JPS58222235A - 便器上設置構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、便器上に設置される洗浄器、乾燥器、脱臭器
、温風器等の便器上設置構造体に関するものである。

近年、洗浄便座の普及に伴い、乾燥機能、脱臭機能、温
風機能等を複合した高級化が進展しつつある。これに伴
い洗浄水加温手段、洗浄水噴出手段、送風手段、空気加
温手段等を収納する構造体の収納スペースは増大傾向と
なっている。

２・、 第１図は従来の洗浄便座の一般的な形状を示したもので
、１は便器、２は便器１の後部上面に設置される本体ケ
ースで、この本体ケース２には便器１の上方に位置する
便座３を第２図に示すように回動自在に取付けている。

そして前記本体ケース２の側部２ａは、第２図に示すよ
うに下方に延長させて収納スペースを確保しているが、
この本体ケース２を便器１の後部上面に設置した場合は
、第１図に示すように、本体ケース２の側部２ａは便器
１にまたがった状態で設置されることになる。

なお、便器１上に設置される本体ケース２の容積を拡大
するために、本体ケース２の側部２ａを横方向に延長さ
せることは、便器１の前後左右における対象物との関係
上制約を受けるものであり、したがって、本体ケース２
の側部２ａは下方に向って延長させるのが、収納スペー
ス拡大の点では最良である。

一方、便器の形状寸法はメーカー、型式によって多種類
のものが生産されているが、近年は、トイレルームのフ
ァッション化に伴い、幅広の便器が増加する傾向となっ
ている。従って洗浄便座等は同一型式のもので多種の便
器に適用することは無理であった。

第３図（ａ）は標準型の便器４土に洗浄便座の本体ケー
ス５を設置した状態を示し、また第３図φンは幅広の便
器４ａ上に洗浄便座の本体ケース５を設置した場合、設
置が不可能であることを示しだものである。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、標準型の便器のみな
らず、幅広の便器にも有効に設置することができる便器
」二設置構造体を提供することを目的とするものである
。

上記目的を達成するだめの本発明の基本的な構成は、便
器上に設置される後部ケースと、この後部ケースの端部
に取付けられる側部ケースとを分離して構成し、かつ前
記後部ケースと側部ケースの結合部間に任意の寸法を有
するスペーサーを選１ 択的に介在させて前記後部ケース、スペーサー、側部ケ
ースの三者を一体に結合して構成したものである。

スと側部ケースが分離さね、かつ後部ケースと側部ケー
ス間に任意の寸法を有するスペーサーが介在できるため
、適用する便器の種類に応じて、それに合致する寸法を
有するスペーサーを選択することにより、各種の便器に
有効に設置することができるというすぐれた特長を有す
るものである。

以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第４図は結合した状態の便器上設置構造体を示しだ
ものであり、まだ第５図は便器上設置構造体を分解して
示したもので、この第４図および第５図において、３は
便座、６は第１図に示す便器１の後部上面に設置される
便器上設置構造体で、この便器上設置構造体６は便器１
上に設置される後部ケルスフと、この後部ケース７の端
部に取付けらｈる側部ケース８とを分離し、かつ前記後
部ケース７と側部ケース８の結合部間に任１・１ 意の寸法を有するスペーサー９を介在させたものである
。そして前記側部ケース８は第５図に示すように、側部
基板８ａと側部カバー８ｂとに上り６ベー：ゝ 構成している。１０ａ、１０ｂ、　１ｏｃは、前記後部
ケース７、スペーサ−９、側部ケース８の側部カバー８
ｂにそれぞれ設けた給金用の複数のねじ孔である。そし
て前記スペーサー９は幅Ｘを変えた任意の寸法を有する
各種サイズのものを用意しておき、適用する便器１の幅
に応じて、任意の寸法を有するスペーサー９を選択結合
して、便座３の側面からの張出し寸法Ｙを決定する。ま
た前記後部ケース７、スペーサー９および側部ケース８
の結合は、ねじ（図示せず）を用いて行なっている。

第６図は便器上設置構造体６の内部構造を示したもので
、ポンプ１１からの吐出した水は温水タンク１２で加温
されて温水となり、そしてこの温水は、挿入パイプ１３
、鞘パイプ１４を経てノズル１６から使用者の被洗浄部
に向けて噴出する。

１６は加温送風機で、この加温送風機１６で発生した温
風は風胴１７を経て温風吹出し口１８から使用者の洗浄
部に向けて吐出し、洗浄部の乾燥を行なう。

第７図は挿入パイプ１３と鞘パイプ１４の取付６ペー〕 状態を示したもので、両者１３．１４はＱ　ＩＪング１
９により水密を保たれるとともに、挿脱自在に構成して
伸縮可能としている。

以上のように本発明の便器上設置構造体は、便器上に設
置される後部ケースと、この後部ケースの端部に取付け
られる側部ケースとを分離して構成し、かつ前記後部ケ
ースと側部ケースの結合部間に任意の寸法を有するスペ
ーサーを選択的に介在させて前記後部ケース、スペーサ
ー、側部ケースの三者を一体に結合して構成しているた
め、便器の種類、特に便器の幅寸法が異なるものに適用
する場合においても、有効に設置することができ、その
結果、スペ〜す以外の構成部品は単一量産が可能となる
だめ、洗浄便座等の普及増進に効果を発揮し得るもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の洗浄便座を示す斜視図、第２図は同洗浄
便座における本体ケース部の斜視図、第３図（ａ）は標
準型の便器上に本体ケースを設置した・状態を示す正面
図、第３図（ｂ）は幅広の便器上に本７１１ 体ケースを設置した状態を示す正面図、第４図は本発明
の一実施例を示す便器上設置構造体の斜視図、第５図は
同設置構造体を分解して示した斜視図、第６図１ｌ−１
便器上設置構造体の内部構造を示す斜視図、第７図は挿
入パイプと鞘パイプの取付状態を示す正面断面図である
。 １　・・・便器、７−・後部ケース、８・・・・側部ケ
ース、９・・・・スペーサー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 第１図 第３図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便器上に設置される後部ケースと、この後部ケースの端
   部に取付けられる側部ケースとを分離して構成し、かつ
   前記後部ケースと側部ケースの結合部間に任意の寸法を
   有するスペーサーを選択的に介在させて前記後部ケース
   、スペーサー、側部ケースの三者を一体に結合して構成
   した便器上設置構造体。