(22)と、関連する取り外し工具と係合するために該上方の盲フランジ内に設けられた少なくとも一つのねじ回し溝(26)とを含んでいる、請求項1に記載の連結要素。
- 前記下側部品が更に、前記上方の盲フランジ(22)に隣接して細長い円筒領域(18)を含んでいる、請求項4に記載の連結要素。
- 前記円筒領域(18)が下端にラッチ領域(15)を含み、該ラッチ領域は、前記円筒領域(18)の外周に沿って延びており、前記ラッチ領域(15)は複数の円筒セクター(28)間に設けられた少なくとも一つのラッチ開口部(24)を含んでいる、請求項5に記載の連結要素。
- 前記ラッチ領域(15)が、4つの円筒セクター(28)と、該円筒セクター間に配置された4つのラッチ開口部(24)とを含んでいる、請求項6に記載の連結要素。
- 前記下側部品が更に、前記ラッチ領域(15)の下方に形成された円錐形中間部(30)と、該円錐形中間部に隣接した十字型型材(33)と、該十字型型材の下方に配置された円錐形端部(36)とを含んでいる、請求項6に記載の連結要素。
- 支持材に固定されるべき取り付け部品を前記支持材と結合させるために使用される連結要素であって、
前記取り付け部品と連結可能な上側部品(1)であって、中心の内側突出部を有する上部フランジ(10)と、該上側部品の下端に形成されたラッチ部(12)と、端部に沿って長手方向のスリット(14)とを有するシャフト(16)と、を含み、前記シャフトは、外側突出部を有する可撓性のセクター(17)を含み、前記シャフト(16)は、前記上部フランジに隣接して設けられており、前記シャフト(16)は更に、該シャフトの内側部分に開口部(32)を含み、該開口部は、該開口部内に配置され且つ前記シャフトの中心に向かって延びている複数の長手方向のリブ(40)を含んでいる、前記上側部品(1)と、
前記上側部品と共に作動可能な下側部品(2)であって、組立状態では、前記支持材の取り付け穴の中又は背後で、上側部品(1)の少なくとも一部領域が該下側部品によって広げられ、該下側部品は、上端に設けられた対向歯切り部(21)と、下端に設けられたラッチ領域(5)とを含み、該ラッチ領域は、間に少なくとも一つのラッチ開口部(24)を有する円筒セクター(28)を含み、組立状態で前記上側部品(1)と前記下側部品(2)とが相互に組み立てられると、前記上側部品の前記ラッチ部(12)が前記下側部品のラッチ開口部(24)内に嵌め込まれ、前記下側部品の対向歯切り部(21)が前記上側部品の内側突出部と係合し、前記リブは、前記下側部品を受け入れるために前記ラッチ部を形成している、前記下側部品と、を含む連結要素。 - 前記シャフト(16)が前記可撓性のセクター(17)に隣接して配置された心合わせ斜面(19)を含んでいる、請求項9に記載の連結要素。
- 前記下側部品の円錐形末端(36)と前記上側部品の前記シャフト(16)の前記心合わせ斜面(19)とが、事前に組み立てられて当該連結要素を形成するようになされている、請求項10に記載の連結要素。
- 前記下側部品の盲フランジ(22)が前記上側部品の上方フランジ(10)の凹部内に受け入れられて組み立てられた形状を形成する位置まで、前記下側部品が前記上側部品の開口部(32)内へ挿入されるようになされている、請求項11に記載の連結要素。
- 前記上側部品と前記下側部品とが組立状態にあるときに、前記可撓性のセクター(17)が前記シャフト(16)から外方へ広がるようになされている、請求項12に記載の連結要素。
- 当該連結要素が、前記上側部品と前記下側部品とのうちの一方によって、関連する支持材の穴から選択的に取り外すことができる、請求項11に記載の連結要素。
- 支持材と、該支持材上に固定されるべき関連する取り付け部品との間で使用するための連結要素であって、
前記取り付け部品に取り付けられる上側部品(1)と、該上側部品内を貫通する下側部品(2)とを含み、
前記上側部品(1)が、
中心の内面歯切り部(11)を有する上部フランジ(10)と、
該上側部品の下端に形成されたラッチ部(12)と、
前記上部フランジの下方に配置され且つ前記関連する支持材と係合するようになされた複数の外面歯切り部(20)を担持している複数の可撓性セクター(17)を含んでいるシャフト(16)とを含み、
前記下側部品(2)が、対向歯切り部(21)の下方に設けられたラッチ領域(15)と、少なくとも一つのラッチ開口部(24)が間に延びている円筒セクター(28)とを含み、当該連結要素が組み立てられた状態で、前記上側部品のラッチ部(12)が前記下側部品のラッチ領域(15)内に嵌り込むようになされた、連結要素。 - 前記シャフト(16)が更に、該シャフトの内側部分内に設けられた連続的な開口部(32)を含み、該開口部が複数の円錐セクター(38)を含んでおり、該複数の円錐セクターは、前記下側部品を受け入れる前記ラッチ部(12)を形成している、請求項15に記載の連結要素。
- 前記シャフト(16)が下方端部に心合わせ斜面(19)を含んでいる、請求項15に記載の連結要素。
- 前記下側部品が、下方端部に円錐形末端(36)を含み、該円錐形末端が、前記シャフト(16)の前記心合わせ斜面(19)と係合して事前に組み立てられた連結要素を形成する、請求項17に記載の連結要素。
- 支持材を関連する取り付け部品に結合させるための連結要素であって、
前記取り付け部品に取り付けるようになされた上側部品(1)であって、中心の内面歯切り部(11)を有する上部フランジ(10)と、該上側部品の下方端部に形成されたラッチ部(12)と、前記上部フランジ(10)の下方に設けられたシャフト(16)とを含み、該シャフト(16)は、外面歯切り部(20)を含む複数の可撓性セクター(17)を含んでおり、該シャフト(16)は内面に連続的な開口部(32)を含み、該連続的な開口部(32)は前記ラッチ部(12)を形成する狭い領域を形成している複数の細長いリブ(40)を含んでいる、前記上側部品(1)と、
下側部品(2)であって、対向歯切り部(21)と該歯切り部の下方に設けられたラッチ領域(15)とを含み、間に少なくとも一つのラッチ開口部(24)を有する円筒セクター(28)を含み、組立状態において、前記上側部品のラッチ部(12)が該下側部品のラッチ領域内に嵌め込まれるようになされた、前記下側部品(2)と、を含む連結要素。 - 支持材を関連する取り付け部品に結合するための連結要素であって、
上側部品(1)であって、
上部フランジ(10)と、
該上部フランジから延びているシャフト(16)であって、該シャフトから外方へ延びている複数の外面歯切り部(20)を担持している可撓性セクター(17)を形成している前記シャフト(16)と、
前記シャフト(16)の内側部分内に形成された開口部(32)と、
前記シャフト(16)の下方端部に設けられた対向ラッチ部(12)であって、前記シャフトの前記開口部内へと傾斜している部分によって形成されている前記対向ラッチ部(12)と、を含む前記上側部品(1)と、
前記上側部品の前記開口部(32)内に選択的に受け入れられる下側部品(2)であって、
上部の盲フランジ(22)と、
細長い円筒形領域(18)であって、大きな滑らかな上方領域と、下方端部に設けられたラッチ領域(15)とを有し、該ラッチ領域(15)は、該下側部品が前記上側部品内に受け入れられたときに、前記シャフト(16)上に担持された前記複数の外面歯切り部(20)を支持材に形成された穴に対して固定して該支持材を取り付け部品と係合させるために該下側部品が前記上側部品の前記対向ラッチ部(12)を受け入れて前記可撓性のセクター(17)を前記シャフト(16)から外方へ広げるようになされた少なくとも一つのラッチ開口部(24)を含んでいる、前記細長い円筒形領域(18)と、を含む下側部品(2)と、
を含む連結要素。
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