JPH11226828A - 工作機械用の配管装置 - Google Patents

工作機械用の配管装置

Info

Publication number
JPH11226828A
JPH11226828A JP4421898A JP4421898A JPH11226828A JP H11226828 A JPH11226828 A JP H11226828A JP 4421898 A JP4421898 A JP 4421898A JP 4421898 A JP4421898 A JP 4421898A JP H11226828 A JPH11226828 A JP H11226828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
arm
piping device
pipe
piping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4421898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3682896B2 (ja
Inventor
Akihiro Kitamura
彰浩 北村
Kosaku Kitamura
耕作 北村
Shigeru Yamada
滋 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitamura Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitamura Machinery Co Ltd filed Critical Kitamura Machinery Co Ltd
Priority to JP04421898A priority Critical patent/JP3682896B2/ja
Publication of JPH11226828A publication Critical patent/JPH11226828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682896B2 publication Critical patent/JP3682896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管が不用に絡まったり撓んだりして移動部
の移動を邪魔することがなく、移動部の素早い移動がで
きるようにする。 【解決手段】 配管31の一端を工作機械1と固定関係
に接続し、他端を工作機械1の移動部23に接続する構
成の工作機械用の配管装置において、工作機械の固定部
11に対して第1アーム14を旋回可能に連結し、第1
アーム14の自由端部に第2アーム16の一端部をリン
ク結合し、第2アーム16の他端部を工作機械1の移動
部23に回転可能に連結し、第2アーム16により配管
31の一部分をガイドすることを特徴とする工作機械用
の配管装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の配管の一
端を工作機械と固定関係に接続し、他端を工作機械の移
動部に接続する構成の工作機械用の配管装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ロータリテーブルを備え、4軸又
は5軸制御を行う工作機械が広範に用いられるようにな
ってきた。
【0003】このような工作機械では、段取り作業の簡
便化のために、ロータリテーブルにワーククランプ装置
を付けることが望まれている。
【0004】ワーククランプ装置は一般に油圧チャック
で形成される。これは油圧で駆動されるので、配管系が
必要となる。また、ロータリテーブルを油圧で回転駆動
する場合にも、配管系が必要である。
【0005】このように、ロータリテーブルには、複数
のフレキシブルな配管系が接続される。
【0006】従来の配管系は、一端側が工作機械のクロ
スレール等に固定され、他端側がロータリテーブルのよ
うな移動部に固定される。配管の長さは、移動部の回転
移動と平行移動を許容するために、ある程度長めに設定
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に移
動部の移動距離が大きい場合には、配管の長さに相応の
余裕を持たせる必要がある。このため、テーブル回転時
に配管が絡まったり撓んだりすることが多々あった。
【0008】それゆえ、移動部の移動や回転を素早く行
うことができず、加工時間短縮の妨げになっていた。
【0009】また、配管系の絡まりや撓みが事故に繋が
ることもあり、危険であった。
【0010】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明は、配管が不用に絡まったり撓んだりして移動部の移
動を邪魔することがなく、移動部の素早い移動が可能な
工作機械用の配管装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明は、配管(3
1)の一端を工作機械(1)と固定関係に接続し、他端
を工作機械(1)の移動部(23)に接続する構成の工
作機械用の配管装置において、工作機械の固定部(1
1)に対して第1アーム(14)を旋回可能に連結し、
第1アーム(14)の自由端部に第2アーム(16)の
一端部をリンク結合し、第2アーム(16)の他端部を
工作機械(1)の移動部(23)に回転可能に連結し、
第2アーム(16)により配管(31)の一部分をガイ
ドすることを特徴とする工作機械用の配管装置を要旨と
している。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の工作機械用配管装置は、
配管の一端を工作機械と固定関係に接続し、他端を工作
機械の移動部に接続する構成の工作機械用の配管装置に
おいて、工作機械の固定部に対して第1アームを旋回可
能に連結し、第1アームの自由端部に第2アームの一端
部をリンク結合し、第2アームの他端部を工作機械の移
動部に回転可能に連結し、第2アームにより配管の一部
分をガイドする構成になっている。
【0013】第2アームが中空部を有し、その中空部に
配管を挿入してガイドすることができる。
【0014】移動部は、例えばワーククランプ部を備え
たロータリテーブルである。
【0015】ロータリテーブルは、2軸方向に移動可能
なものを採用できる。
【0016】工作機械の固定部にシャフトを鉛直方向に
配置し、シャフトの下端部に第1アームを水平方向に連
結することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は、本発明の配管装置を適用した横形
マシニングセンタを示す側面図、図2はその配管装置の
主要部を示す側面図である。
【0019】横形マシニングセンタ1は通常のものであ
り、スピンドル21、ロータリテーブル23、パレット
チャンジャ25等を備えている。
【0020】マシニングセンタ1のベース2上には、Z
方向に移動可能なサドル35が配置されている。サドル
35上には、サドル35と相対的にX方向に移動可能な
テーブル36が配置されている。
【0021】サドル35とテーブル36は、ボールネ
ジ、ボールナット、サーボモータからなる駆動機構によ
って、それぞれZ方向とX方向に移動する。
【0022】ベース2の上には縦方向にコラム3が形成
され、コラム3にはY方向に移動可能なヘッド34が配
置されている。ヘッド34は、高速回転可能なスピンド
ル21を有している。
【0023】コラム3の反対側には、パレットチェンジ
ャ25が配置されている。パレットチェンジャ25は2
個のステージ27を有し、移動手段28によってステー
ジ27とテーブルの間でパレット24を交換する。
【0024】パレットチェンジャ25とテーブル可動領
域の間には、開閉自在なドア部材26が配置されてい
る。パレット交換時にはドア部材26を解放し、加工時
にはドア部材26を閉鎖する。
【0025】テーブル36上には、ロータリテーブル2
3が配置されている。ロータリテーブル23は、矢印B
で示すように、テーブル36と相対的に鉛直軸回りにイ
ンデックス可能である。ロータリテーブル23は、油圧
モータによりインデックス駆動される。
【0026】ロータリテーブル23は、ワークを設定す
るためのワーククランプ部33を備えている。ワークク
ランプ部33は、例えば油圧チャックとして構成でき
る。
【0027】ワーククランプ部33は、矢印C方向にイ
ンデックス可能な構成にすることもできる。この駆動も
油圧モータによって行うことができる。
【0028】以上のような油圧アクチュエータに圧油を
供給するための配管装置10が、ロータリテーブル23
に接続されている。
【0029】配管装置10は複数のフレキシブルな配管
31を備えている。各配管31の一方の端部は、ベース
2やコラム3と固定関係にあるクロスレール11に接続
されている。各配管31の他端部は、ロータリテーブル
23に接続されている。
【0030】クロスレール11の配管固定位置の隣に
は、シャフト12が鉛直方向に配置されている。シャフ
ト12は、長尺シャフト12aと、その外側に回転可能
に配置される短尺シャフト12bからなる。
【0031】短尺シャフト12bの下端部には、第1ア
ーム14の一端が固定されている。第1アーム14はシ
ャフト12の軸回りに旋回可能である。
【0032】第1アーム14の他端部には、ロータリジ
ョイント15を介して第2アーム16の一端部が回転可
能に連結されている。つまり、第1アーム14と第2ア
ーム16はリンク結合されている。
【0033】第2アーム16の他端部は、ロータリジョ
イント17を介してロータリテーブル23の取付部18
に回転可能に連結されている。
【0034】図3〜5から分かるように、第2アーム1
6の他端部は幅広になっている。幅広部分において、複
数の配管31の各々が、ロータリジョイント外側部の所
定位置に接続されている。そして、各配管31は、それ
ぞれ対応する油圧アクチュエータまで導かれている。
【0035】第2アーム16は中空部を有し、その内側
壁面が配管ガイドとして機能する。すなわち、各配管3
1は、その一部分が第2アーム16内に挿入され、第2
アームの内側壁面でゆるくガイドされる。
【0036】図3〜図5は、配管装置10の動作を示す
動作図である。ロータリテーブル23が移動すると、配
管31、第1アーム14、第2アーム16はリンク結合
の作用によって図示のようにスムーズに移動する。
【0037】この際、各配管31は、その一部分が配管
ガイド(第2アーム内面)によって拘束されるため、ロ
ータリテーブル23の移動や回転に際して、不用に絡ま
ったり弛んだりすることがない。
【0038】第2アーム16に別の部材を取り付けて配
管ガイドにすることもできる。配管ガイドは、配管31
の所定部分をゆるく拘束できるものであれば何でも良
い。
【0039】
【発明の効果】本発明の工作機械用配管装置において
は、配管系が不用に絡まったり撓んだりして、移動部の
移動を邪魔することがなく、配管系に関するトラブルは
皆無となる。それゆえ、本発明の配管装置を適用するこ
とにより、工作機械の加工効率を大幅に向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工作機械用の配管装置を適用した
横形マシニングセンタを示す側面図。
【図2】図1のAの部分を示す側面図。
【図3】図1の配管装置の動作を示す動作図。
【図4】図1の配管装置の動作を示す動作図。
【図5】図1の配管装置の動作を示す動作図。
【符号の説明】
1 工作機械 10 工作機械用の配管装置 11 固定部 12 シャフト 14 第1アーム 16 第2アーム 23 移動部(ロータリテーブル) 33 ワーククランプ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管(31)の一端を工作機械(1)と
    固定関係に接続し、他端を工作機械(1)の移動部(2
    3)に接続する構成の工作機械用の配管装置において、
    工作機械の固定部(11)に対して第1アーム(14)
    を旋回可能に連結し、第1アーム(14)の自由端部に
    第2アーム(16)の一端部をリンク結合し、第2アー
    ム(16)の他端部を工作機械(1)の移動部(23)
    に回転可能に連結し、第2アーム(16)により配管
    (31)の一部分をガイドすることを特徴とする工作機
    械用の配管装置。
  2. 【請求項2】 第2アーム(16)が中空部を有し、そ
    の中空部に配管(31)を挿入してガイドすることを特
    徴とする請求項1に記載の工作機械用の配管装置。
  3. 【請求項3】 移動部(23)がワーククランプ部(3
    3)を備えたロータリテーブル(23)であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の工作機械用の配管装
    置。
  4. 【請求項4】 ロータリテーブル(23)が2軸方向
    (X、Z)に移動可能であることを特徴とする請求項3
    に記載の工作機械用の配管装置。
  5. 【請求項5】 工作機械の固定部(11)にシャフト
    (12)を鉛直方向に配置し、シャフト(12)の下端
    部に第1アーム(14)を水平方向に連結することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工作機械
    用の配管装置。
JP04421898A 1998-02-12 1998-02-12 工作機械用の配管装置 Expired - Fee Related JP3682896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04421898A JP3682896B2 (ja) 1998-02-12 1998-02-12 工作機械用の配管装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04421898A JP3682896B2 (ja) 1998-02-12 1998-02-12 工作機械用の配管装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11226828A true JPH11226828A (ja) 1999-08-24
JP3682896B2 JP3682896B2 (ja) 2005-08-17

Family

ID=12685413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04421898A Expired - Fee Related JP3682896B2 (ja) 1998-02-12 1998-02-12 工作機械用の配管装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682896B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2070643A1 (de) * 2007-12-11 2009-06-17 DECKEL MAHO Pfronten GmbH Bearbeitungseinheit für eine Fräs- und Bohrmaschine
JP2010120105A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Niigata Machine Techno Co Ltd パレットチェンジャにおける治具への油空圧供給装置
KR101484317B1 (ko) * 2008-12-16 2015-01-19 두산인프라코어 주식회사 치구 상부용 로터리 커플러의 가이드 장치
JP5982535B1 (ja) * 2015-06-19 2016-08-31 Dmg森精機株式会社 工作機械
JP2017024123A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 ファナック株式会社 回転テーブル装置、および該回転テーブル装置を備えた放電加工機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2070643A1 (de) * 2007-12-11 2009-06-17 DECKEL MAHO Pfronten GmbH Bearbeitungseinheit für eine Fräs- und Bohrmaschine
US8262326B2 (en) 2007-12-11 2012-09-11 Deckel Maho Pfronten Gmbh Machining unit for a milling and drilling machine
JP2010120105A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Niigata Machine Techno Co Ltd パレットチェンジャにおける治具への油空圧供給装置
KR101484317B1 (ko) * 2008-12-16 2015-01-19 두산인프라코어 주식회사 치구 상부용 로터리 커플러의 가이드 장치
JP5982535B1 (ja) * 2015-06-19 2016-08-31 Dmg森精機株式会社 工作機械
JP2017024123A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 ファナック株式会社 回転テーブル装置、および該回転テーブル装置を備えた放電加工機
US10259063B2 (en) 2015-07-23 2019-04-16 Fanuc Corporation Rotary table apparatus and electric discharge machine having the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3682896B2 (ja) 2005-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003025101A (ja) 棒状工作物を機械加工するための工作機械
JP5497582B2 (ja) 横型マシニングセンタ
WO2001039933A1 (en) Industrial robot
US4555844A (en) Part turnover attachment for automatic machine tool
KR870004782A (ko) 수치제어 머시인
JP3682896B2 (ja) 工作機械用の配管装置
JP3756126B2 (ja) ロボットの線条体案内装置
JP2002137136A (ja) 工作機械のパレット交換装置
US5286146A (en) Operating head for automatic machine tools with chuck support angular locking devices
JP3252996B2 (ja) ボーリング加工装置
US5957638A (en) Apparatus for machining of bar material, profiles and the like
JPS60201845A (ja) ドリル等の回転工具を用いた加工装置
JP2001277066A (ja) ロボットを用いた加工装置
JPS5924940A (ja) 工作機械のロボツト
JP4510475B2 (ja) 自動溶接方法
JP2006123011A (ja) シャフト加工装置
WO2022097190A1 (ja) 工具主軸装置
JP4700267B2 (ja) 自動溶接方法
JP2557066Y2 (ja) マシニングセンタにおけるパレット上付属装置への動力供給装置
CN110883473B (zh) 环缝焊机
JPH0378514B2 (ja)
JP4286437B2 (ja) 工業用ロボットの手首装置
JPS58165904A (ja) 自動多工作片旋削機械
CN113580105A (zh) 机械手装置
KR200149793Y1 (ko) 감속 솔레노이드의 공구 낙하 방지 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Effective date: 20040610

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050520

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110603

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees