JP6135571B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートクッションの周辺部を覆う可撓性面状のシールドを備えた乗物用シートに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートクッションの側部を覆う面状のシールド(スカート)が装着されたものが知られている(特許文献1)。上記シールドは、ゴムや皮革或いは布材等の可撓性を備えた面状部材によって構成されている。このようにシールドが可撓性を備えた構成となっていることにより、車両用シートが前後にスライドした際に、シールドがフロア上の障害物等に当たっても、同障害物が傷付けられたり車両用シートのスライドが阻害されたりしないようになっている。
特開2005−119499号公報
しかし、上記従来技術では、シールドが可撓性の構造となっているために、シールドが車両用シートのスライドによって障害物と当たった際に予期しない方向に曲がったり障害物に乗り上がったりして、シートクッションの側部を覆った状態となれなくなる心配がある。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートクッションの周辺部を覆うシールドが可撓性の構造となっていても、安定した被覆を行えるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートクッションの周辺部を覆う可撓性面状のシールドを備えた乗物用シートであって、シートクッションのフロアに対する位置をシールドの面内方向に変化させる動作機構を有する。シールドは、シートクッションの周辺部と同周辺部に外側から対向する何らかの障害物との間の隙間に通された状態として設けられている。更に、乗物用シートは、シールドに対しシートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させてシールドと障害物との干渉を回避させるガイド部材を有する。
この第1の発明によれば、ガイド部材により、シートクッションの周辺部を覆う可撓性のシールドを、障害物と干渉させないように設けることができる。したがって、シールドによるシートクッションの周辺部の被覆を安定して行うことができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。動作機構がシートクッションの着座高さを変えるシートリフタとなっている。シールドは、シートクッションの周辺部に取り付けられた上側シールドとして構成されている。ガイド部材は、フロア上に取り付けられて上側シールドの外側又は内側に位置して上側シールドにシートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させる面状の下側シールドとして構成されている。上側シールドと下側シールドとは、シートリフタによってシートクッションの着座高さが変えられる可動範囲において互いに内外に面を重ね合わせた状態を維持してシートクッションの周辺部を覆う構成とされている。
この第2の発明によれば、シートクッションに取り付けられた上側シールドと、フロア上に取り付けられた下側シールドとは、互いの内外に面を重ね合わせている領域が、シートクッションの着座高さが上げられた時のシートクッション下のスペースを外部に露呈させないための余長として機能する。また、上側シールドと下側シールドとは、互いが内外に面を重ね合わせる構成となっていることにより、それぞれの延び出す長さを短く抑えてもシートクッションの周辺部を覆った状態をとることができるようになっている。したがって、シートクッションの着座高さが下げられた時に上側シールドと下側シールドとをそれぞれシートクッション側の部材やフロア側の部材に底付きさせないようにすることができる。このように、シートクッションの着座高さ位置が変えられても、シールドによってシートクッションの周辺部を見栄え良く覆った状態に保つことができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。下側シールドは、上側シールドの内側に位置して設けられている。上側シールドと下側シールドとは、互いに対向する面部の一方に設けられたスリット内に他方に設けられた挿通片が挿通されることで、互いに面を重ね合わせた状態を維持しながらシートリフタの動きに追従して摺動するようにガイドされる構成とされている。
この第3の発明によれば、下側シールドが上側シールドの内側に設けられることで、これらの間の隙間が外部に対して下向きに開口した隙間となるため、上斜め方向の視線から隙間が見えにくくなると共に、隙間内に異物が入り込みにくくなる。また、両シールドのうちの一方に設けられたスリット内に他方に設けられた挿通片が挿通される構造により、両者間の隙間をシートリフタの動きに追従して適切に詰めた状態に保つことができる構成を、外観を損なわない簡素な構成として実現することができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を示す斜視図である。 シールドの分解斜視図である。 シートクッションの着座高さが上げられた状態を示した側面図である。 シートクッションの着座高さが下げられた状態を示した側面図である。 図3のV-V線断面図である。 図3のVI-VI線断面図である。 図4のVII-VII線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシート1の構成について、図1〜図7を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の運転席として構成されており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えている。上記シートバック2は、シートクッション3の後端部に、図示しない左右一対のリクライナを間に介して連結されており、これらリクライナの作動によってシートクッション3に対する起立角度(背凭れ角度)をシート前後方向に調整することができるように設けられた状態とされている。
シートクッション3は、車両のフロアF上に、左右一対のスライドレール5を間に介して連結されており、これらスライドレール5の作動によってフロアFに対するシート前後方向の設置位置を調整することができるように設けられた状態とされている。また、シートクッション3は、上述した各スライドレール5との間に、左右一対の四節リンク機構から成るシートリフタ4が介在して設けられており、これらシートリフタ4の作動によってフロアFに対する設置高さも調整することができる構成とされている。ここで、各スライドレール5及びシートリフタ4が、それぞれ本発明の「動作機構」に相当する。
上述したシートクッション3は、その内部骨格を成す枠状に組まれたクッションフレーム3Fと、クッションフレーム3Fの上部に組み付けられて着座乗員の荷重を和らげて受け止めるクッションパッド3Pと、クッションパッド3Pの表面全体を覆う布製のクッションカバー3Cと、を有して構成されている。クッションフレーム3Fは、シートクッション3の外周形状に沿った平面視四角枠形状に組まれて構成されている。具体的には、クッションフレーム3Fは、左右一対のシート前後方向に長尺な鋼板材より成るサイドフレーム3F1と、各サイドフレーム3F1の前端部間に一体的に架橋された鋼板製のフロントパネル3F2と、各サイドフレーム3F1の後部間に回転可能に枢着された円鋼管製のリヤパイプ3F3と、によって構成されている。
上述したリヤパイプ3F3は、前述したシートリフタ4を構成する各側のリヤリンク4Bの上端部と各側のサイドフレーム3F1とにそれぞれ貫通して差し込まれており、各リヤリンク4Bの上端部に一体的に結合されると共に、各サイドフレーム3F1に対して回転可能に枢着されて設けられた状態とされている。各サイドフレーム3F1は、それらの上縁部と下縁部とがそれぞれシート内側に折り曲げられて曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。フロントパネル3F2は、各サイドフレーム3F1の前端部間に一体的に架橋された状態とされている。
図5〜図6に示すように、クッションパッド3Pは、軟質ポリウレタンフォーム原料を発泡成形して形成したものであり、上述したクッションフレーム3Fの上部に組み付けられて設けられている。詳しくは、クッションパッド3Pは、上述した組み付けにより、クッションフレーム3Fの各枠部(各サイドフレーム3F1,フロントパネル3F2,リヤパイプ3F3)やこれらの間に跨って組み付けられる図示しない支持ワイヤによって下方側から広くあてがわれた状態として設けられている。
クッションカバー3Cは、袋状に縫われた布材によって構成されており、上述したクッションパッド3Pの上面部に被せ付けられた後、その前後左右の各周縁部がそれぞれクッションフレーム3Fの底面側に回し込まれるように引き込まれて止着された状態とされている。これにより、クッションカバー3Cは、上述したクッションパッド3Pの表面全体に広く密着した状態に被せ付けられて、クッションパッド3Pをクッションフレーム3Fの上部に押さえ付けた状態として設けられた状態とされている。
各スライドレール5は、フロアF上に固定設置されたシート前後方向に長尺なロアレール5Aと、ロアレール5Aに対してシート前後方向にスライド可能な状態に組み付けられたアッパレール5Bと、を有する。各アッパレール5B上には、横断面U字状の形に折り曲げられたシート前後方向に長尺な鋼板材から成るブラケット5Cがそれぞれ結合されている。そして、各ブラケット5Cとシートクッション3の各サイドフレーム3F1との間には、それぞれ、前述したシートリフタ4を構成するフロントリンク4Aとリヤリンク4Bとがそれぞれリンク連結されて設けられた状態とされている。
詳しくは、上述した各ブラケット5Cは、各アッパレール5Bの上面部にあてがわれて結合された底面部5C1と、底面部5C1のシート内側の縁部からシート上方側に真っ直ぐに折り曲げられて延びる内側起立面部5C2と、底面部5C1のシート外側の縁部からシート上方側に真っ直ぐに折り曲げられて延びる外側起立面部5C3と、を有する横断面U字状に折り曲げられた形となって形成されている。そして、各ブラケット5Cの内側起立面部5C2の前部と後部とには、それぞれ、上述したシートリフタ4を構成する各側のフロントリンク4Aの下端部とリヤリンク4Bの下端部とが図示しない連結軸を介して回転可能に軸連結された状態とされている。また、図1〜図4に示すように、車両外側に配設されたブラケット5Cの外側起立面部5C3には、その後端部の外側面上に、図示しないシートベルト装置のタングプレートの装着部となるバックル6の支持プレート6Aが、ボルト6Bによって回転可能に軸連結された状態とされている。
ここで、図1に示すように、上述したシートリフタ4は、上述したシートクッション3の各側のサイドフレーム3F1と各側のスライドレール5上のブラケット5Cとの間に、フロントリンク4Aとリヤリンク4Bとがそれぞれリンク連結されて成る左右一対の四節リンク機構として構成されている。上述した左右一対のフロントリンク4Aとリヤリンク4Bとは、互いに協働して起倒回転するようにリンク運動するようになっており、これらのリンク運動によってシートクッション3の着座高さを上下に変動させるようになっている。
具体的には、シートリフタ4は、図3及び図5〜図6に示すようにシートクッション3の着座高さを最上位置まで引き上げた状態と、図4及び図7に示すようにシートクッション3の着座高さを最下位置まで引き下げた状態と、の間の領域をリンク運動するようになっている。上記領域において、シートリフタ4は、各フロントリンク4Aと各リヤリンク4Bとをそれぞれ後上がりの角度姿勢領域で前側へ起こし上げたり後側へ倒し込んだりして、シートクッション3をフロアF上から前上方向に斜めにリフトアップさせたり後下方向に斜めにリフトダウンさせたりするようになっている。
図1に示すように、上述したシートリフタ4は、常時は、シートクッション3の車両外側の側部に設けられた図示しないリフタレバーと同側のリヤリンク4Bとの間に介設された図示しないブレーキ付き駆動ユニットのブレーキ力によって、各リンクのリンク運動を止めた状態にしてシートクッション3の着座高さを定位置に固定した状態に保持された状態とされている。
上記シートリフタ4は、着座者によって上記不図示のリフタレバーが初期のニュートラル位置から上げ下げされる操作によって、車両外側のリヤリンク4Bが不図示のブレーキ付き駆動ユニットを介してその操作された方向に回されて、各側のフロントリンク4Aとリヤリンク4Bとが一斉にシートクッション3の着座高さを上げ下げするようにリンク運動操作されるようになっている。なお、上述した各スライドレール5やシートリフタ4や図示しないリクライナの構成は、特開2010−221935号や特開2009−166808号公報等の文献に開示された公知の構成と同じとなっているため、これらの具体的な構成についての説明は省略することとする。
ところで、図1に示すように、上述したシートクッション3は、その着座者から見て右側(図示向かって左側)となる車両外側の側部に、同側部とその下側のスペースとをシート外側から覆う樹脂製のアウタシールド7が装着されている。上記シートクッション3の車両外側の側部は、乗員がシート1の外側の乗降ドアから車内に乗車する際に、外部に大きく露呈する部分となっている他、上述した図示しないリクライナを操作するためのレバー(リクライニングレバー)やシートリフタ4を操作するためのレバー(リフタレバー)が配設された部分となっている。このような部分に樹脂製のアウタシールド7が装着されていることにより、シートクッション3の同側の側部を、見栄え良く、かつ、強く保護した状態に被覆することができるようになっている。
また、シートクッション3の着座者から見て左側(図示向かって右側)となる車両内側の側部には、厚手のカーペット材から成る1枚の上側シールド8Aとポリプロピレン(PP)樹脂製の板材から成る1枚の下側シールド8Bとから成るインナシールド8が設けられている。上記インナシールド8は、上側シールド8Aがシート外側に位置し、下側シールド8Bがその裏側に重なるようにシート内側に位置して設けられた構成となっている。ここで、上側シールド8Aが本発明の「シールド」に相当し、下側シールド8Bが本発明の「ガイド部材」に相当する。
上述したインナシールド8は、シートクッション3とその車両内側の側部に隣接して設けられた車両のセンタコンソールSCとの間の狭い隙間内に介在して、シートクッション3の車両内側の側部とその下側のスペースとをシート外側から覆った状態となっている。ここで、センタコンソールSCが本発明の「障害物」に相当する。上述したシートクッション3の車両内側の側部、特にその下側のスペースは、図5〜図6に示すように、センタコンソールSCの側面及びセンタコンソールSCを底上げして支えているフロアFの傾斜した側面との間の隙間が狭く、常時はセンタコンソールSCやフロアFの側面によって他の座席からは比較的見えにくい隠された状態とされる領域となっている。
しかし、上記シートクッション3の車両内側の側部、特にその下側のスペースは、シート1が後方側にスライドすることにより、センタコンソールSCから後方側に食み出して外部に露出することがある。また、センタコンソールSCとの間の隙間に落ち込んだゴミ等の異物がシートクッション3の下側のスペース内に入り込んだ際に、その異物がシートリフタ4の動作機構部に噛み込んで動作不良を起こすことがないよう、これを防止することも必要である。
そこで、上記シートクッション3の車両内側の側部及びその下側のスペースを比較的低廉な構成によって覆うものとして、厚手のカーペット材から成る上側シールド8Aと厚手のポリプロピレン(PP)樹脂製の板材から成る下側シールド8Bとを組み合わせた構成から成るインナシールド8が採用されている。上記インナシールド8は、図5〜図6に示すように、厚手のカーペット材から成る上側シールド8Aがシートクッション3の車両内側の側部及びその下側のスペースをシート外側から覆っていることにより、シート1が前後方向にスライドした際に何らかの拍子で上側シールド8AがセンタコンソールSCやフロアFの側面に擦れても、それ自体の表面柔らかさや可撓性によってこれらに柔らかく当たるため、これらをほとんど傷付けることがなく、また、それ自体も磨耗したり破損したりしにくい構成とされている。
しかし、上記インナシールド8は、上側シールド8Aが可撓性のある構成となっているため、シート1が前後方向にスライドした際に、何らかの拍子で上側シールド8Aが予期しない方向に曲がったりセンタコンソールSC上に乗り上がってしまったりすると、シートクッション3の側部を適切に覆った状態をとれなくなる心配がある。そこで、上記上側シールド8Aの上記予期しない方向への撓みを防止するために、上述した上側シールド8Aと下側シールド8Bとの間には、上側シールド8Aに対し下方側に向かうにつれてシート内側に撓む形となるような附勢力をかけて、上側シールド8Aを上記センタコンソールSCやフロアFの側面と強干渉させないようにするガイド構造が設けられている。以下、上記インナシールド8を構成する上側シールド8A及び下側シールド8Bの構成について詳しく説明する。
上側シールド8Aは、図2及び図5〜図6に示すように、厚手のカーペット材から成る表層部8A1の裏側面(シート内側面)上に、厚さ1mm程度の薄膜状のポリプロピレン(PP)樹脂材から成る裏層部8A2が一体的に積層された2層構造の構成とされている。上記裏層部8A2は、その表層部8A1の裏側面にあてがわれた領域の外周縁部が表層部8A1に縫合されることにより、表層部8A1に対して外周縁部のみが一体的に結合された状態とされている(図2参照)。
上記上側シールド8Aは、図3〜図6に示すように、前後方向に長尺な略矩形状の形に形成されており、その上縁部がシートクッション3の車両内側の側面部に覆われたクッションカバー3Cに縫合されて(縫合部8A3)、シート幅方向に面を向けた状態に垂れ下げられて設けられた状態とされている。図2に示すように、上記上側シールド8Aのシート内側に面を向ける裏層部8A2(本発明の「互いに対向する面部の一方」に相当する。)には、高さ方向に斜めに伸びる2本のスリット8A2aが切り込まれている。これらスリット8A2aの形成により、各スリット8A2aの切り込まれた間の領域部には、後述する下側シールド8Bに形成された挿通片8B3を後方側から挿し込み可能な通し部8A2bが形成された状態とされている。
上記通し部8A2bは、表層部8A1とは接着されておらず、その薄膜状に形成された弾性により、自由状態では裏層部8A2の他の面部と面一状の形状状態を成すが、裏側に向かって引き込むような力をかけることにより、表層部8A1から浮かす(離間させる)ように撓むことができる構成となっている(図2の拡大図参照)。上記通し部8A2bは、上述した各スリット8A2aが互いに平行な前上がり方向に斜めに伸びる直線形状に形成されていることにより、前上がり方向に斜めに伸びる帯形状に形成された状態とされている。上記通し部8A2bは、その横幅(各スリット8A2a間の幅)が、上述した下側シールド8Bの挿通片8B3の伸び出す長さよりも短くなっており、下側シールド8Bの挿通片8B3を後側のスリット8A2aから内部に通し入れて、前側のスリット8A2aから通し出した状態にすることができる構成となっている(図3〜図4参照)。
また、上記上側シールド8Aの上述したバックル6の外側に覆い被される後部側の上縁部領域には、バックル6との強干渉を避けるために、裏層部8A2を一部肉抜きした形の凹部8A2cが形成されている。この凹部8A2cの形成により、バックル6は、上側シールド8Aに対して樹脂製の裏層部8A2とは干渉することなく、カーペット製の表層部8A1としか干渉しないようになっている。これにより、バックル6は、その一部(下部領域)が上側シールド8Aによって外側から覆われる構成でありながら、その根元側の支軸(ボルト6B)を中心に前後方向にスムーズに首振り回転することができるようになっている。
また、上述した上側シールド8Aの表層部8A1は、その後部側の下縁部領域が、下方側に向かって先細り形状に突出する三角形状のひれ部8A1aが延出する形に形成されている。このひれ部8A1aの形成領域には、上述した樹脂製の裏層部8A2が積層されておらず、ひれ部8A1aが単体で下方側へ伸び出す構成とされている。上記ひれ部8A1aは、図7に示すように、上述したシートリフタ4のリフトダウン動作によって上側シールド8AがフロアFの傾斜した側面(センタコンソールSCを底上げして支えるフロアFの傾斜した側面)上に落とし込まれる際に、上側シールド8AをフロアFの形状に即してより柔軟に撓ませやすくするように機能するものとなっている。すなわち、ひれ部8A1aは、その下縁部が先細り形状に突出する三角形状とされていることにより、フロアFの形状の変化を先行して拾ってシート内側に向かって曲げ撓まされやすくなっており、その撓みによって、後に続く形状部分をこれに追従させて撓ませることで、ひれ部8A1a全体をばらつかせることなく同じ方向に撓ませられるように導くものとなっている。
図2〜図6に示すように、下側シールド8Bは、シート前後方向に長尺な板形状に形成されている。上記下側シールド8Bは、上述したスライドレール5のアッパレール5B上に設けられたブラケット5Cの外側起立面部5C3の外側面に一体的に結合されて取り付けられた状態とされている。具体的には、上述した下側シールド8Bは、次の手順でブラケット5Cの外側起立面部5C3に取り付けられている。
先ず、図2に示すように、下側シールド8Bの中央部に形成されたシート内側(板厚方向)に突出する係止突起8B1を、ブラケット5Cの外側起立面部5C3に貫通形成された係止孔5C3a内に入れ込む。次に、この入れ込んだ点を中心に、下側シールド8Bを面内方向に首振りさせて、下側シールド8Bの前側領域の高さ方向の中間部に形成された鉤形状に切り起こされた形の引掛け爪8B2を、ブラケット5Cの外側起立面部5C3の前下がり状に傾斜した上縁部5C3bに上方側から引掛けた状態にする。
そして、この状態で先ほどの係止突起8B1をブラケット5Cの係止孔5C3aの上縁部に押さえ付けて下側シールド8Bの首振り運動方向の移動を拘束した状態にして、その後側領域の下端部箇所に空けられた凹形状の固定孔8B4内にビス8B6の軸部を通して同ビス8B6を外側起立面部5C3に締結して固定する。これにより、下側シールド8Bは、ビス8B6の頭部によりブラケット5Cの外側起立面部5C3の外側面に押し付けられた状態とされると共に、そのブラケット5Cに対する係止突起8B1まわりの首振り運動が双方向に規制された状態となり、ブラケット5Cに対して一体的に取り付けられた状態となる。このように、下側シールド8Bは、ビス8B6による締結が一箇所でしか行われない構成でありながら、ブラケット5Cに対してぐら付かないように適切に位置決めされた状態に取り付けられた状態とされている(図3〜図4参照)。
図2に示すように、上述した下側シールド8Bの中央部領域、詳しくは上述した係止突起8B1の後部側領域には、コ字形状の切れ込みが入れられてシート外側(板厚方向)に板厚分程度押し出された形状とされた挿通片8B3が形成されている。上記挿通片8B3は、その後端部が下側シールド8Bの本体部に対して片持ち支持された撓みやすそうな構成となっているが、下側シールド8Bが厚手の構成となっているために、構造強度の高い撓みにくい構成とされている。
上記挿通片8B3は、上述した上側シールド8Aの裏層部8A2に形成された通し部8A2bに後方側から通されている。詳しくは、上記挿通片8B3は、通し部8A2bの後側のスリット8A2aから通し部8A2bの内部に通されて、通し部8A2bの前側のスリット8A2aから通し部8A2bの外部に出された状態とされている。このような形で下側シールド8Bの挿通片8B3が上側シールド8Aの通し部8A2bに通されていることにより、可撓性を有する上側シールド8Aが、剛性の高い下側シールド8Bに向かって引き寄せられた状態に組み付けられた状態とされている。
詳しくは、上記上側シールド8Aは、その下側シールド8Bの挿通片8B3に通された通し部8A2bが、薄膜状のポリプロピレン樹脂から成る裏層部8A2の一部として、自由状態では裏層部8A2と面一状に戻ろうとする弾性を備えた構成とされている。これにより、上記通し部8A2bがその弾性によって裏層部8A2と面一状に復元しようとする力を作用させて、上側シールド8Aが下側シールド8Bの挿通片8B3に対してより一層密着するように引き寄せられた状態に保持されるようになっている。
また、上記上側シールド8Aは、その裏層部8A2にのみスリット8A2aが入れられて裏層部8A2と表層部8A1との間の空間に挿通片8B3が挿通される構成となっていることにより、挿通片8B3が上側シールド8Aの表面(表層部8A1のシート外側面)には露呈しないようになっており、インナシールド8の見栄えを損なうことなく上記のようなガイド構造を構成することができるようになっている。
詳しくは、剛性の高い下側シールド8Bの挿通片8B3が、上側シールド8Aの厚手のカーペット材から成る表層部8A1の裏側に位置していることにより、挿通片8B3の形状によるハイライトが、表層部8A1の表側面に浮き出ないようになっている。これにより、インナシールド8がより見栄え良く構成されている。より詳しくは、上記剛性の高い下側シールド8Bの挿通片8B3が、上側シールド8Aの裏層部8A2の通し部8A2bに通されてその先端が裏層部8A2のシート内側面上に通し出された状態として組み付けられていることにより、その先端の角張った形状により浮き出やすくなるハイライトが、裏層部8A2を介在させることによって更に表側面上に浮き出にくくなっており、インナシールド8がより見栄え良く構成された状態とされている。
また、図2及び図5に示すように、上記下側シールド8Bには、その上述した挿通片8B3の上部領域に、図示しないシートベルト装置の配線を束ねたワイヤーハーネスWHを同部に固定するためのクリップ8B5がシート外側から通されて装着されている。これにより、上記下側シールド8Bの外側部には、上述したクリップ8B5及びワイヤーハーネスWHが部分的に突出した形に設けられた状態とされているが、これらは、下側シールド8Bの外側に被せ付けられる上述した厚手の上側シールド8Aによって外部に対して被覆されるようになっている。これにより、クリップ8B5及びワイヤーハーネスWHは、それらの角張った形状が、上側シールド8Aの表側面上にハイライトとして浮き出ることなく外部に対して見栄え良く被覆された状態として設けられるようになっている。
また、図2に示すように、上述した下側シールド8Bの後部側領域には、上述したブラケット5Cの外側起立面部5C3にバックル6の支持プレート6Aを取り付けるために通されるボルト6Bとの干渉を回避するため、丸孔形状の逃がし孔8B7が貫通して形成された状態とされている。
上記のように構成されたインナシールド8は、図3〜図4に示すように、上述したシートクッション3の着座高さがシートリフタ4によって上げ下げされる領域では、常に上側シールド8Aと下側シールド8Bとが互いに内外に重なり合った状態を維持するようになっている。具体的には、図3及び図5〜図6に示すように、インナシールド8は、シートクッション3がシートリフタ4によって上方側にリフトアップされることにより、シートクッション3に取り付けられた上側シールド8Aがスライドレール5のブラケット5C上に固定された下側シールド8Bに対して、前述した通し部8A2bの前後のスリット8A2aの形状に沿って挿通片8B3を高さ方向に摺動させることで、通し部8A2bに挿通片8B3が通された状態を維持して、下側シールド8Bに引き寄せられた状態(密着した状態)を維持しながら上方側に擦り動かされるようにスライドしていくようになっている。これにより、インナシールド8は、シートクッション3が最上位置までリフトアップされた状態となっても、上側シールド8Aと下側シールド8Bとが互いに内外に少ない隙間で重なり合った状態を維持し続けることができるようになっている。
また、図4及び図7に示すように、インナシールド8は、シートクッション3がシートリフタ4によって下方側にリフトダウンされることにより、シートクッション3に取り付けられた上側シールド8Aがスライドレール5のブラケット5C上に固定された下側シールド8Bに対して、前述した通し部8A2bの前後のスリット8A2aの形状に沿って挿通片8B3を高さ方向に摺動させることで、通し部8A2bに挿通片8B3が通された状態を維持して、下側シールド8Bに引き寄せられた状態(密着した状態)を維持しながら下方側に擦り動かされるようにスライドしていくようになっている。これにより、インナシールド8は、シートクッション3が最下位置までリフトダウンされた状態となっても、上側シールド8Aと下側シールド8Bとが互いに内外に少ない隙間で重なり合った状態を維持し続けることができるようになっている。
また、上記インナシールド8は、シート1が前後方向にスライドする際も、シートクッション3に取り付けられた上側シールド8Aがスライドレール5のブラケット5C上に固定された下側シールド8Bに対して、前述した通し部8A2bに挿通片8B3が通されたガイド構造により引き寄せられた状態(密着した状態)を維持しながらセンタコンソールSCとの間の隙間内を前後方向に移動していく。したがって、インナシールド8は、シート1が前後方向にスライドした際に何らかの拍子で上側シールド8AがセンタコンソールSCやフロアFの側面に当たって予期しない方向に曲がったりセンタコンソールSCの上部に乗り上がったりしてシートクッション3の側部を覆った状態をとれなくなる状態となることがない。
また、上記インナシールド8は、上側シールド8Aが常時、下側シールド8Bに引き寄せられた状態に保持される構成となっていることにより、厚手のカーペット材から成る上側シールド8Aの表層部8A1が経年劣化や繰り返し使用によって外側に反るような自然変形を起こそうとしても、下側シールド8Bによるガイドによってその変形が抑えられるようになっている。したがって、長期に亘って可撓性の上側シールド8Aを安定した被覆を行える状態に保ち続けることができる。
このように、シートクッション3に取り付けられた上側シールド8Aと、フロアF側に取り付けられた下側シールド8Bとは、互いの内外に面を重ね合わせている領域が、シートクッション3の着座高さが上げられた時に、シートクッション3下のスペースを外部に露呈させないための余長として機能する。また、上側シールド8Aと下側シールド8Bとは、互いが内外に面を重ね合わせる構成となっていることにより、それぞれの延び出す長さを短く抑えてもシートクッション3の周辺部を覆った状態をとることができるようになっている。したがって、図7に示すように、シートクッション3の着座高さが下げられた時に、上側シールド8Aと下側シールド8Bとをそれぞれシートクッション3側の部材やフロアF側の部材に底付きさせないようにすることができる。
また、下側シールド8Bが上側シールド8Aの内側に位置して設けられているため、これらの間の隙間が外部に対して下向きに開口した隙間となり、上斜め方向の視線から隙間が見えにくくなると共に、隙間内に異物が入り込みにくくなる。また、上側シールド8Aと下側シールド8Bとは、上側シールド8Aに設けられたスリット8A2a内に下側シールド8Bに設けられた挿通片8B3が挿通される構造により、両者間の隙間をシートリフタ4の動きに追従して適切に詰めた状態に保つことができる構成を、外観を損なわない簡素な構成として実現することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の運転席以外のシートにも適用することができるほか、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
また、シールドは、シートクッションの車両内側の側部の他、車両外側の側部や前側部や後側部を覆うものとして設けられるものであってもよい。また、シールドは、シートクッションの周辺部を覆うことができる可撓性面状の部材によって構成されたものであればよく、厚手のカーペット材単体で構成されたものなど、上記実施例で示した構成以外の様々な材質や形状から成る部材を適用することができるものである。
また、上記実施例では、本発明のシールドに対してシートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させてシールドと障害物との干渉を回避させる「ガイド部材」として、厚手のポリプロピレン(PP)樹脂製の板材から成る下側シールド(8B)を例示し、同下側シールド(8B)をシールド(上側シールド8A)と内外に重ね合わせてシートリフタの動きに対応させられるように構成したものを示した。しかし、本発明のガイド部材は、単に、シールドに対してシートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させてシールドと障害物との干渉を回避させるだけの機能をするものとして構成されたものであってもよい。
また、本発明の動作機構は、シートクッションのフロアに対する位置をシールドの面内方向に変化させるものが対象となり、シールドの取り付け位置により、上記実施例で示したスライドレールやシートリフタの他、シートクッションをシールドの面内方向に移動させる様々な機構がその対象となりえるものである。例えば、上記実施例においては、スライドレールとシートリフタの両方が本発明の動作機構に相当するものとなるが、そのどちらか一方がない構成であってもよい。
また、本発明のガイド部材を上記実施例で示したような下側シールドとして構成する場合、下側シールドが上側シールドの外側に配置されていてもよい。また、上記実施例で示した構成において、上側シールドを下側シールドに引き寄せる方向に附勢した状態に保持するガイド構造は、下側シールドに入れられたスリット内に上側シールドに設けられた挿通片が挿通される構成となっていてもよい。
また、上記実施例では、上側シールド8A(シールド)が2層構造とされて、その裏層部8A2にのみスリット8A2aが入れられて下側シールドの挿通部が通された構成としたが、上側シールド(シールド)が1層構造とされてそれにスリットが入れられて下側シールドの挿通部(ガイド部材の係合部)が挿通される構成とされたものであってもよい。また、上記下側シールドの挿通部は、上側シールド(シールド)に入れられたスリット内に挿通されることで上側シールドに引き寄せる方向の附勢力をかけることができる状態となるため、必ずしも上記実施例で示したようにその先端が上側シールドの裏側面に通し出されなくてもよく、上側シールドの内部もしくは外側面にくるように通されるものであってもよい。
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
3 シートクッション
3F クッションフレーム
3F1 サイドフレーム
3F2 フロントパネル
3F3 リヤパイプ
3P クッションパッド
3C クッションカバー
4 シートリフタ(動作機構)
4A フロントリンク
4B リヤリンク
5 スライドレール(動作機構)
5A ロアレール
5B アッパレール
5C ブラケット
5C1 底面部
5C2 内側起立面部
5C3 外側起立面部
5C3a 係止孔
5C3b 上縁部
6 バックル
6A 支持プレート
6B ボルト
7 アウタシールド
8 インナシールド
8A 上側シールド(シールド)
8A1 表層部
8A1a ひれ部
8A2 裏層部
8A2a スリット
8A2b 通し部
8A2c 凹部
8A3 縫合部
8B 下側シールド(ガイド部材)
8B1 係止突起
8B2 引掛け爪
8B3 挿通片
8B4 固定孔
8B5 クリップ
8B6 ビス
8B7 逃がし孔
SC センタコンソール(障害物)
F フロア
WH ワイヤーハーネス

Claims (3)

  1. シートクッションの周辺部を覆う可撓性面状のシールドを備えた乗物用シートであって、
    前記シートクッションのフロアに対する位置を前記シールドの面内方向に変化させる動作機構を有し、
    前記シールドは、前記シートクッションの周辺部と該周辺部に外側から対向する何らかの障害物との間の隙間に通された状態として設けられており、
    更に、前記シールドに対し前記シートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させて前記シールドと前記障害物との干渉を回避させるガイド部材を有することを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記動作機構が前記シートクッションの着座高さを変えるシートリフタとなっており、
    前記シールドは、前記シートクッションの周辺部に取り付けられた上側シールドとして構成され、
    前記ガイド部材は、フロア上に取り付けられて前記上側シールドの外側又は内側に位置して前記上側シールドに前記シートクッション内に引き込む方向の附勢力を作用させる面状の下側シールドとして構成され、
    前記上側シールドと前記下側シールドとは、前記シートリフタによって前記シートクッションの着座高さが変えられる可動範囲において互いに内外に面を重ね合わせた状態を維持して前記シートクッションの周辺部を覆う構成とされていることを特徴とする乗物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記下側シールドは、前記上側シールドの内側に位置して設けられており、
    前記上側シールドと前記下側シールドとは、互いに対向する面部の一方に設けられたスリット内に他方に設けられた挿通片が挿通されることで、互いに面を重ね合わせた状態を維持しながら前記シートリフタの動きに追従して摺動するようにガイドされる構成とされていることを特徴とする乗物用シート。
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