JP2003225111A - ペット用トレー - Google Patents

ペット用トレー

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JP2003225111A
JP2003225111A JP2002026513A JP2002026513A JP2003225111A JP 2003225111 A JP2003225111 A JP 2003225111A JP 2002026513 A JP2002026513 A JP 2002026513A JP 2002026513 A JP2002026513 A JP 2002026513A JP 2003225111 A JP2003225111 A JP 2003225111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーツ等を容易に取り付けられ、かつ確実に
支持する。 【解決手段】 上側面にマット2やシーツ3が掛けられ
る本体部4と、この本体部4の周囲に嵌合してシーツ3
等の周囲を押さえる枠体部5とを備えたペット用トレー
である。枠体部5の対向する両側に嵌合部24をそれぞ
れ設けると共に、本体部4の対向する両側に嵌合部24
と嵌合する被嵌合部15をそれぞれ設け、枠体部5の両
側(嵌合部24を設けた両側)を本体部4から離れる方
向に反らせて成形した。嵌合部24は、枠体部5の縦壁
部に設けた嵌合穴で構成し、被嵌合部15は、本体部4
の縦壁部のうち嵌合部24に対向する位置に設けた嵌合
突起で構成した。嵌合部24を挟む両側には弾性リブ2
5を設けた。枠体部5の内側縁部には押え板部29を設
け、押え板部29の下側面に固定用突起30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マットやシーツを
載置して使用するペット用トレーに関し、特にペット用
のトイレとして使用して好適なペット用トレーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シーツが掛けられたペット用トレーは一
般に知られている。このようなペット用トレーは通常、
シーツが掛けられる本体部と、この本体部の周囲に嵌合
して上記シーツの周囲を押さえる枠体部とから構成され
ている。
【0003】ペットは、本体部の上に掛けられたシーツ
に上に乗って、寝そべったり、トイレをしたりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
ペット用トレーでは、その枠体部と本体部は、通常、対
向する2カ所程度で互いに固定されている。
【0005】このため、2つの固定部分の間では、枠体
部が本体部から浮いてシーツの固定が緩くなることがあ
る。そして、この状態で、犬等のペットがトレーの上で
動き回ると、シーツがずれてしまうという問題点があ
る。
【0006】本発明は以上述べたような不具合を解消す
るためになされたもので、シーツ等を容易に取り付けら
れ、かつずれることなく確実に支持することができるペ
ット用トレーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために第1の発明に係るペット用トレーは、上側面に少
なくともシーツが掛けられる本体部と、この本体部の周
囲に嵌合して上記シーツの周囲を押さえる枠体部とを備
えたペット用トレーにおいて、上記枠体部の対向する両
側に嵌合部がそれぞれ設けられると共に、上記本体部の
対向する両側に上記嵌合部と嵌合する被嵌合部がそれぞ
れ設けられ、上記枠体部が、上記嵌合部を設けた両側が
上記本体部から離れる方向に反らせて成形されたことを
特徴とする。
【0008】上記構成により、枠体部を本体部に取り付
けて、まず一方の嵌合部を本体部の被嵌合部に嵌合させ
る。次いで、反った枠体部をまっすぐに延ばすように他
方の嵌合部を押し下げて、本体部の他方の被嵌合部に嵌
合させる。これにより、枠体部の反りが延ばされた反動
によって嵌合部と被嵌合部との嵌合状態が確実に維持さ
れると共に、各嵌合部の近傍だけでなく、各嵌合部の中
間部においても、枠体部が一定以上の圧力で本体部と当
接する。これにより、枠体部が本体部から浮いた部分が
なくなり、シーツはその全周を、枠体部と本体部とで確
実に挟んで支持される。この結果、シーツの上でペット
が動き回っても、シーツがずれることがなくなる。
【0009】第2の発明に係るペット用トレーは、第1
の発明に係るペット用トレーにおいて、上記嵌合部が、
上記枠体部の縦壁部に設けられた嵌合穴又は嵌合突起に
より構成されると共に、上記被嵌合部が、上記本体部の
縦壁部のうち上記嵌合部に対向する位置に設けられた嵌
合突起又は嵌合穴により構成され、外側に位置する上記
嵌合部又は被嵌合部の縦壁部の内側面であって、上記嵌
合部又は被嵌合部を挟む両側に弾性リブを設け、この弾
性リブの一端部が、なだらかな円弧を描きながら、上記
縦壁部の一端部に連なる水平壁部に徐々に沿って一体的
に設けられたことを特徴とする。
【0010】上記構成により、枠体部を本体部に取り付
けて上側から押すと、枠体部の縦壁部に設けられた嵌合
穴又は嵌合突起が、本体部の縦壁部に設けられた嵌合突
起又は嵌合穴に嵌合する。このとき、外側に位置する縦
壁部の内側面の弾性リブが縦壁部を弾性的に支持する。
即ち、弾性リブが、その一端部がなだらかな円弧を描き
ながら水平壁部に徐々に沿って一体的に設けられている
ので、弾性リブに応力が集中することなく水平壁部に支
持されて、縦壁部を弾性的に支持する。これにより、嵌
合穴と嵌合突起との嵌合状態が弾性的に確実に支持され
て、抜けることがなくなる。
【0011】第3の発明に係るペット用トレーは、第1
又は第2の発明に係るペット用トレーにおいて、上記枠
体部の内側縁部に押え板部が設けられると共に、この押
え板部の下側面に固定用突起が設けられたことを特徴と
する。
【0012】上記構成により、枠体部が本体部に取り付
けられて一定以上の圧力で当接することにより、固定用
突起がシートに押し当てられて確実に固定支持される。
【0013】第4の発明に係るペット用トレーは、第1
乃至第3のいずれかの発明に係るペット用トレーにおい
て、上記枠体部の内側縁部のうち上記固定用突起の外側
に設けられた固定用凸条又は凸条嵌合溝と、上記本体部
側に設けられ上記固定用凸条又は凸条嵌合溝と嵌合する
凸条嵌合溝又は固定用凸条とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】上記構成により、枠体部を本体部に取り付
けると、固定用凸条と凸条嵌合溝とが互いに嵌合する。
これにより、互いに嵌合した固定用凸条と凸条嵌合溝と
で、シートの周囲が挟み込まれて支持され、固定され
る。
【0015】第5の発明に係るペット用トレーは、第1
乃至4のいずれかの発明に係るペット用トレーにおい
て、上記本体部にマット収納部が設けられ、このマット
収納部にマットが収納されると共にその上側をシーツで
覆われ、上記固定用突起が上記マットの周縁部に位置
し、上記固定用凸条及び凸条嵌合溝が上記シーツの周縁
部に位置することを特徴とする。
【0016】上記構成により、固定用突起でマットの周
縁部が固定され、固定用凸条及び凸条嵌合溝でシーツの
周縁部が固定される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るペット用トレ
ーについて図面を参照しながら説明する。なお、ここで
は、ペット用トレーをペット用トイレとして使用する場
合について説明する。図1は本実施形態に係るペット用
トイレを示す分解斜視図、図2は本実施形態に係るペッ
ト用トイレを示す斜視図、図3は本実施形態に係るペッ
ト用トイレを示す正面図、図4は本実施形態に係るペッ
ト用トイレを示す側面図、図5は本実施形態に係るペッ
ト用トイレを示す平面図、図6は本実施形態に係るペッ
ト用トイレの本体部を示す正面図、図7は本実施形態に
係るペット用トイレの本体部を示す平面図、図8は本実
施形態に係るペット用トイレの本体部を示す側面図、図
9は本実施形態に係るペット用トイレの本体部を示す裏
面図、図10は本実施形態に係るペット用トイレの本体
部の被嵌合部を本体部の外側から示す斜視図、図11は
本実施形態に係るペット用トイレの枠体部を示す正面
図、図12は本実施形態に係るペット用トイレの枠体部
を示す平面図、図13は本実施形態に係るペット用トイ
レの枠体部を示す側面図、図14は本実施形態に係るペ
ット用トイレの枠体部を示す裏面図、図15は本実施形
態に係るペット用トイレの本体部に枠体部を載置した状
態を示す正面図、図16は本実施形態に係るペット用ト
イレの枠体部の嵌合部及び弾性リブの部分を裏返した枠
体部の内側から示す斜視図、図17は本実施形態に係る
ペット用トイレの本体部に枠体部を嵌合した状態を示す
要部断面図、図18は本実施形態に係るペット用トイレ
の固定用突起を示す要部拡大図、図19は本実施形態に
係るペット用トイレの組み立て状態を示す斜視図であ
る。
【0018】[第1の実施形態]本実施形態に係るペッ
ト用トイレ1は、図1〜5,17,19に示すように、
マット2と、シーツ3と、本体部4と、枠体部5とから
構成されている。
【0019】マット2は、吸水及び消臭の機能を備え、
ペットの尿を吸収し、臭いの発生を押さえるための部材
である。マット2は、四角形の平板状に形成されてい
る。本実施例では、本体部4に2枚並べて取り付けられ
る。
【0020】シーツ3は、マット2を覆うカバーであ
る。シーツ3には、多数の逆流防止穴が設けられてい
る。この逆流防止穴は水分の逆流を抑えるようになって
いる。即ち、シーツ3の上にペットが排尿すると、尿は
逆流防止穴を通過してマット2に吸収されて保持され、
ペットが踏み付けても逆流防止穴から逆流しないように
なっている。シーツ3は、後述する本体部4の凸条嵌合
溝14を覆う程度の大きさに設定されている。
【0021】本体部4は、マット2及びシーツ3を収納
して固定支持するための部材である。本体部4は、図1
〜9に示すように、浅い皿状に形成されている。具体的
には、底面板部7と、嵌合壁部8と、堤部9とから概略
構成されている。
【0022】底面板部7は、本体部4の底面を構成する
部材である。この底面板部7には、後述するマット収納
部13及び凸条嵌合溝14が設けられている。
【0023】嵌合壁部8は、本体部4の左右端部の壁を
構成する部材である。嵌合壁部8は、円弧状に隆起させ
て形成され、後述する枠体部5の円弧状袋部21に嵌合
されて、本体部4と枠体部5とが互いに固定されるよう
になっている。この嵌合壁部8の内側の壁面は、後述す
る凸条嵌合溝14の一部を構成している。
【0024】嵌合壁部8の中央部には、後述する被嵌合
部15が設けられている。この被嵌合部15の両側に
は、後述する弾性リブ25を収納して案内するリブ案内
溝11がそれぞれ設けられている。
【0025】堤部9は、本体部4の前後端部の低い壁を
構成する部材である。この堤部9は、後述する凸条嵌合
溝14の一部を構成している。
【0026】上記本体部4には、マット収納部13と、
凸条嵌合溝14と、被嵌合部15とが設けられている。
【0027】マット収納部13は、マット2を収納する
凹部である。このマット収納部13は、後述する凸条嵌
合溝14の内側壁17によって構成されている。マット
収納部13は、マット2を2枚並べた大きさで、マット
2の厚さと同じ深さに設定されている。
【0028】凸条嵌合溝14は、シーツ3の周縁部を固
定するための部位である。凸条嵌合溝14は、マット収
納部13の外周を囲繞するように形成されている。具体
的には、図17に示すように、内側壁17と、外側壁1
8と、底面壁19とから構成されている。
【0029】内側壁17は、凸条嵌合溝14の内側を形
成するための壁面である。内側壁17はマット収納部1
3の外周に沿って四角形状に配設されている。これによ
り、内側壁17は、マット収納部13と凸条嵌合溝14
とを区画している。
【0030】外側壁18は、底面壁19を立ち上げて形
成されている。内側壁17と外側壁18との間隔は、枠
体部5の固定用凸条33が余裕をもって挿入できる程度
に設定されている。
【0031】底面壁19は、マット収納部13の底面板
部7を延長して形成されている。
【0032】被嵌合部15は、後述する枠体部5の嵌合
部24と互いに嵌合することで、枠体部5を本体部4に
固定するための部材である。被嵌合部15は、図1,
8,10に示すように、嵌合壁部8の外側に設けられて
いる。被嵌合部15は、楕円形状に隆起させて形成され
た嵌合突起によって構成されている。
【0033】枠体部5は、マット2及びシーツ3の周囲
を押さえて固定するための部材である。この枠体部5
は、図1〜5,11〜14に示すように、四角形の枠状
に形成され、本体部4の周囲に嵌合して取り付けられ
る。枠体部5は、左右両側に設けられた円弧状袋部21
と、前後両側に設けられた溝板部22とから構成されて
いる。
【0034】円弧状袋部21は、本体部4の嵌合壁部8
に嵌合する部分である。円弧状袋部21は、下方に開口
した円弧状の袋体として構成され、本体部4の嵌合壁部
8を包み込むようにしてその上側から嵌合されるように
なっている。各円弧状袋部21の外側の縦壁部21Aに
は、嵌合部24がそれぞれ設けられている。この嵌合部
24は、楕円形状の嵌合穴として構成されている。
【0035】縦壁部21Aの内側面うち、嵌合部24を
挟む両側には、図16に示すように、弾性リブ25が設
けられている。この弾性リブ25は、嵌合部24を弾性
的に支持するための部材である。この弾性リブ25によ
って、嵌合部24が本体部4の被嵌合部15に確実に嵌
合するようになっている。即ち、嵌合部24が本体部4
の被嵌合部15にその外側から嵌合した状態が、弾性的
にかつ確実に支持され、ペットが動き回って衝撃を受け
ても外れないようになっている。弾性リブ25の一端部
(図16中の下端部)は、なだらかな円弧を描きながら
水平壁部21Bに徐々に沿って一体的に設けられてい
る。これにより、弾性リブ25は、応力が集中すること
なく水平壁部21Bに弾性的に支持され、縦壁部21A
を弾性的に支持している。
【0036】縦壁部21Aのうち、弾性リブ25の下側
(図16中の上側)には案内部26が形成されている。
この案内部26は、円弧状袋部21を本体部4の嵌合壁
部8に嵌合させるときに、縦壁部21Aを本体部4の被
嵌合部15に乗り上げさせるための案内部分である。案
内部26は、外側へ球面状に膨らませて形成されてい
る。
【0037】溝板部22は、図1,11,15に示すよ
うに、前後両側に設けられて各円弧状袋部21と一体的
に連結され、枠体部5を構成している。溝板部22は、
下方に開口した溝状(雨どい状)に形成され、本体部4
の堤部9に嵌合するようになっている。溝板部22は上
側に反らせて形成されている。即ち、枠体部5の両側が
本体部4から離れる方向に反らせて成形されている(図
15参照)。これは、枠体部5がその全周で本体部4
に、一定以上の圧力で当接して、マット2及びシーツ3
を確実に固定支持するためである。即ち、枠体部5の両
側の嵌合部24が本体部4の両側の被嵌合部15にそれ
ぞれ嵌合して溝板部22の反りが延ばされることで、そ
の反力によって、枠体部5自身を本体部4側に固定する
と共に、枠体部5の全周(円弧状袋部21と溝板部22
の部分全体)がマット2及びシーツ3に一定以上の圧力
で押し付けられるようになっている。
【0038】枠体部5の内側縁部には押え板部29が設
けられている。この押え板部29は、図1,12,1
4,17に示すように、枠体部5の内側へ延出して形成
され、本体部4のマット収納部13に収納された2枚の
マット2の周囲を僅かに覆う程度の寸法に設定されてい
る。
【0039】押え板部29の下側面には固定用突起30
が設けられている。この固定用突起30は、押え板部2
9の下側面の全周に多数設けられ、マット2及びシーツ
3を多数の点で支持するようになっている。固定用突起
30は、図18に示すように、中央に切り欠き31を有
している。平面形状は、長方形状(図20参照)になっ
ている。
【0040】固定用突起30の外側には固定用凸条33
が設けられている。この固定用凸条33は、枠体部5の
内側壁を下方へ延ばして形成され、枠体部5の全周に亘
って四角形状に設けられている。固定用凸条33は、枠
体部5が本体部4に取り付けられた状態で、図17に示
すように、本体部4の凸条嵌合溝14に嵌合するように
なっている。この固定用凸条33と凸条嵌合溝14との
嵌合により、シーツ3の周縁を挟み込んで固定支持する
ようになっている。
【0041】[動作]以上のように構成されたペット用
トイレ1は、次のように使用される。図19に基づいて
説明する。
【0042】マット2及びシーツ3の取付作業は次のよ
うにする。
【0043】まず、図19(A)のように、本体部4の
マット収納部13に2枚のマット2を収納する。次い
で、図19(B)のように、マット2の上からシーツ3
を被せる。シーツ3の周囲が本体部4の凸条嵌合溝14
にかかるように被せる。次いで、図19(C)のよう
に、枠体部5を本体部4に取り付ける。
【0044】このとき、枠体部5の円弧状袋部21が本
体部4の嵌合壁部8にはまり込み、溝板部22が堤部9
にはまり込む。
【0045】この状態で、枠体部5の一方の円弧状袋部
21を押し下げて、嵌合部24を被嵌合部15にはめ込
む。次いで、他方の円弧状袋部21を押し下げて、反っ
た溝板部22を延ばしながら、嵌合部24を被嵌合部1
5にはめ込む。これで、マット2及びシーツ3の取付作
業は終了する。
【0046】この状態で、枠体部5の固定用突起30は
マット2の周縁をシーツ3の上から押圧する。さらに、
固定用凸条33は本体部4の凸条嵌合溝14に嵌合する
ことで、シーツ3の周縁を挟み込んで固定支持する。
【0047】ペットが排尿等をしたときには、枠体部5
の案内部26を外側へ引いて嵌合部24を被嵌合部15
から外し、枠体部5を本体部4から取り外す。これによ
り、マット2及びシーツ3の固定は解除され、これらを
取り除く。次いで、新しいのマット2及びシーツ3を上
記同様にして取り付ける。
【0048】[効果]以上により、マット2及びシーツ
3をペット用トイレ1に対して、容易に取り付け及び取
り外しすることができる。
【0049】また、枠体部5を反らせたので、その反り
が延ばされる反動を利用して枠体部5の全周を一定以上
の圧力で本体部4に当接させることができ、枠体部5が
本体部4から浮いた部分がなくなる。この結果、マット
2及びシーツ3がその全周を確実に支持され、シーツ3
の上でペットが動き回っても、シーツ3等がずれること
がなくなる。
【0050】枠体部5の円弧状袋部21の縦壁部21A
の内側面に弾性リブ25を設けたので、嵌合部24の被
嵌合部15への嵌合状態が弾性的に確実に支持され、抜
けることがなくなる。
【0051】さらに、固定用突起30によってマット2
がその周縁部で確実に固定され、固定用凸条33及び凸
条嵌合溝14でシーツ3の周縁部が確実に固定され、シ
ーツ3の上でペットが動き回っても、シーツ3等がずれ
ることがなくなる。
【0052】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
について説明する。本実施形態のペット用トイレの全体
構成は、上記第1の実施形態の全体構成とほぼ同様であ
るので、ここでは、同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。図20
は第2実施形態に係るペット用トイレの枠体部を示す要
部斜視図、図21は第2実施形態に係るペット用トイレ
の本体部を示す要部斜視図、図22は固定用突起を示す
要部拡大図、図23は固定用突起の他の例を示す要部拡
大図である。
【0053】本実施形態における特徴部分は固定用突起
41である。図20に示すように、押え板部29には多
数の固定用突起41が設けられている。この固定用突起
41は、図22に示すように、台形状に形成されてい
る。これにより、マット2及びシーツ3への当接面積を
狭くして、マット2等へある程度食い込んで支持するよ
うになっている。
【0054】これにより、より確実にマット2等を固定
支持することができる。
【0055】また、図23に示すように、固定用突起4
1を三角形状(円錐形状、四角錐形状等)に形成しても
よい。この場合は、マット2等に完全に食い込んで、さ
らに確実に固定支持することができる。
【0056】[変形例] (1) 上記実施形態では、マット2とシーツ3とを使
用したバイを例に説明したが、シーツ3だけの場合もあ
る。この場合は、シーツ3には、上述した機能の他に、
吸水及び消臭の機能を持たせる。この場合も、上記同様
の作用、効果を奏することができる。
【0057】(2) 上記実施形態では、ペット用トレ
ーをペット用のトイレとして使用したが、ペット用ベッ
ド等の他の用途に使用する場合も、上記同様の作用、効
果を奏することができる。
【0058】(3) 上記実施形態では、嵌合部24を
嵌合穴により構成し、被嵌合部15を嵌合突起により構
成したが、これらと逆に、嵌合部24を嵌合突起により
構成し、被嵌合部15を嵌合穴により構成してもよいこ
とは言うまでもない。この場合も、上記同様の作用、効
果を奏することができる。
【0059】(4) 上記実施形態では、枠体部5の嵌
合部24を挟む両側に弾性リブ25を設けたが、本体部
4の被嵌合部15を挟む両側に設けてもよい。この場合
も、上記同様の作用、効果を奏することができる。
【0060】(5) 上記実施形態では、枠体部5側に
固定用凸条33を設け、本体部4側に凸条嵌合溝14を
設けたが、これと逆に、枠体部5側に凸条嵌合溝を設
け、本体部4側に固定用凸条を設けてもよい。この場合
も、上記同様の作用、効果を奏することができる。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、次のような効果を奏することができる。
【0062】(1) マット等をペット用トレーに対し
て、容易に取り付け及び取り外しすることができる。
【0063】(2) 枠体部を反らせたので、マット等
がその全周が確実に支持され、シーツの上でペットが動
き回っても、シーツ等がずれることがなくなる。
【0064】(3) 枠体部に弾性リブを設けたので、
嵌合部の被嵌合部への嵌合状態が弾性的に確実に支持さ
れ、抜けることがなくなる。
【0065】(4) 固定用突起を設けたので、固定用
突起がシート等に押し当てられることでシーツ等を確実
に固定支持することができる。
【0066】(5) 固定用凸条と凸条嵌合溝とを設け
たので、これらが互いに嵌合することで、シートの周囲
を挟み込んで確実に支持することができる。
【0067】(6) 固定用突起によってマットの周縁
部を確実に固定し、固定用凸条及び凸条嵌合溝でシーツ
の周縁部を確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペット用トイレを示す分解斜視図
である。
【図2】本発明に係るペット用トイレを示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るペット用トイレを示す正面図であ
る。
【図4】本発明に係るペット用トイレを示す側面図であ
る。
【図5】本発明に係るペット用トイレを示す平面図であ
る。
【図6】本発明に係るペット用トイレの本体部を示す正
面図である。
【図7】本発明に係るペット用トイレの本体部を示す平
面図である。
【図8】本発明に係るペット用トイレの本体部を示す側
面図である。
【図9】本発明に係るペット用トイレの本体部を示す裏
面図である。
【図10】本発明に係るペット用トイレの本体部の被嵌
合部を本体部の外側から示す斜視図である。
【図11】本発明に係るペット用トイレの枠体部を示す
正面図である。
【図12】本発明に係るペット用トイレの枠体部を示す
平面図である。
【図13】本発明に係るペット用トイレの枠体部を示す
側面図である。
【図14】本発明に係るペット用トイレの枠体部を示す
裏面図である。
【図15】本発明に係るペット用トイレの本体部に枠体
部を載置した状態を示す正面図である。
【図16】本発明に係るペット用トイレの枠体部の嵌合
部及び弾性リブの部分を裏返した枠体部の内側から示す
斜視図である。
【図17】本発明に係るペット用トイレの本体部に枠体
部を嵌合した状態を示す要部断面図である。
【図18】本発明に係るペット用トイレの固定用突起を
示す要部拡大図である。
【図19】本発明に係るペット用トイレの組み立て状態
を示す斜視図である。
【図20】本発明の第2実施形態に係るペット用トイレ
の枠体部を示す要部斜視図である。
【図21】本発明の第2実施形態に係るペット用トイレ
の本体部を示す要部斜視図である。
【図22】本発明の第2実施形態に係る固定用突起を示
す要部拡大図である。
【図23】本発明の第2実施形態に係る固定用突起の他
の例を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1:ペット用トイレ、2:マット、3:シーツ、4:本
体部、5:枠体部、7:底面板部、8:嵌合壁部、9:
堤部、11:リブ案内溝、12:外側壁、13:マット
収納部、14:凸条嵌合溝、15:被嵌合部、17:内
側壁、18:外側壁、19:底面壁、21:円弧状袋
部、22:溝板部、24:嵌合部、25:弾性リブ、2
6:案内部、29:押え板部、30:固定用突起、3
3:固定用凸条。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側面に少なくともシーツが掛けられる
    本体部と、この本体部の周囲に嵌合して上記シーツの周
    囲を押さえる枠体部とを備えたペット用トレーにおい
    て、 上記枠体部の対向する両側に嵌合部がそれぞれ設けられ
    ると共に、上記本体部の対向する両側に上記嵌合部と嵌
    合する被嵌合部がそれぞれ設けられ、 上記枠体部が、上記嵌合部を設けた両側が上記本体部か
    ら離れる方向に反らせて成形されたことを特徴とするペ
    ット用トレー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のペット用トレーにおい
    て、 上記嵌合部が、上記枠体部の縦壁部に設けられた嵌合穴
    又は嵌合突起により構成されると共に、 上記被嵌合部が、上記本体部の縦壁部のうち上記嵌合部
    に対向する位置に設けられた嵌合突起又は嵌合穴により
    構成され、 外側に位置する上記嵌合部又は被嵌合部の縦壁部の内側
    面であって、上記嵌合部又は被嵌合部を挟む両側に弾性
    リブを設け、 この弾性リブの一端部が、なだらかな円弧を描きなが
    ら、上記縦壁部の一端部に連なる水平壁部に徐々に沿っ
    て一体的に設けられたことを特徴とするペット用トレ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のペット用トレー
    において、 上記枠体部の内側縁部に押え板部が設けられると共に、
    この押え板部の下側面に固定用突起が設けられたことを
    特徴とするペット用トレー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    ペット用トレーにおいて、 上記枠体部の内側縁部のうち上記固定用突起の外側に設
    けられた固定用凸条又は凸条嵌合溝と、 上記本体部側に設けられ上記固定用凸条又は凸条嵌合溝
    と嵌合する凸条嵌合溝又は固定用凸条とを備えたことを
    特徴とするペット用トレー。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    ペット用トレーにおいて、 上記本体部にマット収納部が設けられ、このマット収納
    部にマットが収納されると共にその上側をシーツで覆わ
    れ、 上記固定用突起が上記マットの周縁部に位置し、上記固
    定用凸条及び凸条嵌合溝が上記シーツの周縁部に位置す
    ることを特徴とするペット用トレー。
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