JP5874364B2 - 中折れシートのバックボード - Google Patents

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本発明は、中折れシートにおけるシートバックの中折れ上部の背面にバックボード上部が固定され、中折れ上部より下部の本体部の背面にバックボード下部が固定された中折れシートのバックボードに関する。
着座感の良い車両用高級シートとして、中折れシートがある(下記特許文献1参照)。中折れシートは車両の後部座席として使用されることが多い。中折れシートを後部座席ではなく、シートバック背面が外部に曝される位置のシートとして用いた場合には、シートバック背面も見栄え良く構成する必要がある。
特開2000−23780号公報
一方、車両用高級シートでは見栄えを良くするためシートバック背面にバックボードを設置する場合が多いが、中折れシートにバックボードを設置する場合には、単純に構成すると、中折れ上部の背面に固定されたバックボード上部と、中折れ上部より下部の本体部の背面に固定されたバックボード下部との間に、中折れ上部の前倒し時には隙間ができてシートバック背面の見栄えが悪化する問題がある。
本発明は、このような問題に鑑み、バックボード下部の上端部を延長することにより、中折れシートの中折れ上部の前倒しに伴ってバックボード上下部間に隙間が生じないようにすることを課題とする。
本発明の第1発明は、中折れシートにおけるシートバックの中折れ上部の背面にバックボード上部が固定され、中折れ上部より下部の本体部の背面にバックボード下部が固定された中折れシートのバックボードであって、中折れシートの中折れ上部が前倒しされていない起立状態において、バックボード上部の下端部とバックボード下部の上端部とが、前者がシートの後方側となるように当接し、後者は、当該当接位置より先端側に、シートの前方、且つ上方へ延長された延長部を備え、該延長部は、中折れ上部が前倒しされた状態において、バックボード上部の下端部に対してシート前方側で当接することを特徴とする。
第1発明によれば、中折れ上部が起立状態にあるときは、バックボード下部の上端部にバックボード上部の下端部が当接し、中折れ上部が前倒し状態にあるときは、バックボード下部の延長部にバックボード上部の下端部が当接する。そのため、中折れ上部の位置に係らず、バックボード下部とバックボード上部とは常時当接した状態を維持し、両者間に隙間が生じることはない。従って、バックボードを備えた中折れシートをシートバック背面が外部に曝される位置に設置しても、中折れ上部の前倒し時にバックボード部分の見栄えが悪くなる問題を抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記バックボード下部は、前記延長部を含めて、基材とその背面に被覆された表皮とを備えて成り、前記延長部は、その先端部において基材より表皮が先端側に延びて構成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、延長部の先端は基材より表皮が延ばされているため、製造ばらつきによってバックボード下部に対するバックボード上部の位置がシートの前後方向で変動しても、両者の当接圧力が強くなり過ぎて中折れ動作に支障を与えたり、バックボードを損傷したりする不具合が生じないようにすることができる。なぜなら、延長部の先端は基材がなく表皮のみとされているため、バックボード上部の下端部が延長部先端に強く当接しても延長部は容易に変形することができる。
本発明の一実施形態が適用された車両用中折れシートのバックボードの正面図である。 図1と同様のバックボードの裏面図である。 図1と同様のバックボードの側面図である。 図2のIV−IV線断面拡大図である。
本発明の一実施形態を図1〜4に基づいて説明する。
各図は、本発明を適用した車両用中折れシートのバックボード1を示し、中折れシートにおけるシートバックの中折れ上部(不図示)の背面にバックボード上部11が固定され、中折れ上部より下部の本体部(不図示)の背面にバックボード下部12が固定されている。そのため、バックボード上部11とバックボード下部12は別体に構成され、シートバックの中折れ動作に伴って相対移動可能とされている。また、バックボード下部12には、その下部に収納ポケット2が設けられている。
図2から明らかなように、バックボード上部11は、その裏面上部に設けられた一対の係止片113により中折れ上部のシートバックフレーム(不図示)の上部に係止され、バックボード上部11の裏面下部に設けられた一対の固定片114により中折れ上部のシートバックフレームの下部に固定されている。また、バックボード下部12は、その裏面上部に設けられた一対の係止片123により中折れ上部より下部の本体部のシートバックフレーム(不図示)の上部に係止され、バックボード下部12の裏面下部に設けられた一対の固定片124により本体部のシートバックフレームの下部に固定されている。
従って、バックボード上部11及びバックボード下部12は、中折れ上部及び本体部の各シートバックフレームに一体に固定されている。
バックボード上部11及びバックボード下部12は、共に樹脂等の成形体から成る基材111及び121を主として、その表面(背面)を表皮112及び122によって被覆して成る。表皮112及び122は基材111及び121に接着されている。表皮112及び122は、基材111及び121の表面のみに被覆され、裏面には被覆されていない。そのため、図2に示すように、表皮112及び122の端面は、基材111及び121の周縁部で裏面側に巻き込まれて固定されている。
但し、バックボード下部12では、基材121の両側辺部と下辺部において表皮122が上述のように巻き込まれているが、上辺部では巻き込まれることなく、基材121の上辺部から表皮122の上辺部が突出して形成されている。
また、バックボード上部11とバックボード下部12とは互いに部分的に重なり合って固定されており、図1〜3に示すように、中折れ上部が起立状態にあるときは、バックボード上部11の下端部と、バックボード下部12の上端部とが、前者がシートの後方側となるように当接し、後者は、当該当接位置より先端側に、シートの前方、且つ上方へ延長された延長部125を備えている(図4参照)。延長部125は、中折れ上部が前倒しされた状態において、バックボード上部11の下端部(図4の2点鎖線参照)115に対してシート前方側で当接する。従って、延長部125は、中折れ上部が起立状態にあるときバックボード上部11の下端部115が当接するバックボード下部12の上端部から、延長部125の先端に向けて図4に示すように円弧状に形成されている。この円弧は、中折れ上部が起立状態から前倒し状態となる間にバックボード上部11の下端部115が描く軌跡に沿って形成されている。
収納ポケット2は、蓋体21がバックボード下部12の背面側下部に取り付けられて成り、蓋体21はその下辺をヒンジ中心として、前後方向に所定量開閉自在とされている。
以上の実施形態によれば、中折れ上部が起立状態にあるときは、バックボード下部12の上端部にバックボード上部11の下端部115が当接し、中折れ上部が前倒し状態にあるときは、バックボード下部12の延長部125にバックボード上部11の下端部115が当接する。中折れ上部が起立状態から前倒し状態となるまでの間も継続してバックボード上部11の下端部115が延長部125に当接している。そのため、中折れ上部の位置に係らず、バックボード下部12の上端部とバックボード上部11の下端部115とは常時当接した状態を維持し、両者間に隙間が生じることはない。従って、バックボードを備えた中折れシートをシート背面が外部に曝される位置に設置しても、中折れ上部の前倒し時にバックボード部分の見栄えが悪くなる問題を抑制することができる。
また、延長部125の先端は基材121より表皮122が延ばされているため、製造ばらつきによってバックボード下部12に対するバックボード上部11の位置がシートの前後方向で変動しても、両者の当接圧力が強くなり過ぎて中折れ動作に支障を与えたり、バックボードを損傷したりする不具合が生じないようにすることができる。なぜなら、延長部125の先端は基材121がなく表皮122のみとされているため、バックボード上部11の下端部が延長部125先端に当接しても延長部125は容易に変形することができる。
本発明は、上記実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.バックボード上部及び下部は基材が表皮で被覆されないものを用いても良い。
2.上記実施形態では、バックボード下部12の延長部125の表皮122は、その先端がカットされたままとされているが、表皮122の先端を折り返して基材121の先端に接着しても良い。このとき、折り返された表皮の内側に基材が挟まれない空洞を形成しても良い。後者のように空洞を有する場合は、バックボード上部の下端部が当接したときの剛性を、表皮の先端がカットされたままの場合と、折り返された表皮の内側に基材が挟まれている場合との中間とすることができる。
1 バックボード
11 バックボード上部
111 基材
112 表皮
115 下端部
12 バックボード下部
121 基材
122 表皮
125 延長部

Claims (1)

  1. 中折れシートにおけるシートバックの中折れ上部の背面にバックボード上部が固定され、中折れ上部より下部の本体部の背面にバックボード下部が固定された中折れシートのバックボードであって、
    中折れシートの中折れ上部が前倒しされていない起立状態において、バックボード上部の下端部とバックボード下部の上端部とが、前者がシートの後方側となるように当接し、後者は、当該当接位置より先端側に、シートの前方、且つ上方へ延長された延長部を備え、
    該延長部は、中折れ上部が前倒しされた状態において、バックボード上部の下端部に対してシート前方側で当接するように、中折れ上部が前倒しされるときのバックボード上部の下端部の円弧状軌跡に沿って形成され、
    前記バックボード下部は、前記延長部を含めて、基材と、その背面に被覆され、前記基材より剛性の低い表皮とを備えて成り、
    前記延長部は、中折れ上部が前倒しされた状態において、バックボード上部の下端部が当接する位置より先の先端部において基材より表皮が先端側に延びて構成されていることを特徴とする中折れシートのバックボード。
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