JP6123990B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
一般的に、衛生洗浄装置は、人体洗浄機構などの機能部品を搭載するベースプレートを備える。衛生洗浄装置は、ベースプレートが便器に固定されることで便器に固定されている(特許文献1)。
ベースプレートの横幅(左右方向の幅)は、意匠性を考慮し、衛生洗浄装置が便器に固定された状態において、衛生洗浄装置の横幅が便器の横幅に合うように設定されている。そのため、便器の横幅に応じて、横幅が異なる種々のベースプレートを用意し使用する必要がある。しかし、全ての便器に対応可能なベースプレートを用意することは、現実的には困難である。また、コストがかかるという問題がある。
衛生洗浄装置は、種々の機能部品を備える。また、衛生洗浄装置に必要な機能部品は、製品(衛生洗浄装置)の機種に応じて異なる。この点においても、ベースプレートの共通化が困難なものとなっている。
特開2003−268854号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、共通のベースプレートを使用することができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、ボウル部を有する便器に固定配置される衛生洗浄装置であって、人体洗浄機能部を搭載するベースプレートと、前記ベースプレートの後方部に組み付けられ前記人体洗浄機能部とは異なる他の機能部を搭載可能なアドオンプレートと、前記ベースプレートの一方の側方部に組み付けられた第1のサイドプレートと、前記ベースプレートの他方の側方部に組み付けられた第2のサイドプレートと、を有するスペーサプレートと、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ベースプレートを共通化することができる。つまり、製品毎に横幅が異なる種々のベースプレートを用意する必要がなく、共通のベースプレートを使用することができる。そのため、コストの削減を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、前記スペーサプレートが前記ベースプレートに組み付けられた状態において、前記スペーサプレートの側面と前記ケースカバーとの間に空間が存在することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、着座等による荷重が便座を介してケースカバーかかった場合でも、その比較的強い荷重がスペーサプレートにかかることはない。そのため、スペーサプレートとケースカバーとの接触による異音の発生を抑制することができる。
第3の発明は、第1の発明において、外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、前記アドオンプレートは、前記ベースプレート、前記第1のサイドプレート、及び前記第2のサイドプレートのそれぞれの後方部に組み付けられ、前記第1のサイドプレートは、前記アドオンプレートと前記第1のサイドプレートの垂直面で接触する凹凸係合により前記アドオンプレートに組み付けられ、前記第2のサイドプレートは、前記アドオンプレートと前記第2のサイドプレートの垂直面で接触する凹凸係合により前記アドオンプレートに組み付けられたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、凹凸係合において、凸部の表面は、着座等による荷重に対して垂直方向に凹部の表面と面接触している。そのため、凸部の表面が凹部の表面と接触した状態で移動することを抑えることができる。これにより、着座等による荷重が便座、ケースカバーおよびベースプレートを介してアドオンプレートにかかった場合に、荷重がアドオンプレートからスペーサプレートにかかっても、スペーサプレートがアドオンプレートと接触した状態で移動することはない。そのため、スペーサプレートとアドオンプレートとの接触による異音の発生を抑制することができる。
第4の発明は、第1の発明において、外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、前記ベースプレートは、側面において傾斜面を有し、前記スペーサプレートは、前記傾斜面に対向する対向傾斜面を有し、前記スペーサプレートが前記ベースプレートに組み付けられた状態において、前記傾斜面と前記対向傾斜面との間に空間が存在することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、着座等による荷重が便座およびケースカバーを介してベースプレートにかかった場合でも、荷重がベースプレートからスペーサプレートにかかることはない。そのため、スペーサプレートとベースプレートとの接触による異音の発生を抑制することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記スペーサプレートは、前記ベースプレートに組み付けられた状態において前記便器と接触する接触面または前記便器との間に空間が存在し所定の荷重がかかると前記便器と接触し前記荷重を受ける接触面を有し、角が削り取られた面取り部が前記接触面の周囲のうちの少なくとも一部に設けられたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、面取り部が設けられていない場合と比較すると、スペーサプレートと便器との接触面積を減らすことができる。そのため、スペーサプレートと便器との接触による異音の発生を抑制することができる。
本発明の態様によれば、共通のベースプレートを使用することができる衛生洗浄装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置を表す模式的分解図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。 比較例にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。 本発明者が部品同士の接触による異音について検討した結果の一例を例示する模式的平面図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。 スペーサプレートとケースカバーとの接触の具体例を例示する模式的断面図である。 スペーサプレートとアドオンプレートとの接触の具体例を例示する模式図である。 スペーサプレートとアドオンプレートとの接触の具体例を例示する模式図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。 スペーサプレートとベースプレートとの接触の具体例を例示する模式的平面図である。 第1のサイドプレートを底面の側から眺めた模式的平面図である。 第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的斜視図である。 第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的斜視図である。 第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的斜視図である。 第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的斜視図である。 第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的断面図である。 第2のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式図である。 第2のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式図である。 第2のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式図である。 第2のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を表す模式的斜視図である。
図2は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置を表す模式的分解図である。
図3は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。
図4は、比較例にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。
本実施形態にかかる衛生洗浄装置10は、ボウル部801を有する洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800の上に配置され、便器800に固定されている。衛生洗浄装置10は、ベースプレート100と、アドオンプレート200と、スペーサプレート300と、ケースカバー400と、を備える。ベースプレート100、アドオンプレート200、スペーサプレート300およびケースカバー400は、例えば樹脂材料によりそれぞれ形成されている。
便座500は、ケースカバー400に対して開閉自在に軸支されている。便蓋(図示せず)が設けられる場合には、便蓋は、便座500と同様にケースカバー400に対して開閉自在に軸支される。
ベースプレート100には、便座500に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する人体洗浄機能部が搭載される。例えば、ベースプレート100あるいはケースカバー400には、使用者が便座500に座ったことを検知する着座検知センサ(図示せず)が設けられている。着座検知センサが便座500に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部(図示せず)を操作すると、洗浄ノズル(図示せず)を便器800のボウル部801内に進出させることができる。
そして、洗浄ノズルは、その先端部に設けられた吐水口から水を噴射して、便座500に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
図2に表した矢印A1のように、アドオンプレート200は、ベースプレート100の後方部に組み付けられる。また、アドオンプレート200は、便器800に固定される。アドオンプレート200には、人体洗浄機能部とは異なる他の機能部が搭載されている。例えば、アドオンプレート200には、脱臭ダクトなどが搭載されている。
なお、本願明細書においては、便座500に座った使用者からみて上方を「上方」とし、便座500に座った使用者からみて下方を「下方」とする。また、便座500に座った使用者からみて前方を「前方」とし、便座500に座った使用者からみて後方を「後方」とする。あるいは、便器800の方向を向いて便器800の前に立った使用者からみて手前側を「前方」とし、便器800の方向を向いて便器800の前に立った使用者からみて奥側を「後方」とする。また、便器800の方向を向いて便器800の前に立った使用者からみて右側を「右側方」とし、便器800の方向を向いて便器800の前に立った使用者からみて左側を「左側方」とする。
スペーサプレート300は、第1のサイドプレート310と、第2のサイドプレート320と、を有する。スペーサプレート300は、ベースプレート100の側方部に組み付けられる。具体的には、図2に表した矢印A2のように、第1のサイドプレート310は、ベースプレート100の左側方部に組み付けられる。図2に表した矢印A3のように、第2のサイドプレート320は、ベースプレート100の右側方部に組み付けられる。
図1および図3に表したように、ケースカバー400は、ベースプレート100と、アドオンプレート200と、スペーサプレート300と、を上方から覆い、衛生洗浄装置10の外形を形成する。
ここで、例えば図4に表した比較例にかかる衛生洗浄装置10aは、ベースプレート100aと、アドオンプレート200aと、ケースカバー400aと、を備える一方で、スペーサプレート300を備えていない。そのため、衛生洗浄装置10aは、スペーサプレート300により衛生洗浄装置10a自身の横幅を調整することはできない。
一般的には、ベースプレートの横幅は、意匠性を考慮し、衛生洗浄装置が便器に固定された状態において、衛生洗浄装置の横幅が便器の横幅に合うように設定されている。そのため、便器の横幅に応じて、横幅が異なる種々のベースプレートを用意し使用する必要がある。しかし、全ての便器に対応可能なベースプレートを用意することは、現実的には困難である。また、コストがかかるという問題がある。
さらに、衛生洗浄装置は、種々の機能部品を備える。また、衛生洗浄装置に必要な機能部品は、製品(衛生洗浄装置)の機種に応じて異なる。この点においても、ベースプレートの共通化が困難なものとなっている。
これに対して、本実施形態にかかる衛生洗浄装置10は、ベースプレート100と、アドオンプレート200と、スペーサプレート300と、を備える。スペーサプレート300は、ベースプレート100の側方部に組み付けられ、衛生洗浄装置10の横幅を調整することができる。つまり、図1および図3に表したように、スペーサプレート300は、衛生洗浄装置10の横幅を便器800の横幅に合わせることができる。
これによれば、ベースプレート100を共通化することができる。つまり、製品毎に横幅が異なる種々のベースプレートを用意する必要がなく、共通のベースプレート100を使用することができる。そのため、コストの削減を図ることができる。
次に、本発明者が部品同士の接触による異音について検討した結果の一例について、図面を参照しつつ説明する。
図5(a)〜図5(b)は、本発明者が部品同士の接触による異音について検討した結果の一例を例示する模式的平面図である。
本発明者が得た知見によれば、部品同士の接触による異音は、接触している部位に比較的強い力がかかり、接触している部位が移動する際に発生していることが分かった。そして、図5(a)〜図5(c)に表した手段のそれぞれが、部品同士の接触による異音を抑制する有効な手段の1つであることが分かった。
すなわち、図5(a)に表した手段は、第2の部品620が矢印A11のように第1の部品610の方へ移動しても、第2の部品620を第1の部品610に接触させないものである。これによれば、第2の部品620が第1の部品610と接触しないため、部品同士の接触による異音は生じない。
図5(b)に表した手段は、第2の部品620が矢印A12のように第1の部品610の方へ移動し接触しても、第1の部品610および第2の部品620を荷重方向に対して垂直面で受けることで、接触した状態で移動させないものである。言い換えれば、図5(b)に表した手段は、第1の部品610および第2の部品620が接触した状態で移動しない位置において、第2の部品620を第1の部品610に接触させるものである。これによれば、第2の部品620が第1の部品610の方へ移動し接触しても、接触による異音の発生を抑えることができる。
図5(c)に表した手段は、第2の部品620が矢印A13のように第1の部品610の方へ移動し接触しても、比較的強い力が接触部分にかからないようにするものである。これによれば、第2の部品620が第1の部品610の方へ移動し接触しても、接触による異音の発生を抑えることができる。
次に、部品同士の接触の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図6は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。
図7は、スペーサプレートとケースカバーとの接触の具体例を例示する模式的断面図である。
図7(a)は、図6に表した切断面A−Aにおける模式的断面図である。図7(b)は、図6に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。
図7(a)に表した具体例では、第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において、第1のサイドプレート310は、側面311においてケースカバー400の内面と接触する。このとき、第1のサイドプレート310は、オフセット面でケースカバー400と接触する。そのため、接触面(第1のサイドプレート310の側面311およびケースカバー400の内面)に比較的強い力(押し付け力)は発生しない。これにより、接触による異音の発生を抑えることができる。これは、図5(c)に関して前述した手段に相当する。
図7(b)に表した具体例では、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において、第2のサイドプレート320は、側面321においてケースカバー400の内面と接触する。このとき、第2のサイドプレート320は、オフセット面でケースカバー400と接触する。そのため、接触面(第2のサイドプレート320の側面321およびケースカバー400の内面)に比較的強い力(押し付け力)は発生しない。これにより、接触による異音の発生を抑えることができる。これは、図5(c)に関して前述した手段に相当する。
図8は、スペーサプレートとアドオンプレートとの接触の具体例を例示する模式図である。
図8(a)は、ベースプレート100、アドオンプレート200および第1のサイドプレート310を左斜め上方から眺めた模式的斜視図である。図8(b)は、図8(a)に表した領域A31を拡大して眺めた模式的拡大図であって、図8(a)に表した矢視A21の方向に眺めた模式的平面図である。
図8(b)に表した具体例では、第1のサイドプレート310は、凹凸係合によりアドオンプレート200に組み付けられている。すなわち、本具体例の第1のサイドプレート310は、アドオンプレート200に組み付けられた状態においてアドオンプレート200の側へ突出した凸部313を有する。アドオンプレート200は、第1のサイドプレート310の凸部313と係合する第1の凹部201を有する。第1のサイドプレート310がアドオンプレート200に組み付けられた状態では、第1のサイドプレート310の凸部313は、アドオンプレート200の第1の凹部201と係合している。
これによれば、凸部313の表面は、着座等による荷重に対して垂直方向に第1の凹部201の表面と面接触している。そのため、凸部313の表面が第1の凹部201の表面と接触した状態で移動することを抑えることができる。これにより、着座等による荷重が便座500、ケースカバー400およびベースプレート100を介してアドオンプレート200にかかった場合に、比較的強い荷重がアドオンプレート200から第1のサイドプレート310にかかっても、第1のサイドプレート310がアドオンプレート200と接触した状態で移動することはない。そのため、第1のサイドプレート310とアドオンプレート200との接触による異音の発生を抑制することができる。これは、図5(b)に関して前述した手段に相当する。
あるいは、第1のサイドプレート310は、オフセット面でアドオンプレート200と垂直方向の面で接触する。そのため、接触面(凸部313の表面および第1の凹部201の表面)に比較的強い力(押し付け力)は発生しない。これにより、接触による異音の発生を抑えることができる。これは、図5(c)に関して前述した手段に相当する。
なお、第1のサイドプレート310は、凸部313を有することに限定されず、凹部を有していてもよい。また、アドオンプレート200は、第1の凹部201を有することに限定されず、凸部を有していてもよい。
図9は、スペーサプレートとアドオンプレートとの接触の具体例を例示する模式図である。
図9(a)は、ベースプレート100、アドオンプレート200および第2のサイドプレート320を右斜め上方から眺めた模式的斜視図である。図9(b)は、図9(a)に表した領域A32を拡大して眺めた模式的拡大図であって、図9(a)に表した矢視A22の方向に眺めた模式的平面図である。
図9(b)に表した具体例では、第2のサイドプレート320は、凹凸係合によりアドオンプレート200に組み付けられている。すなわち、本具体例の第2のサイドプレート320は、アドオンプレート200に組み付けられた状態においてアドオンプレート200の側へ突出した凸部323を有する。アドオンプレート200は、第2のサイドプレート320の凸部323と係合する第2の凹部203を有する。第2のサイドプレート320がアドオンプレート200に組み付けられた状態では、第2のサイドプレート320の凸部323は、アドオンプレート200の第2の凹部203と係合している。
これによれば、凸部323の表面は、着座等による荷重に対して垂直方向に第2の凹部203の表面と面接触している。そのため、凸部323の表面が第2の凹部203の表面と接触した状態で移動することを抑えることができる。これにより、着座等による荷重が便座500、ケースカバー400およびベースプレート100を介してアドオンプレート200にかかった場合に、比較的強い荷重がアドオンプレート200から第2のサイドプレート320にかかっても、第2のサイドプレート320がアドオンプレート200と接触した状態で移動することはない。そのため、第2のサイドプレート320とアドオンプレート200との接触による異音の発生を抑制することができる。これは、図5(b)に関して前述した手段に相当する。
あるいは、第2のサイドプレート320は、オフセット面でアドオンプレート200と垂直方向の面で接触する。そのため、接触面(凸部323の表面および第2の凹部203の表面)に比較的強い力(押し付け力)は発生しない。これにより、接触による異音の発生を抑えることができる。これは、図5(c)に関して前述した手段に相当する。
なお、第2のサイドプレート320は、凸部323を有することに限定されず、凹部を有していてもよい。また、アドオンプレート200は、第2の凹部203を有することに限定されず、凸部を有していてもよい。
図10は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置を上方から眺めた模式的平面図である。
図11は、スペーサプレートとベースプレートとの接触の具体例を例示する模式的平面図である。
図11(a)は、図10に表した矢視A23の方向に眺めた模式的平面図である。図11(b)は、図10に表した矢視A24の方向に眺めた模式的平面図である。
図11(a)に表した具体例では、第1のサイドプレート310は、側面において傾斜面315を有する。ベースプレート100は、外面において第1のサイドプレート310の傾斜面315と対向する第1の対向傾斜面101を有する。図11(a)に表したように、第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において、第1のサイドプレート310の傾斜面315と、ベースプレート100の第1の対向傾斜面101と、の間には空間が存在する。これによれば、着座等による荷重が便座500およびケースカバー400を介してベースプレート100にかかった場合でも、荷重がベースプレート100から第1のサイドプレート310にかかることはない。そのため、第1のサイドプレート310とベースプレート100との接触による異音の発生を抑制することができる。これは、図5(a)に関して前述した手段に相当する。
図11(b)に表した具体例では、第2のサイドプレート320は、側面において傾斜面325を有する。ベースプレート100は、外面において第2のサイドプレート320の傾斜面325と対向する第2の対向傾斜面103を有する。図11(b)に表したように、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において、第2のサイドプレート320の傾斜面325と、ベースプレート100の第2の対向傾斜面103と、の間には空間が存在する。これによれば、着座等による荷重が便座500およびケースカバー400を介してベースプレート100にかかった場合でも、荷重がベースプレート100から第2のサイドプレート320にかかることはない。そのため、第2のサイドプレート320とベースプレート100との接触による異音の発生を抑制することができる。これは、図5(a)に関して前述した手段に相当する。
図12は、第1のサイドプレートを底面の側から眺めた模式的平面図である。
本具体例では、スペーサプレート(ここでは第2のサイドプレート320)300と便器800との接触の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
第2のサイドプレート320は、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において便器800の上面と接触する。具体的には、第2のサイドプレート320は、第1の底面327および第2の底面328において便器800の上面と接触する。
第1の底面327の周囲のうちの少なくとも一部には、角が削り取られた第1の面取り部327aが設けられている。第2の底面328の周囲のうちの少なくとも一部には、角が削り取られた第2の面取り部328aが設けられている。これによれば、第1の面取り部327aおよび第2の面取り部328aが設けられていない場合と比較すると、第2のサイドプレート320と便器800との接触面積を減らすことができる。そのため、第2のサイドプレート320と便器800との接触による異音の発生を抑制することができる。
なお、本具体例では、第2のサイドプレート320が有する面取り部327a、328aについて説明した。本具体例において説明した面取り部は、第1のサイドプレート310に設けられていてもよい。
次に、スペーサプレートの取付構造の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図13〜図16は、第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的斜視図である。
図17は、第1のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式的断面図である。 図14は、本実施形態の第1のサイドプレートを図13に表した矢視A26の方向にみたときの模式的斜視図である。
図17(a)は、図16に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。図17(b)は、図16に表した切断面D−Dにおける模式的断面図である。
図13に表した矢印A15のように、第1のサイドプレート310は、ベースプレート100の左側方部に差し込まれ取り付けられる。このとき、図14に表したように、第1のサイドプレート310の凸部313の先端部には、第1の面取り部313aおよび第2の面取り部313bが設けられている。これにより、第1の面取り部313aおよび第2の面取り部313bが設けられていない場合と比較すると、第1のサイドプレート310の凸部313をアドオンプレート200の第1の凹部201に挿入しやすい。また、凸部313と第1の凹部201とにおける凹凸構造により、第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において第1のサイドプレート310の上下方向の位置が規制される。
図14、図15、図16および図17(b)に表したように、第1のサイドプレート310は、第1のフック部317aと、第2のフック部317bと、第1の押さえ部318aと、第2の押さえ部318bと、を有する。第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において、第1のフック部317aは、ベースプレート100の上部と係合している。第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において、第2のフック部317bは、ベースプレート100の下部と係合している。これにより、第1のサイドプレート310がベースプレート100から外れるあるいは抜けることを抑制することができる。
図15に表したように、ベースプレート100は、左側方部に設けられた補助操作部105を有する。第1のサイドプレート310は、開口部319を有する。第1のサイドプレート310がベースプレート100に組み付けられた状態において、ベースプレート100の補助操作部105は、第1のサイドプレート310の開口部319に挿入され、周囲を開口部319により略固定される。これにより、第1のサイドプレート310の前後方向の位置が規制される。
図17(a)に表したように、第1のサイドプレート310は、突起部312を有する。突起部312は、ベースプレート100の給水ホース接続部へ差し込まれる。
図18〜図21は、第2のサイドプレートの取付構造の具体例を例示する模式図である。
図19は、本実施形態の第2のサイドプレートを図18に表した矢視A27の方向にみたときの模式的斜視図である。
図21(b)は、図21(a)に表した切断面E−Eにおける模式的断面図である。
図18に表した矢印A16のように、第2のサイドプレート320は、ベースプレート100の右側方部に差し込まれ取り付けられる。このとき、図19に表したように、第2のサイドプレート320の凸部323の先端部には、第1の面取り部323aおよび第2の面取り部323bが設けられている。これにより、第1の面取り部323aおよび第2の面取り部323bが設けられていない場合と比較すると、第2のサイドプレート320の凸部323をアドオンプレート200の第2の凹部203に挿入しやすい。また、凸部323と第2の凹部203とにおける凹凸構造により、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において第2のサイドプレート320の上下方向の位置が規制される。
図19、図20および図21(b)に表したように、第2のサイドプレート320は、第1のフック部322aと、第2のフック部322bと、第3のフック部329aと、押さえ部324と、を有する。第1のフック部322aおよび第2のフック部322bのそれぞれは、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において、ベースプレート100の上部と係合している。第3のフック部329aは、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態において、ベースプレート100の下部と係合している。これにより、第2のサイドプレート320がベースプレート100から外れるあるいは抜けることを抑制することができる。
図18、図19および図21(a)に表したように、第2のサイドプレート320は、突起部329を有する。図21(a)に表したように、ベースプレート100は、下部に設けられた溝107を有する。図21(a)に表したように、第2のサイドプレート320がベースプレート100に組み付けられた状態では、第2のサイドプレート320の突起部329は、ベースプレート100の溝107に差し込まれている。これにより、第2のサイドプレート320の前後方向の位置が規制される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、ベースプレート100、アドオンプレート200、スペーサプレート300およびケースカバー400などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などやスペーサプレート300の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10、10a 衛生洗浄装置、 11 第1の固定点、 12 第2の固定点、 13 第3の固定点、 100、100a ベースプレート、 101 第1の対向傾斜面、 103 第2の対向傾斜面、 105 補助操作部、 107 溝、 200、200a アドオンプレート、 201 第1の凹部、 203 第2の凹部、 300 スペーサプレート、 310 第1のサイドプレート、 311 側面、 312 突起部、 313 凸部、 313a 第1の面取り部、 313b 第2の面取り部、 315 傾斜面、 317a 第1のフック部、 317b 第2のフック部、 318a 第1の押さえ部、 318b 第2の押さえ部、 319 開口部、 320 第2のサイドプレート、 321 側面、 322a 第1のフック部、 322b 第2フック部、 323 凸部、 323a 第1の面取り部、 323b 第2の面取り部、 324 押さえ部、 325 傾斜面、 327 第1の底面、 327a 第1の面取り部、 328 第2の底面、 328a 第2の面取り部、 329 突起部、 329a 第3のフック部、 400 ケースカバー、 400a ケースカバー、 500 便座、 610 第1の部品、 620 第2の部品、 800 便器、 801 ボウル部

Claims (5)

  1. ボウル部を有する便器に固定配置される衛生洗浄装置であって、
    人体洗浄機能部を搭載するベースプレートと、
    前記ベースプレートの後方部に組み付けられ前記人体洗浄機能部とは異なる他の機能部を搭載可能なアドオンプレートと、
    前記ベースプレートの一方の側方部に組み付けられた第1のサイドプレートと、前記ベースプレートの他方の側方部に組み付けられた第2のサイドプレートと、を有するスペーサプレートと、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、
    前記スペーサプレートが前記ベースプレートに組み付けられた状態において、前記スペーサプレートの側面と前記ケースカバーとの間に空間が存在することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、
    前記アドオンプレートは、前記ベースプレート、前記第1のサイドプレート、及び前記第2のサイドプレートのそれぞれの後方部に組み付けられ、
    前記第1のサイドプレートは、前記アドオンプレートと前記第1のサイドプレートの垂直面で接触する凹凸係合により前記アドオンプレートに組み付けられ
    前記第2のサイドプレートは、前記アドオンプレートと前記第2のサイドプレートの垂直面で接触する凹凸係合により前記アドオンプレートに組み付けられたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  4. 外観を形成し便座が取り付けられるケースカバーをさらに備え、
    前記ベースプレートは、側面において傾斜面を有し、
    前記スペーサプレートは、前記傾斜面に対向する対向傾斜面を有し、
    前記スペーサプレートが前記ベースプレートに組み付けられた状態において、前記傾斜面と前記対向傾斜面との間に空間が存在することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記スペーサプレートは、前記ベースプレートに組み付けられた状態において前記便器と接触する接触面または前記便器との間に空間が存在し所定の荷重がかかると前記便器と接触し前記荷重を受ける接触面を有し、
    角が削り取られた面取り部が前記接触面の周囲のうちの少なくとも一部に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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