JP4313363B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PDA(Personal Digital Assistant)、PHS(Personal Handyphone System)、PC(Personal Computer )、ハンドヘルドPC(handheld Personal Computer)、その他の情報携帯端末等、指紋の読取りによる個人認証機能を備える情報処理装置に関し、その指紋読取り部における指紋検出構造に関する。
情報処理装置として例えば、携帯電話装置は、多様なアプリケーションの搭載により各種の情報処理等、その活用範囲を拡大しており、個人情報の保護等、セキュリティ保護を強化する必要がある。そのため、携帯電話装置には、機能をロックする機構が搭載され、予め設定されたパスワードを用いてロック状態を解除する等の対策が採られている。パスワードにはダイヤル操作に用いられるキー入力可能な記号が用いられており、扱いが簡易である反面、設定及びその解除操作を必要とし、ユーザがそのパスワードを常に記憶に止めておかなければならず、パスワードを忘れたり、設定や操作を怠ると、セキュリティ保護が得られない。このようなパスワードによる方法に比較し、指紋情報による個人認証は扱いが簡易である上、より高度なセキュリティ保護が期待できる。指紋情報は、携帯電話装置等の情報処理装置に搭載された指紋センサに指を接触させることにより得ることができる。
この指紋情報を用いた個人認証に関する先行特許文献として例えば、特許文献1には、携帯電話の送受信時の記録データ照合により他人の携帯電話機の不正使用を防止する技術が開示され、特許文献2には、指紋読取り部にカバーを備えるとともに、操作者が持つ静電気を除去することが開示されている。特許文献3(特許文献4)には、光学的生体認証機能を持つ表示デバイスを用いた認証システムが開示され、手の平を表示部にかざし、認証を行うことが開示されているが、これは、画面が手の平で遮られる欠点がある。特許文献5(特許文献6)には指紋センサ部にカバーを備えるとともに、操作者が持つ静電気を除去する技術が開示されているにすぎない。特許文献7(特許文献8)には、光学的センシング方式による指紋認証機能を持つ情報端末装置について開示されているが、光源の光量がセンサ感度に影響を与え、設置スペースが大きくなる。特許文献9には、表示機能を備えた指紋画像入力装置の構造が開示されているが、これは、画面が手の平で遮られてしまい、検出時、表示機能が損なわれる。特許文献10(特許文献11)には、透明電極を用いた光学感知デバイスを搭載する電子装置が開示されているが、透明電極を通過する光量がセンサ感度に影響を与え、設置スペースが大きくなる。特許文献12には、携帯電話機のバッテリパック裏に指紋センサを実装することが開示されているにすぎない。特許文献13には、操作パネルに指紋センサを備えた携帯端末装置が開示されているにすぎない。また、特許文献14には、表示部に隣接して形成されたスリットを通して指の指紋を本体内のイメージセンサで読み取る携帯電話機が開示されているが、スリット上に指をスライドさせると、スリットに皮膚の一部やごみ等が入り、これがセンサ感度を低下させるおそれがある。
特開平5−95329号公報 特開2001−5951号公報 特開2002−49593号公報 公開US2001/0031074A1 特開2002−123821号公報 公開US2002/0044675A1 特開2002−185843号公報 公開US2002/0003892A1 特開2002−245443号公報 特表2001−510579号公報 USP6327376B1 特開2001−155137号公報 特開2002−330202号公報 特開2002−279412号公報
ところで、携帯電話装置等、各種の情報処理装置には、軽量化、小型化や、外部からの衝撃、手垢、汗、水分等に対する耐性や堅牢性、耐久性が要請され、多様な機能を備えて個人の貴重な情報を格納するためにセキュリティ機能の強化を必要とし、直接手で触れるものであるため、利便性や意匠性、安全性等も要求されている。そして、指紋検出によってセキュリティ機能を実現し、それを維持するには、その検出機能の強化及びその防護が必要である。
本発明は、前記課題に鑑み創案されたものであり、指紋の読取りによる個人認証機能を備える情報処理装置に関し、検出機能の強化を図った検出構造を実現することを目的としている。
より詳しくは、本発明は、指紋の読取りによる個人認証機能を備える情報処理装置に関し、堅牢性、耐久性を向上させ、情報処理装置の軽量化、小型化の向上にも寄与する検出構造を実現することを目的とする。
また、他の目的として、本発明は、センサ部の保護を強化してセンサ部に対する外的要因である衝撃、手垢、汗、水分等に対する耐性を高め、指紋の検出感度の低下を防止し、検出感度を維持して指紋検出の信頼性を高めた検出構造を実現することを目的とする。
さらに、他の目的として、本発明は、使用者の安全性や情報処理装置の意匠性に配慮した検出構造を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、指紋読取り機能を備える情報処理装置であって、窓部を備える筐体と、この筐体に設置され、前記窓部にセンサ面を露出させた指紋センサと、前記筐体の内部又は前記筐体に設置され、前記指紋センサの前記センサ面を前記窓部より露出させる開口部を形成したフレームとを備え、前記フレームは、中途部を屈曲させて高さを異ならせ、前記指紋センサの上面部を覆う平坦部と、この平坦部から前記センサ面に向かって傾斜する傾斜面部とを備え、前記指紋センサと前記平坦部との間を封止する封止部材を備え、前記平坦部が接着材によって前記指紋センサに固定され、かつ前記封止部材が前記接着材によって前記平坦部に固定され、前記筐体の前記窓部を通して前記フレームに指を接触させる構成である。フレームは、ステンレス等の金属材料、又は導電性材料のいずれでもよい。
斯かる構成とすれば、指紋センサのセンサ面の上面側がフレームによって包囲されており、センサ面に向けられた指がフレームに接触するので、指紋検出を確実に行え、検出機能の強化が図られる。指紋検出時、指がセンサ面と同時にフレームに接触するため、指からの圧力がフレーム側で分散し、センサ面側に過剰な圧力が加わることが防止される。
上記目的を達成するためには、前記指紋センサは、前記筐体に設置された配線部材に実装された構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記筐体の前記窓部を通して指が前記指紋センサの前記センサ面と同時に前記フレームに接触する構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記フレームは、既述の金属材料で構成してもよく、また、接地電極として構成させてもよい。斯かる構成とすれば、指紋検出時、指がセンサ面と同時にフレームに接触するため、指からの圧力がフレーム側で分散し、センサ面側に過剰な圧力が加わることが防止され、フレームにより指紋センサの保護、接触電極等の機能が実現される。このため、これらの機能を実現する部品を別個に設置することが不要になる。
上記目的を達成するためには、前記指紋センサは、例えば、前記センサ面と前記フレームとの間に指を介在させることにより電気的導通を得て、指紋を検出する接触センサで構成することができる。
上記目的を達成するためには、前記フレームの構成として、導電性材料からなる前記筐体、絶縁材料で形成された前記筐体に設置した導電性部材又は導体層で構成してもよい。導体層は、導電性材料の蒸着、めっき、塗布等で構成できる。
また、上記目的を達成するためには、前記フレームの他の構成として、指を接触させる枠部とともに、この枠部から突出させた1又は2以上の脚部を備え、脚部を前記筐体に設置されている配線部材に固定される構成としてもよいし、また、前記フレームは、ステンレスで構成されて配線部材の導体部と接触する部分にはんだ付け可能な金属層を備える構成としてもよい。フレームと配線部材の導体部の接続手段としては、はんだ、導電性接着材又は機械的な固着が可能であるが、ステンレスでフレームを構成した場合、導体部と接触する部分にはんだ付け可能な金属層を備えれば、はんだによる良好な接続及び固着が可能である。
また、上記目的を達成するためには、フレームの支持構造として、前記フレームと前記指紋センサとの間に弾性部材を介在させた構成としてもよい。斯かる構成とすれば、弾性部材がフレームに加わる指の圧力を緩衝し、指紋センサ側に対する過剰な加圧が防止される。
また、上記目的を達成するためには、指紋センサ又はそのセンサ面の保護形態として、前記筐体の前記窓部を開閉し、閉じた際に前記センサ面を保護する保護カバーを備える構成としてもよく、また、前記筐体の前記窓部を開閉し、閉じた際に前記センサ面を保護する保護カバーが、前記筐体を構成する折畳み可能な第1の筐体部又は第2の筐体部のいずれか一方で構成され、これら第1の筐体部と第2の筐体部が折り畳まれた際に前記窓部が閉じられる構成としてもよい。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施形態を参照することにより、一層明瞭となるであろう。
本発明によれば、センサ部の保護を強化してセンサ部に対する外的要因である衝撃、手垢、汗、水分等に対する耐性が高められ、指紋の検出感度の低下の防止とともに、検出感度を維持して指紋検出の信頼性の向上に寄与する。
また、本発明によれば、フレーム側で指の圧力を受け止めることができる等、情報処理装置の堅牢性、耐久性を向上させることができ、接地電極機能と指紋センサの保護機能の強化とを実現し、これらの機能をフレームで実現し、筐体とフレームとの一体化等により、情報処理装置等の搭載機器の軽量化、小型化の向上に寄与することができる。
また、本発明によれば、指紋センサのセンサ面を保護カバーや筐体部で覆うので、指紋センサの保護を強化することができ、センサ部に対する外的要因である衝撃、手垢、汗、水分等に対する耐性が高められて指紋の検出感度の低下を防止できるとともに、検出感度の維持を図ることができ、指紋検出の信頼性を高めることができる。
また、本発明において、フレームをステンレスで構成すれば、金属アレルギの抑制等により、使用者の安全性を高めることができ、筐体の窓部に開口部を持つフレームを設置し、その開口部からセンサ面を露出させる構造又は保護カバーによりセンサ面を隠蔽する等により、情報処理装置等の搭載機器の意匠性を損なうことがなく、有用である。
第1の実施形態
本発明の第1の実施形態を図1ないし図5を参照して説明する。図1は折畳み機構を有する携帯電話装置を示す図、図2は折畳み状態の携帯電話装置を示す図、図3は図1のIII −III 線断面図、図4は携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図、図5は指紋読取り部の使用状態を示す図である。
この実施形態では、情報処理装置として携帯電話装置2を例示しており、この携帯電話装置2の筐体4は、第1及び第2の筐体部6、8をヒンジ部10を介して連結されて折畳み可能に構成されている。筐体部6の外面部には、複数のキー12からなるキー入力部14、受音口16とともに、指紋読取り部18が設けられている。指紋読取り部18には筐体部6に例えば、正方形状の窓部20が形成され、この窓部20には筐体部6内に設置された指紋センサ22のセンサ面24を露出させてある。指紋センサ22は例えば、接触センサで構成される。そこで、接触センサで構成される指紋センサ22によれば、窓部20からセンサ面24に指を接触させると、センサ面24と接地点との間で凹凸面を成す指紋の凸部で電気的な導通が得られる結果、指紋が電気信号として検出される。指紋センサ22に得られた指紋情報を図示しない処理装置に個人認証情報として提供され、個人認証処理に用いられる。
また、筐体部8側には第1の表示部26及び放音口28が設けられ、表示部26には図示しないLCDディスプレイが設置され、放音口28の内部にはスピーカが設置されている。
そして、折畳み可能な筐体部6、8は、図2に示すように、折り畳まれて閉じられ、筐体部6側に設置された指紋読取り部18の窓部20が筐体部8で閉じられ、指紋読取り部18の機能部分である窓部20内のセンサ面24が筐体部8で覆われる。筐体部8の外面部には第2の表示部32が設けられている。
また、指紋読取り部18には、図3及び図4に示すように、筐体部6が前側筐体部6Fと後側筐体部6Bとで構成され、前側筐体部6Fには窓部20が形成されているとともに、筐体部6の内側に指紋センサ22が設置されている。この指紋センサ22は、筐体部6に内蔵された配線部材であるプリント回路基板34に実装され、そのセンサ面24が筐体部6の窓部20に合致するように位置決めされている。指紋センサ22の各リード36は、配線部材の導体部として、プリント回路基板34の導体パターン38に導電性接続材として例えば、はんだ40で接続されている。導電性接続材としては、はんだ40以外の導電性接着材を用いてもよい。
そして、筐体4の内部には、指紋センサ22の上面側に、指紋センサ22を防護する防護部材としての機能又は接触電極としての機能又は双方の機能を備えるフレームの一例として、ステンレス等の剛性を備えた導電性材料又は金属材料からなる電極42が設置され、この電極42は枠部44と脚部46とを備えている。枠部44は、指紋センサ22の垂直投影面積より大きく、指紋センサ22の上面部を覆うように、前側筐体部6Fの背面部と指紋センサ22の上面部との間に設置されており、この枠部44には平坦部49が備えられているとともに、窓部20に対応する開口部50が形成され、この開口部50の内縁部には傾斜面部52が形成されている。この場合、平坦部49は、その中途部を屈曲させて高さを異ならせ、この平坦部49の上面部には前側筐体部6Fの内壁面が密着している。傾斜面部52は、指紋センサ22のセンサ面24を包囲する上面形状に沿って設置されるとともに、センサ面24に向かって傾斜している。また、脚部46は、枠部44の外縁部に形成されて指紋センサ22の厚み方向に屈曲し、その先端部にはプリント回路基板34と例えば、平行面を成す接続部54が形成されている。この接続部54は、配線部材の導体部として、プリント回路基板34の導体パターン56に導電性接続材として例えば、はんだ40で接続されて接地されている。導電性接続材としては、はんだ40以外の導電性接着材を用いてもよい。
この実施形態では、指紋センサ22の上面部には両面接着テープ等の接着材58を介在させて電極42の枠部44が接着されて固定され、枠部44と指紋センサ22との間には封止部材としてゴム等からなるパッキング60が設置され、枠部44と指紋センサ22との間の隙間が封止されて水密状態を維持している。
このような接着材58とパッキング60とを併用して防水対策が施されているが、防水テープ等を用いて枠部44と指紋センサ22とを固着し、枠部44と指紋センサ22との間の隙間を水密状態に封止してもよい。
この実施形態に係る携帯電話装置2によれば、指紋読取り部18がキー入力部14の近傍に設置されており、キー入力と同様の要領で指の指紋を読み取らせることができる。その場合、図5に示すように、筐体部6の窓部20を通して電極42の開口部50から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる場合、センサ面24に向けられた指が窓部20より電極42に接触し、この電極42の開口部50に露出するセンサ面24に当たり、センサ面24と同時に電極42に接触させることができる。即ち、センサ面24に接触した指の皮膚をセンサ面24と接地点との間に介在させて電気的に導通させ、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が検出される。この検出情報が個人認証情報として用いられ、携帯電話装置2のセキュリティが強化される。
この場合、指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際、指からの圧力が電極42側に作用して分散されるので、過剰な圧力や衝撃から指紋センサ22及びそのセンサ面24が電極42によって防護される。即ち、電極42は、指紋検出時に指に接触させる接地電極として機能するとともに、センサ面24及び指紋センサ22を防護しており、接地電極機能と防護機能とを単一の電極42で実現していることから、部品点数を増加させることがなく、携帯電話装置2の小型化、軽量化に寄与している。
また、電極42が例えば、ステンレスで構成されている場合には、剛性が高く、指からの圧力に対して対抗し得る強度が得られるとともに、ユーザに対する安全性が高められ、金属アレルギを誘発させることもない。また、ステンレスで電極42を構成すれば、防錆処理を施すことなく、接触する指と安定した電気的導通を取ることができ、センサ感度を長期的に維持することができるとともに、携帯電話装置2の意匠的装飾性に寄与している。
また、電極42の平坦部49と前側筐体部6Fの背面部とが密着しているので、筐体部6内への水滴や異物の侵入を防止でき、また、電極42と指紋センサ22との間も接着材58で固着され、パッキング60で水密状態に維持されているので、防滴性、防塵性が高められる。即ち、筐体4内に水滴や異物が侵入するのを防止できるとともに、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性、耐久性が得られている。この結果、信頼性の高いセキュリティ機能の実現及び維持に寄与することができる。
また、筐体部6の上面の指紋読取り部18の構成が簡略化されており、携帯電話装置2の意匠性を損なうこともなく、利便性の高い携帯電話装置2が構成されている。
また、窓部20に露出した電極42の表面部には、外装部材である筐体部6と同様に、エンボス加工や色付け等の表面処理を容易に行うことができる。
また、開口部50を備えた枠部44及び脚部46からなる電極42はステンレス板等の金属板を用いてプレス加工によって容易に成形することができ、しかも、傾斜面部52は絞り加工によりノッチ(切込み)なしに加工することができる。このような加工により、指に対する安全性が高められる。
また、弾性部材であるパッキング60を備えた構造であるため、このパッキング60が持つ弾性が電極42に加わる指の圧力を緩衝し、指紋センサ22側に加わる過剰な圧力が抑制され、パッキング60により指紋センサ22が防護される。
そして、不使用時には、図2に示すように、折畳み可能な筐体部6、8を折り畳むと、筐体部6側に設置された指紋読取り部18の窓部20が筐体部8で閉じられ、窓部20内のセンサ面24が筐体部8で覆われ、水滴や異物の侵入から保護される。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態を図6を参照して説明する。図6は第2の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す縦断面図である。
この実施形態では、既述のフレームとしての電極42の枠部44の平坦部49と前側筐体部6Fとを封止部材として接着材62を介在させて固着させている。接着材62は例えば、防水テープを用いることができる。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
斯かる構成によれば、電極42の枠部44の平坦部49と前側筐体部6Fとの間を接着材62で封止することができ、筐体部6内への水滴や異物の侵入が防止されるとともに、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が得られる。また、プリント回路基板34に電極42を実装、固定した後、電極42の平坦部49に接着材62として例えば、防水性を持つ両面接着テープを貼付し、その上に前側筐体部6Fを貼り付けることにより、電極42の枠部44の平坦部49と筐体部6の前側筐体部6Fとの間を封止することができ、組立ての容易化とともに、水密性、堅牢性及び耐久性を実現することができる。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態を図7を参照して説明する。図7は第3の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解断面図である。
この実施形態では、前側筐体部6Fの内面側に既述のフレームとしての電極42の枠部44の平坦部49を筐体部6の樹脂成形等によって一体に固着したものである。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
斯かる構成とすれば、前側筐体部6Fと電極42との密着性を高め、筐体部6即ち、筐体4内に水滴や異物が侵入するのを防止できるとともに、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が高められる。
第4の実施形態
本発明の第4の実施形態を図8を参照して説明する。図8は第4の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す縦断面図である。
この実施形態では、前側筐体部6Fの背面側及び窓部20の周面部に電気的な導通を取るための導体部として導電性材料のめっき処理、蒸着処理や塗布によって導体層64が設置され、この導体層64の外面に既述のフレームとしての電極42の枠部44の平坦部49が接着材65で固着されている。この場合、前側筐体部6Fとプリント回路基板34との間には、導電性材料からなるねじ66が取り付けられ、このねじ66を介して導体層64とプリント回路基板34の導体パターン68とが接続されている。導体パターン68は電極42と電気的に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、前側筐体部6Fの窓部20を通して電極42の開口部50から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際に、窓部20側の導体層64に指を接触させることができ、センサ面24に接触した指の部分は、センサ面24と電極42及び導体層64で構成される接地点との間に介在し、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が電気的に検出され、検出精度をより高めることができる。
導体層64の表面には、筐体部6と同様に色付けや導電性を良好にするための表面処理を施してもよい。
第5の実施形態
本発明の第5の実施形態を図9を参照して説明する。図9は第5の実施形態に係る携帯電話装置に用いられる電極42の脚部46の縦断面図である。
この実施形態では、既述のフレームとしての電極42がステンレス等のはんだにより接続できない場合又は接続し難い場合の処理について示している。即ち、電極42の脚部46の少なくとも接続部54には、はんだの接続を可能にするための金属層70が形成されている。この金属層70は、ステンレスからなる電極42の心材の表面に第1の金属層としてニッケル(Ni)層72を形成し、このニッケル層72の上に第2の金属層として金(Au)層74を形成したものである。第2の金属層である金層74に代え、パラジウム(Pd)層を形成してもよい。
このような金属層70を形成すれば、はんだによる接続性が高められ、電極42とプリント回路基板34の導体パターン56との接続強度を高め、指紋検出の信頼性向上に寄与することができる。この場合、接続手段に導電性接着材を使用する場合には、このような金属層70の処理は不要である。
第6の実施形態
本発明の第6の実施形態を図10及び図11を参照して説明する。図10は第6の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解斜視図、図11は第6の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18の縦断面図である。
第1、第2、第4及び第5の実施形態では、既述のフレームとしての電極42を筐体部6と別部材として構成したが、第6の実施形態では、筐体部6の前側筐体部6Fと一体に電極42を構成したものである。前側筐体部6Fには、脚部46のない板状の電極42が設置され、この電極42を前側筐体部6Fの窓部20内に露出させ、電極42には開口部50が形成されている。図11に示すように、環状の電極42の平坦部49側が合成樹脂で成形された筐体部6の前側筐体部6Fにインサート成形等で埋め込まれて取り付けられている。この電極42は、第1の実施形態の電極42から脚部46を除いて形成された形態であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。この場合、電極42は、図示しないが、プリント回路基板34の導体パターン56(図3等)に配線部材等を用いて電気的に接続されて接地される。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、前側筐体部6Fの窓部20を通して電極42の開口部50から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際に、窓部20側の電極42に指を接触させることができ、センサ面24に接触した指の部分は、センサ面24と電極42で構成される接地点との間に介在し、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が電気的に検出され、検出精度をより高めることができる。そして、電極42は前側筐体部6Fと一体であり、前側筐体部6Fと別部品としていないため、部品点数の削減により、携帯電話装置2の小型化、軽量化に寄与することができる。また、この場合、電極42と前側筐体部6Fとの封止処理が不要になるとともに、筐体部6即ち、筐体4内への水滴や異物の侵入が防止され、しかも、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が得られ、組立ての容易化も図られる。
第7の実施形態
本発明の第7の実施形態を図12及び図13を参照して説明する。図12は第7の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解斜視図、図13は第7の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18の縦断面図である。
この実施形態では、筐体部6が合成樹脂等の絶縁材料で形成されており、前側筐体部6Fを指紋センサ22のセンサ面24側に延長するように漏斗状に構成し、前側筐体部6Fに形成された窓部20の周縁部には導通を取るための導体部として導体層76が形成されており、この導体層76を以て既述のフレームとしての電極42が構成されている。図13に示すように、前側筐体部6Fの窓部20の周面部には、導体層76が金属や導電性樹脂等の導電性材料のめっき処理、蒸着処理や印刷、塗布等で構成され、電極42を構成している。この場合、電極42は、図示しないが、プリント回路基板34の導体パターン56(図3等)に配線部材等を用いて電気的に接続されて接地される。この実施形態においては、前側筐体部6Fの下面側には、防水性を持つ両面接着テープ等の接着材58により指紋センサ22が固定されて封止されているとともに、指紋センサ22の上部側に設置されたパッキング60によって指紋センサ22と前側筐体部6Fとの間が更に封止されている。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、前側筐体部6Fの窓部20を通して電極42の開口部50から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際に、窓部20側の導体層76に指を接触させることができ、センサ面24に接触した指の部分は、センサ面24と電極42(導体層76)で構成される接地点との間に介在し、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が電気的に検出され、検出精度が高められる。そして、電極42は前側筐体部6Fと一体であるため、電極42と前側筐体部6Fとの封止処理が不要になるとともに、部品点数の削減により、携帯電話装置2の小型化、軽量化に寄与する。また、筐体部6即ち、筐体4内への水滴や異物の侵入が防止され、しかも、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が得られ、組立ての容易化も図られる。
第8の実施形態
本発明の第8の実施形態を図14及び図15を参照して説明する。図14は第8の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解斜視図、図15は第8の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18の縦断面図である。
この実施形態では、筐体部6が合成樹脂等の絶縁材料で形成されており、前側筐体部6Fに形成された窓部20側の筐体部分をステンレス等の導電性金属で形成し、既述のフレームとしての電極42を構成したものである。図15に示すように、前側筐体部6Fの窓部20の筐体部分が電極42であり、この実施形態では、前側筐体部6Fの窓部20が電極42の開口部50を兼用している。この場合、電極42を構成する前側筐体部6Fの形態及び指紋センサ22との封止形態は第7の実施形態と同様である。また、図示しないが、プリント回路基板34の導体パターン56(図3等)に配線部材等を用いて電気的に接続されて接地される。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、前側筐体部6Fの窓部20、即ち、電極42から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際に、電極42にその指が接触し、センサ面24に接触した指の部分は、センサ面24と電極42で構成される接地点との間に介在し、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が電気的に検出され、検出精度が高められる。そして、電極42と前側筐体部6Fとが同一部材であるため、電極42と前側筐体部6Fとの封止処理が不要になるとともに、筐体部6即ち、筐体4内への水滴や異物の侵入が防止され、しかも、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が得られる。封止処理の不要化、組立ての容易化が図られる。
第9の実施形態
本発明の第9の実施形態を図16及び図17を参照して説明する。図16は第9の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解斜視図、図17は第9の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18の縦断面図である。
この実施形態では、金属材料として例えば、マグネシウム(Mg)又はマグネシウム合金で筐体部6が形成されており、この筐体部6を以て既述のフレームとしての電極42を構成することも可能である。この場合、図17に示すように、筐体部6の表面には樹脂膜等の保護膜として防食膜78が形成され、窓部20の周囲部には金属蒸着等により電気的な導通を取るための導体部として導体層79が形成され、この導体層79によって電極42が構成されている。この実施形態では、前側筐体部6Fの窓部20が電極42の開口部50を兼用している。この場合、電極42は、図示しないが、プリント回路基板34の導体パターン56(図3等)に配線部材等を用いて電気的に接続されて接地される。その他、第9の実施形態において、第8の実施形態(図15)と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、前側筐体部6Fの窓部20、即ち、電極42(導体層79)から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させる際に、電極42にその指が接触し、センサ面24に接触した指の部分は、センサ面24と電極42で構成される接地点との間に介在し、指紋センサ22の走査によりセンサ面24上の指紋が電気的に検出され、前記実施形態と同様に、検出精度が高められる。そして、電極42が前側筐体部6Fに形成されているため、電極42と前側筐体部6Fとの間の封止処理が不要になるとともに、外部からの衝撃に対抗し得る堅牢性や耐久性が得られ、封止処理の不要化、組立ての容易化が図られる。この場合、前側筐体部6Fを金属材料で構成し、後側筐体部6Bを合成樹脂で構成してもよい。
第10の実施形態
本発明の第10の実施形態を図18を参照して説明する。図18は第10の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部18を示す分解斜視図である。
第1の実施形態に係る電極42では、左右2本の脚部46を以て枠部44を支持する構成としたが、この実施形態の電極42は、中央部に開口部50が形成された正方形状の枠部44の4つの角部に脚部80が形成され、プリント回路基板34に実装された指紋センサ22の角部側に形成された導体パターン82に接続するとともに、4本の脚部80を以て枠部44を支持するようにしたものである。
斯かる構成によれば、図5を参照して既述した通り、筐体部6の窓部20、即ち、電極42から指紋センサ22のセンサ面24に指を接触させた際に、指からの圧力を枠部44から各脚部80に分散させることができ、過剰な圧力や衝撃から指紋センサ22及びそのセンサ面24を電極42によって防護することができる。
第11の実施形態
本発明の第11の実施形態を図19を参照して説明する。図19は第11の実施形態に係る携帯電話装置を示す図である。
第1の実施形態では、携帯電話装置2の筐体部6と筐体部8との折畳み構造を利用して指紋読取り部18の防護構造としたが、この実施形態では、筐体4に指紋読取り部18が設置されているとともに、その窓部20を開閉する防護部材として板状の保護カバー84が備えられている。この保護カバー84は支持軸86によって矢印Aで示す方向に回動可能に筐体4に取り付けられ、筐体4には保護カバー84の平面形状に対応した凹部88が形成されている。この凹部88には指紋読取り部18の窓部20が形成されており、窓部20は保護カバー84の回動により開閉させることができる。保護カバー84は、窓部20を閉じたとき、凹部88に嵌まり込み、筐体4の面内に収納される。保護カバー84で窓部20を閉じることにより、指紋読取り部18の機能部分である指紋センサ22のセンサ面24が防護される。
なお、上記実施形態では、フレームを接地電極として電極42を例示したが、接地電極としての機能を持たない補強枠部材として構成してもよい。
また、第1ないし第5の実施形態では電極42の脚部46の接続部54をプリント回路基板34の導体パターン56にはんだ40により接続、固定し、また、第10の実施形態では、電極42の脚部80をプリント回路基板34の導体パターン82に接続、固定したが、導電性接着材の他、電気的接続及び固定手段として、配線部材に引掛け、加締め、ねじ止め等の機械的な手段を用いてもよい。
また、第1ないし第11の実施形態では情報処理装置として携帯電話装置2を例示し、この携帯電話装置2に搭載された指紋センサ22や、フレームとして電極42の構成について説明したが、本発明の情報処理装置や実施形態である携帯電話装置2に搭載されている各種の電極42の構成がフレームや電極の発明を構成し、各種の電極42を用いた指紋センサ22の構成が指紋センサの発明を構成し、また、電極42及び指紋センサ22からなる構成が指紋センサユニットの発明を構成するので、これらは独立した発明として捉えることができるものであるから、本発明の範囲は、実施形態に記載した携帯電話装置2や情報処理装置に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、情報処理装置として携帯電話装置を例に取って説明したが、本発明は、PDA、PHS、PC、ハンドヘルドPC、その他の情報携帯端末、ディジタルカメラ等、指紋の読取りによる個人認証機能を備える情報処理装置に関し、その指紋読取り部における指紋検出構造を必要とする各種の情報処理装置に適用できるものであって、情報処理装置に接続されて指紋情報を取り込む指紋読取装置も本発明の情報処理装置に含まれることは言うまでもないことであり、本発明が実施形態の携帯電話装置に限定されるものではない。
以上述べたように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、請求項に記載され、又は発明を実施するための最良の形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、指紋の読取りによる個人認証機能を備える情報処理装置に関し、検出機能の強化を図った検出構造を実現することができ、有用である。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置を示す図である。 第1の実施形態に係る携帯電話装置の折畳み状態を示す図である。 図1に示す携帯電話装置のIII −III 線拡大断面図である。 第1の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る携帯電話装置の電極の接続部分を示す拡大断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 第7の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 第8の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 本発明の第9の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す拡大断面図である。 本発明の第10の実施形態に係る携帯電話装置の指紋読取り部を示す分解斜視図である。 本発明の第11の実施形態に係る携帯電話装置を示す図である。
2 携帯電話装置(情報処理装置)
4 筐体
20 窓部
22 指紋センサ
24 センサ面
42 電極(フレーム)
44 枠部
46 脚部
49 平坦部
50 開口部
52 傾斜面部
58 接着材
60 パッキング(封止部材)

Claims (12)

  1. 指紋読取り機能を備える情報処理装置であって、
    窓部を備える筐体と、
    この筐体に設置され、前記窓部にセンサ面を露出させた指紋センサと、
    前記筐体の内部又は前記筐体に設置され、前記指紋センサの前記センサ面を前記窓部より露出させる開口部を形成したフレームと、を備え、
    前記フレームは、中途部を屈曲させて高さを異ならせ、前記指紋センサの上面部を覆う平坦部と、この平坦部から前記センサ面に向かって傾斜する傾斜面部とを備え、
    前記指紋センサと前記平坦部との間を封止する封止部材を備え、
    前記平坦部が接着材によって前記指紋センサに固定され、かつ前記封止部材が前記接着材によって前記平坦部に固定され、
    前記筐体の前記窓部を通して前記フレームに指を接触させる構成とした情報処理装置。
  2. 前記指紋センサは、前記筐体に設置された配線部材に実装された構成とした請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記筐体の前記窓部を通して指が前記指紋センサの前記センサ面と同時に前記フレームに接触する構成とした請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記フレームは金属材料で構成した請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記フレームは接地電極を構成する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記指紋センサは、前記センサ面と前記フレームとの間に指を介在させることにより電気的導通を得て、指紋を検出する接触センサで構成される請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記フレームは、導電性材料からなる前記筐体、絶縁材料で形成された前記筐体に設置した導電性部材又は導体層で構成される請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記フレームは、指を接触させる枠部とともに、この枠部から突出させた1又は2以上の脚部を備え、脚部を前記筐体に設置されている配線部材に固定される構成とした請求項1記載の情報処理装置。
  9. 前記フレームは、ステンレスで構成されて配線部材の導体部と接触する部分にはんだ付け可能な金属層を備える構成とした請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記フレームと前記指紋センサとの間に弾性部材を介在させた構成である請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記筐体の前記窓部を開閉し、閉じた際に前記センサ面を保護する保護カバーを備える構成とした請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記筐体の前記窓部を開閉し、閉じた際に前記センサ面を保護する保護カバーが、前記筐体を構成する折畳み可能な第1の筐体部又は第2の筐体部のいずれか一方で構成され、これら第1の筐体部と第2の筐体部が折り畳まれた際に前記窓部が閉じられる構成とした請求項1記載の情報処理装置。
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