JP4327917B2 - 工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー - Google Patents
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Description
本発明は、互いに前後して配置され、挿入位置と伸張位置の間で、伸張方向およびその反対の挿入方向に、互いに対して移動可能な少なくとも4つの伸張部材を備え、互いに直前直後に配置された3つの伸張部材のグループは、連結装置によって互いに連結され、上記連結装置は、上記グループのうち2つの伸張部材間の相対移動の際に、これら2つの伸張部材と第3の伸張部材間に強制的な相対移動をもたらすように構成された伸張装置に関する。
【0002】
このような伸張装置は、例えば、工作機械の案内部を覆って、工作機械の運転中に案内部が汚染されるのを防ぐために用いられる。図6に、冒頭に述べた種類の公知の伸張装置の一例を、工作機械の案内部のための入れ子式スチールカバーとして概略的に示す。このシステムは、工作機械の案内部160を覆うように設計されたカバー部材としての4つの伸張部材110、120、130および140とハサミ状の連結装置150を備えている。カバー部材110は工作機械のフレーム105に固定され、一方、カバー部材140は、工作機械の加工工具(図示せず)に連結され、この加工工具は案内部160に沿って移動可能である。連結部材150は、2つの連結ロッド152および152aを有し、これらの連結ロッドは、カバー部材110の前端部に固定された連結ピン112上に回転可能にそれぞれとりつけられている。これらの連結ロッドは、連結ピン112から離れた側の端部において、カバー部材120の前端部に固定された連結ピン122上に回転可能にそれぞれとりつけられた連結ロッド154および154aに、ヒンジジョイント153および153aによってそれぞれ関節結合されている。連結ロッド154および154aは、ヒンジジョイント153および153aとは反対側の端部において、カバー部材130の前端部に固定された連結ピン132上に回転可能にとりつけられた連結ロッド156および156aに、ヒンジジョイント155および155aによってそれぞれ関節結合されている。最後に、これらの連結ロッド156および156aは、ヒンジジョイント155および155aとは反対側の連結ロッド端部に設けられたヒンジジョイント157および157aによって、カバー部材140の前端部に固定された連結ピン142上に回転可能にそれぞれとりつけられた連結ロッド158および158aにそれぞれ関節結合されている。
【0003】
カバー部材140に連結された加工工具が、要求される加工を行うために走行路160に沿って矢印170で示す方向に移動すると、カバー部材140が引き出される(引きずられる)。その結果、カバー部材110および140が互いに入れ子式に挿入された図6に示す挿入位置からカバーが引き出される。この時、連結装置150によって、加工工具の移動によって引き起こされた伸張移動は伸張部材120、130および140に均等に分配されるため、伸張移動の各段階において、カバー部材130に対するカバー部材140の伸張距離は、カバー部材120に対するカバー部材130の伸張距離およびカバー部材120に対するカバー部材110の伸張距離に対応する。このような連結により、可能な伸張長さの全体にわたって分断のない伸張移動が保証される。
【0004】
しかし、カバー部材の寸法によっては、この目的のために、図6に示すような、伸張方向170に直交する方向における寸法が、この方向におけるカバー部材の寸法を上回るハサミ状連結部材を用いることが必要となる場合もある。従って、図6に示すような伸張装置は、狭い設置状態で使用することはできない。また、矢印170で示す方向における伸張移動により到達した伸張位置から挿入移動の場合には、カバー部材に固定された接合ピンや連結装置150の接合ロッドおよびヒンジジョイントにかなりの力が加わり、その結果、図6に示すような伸張装置において激しい摩耗が起こる。
【0005】
上記の問題に鑑みて、図7に概略的に示されているような入れ子式カバーが開発された。この入れ子式カバーは、3つのカバー部材210、220および230と、連結装置250を備えている。カバー部材210は工作機械のフレーム205に固定され、一方、カバー部材230は工作機械の加工工具(図示せず)に連結することができる。図7に示す構成の連結装置250は、カバー部材220に対して固定され、矢印270で示す伸張方向に直交して延在する2つのリターンスピンドル252および254の周りに延在するチェーン256と、互いに反対側にあるチェーン256の連結領域に連結した2つの連行部材212および232とを備えている。連行部材212はカバー部材210に固定され、一方、連行部材232はカバー部材230に固定されている。
【0006】
カバー部材230が矢印270で示す方向へ伸張移動する場合、連行部材232はカバー部材220に対して矢印257で示す方向へ移動し、一方、連行部材212はカバー部材220に対して矢印258で示す方向へ移動する。連行部材212は、カバー部材210に固定され、このカバー部材は機械フレーム205に固定されているため、伸張移動中のどの時点においても、カバー部材220に対するカバー部材230の伸張距離は、カバー部材210に対するカバー部材220の伸張距離に対応する。このように、この連結装置250を用いても、可能な伸張距離の全体にわたって、分断のない伸張移動を保証することができる。さらに、連結装置250はほとんど場所をとらない。最後に、伸張部材210〜230を連結するために必要なチェーン250の回転運動は矢印270で示す伸張方向とその反対の挿入方向の両方において行うことができ、しかも大きな力が加わることがないので、連結装置250が激しく摩耗することはない。
【0007】
しかし、図7に示す連結装置250は、全部で3つの伸張部材連結のためにのみ用いることができる。従って、挿入位置においては、このような連結装置を備えた伸張装置の長さは、伸張位置において達成し得る最大伸張長さの、少なくとも三分の一になる。したがって、大きな伸張長さと、挿入位置での可能な限り最小の寸法を同時に要求する場合には、図7に示す伸張装置を用いることはできない。しかし、挿入位置における寸法に何ら特別な制限が課せられていない場合でも、図7の伸張装置は、大きな伸張長さが要求される場合には操作上の問題が生じる恐れがある。これは、その場合には、操作が難しい非常に大きな伸張部材が必要となるからである。
【0008】
これまで説明してきた問題に鑑みて、大きな伸張長さと、挿入位置での可能な限り最小の寸法が同時に要求される場合には、現在では、図8に概略的に示す種類の伸張装置が用いられている。工作機械の案内部360のための入れ子式カバーとしての図8に示す伸張装置は、図8に示す挿入位置において互いに入れ子式に押し込まれる4つのカバー部材310、320、330および340を備えている。カバー部材310は機械フレーム305に固定され、一方、カバー部材340は工作機械の加工工具に連結することができ、加工工具が案内部360に沿って移動すると、カバー部材340が引き出される。カバー部材320、330および340の後端部には、連行部材322、332および342が設けられ、これらの連行部材は、伸張部材310、320および330の前端部に設けられたストッパ部材314、324および334と協動する。
【0009】
工作機械の加工工具(図示せず)が矢印370で示す方向へ移動する場合には、まずカバー部材340がカバー部材310、320および330から独立して引き出され、やがて、カバー部材340の後端部に設けられた連行部材342が、カバー部材330の前端部に設けられたストッパ部材334に突き当たり、それによりカバー部材330が引き出される。伸張移動が進行すると、カバー部材330の後端部に設けられた連行部材332がカバー部材320の前端部に設けられたストッパ部材324に突き当たり、カバー部材320が引き出される。最後に、カバー部材320の後端部に設けられた連行部材332がカバー部材310の前端部に設けられたストッパ部材314に突き当たると、伸張移動は停止する。
【0010】
図8に示す種類の伸張装置では、最大伸張長さが非常に大きくても、ほんの僅かな寸法で挿入位置に達することができる。しかし、ストッパ部材334および324に対して連行部材342および332がそれぞれ衝突するため、非常に大きな振動がカバー部材340に連結された加工工具に加えられ、加工工具によって加工される工作品の対応する箇所において、加工品質が著しく低下するおそれがある。これらの欠点を排除するために、図8に示す種類の伸張装置の連行部材またはストッパ部材にダンパ部材を設けることが、すでに提案されている。このようなダンパ部材を用いれば、毎分40メートルまでの伸張速度においては、衝突によって引き起こされる振動を十分に減衰させることができる。
【0011】
しかし、現在の工作機械では、加工中の加工工具の移動速度は毎分100メートル以上にも達することがある。従って、加工品質を低下させることなく達成できる最大加工速度は、機械の案内部を覆うために必要とされる伸張装置の、十分な振動減衰が保証される限りでの最大伸張速度によって制限される。
【0012】
この先行技術の問題に鑑みて、本発明の目的は、挿入位置における寸法が小さく且つ最大伸張長さが大きいとともに、可能な最長の伸張距離にわたって無振動の伸張移動が可能な、低摩耗伸張装置を提供することである。
【0013】
この目的は、冒頭に述べた種類の、互いに前後して配置された4つの伸張部材を備えた伸張装置によって達成される。このシステムの本質的な特徴は、連結装置がリターンスピンドルの周囲を走行する連結部材を備え、上記リターンスピンドルはグループのうちの中央の伸張部材に対して固定されるとともに、伸張方向に直交して延在し、上記連結部材はリターンスピンドルに対して固定されそのまわりに延在する通路に沿って移動可能であり、上記連結装置はさらに、一方では連結部材上の対応する連結部に接続され、他方ではグループのうちの外側の伸張部材のそれぞれ一つに接続された2つの連行部材を備え、連結部材は、連結部の間でリターンスピンドルの周囲を少なくとも部分的に走行する。
【0014】
互いに前後して配置された少なくとも4つの伸張部材を用いることによって、本発明に係る伸張装置によれば、基本的にあらゆる大きさの伸張長さが得られるとともに挿入位置における小さい寸法が保証される。この伸張長さは、少なくとも、連結装置によって互いに接続された3つの伸張部材が互いに対して移動している間は振動することなく進行する伸張移動によって達成される。その結果、グループのうちの中央の伸張部材に対する外側の伸張部材の一方の最大伸張距離と、グループのうちの外側の伸張部材の他方に対する中央の伸張部材の最大伸張距離との和に相当する作業区間に沿って、無振動の加工が達成できる。本発明による連結部の配置により、グループの中央の伸張部材に対する外側の2つの伸張部材が同時に移動することによって、この加工区間に沿った伸張移動が行われることが保証され、加工区間に沿った伸張移動に振動が起こらないことが保証される。この目的のために用いられる連結装置は、3つの部材すなわち連結部材と2つの連行部材のみを有し、非常にコンパクトな構造にすることができる。従って挿入位置においても、本発明の伸張装置の寸法は、ほとんど伸張部材の寸法によってのみ決定される。最後に、本発明の伸張装置の連結装置による運動の連結は、伸張移動と挿入移動の各段階で実質的に大きな力を加えることなく行うことができる、連結部材の回転移動によって達成される。従って、本発明の伸張装置の連結装置は、耐摩耗性が極めて高く、寿命が長いことがわかる。
【0015】
本発明の、振動のない伸張移動を可能にした伸張装置の伸張距離を延長することは、仮に、連結装置が第2のリターンスピンドルの周囲を走行する第2の連結部材を備えており、上記第2のスピンドルはグループの外側の伸張部材のひとつに対して固定され、伸張方向に直交しており、上記第2の連結部材は第2のリターンスピンドルに対して固定されその周りに延在する通路に沿って移動可能であり、上記連結装置は、第2の連結部材上の対応する連結部に連結された2つの連行部材を備え、連行部材は、一方ではグループの中央の伸張部材に接続され、他方ではグループの直後に設けられた第4の伸張部材に接続され、第2の連結部材は連結部の間でリターンスピンドルの周囲に少なくとも部分的に延在することによって達成される。
【0016】
この構成により、無振動の伸張移動を達成することができる。伸張距離の長さは、グループのうちの外側の伸張部材の一方に対する第4の伸張部材の最大伸張距離の分だけ長くなる。これは、第2の連結部材とそれに連結された連行部材を用いることにより、グループのうちの中央の伸張部材に対する外側の2つの伸張部材の移動に対して、グループのうちの外側の伸張部材の一方に対する第4の伸張部材の伸張移動が同時に行なわれることが保証されるからである。第4の伸張部材によるこの同時運動は、挿入移動と伸張移動の各段階において同様に、実質的な力を加えることなく、行なうことができる。これは、本発明によってそのために用いられる結合が、第2の連結部材の回転移動によって同様に達成されるからである。さらに、第2の連結部材とそれに連結された連行部材もやはり非常にコンパクトな構造をもつため、これらを設けたことによって伸張装置の全体寸法を大きく増加させることはない。
【0017】
ここまで説明した利点が保証される一方、本発明の伸張装置は、システムの第1の伸張部材と最後の伸張部材の間に配置された伸張部材の各々にリターンスピンドルの周囲を走行する連結部材が組み合わせられ、上記リターンスピンドルは、対応する伸張部材に対して固定されるとともに伸張方向に直交して延在し、上記連結部材は、リターンスピンドルに対して固定されそのまわりに延在する通路に沿って移動可能であり、対応する連結部における各連結部材上には、2つの連結部材が連結され、その一方は対応する伸張部材の直前に設けられた伸張部材に接続され、他方はその直後に設けられた伸張部材に接続され、連結部材が、連結部の間でリターンスピンドルの周囲に少なくとも部分的に延在する構成であれば、完全に無振動の伸張移動を可能にする。
【0018】
本発明の伸張装置により、伸張移動または挿入移動の各段階において、連結部材とそれに連結された連行部材によって接続された2つの伸張部材は、連結部材が連結部の間で対応するリターンスピンドルの周囲を180°走行するとき、それらの伸張部材の間に設けられた伸張部材に対して、それぞれ反対方向に、同じ伸張距離をカバーする。
【0019】
本発明の伸張装置の連結部材は、例えば、対応するリターンスピンドルのまわりに回転可能な歯付きホイールとして構成することができ、このホイールには、歯付きホイールとかみあう歯付きラックとしての連行部材が連結される。しかし、この連結部材の構造では個々の連結部が非常に小さくなるため、伸張移動または挿入移動の間にそれに対応した力の集中が起こり、その結果、摩耗が激しくなる。従って、連結部材の少なくともひとつが対応する伸張部材に対して固定された2つの平行なリターンスピンドルの周囲を走行し、これらのスピンドル間で、連結部材が互いに平行に延在し各々が連結部を含む2つの直線部を有していることが特に好ましい。このような連結部材を用いることにより、連結部材の直線部に沿った比較的大きい長さにわたって連結部を設けることができ、このことにより、伸張移動または挿入移動の間に生じる力がそれに対応して分配され、耐摩耗性が高められる。
【0020】
対応する連行部材によって対応する連結部材に連結された2つの伸張部材の間の予め定められた最大伸張距離に関して、連結部が2つのリターンスピンドル間の距離を二分する点に対して鏡面対象に配置されている場合に、連結部材を特にコンパクトな構造にすることができる。
【0021】
連行部材を、連結部材の直線部に平行に延在するガイド部中で案内することにより、連結部材と連行部材の間の運動の結合を安定させることができる。例えば支持ローラのような、少なくともひとつの支持部材を直線部の間に設けることにより、さらなる安定が得られる。
【0022】
本発明の伸張装置を工作機械の案内部を覆うために用いる場合、伸張部材が挿入位置と伸張位置の両方において少なくとも部分的に重なりあうことが特に好ましい。何故なら、このようにすれば、案内部を完全に覆うことが保証されるからである。
【0023】
以下に図面を参照して本発明について説明する。
【0024】
図1に示す伸張位置にある伸張装置は、互いに前後して配置され、挿入位置と伸張位置の間で、矢印Bで示す伸張方向およびその反対の矢印Aで示す挿入方向に、互いに対して移動可能な合計5つの伸張部材10、20、30、40および50を備えている。個々の伸張部材の運動を連結するために、伸張装置はさらに、合計3つの継続的に回転する連結チェーン28、38および48をそなえている。第1の連結チェーン28は、伸張部材20に対して固定され、伸張方向Bに直交して延在する2つのリターンスピンドルのまわりに延在するとともに、これらのリターンスピンドルのまわりに延在する固定通路に沿って移動可能である。伸張部材20の直前に設けられた伸張部材10は、それに固定的に接続された連行部材12によって連結チェーン28の下側走行部に連結されている。連結チェーン28の対応する連結部28aは、図1に示す伸張位置にある連結チェーン28下側走行部の後端部に設けられている。伸張部材20の直後に設けられた伸張部材30は、それに固定的に接続された連行部材31によって連結チェーン28の上側走行部に連結されている。対応する連結部28bは、図示の伸張位置にある連結チェーン28の上側走行部の前端部に設けられている。
【0025】
第2の連結チェーン38は、伸張部材30に対して固定され、伸張方向Bに直交して延在する2つのリターンスピンドル34および36のまわりに延在し、この連結チェーンも、これらのリターンスピンドルのまわりに延在する固定通路に沿って移動可能である。第2の伸張部材20は、それに固定的に接続された連行部材22によって、図示の伸張位置にある連結チェーン38の下側走行部の後端部に設けられた連結部38aの上で連結チェーン38に連結されている。第4の伸張部材40は、それに固定的に接続された連行部材41によって、連結チェーン38の前端部に設けられた連結部38bで連結チェーン38の上側走行部に連結されている。
【0026】
第3の連結チェーン48は第4の伸張部材40に対して固定され、伸張方向に直交して延在する2つのリターンスピンドル44および46のまわりに延在し、この連結チェーンもこれらのリターンスピンドルのまわりに延びる固定通路に沿って移動可能である。第3の伸張部材30は、それに固定的に接続された連行部材32によって、図示の伸張位置にある連結チェーン48の下側走行部の後端部に設けられた連結部48a上で連結チェーン48に連結されている。第5の伸張部材50は、それに固定的に固定された連行部材51によって、連結チェーン48の前端部に設けられた連結部48b上で連結チェーン48の上側走行部に連結されている。
【0027】
個々の連行部材と連結チェーンの連結は、連結チェーンの移動の際に引きずられるか、または連行部材自身がその移動の際に連結チェーンを引きずるように設計されている。
【0028】
伸張装置を図1に示す伸張位置から挿入位置に変化させるために第5の伸張部材50を第4の伸張部材40に対して矢印Aで示す方向へ移動させる場合、この挿入運動は、連結チェーン48と連行部材32によって、それに固定的に固定された伸張部材30に伝達され、これにより、第3の伸張部材は第4の伸張部材40に対して矢印Bで示す方向へ移動する。第4の伸張部材40に対する第3の伸張部材30のこの相対移動により、第4の伸張部材に固定的に固定された連行部材41と、連結チェーン38と、連行部材22とを介して、この連行部材に固定的に接続された伸張部材20が、第3の伸張部材に対して矢印Dで示す方向へ相対移動する。最後に、第2の伸張部材20が第3の伸張部材30に対して矢印Dで示す方向に相対移動することにより、第3の伸張部材30に固定的に接続された連行部材31と連結チェーン28と、連行部材12とを介して、この連行部材に固定的に接続された第1の伸張部材10が、第2の伸張部材20に対して矢印Fで示す方向へ相対移動する。
【0029】
このように全体として、第4の伸張部材40に対する第5の伸張部材50の運動は、全ての隣接する伸張部材間の相対移動に転換される。第1の伸張部材10が例えば機械フレームに固定されている場合、このような連結の結果、第5の伸張部材50の矢印Aで示す方向への予め定められた速度の挿入運動が引き起こす第4の伸張部材40の矢印Aで示す方向への挿入運動の速度は予め定められた速度の半分であり、第3の伸張部材30の矢印Aで示す方向への挿入運動の速度は予め定められた速度の4分の1であり、第2の伸張部材20の矢印Aで示す方向への挿入運動の速度は予め定められた速度の8分の1である。このように、全ての伸張部材は、挿入プロセスにおいて同時に移動する。同様に、機械フレームに固定された伸張部材10に対して、各伸張部材が挿入位置から矢印Bで示す方向へ伸張移動する場合にも、各伸張部材20、30、40および50は同時に移動し、互いに直接隣接する全ての伸張部材間の相対移動は同一である。
【0030】
完全性を期するために、連結チェーン28の連結部28aおよび28bを、リターンスピンドル24および26間の距離を二分する点25に対して鏡面対象に配置することが指摘されており、これにより、伸張操作の挿入に際し、連結チェーン28の直線部の長さを完全に利用することができる。
【0031】
工作機械の案内部を覆うための入れ子式鋼鉄カバーとしての図2から図5に示す伸張装置は、その機能に関しては、図1を参照して説明した伸張装置と基本的に同一である。従って、図2〜図5において、図1に関して説明した構成要素に対応するものについては、同一の参照符号を用いる。
【0032】
図示の入れ子式鋼鉄カバーは、互いに重なりあう、合計で5つのカバー部材10、20、30、40および50を備え、これらのカバー部材はそれぞれ、上壁10a、20a、30a、40aおよび50a、並びに、上壁から外側に突出し上壁に直交する側壁10b、20b、30b、40bおよび50bを備えている。カバー部材10は機械フレームに固定されている。連結チェーン28はカバー部材20の上方に、カバー部材20に固定的に接続されたチェーンハウジング22a内に設けられ、この連結チェーンは、チェーンハウジング内に設けられるとともに、2つの平行なスピンドルのまわりに回転可能な2つの歯付きホイールの周りに延在し、これらのスピンドルは、カバー部材20に対して固定されるとともに、入れ子式鋼鉄カバーの矢印Bで示す伸張方向に直交して延在する。連結チェーン28の下側走行部は、カバー部材10の前端部に固定された連行部材12の、矢印Bで示す方向に延在する歯付きラック状の部分12aにかみ合っている。入れ子式鋼鉄カバーの、図2および図3に示す伸張位置において、連結チェーン28の上側走行部の前端部は、チェーンハウジング32aを介してカバー部材30の前端部に固定的に固定された連行部材31の、やはり歯付きラック状の部分にかみ合っている。
【0033】
チェーンハウジング32aは、チェーンハウジング22aと同様に、チェーンハウジング32a内に回転可能に設けられた2つの歯付きホイール(図示せず)のまわりに延在する連結チェーン28と同様な連結チェーン38(図3参照)を有する。連結チェーン38の下側走行部の後端部は、カバー部材20の前端部に固定された連行部材22の、歯付きラック状の部分にかみ合っており、一方、図2および図3に示す伸張位置では、連結チェーン38の上側走行部の前端部は、チェーンハウジング42aを介してカバー部材40の前端部に固定された連行部材41の、歯付きラック状の部分にかみ合っている。
【0034】
チェーンハウジング42a内には、連結チェーン28と同様に、チェーンハウジング内に回転可能に設けられた2つの歯付きホイール(図示せず)のまわりに延在する連結チェーン48(図3参照)が設けられている。図2および図3に示す伸張位置では、連結チェーン48の下側走行部の後端部は、カバー部材30の前端部に固定された連行部材32の、歯付きラック状の部分にかみ合っており、一方、連結チェーン48の上側走行部の前端部は、ホルダ52を介してカバー部材50の前端部に固定された連行部材51の、歯付きラック状の部分にかみ合っている。
【0035】
図3から特に明らかなように、個々の連結チェーン28、38および48は、矢印Bで示す方向に直交する方向に等間隔をおいて互いに横方向にずらして設けられ、カバー部材20に固定された連行部材22は、チェーンハウジング22aに横方向で隣接して設けられるとともに、チェーンハウジング32aの下側壁に設けられたスロットと一直線上に揃えられている。同様に、カバー部材30に固定された連行部材31および32は、チェーンハウジング32aに隣接する両側に設けられ、一方はチェーンハウジング22aの上側壁に伸張方向に延在するスロットと、他方はチェーンハウジング42aの下側壁に伸張方向に延在する下側のスロットと一直線上に揃えられている。ホルダ52を介してカバー部材50に固定された連行部材51は、チェーンハウジング42aの上側壁に伸張方向Bに延在するスロットと一直線上に揃えられ、一方、カバー部材10の前端部に固定された連行部材12はチェーンハウジング22aの下側壁に伸張方向Bに延在するスロットと一直線上に揃えられている。
【0036】
この構成によって連結チェーン上の個々の連行部材の形状ロック結合が容易になり、個々の伸張部材間の相対移動が妨げられることはない。この移動により、且つ図1を参照して説明した強制結合を利用することにより、カバー部材10〜50が、図2および図3に示す伸張位置から図4に示す挿入位置に、妨げられることなく移動できる。この挿入位置では、連行部材31、41および51または12、22および32は互いに隣接して設けられ、伸張方向Bにおける全体の長さは、伸張位置における全長の1/3よりも小さい。
【0037】
図5から特に明らかなように、チェーンハウジング22aの上側壁または下側壁の対応するスロットを通過する、入れ子式鋼鉄カバーのその他の連行部材と同様に、連行部材12および31は、チェーンハウジング22a内にそれぞれ、横断部材31bおよび12bを有する。これらの横断部材31bおよび12bは、伸張方向Bに延在するとともに、チェーンハウジング22aの内壁に固定されたガイド部材22cによって形成されたガイド部材で案内される。このようにして、連結チェーンに沿って連行部材を安定して案内することが達成される。連結チェーンの走行部間を設けた支持ローラ22bにより、さらに安定した案内が達成できる。
【0038】
本発明は、図面を参照して説明した実施態様に限定されるものではない。例えば、本発明に係る伸張装置は、5つ以上の伸張部材を有していてもよい。連結チェーンの代わりに、クリップまたは歯付きラック状の連行部材に連結された連結ベルトまたは歯付きホイールを用いることもできる。当然のことながら、カバー部材の側壁の間で上壁の下に連結部材および連行部材を設けることもできる。連結チェーンや連結ベルトは、概ね直交して延在するリターンスピンドルのまわりに延在していてもよい。最後に、本発明の伸張装置にれば、環状にカーブした案内部のための入れ子式鋼鉄カバーを提供することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伸張装置を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施態様による入れ子式鋼鉄カバーとしての伸張装置の側面図である。
【図3】図2に示す入れ子式鋼鉄カバーの平面図である。
【図4】挿入位置にある図2の入れ子式鋼鉄カバーの側面図である。
【図5】図2に示す入れ子式鋼鉄カバーの、連結部材およびそれに連結された2つの連行部材の断面図である。
【図6】従来の伸張装置の第1の例を示す図である。
【図7】従来の伸張装置の第2の例を示す図である。
【図8】従来の伸張装置の第3の例を示す図である。
Claims (13)
- 互いに前後して配置され、挿入位置と伸張位置の間で、伸張方向(B)およびその反対の挿入方向(A)に、互いに対して移動可能な少なくとも4つの伸張部材(10、20、30、40、50)を備え、互いに直前直後に配置された3つの伸張部材(10、20、30)のグループは、それぞれ連結装置(12、22、28、31、38、41)によって互いに連結され、上記連結装置は、上記グループのうちの2つの伸張部材(20、30)間の相対移動の場合に、これら2つの伸張部材(20、30)と第3の伸張部材(10)間に強制的な相対移動をもたらすように構成された工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバーにおいて、前記連結装置の一つは、第1のリターンスピンドル(24、26)の周囲に延在する第1の連結部材(28)を備え、前記第1のリターンスピンドルは、上記グループのうちの中央の伸張部材(20)に対して固定されるとともに、上記伸張方向に直交して延在し、前記第1の連結部材は、前記第1のリターンスピンドルに対して固定されそのまわりに延在する通路に沿って移動可能であり、前記連結装置の一つはさらに、一方では前記第1の連結部材上の対応する第1の連結部(28a、28b)に接続され、他方では上記グループのうちの外側の伸張部材(10、30)のそれぞれ一つに接続された2つの連行部材(12、31)を備え、前記第1の連結部材は、上記第1の連結部の間で前記第1のリターンスピンドルの周囲に少なくとも部分的に延在し、前記連結装置の他の一つは、第2のリターンスピンドル(34、36)の周囲に延在する第2の連結部材(38)を備え、前記第2のリターンスピンドルは前記グループのうち外側の伸張部材の一つ(30)に対して固定されるとともに前記伸張方向(B)に直交して延在し、前記第2の連結部材は前記第2のリターンスピンドルに対して固定されそのまわりに延在する通路に沿って移動可能であり、前記連結装置の他の一つはさらに、前記第2の連結部材上の対応する第2の連結部(38a、38b)にそれぞれ接続されるとともに、一方が前記グループのうちの前記中央の伸張部材に接続され、他方が第4の伸張部材(40)に接続された2つの連行部材(22、41)を備え、前記第2の連結部材は、前記第2の連結部の間で前記第2のリターンスピンドルの周囲に少なくとも部分的に延在することを特徴とする工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 最初の伸張部材(10)および最後の伸張部材(50)の間に配置された前記伸張部材(20、30、40)には、リターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)の周囲に延在する連結部材(28、38、48)がそれぞれ組み合わせられ、前記リターンスピンドルは対応する前記伸張部材に対して固定されるとともに前記伸張方向に直交して延在し、前記各連結部材は、前記リターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)に対して固定されそのまわりに延在する通路に沿って移動可能であり、対応する連結部(28a、28b、38a、38b、48a、48b)における前記連結部材上にはそれぞれ、二つの連行部材(12、22、31、32、41、51)が連結され、前記連行部材の一方は、対応する伸張部材(20、30、40)の直前に配置された伸張部材(10、20、30)に接続され、他方はその直後に配置された伸張部材(30、40、50)に接続され、前記連結部材(28、38、48)は、前記連結部(28a、28b、38a、38b、48a、48b)の間で特定のリターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)の周囲に少なくとも部分的に延在することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記連結部材(28、38、48)の少なくとも一つは、前記連結部(28a、28b、38a、38b、48a、48b)の間で、対応する前記リターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)の周囲に180°延在することを特徴とする請求項1または2に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 各前記連結部材(28、38、48)は、2つの平行なリターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)の周囲に延在し、前記リターンスピンドル(24、26、34、36、44、46)の間に互いに平行に延在し、それぞれが連結部(28a、28b、38a、38b、48a、48b)を含む2つの直線部を有することを特徴とする請求項3に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記連結部(28a、28b)は、前記二つのリターンスピンドル(24、26)間の距離を二分する点(25)に対して鏡面対称に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記連行部材(12、22、31、32、41、51)は、前記直線部に平行に延在するガイド部中で案内されることを特徴とする請求項4または5に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 支持ローラ(22b)が、前記直線部の間に配置されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 各前記連結部材(28、38、48)が、鋼鉄のチェーンであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記鋼鉄チェーン(28、38、48)に連結された各前記連行部材(12、22、31、32、41、51)は、前記伸張方向に平行に延在し、前記鋼鉄チェーン(28、38、48)にかみ合う歯付きラック(12a)を備えることを特徴とする請求項8に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記伸張部材(10、20、30、40、50)は、前記挿入位置において少なくとも部分的に重なり合うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記伸張部材(10、20、30、40、50)は、前記伸張位置において少なくとも部分的に重なり合うことを特徴とする請求項10に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 前記伸張部材は、工作機械の案内部を保護するための入れ子式鋼鉄カバーのカバー部材であることを特徴とする請求項10または11に記載の工作機械の案内部のための入れ子式鋼鉄カバー。
- 可動機械部の案内部のために請求項12に記載された入れ子式鋼鉄カバーを備える工作機械。
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