JP5466666B2 - シート構造 - Google Patents

シート構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5466666B2
JP5466666B2 JP2011107595A JP2011107595A JP5466666B2 JP 5466666 B2 JP5466666 B2 JP 5466666B2 JP 2011107595 A JP2011107595 A JP 2011107595A JP 2011107595 A JP2011107595 A JP 2011107595A JP 5466666 B2 JP5466666 B2 JP 5466666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
rib
bottom wall
rib portion
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011107595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012236541A (ja
Inventor
大雅 伊東
昌行 高倉
正明 山口
孝幸 黒尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2011107595A priority Critical patent/JP5466666B2/ja
Priority to CN201210153788.0A priority patent/CN102774328B/zh
Publication of JP2012236541A publication Critical patent/JP2012236541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5466666B2 publication Critical patent/JP5466666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

この発明は、シート構造に関するものである。
車両のシートのアームレストに、小物入れとして利用可能な収納ボックスを設けることが知られており、簡易的な収納ボックスでは上方が開放されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−125892号公報
従来、この種の収納ボックスでは、内部底面が平坦面に形成されているため、この収納ボックスに例えば携帯電話などを立てかけようとしても、携帯電話の底部が収納ボックスの内部底面を滑って携帯電話が寝てしまい、立てかけることが困難であった。
そこで、この発明は、物を立てかけた状態に収容することが容易にできる収納ボックスを備えたシート構造を提供するものである。
この発明に係るシート構造では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、シート体(例えば、後述する実施例におけるアームレスト5)の発泡体内に埋設され、底壁部(例えば、後述する実施例における底壁部11)と、該底壁部の左右端部から起立する左右の側壁部(例えば、後述する実施例における側壁部12,13)と、前記底壁部の前後端部から起立する前壁部(例えば、後述する実施例における前壁部14)および後壁部(例えば、後述する実施例における後壁部15)と、を有し、上方が開放された収納ボックス(例えば、後述する実施例における収納ボックス10)を備えたシート構造において、前記底壁部の上面に立設されて左右方向に沿って延びるリブ部(例えば、後述する実施例におけるリブ部18)を備え、前記収納ボックスは、前記各壁部と前記リブ部が弾性材料により一体成形され、前記リブ部の左右両端部が前記左右の側壁部から離間して設置され、前記リブ部の高さが前記収納ボックスの深さの半分よりも低いことを特徴とするシート構造である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記収納ボックスの前記リブ部は、上方に湾曲して左右方向に円弧形状をなす円弧部を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記収納ボックスの前記後壁部は、後方に湾曲していることを特徴とする
請求項1に係る発明によれば、収納ボックスに収納される物の底部をリブ部に係止させることにより、該物をリブ部と前壁部との間に斜めに立てかけることができる。また、リブ部が左右の側壁部に連結されていないので、左右の側壁部間の剛性を、リブ部を有さない場合と同等にすることができる。また、収納ボックスよりも若干大きい物であっても、収納ボックスの各壁部を弾性変形させることにより収納することができ、使い勝手が向上する。
請求項2に係る発明によれば、リブ部の上に物を載せた場合に収まりを悪くすることができ、これによりカップホルダと区別することができる。
請求項3に係る発明によれば、収まりの悪い物を収容した場合であって、その物が後方に倒れたときに、後壁部の中央部で受け止めることができる


この発明に係るシート構造を採用した車両用シートの外観斜視図である。 前記シートのアームレストの外観斜視図である。 前記アームレストに設けられる収納ボックスの外観斜視図である。 前記アームレストの縦断面図である。 収納ボックスに該収納ボックスよりも若干大きい物を収納したときの状態を示す模式断面図である。
以下、この発明に係るシート構造の実施例を図1から図5の図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後方向および左右方向は、車両の前後方向および左右方向(車幅方向)と一致するものとする。
図1は、右ハンドル仕様の車両に搭載されるドライバーズシート1の外観斜視図であり、このシート1は、シートクッション2、シートバック3、ヘッドレスト4、アームレスト5、脚部6等を主要構成としている。
シート1は、脚部6を介して車両の車体骨格部材に取り付けられており、脚部6の上部にシートクッション2が前後方向にスライド可能に支持されている。シートバック3はシートクッション2に対して前後方向に傾転可能に取り付けられている。ヘッドレスト4は、シートバック3の上部に昇降可能に取り付けられている。アームレスト5は、シートバック3において隣接するパッセンジャシート(図示せず)側の側部に上下方向に回転可能に取り付けられている。この実施例において、シートクッション2、シートバック3、アームレスト5は、シート体を構成する。
図4に示すように、アームレスト5は、内部に金属製の断面コ字形のフレーム7を備え、フレーム7の全体を発泡体8で包囲し、発泡体8の外周を例えばファブリックからなる表皮9で覆って構成されている。
このアームレスト5の上面の前端近傍であってフレーム7の上部には、収納ボックス10が設けられている。
収納ボックス10はエラストマー系の樹脂(弾性材料)で一体成形されており、軟質で柔軟性に富んでいる。
収納ボックス10は、上部を開放させた箱形をなし、底壁部11と、底壁部11の左右端部から起立する左右の側壁部12,13と、底壁部11の前端部および後端部から起立する前壁部14および後壁部15と、これら壁部12,13,14,15の上縁から外方へ張り出すフランジ部16と、フランジ部16の先端から下方内向きに屈曲して延びる折り返し部17と、底壁部11の上面から起立し上方に突出するリブ部18と、を備えている。
底壁部11はリブ部18を除いて平坦面に形成されており、左右の側壁部12,13および前壁部14も平坦面に形成されている。一方、後壁部15は左右両端から中央に進むにしたがって後方側に突出する後方に凸の湾曲面に形成されている。また、前壁部14および後壁部15と左右の側壁部12,13とは、円弧面19によって滑らかに接続されている。
リブ部18は、底壁部11において前後方向の略中央に配置され、左右方向に沿って延びている。リブ部18の左右両端と左右の側壁部12,13の下端との間にはそれぞれ隙間20が形成されている。換言すると、リブ部18の左右両端部は左右の側壁部12,13から離間して設置されている。
リブ部18は、上方に湾曲した左右方向に円弧形状をなしている。すなわち、リブ部18は円弧部を有している。
この収納ボックス10は、上部を開放し、フランジ部16を露出させて、発泡体8内に埋設されており、折り返し部17が表皮9の縁部と縫い合わされ、収納ボックス10と表皮9との間は発泡体8で満たされている。
このように構成された収納ボックス10を備えたシート1においては、図2に示すように、例えば携帯電話50などを収納ボックス10に立てかけることが可能となる。詳述すると、携帯電話50の底部をリブ部18の前側に位置させることで、携帯電話50の底部をリブ部18に係止させることができ、携帯電話50の背部を前壁部14の上縁に当接させることで、携帯電話50を運転者から見て後傾姿勢に立てかけることができる。つまり、携帯電話50をリブ部18と前壁部14との間に斜めに立てかけることができる。
一方、ジュースなどが入った缶などを収納ボックス10に入れたときには、平坦な缶の底面を湾曲形状のリブ18の上に載せたときに缶が不安定となり収まりが悪くなることで、使用者にこの収納ボックス10がカップホルダではないことを認識させることができる。
また、後壁部15が後方に湾曲しているので、上述のように収納ボックス10に缶などを収納し、不安定状態の缶などが後方に傾いたときに、この缶などを後壁部15の左右方向の中央で受け止めることができる。
また、収納ボックス10が弾性材料で形成されていて柔らかいことと、リブ部18の左右両端部は左右の側壁部12,13から離間して設置されていることから、この収納ボックス10の左右方向の内のりよりも若干大きなものを入れようとしたときに、図5に示すように、左右の側壁部12,13が弾性変形して外方に広がることにより、収納することが可能となる。ここで、リブ部18が左右の側壁部12,13に連結されていないことにより、左右の側壁部12,13間の剛性を、リブ部18を有さない場合と同等にすることができ、左右の側壁部12,13の弾性変形を行い易くする効果がある。したがって、収納ボックス10の使い勝手が向上する。また、リブ18がその両端部から千切れないようにすることができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では収納ボックスをアームレストに設置したが、収納ボックスをシートクッションの端部に設置することも可能である。
1 シート
5 アームレスト(シート体)
11 底壁部
12,13 側壁部
14 前壁部
15 後壁部
18 リブ部

Claims (3)

  1. シート体の発泡体内に埋設され、底壁部と、該底壁部の左右端部から起立する左右の側壁部と、前記底壁部の前後端部から起立する前壁部および後壁部と、を有し、上方が開放された収納ボックスを備えたシート構造において、
    前記底壁部の上面に立設されて左右方向に沿って延びるリブ部を備え、
    前記収納ボックスは、前記各壁部と前記リブ部が弾性材料により一体成形され、
    前記リブ部の左右両端部が前記左右の側壁部から離間して設置され
    前記リブ部の高さが前記収納ボックスの深さの半分よりも低いことを特徴とするシート構造。
  2. 前記収納ボックスの前記リブ部は、上方に湾曲して左右方向に円弧形状をなす円弧部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート構造。
  3. 前記収納ボックスの前記後壁部は、後方に湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のシート構造。
JP2011107595A 2011-05-12 2011-05-12 シート構造 Expired - Fee Related JP5466666B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107595A JP5466666B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 シート構造
CN201210153788.0A CN102774328B (zh) 2011-05-12 2012-05-11 座椅构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107595A JP5466666B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 シート構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012236541A JP2012236541A (ja) 2012-12-06
JP5466666B2 true JP5466666B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=47119500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011107595A Expired - Fee Related JP5466666B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 シート構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5466666B2 (ja)
CN (1) CN102774328B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015172062A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-12 World Class Prototypes, Inc. Flexible substrate assembly and associated furniture using the same
JP6391548B2 (ja) * 2015-10-15 2018-09-19 森六テクノロジー株式会社 車両用収納装置
GB2557969B (en) * 2016-12-20 2020-05-20 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle storage console assembly
JP6869910B2 (ja) 2018-02-09 2021-05-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 アームレスト
JP7159961B2 (ja) * 2019-04-15 2022-10-25 豊田合成株式会社 回転式ホルダ装置
JP7247801B2 (ja) * 2019-07-19 2023-03-29 いすゞ自動車株式会社 ドリンクホルダ構造
JP7284087B2 (ja) * 2019-12-24 2023-05-30 トヨタ自動車株式会社 車両用アームレスト及び車両用シート
JP7421358B2 (ja) * 2020-02-06 2024-01-24 株式会社タチエス 物入れおよび車両用シート

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08156671A (ja) * 1994-12-09 1996-06-18 Mitsubishi Motors Corp 車両用物入兼用カップホルダ
JP2001322475A (ja) * 2000-05-12 2001-11-20 Nifco Inc 車両用小物収納装置
US6722540B2 (en) * 2002-05-06 2004-04-20 Tse Sau Ling Robotic arm console
JP2004042730A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd カップホルダ
JP3744493B2 (ja) * 2003-01-17 2006-02-08 トヨタ車体株式会社 自動車用カップホルダー
JP2006298173A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Nissan Motor Co Ltd 車両用小物入れ装置
JP2009046101A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Napolex Co 自動車用小物収納具

Also Published As

Publication number Publication date
CN102774328A (zh) 2012-11-14
JP2012236541A (ja) 2012-12-06
CN102774328B (zh) 2015-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5466666B2 (ja) シート構造
US8807594B2 (en) Vehicle seat with air bag
US9272651B1 (en) Storage assembly with cup holder and vehicle including the same
JP5661696B2 (ja) 乗り物用シート装置
JP2011255699A (ja) カップホルダー
JP4953614B2 (ja) 車両用シート
JP2017019343A (ja) 乗物用シート
JP5777086B2 (ja) シートバック構造
JP5342379B2 (ja) 車両用ドアライニング構造
JP4545680B2 (ja) 自動2輪車用カップホルダ
JP6533564B2 (ja) ヘッドレスト収納構造
JP6532197B2 (ja) 取付構造
JP5504420B2 (ja) 車両用シート構造
JP5501593B2 (ja) ヘッドレスト及びシート
JP6434247B2 (ja) 取付構造
JP6659983B2 (ja) 取付構造
JP2013230754A (ja) 車両用シートのバックル収納構造
JP5414227B2 (ja) ヘッドレスト及びシート
JP2012201321A (ja) シート
JP6080001B2 (ja) パーセルシェルフの支持構造
JP6785127B2 (ja) 車両用シート
JP5897404B2 (ja) ヘッドレスト
JP4960185B2 (ja) マッサージ椅子
JP5414228B2 (ja) ヘッドレスト
JP2006082709A (ja) 折畳み収納式自動車用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5466666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees