JP4322215B2 - 風呂蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、浴槽蓋本体を構成する基板の裏面側に、弾力性に富んだ発泡樹脂からなる保温層を取り付けた風呂蓋が存在する。
また、特許文献2に開示されているように、浴槽の上縁面と接触するパッキンが蓋体の下面に取り付けられた風呂蓋が存在する。
実公昭56−054851号公報 特開平8−140875号公報
上記特許文献1または特許文献2に開示されているような風呂蓋を、フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する場合には、隆起部に被せる場合に位置決めが難しく、隆起部に被さった状態で風呂蓋が滑りやすく落下する可能性もあり、また風呂蓋の外形を隆起部に合わせた専用形状にする必要があった。
また、複雑な形状の隆起部には対応できないため、浴槽側の隆起部が直線状等の単純な形状となってしまい、浴槽の意匠性,自由度の制約が大きくなるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、フランジ上方へ立ち上がる隆起部を有する浴槽に、良好に位置決めして滑ることなく被せることができる風呂蓋を提供することを目的とし、その請求項1は、フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、該風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて外周を覆うエッジプロテクターを備え、該エッジプロテクターで内周輪郭を前記隆起部外周の一部または全部の輪郭に沿った形状として構成されているとともに、前記エッジプロテクターの内周側には、前記隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられていることである。
また請求項2は、フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、該風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて、前記隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられているとともに、該クッション材には、前記隆起部の形状に合わせたガイド部が備えられていることである。
また請求項3は、前記ガイド部は、前記隆起部上端付近で該隆起部に内接または外接する傾斜面を有し、断面形状が一定の長尺品で構成されていることである。
本発明の風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて外周を覆うエッジプロテクターを備え、エッジプロテクターで内周輪郭を隆起部外周の一部または全部の輪郭に沿った形状として構成され、エッジプロテクターの内周側には、浴槽の隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられていることにより、風呂蓋を浴槽の隆起部上に被せる際の位置決めが容易であり、しっかりとクッション材を隆起部に載せることができ、浴槽に傷が付いたり、風呂蓋が滑ったりすることがないものとなる。
また、複雑な形状の隆起部が存在しても、良好に風呂蓋を置くことができるため、浴槽形状の自由度が高まり、意匠性の高い浴槽とすることができる。
また、フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて、隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられているとともに、クッション材には、隆起部の形状に合わせたガイド部が備えられていることにより、ガイド部によって、浴槽の隆起部と風呂蓋の位置関係を決めることができ、風呂蓋を被せる際に簡単に位置決めでき、また、ガイド部により浴槽と風呂蓋の隙間をなくすことができ、しかも、風呂蓋が滑り落ち難くなる。
また、浴槽の隆起部の形状が複雑なものであっても、更に、隆起部の微小な形状の違いがあっても、風呂蓋の板形状は同じにしてクッション材のみの形状で対応が可能となる。
また、ガイド部は、隆起部上端付近で隆起部に内接または外接する傾斜面を有し、断面形状が一定の長尺品で構成されていることにより、浴槽の隆起部が曲面で風呂蓋が平面の場合には隙間ができるが、この隙間をガイド部の傾斜面で塞ぐことができ、曲面の隆起部に対しても平面の風呂蓋で対応でき、また、断面形状が一定の長尺品であるため、コストを低減できるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は浴槽の斜視構成図であり、図2は浴槽の平面構成図であり、また、図3は浴槽の側面構成図である。
浴槽1の頭側には、上端のフランジ2の面から、上方へ立ち上がる隆起部3が形成されており、この隆起部3に頭をもたれさせて入浴できるように構成されている。
このような浴槽1の隆起部3上に、風呂蓋4を被せた状態の側面拡大図を図4に示す。
なお、隆起部3以外のフランジ2の上面には、通常の風呂蓋4Aが被せられるものである。
図5の断面図で示すように、風呂蓋4は、平面板状に形成された板部5の外周にエッジプロテクター6が設けられ、エッジプロテクター6で外周が覆われて保護されている。
なお、図6には風呂蓋4の裏面図を示すが、エッジプロテクター6は板部5の全周に亘って外周を覆うように設けられている。
このエッジプロテクター6の内周側には、クッション材7が板部5の裏側に貼設されており、クッション材7とエッジプロテクター6の内周面との間には段部6aが形成されて、風呂蓋4を被せる際に、この段部6aを浴槽の隆起部3の上端外周に当接させて良好に位置決めできるものであり、エッジプロテクター6の段部6aが隆起部3の一部または全部に当接して容易に位置決めされるものである。即ち、エッジプロテクター6の内周輪郭は、隆起部3外周の一部または全部の輪郭に沿った形状とされている。
また、風呂蓋4を被せた状態では、エッジプロテクター6の内周側のクッション材7が隆起部3の上端に当接して、隆起部3の傷付きを防ぐとともに、隆起部3の全体にクッション材7が当接し、クッション材7を介して隙間なく風呂蓋4が隆起部3に被せられて、良好に浴槽の湯を保温できるものとなる。
なお、風呂蓋4の板部5は、アルミニウムとポリエチレンの複合板で構成しておくことができ、また、エッジプロテクター6は、エラストマー樹脂等の軟質樹脂で構成しておくことができる。また、クッション材はエラストマー樹脂等で構成したものを用いることができる。
なお、図7および図8の裏面図で示すように、クッション材7の板部5への貼り付け状態を変更することができ、図7では、図中下部に、エッジプロテクター6とクッション材7との間に隙間Sを形成させて、クッション材7を貼着したものであり、また図8では、上方側にエッジプロテクター6との間に隙間Sを形成させてクッション材7を貼設したものである。
即ち、浴槽の隆起部3は、左右対称形状に形成されたものではないため、浴槽1を浴室内の左壁面側に設置する場合と、右壁面側に設置する場合とでは、隆起部3の全体にクッション材7が当たるようにするために、クッション材7の板部5に対する貼設位置を変更する必要があるのである。
このように、クッション材7の貼設状態を変更させることで、板部5は共通したもので対応することができ、コストを低減させることができるものとなる。
なお、図9に示すように、隆起部3に湾曲した曲面部3aが形成されているような場合には、その上面に風呂蓋4を被せると隙間が生ずることとなるが、このような場合には、クッション材7を、図11(図10に示した風呂蓋4のA−A断面図)および図12(図10に示した風呂蓋4のB−B断面図)に示すような形状にしておくことで、隙間を塞ぐことができるものである。
即ち、図11および図12に示すように、クッション材7に、下方側へ断面楔状等に突出させて内側ガイド部8を一体形成させ、この内側ガイド部8の外周側には傾斜面8aを形成させておき、この傾斜面8aが隆起部3の上端側の内周に当接できるように構成しておくことができ、隆起部3が複雑な形状であっても、内側ガイド部8の傾斜面8aの少なくとも一部が隆起部3と当接することができて、隙間をなくして風呂蓋4を隆起部3上に被せることができるものとなる。
また、この内側ガイド部8を隆起部3に当接させて位置決めすることができ、風呂蓋を被せる際に簡単に位置決めが可能で、また内側ガイド部8により風呂蓋4が滑り落ち難いものとなる。
また、隆起部3に微小な形状の違いがあっても、このクッション材7のガイド部8で対応させて良好に隙間をなくすことができ、内側ガイド部8の形状を更に下側へ長く突出した形状等に変更することで、複雑な形状の隆起部3に対しても、隙間なく風呂蓋4を覆設することができるものとなる。そのため、隆起部3の形状の自由度が高まり、複雑な意匠性の高い隆起部3を浴槽1に形成させることが可能となる。
なお、クッション材7に、図13に示すように、一体状に外側ガイド部9を形成させておくこともでき、図13の外側ガイド部9においては、外側ガイド部9の内周側が傾斜面9aとなっており、この傾斜面9aが隆起部3の上端側外周に当接して、良好に位置決めできるとともに、風呂蓋4の滑り落ちを確実に防止できるものとなる。
更には、図14に示すように、クッション材7に内側ガイド部8と外側ガイド部9を同時に一体形成させておくこともでき、この場合は、隆起部3の上端内周側に内側ガイド部8が当接し、隆起部3の上端外周側に外側ガイド部9が当接して、より確実に隙間を塞いで、隆起部3に風呂蓋4を被せることができ、位置決めがより簡単で、しかも風呂蓋4の滑り落ちを確実に防げるものとなる。
なお、このようなガイド部8,9を一体化させたクッション材7は、押出成型等で断面形状が一定の長尺品に成形して安価に製造することができ、製造したクッション材7を風呂蓋の板部5のエッジプロテクター6の内周側に貼着して、コストを低減させて風呂蓋4を製作できるものとなる。
浴槽の斜視構成図である。 浴槽の平面構成図である。 浴槽の側面構成図である。 浴槽の隆起部に風呂蓋を被せた状態の側面構成図である。 図4の状態の断面構成図である。 風呂蓋の裏面図である。 風呂蓋のクッション材の貼設状態の変更例である。 更に異なるクッション材の貼設状態の変更例である。 曲面を有する隆起部上に風呂蓋を被せた状態の側面構成図である。 風呂蓋の表面図である。 図10のA−A線断面図である。 図10のB−B線断面図である。 クッション材に外側ガイド部を一体化させた変更例の断面構成図である。 更にクッション材に内側ガイド部と外側ガイド部の両者を一体化させた場合の断面構成図である。
符号の説明
1 浴槽
2 フランジ
3 隆起部
3a 曲面部
4 風呂蓋
5 板部
6 エッジプロテクター
6a 段部
7 クッション材
8 内側ガイド部
8a 傾斜面
9 外側ガイド部
9a 傾斜面
S 隙間

Claims (3)

  1. フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、該風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて外周を覆うエッジプロテクターを備え、該エッジプロテクターで内周輪郭を前記隆起部外周の一部または全部の輪郭に沿った形状として構成されているとともに、前記エッジプロテクターの内周側には、前記隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられていることを特徴とする風呂蓋。
  2. フランジ上方へ立ち上がる隆起部が形成されてなる浴槽に使用する風呂蓋であって、該風呂蓋は、平面または曲面の板状に形成されて、前記隆起部と当接する位置のほぼ全体に亘ってクッション材が設けられているとともに、該クッション材には、前記隆起部の形状に合わせたガイド部が備えられていることを特徴とする風呂蓋。
  3. 前記ガイド部は、前記隆起部上端付近で該隆起部に内接または外接する傾斜面を有し、断面形状が一定の長尺品で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の風呂蓋。
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