JPH0439903Y2 - - Google Patents

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JPH0439903Y2
JPH0439903Y2 JP1987120789U JP12078987U JPH0439903Y2 JP H0439903 Y2 JPH0439903 Y2 JP H0439903Y2 JP 1987120789 U JP1987120789 U JP 1987120789U JP 12078987 U JP12078987 U JP 12078987U JP H0439903 Y2 JPH0439903 Y2 JP H0439903Y2
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JP
Japan
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counter
toilet
curtain plate
heater unit
storage box
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JP1987120789U
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JPS6424184U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、便所等の衛生設備室において、便所
内の暖房及び異臭の排気のための装置を備えた収
納ボツクスに関する。
〔従来の技術〕
便所に据付けた便器本体の後部に、キヤビネツ
ト状の収納ボツクスを設け、その内部に暖房装置
や便器本体のボール部に滞留する異臭を排気する
ための換気装置等を納めた衛生設備が近来になつ
て一般に利用されるようになつた。
このような便所内の暖房及び換気機能を持つ収
納ボツクスを、本出願人は既に、実願昭61−
200283号に提案している。この収納ボツクスは、
便器本体に対してその左右の下側部分に向けて温
風を吹き出すヒータユニツトを設け、また換気フ
アンを便器のボール部に連通させることにより異
臭を外部に排気可能とした構造となつている。
そして、収納ボツクスは、便所の床面に設置さ
れる台座の左右に掃除道具や洗剤等を収納できる
一対のキヤビネツトを設け、その上面にカウンタ
ーを取り付けた構成である。また、便器本体の背
部であつて左右のキヤビネツトに挟まれた部分に
は化粧パネル状の幕板を取り付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、収納ボツクスに内蔵した暖房用のヒ
ータユニツトは、温風を便所内に送り出すための
フアンを備えている。そして、ヒータユニツトか
ら温風を排出するためには、便所内の空気を取り
入れてこれを加熱する循環系を必要とする。した
がつて、ヒータユニツトには、温風の排出口と共
に空気取り入れ口を備えなければならない。
しかし、ヒータユニツトに排出口と空気取り入
れ口とを近接して設けた場合では、温かい空気が
便所内を上昇することなく回収される。つまり、
排出口から出た温風は上昇して便所内の全体を暖
房することが最も好ましいが、温風は便所内を循
環しないまま再びヒータユニツトに流入して加熱
される。したがつて、暖房効果が損なわれ、無駄
に電力を消費してしまう結果となる。
そこで、本考案は、ヒータユニツトへの空気の
取り入れを高いレベルから行ことによつて、暖房
効率の向上を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、一対
の収納キヤビネツトを間隔をおいて配置すると共
にその間の前面に幕板及び上面にカウンターを備
えて便器本体の背部に設置され、内部に前記便器
本体用の洗浄水タンク、室内暖房用のヒータユニ
ツト等を収納した衛生設備用収納ボツクスにおい
て、前記ヒータユニツトからの温風噴出部を正面
の下端部に設け、前記カウンターの前縁に下へ曲
げた前垂れを設けると共に、該カウンターの下面
を前記収納キヤビネツトの上端に載せた組立て構
造とし、前記幕板の上端のレベルを前記収納キヤ
ビネツトの上端よりも低くし前記カウンターの前
垂れを前記幕板よりも少し前方に位置させると共
に、該前垂れの下端を前記幕板の上端よりも下側
に突き出し、前記前垂れの背部から前記幕板と前
記カウンターの下面との間の隙間を、前記ヒータ
ユニツトへの空気取り入れ用のスリツトとしたこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す収納ボツクス
の部分断面図、第2図は分解斜視図、第3図は便
所内に据付けたときの斜視図である。
便所の床面に据付けた便器本体1の背部に収納
ボツクス2が配置されている。収納ボツクス2は
便所の奥側の壁面によつて間口全体を占める容量
を持つてレイアウトされる。
第2図に示すように、収納ボツクス2は、台座
3を基体としてその左右上部に一対の収納キヤビ
ネツト4,5を連結している。そして、これらの
収納キヤビネツト4,5の間であつて便器本体1
の背部に相当する領域には化粧パネル状の幕板6
を設け、上面にはカウンター7を載せた構造であ
る。
台座3には、暖房用のヒータユニツト8が組み
込まれ、その前面には前板3aが一体化される。
このヒータユニツト8は、便器本体1の両側から
床面に沿つて温風を供給する姿勢に配置され、内
部に加熱用のヒータ及び送風用のフアン等を備え
たものである。また、収納ボツクス2の内部に
は、便器本体1に洗浄水を供給する洗浄水タンク
9及び便器本体1のボール部に連通する排気フア
ン10が配置される。第1図に示すように、洗浄
水タンク9と便器本体1のリム部分には洗浄水供
給管9aが配管され、また排気フアン10にはボ
ール部に連通する排気管10aが接続されてい
る。なお、これらのヒータユニツト8及び排気フ
アン10の操作は一方の収納キヤビネツト4の前
面に設けた操作パネル11によつて行われる。ま
た、洗浄水タンク9の操作用として、操作ハンド
ル9bを幕板6の前面に設けている。
カウンター7は、左右の収納キヤビネツト4,
5に載せられ、これらの収納キヤビネツト4,5
に設けた固定金具4a,5aによつて固定され
る。また、このカウンター7の前端には、第1図
に示すように、前垂れ7aを設けている。また、
カウンター7をセツトしたときには、幕板6の上
端とカウンター7の前側下面との間に隙間ができ
るように組み立てる。すなわち、幕板6の上端の
レベルを左右の収納キヤビネツト4,5の上端よ
りも低くして、カウンター7の前側下面との間に
通気用のスリツト12を設けている。また、幕板
6の上端はカウンター7の前垂れ7aの下端レベ
ルよりも高く、したがつて、前方から見たときに
はスリツト12は露出しない。なお、幕板6は、
その左右の縁部を板バネ等の機械的な手段によつ
て一体連結する等の固定構造を持つ。
以上の構成において、ヒータユニツト8を作動
させると、便器本体1の背部の両側から温風が噴
き出て、便所内を暖房する。このとき、ヒータユ
ニツト8は、内蔵した送風フアンによつて背面に
設けた空気取入れ口(図示せず)から空気を吸引
した後にこれを加熱し、前面から便所内へ温風を
噴き出す。そして、便所内の空気はヒータユニツ
ト8の噴出部から出た後に便所内を流れ、収納ボ
ツクス2内の空気を吸引加熱した後に再び噴出す
る循環流れとなる。このような空気循環に対し
て、幕板6とカウンター7との間のスリツト12
は空気の取り入れ口として機能する。つまり、ヒ
ータユニツト8に内蔵した送風フアンによつて収
納ボツクス2内の空気圧が低くなるような系とな
るため、便所内の空気はこのスリツト12から吸
引され、強制循環が行われる。
このように、空気の取り入れは、便器本体1よ
りも高い部分から行われるので、ヒータユニツト
8からの温風は一旦上昇した後に回収される。し
たがつて、便所内の全体を温風が循環し、効率的
な暖房が可能となる。また、第1図のように、幕
板6の上端をカウンター7の前垂れ7aよりも高
いレベルとしておけば、前面側からスリツト12
は見えず、外観も良好となる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の衛生設備室用
収納ボツクスにおいては、左右のキヤビネツトに
載せたカウンターの下面との間に空気取り入れ用
のスリツトができるように幕板を設けている。こ
のため、内蔵するヒータユニツトに対して空気取
り入れ口のレベルが高いので、噴出された温風は
便器に着座した人の周りを循環し、効率的な暖房
が可能となる。また、幕板や収納キヤビネツトに
空気取り入れ口を設ける必要がないので、部材の
加工工数及び部品点数の削減によるコスト低減も
図れる。更に、空気取り入れ用のスリツトは前垂
れによつて隠れてしまうので、外観が向上するだ
けでなく、空気の流れが収束して埃が付きやすい
部分が剥き出しにならず、清潔に使うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す収納ボツクス
の部分断面図、第2図は便器及び収納ボツクスの
分解斜視図、第3図は便所に据付けた斜視図であ
る。 1……便器本体、2……収納ボツクス、3……
台座、4,5……収納キヤビネツト、6……幕
板、7……カウンター、8……ヒータユニツト、
9……洗浄水タンク、10……排気フアン、11
……操作パネル、12……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の収納キヤビネツトを間隔をおいて配置す
    ると共にその間の前面に幕板及び上面にカウンタ
    ーを備えて便器本体の背部に配置され、内部に前
    記便器本体用の洗浄水タンク、室内暖房用のヒー
    タユニツト等を収納した衛生設備室用収納ボツク
    スにおいて、 前記ヒータユニツトからの温風噴出部を正面の
    下端側に設け、 前記カウンターの前縁に下へ曲げた前垂れを設
    けると共に、該カウンターの下面を前記収納キヤ
    ビネツトの上端に載せた組立て構造とし、 前記幕板の上端のレベルを前記収納キヤビネツ
    トの上端よりも低くし、 前記カウンターの前垂れを前記幕板よりも少し
    前方に位置させると共に、該前垂れの下端を前記
    幕板の上端よりも下側に突き出し、 前記前垂れの背部から前記幕板と前記カウンタ
    ーの下面との間の隙間を、前記ヒータユニツトへ
    の空気取り入れ用のスリツトとしたことを特徴と
    する衛生設備室用収納ボツクス。
JP1987120789U 1987-08-05 1987-08-05 Expired JPH0439903Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987120789U JPH0439903Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987120789U JPH0439903Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6424184U JPS6424184U (ja) 1989-02-09
JPH0439903Y2 true JPH0439903Y2 (ja) 1992-09-18

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ID=31367214

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123645A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 株式会社ナカ技術研究所 トイレブ−スの背面壁

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125249U (ja) * 1983-02-15 1984-08-23 松下電工株式会社 温風機能付小物収納ユニツト
JPS60111975U (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 東陶機器株式会社 便器洗浄用ロ−タンクユニツト

Patent Citations (1)

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JPS60123645A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 株式会社ナカ技術研究所 トイレブ−スの背面壁

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Publication number Publication date
JPS6424184U (ja) 1989-02-09

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