JP4960820B2 - 風呂蓋における隣接蓋板の接合構造 - Google Patents

風呂蓋における隣接蓋板の接合構造 Download PDF

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Description

本発明は、風呂蓋における隣接蓋板の接合構造に関するものである。
従来から、複数枚の蓋板を並べて浴槽の上方開口を閉塞する風呂蓋において、隣接する蓋板を接合するにあたってその側端面同士を突き合わせるだけのものでは、蓋板がずれたりして蓋板間に隙間が生じることが多々あって、これがために断熱性能が低下して浴槽に溜めた湯の温度を下げてしまうので、たとえば特許文献1のように蓋板の周縁部同士を表裏に重ね合わせて、蓋板間に隙間が生じないようにしたものが知られている。
このような隣接する蓋板の周縁部に重複部を有した風呂蓋における隣接蓋板の接合構造においては、蓋板間に隙間が生じにくくて良好な断熱性能を維持できて湯温の低下を回避できる利点を有するものであるが、蓋板同士が外れにくいため風呂蓋を浴槽から外す際の操作性は悪くなるという欠点があった。
特開2000−102487号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で、良好な断熱性能を維持しつつも、隣接する蓋板同士を外し易くできる風呂蓋における隣接蓋板の接合構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る風呂蓋における隣接蓋板の接合構造にあっては、複数枚の蓋板2を並べて浴槽7の上方開口を閉塞する風呂蓋1における隣接蓋板の接合構造であって、隣接する各蓋板2の周縁部に少なくとも周縁部表面及び側端面を覆うエッジ材4をそれぞれ被着し、隣接する蓋板2のうち一方の蓋板2のエッジ材4に、他方の蓋板2のエッジ材4の表面被覆部10の表側に被せる重複部5を突設すると共に、他方の蓋板2の表面との間に指挿入隙間sを形成させる指掛け部6を重複部5の突出先端から更に突設したことを特徴とする。
これによると、隣接する蓋板2間では重複部5によって良好な断熱性能を維持できるものでありながら、この重複部5を更に延出させて指掛け部6を形成するという簡単な構造によって、隣接する蓋板2を外す際には指挿入隙間sに挿入した指を指掛け部6に引っ掛けて一方の蓋板2を容易に外すことができるのであり、良好な取外し操作性を確保することができる。
本発明にあっては、簡単な構造の風呂蓋における隣接蓋板の接合構造によって、良好な断熱性能を維持しつつも、隣接する蓋板同士の取外し操作性を良好にできる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図2のように本例の風呂蓋1は3枚の蓋板2を並べて浴槽7の入浴槽部8の上方開口を閉塞するものである。各蓋板2は、板材である蓋板本体3の周縁部に、蓋板本体3の周縁部表面、該周縁部裏面及び側端面を覆う軟質のエッジ材4が被着されている。3枚の蓋板2は浴槽7の入浴槽部8の形状に合わせて形成されており、詳しくは、入浴槽部8の幅広の背凭れ部8aを塞ぐ幅広の背凭れ部用蓋板2a、入浴槽部8の幅狭の足置き部8bを塞ぐ幅狭の足置き部用蓋板2b、入浴槽部8における背凭れ部8aと足置き部8bとの間の中央部8cを塞ぐ中央部用蓋板2c、の3枚の蓋板2で本例の風呂蓋1は構成されている。
これら各蓋板2で入浴槽部8の対応箇所を塞ぐと、各蓋板2のエッジ材4の裏面被覆部11がそれぞれ浴槽7の入浴槽部8の上縁部であるフランジ9上に弾接した状態で載置されると共に、各蓋板2のエッジ材4の側端面被覆部12同士が突き合わされるようになる。
ここで、本例では、背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bにおけるエッジ材4は、図1のように、蓋板本体3の周縁部表面を覆う表面被覆部10と、蓋板本体3の側端面を覆う側端面被覆部12と、蓋板本体3の周縁部裏面を覆う裏面被覆部11とが連続した断面コ字状の主体部4aのみで形成されているが、中央部用蓋板2cにおけるエッジ材4は、上記断面コ字状の主体部4aに各種の付加部位を加えて形成されている。
詳しくは、中央部用蓋板2cのエッジ材4において背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bへの隣接側の縁部に被着する部位では、図1や図3(a)のように、上記断面コ字状の主体部4aに加えてその表面被覆部10から上方且つ側外方に斜め突出した後に側外方へ略水平に突出する重複部5、この重複部5の突出先端から更に側外方へ略水平に突出する指掛け部6が形成されている。ここで、重複部5は、この重複部5が設けられた蓋板2(中央部用蓋板2c)に隣接する蓋板2(背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2b)における表面被覆部10の表面に重ねて被せられる部位である。
また、中央部用蓋板2cのエッジ材4において背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bに隣接しない側の縁部に被着する部位では、図3(b)のように、表面被覆部10から側外方に略水平に突出する連結部13が形成されている。この連結部13は、その長手方向の両端部で重複部5及び指掛け部6の長手方向の端部に連続し、重複部5や指掛け部6の剛性補強を行っている。
しかして、浴槽7の入浴槽部8を塞ぐように各蓋板2をその所定位置に並べて配置すると、中央部用蓋板2cと背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bとの間では、図1のように、重複部5が、背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bにおける表面被覆部10の表面に重ねて被さり、指掛け部6が、蓋板本体3の表面との間に隙間を隔てて蓋板本体3の表面の上方位置に位置することとなる。上記隙間に臨む蓋板本体3の表面の部位は、蓋板本体3の表面のうち、エッジ材4の表面被覆部10が被覆する上記周縁部表面よりも蓋板本体3の中央側の部位である。また、上記隙間は指掛け部6に下方から引っ掛ける指を挿入するための指挿入隙間sを構成する。本例の指挿入隙間sは指掛け部6の突出先端側ほど隙間幅を広くするように形成されている。
すなわち、本例の風呂蓋1における隣接蓋板の接合構造にあっては、重複部5によって隣接する蓋板2間に良好な断熱性能を維持できるものでありながら、この重複部5を更に延出させて指掛け部6を形成するという簡易な構造によって、隣接する蓋板2を外す際には指挿入隙間sに挿入した指を指掛け部6に引っ掛けて一方の蓋板2(中央部用蓋板2c)を容易に外すことができるのであり、中央部用蓋板2cを浴槽7から取外すとこれに隣接していた背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bも簡単に浴槽7から取外すことができるのであり、良好な取外し操作性が確保されているのである。
ここで、上記浴槽7から取外した各蓋板2は、浴室壁14に凭れかけるように表裏に重ねて浴槽7のフランジ9などの載置面上に立て置かれるのであるが、このとき中央部用蓋板2cにおける背凭れ部用蓋板2a又は足置き部用蓋板2bへの隣接側の縁部を上記載置面上に置けば、図4のように、指掛け部6の突出先端部6aと側端面被覆部12の裏側端部12aとが載置面に接地して、中央部用蓋板2cが斜め傾斜状に立つこととなるので、この中央部用蓋板2cと浴室壁14との間に背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bを重ね置けば、中央部用蓋板2cと浴室壁14とで背凭れ部用蓋板2a及び足置き部用蓋板2bを挟持した状態にできるのであり、安定した各蓋板2の立て置きが可能になる。
なお、上記実施形態では3枚の蓋板2から構成された風呂蓋1を例示したが、風呂蓋1は複数枚の蓋板2で構成してもよく、またたとえば背凭れ部用蓋板2aと足置き部用蓋板2bとの2枚の蓋板2で構成したものでもよい。上記2枚の蓋板2で構成した風呂蓋1の場合には、背凭れ部用蓋板2aと足置き部用蓋板2bのうちのいずれか一方の蓋板2における隣接側の縁部のエッジ材4に重複部5及び指掛け部6を設けることで、上記実施形態の例と同様の利点を得ることができる。
本発明の実施の形態の例の風呂蓋における隣接蓋板の接合構造を示す側断面図(図3(a)のC部の要部拡大図)である。 同上の風呂蓋の浴槽への配設状態を示す平面図である。 (a)は図2のA−A線断面図であり、(b)は図2のB−B線断面図である。 同上の風呂蓋の立て置き状態を示す側断面図である。
符号の説明
1 風呂蓋
2 蓋板
2a 背凭れ部用蓋板
2b 足置き部用蓋板
2c 中央部用蓋板
4 エッジ材
5 重複部
6 指掛け部
7 浴槽
10 表面被覆部
s 指挿入隙間

Claims (1)

  1. 複数枚の蓋板を並べて浴槽の上方開口を閉塞する風呂蓋における隣接蓋板の接合構造であって、隣接する各蓋板の周縁部に少なくとも周縁部表面及び側端面を覆うエッジ材をそれぞれ被着し、隣接する蓋板のうち一方の蓋板のエッジ材に、他方の蓋板のエッジ材の表面被覆部の表側に被せる重複部を突設すると共に、他方の蓋板の表面との間に指挿入隙間を形成させる指掛け部を重複部の突出先端から更に突設したことを特徴とする風呂蓋における隣接蓋板の接合構造。
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