JP2007283005A - 椅子の肘掛け装置 - Google Patents

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JP2007283005A
JP2007283005A JP2006116123A JP2006116123A JP2007283005A JP 2007283005 A JP2007283005 A JP 2007283005A JP 2006116123 A JP2006116123 A JP 2006116123A JP 2006116123 A JP2006116123 A JP 2006116123A JP 2007283005 A JP2007283005 A JP 2007283005A
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洋一郎 小田
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Abstract

【課題】 部品点数が少なく、組立性に優れ、しかも、パッド部材がほぼ全体にわたって均一に弾性変形することができ、肘掛け時の感触がよい椅子の肘掛け装置を提供する。
【解決手段】 肘当て基板2の外周部に、起立片7と、この起立片7の上端より上方に突出し、かつ先端部に係合爪8が設けられた複数の係合片9と、起立片7の下端より外向きに延出し、上面に凹溝10を有する縁片11とを設け、芯材5の上壁12に、係合片9が嵌合し、かつ上縁に係合爪8が係合するようにした係合孔14を設けるとともに、上壁12の外周部より垂下し、起立片7に外嵌される下向片13を連設し、この下向片13の外周面を、表装材6により覆い、下向片13の下端部と表装材6の下端部とを、縁片11の凹溝10に嵌合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、肘当て基板の上面にパッド部材を装着し、かつ前記パッド部材を、硬質の芯材と、その上面を覆う軟質の表装材とにより形成してなる椅子の肘掛け装置に関する。
従来の椅子の肘掛け装置は、肘当て基板とパッド部材との取り付けを、両者の内方に形成される空間部の角部4箇所で、肘当て基板から上方に突設されるボス部の上面とパッド部材から下方に突設される雌ねじ部の下面を当接させ、ねじを肘当て基板の下方からボス部に設けた通孔を挿通させて、上記雌ねじ部に螺合させることにより行っていた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2000−333776号公報 特開2000−333777号公報
しかし、従来の椅子の肘掛け装置は、肘当て基板とパッド部材の取り付けにねじを使用しているので、部品点数が多く、組み立てに時間が掛かり、またパッド部材における四隅のねじ取付部がパッド部材の弾性変形を局部的に妨げ、肘掛け時に、均一な弾力性が得られず、不快感を与えるおそれがある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、部品点数が少なく、組立性に優れ、しかも、パッド部材がほぼ全体にわたって均一に弾性変形することができ、肘掛け時の感触がよい椅子の肘掛け装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 肘当て基板の上面にパッド部材を装着し、かつ前記パッド部材を、硬質の芯材と、その上面を覆う軟質の表装材とにより形成してなる椅子の肘掛け装置において、前記肘当て基板の外周部に、起立片と、この起立片の上端より上方に突出し、かつ先端部に係合爪が設けられた複数の係合片と、前記起立片の下端より外向きに延出し、上面に凹溝を有する縁片とを設け、前記芯材の上壁に、前記係合片が嵌合し、かつ上縁に前記係合爪が係合するようにした係合孔を設けるとともに、前記上壁の外周部より垂下し、前記起立片に外嵌される下向片を連設し、この下向片の外周面を、前記表装材により覆い、前記下向片の下端部と表装材の下端部とを、前記縁片の凹溝に嵌合する。
(2)上記(1)項において、芯材の上壁の上面における係合孔の縁に凹入段部を設け、ここに、係合片の係合爪が係止するようにする。
(3)上記(1)または(2)項において、起立片を、肘当て基板の外周に沿って全周に設け、かつ下向片も、芯材の上壁の外周に沿って全周に設ける。
(4)上記(3)項において、係合片を、起立片の前部、後部、および両側部に、それぞれ少なくとも1個以上設ける。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によれば、肘当て基板とパッド部材との取り付けにねじを使う必要がないため、部品点数を少なくでき、組立性が向上する。
また、肘当て基板とパッド部材との角部に、パッド部材の弾性変形の妨げとなるボス部や雌ねじ部といったねじ取付けのための局部的な剛体部分をなくすことができるため、パッド部材をほぼ全域にわたって均一に弾性変形しうるようにすることができ、肘掛けの使い心地を向上させることができる。
さらに、係合片が嵌合する係合孔を、芯材の上壁に設け、係合片の先端部に設けた係合爪が、係合孔の上縁に係合するようにしてあるので、パッド部材を肘当て基板に、上方より簡単に装着することができるとともに、パッド部材が肘当て基板から外れにくい。
(b)請求項2記載の発明によれば、芯材の上壁の上面における係合孔の縁に凹入段部を設け、ここに、係合片の係合爪が係止するようにしてあるので、係合片の先端が芯材の上壁の上面より突出する突出量を低減することができ、もって、表装材の上面に肘を置いたとき、係合片の先端が突起感を与えるのを低減したり、防止したりすることができる。
(c)請求項3記載の発明によれば、起立片を、肘当て基板の外周に沿って全周に設け、かつ下向片も、芯材の上壁の外周に沿って全周に設けてあるので、パッド部材を肘当て基板に、上方より簡単に装着することができるとともに、パッド部材が肘当て基板から外れにくくすることができる。
(d)請求項4記載の発明によれば、係合片を、起立片の前部、後部、および両側部に、それぞれ少なくとも1個以上設けてあるので、パッド部材を、肘当て基板から、より外れにくくすることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7に基づいて説明する。
本実施形態の椅子の肘掛け装置は、椅子の座(図示略)の側部に配設された側面視ほぼ方形枠状の肘当て支持体(1)の上端に一体的に取り付けられた、前後方向に長い平面視ほぼ長方形の肘当て基板(2)と、その上面に形成された格子状のリブ(3)を覆うように装着されたパッド部材(4)とを備え、このパッド部材(4)は、適度に弾性変形可能な硬質合成樹脂製の芯材(5)と、その表面を覆う軟質合成樹脂製の表装材(6)とにより形成されている。
肘当て基板(2)の上面には、その全外周に沿って、格子状のリブ(3)を囲むようにして、起立片(7)が設けられている。起立片(7)の上端には、上方に突出すし、かつ上端部外側面に係合爪(8)が設けられた複数の係合片(9)が、起立片(7)の長手方向に適宜の間隔をもって設けられている。
この係合片(9)は、起立片(7)の前部、後部、および両側部に、それぞれ少なくとも1個、好ましくは2個以上設けるのがよい。
肘当て基板(2)における起立片(7)の下端部全外周には、外向きに延出し、かつ上面に凹溝(10)が設けられた縁片(11)が連設されている。
芯材(5)は、適度の弾性を有する、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等により形成され、前後方向に長いほぼ水平板状の上壁(12)と、その全外周部のやや内側部分より垂下し、上記起立片(7)に外嵌される下向片(13)とからなっている。
芯材(5)の上壁(12)における外周よりやや内側の部分には、上記各係合片(9)が下方より嵌合し、かつ上縁に上記係合爪(8)が係合するようにした複数の係合孔(14)が設けられている。図4〜図6に示すように、各係合孔(14)の外側寄りの内側面は、外下方を向く傾斜面(14a)としてあり、パッド部材(4)を肘当て基板(2)に装着する際に、係合片(9)の係合爪(8)を、この傾斜面(14a)に摺接させて案内することにより、パッド部材(4)を肘当て基板(2)に容易に装着しうるようにしてある。
上壁(12)の上面全体には、芯材(5)を撓み易くするための多数の小孔(15)が、適宜の配置で設けられている。
芯材(5)の上壁(12)の上面における係合孔(14)の外側の縁には、パッド部材(4)を肘当て基板(2)に装着したときに、係合片(9)の係合爪(8)が係止するようにした凹入段部(16)が設けられている。
パッド部材(4)は、下向片(13)が起立片(7)に外嵌されるとともに、下向片(13)の下端部と表装材(6)の周縁の下端部とが、肘当て基板(2)の凹溝(10)内に嵌合され、かつ各係合片(9)が下方より嵌合し、各係合片(9)の係合爪(8)が各係合孔(14)の上縁の凹入段部(16)に係合することにより、妄りに上方に外れることなく、また側方にがたつくことなく、肘当て基板(2)に強固に装着されている。
本実施形態の肘掛け装置は、上記のような構成としてあるので、肘当て基板(2)とパッド部材(4)との取り付けにねじを使う必要がなく、部品点数を少なくでき、組立性が向上する。
また、肘当て基板(2)とパッド部材(4)との角部に、パッド部材(4)の弾性変形の妨げとなるボス部や雌ねじ部といったねじ取付けのための局部的な剛体部分をなくすことができるため、パッド部材(4)を、ほぼ全域にわたって均一に弾性変形しうるようにすることができる。
さらに、係合片(9)が嵌合する係合孔(14)を、芯材(5)の上壁(12)に設け、係合片(9)の先端部に設けた係合爪(8)が、係合孔(14)の上縁に係合するようにしてあるので、パッド部材(4)を肘当て基板(2)に、上方より簡単に装着することができるとともに、パッド部材(4)が肘当て基板(2)から外れにくい等の利点がある。
本発明の一実施形態の肘掛け装置を斜め前方より見た斜視図である。 同じく、分解斜視図である。 図1のIII−III線に沿う縦断側面図である。 図3の前部の拡大図である。 図3の後部の拡大図である。 図2のVI−VI線に沿う縦断正面図である。 図2のVII−VII線に沿う縦断正面図である。
符号の説明
(1)肘当て支持体
(2)肘当て基板
(3)リブ
(4)パッド部材
(5)芯材
(6)表装材
(7)起立片
(8)係合爪
(9)係合片
(10)凹溝
(11)縁片
(12)上壁
(13)下向片
(14)係合孔
(14a)傾斜面
(15)小孔
(16)凹入段部

Claims (4)

  1. 肘当て基板の上面にパッド部材を装着し、かつ前記パッド部材を、硬質の芯材と、その上面を覆う軟質の表装材とにより形成してなる椅子の肘掛け装置において、
    前記肘当て基板の外周部に、起立片と、この起立片の上端より上方に突出し、かつ先端部に係合爪が設けられた複数の係合片と、前記起立片の下端より外向きに延出し、上面に凹溝を有する縁片とを設け、前記芯材の上壁に、前記係合片が嵌合し、かつ上縁に前記係合爪が係合するようにした係合孔を設けるとともに、前記上壁の外周部より垂下し、前記起立片に外嵌される下向片を連設し、この下向片の外周面を、前記表装材により覆い、前記下向片の下端部と表装材の下端部とを、前記縁片の凹溝に嵌合したことを特徴とする椅子の肘掛け装置。
  2. 芯材の上壁の上面における係合孔の縁に凹入段部を設け、ここに、係合片の係合爪が係止するようにした請求項1記載の椅子の肘掛け装置。
  3. 起立片を、肘当て基板の外周に沿って全周に設け、かつ下向片も、芯材の上壁の外周に沿って全周に設けた請求項1または2記載の椅子の肘掛け装置。
  4. 係合片を、起立片の前部、後部、および両側部に、それぞれ少なくとも1個以上設けた請求項3記載の椅子の肘掛け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029722A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Okamura Corp 椅子の肘掛け装置
JP2012085897A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Okamura Corp 肘掛けの肘当て取付構造

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