JP7247801B2 - ドリンクホルダ構造 - Google Patents

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Description

本開示は、引出式のドリンクホルダ構造に関する。
車両の車室内等に装備されるドリンクホルダ構造の例として、ケース内に収納されたボックス及びホルダをスライド移動して使用する引出式のドリンクホルダ構造がある。上記ドリンクホルダ構造では、上面が開口した箱型状のボックスと、ドリンクの容器の径に対応した開口が形成された平板状のホルダとを備えている。このようなドリンクホルダ構造では、ボックスとホルダとを使い分けることにより、一つの装置でドリンク置きとして使用したり、小物入れとして使用したりすることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-228494号公報
近年の携帯電話の普及により、上記のようなドリンクホルダ構造のボックス内に、携帯端末を載置したいという要望がある。
しかしながら、上記ドリンクホルダ構造では、携帯端末の寸法によっては、ボックス内に収容できないことがある。また、ボックスの側壁等を利用して携帯端末を立て掛けた場合には、運転中の振動により倒れたりすることがあり、携帯端末を安定して載置できない。
本開示の技術は、簡易な構成で、携帯物を安定して載置することができるドリンクホルダ構造を提供することを目的とする。
本開示の技術は、上面が開口し、底面と側壁とによって収納スペースが形成されるボックス部と、ドリンクの容器を保持するホルダ部と、前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、前記ボックス部の前記底面において、前記ドリンクの容器が前記ホルダ部に保持された状態で前記ドリンクの容器の底面と干渉しない位置に複数の突起を有し、前記複数の突起は、上面視において、前記ボックス部が前記ケース部から引き出される方向に対して傾斜する基準線上に位置する第1突起及び第2突起であって、前記第1突起は前記ボックス部の前壁に近い側に位置し、前記第2突起は前記第1突起よりも前記前壁から離れた側に位置する第1突起及び第2突起を含むドリンクホルダ構造である。
前記突起は、前記ホルダ部の底面と一体的に形成することができる。
前記突起は、前記ホルダ部の底面に敷設されるシートに形成することができる。
本開示の技術によれば、簡易な構成で、携帯物を安定して載置することができるドリンクホルダ構造を提供することができる。
本実施形態に係るドリンクホルダ構造の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、ボックス部のみを引き出した状態を示す平面図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、ボックス部及びホルダ部を引き出した状態を示す平面図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部を裏側から見た斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末をボックス部に載置した一例である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末をボックス部に載置した他の例である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末をボックス部に載置したさらに他の例である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の操作を説明する側面図であり、(A)は収納状態、(B)はボックス部をケース部から引出した状態、(C)はさらにホルダ部を引出した状態(非追従状態)、(D)はボックス部とホルダ部とが係合した状態(追従状態)を示す。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るドリンクホルダ構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[本実施形態の構造]
(全体構造)
図1は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造1の斜視図である。
ドリンクホルダ構造1は、例えば、車室内のシートのアームレスト(肘掛)等に適用可能であって、収納スペースを有するボックス部10と、ドリンクの容器を保持するためのホルダ部20と、ボックス部10及びホルダ部20を収納するケース部30とを備えている。図1では、ドリンクホルダとして使用する状態を示しており、ボックス部10及びホルダ部20がケース部30から引出されている。これに対して、ボックス部10やホルダ部20を使用しない場合は、これらがケース部30内に収納される。なお、本明細書において、ボックス部10及びホルダ部20を引出す側を前側、ケース部30へ収納する側を後側として説明する。
図2は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。
本図に従って、ボックス部10、ホルダ部20及びケース部30の詳細について順に説明する。
(ボックス部10)
ボックス部10は、前壁11、左側壁12、右側壁13、底面15及び後壁18を有し、箱形状に形成されている。また、前壁11と後壁18との間には中間壁14が設けられ、前壁11、左側壁12、右側壁13及び中間壁14で区画される領域が収納スペースとしての収納部16とされる。なお、この図では省略されているが、底面15には複数の突起が設けられている。詳細については後述する。
また、左側壁12の下部にはボックス部10をケース部30からスライド移動させるために、スライド方向に沿って、ガイド凸部12aが設けられている。さらに、左側壁12の中央部には凹部機構17が形成されている。この凹部機構17の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、下部にはガイド凸部が形成され、中央部には凹部機構が形成されている。
(ホルダ部20)
ホルダ部20は、ドリンクの容器を支持する支持面21と、支持面21とは段差を設けて形成された基面22とを有し、これらが左側面24及び右側面25(図6参照)によって連結されている。また、支持面21には、ドリンクの容器を保持するための保持孔26が形成されている。保持孔26は、2つのドリンクの容器を保持するために、2つの円が連結した孔形状とされているが、保持する物の形態や個数に応じて単独の円形状や他の形状にすることもできる。
また、左側面24においては、その後側の下部に下突起24aが設けられ、下突起24aの位置から更に後側の所定距離だけ離間した位置の上部に、上突起24bが設けられている。さらに、左側面24の中央部には、凹部機構17と係合する凸部機構27が設けられている。この凸部機構27の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側面25においても左側面24と同様に、下突起、上突起及び凸部機構が形成されている。
(ケース部30)
ケース部30は、底面31と、上面32と、左側面33と、右側面34とを有し、これらの面によって区画された領域がボックス・ホルダ収納部35とされる。ケース部30は、その前端と後端が開口されている。また、上面32は段差状に形成され、前側の高部面32aと後側の低部面32bとを有する。
左側面33には、前側から後側へのほぼ全域にわたって、2つのガイド溝33a,33bが設けられている。このうち、下側ガイド溝33aは、ホルダ部20の左側面24に設けられた下突起24aと嵌合し、他方、上側ガイド溝33bは上突起24bと嵌合する。下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bは、共に、ホルダ部20がスライド移動する際に上下方向の動きを規制する。また、左側面33の内側には、スライド移動方向に沿ってガイド凹部33cが形成されている。ガイド凹部33cは、ボックス部10の左側壁12に設けられたガイド凸部12aと嵌合し、ボックス部10がスライド移動する際の上下方向の動きを規制する。
また、図面では示していないが、右側面34においても左側面33と同様に、下側ガイド溝、上側ガイド溝及びガイド凹部を有している。
(突起15a~15h)
次に、ボックス部10に形成されている突起について説明する。
図3は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、ボックス部10のみを引き出した状態を示す平面図である。
ボックス部10の底面15には、円柱形状であって、その高さがその直径よりも短い寸法の突起が底面15と一体的に複数個、所定の位置に設けられている。
具体的には、前壁11近傍において、左側壁12近傍に突起15a、右側壁13近傍に突起15b、中央近傍に突起15cが凸設されている。ここで、突起15cの前後方向の位置は、突起15a及び突起15bの前後方向の位置よりもやや後方に設けられている。
また、突起15cの前後方向後方には突起15dが凸設されている。
さらに、ケース部30の近傍において、左側壁12近傍から右側壁13近傍にかけて順に、突起15e、突起15f、突起15g、突起15hが等間隔で凸設されている。なお、突起15e、突起15f、突起15g、突起15hは、ホルダ部20がケース部30に収納されている状態では、支持面21の前端よりも前方に設けられている。
図4は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、ボックス部10及びホルダ部20を引き出した状態を示す平面図である。
図3に示したボックス部10のみを引き出した状態からさらにホルダ部20を引き出した場合、2つの円が連結された形状の保持孔26の縁部に突起15a及び15bが、2つの円の連結部分に突起15c及び15dが位置している。一方、これら以外の突起15e、突起15f、突起15g、突起15hは、支持面21と重複する位置に設けられているため、図4では示されていない。
ここで、支持面21に形成されている保持孔26の直径は、ドリンクの容器の直径よりも大きめに形成されている。また、ドリンクの容器の底面の縁部は一般的に角がないR状となっている場合やドリンクの容器の底面部分の直径が支持面21で支持される容器の断面部分の直径よりも小さい場合が多い。このため、突起15a、15b、15c、15dは、ドリンクの容器が支持面21によって保持された状態で、ドリンクの容器の底面とは接触しない位置にある。従って、突起15a~15hは、いずれも、ドリンクの容器の底面とは干渉しない底面15に設けられている。
なお、図3及び図4に示した突起15a~15hの形状、個数、寸法等はあくまでも一例であって、任意に変更することが可能である。例えば、形状としては、半球状や、長尺状、矩形状であっても良い。また、突起の配列もドリンクの容器の底面と干渉しない位置であれば、任意に変更可能である。次に、ボックス部10に形成されている凹部機構17について説明する。
(凹部機構17)
図5は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部10の斜視図である。なお、この図においては、底面15に設けられた複数の突起は省略している。
ボックス部10の左側壁12は、その主要面を構成する基面12bと、基面12bとは異なる面であって、基面12bよりも内側に形成された従面12cとを含んでいる。基面12bと従面12cとの境界部(即ち、段差部)には、上下方向に延びる鉛直溝12dが形成されている。鉛直溝12dは、凹部機構17をなし、後述するホルダ部20の凸部機構27と係合するように構成されている。また、図面では示していないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、基面と該基面よりも内側に形成された従面とを有し、それらの境界部には鉛直溝が形成され、凹部機構とされている。
なお、本実施形態では、凹部機構17の具体例として鉛直溝12dの構造を示したが、これには限定されず、L字形状等の所定形状を有する溝や貫通孔であっても良い。
(凸部機構27)
図6は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部20を裏側から見た斜視図である。
ホルダ部20の左側面24の中央部には、その一部が内側に屈曲されて、リブ24cが形成されている。リブ24cは、凸部機構27をなし、ボックス部10の左側壁12に形成された凹部機構17の鉛直溝12dと係合する。同様に、ホルダ部20の右側面25の中央部には、その一部が内側に折り曲げられて、リブ25cが形成されている。リブ25cも凸部機構27をなし、ボックス部10の右側壁13に形成された凹部機構の鉛直溝(不図示)と係合する。
なお、本実施形態では、凸部機構27の具体例としてリブ24c,25cの構造を示したが、これには限定されず、左側面24(あるいは右側面25)と一体的に形成された突起や左側面24(あるいは右側面25)の内側表面に設けられた突起物であっても良い。
また、図6に示すように、ホルダ部20の基面22の裏面側には、上下方向に延びるストッパ28が形成されている。ストッパ28は、以下のようにストッパとしての機能を有する。即ち、ホルダ部20がケース部30から引出されてスライド移動する際に、ホルダ部20のストッパ28がボックス部10の中間壁14に当接すると、ホルダ部20の移動が抑止される。
以上のように構成されたドリンクホルダ構造1を用いて携帯端末を載置する例について、以下説明する。
[携帯端末の載置例及び効果]
図7は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末50をボックス部10に載置した一例である。この例では、携帯端末50が突起15cと前壁11とによって、ホルダ部10に載置されている。
また、図8は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末60をボックス部10に載置した他の例である。この例では、携帯端末50よりも長手方向の寸法の大きな携帯端末60が突起15dと前壁11と支持面21とによって、ホルダ部10に載置されている。
さらに、図9は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造において、携帯端末70をボックス部10に載置したさらに他の例である。この例では、携帯端末60よりも長手方向の寸法の大きな携帯端末70が突起15fと前壁11とによって、ホルダ部10に載置されている。なお、この例では、携帯端末70のみならず、携帯端末50、携帯端末60を載置することも可能である。
また、携帯端末の載置例としては、図7~図9に示したものだけでなく、携帯端末の寸法に応じて、用いる突起と前壁11、左側壁12、右側壁13との組み合わせを変更することによって、任意の載置が可能である。また、載置するボックス部としては、図2や図5等に示した構造のボックス部10のみならず、上面が開口した箱型の引出式の他のボックスであっても良い。さらに、ホルダ部やケース部も、図2や図6等に示した構造のホルダ部20やケース部30のみならず、これらの機能を果たす限り、他の構造のものを用いても良い。
本実施形態に係るドリンクホルダ構造1によれば、ボックス部10の底面15に一体的に形成された突起15a~15hによって携帯端末を係止させることにより、ボックス部10に携帯端末を載置することが可能になる。
また、突起を15a~15hのように複数個設けているので、異なるサイズの携帯端末50~70を載置することができる。
さらに、突起15a~15hは、ドリンクの容器の底面と干渉しない位置に設けられているので、ホルダ部20にドリンクの容器を置いた際にドリンクの容器が突起15a~15hの上に置かれて不安定になることを防止できる。
[凹部機構17及び凸部機構27による係合機構の動作]
図10は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。
図10(A)において、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24aは、ケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33aの最前端に位置している。即ち、図10(A)に示す状態は、ホルダ部20がケース部30から最も引き出された状態である。この状態の時、ホルダ部20の凸部機構27をなすリブ24c(図6参照)は、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dよりも後側に位置しており、リブ24cと鉛直溝12dとは係合していない。この状態から、ボックス部10を後側に移動させると、鉛直溝12dの位置が後側に移動してリブ24cの位置と重なる結果、リブ24cは図10(A)の矢印に示す通り鉛直溝12d内を下方に移動して係止し、図10(B)に示す如く係合状態となる。
図11は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の操作を説明する側面図である。
先ず、ドリンクホルダ構造を使用しない時は、図11(A)に示すように、ボックス部10及びホルダ部20がケース部30内に収納されている。
ドリンクホルダ構造を使用する際は、図11(B)に示すように、最初にケース部30からボックス部10を引出してスライド移動させる。
ボックス部10の収納部16(図2,図5参照)のみを用いる場合は、図11(B)の状態で使用し、使用が終了すれば、ボックス部10を押込み、図11(A)の収納状態に戻せば良い。なお、図11(A),(B)においては、ホルダ部20は、いずれもケース部30内に収納された状態であり、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24a及び上突起24bは、それぞれケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bの最後端に位置している。
ホルダ部20を用いる場合は、図11(B)に示す状態から、更に、ホルダ部20を引出し、スライド移動させる(図11(C)参照)。
この状態では、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24a及び上突起24bは、それぞれケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bの最前端に位置している。即ち、ホルダ部20はケース部30から最も引き出された状態であり、この状態でカップホルダとして使用できる。
この状態の時、ホルダ部20の凸部機構27をなすリブ24c(図6参照)は、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dよりも後側に位置しており、リブ24cと鉛直溝12dとは係合していない。従って、この状態で仮にホルダ部20のみを後側に押込んでも、ボックス部10は追従せず、ボックス部10はそのまま図11(B)の位置に留まることになる(非追従状態)。また、この状態においては、ホルダ部20の前側に形成されている爪部23は、ボックス部10の上部にあり、ボックス部10の前壁11と接触していない。さらに、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dの上端は、ホルダ部20の爪部23の下端の高さよりも下方に位置している。
図11(C)に示す状態からボックス部10のみを後側に押込むと、鉛直溝12dの位置が後側に移動してリブ24cの位置と重なる結果、リブ24cは図10(A)の矢印に示す通り鉛直溝12d内を下方に移動して係止し、図11(D)に示す如く係合状態となる。また、ホルダ部20の前側に形成されている爪部23は、ボックス部10の前壁11の内側面と当接した状態となる。さらに、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dの上端は、ホルダ部20の爪部23の下端の高さとほぼ等しい位置になっている。
従って、図11(D)に示す状態からボックス部10をさらに後側に押込むと、ホルダ部20が追従して一緒に後側に押し込まれる(追従状態)。このため、一度の動作でボックス部10及びホルダ部20共にケース部30内に収納できることになる。また、再度カップホルダとして使用する場合は、ケース部30からボックス部10のみを引出すと、係合状態が維持されているため、ホルダ部20が追従して一緒に引出される(追従状態)。このため、一度の動作でボックス部10及びホルダ部20共にケース部30から取出すことができ、再度ホルダ部20を引出す必要がない。
これに対して、図11(D)の状態からホルダ部20のみを後側に押込むと、この動作によってホルダ部20とボックス部10との係合関係が解消される。このため、ホルダ部20のみがケース部30に収納され、ボックス部10は追従せず、そのまま図11(D)の位置に留まることになる(非追従状態)。従って、再度、ボックス部10の収納部16(図2,図5参照)のみを使用することができる。
[他の実施形態]
以上、本開示の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、突起15a~15hとして、底面15と一体的に形成されている例を示したが、所定箇所に突起が設けられたシートを用意して、これを底面15に敷設することによって、突起を形成しても良い。また、この場合は、突起の配列位置に対応した底面15の箇所に凹部を設けて置くことが好ましい。このように凹部を設けることにより、携帯端末を載置しないで小物入れとして使用する場合は、シートを裏返しにして使用でき、しかも、この際に、突起による高さの増大を抑えることができる。
また、上記実施形態では、底面15に突起15a~15hを設けた例を示したが、このような突起だけでなくボックス部10の前壁11、左側壁12、右側壁13等に補助的なリブを追加して設けても良い。このような補助的なリブをさらに追加することによって、ボックス部10内で、ある寸法の携帯端末を上手く支えきれずに収まりが良くない場合があっても、改善することができる。
さらに、底面15に突起を設ける代わりに、係止用の溝や凹部を設けたり、突起/平坦部を交互に実現できる押しボタン式の突起を設けたりしても良い。
また、本実施形態に係るドリンクホルダ構造は、車両の車室内に装備される用途だけでなく、車両以外の飲食店や休憩場所等のデスク等に用いられるものであっても良い。
1 ドリンクホルダ構造
10 ボックス部
11 前壁(側壁)
12 左側壁(側壁)
12a ガイド凸部
12b 基面
12c 従面
12d 鉛直溝
13 右側壁(側壁)
13b 基面
13c 従面
14 中間壁(側壁)
15 底面
15a~15h 突起
16 収納部
17 凹部機構
18 後壁
20 ホルダ部
21 支持面
22 基面
23 爪部
24 左側面
24a 下突起
24b 上突起
24c リブ
25 右側面
25c リブ
26 保持孔
27 凸部機構
28 ストッパ
30 ケース部
31 底面
32 上面
32a 高部面
32b 低部面
33 左側面
33a 下側ガイド溝
33b 上側ガイド溝
33c ガイド凹部
34 右側面
35 ボックス・ホルダ収納部
50,60,70 携帯端末

Claims (3)

  1. 上面が開口し、底面と側壁とによって収納スペースが形成されるボックス部と、
    ドリンクの容器を保持するホルダ部と、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、
    前記ボックス部の前記底面において、前記ドリンクの容器が前記ホルダ部に保持された状態で前記ドリンクの容器の底面と干渉しない位置に複数の突起を有し、
    前記複数の突起は、上面視において、前記ボックス部が前記ケース部から引き出される方向に対して傾斜する基準線上に位置する第1突起及び第2突起であって、前記第1突起は前記ボックス部の前壁に近い側に位置し、前記第2突起は前記第1突起よりも前記前壁から離れた側に位置する第1突起及び第2突起を含む、
    ドリンクホルダ構造。
  2. 前記突起は、前記ホルダ部の底面と一体的に形成されている
    請求項1に記載のドリンクホルダ構造。
  3. 前記突起は、前記ホルダ部の底面に敷設されるシートに形成されている
    請求項1に記載のドリンクホルダ構造。
JP2019134130A 2019-07-19 2019-07-19 ドリンクホルダ構造 Active JP7247801B2 (ja)

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