JP6277167B2 - モールの取付構造 - Google Patents
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Description
この場合にモールの端末部は、ドアガラスとの間に設けたシールリップ等を切り欠いてアウターパネル等との干渉を防止してある。
その場合に、端末部の浮き上がりや転びを防止するためにアウターパネルに形成した取付孔にクリップ等を用いて、固定することが行われている。
例えば特許文献1には、ドアパネルに形成した嵌合孔に係合するクリップの下端部に抜止突起を設けた取付例を開示するが、アウターパネルに対する保持力が充分と言えるものではない。
特許文献2には、係合穴の上縁に当接する上縁部と係合穴の下縁に係止する弾性部からなる取付構造を開示する。
しかし、同公報に開示する取付構造は、上下方向の保持力は高いものの、車両内外方向の保持力が弱いものである。
ここでモールは、車体の外表面に装着されるモールディングをいい、その取付位置及び種類に特に限定はない。
例えば、ドアガラスが昇降するドア窓部の下側開口端部(アウターパネルの上縁部)に、ドアガラスとの間をシールするシールリップが設けられたモールは、ベルトラインモール,ウェザーストリップアウタモール等と称されているものがある。
この種のモールは、端末部におけるアウターパネルと干渉を防止すべく、このモール内側を切り欠いてある。
このようなモールの端末部をアウターパネルに保持させるのに本発明は好適である。
本明細書では、モールをアウターパネルに装着した状態で車内側方向を内側方向,その反対側を外側方向と表現する。
このようにすると、中央の面部を両側の弾性片部で支えるので、従来の片持ち弾性爪に比較して保持力が強く、また安定している。
また、保持部の下部は内側が下方に位置する斜面部となっていると、保持部をアウターパネルの内側に挿入しやすい。
このようにすると、モールの上部が外側に転んだり、アウターパネル外面との間に隙間が発生するのを抑える。
このようにすると、3点保持構造となり、モールの取付安定性が高い。
また、挿入部の先端部が略L字形状に内側に折れ曲げられているので、アウターパネルの取付孔に挿入するのが容易で、取付性も高い。
ベルトラインモール(以下、単にモールと称する)100は、例えば図5に示すように、その端末部にクリップ部10と、樹脂成形品からなる端末部材20を有する。
このクリップ部10と端末部材20との形成方法に制限はないが、本実施例では図8に示すようにモール100の端末の切欠部101にクリップ部10をセットし、端末部材20をインジェクション成形により、一体的に形成してある。
また、端末部材20の成形時にモールの端部の開口部を塞ぐキャップ部23が形成される。
この場合に、クリップ部10の両側に鋳込み部16,16を形成し、端末部材の成形時にクリップ部10をモール側に固定する。
挿入部12は、先端部14が内側方向に折れ曲げた略L字形状になっているため、図2(a)に示すようにアウターパネル1の取付孔1aに挿入しやすくなっている。
クリップ部10の挿入部12は、基部11と先端部14と間であって、モールの上下方向,略中央部に位置させた保持部13を形成してある。
保持部13は、挿入部12に上下に位置する切り欠き開口部15,16を形成することで、図1(b)に示すようにモール長手方向断面が略山形形状になっている。
具体的には、挿入部の左右方向の略中央部に面状の当接部からなる面部13cと、その両側に弾性辺部13a,13bを形成することで、面部13cがモール側に突出した山形形状になっている。
この両側の弾性片部13a,13bは、端部側が挿入部12のモール長手方向(車両前後方向)の両側端部12aにつながった弾性片部になっている。
これにより、バネ部となる保持部13は中央の面部13cが両側の弾性片部13a,13bに支えられた両側持ち保持部となっている。
また、保持部13の下部は、図2(a)に示すように内側方向が下側に位置する斜面部13dとなっており、保持部13がアウターパネルの内面に沿って挿入しやすくなっている。
これにより、モールの上部が外側方向に転んだり、アウターパネルとの間に隙間が発生するのを防止している。
この状態で保持部13は、取付孔1aの開口端部下縁付近の内面に当接している。
この場合に、端末部材20に設けたキャップ部23でモール端部の開口部102を塞ぐように取り付ける。
図7には、クリップ部10を有する端末部材20を下側から見た図を示す。
1a 取付孔
10 クリップ部
11 基部
11a 突部
12 挿入部
13 保持部
14 先端部
20 端末部材
21 外側保持部
22 外側保持部
100 モール本体部
Claims (4)
- 車両のアウターパネルに装着するモールの取付構造であって、
前記アウターパネルは取付孔を有し、
前記モールは前記アウターパネルの取付孔に対して外側から内側に向けて挿入し、当該モールをアウターパネルに固定するためのクリップ部を有し、
前記クリップ部は基部と、当該基部から垂下させた挿入部とを有し、
前記挿入部は、内側方向に略L字状に折り曲げた先端部と、当該先端部と基部との間に保持部を有し、
前記保持部がアウターパネルの内側の面に弾性当接するものであり、
前記保持部はモール長手方向に沿った断面形状がアウターパネルの内側に当接する中央の面部と、当該面部から両側に延在した弾性片部とからなる略山形形状であることを特徴とするモール取付構造。 - 前記基部の上部にはアウターパネルの取付孔の上側の開口端部内側に係止する突部を有することを特徴とする請求項1記載のモール取付構造。
- 前記保持部の下部は内側が下方に位置する斜面部となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモール取付構造。
- 前記クリップ部の保持部がアウターパネルの内面に弾性当接し、
前記モール側は内側にアウターパネルの外面に当接する外側保持部を、前記クリップ部の保持部のモールの長手方向の両側に位置させて、有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のモール取付構造。
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