JP7436322B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
車両用のシートには、例えば特許文献1に記載されているように、後部座席に着座した搭乗差の足元のスペースをできるだけ広くとれるように、前側座席のシートバックの後面に樹脂部材を成形して形成したバックボードが配置されたものがある。
さらに、特許文献2に記載されているように、バックボードの下端部からシートクッションの底面にかけて、後部座席の搭乗者の靴が触れる可能性がある部分をカーペットで覆った構成を有するものがある。
特開2019-104403号公報 特開2013-47076号公報
特許文献1には、バックボードの上部をシートカバーに縫合し、下部をシートクッションの側のスプリングで引っ張る構成となっており、シートクッションに対してシートバックの傾きを変えた場合であってもシートクッションの側のスプリングの作用によりシートバックに対してバックボードがたるまないような構成が示されている。
これにより、特許文献1に記載されている構成では、シート板の後面を上から下まで成形した樹脂部材の表面を皮革や織布又は不織布などの表皮材で覆って形成されたバックボードで覆って後部座席に着座した搭乗差の足元のスペースをできるだけ広くとれるようにしている。
しかし、後部座席の搭乗者の靴が触れる可能性がある部分も比較的薄い表皮材で覆われた樹脂部材を用いているために、靴が触れたときの靴の滑りが悪く、後部座席の搭乗者の感触を悪くしてしまう場合がある。
これに対して、特許文献2に記載されている構成では、バックボードの下端部からシートクッションの底面にかけて後部座席の搭乗者の靴が触れる可能性がある部分をカーペットで覆った構成を有しており、靴が触れたときの靴の滑りを良くして後部座席の搭乗者の感触を向上させることができる。
しかし、特許文献2に記載されている構成では、カーペット単体で用いられており、裏側にカーペットを支持する部材がないので、後部座席の搭乗者の靴が触れた場合に、この靴が触れた部分だけが変形して、カーペットの外見を損ねてしまう可能性がある。
また、特許文献2に記載されている構成では、カーペットの上端部をシートバックの側に固定し、下端部をシートクッションに係止する構成となっていて、カーペットの両側の側面は、シートバック及びシートクッションの何れにも固定されておらず、フリーになっている。
このような構成では、リクライニング機構を操作してシートクッションに対してシートバックの傾きを変えた場合に、カーペットの上端部のシートバックの側に固定した位置から、下端部をシートクッションに係止した位置までの長さが変化するので、シートバックの傾きによっては、シートクッション及びシートバックに対してカーペットがたるんで隙間が発生してしまい、かえって見栄えが悪くなってしまう可能性がある。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決して、リクライニング機構を操作してシートクッションに対してシートバックの傾きを変えた場合であっても、シートバックとカーペットとの間に隙間を生じることなく、見栄えが悪くなることを防止することができる車両用シートを提供するものである。
上記した課題を解決するために、本発明では、シートクッションとシートバックとヘッドレストとを備えた車両用シートにおいて、シートバックは表面を覆うシートバック表皮を有し、このシートバック表皮のシートバックの背面を覆う側は、裏側トリムカバーとバックボードとタレ部とを有して、裏側トリムカバーとバックボードとタレ部との互いに接する部分がそれぞれ縫製されて接続していることを特徴とする。
本発明によれば、シートバックの裏面に配置した裏側トリムカバーとタレ部の間を密閉することができ、リクライニング機構によりシートクッションに対するシートバックの傾きを変えても裏側トリムカバーとタレ部の間に隙間を生じさせることがなくなり、シートバックの外観を損なうことを防止できるようになった。
また、裏側トリムカバーとタレ部の間に隙間が発生しないので、裏側トリムカバーとタレ部の間に搭乗者の指が入り込むことがなくなり、指が機構部品に挟まれてけがをしてしまうことを防止することができる。
本発明の実施例に係る車両用シートを後方から見た斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用シートのシートバックのカバーをファスナーを開いてバックボード部とタレ部を持ち上げた状態を示す斜視図である。 図1のA部を拡大して示した斜視図である。 図3のB-B断面矢視図である。 図3のC-C断面矢視図である。 図3のD-D断面矢視図である。 タレ部のバックボード部及びトリムカバーと縫合する部分を拡大した平面図である。 シートクッションに対するシートバックの傾きを図3の関係に対して変えた状態における図1のA部を拡大した斜視図である。
本発明は、シートバックの後面に配置されたバックボードとタレ部とシートバックの表面を覆うトリムカバーとがそれぞれ接する部分において、外側から見える部分を全面において縫製する構成としたことにより、シートクッションに対してシートバックの傾きを変えても、たれ部とトリムカバーとの間に隙間を発生させること無く、シートバックの外観を損ねないようにしたものである。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付すようにし、その繰り返しの説明は原則として省略する。
ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
図1は、本実施例に係る車両用シート1を、後方から見た斜視図である。本実施例に係る車両用シート1は、車両の前部座席(運転席又は助手席)に係る車両用シートであって、搭乗者(図示せず)が着座するシートクッション2、シートクッション2に着座した搭乗者が背をもたれかけるシートバック3、搭乗者の頭部を保護するヘッドレスト4、シートクッション2の側面に配置された図示していない機構部品を覆う樹脂カバー5を備えている。
シートバック3は、後面にバックボード31とタレ部32が取付けられており、それらがファスナー21でシートバック3に対して開閉できて、シートバック3に対して着脱が可能となるように構成されている。
図2に、シートバック3の表面を覆うシートバック表皮部300の外観を示す。シートバック表皮部300は、シートバック3の表側の面でシートクッション2に着座した搭乗所の背中に接する側の面を覆う表側トリムカバー20と、シートバック3の裏側の面を覆う裏側トリムカバー30を備えている。
表側トリムカバー20と裏側トリムカバー30とは、それぞれ同じ材料で形成されており、表側トリムカバー20に縫製したファスナーテープ21-1と裏側トリムカバー30に縫製したファスナーテープ21-2とで構成されるファスナー21により接続または解放される。図2は、ファスナー21を解放した状態を示している。
図2に示したようにファスナー21を解放することにより、シートバック表皮部300をシートバック3の図示していないフレームに着脱することができる。
裏側トリムカバー30には、バックボード31とタレ部32が、縫製ライン61,63でそれぞれ縫製されている。また、バックボード31とタレ部32とは、縫製ライン62で縫製されている。
タレ部32のバックボード31と接する側と反対側の先端部分には、シートクッション2の下部に設けられた図示していないばねに係止されるベルト33が取付けられている。ベルト33をシートクッション2の側の図示していないばねに係止してタレ部32に常時テンションをかける構成とすることにより、タレ部32はシートバック3の図示していないフレームに密着する。これにより、タレ部32がシートバック3に密着した状態が維持される。
図1においてAで囲んだ部分の拡大図を、図3に示す。図3において、表側トリムカバー20と裏側トリムカバー30とはファスナー21で接続されている。この状態で、ファスナー21の下側の端部は樹脂カバー5で覆われた部分に位置して、外側からは見えない。
図3の状態で、裏側トリムカバー30とバックボード31とは、縫製ライン61で縫製され、裏側トリムカバー30とタレ部32とは、縫製ライン63で縫製されている。また、バックボード31とタレ部32とは、縫製ライン62で縫製されている。ここで、裏側トリムカバー30とタレ部32とを縫製する縫製ライン63は、樹脂カバー5で覆われている部分まで続いている。
このように、裏側トリムカバー30とタレ部32とを縫製し、且つその縫製ライン63を樹脂カバー5で覆われている部分まで延長することにより、図示していないリクライニング機構によりシートクッション2に対するシートバック3の傾きを変化させた場合であっても、裏側トリムカバー30とタレ部32との間に隙間が発生することを防止できる。
更に、裏側トリムカバー30とタレ部32とを縫製しなかった場合に裏側トリムカバー30とタレ部32との間に生ずる隙間からその内部が見えてしまうことを防止することができる。
これにより、シートバック3の外観の美観を損ねることを防ぐことができる。また、図示していないリクライニング機構によりシートクッション2に対するシートバック3の傾きを変化させるときに、裏側トリムカバー30とタレ部32とを縫製しなかった場合に裏側トリムカバー30とタレ部32との間に生ずる隙間から指が入って、指が機構部品に挟まれてけがをしてしまうことを防止できる。
図4には、図3における裏側トリムカバー30とバックボード31との縫製ライン61のB-B断面を示す。実際には、縫製ライン61の近傍で、裏側トリムカバー30とバックボード31とは直角に近い角度で折り曲げられているが、図示を簡単にするために、裏側トリムカバー30とバックボード31と開いた状態の平面図を示している。
図4に示した構成おいて、バックボード31は、例えば、フェルトなどの布部材を圧縮して形成したものであり、直接ミシンで縫製することができる部材で形成されている。
一方、裏側トリムカバー30は、複数の材料の層が積層されて形成されたものであるが、図示を簡単にするために、それら複数の層をまとめて裏側トリムカバー30として表示してある。表側トリムカバー20も同様である。裏側トリムカバー30とバックボード31とは、縫製ライン61に沿って、裏側トリムカバー30がバックボード31に直接縫製されている。
なお、図4に示した構成では、裏側トリムカバー30の端部をバックボード31に縫製ライン61に沿って縫製した構成を示したが、裏側トリムカバー30の端部を内側に折返して、裏側トリムカバー30の二重になった部分を縫製ライン61に沿ってバックボード31に縫製するようにしてもよい。このようの縫製することにより、裏側トリムカバー30の端部が外部から直接見えないようにして、裏側トリムカバー30の端部にほつれなどが発生して美観が低下することを防ぐことができる。
図5には、図3におけるバックボード31とタレ部32との縫製ライン62のC-C断面を示す。タレ部32は、シートバック3及びシートクッション2と車両の床(図示せず)との間に、後部の座席に着座した搭乗者の足を入れる空間を形成するためのものであって、後部の座席に着座した搭乗者の靴が触れる場合がある。
タレ部32は、ポリプロピレンなどの樹脂で構成される樹脂プレート321とカーペット322とで構成される。カーペット322は、図示していない縫製ラインに沿って樹脂プレート321に縫製されて取り付けられている。このように、タレ部32の側のカーペット322と樹脂プレート321とを縫製することにより、樹脂プレート321とカーペット322とが、確実に接続される。
タレ部32とバックボード31との接続部分において、タレ部32の樹脂プレート321とカーペット322とをバックボード31と重ねた状態で縫合することは難しい。そこで、樹脂プレート321に縫製されたカーペット322が樹脂プレート321よりも突き出した部分において、カーペット322とバックボード31とを縫製ライン62に沿って縫製して接続されている。
図6には、図3におけるタレ部32と裏側トリムカバー30との縫製ライン63のD-D断面を示す。実際には、縫製ライン63の近傍で、裏側トリムカバー30とタレ部32とは直角に近い角度で折り曲げられているが、図示を簡単にするために、裏側トリムカバー30とタレ部32とを開いた状態の平面図を示している。
図5で説明したタレ部32とバックボード31との接続部分と同様に、タレ部32の樹脂プレート321とカーペット322とを裏側トリムカバー30と重ねた状態で縫合することは難しい。そこで、樹脂プレート321に縫製されたカーペット322の、裏側に樹脂プレート321がない部分において、図6に示したように、カーペット322を上側にして、裏側トリムカバー30を下側にした位置関係で縫製ライン63に沿って縫製されている。
図4に示した縫製ライン61と図6に縫製ライン63とを合わせることで、裏側トリムカバー30をバックボード31とタレ部32に対して連続して縫製されているように見えるようにすることができる。
上記した例では、裏側トリムカバー30とバックボード31との縫製ライン61に沿った縫製と、カーペット322と裏側トリムカバー30との縫製ライン63に沿った縫製とを別々に行う例を説明したが、裏側トリムカバー30とバックボード31との縫製とカーペット322と裏側トリムカバー30との縫製とを連続的に行い、縫製ライン61と63とを連続させてもよい。
また、図7には、タレ部32がバックボード31及び裏側トリムカバー30と接続する部分の平面図を示す。
タレ部32の樹脂プレート321は、シートバック3の幅とほぼ同じ幅を有し、表面を覆うカーペット322と同じ幅Lで形成されている。これにより、タレ部32は、シートクッション2の両側に取り付けられた左右一対の樹脂カバー5の間に挟まれて、横方向の動きが規制されている。
このようなタレ部32を裏側トリムカバー30と縫製するために、タレ部32の端面が樹脂カバー5で覆われる部分まで、図7にL2で示した長さだけ、表面を覆うカーペット322に対して左右の部分で樹脂プレート321を幅L1だけ切り欠いて、この部分において、カーペット322と裏側トリムカバー30とを縫製ライン63に沿って縫製する。
ここで、樹脂プレート321を幅L1だけ切り欠く部分の長さL2は、タレ部32をシートバック3に取り付けたときに、タレ部32が樹脂カバー5に覆われる部分まで達するような長さに設定する。L2の寸法をこのように設定することにより、縫製ライン63の終端部分は樹脂カバー5に覆われて、外側から見えなくなる。
樹脂プレート321を図7の平面図で示したような形状に形成したタレ部32と裏側トリムカバー30とを縫製ライン63に沿って縫製することにより、タレ部32の幅寸法Lで形成された部分が左右一対の樹脂カバー5により左右方向が規制されたうえで、タレ部32と裏側トリムカバー30とを、タレ部32をシートバック3に装着したときに、シートクッションの左右に配置して樹脂カバー5によって覆われる部分まで確実に縫製することができる。
このようにタレ部32と裏側トリムカバー30とを縫製ライン63に沿って縫製することにより、外側から見える部分においてタレ部32と裏側トリムカバー30とは確実に縫製されており、裏側トリムカバー30とタレ部32の間に隙間が発生することはない。
上記した実施例では、タレ部32のカーペット322と裏側トリムカバー30とを、縫製ライン63で縫製する例を説明したが、縫製することに替えて、タレ部32のカーペット322と裏側トリムカバー30とを接着剤で接着してもよい。
シートクッション2に対するシートバック3の傾きを図3の状態よりも大きく倒した状態における図1のA部に対応する部分を拡大した斜視図を図8に示す。
裏側トリムカバー30とバックボード31、バックボード31とタレ部32、裏側トリムカバー30とタレ部32とは、それぞれ縫製ライン61,62,63で縫製されているので、シートクッション2に対するシートバック3の傾きを変えても、裏側トリムカバー30とバックボード31、バックボード31とタレ部32、裏側トリムカバー30とタレ部32の間に隙間が発生しない。
また、タレ部32のシートクッション2の下側に延びている部分は、図2に示したタレ部32の先端部分に取付けられたベルト33が、シートクッション2の下部に設けられた図示していないばねに係止されていて常に引っ張られた状態になっている。これにより、シートクッション2に対するシートバック3の傾きを変えても、タレ部32は左右一対の樹脂カバー5により左右方向が規制され左右方向にずれることなくシートバック3に密着した状態が維持される。
上記に説明した実施例においては、バックボード31をフェルトなどの布部材を圧縮して形成したものとして説明したが、バックボード31を、樹脂プレート321と同じポリプロピレンなどの樹脂で形成してもよい。
また、タレ部32として、カーペット322が樹脂プレート321に縫製されて取り付けられている例について説明したが、カーペット322は、縫製ではなく、接着剤により樹脂プレート321に張り付けられていてもよい。
本実施例によれば、タレ部32のカーペット322と裏側トリムカバー30とを縫製したことにより、裏側トリムカバー30とタレ部32の間を密閉することができ、リクライニング機構によりシートクッション2に対するシートバック3の傾きを変えても裏側トリムカバー30とタレ部32の間に隙間を生じさせることがなくなり、シートバックの外観を損なうことを防止できるようになった。
また、裏側トリムカバー30とタレ部32の間に隙間が発生しないので、裏側トリムカバー30とタレ部32の間に搭乗者の指が入り込むことがなくなり、指が機構部品に挟まれてけがをしてしまうことを防止できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 車両用シート
2 シートクッション
3 シートバック
5 樹脂カバー
20 表側トリムカバー
21 ファスナー
30 裏側トリムカバー
31 バックボード
32 タレ部
61,62,63 縫製ライン

Claims (8)

  1. シートクッションとシートバックとヘッドレストとを備えた車両用シートであって、
    前記シートクッションの側面を覆う樹脂カバーを前記シートクッションの左右に一対更に備え、
    前記シートバックは表面を覆うシートバック表皮を有し、
    前記シートバック表皮の前記シートバックの背面を覆う側は、裏側トリムカバーとバックボードとタレ部とを有して、前記裏側トリムカバーと前記バックボードと前記タレ部との互いに接する部分がそれぞれ縫製されて接続しており、
    前記裏側トリムカバーと前記タレ部とは縫製ラインで縫製されて接続しており、前記縫製ラインは前記タレ部の前記バックボードと接続される部分から前記樹脂カバーで覆われている部分まで続いていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1記載の車両用シートであって、
    前記タレ部は、樹脂部材で形成された樹脂プレートとカーペットとを張り合わせた構成を有し、前記タレ部と前記バックボードとは前記タレ部の前記カーペットと前記バックボードとが縫製されており、前記タレ部と前記裏側トリムカバーとは、前記タレ部の前記カーペットと前記裏側トリムカバーとが縫製されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シートであって、
    前記バックボードは、布部材を圧縮して形成されていることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項3記載の車両用シートであって、
    前記布部材は、フェルトであることを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項2記載の車両用シートであって、
    前記裏側トリムカバーは、前記バックボード及び前記タレ部の前記カーペットと連続して縫製されていることを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項記載の車両用シートであって、
    前記タレ部の前記バックボードと接続される側と反対側の先端部分は、前記シートクッションに取付けられていることを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項記載の車両用シートであって、
    前記タレ部の前記樹脂プレートは前記シートクッションの左右の側面を覆う左右に一対の前記樹脂カバーの間に挟まれて前記シートバックに対する左右方向の動きが規制されており、前記タレ部の前記カーペットと前記裏側トリムカバーとが縫製されている部分において、前記タレ部の前記樹脂プレートの一部が切欠かれていることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項1記載の車両用シートであって、
    前記車両用シートは、車両の前部座席用の車両用シートであることを特徴とする車両用シート。
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