JPH076016Y2 - 子供用シート付き車両用シート - Google Patents

子供用シート付き車両用シート

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JPH076016Y2
JPH076016Y2 JP1256590U JP1256590U JPH076016Y2 JP H076016 Y2 JPH076016 Y2 JP H076016Y2 JP 1256590 U JP1256590 U JP 1256590U JP 1256590 U JP1256590 U JP 1256590U JP H076016 Y2 JPH076016 Y2 JP H076016Y2
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JP
Japan
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seat
child
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pad
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正幸 大谷
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は子供用シート付き車両用シートに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来から、車両用シートに子供用シートを装備したもの
は、例えば実公昭54−17925号公報に開示されているよ
うに既に知られている。前記公報に開示された車両用シ
ートでは、シートバックに凹部を形成し、子供用シート
を略水平な姿勢と凹部内に格納される略垂直な姿勢との
間で起伏可能に配設し、かつ前記凹部の下部両側と上部
から子供の腹部に巻き付けて肩に掛けるようにした安全
ベルトを設けている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の構成では安全ベルトにて子供の腹部
が拘束されるので、子供に圧迫感を与えたり、動きを拘
束して長時間の使用に耐え難いという問題があった。
そこで、安全ベルトに代えて、子供の腹部や胸部の前に
保護パッドを配置することが考えられるが、不使用時に
この保護パッドを邪魔にならずかつ危険の無いように格
納するのが困難であるという問題を生ずることになる。
例えば、バックシートの凹部内に格納された子供用シー
トの上部に保護パッドを配置して面ファスナーにて支持
することが考えられるが、面ファスナーでは簡単に外れ
るため危険であり、又ホック等で支持するようにすると
子供用シートの使用時にバックシートの前面に突起物が
突出してしまうという問題を生じる。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、シートバックの凹
部に格納した子供用シートの上部に保護パッドを配置し
て確実に支持でき、かつシートバックの前面に突起物が
突出することのない子供用シート付き車両用シートを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の子供用シート付き車両用シートは、上記目的を
達成するため、車両用シートのシートバックに、略水平
な姿勢とシートバックに重なる略垂直な姿勢との間で回
動可能に子供用シートの基端部を枢着し、シートバック
の上部から繰り出し、巻き取り自在な安全ベルトを設け
るとともにその先端を保護パッドの一端に結合し、保護
パッドの保護面とは反対側面に先端が保護パッドの他端
側に延びるようにL字状に屈曲されたタングプレートを
突設し、シートバックに子供用シートを重ねかつその上
部に保護パッドを保護面を前面に向けて配置した状態で
タングプレートが裏面に係合可能なプレートをシートバ
ックの上部に埋設するとともにその下縁部にタングプレ
ートを嵌入可能な開口を形成したことを特徴とする。
(作用) 本考案の上記構成によれば、子供用シート及び保護パッ
ドを使用しない時には、保護パッドの保護面を前面に向
けかつタングプレートの先端を上向きにしてタングプレ
ートをシートバックの開口から差し込んでプレートに係
合させた後、子供用シートをシートバックに重なるよう
に略垂直な姿勢にすることによって、保護パッドはタン
グプレートとプレートの係合により前方への抜け出しが
防止されるとともに下方への抜け出しが子供用シートの
上端との係合にて防止されるために確実に支持され、さ
らにこれら子供用シート及び保護パッドをシートバック
の前面パッドとして利用することができる。一方、子供
用シートの使用時にはこれを略水平な姿勢とし、保護パ
ッドのタングプレートを開口から抜き出して保護パッド
をシートバックから取り外し、子供用シート上に座らせ
た子供の胸部から腹部をこの保護パッドにて保護する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第7図を参照しなが
ら説明する。
1は自動車などの車両用シートのシートクッション、2
はシートバックである。このシートバック2は、両側部
2bと上部のヘッドレスト部2cで囲まれた中央部2aが凹ん
だ形状に形成され、この中央部2aの前面に子供用シート
3と保護パッド4が上下に配置される。
子供用シート3は、その下端の基端部3aが水平軸心回り
に上下回動自在に枢支され、かつ図示しない両側の支持
ベルトがシートバック2の中間部に連結されて下方への
回動が制限され、シートバック2に重なった略垂直な姿
勢と略水平な姿勢との間で回動可能に構成されている。
保護パッド4は、シートバック2の前面に重ねて配置し
た状態で、前面を向く表面側がクッション性のある保護
面4aとされ、裏面側の略中央部に上方に向かってL字状
に屈曲したタングプレート5が突設されている。
シートバック2の中央部2aの表皮部材6は、タングプレ
ート5の基部に対応する位置で上部表皮部材6aと下部表
皮部材6bに上下に2分割され、かつタングプレート5に
対応する部分を除いてその両側部は第2図に示すように
分割端縁同士が合わせ縫い7にて接合され、第3図に示
すようにタングプレート5に対応する部分に開口8が形
成されている。そして、上部表皮部材6aの裏面には合成
樹脂板等の剛性のあるプレート9が配設されている。第
2図、第3図において、10は表皮部材6a、6bの背部に配
置されたパッド、11はシートバック2の強度部材として
のバックパネルである。
上部表皮部材6aの下部の両側には、第2図に示すよう
に、ベルトガイド兼用グロメット12がシートバック2を
貫通して装着され、シートクッション1の後部下面に配
置されたリトラクタ(図示せず)から延出された安全ベ
ルト13がシートバック2の背面を通り、このベルトガイ
ド兼用グロメット12を貫通して保護パッド4の一端4bに
連結されている。この一端4bは保護パッド4をシートバ
ック2の前面に重ねて配置した時に下端となる端部であ
る。又、下部表皮部材6bの上部の両側にもシートバック
2を貫通してグロメット14が装着され、下部表皮部材6b
の浮き上がりが防止されている。
また、子供用シート3の先端部の幅方向中央部には、先
端にタングプレート5と係合可能なバックル15を取付け
た結合ベルト16が装着されている。
以上の構成において、子供用シート3の使用時には、第
6図に示すように、子供用シート3を前方に回動させて
略水平姿勢として子供を座らせるとともに、保護パッド
4をシートバック2から外す。そして、安全ベルト13を
子供の肩に掛けるとともに保護面4aにて子供の胸部や腹
部を保護するように保護パッド4を配置し、その後子供
用シート3の先端部の結合ベルト16を子供の両脚の間を
通して上方に引き上げ、先端のバックル15を保護パッド
4のタングプレート5に係合させればよい。
一方、子供用シート3を用いない場合には、保護パッド
4を、その保護面4aが前方を向き、かつその一端4bが下
端に位置してタングプレート5が上向きとなるような姿
勢にし、第4図に示すように、タングプレート5がほぼ
開口8の下部に位置するように保護パッド4をバックシ
ート2の前面に重ね合わせ、その状態から矢印Aで示す
ように押圧しながら第5図に矢印Bで示すように上方に
押し上げることによって、タングプレート5を開口8か
らプレート9の背面側に侵入させてこのプレート9に係
合させることができ、その後子供用シート3を上方に回
動させてバックシート2の前面に重ね合わせた姿勢とす
る。この状態で子供用シート3の上端が保護パッド4の
下端に係合して保護パッド4の下方移動が防止され、タ
ングプレート5とバックシート2のプレート9の係合が
確保され、保護パッド4は不測に脱落する危険性のない
状態で確実に支持される。又、この状態で第7図に示す
ように、子供用シート3及び保護パッド4がシートバッ
ク2の前面パッドとして機能する。
(考案の効果) 本考案の子供用シート付き車両用シートによれば、保護
パッドのタングプレートをシートバックの上部に形成さ
れた開口から差し込んでシートバックに埋設されたプレ
ートに係合させることによって前方への抜け出しが防止
され、その状態で子供用シートをシートバックに重なる
ように略垂直な姿勢にして保護パッドの下方への移動を
防止することによって上記係合状態が保持されるため、
保護パッドはシートバックの前面に確実に支持されてお
り、かつシートバックの前面に突起物が突出することも
ない。さらにこれら子供用シート及び保護パッドの格納
空間を別に設ける必要がないばかりでなく、これらがシ
ートバックの前面パッドとして機能する等の効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略構成を示す斜視図、第
2図は第1図のII−II矢視断面図、第3図は第1図のII
I−III矢視断面図、第4図、第5図は保護パッドをシー
トバックに支持させる過程を示す拡大縦断側面図、第6
図は子供用シートの使用状態を示す斜視図、第7図は子
供用シートの非使用時の状態を示す斜視図である。 2……シートバック 3……子供用シート 4……保護パッド 4a……保護面 5……タングプレート 8……開口 9……プレート 13……安全ベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用シートのシートバックに、略水平な
    姿勢とシートバックに重なる略垂直な姿勢との間で回動
    可能に子供用シートの基端部を枢着し、シートバックの
    上部から繰り出し、巻き取り自在な安全ベルトを設ける
    とともにその先端を保護パッドの一端に結合し、保護パ
    ッドの保護面とは反対側面に先端が保護パッドの他端側
    に延びるようにL字状に屈曲されたタングプレートを突
    設し、シートバックに子供用シートを重ねかつその上部
    に保護パッドを保護面を前面に向けて配置した状態でタ
    ングプレートが裏面に係合可能なプレートをシートバッ
    クの上部に埋設するとともにその下縁部にタングプレー
    トを嵌入可能な開口を形成したことを特徴とする子供用
    シート付き車両用シート。
JP1256590U 1990-02-09 1990-02-09 子供用シート付き車両用シート Expired - Fee Related JPH076016Y2 (ja)

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JPH03103826U JPH03103826U (ja) 1991-10-29
JPH076016Y2 true JPH076016Y2 (ja) 1995-02-15

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