JP7184532B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は車両用シートに関し、特に、シートバック上部とシートバック下部がそれぞれ角度調整可能に連結された車両用シートに適用可能である。
シートバックを上下に2分割した中折れ構造の車両用シートが提案されている。この種の車両用シートでは、シートバック上部を前傾させると、シートバック上部とシートバック下部との間に隙間が発生し、シートバック背面の見栄えが悪化する場合がある。シートバック上部とシートバック下部との間に隙間が生じないようにする技術が提案されている(特許文献1参考)。
特開2013-121732号公報
本発明者らは、シートバック上部の背面にタレ部を設け、シートバック下部の背面に設けられたポケット内に、タレ部の下端部を挿入するとともに、タレ部の下端部に設けた弾性部材(ゴム)をポケット内の底部に設けたスリットを通して、シートバック下部の下部パネルに固定する技術について検討した。
この場合、ポケット内部を上側から覗くと、ゴムおよびスリットが見えるので、見栄えが良くないと感じる場合がある。
本発明の目的は、ポケット内部の見映えを良くすることが可能な車両用シートを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、車両用シートは、シートクッションと、シートバックと、を有する。前記シートバックは、シートバック上部と、シートバック下部と、タレ部と、前記シートバック下部の背面に設けられたポケットと、弾性部材と、を含む。前記タレ部は、上端部と、下端部と、裏面と、を含み。前記タレ部の前記上端部は、前記シートバック上部の背面のシート表皮に固定され、前記タレ部の前記下端部は、前記シートバック下部の背面に設けられた前記ポケットの内に挿入される。前記弾性部材の一端は、前記タレ部の前記裏面に固定され、前記弾性部材の他端は、前記シートバック下部のシート表皮に設けられた切り欠き部を通して、前記シートバック下部の下部パネルに固定される。前記ポケットの内部を上方から見た場合において、前記弾性部材および前記切り欠き部は、前記タレ部に覆われている。
上記車両用シートによれば、ポケット内部の見栄えを向上させることが可能である。
実施例に係る車両用シートの斜視図である。 実施例に係るシートバック上部4の背面の斜視図である。 実施例に係るシートバック下部5の背面の斜視図である。 図2のシートバック上部と図3のシートバック下部とを組み合わせた状態を示す背面の斜視図である。 ポケット表皮10aを取り除いた場合のシートバック下部5の下側の状態を示す背面図である。 図4のC-C’線に沿ったシートバックの断面図である。 図4のC-C’線に沿ったシートバックの他の断面図である。 比較例に係るシートバックの断面図である。 切り欠き部の構成例を説明する図である。 弾性部材の変形例を説明する図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。また、図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印RRは車両の後方を示し、矢印LHは車両の左側方を示し、矢印RHは車両の右側方を示すものとする。また、以下の説明においては、特別に断らない限り、前、後や上、下、左、右については、車両に対しての前、後や上、下、左、右を意味するものとする。
図1は、実施例に係る車両用シートの斜視図である。車両用シート1は、シートクッション2とシートバック3とを有して構成されている。シートバック3は、シートバック上部4及びシートバック下部5と、に分割されている。つまり、シートバック下部5は、シートクッション2とシートバック上部4との間に位置している。車両用シート1は、リクライニング角度を可変することが可能なリクライニング機構と、中折れ角度を可変することが可能な中折れ機構と、を備えている。リクライニング角度は、A-A’線で示されるように、シートクッション2に対するシートバック下部5のなす角度である。中折れ角度は、B-B’線で示されるように、シートバック下部5に対するシートバック上部4のなす角度である。シートバック上部4には、ヘッドレスト6が取り付けられている。
図2は、実施例に係るシートバック上部4の背面の斜視図である。図3は、実施例に係るシートバック下部5の背面の斜視図である。図4は、図2のシートバック上部と図3のシートバック下部とを組み合わせた状態を示す背面の斜視図である。
図2に示されるように、シートバック上部4の背面には、タレ部7が設けられている。タレ部7はトリムカバーと見做すことが出来る。タレ部7は、上端部71と、下端部72と、を有する。タレ部7は、また、上端部71と下端部72との間に中間部73を有する。タレ部7の上端部71は、シートバック上部4の背面のシート表皮に、例えば、図2に点線で示されるように、縫製により、縫い付けられて固定されている。タレ部7には、例えば、ゴムなどの弾性を有する2本の弾性部材8(8a、8b)が設けられている。弾性部材8a、8bのおのおの一端(上端)8a1、8b1はタレ部7の中間部73に、例えば、縫製により縫い付けられて、固定されている。弾性部材8a、8bのおのおの他端(下端)8a2、8b2には、固定部材9a、9bが設けられる。固定部材9a、9bは、弾性部材8a、8bの他端8a2、8b2をシートバック下部5のシートバックフレームの下部パネルへ固定するために設けられる。固定部材9a、9bは、ツリークリップ等のクリップ、略J字型に屈折するJ字フック、ねじ、またはビス等を採用することが可能である。
タレ部7は、図2および後述される図6に示される様に、例えば、シートバック上部4のシート表皮と同一の材質から構成されたタレ表皮部7aと、タレ表皮部7aの裏面に設けられ、タレ表皮部7aと比べて比較的固い平板状の樹脂板部材7bと、を含む。樹脂板部材7bは、タレ表皮部7aのシート表皮の表面にしわが発生しない様に、タレ表皮部7aの裏面に、取り付けられている。つまり、樹脂板部材7bは、タレ表皮部7aとほぼ同じ形状、または、ほぼ同じ様な大きさの矩形形状にされており、樹脂板部材7bの外縁部がタレ表皮部7aの外縁部に、例えば、縫製により縫い付けられている。あるいは、樹脂板部材7bの上端7b1が、タレ表皮部7aの上部7a1の裏面に、例えば、縫製により縫い付けられ、樹脂板部材7bの下端7b2が、タレ表皮部7aの下端7a2の裏面に、例えば、縫製により縫い付けられている。
図3に示されるように、シートバック下部5の背面または裏面5aには、ポケット10が設けられている。ポケット10を構成するポケット表皮10aの左側端部、右側端部および下側端部は、シートバック下部5の裏面5aの左側、右側および下部のシート表皮に、例えば、縫製により縫い付けられている。シートバック下部5の裏面5aのシート表皮とポケット表皮10aの上部とは、雑誌や小物などが挿入可能な様に、縫い付けられていない。また、シートバック下部5の裏面5aのシート表皮には、点線で示されるように、スリットの様な切り欠き部11(11a、11b)が設けられている。切り欠き部11a、11bには、後述される図6に示される様に、弾性部材8a、8bが貫通されるように通される。
図4に示されるように、タレ部7の下端部72が、シートバック下部5の裏面5aのシート表皮とポケット表皮10aの上部との間によって構成される空間(ポケット開口部)内、すなわち、ポケット10の内部に挿入される。弾性部材8a、8bの下端8a2、8b2は、シートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部11a、11bからポケット10の外側に導出されるように構成されている。切り欠き部11a、11bから導出された弾性部材8a、8bの下端8a2、8b2には、前述の様に、固定部材9a、9bが設けられており、固定部材9a、9bはシートバック下部5のシートバックフレームの下部パネル12に固定される。
図5は、ポケット表皮10aを取り除いた場合のシートバック下部5の状態を示す背面図である。シートバック下部5のシートバックフレームは、左側フレーム13aと、右側フレーム13bと、下部パネル12と、を有する。下部パネル12は、左側フレーム13aの下部と右側フレーム13bの下部とを繋ぐように設けられている。弾性部材8a、8bの下端8a2、8b2において、固定部材9a、9bはシートバック下部5のシートバックフレームの下部パネル12に固定される。固定部材9a、9bがツリークリップで構成される場合、ツリークリップは下部パネル12に設けられた穴部に挿入されて固定される。固定部材9a、9bがJ字フックで構成される場合、J字フックの先端が穴部に引っ掛けられて固定される。
図6は、図4のC-C’線に沿ったシートバックの断面図である。図6は、中折れ機構が動作していない状態、例えば、シートバック下部5に対するシートバック上部4の角度が最大に後傾している状態を示している。図7は、図4のC-C’線に沿ったシートバックの他の断面図である。図7は、中折れ機構が最大に動作している状態、例えば、シートバック下部5に対してシートバック上部4が最大に前傾している状態を示している。
図6を参照し、タレ部7は、先に説明された様に、シートバック上部4のシート表皮と同一の材質から構成されたタレ表皮部7aと、タレ表皮部7aの裏面に設けられた比較的固い平板状の樹脂板部材7bと、を含む。樹脂板部材7bの上端7b1は、タレ表皮部7aの上部7a1の裏面に、縫製により縫い付けられ、樹脂板部材7bの下端7b2は、タレ表皮部7aの下端7a2の裏面に、縫製により縫い付けられている。
タレ部7の上端部71は、シートバック上部4の背面のシート表皮に、縫製により縫い付けられている。弾性部材8aの一端8a1は、タレ部7の中間部73に位置する樹脂板部材7bの裏面に、例えば、縫製により縫い付けられて固定されている。弾性部材8aの他端8a2には、ツリークリップとされた固定部材9aが設けられている。弾性部材8aの他端8a2は、また、シートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部11aを通過して、シートバック下部5の下部パネル12に、固定部材9aを用いて固定されている。これにより、タレ部7は、弾性部材8a(および8b)の弾性により、下方に引っ張られる。
つまり、シートバック上部4が中折れ機構が動作していない状態(図6参照)、または、中折れ機構によって後傾した場合、タレ部7に設けた弾性部材8aによって、タレ部7が下方に引っ張られるので、タレ部7には、しわが発生せず、シートバック3を背面から見た場合の外観意匠の向上が図られる。
また、シートバック上部4の下側部の裏面とシートバック下部5の上側部の裏面との間は、タレ表皮部7aの裏面に設けられた比較的固い平板状の樹脂板部材7bによって覆われる様な構成となっている。
図7に示されるように、シートバック上部4が中折れ機構によって前傾して、シートバック上部4の下側部の裏面角部Xとシートバック下部5の上側部の裏面角部Yとの間に隙間Zが発生した場合でも、タレ表皮部7aおよび樹脂板部材7bによって、その隙間Zは覆われることになる。つまり、隙間Zがタレ表皮部7aおよび樹脂板部材7bによって覆われるので、隙間Zからシートバック3の内部機構が見えることは無いし、また、隙間Zの間に指が挟まれるようなことも無い。また、この場合、タレ部7が上方に引っ張られるが、タレ部7の裏面に樹脂板部材7bが設けられているので、しわがタレ表皮部7aに発生せず、シートバック3を背面から見た場合の外観意匠の向上が図られる。
図6に示されるように、中折れ機構が動作していない状態において、弾性部材8aの一端8a1の樹脂板部材7bの裏面への固定位置Aは、シートバック下部5の裏面5aに設けられた切り欠き部11aの下端の設置位置Bに対して、同じ高さの位置または設置位置Bより上側の位置に設けられる。言い換えるならば、設置位置Bは、固定位置Aと位置Cとの間に設けられる。位置Cは、タレ表皮部7aの下端7a2の位置を示している。
また、図7に示されるように、中折れ機構が最大に動作している状態(前傾)において、図6と同様に、設置位置Bは、固定位置Aと位置Cとの間に設けられる。すなわち、中折れ機構が最大に動作している状態(前傾)の場合、タレ表皮部7aの下端7a2の位置Cは一番上側に位置している状態である。この状態でも、弾性部材8aと切り欠き部11aとは、タレ部7によって覆われている。つまり、中折れ機構が最大に動作している状態(前傾)において、ポケット10の内部を上側から覗いても、タレ部7により、ゴムである弾性部材8aおよびスリットである切り欠き部11aが見えることはない。したがって、ポケット10内部の見映えを良くすることができる。
(比較例)
次に、図8を用いて比較例を説明する。
図8は、比較例に係るシートバックの断面図である。比較例に係るシートバックは、発明者により検討された技術であり、公知とされていない技術である。図8に示されるシートバックの断面図が、図6に示されるシートバックの断面図と異なる部分は、ゴムなどの弾性部材8aの一端(上端)がタレ部7の下端部72に固定されている点と、スリット等の切り欠き部11aがポケット10の下部に設けられている点である。弾性部材8aの他端(下端)は、ポケット10の下部に設けた切り欠き部11aを通して、シートバック下部5の下部パネル12に、固定部材9aを用いて固定されている。
この場合、ポケット10の内部を上側から覗くと、常に、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが見える状態なので、ポケット10の内部の見栄えが良くないと感じる場合がある。また、ポケット10の内部を上側から覗くと見えてしまう弾性部材8aおよび切り欠き部11aに、ポケット10の内部へ収納した荷物や小物が引っかかったり、巻き込まれたり、挟まったりする場合も考えられる。また、ポケット10の内部を上側から覗くと見えてしまう弾性部材8aおよび切り欠き部11aが原因で、利用者へ危害を加えてしまう虞も考えられる。
実施例によれば、図6および図7で説明された様に、ポケット10の内部を上側から覗いても、タレ部7により、ゴムである弾性部材8aおよびスリットである切り欠き部11aが見えることはない。そのため、ポケット10の内部へ収納した荷物や小物が弾性部材8aおよび切り欠き部11aに引っかかったり、巻き込まれたり、挟まったりすることがない。また、ポケット10の内部を上側から覗いても、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが見えないので、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが原因となる利用者へ危害は防止または低減することが出来る。
(切り欠き部(スリット)の構成例)
図9は、切り欠き部の構成例を示す図である。なお、以下の説明では、切り欠き部11aを例として説明するが、切り欠き部11bも同様な構成とすることが可能である。
図9(A)は、切り欠き部11の構成例1を示しており、補強部材100がシートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部11aの周縁部に設けられている。補強部材100は、切り欠き部11aの周縁部において、弾性部材8aによるシートバック下部5の裏面5aのシート表皮の生地の摩耗によるほつれ、持ち上がり、破損等を防止し、弾性部材8aとの摩擦抵抗を低減するために設けられる。補強部材100は、例えば、剛性の高い樹脂部材で構成することが出来る。
図9(B)は、切り欠き部(スリット)の構成例2を示しており、補強部材100aがシートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部5bの周縁部に設けられている。図9(B)の左側には、切り欠き部11aの部分の断面図が示され、図9(B)の右側には、切り欠き部11aの部分の平面図が示される。補強部材100aは、優れた摺動特性および耐磨耗性を有する樹脂ブッシュなどの剛性の高い樹脂部材を用いることが出来る。補強部材100aには、切り欠き部11aを構成する開口部が設けられる。補強部材100aの外周部には、凹部の様な溝部100a1が形成されており、溝部100a1の内部(凹部内)に、切り欠き部5bの周縁部が嵌め込まれるように、または、挟み込まれるように、設けられる。これにより、切り欠き部5bの周縁部は補強部材100aによって覆われている為、切り欠き部5bの周縁部において、弾性部材8aによるシート表皮の生地の摩耗によるほつれ、持ち上がり、破損等を防止することができる。また、補強部材100aの切り欠き部11aの周縁部は丸い形状とされており、弾性部材8aに対する摩擦抵抗も低減することができる。
図9(C)は、切り欠き部(スリット)の構成例3を示しており、補強部材100bがシートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部5bの周縁部に設けられている。図9(C)の左側には、切り欠き部11aの部分の断面図が示され、図10(C)の右側には、切り欠き部11aの部分の平面図が示される。補強部材100bは、剛性の高い板状の樹脂部材を用いることが出来る。補強部材100bには、切り欠き部11aを構成する開口部が設けられる。補強部材100bに設けられた切り欠き部11aの開口は、切り欠き部5bの開口より狭く形成される。補強部材100bは、切り欠き部5bの外周に、100b1として示される部分において、縫製等により縫い付けられている。これにより、切り欠き部5bの周縁部は補強部材100bによって補強されている為、切り欠き部5bの周縁部において、弾性部材8aによるシートバック下部5の裏面5aのシート表皮の生地の摩耗によるほつれ、持ち上がり、破損等を低減することができる。また、補強部材100bの切り欠き部11aの周縁部は丸い形状とされており、弾性部材8aに対する摩擦抵抗も低減することができる。
(弾性部材の変形例)
図10は、弾性部材の変形例を説明する図である。実施例では、2本の弾性部材8a、8bを設けた構成を説明したが、それに限定されない。弾性部材は1本でもよいし、複数本設けても良い。他の構成は、実施例と同様であるので、説明は省略する。
図10(A)は、比較的幅の広い1本の弾性部材8aをタレ部7に設けた構成例を示している。幅の広い弾性部材8aを設けることにより、タレ部7を傾くことなく、下方へ引っ張ることが可能である。なお、比較的幅の細い1本の弾性部材8aを設けても良い。図10(B)には、3本の弾性部材8a、8b、8cをタレ部7に設けた構成例を示している。
実施例によれば、以下の1または複数の効果を得ることが可能である。
1)ポケット10の内部を上側から覗いても、タレ部7により、ゴムである弾性部材(8a、8b)およびスリットである切り欠き部(11a、11b)が見えることはない。したがって、ポケット10内部の見映えを良くすることができる。
2)ポケット10の内部を上側から覗いても、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが見えないので、ポケット10の内部へ収納した荷物や小物が弾性部材8aおよび切り欠き部11aに引っかかったり、巻き込まれたり、挟まったりすることがない。
3)ポケット10の内部を上側から覗いても、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが見えないので、弾性部材8aおよび切り欠き部11aが原因となる利用者へ危害は防止または低減することが出来る。
4)補強部材100がシートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部11aの周縁部に設けられている。そのため、弾性部材8aによるシートバック下部5の裏面5aのシート表皮の生地の摩耗によるほつれ、持ち上がり、破損等が防止できる。また、弾性部材8aとの摩擦抵抗を低減することが出来る。
5)補強部材100a、100bがシートバック下部5の裏面5aのシート表皮に設けられた切り欠き部5bの周縁部に設けられている。そのため、弾性部材8aによるシートバック下部5の裏面5aのシート表皮の生地の摩耗によるほつれ、持ち上がり、破損等が防止できる。また、弾性部材8aとの摩擦抵抗を低減することが出来る。
6)シートバック上部4に設けたタレ部7の下端部72をポケット10の内部に挿入し、ゴムなどの弾性部材8a、8bを用いて、シートバック下部5のシートバックフレームの下部パネル12に固定するだけなので、比較的簡単な構造である。
7)タレ部分7がシートバック上部4側に設けられて一体型になっており、ポケット10がシートバック下部5側に設けられて一体型になっているので、部品点数が削減できるとともに、軽量化も行うことが出来る。
8)シートバック上部4の下側部の裏面とシートバック下部5の上側部の裏面との間の隙間を覆うための構成として、タレ表皮部7aとタレ表皮部7aの裏面に設けられた樹脂板部材7bを利用するので、コストを安価にできる。つまり、2枚の樹脂部品(バックボード)を使用していない為、2枚の樹脂部品を作成するための型が不要であり、コストを低減することが可能である。
9)ポケット10の中にタレ部7の下端部72を挿入するので、タレ部7の端末処理が不要になる。
10)シートバック上部4が中折れ機構によって前傾して、シートバック上部4の下側部の裏面とシートバック下部5の上側部の裏面との間に隙間が発生した場合でも、タレ表皮部7aやタレ表皮部7aの裏面に設けられた樹脂板部材7bによって、その隙間は覆われることになる。つまり、隙間からシートバック3の内部機構が見えることは無いし、また、隙間の間に指が挟まれるようなことも無い。
11)タレ部7を、タレ表皮部7aやタレ表皮部7aの裏面に設けられた樹脂板部材7bによって構成するので、しわの発生が防止でき、シートバック3を背面から見た場合の外観意匠の向上が図られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1:車両用シート
2:シートクッション
3:シートバック
4:シートバック上部
5:シートバック下部
7:タレ部
7a:タレ表皮部
7b:樹脂板部材
8a、8b:弾性部材(ゴム)
9a、9b:固定部材(ツリークリップ)
10:ポケット
11a、11b:切り欠き部(スリット)
12:シートバック下部5の下部パネル

Claims (6)

  1. シートクッションと、シートバックと、を有し、
    前記シートバックは、
    シートバック上部と、
    シートバック下部と、
    タレ部と、
    前記シートバック下部の背面に設けられたポケットと、
    弾性部材と、を含み、
    前記シートバック下部は、左側フレームと、右側フレームと、前記左側フレームの下部と前記右側フレームの下部とを繋ぐように設けられた下部パネルと、を有するシートバックフレームを含み、
    前記タレ部は、上端部と、下端部と、前記上端部と前記下端部との間の中間部と、を含み、前記タレ部は、タレ表皮部と、前記タレ表皮部の裏面に取り付けられた樹脂板部材と、を含み、
    前記タレ部の前記上端部は、前記シートバック上部の背面のシート表皮に固定され、
    前記タレ部の前記中間部および前記下端部は、前記シートバック下部の背面に設けられた前記ポケットの内に挿入され、
    前記シートバック上部の背面と前記シートバック下部の背面との間の隙間は、前記タレ表皮部および前記樹脂板部材によって覆われ、
    前記弾性部材の一端は、前記タレ部の前記中間部に位置する前記樹脂板部材の裏面に固定され、
    前記弾性部材の他端は、前記シートバック下部のシート表皮に設けられた切り欠き部を通して、前記シートバックフレームの前記下部パネルに固定され、
    前記ポケットの内部を上方から見た場合において、前記弾性部材および前記切り欠き部は、前記タレ部に覆われている、
    車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    前記切り欠き部の周縁部には、補強部材が設けられる、車両用シート。
  3. シートクッションと、シートバックと、を有し、
    前記シートバックは、
    シートバック上部と、
    シートバック下部と、
    タレ部と、
    前記シートバック下部の背面に設けられたポケットと、
    弾性部材と、を含み、
    前記シートバック下部は、左側フレームと、右側フレームと、前記左側フレームの下部と前記右側フレームの下部とを繋ぐように設けられた下部パネルと、を有するシートバックフレームを含み、
    前記タレ部は、上端部と、下端部と、前記上端部と前記下端部との間の中間部と、を含み、前記タレ部は、タレ表皮部と、前記タレ表皮部の裏面に取り付けられた樹脂板部材と、を含み、
    前記タレ部の前記上端部は、前記シートバック上部の背面のシート表皮に固定され、
    前記タレ部の前記中間部および前記下端部は、前記シートバック下部の背面に設けられた前記ポケットの内に挿入され、
    前記シートバック上部の背面と前記シートバック下部の背面との間の隙間は、前記タレ表皮部および前記樹脂板部材によって覆われ、
    前記弾性部材の一端は、前記タレ部の前記裏面の前記中間部の前記樹脂板部材に固定され、
    前記弾性部材の他端は、前記シートバック下部のシート表皮に設けられた切り欠き部を通して、前記シートバックフレームの前記下部パネルに固定され、
    前記切り欠き部の設置位置は、前記弾性部材の前記一端の固定位置と前記タレ部の前記下端部の位置との間にある、
    車両用シート。
  4. 請求項3に記載の車両用シートにおいて、
    前記切り欠き部の周縁部には、樹脂部材からなる補強部材が設けられる、車両用シート。
  5. 請求項4に記載の車両用シートにおいて、
    前記樹脂部材は外周部に溝を有し、
    前記シートバック下部の前記シート表皮は、前記溝に嵌め込まれている、車両用シート。
  6. 請求項4に記載の車両用シートにおいて、
    前記樹脂部材は、前記シートバック下部の前記シート表皮に縫い付けられる、車両用シート。
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