JPH0929477A - レーザー加工装置のパイプ支持装置 - Google Patents

レーザー加工装置のパイプ支持装置

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JPH0929477A
JPH0929477A JP7182411A JP18241195A JPH0929477A JP H0929477 A JPH0929477 A JP H0929477A JP 7182411 A JP7182411 A JP 7182411A JP 18241195 A JP18241195 A JP 18241195A JP H0929477 A JPH0929477 A JP H0929477A
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JP
Japan
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pipe
supporting
pipe supporting
laser processing
support
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Application number
JP7182411A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真直度が多少良くないパイプでも、パイプ支
持装置上に正確に位置決めが可能なレーザー加工装置の
パイプ支持装置を提供することである。 【解決手段】 基台上13にパイプ15を回転するパイ
プ回転装置17と前記パイプを支持するパイプ支持装置
19とを設け、前記基台の上方にパイプを加工するレー
ザー加工ヘッド7とを設けたレーザー加工装置1のパイ
プ支持装置19において、前記パイプ支持装置は、前記
基台上に前記パイプと平行方向に移動自在のスライド2
1を設け、該スライドに設けた支持台31に複数のパイ
プ支持孔35を同一円周上に有するパイプ支持部材29
を回転可能に軸支して設け、該支持台に前記パイプ支持
孔をパイプ加工位置CLに固定可能な固定装置40を設
けてなることを特徴とするレーザー加工装置のパイプ支
持装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザー加工装置の
パイプ支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平1−153875号公報
に開示されているレーザー加工装置のパイプ支持装置
(25)は、回転テーブル(21)に一端を把持されて
いるパイプ(W)の他端を支持する様になっており、こ
のパイプ支持装置(25)はベース(3)上の特定の位
置でパイプの外径部を下方から回転可能な4個の球体
(35)で一定の高さに支持する様に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレーザー加
工装置のパイプ支持装置においては、真直度の良くない
パイプの場合には、パイプの先端部がパイプ支持装置の
上に正確に位置決めされないという問題がある。また、
球体でパイプを支持しているので、加工前にパイプに穴
が有るような場合には、この穴に球体が陥没して正確に
位置決めされないという問題がある。
【0004】本発明は上述のごとき問題点に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の課題は真直度が多少良くない
パイプでも、パイプ支持装置上に正確に位置決めが可能
なレーザー加工装置のパイプ支持装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレーザ
ー加工装置のパイプ支持装置は、基台上にパイプを回転
するパイプ回転装置と前記パイプを支持するパイプ支持
装置とを設け、前記基台の上方にパイプを加工するレー
ザー加工ヘッドとを設けたレーザー加工装置のパイプ支
持装置において、前記パイプ支持装置は、前記基台上に
前記パイプと平行方向に移動自在のスライドを設け、該
スライドに設けた支持台に複数のパイプ支持孔を同一円
周上に有するパイプ支持部材を回転可能に軸支して設
け、該支持台に前記パイプ支持孔をパイプ加工位置に固
定可能な固定装置を設けてなることを要旨とするもので
ある。
【0006】従って、真直度が多少良くないパイプで
も、パイプ支持部材のパイプ支持孔に挿入して支持する
ことにより、パイプを真っ直ぐに支持した状態で加工す
ることができる。
【0007】請求項2に記載のレーザー加工装置のパイ
プ支持装置は、請求項1に記載のレーザー加工装置のパ
イプ支持装置において、前記支持台を基台上に複数設け
ると共に前記パイプ支持孔は各種直径のパイプ支持孔か
らなることをを要旨とするものである。
【0008】従って、長いパイプでも複数の支持台のパ
イプ支持部材で支持することによりパイプの自重による
撓みを除去できる。また、各種直径のパイプを支持する
ことができる。
【0009】請求項3に記載のレーザー加工装置のパイ
プ支持装置は、請求項2に記載のレーザー加工装置のパ
イプ支持装置において、前記パイプ支持孔は、前記パイ
プ支持部材の外方に開口した開口部を有することを要旨
とするものである。
【0010】従って、パイプ支持部材の位置においても
加工することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明のレーザー加工装置
のパイプ支持装置の実施の形態について図面により説明
する。図1及び図2は、カンチレバー方式の2軸光軸移
動タイプのNCレーザー加工装置に本発明に係わるレー
ザー加工装置のパイプ支持装置を実施した例を示したも
のである。なお、図1はレーザー加工装置1の正面図で
あり、図2は図1におけるパイプ支持装置の部分のみを
II−II線に沿って断面した側面図である。
【0012】さて、図1及び図2を参照するに、前記レ
ーザー加工装置1は、図示しないNC装置と駆動手段と
によりX軸方向に移動位置決め自在のX軸キャリッジ3
を備え、そして、このX軸キャリッジ3には、前記X軸
方向と直交するY軸方向に、図示省略のNC装置と駆動
手段により移動位置決め自在のY軸キャリッジ5が設け
らている。このY軸キャリッジ5の下部にはレーザー加
工ヘッド7が設けられており、そしてこのレーザー加工
ヘッド7にはレーザー加工用の集光装置(図示省略)を
備えたノズル9が取付けられている。
【0013】また、前記レーザー加工装置1の上部に
は、炭酸ガスレーザーの発振器11が備えられており、
この炭酸ガスレーザーの発振器11からのレーザービー
ムは、前記Y軸キャリッジ5に設けられたレーザー加工
ヘッド7を経由して前記ノズル9まで図示しない光学系
により導かれるように構成されている。なお、前記レー
ザー加工ヘッド7は、前記XY軸に直交するZ軸方向
(鉛直方向)にも移動位置決め自在となっている。
【0014】前記レーザー加工ヘッド7の下方位置には
基台13が設置されており、この基台13に前記X軸方
向と平行に配置したパイプ15を回転するパイプ回転装
置17が設けてあると共にパイプ支持装置19が複数台
設けてある。前記パイプ回転装置17は図示省略のNC
装置と駆動手段などによりパイプを所望の位置に回転位
置決めすることができる様になっているものである。
【0015】以下に上記パイプ支持装置19の構成につ
いて説明する。図1及び図3を参照するに、パイプ支持
装置19の下部にはスライド21が設けてあり、そして
このスライド21に設けた案内部23が前記基台13上
に設けたスライド案内25のX軸方向に設けた案内溝2
7、例えばあり溝(dove tail)、に摺動自在に係合して
いる。
【0016】上記スライド21の上部には、パイプ支持
部材29を支持する支持台31が立設してあり、この支
持台31に水平に設けた回転軸33に、パイプ支持部材
29がパイプ15に直交する平面内で回転可能な様に軸
支してある。そして、このパイプ支持部材29には直径
の異なるパイプ支持孔35が、同一回転半径の円周上に
適宜に離隔して複数設けてある。またこのパイプ支持孔
35にはパイプ支持部材29の外部に開放する開口部3
7が設けてある。
【0017】また、上記支持台31には、パイプ支持部
材29のパイプ支持孔35がパイプ加工位置に回転位置
決めされたとき、その位置決め位置にパイプ支持部材2
9を固定する固定装置40が設けてある。以下にこの固
定装置40について説明する。
【0018】固定装置40は、上記パイプ支持孔35の
内側にパイプ支持孔35の回転位置を割出すためのショ
ットピン打込み穴39をパイプ支持孔35の数に対応し
て設け、このショットピン打込み穴39に打込むショッ
トピン41を前記支持台31に設けた門型のショットピ
ン支持部材43に水平に設け、このショットピン支持部
材43と支持台31との間にショットピン41をショッ
トピン打込み穴39に常時押圧するスプリング45を設
けてなるものである。
【0019】なお、このショットピン打込み穴39の位
置は前記パイプ支持孔35の中心とパイプ支持部材29
の回転中心とを結ぶ半径上に設けてあり、また上記支持
台31の回転軸33の中心位置とパイプ支持孔35回転
半径は、パイプ支持部材29を回転させた場合、パイプ
支持孔35の中心が前記パイプ回転装置17に装着され
るパイプの加工中心線CLを通過する様に設定してあ
る。
【0020】上記構成のパイプ支持装置19において、
ショットピン41を引抜いた状態に保持して、前記パイ
プ回転装置17に装着されたパイプ15のサイズに適合
するパイプ支持孔35を、加工中心線CL上まで回転さ
せてショットピン41をショットピン打込み穴39に嵌
合させれば、パイプ支持孔35を加工中心線CL上に固
定することができる。次に、上述の設定が終了したパイ
プ支持装置19を、加工するパイプ15の長さに対応し
て、適宜の台数のパイプ支持装置19をスライド案内2
5上を摺動させて適宜な間隔に移動配置し、パイプ回転
装置17に装着されたパイプ15を、このパイプ支持装
置19のパイプ支持孔35に挿入して保持させる。
【0021】上記の如くパイプ支持装置19にパイプを
保持させた後に、前記レーザー加工装置1のレーザー加
工ヘッド7とパイプ回転装置17とを位置決め制御しな
がらレーザー加工を開始することになる。
【0022】さて、上記パイプ支持装置19は上述の如
く、パイプ15の長さに対応して、適宜の台数のパイプ
支持装置19をスライド案内25上を摺動させて適宜な
間隔に移動配置し、パイプ回転装置17に装着されたパ
イプ15をこのパイプ支持装置19のパイプ支持孔35
に挿入して保持することにより、真直度が多少良くない
パイプも、加工中心線CL上に正確に支持することがで
きる。また、パイプ支持部材29に直径の異なるパイプ
支持孔35を設けたので、複数の種類のパイプの加工に
1種類のパイプ支持装置19で対応することができる。
さらに、パイプ支持孔にパイプ支持部材の外方に開口し
ている開口部37を設けたので加工ができない領域いわ
ゆるデッドゾーンが生じない。
【0023】なお、本発明に係わるレーザー加工装置の
パイプ支持装置は、前記のカンチレバー方式の2軸光軸
移動タイプのレーザー加工装置にのみに適用が限定され
るものではないことは容易に理解されことである。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、基台上にパイ
プを回転するパイプ回転装置と前記パイプを支持するパ
イプ支持装置とを設け、前記基台の上方にパイプを加工
するレーザー加工ヘッドとを設けたレーザー加工装置の
パイプ支持装置において、前記パイプ支持装置は、前記
基台上に前記パイプと平行方向に移動自在のスライドを
設け、該スライドに設けた支持台に複数のパイプ支持孔
を同一円周上に有するパイプ支持部材を回転可能に軸支
して設け、該支持台に前記パイプ支持孔をパイプ加工位
置に固定可能な固定装置を設けてなるものであるから、
真直度が多少良くないパイプでも、パイプ支持部材のパ
イプ支持孔に挿入して支持することにより、加工中心線
CL上にパイプを真っ直ぐに支持した状態で加工するこ
とができるにで加工精度が向上する。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のレーザー加工装置のパイプ支持装置いおいて、前記支
持台を基台上に複数設けると共に前記パイプ支持孔は各
種直径のパイプ支持孔からなるものであるから、複数の
種類のパイプの加工に1種類のパイプ支持装置で対応す
ることができる。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のレーザー加工装置のパイプ支持装置いおいて、前記パ
イプ支持孔は、前記パイプ支持部材の外方に開口した開
口部を有するものであるから、パイプ支持部材が原因で
の加工ができない領域いわゆるデッドゾーンが生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるレーザー加工装置のパイプ支持
装置の実施の形態を示した正面図。
【図2】図1におけるパイプ支持装置の部分のみをII
−II線に沿って断面した側面図。
【図3】図2におけるパイプ支持装置を拡大した斜視
図。
【符号の説明】
1 レーザー加工装置 3 X軸キャリッジ3 5 Y軸キャリッジ 7 レーザー加工ヘッド7 9 ノズル9 13 基台 15 パイプ 17 パイプ回転装置 19 パイプ支持装置 21 スライド 23 案内部 25 スライド案内 29 パイプ支持部材 31 支持台 35 パイプ支持孔 37 開口部 40 固定装置 CL パイプの加工中心線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上にパイプを回転するパイプ回転装
    置と前記パイプを支持するパイプ支持装置とを設け、前
    記基台の上方にパイプを加工するレーザー加工ヘッドと
    を設けたレーザー加工装置のパイプ支持装置において、
    前記パイプ支持装置は、前記基台上に前記パイプと平行
    方向に移動自在のスライドを設け、該スライドに設けた
    支持台に複数のパイプ支持孔を同一円周上に有するパイ
    プ支持部材を回転可能に軸支して設け、該支持台に前記
    パイプ支持孔をパイプ加工位置に固定可能な固定装置を
    設けてなることを特徴とするレーザー加工装置のパイプ
    支持装置。
  2. 【請求項2】 前記支持台を基台上に複数設けると共に
    前記パイプ支持孔は各種直径のパイプ支持孔からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置のパ
    イプ支持装置。
  3. 【請求項3】 前記パイプ支持孔は、前記パイプ支持部
    材の外方に開口した開口部を有することを特徴とする請
    求項2に記載のレーザー加工装置のパイプ支持装置。
JP7182411A 1995-07-19 1995-07-19 レーザー加工装置のパイプ支持装置 Pending JPH0929477A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044763A1 (de) * 1998-03-04 1999-09-10 Elpatronic Ag Verfahren und vorrichtung zur herstellung von rohren
JP2011020151A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Amada Co Ltd ワーク支持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044763A1 (de) * 1998-03-04 1999-09-10 Elpatronic Ag Verfahren und vorrichtung zur herstellung von rohren
US6417482B1 (en) 1998-03-04 2002-07-09 Elpatronic Ag Method and device for producing pipes
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