JP5314773B2 - 部品モジュール - Google Patents

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Description

本発明は部品モジュールに関する。
この種の部品モジュールは、指などの検出対象が接触可能な透明な可撓性を有するシートと、前記シート上に印刷されており且つ検出対象の接触を検出可能な静電容量方式の電極と、前記シート上に設けられた樹脂部とを有している(特許文献1参照)。
特開2009−238661号公報
シート上に印刷された電極は樹脂部により覆われているので、電極と外部との接続が困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、電子部品と外部との接続を容易にすることができる部品モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の部品モジュールは、シートと、センサ、電子部品又は回路基板と、前記シート上に設けられた補強部と、前記センサ、電子部品又は回路基板に接続された接続部と、前記シート上に設けられており且つ前記センサ、電子部品又は回路基板と前記補強部と前記接続部とが埋め込まれた樹脂部とを備えている。前記樹脂部は、当該樹脂部における前記補強部の前記シートの反対側の部分に設けられた第1開口を有している。少なくとも前記補強部及び前記接続部の一部が前記第1開口から前記樹脂部外に露出している。
このような発明の態様による場合、接続部の一部が樹脂部の第1開口から露出しているので、当該接続部の露出した部分を外部に接続することにより、センサ、電子部品又は回路基板を容易に外部接続することができる。しかも、第1開口は、補強部の一部を上記反対側で当該樹脂部外に露出させるように樹脂部に設けられている。すなわち、樹脂部の第1開口下には補強部が埋め込まれているので、第1開口が設けられたことにより生じる樹脂部の肉厚低下による樹脂部の強度低下が抑止される。
前記接続部は可撓性を有する構成とすることが可能である。前記補強部は、前記接続部を係合している又は前記接続部に固着されている構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、樹脂部に第1開口から一部が露出するように埋め込まれた補強部が、接続部を係合する又は接続部に固着されているので、樹脂部にセンサ、電子部品又は回路基板と補強部と接続部とをインサート成形等により埋め込む際に、接続部の第1開口から露出した部分の移動を抑制することができる。よって、樹脂部にセンサ、電子部品又は回路基板と前記補強部と前記接続部とを埋め込む作業の効率が向上する。
前記センサ、電子部品又は回路基板は、前記シート上に設けられた構成とすることが可能である。又は、前記センサ、電子部品又は回路基板は、当該センサ、電子部品又は回路基板と前記シートとの間に間隙を有した状態で前記樹脂部に埋め込まれた構成とすることが可能である。
前記部品モジュールは、スペーサを更に備えた構成とすることが可能である。前記スペーサ及び前記センサ、電子部品又は回路基板が、この順で前記シート上に積層され、前記樹脂部に埋め込まれた構成とすることが可能である。
前記スペーサのシート側の全角部が曲面状である構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、スペーサのシート側の全角部が曲面状であるので、スペーサの外形が樹脂部の成形時に可撓性を有するシートに凹凸となって現れるのを抑止することができる。また、前記スペーサが前記シートと同系の材料又は弾性を有する材料で構成された態様とすることが可能である。このような発明の態様による場合、スペーサがシートと同系の材料又は弾性を有する材料で構成されているので、スペーサの外形が樹脂部の成形時に可撓性を有するシートに凹凸となって現れるのを抑止することができる。
前記部品モジュールは、前記補強部上の前記樹脂部と前記第1開口との境界部分に設けられた弾性を有する遮蔽部を更に備えた構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、弾性を有する遮蔽部が前記補強部上の前記樹脂部と前記第1開口との境界部分に設けられているので、樹脂部を成形するときに、金型の前記第1開口を成形するための凸部に設けられた凹部内に樹脂部が流れ込むことを抑制することができる。
前記樹脂部は、当該樹脂部における前記センサ、電子部品又は回路基板の前記シートの反対側の部分に設けられた第2開口を更に有する構成とすることが可能である。又は、前記樹脂部は、当該樹脂部における前記センサ、電子部品又は回路基板の前記スペーサの反対側の部分に設けられた第2開口を更に有する構成とすることが可能である。これらの発明の態様による場合、樹脂部に第2開口が設けられているので、樹脂部の樹脂量を低減することができる。よって、部品モジュールの低コスト化を図ることができる。しかも、樹脂部の第2開口の下側には、センサ、電子部品又は回路基板、又は、シート上に積層されたスペーサ及びセンサ、電子部品又は回路基板が埋め込まれているので、第2開口が設けられたことにより生じる樹脂部の肉厚低下による樹脂部の強度低下が抑止される。
前記シート及び樹脂部の少なくとも一つが透光性を有する構成とすることが可能である。また、前記シート、樹脂部及びスペーサの少なくとも一つが透光性を有する構成とすることが可能である。前記シート及び樹脂部の双方が透光性を有する場合、樹脂部のシート対向面の裏側の面に、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部、又は、LED(Light Emitting Diode)やEL(Electro Luminescence)等の照明部を対向配置することが可能になる。また、前記樹脂部に前記第2開口が設けられている場合、前記樹脂部の透過率を向上させることができる。
前記補強部のシート側の全角部が曲面状である構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、補強部のシート側の全角部が曲面状であるので、補強部の外形が樹脂部の成形時に可撓性を有するシートに凹凸となって現れるのを抑止することができる。
前記補強部及びスペーサが一体化された構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、補強部及びスペーサが一体化されているので、部品点数の低減を図ることができる。
前記接続部は、当該接続部の前記第1開口から露出する部分上に設けられた外部接続部を更に有する構成とすることが可能である。
前記シートが透光性を有する場合、前記部品モジュールは、前記シートと前記樹脂部との間に設けられた加飾層を更に備えた構成とすることが可能である。
本発明の部品モジュールの第1製造方法は、接続部が接続されたセンサ、電子部品又は回路基板と、前記接続部を係合又は固着した補強部とを用意し、この状態で、前記センサ、電子部品又は回路基板及び補強部をシート上に固着し、前記シートを第1金型に固着し、第1、第2金型を組み合わせ、これにより第2金型の凸部を前記補強部に当接させ、その後、第1、第2金型内に樹脂を流し込み、その後、第1、第2金型を離型するようになっている。
前記センサ、電子部品又は回路基板を前記シートに固着させる代わりに、スペーサを前記シート上に固着させ、前記スペーサ上に前記センサ、電子部品又は回路基板を固着させるようにすることが可能である。
本発明の部品モジュールの第2製造方法は、接続部が接続されたセンサ、電子部品又は回路基板と、前記接続部を係合又は固着した補強部とを用意し、前記補強部をシート上に固着し、前記シートを第1金型に固着する一方、前記センサ、電子部品又は回路基板を第2金型に固着し、第1、第2金型を組み合わせ、これにより第2金型の凸部を前記補強部に当接させ、第1、第2金型内に樹脂を流し込み、その後、第1、第2金型を離型するようになっている。
前記第2金型は、前記凸部として機能する可動入れ子を有する構成とすることが可能である。この場合、第1、第2金型を組み合わせた後、前記可動入れ子を前記補強部に当接させる。
図1Aは、本発明の実施例1に係る部品モジュールの正面、平面及び右側面を表した概略的斜視図である。 図1Bは、前記部品モジュールの背面、平面及び左側面を表した概略的斜視図である。 図2Aは、前記部品モジュールの図1B中の2A−2A概略的部分端面図である。 図2Bは、前記部品モジュールの図1B中の2A−2A概略的部分断面図であって、電子機器の基板に取り付けられた状態を示す図である。 図3は、本発明の実施例2に係る部品モジュールの概略的部分端面図である。 図4は、本発明の実施例3に係る部品モジュールの概略的部分端面図である。 図5は、前記部品モジュールのスペーサの正面、底面及び右側面を表した概略的斜視図である。 図6は、本発明の実施例4に係る部品モジュールの概略的部分端面図である。 図7Aは、本発明の実施例1に係る部品モジュールの第1設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図7Bは、本発明の実施例2に係る部品モジュールの第1設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図7Cは、本発明の実施例3に係る部品モジュールの第1設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図8は、本発明の実施例3に係る部品モジュールの第2設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図9Aは、本発明の実施例1に係る部品モジュールの第2設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図9Bは、前記部品モジュールの概略的部分断面図であって、電子機器に搭載された状態を示す図である。 図10Aは、前記部品モジュールの設計変更例を示す概略的部分端面図である。 図10Bは、前記部品モジュールの別の設計変更例を示す概略的部分端面図である。
以下、本発明の実施例1〜4について説明する。
まず、実施例1に係る部品モジュールについて図1A〜図2Bを参照しつつ説明する。図1A〜図2Bに示す部品モジュールはタッチ入力装置である。前記部品モジュールは、シート100と、加飾層200と、樹脂部300と、タッチセンサ400(センサ)と、接続部500と、補強部600とを備えている。以下、前記部品モジュールの各構成要素について詳しく説明する。
シート100は、可撓性を有する略矩形状の透明樹脂フィルム(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやアクリルフィルム等)である。シート100は外面と内面とを有している。シート100の内面の周縁部には、図1A及び図1Bに示すように、黒色等の加飾印刷が施されている。この印刷された部分が枠状の加飾層200である。加飾層200により、シート100の中央部に矩形状の透明窓部W(図1A参照)が区画されている。このシート100の外面の透明窓部Wがタッチ入力面となる。シート100の内面及び加飾層200上には、図2A及び図2Bに示すように、接着層G1が塗布されている。
タッチセンサ400はリジット又はフレキシブル(可撓性を有する)な略矩形状の透明シート状の静電容量方式タッチパネルであって、タッチ入力面に接触する指などの検出対象を検出可能である。タッチセンサ400は、シート100の内面の透明窓部W及び加飾層200の内周縁部上に接着層G1及び粘着層G2により固着されている(すなわち、タッチセンサ400は、シート100の透明窓部W及び加飾層200の内周縁部上に積層されている)。タッチセンサ400は、シート100の外面に対して略平行である。よって、タッチセンサ400とシート100の外面(タッチ入力面)との間の距離は一定である。
タッチセンサ400がリジットな透明シート状である場合、下記1)〜3)の構成とすることが可能である。タッチセンサ400がフレキシブルな透明シート状である場合、下記4〜6)の構成とすることが可能である。
1)タッチセンサ400が、厚み方向の第1、第2面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の第1面上に設けられた複数の第1透明電極と、前記第1透明基板の第2面上に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。
2)タッチセンサ400が、第1透明基板と、この第1透明基板上に設けられた複数の第1透明電極と、前記第1透明電極を覆うように前記第1透明基板上に設けられた絶縁層と、この絶縁層上に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。
3)タッチセンサ400が、第1面を有する第1透明基板と、この第1透明基板の第1面に対向する第1面を有する第2透明基板と、前記第1透明基板の第1面に設けられた複数の第1透明電極と、前記第2透明基板の第1面に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。
4)タッチセンサ400が、厚み方向の第1、第2面を有するフレキシブルな絶縁性を有する第1透明フィルムと、前記第1透明フィルムの第1面に設けられた複数の第1透明電極と、前記第1透明フィルムの第2面に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。
5)タッチセンサ400が、フレキシブルな絶縁性を有する第1透明フィルムと、この第1透明フィルム上に設けられた複数の第1透明電極と、前記第1透明電極を覆うように前記第1透明フィルム上に設けられたフレキシブルな絶縁性を有する第2透明フィルムと、この第2透明フィルム上に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。
6)タッチセンサ400が、第1面を有するフレキシブルな絶縁性を有する第1透明フィルムと、第1透明フィルムの第1面に対向する第1面を有するフレキシブルな絶縁性を有する第2透明フィルムと、前記第1透明フィルムの第1面に設けられた複数の第1透明電極と、前記第2透明フィルムの第1面に設けられた複数の第2透明電極とを有する構成である。なお、上記第1透明フィルムとしてシート100を用いることが可能である。シート100が可撓性を有しない場合、第1透明基板としてシート100を用いることが可能である。
接続部500は可撓性を有している。具体的には、接続部500は、フレキシブルプリント基板(図2A及び図2B参照)又はフレキシブルな絶縁性を有する透明フィルムである。接続部500は、長さ方向の第1端部510と、第1端部510の反対側の第2端部520とを有している。接続部500がフレキシブルプリント基板である場合、第2端部520がタッチセンサ400の第1、第2透明基板の少なくとも一方又は第1、第2透明フィルムの少なくとも一方に接続されている。フレキシブルプリント基板の複数の導電ラインは第1、第2透明電極に接続されている。接続部500が透明フィルムである場合、第2端部520がタッチセンサ400の第1、第2透明基板の少なくとも一方に接続又は第1、第2透明フィルムの少なくとも一方に連接されている。透明フィルムの複数の導電ラインは第1、第2透明電極に接続されている。
補強部600は、絶縁樹脂、エラストマ、ホットメルト等の接着剤、OCA(Optical Clear Adhesive)、両面テープ又はSUS等の金属で構成された断面略U字状のブロックである。補強部600は、図2A及び図2Bに示すように、シート100の加飾層200上に接着層G1で固着されている。補強部600の長さ方向の両端部のうちの少なくとも一方には、接続部500が挿通された図示しない挿入孔が設けられている。補強部600の長さ方向の両端部の先端には、内側に凸の係合片610が設けられている。この係合片610の一方が、前記挿入孔を通った接続部500を係合している。補強部600の長さ方向の両端部及び幅方向の両端部のシート100側の角部は、曲面状になっている。これにより、補強部600の外形が樹脂部300の成形時に可撓性を有するシート100外面に凹凸となって現れ難くなっている。
樹脂部300はシート100の内面及び加飾層200上に設けられた略矩形状の絶縁性を有する熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂である。樹脂部300がシート100の内面及び加飾層200上に設けられることにより、シート100は、一般的に樹脂部300に密着又は同化し、硬質化している(可撓性を失っている)。また、樹脂部300により、フレキシブルなシート100のタッチ入力面がフラットな状態で維持されている。樹脂部300内にはタッチセンサ400、接続部500の第2端部520側の略半分及び補強部600の長さ方向の両端部及び幅方向の両端部(すなわち、補強部600の周縁部)が埋め込まれている。樹脂部300は、シート100の透明窓部Wに対応する略矩形状の中央領域と、当該中央領域の周りの周辺領域とを有している。樹脂部300の背面には、前記中央領域を囲うように複数のリブ310が横向き略U字状に配設されている(図1B参照)。リブ310は、電子機器の筐体又は基板PB(図2B参照)に固着可能である。リブ310が電子機器の筐体又は基板PBに固着された状態で、樹脂部300、加飾部200及びシート100が電子機器の化粧パネルとなる。また、樹脂部300の周辺領域の図2A及び図2Bの図示左側端部には矩形状の第1開口320が開設されている。この第1開口320から補強部600の前記周縁部の内側の中央部及び接続部500の第1端部510側の略半分が樹脂部300外に露出している。
以下、上述した構成の部品モジュールの製造方法について詳しく説明する。まず、シート100を用意する。その後、シート100の内面の周縁部にグラビア印刷等の加飾印刷を施し、加飾層200を形成する。その後、シート100の内面及び加飾層200上に接着層G1を塗布などの工程により形成する。
その一方で、接続部500が接続されたタッチセンサ400と補強部600とを用意する。その後、接続部500の第1端部510を補強部600の挿入孔に挿入する。すると、接続部500が補強部600の係合片610の一方に係合される。その後、タッチセンサ400上に粘着層G2を塗布などの工程により形成する。その後、タッチセンサ400をシート100の内面及び加飾層200上に設置する。これと共に、補強部600を加飾層200上の所定の位置(樹脂部300の第1開口320の位置に対応する位置)に設置する。これにより、タッチセンサ400が、接着層G1及び粘着層G2によりシート100の内面及び加飾層200上に固着される。補強部600が接着層G1により加飾層200上に固着される。
その後、加飾層200付きのシート100、タッチセンサ400、接続部500及び補強部600を図示しない第1金型内に入れ、シート100の外面を前記第1金型に固着させる。その後、第1金型に第2金型を組み合わせる。すると、第2金型の凸部が補強部600の中央部に当接する。このとき、前記凸部に設けられた凹部内に接続部500の第1端部510側の略半分が収容される。又は、前記凸部が接続部500の第1端部510側の略半分に当接する。この状態で、第1、第2金型内に熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を流し込み、当該熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂にタッチセンサ400、接続部500の第2端部520側の略半分及び補強部600の周縁部をインサート成形する。前記熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が硬化したものが樹脂部300となる。このようにしてタッチセンサ400がシート100に当接した状態で樹脂部300内に埋め込まれる。接続部500の第2端部520側の略半分がタッチセンサ400に接続された状態で樹脂部300内に埋め込まれる。補強部600の周縁部が樹脂部300に埋め込まれる。このインサート成形時において、第2金型の凸部が樹脂部300に第1開口320として、第2金型の複数の凹部内に入り込んだ熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が樹脂部300の複数のリブ310が形成される。シート100が樹脂部300に密着又は同化し、硬質化する。その後、第1、第2金型を離反させる。すると、補強部600の中央部及び接続部500の第1端部510側の略半分が、樹脂部300の第1開口320から樹脂部300外に露出する。
以上のように製造された部品モジュールは、図2Bに示すように、接続部500の第1端部510を上記電子機器の基板PB上のコネクタCに接続させる。その後、図2Bに示すように、部品モジュールを電子機器の基板PBにビス等で固着させる。これと共に、前記電子機器の筐体又は基板PBにリブ310を係合させる。これにより、部品モジュールが電子機器に搭載される。なお、電子機器の基板PB上には、LCD(Liquid Crystal Display)が実装されているものと、LCDが実装されていないものとがある。前者の場合、部品モジュールが筐体又は基板PBに固着された状態で、LCDが樹脂部300の中央領域の背面側に位置する。すなわち、LCDは、樹脂部300の中央領域、タッチセンサ400及びシート100の透明窓部Wを通じて外部から視認可能となる。
このような部品モジュールによる場合、樹脂部300の第1開口320から接続部500の第1接続部510が露出しているので、第1接続部510を簡単に基板PBに接続することできる。よって、タッチセンサ400と基板PB(外部)との接続が簡単になる。また、接続部500が可撓性を有しているものの、樹脂部300の第1開口320内に配置された補強部600により係合されているので、インサート成形時に金型内で、接続部500を位置固定しなくても良い。よって、インサート成形の作業効率が向上する。
樹脂部の成形時においてシートが可撓性を有する場合、シート上に成形される樹脂部に開口を設けようとすると、シートの開口から露出する部分にひけが発生したり、樹脂部の開口からの光漏れが発生したり、樹脂部の肉厚低下により樹脂部の強度低下が生じたりする。しかし、本部品モジュールは、接続部500を導出させるための第1開口320が、シート100上に固着された補強部600の中央部を露出させるように樹脂部300に設けられている。換言すると、樹脂部300の第1開口320下に補強部600がシート100に当接した状態で埋め込まれているので、樹脂部300の成形時に可撓性を有するシート100にひけが発生したり、樹脂部300の第1開口320から光漏れが生じたり、樹脂部300の肉厚低下による樹脂部300の強度低下が生じたりするのを抑止することができる。
更に、タッチセンサ400がシート100の内面上に積層された状態で、インサート成形により樹脂部300内に埋め込まれているので、シート100の外面(タッチ入力面)からタッチセンサ400までの距離が小さくなる。よって、タッチセンサ400の感度を向上させることができる。また、タッチセンサ400が樹脂部300に埋め込まれているので、タッチセンサ400の背面側にLCDが配置されたとしても、当該LCDとタッチセンサ400との距離を大きくすることができる。よって、LCDとタッチセンサ400との間に配置され、LCDのノイズを遮蔽するシールドを省略することが可能になる。
次に、実施例2に係る部品モジュールについて図3を参照しつつ説明する。図3に示す部品モジュールは、タッチセンサ400がシート100から間隙を有した状態で樹脂部300内に埋め込まれている点で実施例1の部品モジュールと相違する以外、実施例1の部品モジュールと略同じ構成である。以下、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する説明については省略する。なお、前述の通りタッチセンサ400の埋め込み位置が変化しているだけであるので、前記部品モジュールの各構成要素の符号については、実施例1と同じ符号を使用する。
タッチセンサ400は実施例1と同じ構成である。このタッチセンサ400は、シート100の外面に対して略平行であり且つ当該タッチセンサ400の背面の高さ位置が樹脂部300の背面の高さ位置と一致するように樹脂部300の中央領域内に埋め込まれている。すなわち、タッチセンサ400とシート100との間に間隙が生じており且つタッチセンサ400とシート100の外面(タッチ入力面)との間の距離が一定である。タッチセンサ400の前面には粘着層G2が付着されている。粘着層G2により、タッチセンサ400と樹脂部300との密着性を向上させている。
以下、上記部品モジュールの製造方法について詳しく説明する。まず、実施例1と同様に、加飾層200が形成されたシート100を用意する。その後、シート100の内面及び加飾層200上に接着層G1を塗布などの工程により形成する。
その一方で、接続部500が接続されたタッチセンサ400と、補強部600とを用意する。その後、接続部500の第1端部510を補強部600の挿入孔に挿入する。これにより、接続部500が補強部600の係合片610の一方に係合される。その後、補強部600を加飾層200上の所定の位置(樹脂部300の第1開口320の位置に対応する位置)に設置する。これにより、補強部600が、接着層G1により加飾層200上に固着される。その後、タッチセンサ400上に粘着層G2を塗布などの工程により形成する。
その後、加飾層200付きのシート100、接続部500及び補強部600を図示しない第1金型内に入れ、シート100の外面を前記第1金型に固着させる。その一方で、タッチセンサ400を第2金型に固着させる。その後、第1金型に第2金型を組み合わせる。すると、第2金型の凸部が補強部600の中央部に当接する。このとき、前記凸部に設けられた凹部内に接続部500の第1端部510側の略半分が収容される。又は、前記凸部が接続部500の第1端部510側の略半分に当接する。この状態で、第1、第2金型内に熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を流し込み、当該熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂にタッチセンサ400、接続部500の第2端部520側の略半分及び補強部600の周縁部をインサート成形する。前記熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が硬化したものが樹脂部300となる。このようにしてタッチセンサ400がシート100に対して間隙を有し且つ略平行な状態で樹脂部300内に埋め込まれる。接続部500の第2端部520側の略半分がタッチセンサ400に接続された状態で樹脂部300内に埋め込まれる。補強部600の周縁部が樹脂部300に埋め込まれる。この成形時において、第2金型の凸部が樹脂部300に第1開口320として、第2金型の複数の凹部内に入り込んだ熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が樹脂部300の複数のリブが形成される。シート100が樹脂部300に密着又は同化し、硬質化する。その後、第1、第2金型を離反させる。すると、補強部600の中央部及び接続部500の第1端部510側の略半分が、樹脂部300の第1開口320から樹脂部300外に露出する。
以上のように製造された部品モジュールは、実施例1と同様に、上記電子機器に搭載される。このような部品モジュールによる場合、実施例1の部品モジュールと同様の効果を得ることができる。しかも、タッチセンサ400がシート100から間隙を有した状態で樹脂部300内に埋め込まれているので、タッチセンサ400を、その感度が最適になる位置に容易に配置することができる。
次に、実施例3に係る部品モジュールについて図4及び図5を参照しつつ説明する。図4に示す部品モジュールは、シート100とタッチセンサ400との間に介在するスペーサ700を更に備えている点で実施例1の部品モジュールと相違する以外、実施例1の部品モジュールと略同じ構成である。以下、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する説明については省略する。なお、前記部品モジュールは、スペーサ700が追加されているだけであるので、当該部品モジュールのスペーサ以外の各構成要素の符号については実施例1と同じ符号を使用する。
スペーサ700は、絶縁樹脂、エラストマ、ホットメルト等の接着剤、OCA(Optical Clear Adhesive)又は両面テープ等で構成された略矩形状の透明な板である。スペーサ700の長さ寸法は、タッチセンサ400の長さ寸法よりも大きく、スペーサ700の幅寸法は、タッチセンサ400幅寸法よりも大きい。スペーサ700は、シート100の透明窓部W及び加飾層200の内周縁部上に接着層G1により固着されている(すなわち、スペーサ700は、シート100の透明窓部W及び加飾層200の内周縁部上に積層されている)。
スペーサ700は、図5に示すように、長さ方向の両端部のシート100側の角部710と、幅方向の両端部のシート100側の角部720と、シート100側の四つ角部730とを有している。角部710、720及び730の全てが曲面状になっている。これにより、スペーサ700の外形が樹脂部300の成形時に可撓性を有するシート100の外面に凹凸となって現れるのを抑止している。
タッチセンサ400は粘着層G2によりスペーサ700上に固着されている。すなわち、スペーサ700及びタッチセンサ400は、この順でシート100上に積層されている。この積層状態で、タッチセンサ400及びスペーサ700が樹脂部300内に埋め込まれている。
以下、上記部品モジュールの製造方法について詳しく説明する。まず、実施例1と同様に、加飾層200が形成されたシート100を用意する。その後、シート100の内面及び加飾層200上に接着層G1を塗布などの工程により形成する。その後、スペーサ700を用意する。その後、スペーサ700をシート100の内面及び加飾層200上に設置する。すると、スペーサ700が接着層G1によりシート100の内面及び加飾層200に固着される。
その一方で、接続部500の第2端部520が接続されたタッチセンサ400と、補強部600とを用意する。その後、接続部500の第1端部510を補強部600の挿入孔に挿入する。これにより、接続部500が補強部600の係合片610の一方に係合される。その後、タッチセンサ400上に粘着層G2を塗布などの工程により形成する。その後、タッチセンサ400をスペーサ700上に設置すると共に、補強部600を加飾層200上の所定の位置(樹脂部300の第1開口320の位置に対応する位置)に設置する。すると、タッチセンサ400が、粘着層G2により、スペーサ700上に固着される。補強部600が接着層G1により加飾層200上に固着される。
その後、加飾層200付きのシート100、スペーサ700、タッチセンサ400、接続部500及び補強部600を図示しない第1金型内に入れ、シート100の外面を前記第1金型に固着させる。その後、第1金型に第2金型を組み合わせる。すると、第2金型の凸部が補強部600の中央部に当接する。このとき、前記凸部に設けられた凹部内に接続部500の第1端部510側の略半分が収容される。又は、前記凸部が接続部500の第1端部510側の略半分に当接する。この状態で、第1、第2金型内に熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を流し込み、当該熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂にスペーサ700、タッチセンサ400、接続部500の第2端部520側の略半分及び補強部600の周縁部をインサート成形する。この熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が硬化したものが樹脂部300となる。このようにしてスペーサ700がシート100上に、タッチセンサ400が当該スペーサ700上に積層された状態で、スペーサ700及びタッチセンサ400が樹脂部300内に埋め込まれる。接続部500の第2端部520側の略半分がタッチセンサ400に接続された状態で樹脂部300内に埋め込まれる。補強部600の周縁部が樹脂部300に埋め込まれる。この成形時において、第2金型の凸部が樹脂部300に第1開口320として、第2金型の複数の凹部内に入り込んだ熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が樹脂部300の複数のリブが形成される。シート100が樹脂部300に密着又は同化し、硬質化する。その後、第1、第2金型を離反させる。すると、補強部600の中央部及び接続部500の第1端部510側の略半分が、樹脂部300の第1開口320から樹脂部300外に露出する。
以上のように製造された部品モジュールは、実施例1と同様に、上記電子機器に搭載される。このような部品モジュールによる場合、実施例1の部品モジュールと同様の効果を得ることができる。しかも、タッチセンサ400とシート100との間にスペーサ700が介在している。このスペーサ700の厚み寸法をタッチセンサ400の感度が最適になる寸法に設定しておくことにより、タッチセンサ400をその感度が最適になる位置に容易に配置することができる。
次に、実施例4に係る部品モジュールについて図6を参照しつつ説明する。図6に示す部品モジュールは、樹脂部300’に第2開口330’が追加されている点で実施例3の部品モジュールと相違する以外、実施例3の部品モジュールと略同じ構成である。以下、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する説明については省略する。なお、シート及び樹脂部の符号については、’を付して実施例3のシート及び樹脂部と区別する。
樹脂部300’の第2開口330’は、樹脂部300’のタッチセンサ400の背面側(スペーサ700の反対側)の部分に、当該タッチセンサ400の中央部を露出させるように開設されている。
スペーサ700は、シート100上に積層された状態で樹脂部300’に埋め込まれている。スペーサ700上でタッチセンサ400の周縁部が樹脂部300’に埋め込まれている。
以下、上記部品モジュールの製造方法について詳しく説明する。前記製造方法は、スペーサ700及びタッチセンサ400が、この順でシート100’の内面及び加飾層200上に積層され且つ補強部600が加飾層200に固着されるまでの工程が、実施例3と同じである。
その後、加飾層200付きのシート100’、スペーサ700、タッチセンサ400、接続部500及び補強部600を図示しない第1金型内に入れ、シート100’の外面を前記第1金型に固着させる。その後、第1金型に第2金型を組み合わせる。すると、第2金型の第1凸部が補強部600の中央部に当接し、第2金型の第2凸部がタッチセンサ400の中央部に当接する。このとき、前記第1凸部に設けられた凹部内に接続部500の第1端部510側の略半分が収容される。又は、前記第1凸部が接続部500の第1端部510側の略半分に当接する。この状態で、第1、第2金型内に熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を流し込み、当該熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂にスペーサ700、タッチセンサ400の周縁部、接続部500の第2端部520側の略半分及び補強部600の周縁部をインサート成形する。この熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が硬化したものが樹脂部300’となる。このようにしてスペーサ700がシート100’上に、タッチセンサ400が当該スペーサ700上に積層された状態で、スペーサ700とタッチセンサ400の周縁部が樹脂部300’内に埋め込まれる。接続部500の第2端部520側の略半分がタッチセンサ400に接続された状態で樹脂部300’内に埋め込まれる。補強部600の周縁部が樹脂部300’に埋め込まれる。この成形時において、第2金型の第1凸部が樹脂部300’に第1開口320’として、第2金型の第2凸部が樹脂部300’に第2開口330’として、第2金型の複数の凹部内に入り込んだ熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が樹脂部300’の複数のリブが形成される。シート100’が樹脂部300’に密着又は同化し、硬質化する。その後、第1、第2金型を離反させる。すると、補強部600の中央部及び接続部500の第1端部510側の略半分が、樹脂部300’の第1開口320’から樹脂部300外に露出し、タッチセンサ400の中央部が第2開口330’から露出する。
以上のように製造された部品モジュールは、実施例3と同様に、上記電子機器に搭載される。このような部品モジュールによる場合、実施例3の部品モジュールと同様の効果を得ることができる。しかも、樹脂部300’のタッチセンサ400の背面側に第2開口330’が開設されているので、樹脂部300’の樹脂量の低減及びタッチセンサ400の第2開口330’の部分の透過率の向上を図ることができる。
また、樹脂部の成形時においてシートが可撓性を有する場合、シート上に成形される樹脂部に開口を設けようとすると、シートの開口から露出する部分にひけが発生したり、樹脂部の開口からの光漏れが発生したり、樹脂部の肉厚低下により樹脂部の強度低下が生じたりする。しかし、本部品モジュールは、第2開口330’がタッチセンサ400の中央部を露出させるように樹脂部300’に設けられている。換言すると、樹脂部300’の第2開口330’下にスペーサ700及びタッチセンサ400がシート100に積層された状態で埋め込まれているので、樹脂部300’の成形時に可撓性を有するシート100にひけが発生したり、樹脂部300’の第2開口330’から光漏れが生じたり、樹脂部300’の肉厚低下による樹脂部300’の強度低下が生じたりするのを抑止することができる。
なお、上述した部品モジュールは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例1〜4では、シートのタッチ入力面は樹脂部によりフラットな状態で維持されているとした。しかし、図7A〜図7Cに示すように、シート100’’のタッチ入力面が曲面状に湾曲させた状態で樹脂部300’’により維持される構成とすることが可能である。これらの場合、タッチセンサ400’は、タッチセンサ400’とシート100’’のタッチ入力面との間の距離が略一定となるように湾曲した状態で樹脂部300’’内に埋め込まれた構成とすることが可能である。
具体的には、図7Aに示すタッチセンサ400’は、シート100’’の内面上に積層され且つタッチセンサ400’とシート100’’のタッチ入力面との間の距離が略一定となるように湾曲した状態で、樹脂部300’’内に埋め込まれている。図7Bに示すタッチセンサ400’は、シート100’’と間隙を有し且つタッチセンサ400’とシート100’’のタッチ入力面との間の距離が略一定となるように湾曲した状態で、樹脂部300’’内に埋め込まれている。図7Cに示すタッチセンサ400’は、スペーサ700’上に積層され且つタッチセンサ400’とシート100’’のタッチ入力面との間の距離が略一定となるように湾曲した状態で、スペーサ700’と共に樹脂部300’’内に埋め込まれている。スペーサ700’は、タッチ入力面に沿って湾曲した形状となっている。これらの設計変更例の部品モジュールによる場合、タッチセンサが、タッチセンサからタッチ入力面(すなわち、シートの外面)までの距離が略一定になるように湾曲した状態で樹脂部に埋め込まれている。よって、タッチセンサの全領域で感度を略均一に保つことができる。換言すると、タッチセンサからタッチ入力面(すなわち、シートの外面)までの距離が不均一であり、タッチセンサの複数の領域(例えば、中央領域及び周辺領域)において感度にバラツキが生じるのを防止することができる。なお、図7A〜図7Cでは、加飾層、接続部、接着層、粘着層、補強部及び樹脂部の第1開口が図示省略されているが、実施例1〜4と同様の構成とすることが可能である。
上記したセンサは静電容量方式のタッチパネルであるタッチセンサであるとした。しかし、前記センサは、これに限定されるものではない。例えば、前記センサとしては、静電容量方式以外のタッチパネル(例えば、抵抗膜方式、光学方式、超音波方式又はインセル方式等のタッチパネル)、タッチスイッチ(例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、光学方式、超音波方式又はインセル方式等のタッチスイッチ)又はタッチパネル及びタッチスイッチ以外のセンサ(例えば、磁気センサ、光センサ、明暗センサ等)等を用いることが可能である。前記タッチパネル及びタッチスイッチ(タッチセンサ)は、電極が周知の印刷法によりシート上に設けられた構成とすることが可能である。また、タッチパネル及びタッチスイッチは、不透明とすることが可能である。タッチパネル及びタッチスイッチのタッチ入力面は、シートの外面に限定されない。例えば、シートの外面側に設けられたパネルの外面をタッチ入力面とすることが可能である。また、前記センサに代えて、電子部品又は回路基板が樹脂部に埋め込まれた構成とすることが可能である。電子部品としては、能動部品(例えば、半導体等)又は受動部品(例えば、抵抗器、コンデンサ又はコイル等)がある。
上記実施例1〜3では、樹脂部300は、リブ310と、第1開口320とを有するとした。上記実施例4では、樹脂部300’は、リブと、第1開口320’と、第2開口330’とを有するとした。しかし、樹脂部は、シート上に設けられ、センサ、電子部品又は回路基板と補強部と前記接続部とが埋め込まれており且つ前記補強部及び接続部の一部を前記シートの反対側で前記樹脂部外に露出させる第1開口を有している限り任意に設計変更することが可能である。よって、第2開口は省略可能である。
上記第2開口は、タッチセンサ400の中央部を露出させるように樹脂部に設けられているとした。しかし、第2開口は、樹脂部におけるセンサ、電子部品又は回路基板のシートの反対側の部分、又は、樹脂部におけるセンサ、電子部品又は回路基板のスペーサの反対側の部分に設けられている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、センサ、電子部品又は回路基板がシートに当接した状態で樹脂部に埋め込まれている場合、樹脂部は、センサ、電子部品又は回路基板の一部をシートの反対側で露出させる第2開口を有する構成とすることが可能である。センサ、電子部品又は回路基板がシートに間隙を有した状態で樹脂部に埋め込まれている場合も、樹脂部は、センサ、電子部品又は回路基板の一部をシートの反対側で露出させる第2開口を有する構成とすることが可能である。また、第2開口は、当該第2開口からセンサ、電子部品又は回路基板の一部が露出しないように、樹脂部におけるセンサ、電子部品又は回路基板のシートの反対側の部分、又は、樹脂部におけるセンサ、電子部品又は回路基板のスペーサの反対側の部分に設けられた構成とすることが可能である。すなわち、第2開口は、当該第2開口からセンサ、電子部品又は回路基板の一部が露出しない凹部に設計変更することが可能である。この場合であっても、第2開口が樹脂部に設けられることにより、樹脂部の樹脂量の低減を図ることができる。また、シート及び樹脂部の双方が透光性を有する場合、樹脂部の第2開口部が薄肉化されるので、樹脂部の透過率の向上を図ることができる。なお、図7A〜7Cの樹脂部にも、上述した第2開口を設けることが可能である。
また、図7A及び図7Cに示す樹脂部300’’のように、樹脂部は、曲面状のシート当接面と、その反対側のフラットな背面とを有する構成とすることが可能である。また、図7Bに示す樹脂部300’’のように、樹脂部は、曲面状のシート当接面と、その反対側の曲面状の背面とを有する構成とすることが可能である。図7A及び図7Cの樹脂部300’’及び上記実施例の樹脂部が曲面状の背面を有する構成とすることが可能である。図7Bに示す樹脂部300’’がフラットな背面を有する構成とすることが可能である。また、部品モジュールを電子機器の基板PBにビス等で固着されることにより、樹脂部が安定的に基板PBに対向配置される場合には、リブを省略することが可能である。なお、ここでいう曲面は球面を含有するものである。前記樹脂部のシート当接面及び/又は背面は、任意の曲面に設計変更することが可能である。
上述した接続部は、フレキシブルプリント基板又はフレキシブルなシートであるとした。しかし、接続部は、センサ、電子部品又は回路基板に接続された状態で樹脂部に埋め込まれ且つ樹脂部の第1開口から樹脂部外に部分的に露出し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、接続部としてリジッドな基板を用いることが可能である。また、接続部は、シート上に設けられ且つセンサ、電子部品又は回路基板に接続された導電ラインを備えた構成とすることが可能である。更に、接続部はリード線に設計変更することも可能である。また、図8に示す接続部500’のように、第1開口320’’’から露出する第1端部510’上にBtoBコネクタやFPC用コネクタ等の外部接続部530’が設けられた構成とすることが可能である。又は、図9A及び図9Bに示す接続部500’’のように、第1端部510’’上にBtoBコネクタやFPC用コネクタ等の外部接続部530’’が設けられた構成とすることが可能である。前者の場合、第1端部510’の外部接続部530’が設けられた領域が樹脂部300’’’の第1開口320’’’から外部に露出される。外部接続部530’には、フレキシブルプリント基板Fが接続可能となる。後者の場合、第1端部510’’の外部接続部530’’が設けられた領域が樹脂部300’’’’の第1開口320’’’’から外部に露出される。補強部600’は、接続部500’’の第1端部510’’のシート対向面に固着され且つ当該第1端部510’’と共に樹脂部300’’’’内に埋め込まれている。補強部600’は、加飾層200を介してシート100に当接又は固着されている。なお、上記外部接続部としては、ヘッダーピン、コンタクト又は電極等を用いることが可能である。
上記実施例1〜4では、補強部は、略U字状のブロックであるとした。しかし、補強部は、シート上に設けられ且つ樹脂部に部分的に埋め込まれるものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、補強部は、接続部を係合しない構成とすることが可能である(図9A及び図9B参照)。また、補強部は、接続部を係合するための係合孔、係合凹部及び係合片等の少なくとも一つの係合部を有する構成とすることが可能である。例えば、図8に示すように、接続部500’’の第1端部510’’が補強部600の一対の係合片610に係合される構成とすることが可能である。補強部は透明とすることが可能である。また、補強部は、その外形及び/又は素材を、補強部の外形が樹脂部の成形時に可撓性を有するシートに凹凸となって現れ難いものに適宜選定することが可能である。例えば、上記実施例1〜4の通り補強部のシート側の全角部を曲面状としたり、補強部をシートと同系の材料(例えば、ポリカーボネート(PC)やポリメチルメタクリレート(PMMA))又は弾性を有する材料で構成したりすることが可能である。
また、補強部は、接続部を係合又は固着しない構成とすることが可能である。例えば、図10Aに示す補強部600’’及び図10Bに示す補強部600’’’ようにシート100上に設けられた略矩形状のブロックとすることが可能である。補強部600’’、600’’’上に遮蔽部800を設けることが可能である。遮蔽部800は、樹脂部300と第1開口320との境界部分に配置されたエラストマ等のリング状の弾性体である。それ以外の構成については、実施例1〜4及び上記設計変更例を適宜適応することが可能である。この場合、遮蔽部800が補強部600’’ 、600’’’上の前記境界部分に設けられているので、樹脂部300の成形時に遮蔽部800に樹脂部300の成形用の金型の凸部が弾性的に当接する。このため、前記金型の凸部に設けられた凹部内に樹脂部が流れ込むことを抑制することができる。なお、前記金型の凸部は、第1開口を成形するための凸部であり、前記凹部は前記凸部に設けられている。
上述したスペーサは、樹脂部に埋め込まれ且つシートとセンサ、電子部品又は回路基板との間に介在するものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、スペーサは、シートが不透明である場合、SUS等の金属で構成することが可能である。上述したスペーサは、シート側の全角部が曲面状になっているとした。しかし、スペーサは、これに限定されるものではない。スペーサは、その外形及び/又は素材を、スペーサの外形が樹脂部の成形時に可撓性を有するシートに凹凸となって現れ難いものを適宜選定することが可能である。例えば、上記実施例1〜4の通りスペーサのシート側の全角部を曲面状としたり、スペーサをシートと同系の材料(例えば、ポリカーボネート(PC)やポリメチルメタクリレート(PMMA))又は弾性を有する材料で構成したりすることが可能である。例えば、スペーサが円板である場合には、外周縁部のシート側のリング状の角部が曲面状に、スペーサが多角形状の板である場合には、全端部のシート側の角部が曲面状にすることが可能である。なお、スペーサは補強部と一体化することが可能である。
上述したシートは透明であり且つ可撓性を有するとした。しかし、シートは、これに限定されるものではない。シートは、透光性及び可撓性を有する構成、不透明であり且つ可撓性を有する構成、透光性を有し及び可撓性を有しない構成、不透明であり且つ可撓性を有しない構成に設計変更することが可能である。また、シートは、樹脂部の成形後に硬質化しない(可撓性を失わない)素材で構成することが可能である。上述したシートの内面上には加飾層が形成されているとした。しかし、加飾層は省略可能である。また、加飾層をシートの内面の全領域に形成し、シートを不透明とすることも可能である。なお、接着層G1及び/又は粘着層G2は省略可能である。
上記実施例1〜4の部品モジュールは、上述した製造方法により限定されるものではなく、下記の第1、第2製造方法を取り得る限り任意に設計変更することが可能である。第1製造方法は、接続部が接続されたセンサ、電子部品又は回路基板と、前記接続部を係合又は固着された補強部とを用意し、この状態で、前記センサ、電子部品又は回路基板及び補強部をシート上に固着し、前記シートを第1金型に固着し、第1、第2金型を組み合わせ、これにより第2金型の凸部を前記補強部に当接させ、第1、第2金型内に樹脂を流し込み、第1、第2金型を離型する。この場合、前記センサ、電子部品又は回路基板を前記シートに固着させる代わりに、スペーサを前記シート上に固着させ、前記スペーサ上に前記センサ、電子部品又は回路基板を固着させるようにすることが可能である。また、前記第2金型は、前記凸部として機能する可動入れ子を有する構成とすることが可能である。この場合、第1、第2金型を組み合わせた後、前記可動入れ子を前記補強部に当接させる。
第2製造方法は、接続部が接続されたセンサ、電子部品又は回路基板と、前記接続部を係合又は固着された補強部とを用意し、前記補強部をシート上に固着し、前記シートを第1金型に固着する一方、前記センサ、電子部品又は回路基板を第2金型に固着し、第1、第2金型を組み合わせ、これにより第2金型の凸部を前記補強部に当接させ、第1、第2金型内に樹脂を流し込み、第1、第2金型を離型する。前記第2金型は、前記凸部として機能する可動入れ子を有する構成とすることが可能である。この場合、第1、第2金型を組み合わせた後、前記可動入れ子を前記補強部に当接させる。上記の通り用意されるシートは、加飾層が形成されたもの及び形成されていないものの何れであっても良い。
なお、第2金型の凸部を前記補強部に当接させる際に、当該凸部を接続部の一部に当接させることが可能である。この場合、前記接続部の一部が樹脂部の第1開口から露出する。また、第2金型の凸部を前記補強部に当接させる際に、第2金型の凸部に設けられた凹部に接続部の一部が収容されるようにすることも可能である。
なお、上記実施の形態では、部品モジュールの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。シート、樹脂部及びスペーサの少なくとも一つが透光性を有する構成とすることが可能である。なお、基板PBには、LCD等の表示部に代えて、LED(Light Emitting Diode)やEL(Electro Luminescence)等の照明部が設けられた構成とすることが可能である。
100・・・・・・シート
100’・・・・・シート
100’’・・・・シート
200・・・・・・加飾層
300・・・・・・樹脂部
310・・・・・リブ
320・・・・・第1開口
300’・・・・・樹脂部
320’・・・・第1開口
300’’・・・・樹脂部
300’’’・・・樹脂部
320’’’・・第1開口
400・・・・・・タッチセンサ(センサ)
500・・・・・・接続部
510・・・・・第1端部
520・・・・・第2端部
500’・・・・・接続部
510’・・・・第1端部
520’・・・・第2端部
530’・・・・外部接続部
500’’・・・・接続部
510’’・・・第1端部
520’’・・・第2端部
530’’・・・・外部接続部
600・・・・・・補強部
600’・・・・・補強部
610’・・・・係合片
700・・・・・・スペーサ
710・・・・・角部(シート側の角部)
720・・・・・角部(シート側の角部)
730・・・・・角部(シート側の角部)

Claims (16)

  1. シートと、
    センサ、電子部品又は回路基板と、
    前記シート上に設けられた補強部と、
    前記センサ、電子部品又は回路基板に接続された接続部と、
    前記シート上に設けられており且つ前記センサ、電子部品又は回路基板と前記補強部と前記接続部とが埋め込まれた樹脂部とを備えており、
    前記樹脂部は、当該樹脂部における前記補強部の前記シートの反対側の部分に設けられた第1開口を有しており、
    少なくとも前記補強部及び前記接続部の一部が前記第1開口から前記樹脂部外に露出している部品モジュール。
  2. 請求項1記載の部品モジュールにおいて、
    前記接続部は可撓性を有しており、
    前記補強部は前記接続部を係合している又は前記接続部に固着されている部品モジュール。
  3. 請求項1〜2の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記センサ、電子部品又は回路基板は前記シート上に設けられている部品モジュール。
  4. 請求項1〜2の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記センサ、電子部品又は回路基板は、当該センサ、電子部品又は回路基板と前記シートとの間に間隙を有した状態で前記樹脂部に埋め込まれている部品モジュール。
  5. 請求項1〜2の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    スペーサを更に備えており、
    前記スペーサ及び前記センサ、電子部品又は回路基板が、この順で前記シート上に積層され、前記樹脂部に埋め込まれている部品モジュール。
  6. 請求項5記載の部品モジュールにおいて、
    前記スペーサのシート側の全角部が曲面状である部品モジュール。
  7. 請求項5記載の部品モジュールにおいて、
    前記スペーサは、前記シートと同系の材料又は弾性を有する材料により構成されている部品モジュール。
  8. 請求項1〜4の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記補強部上の前記樹脂部と前記第1開口との境界部分に設けられた弾性を有する遮蔽部を更に備えた部品モジュール。
  9. 請求項1〜4の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記樹脂部は、当該樹脂部における前記センサ、電子部品又は回路基板の前記シートの反対側の部分に設けられた第2開口を更に有している部品モジュール。
  10. 請求項5〜7の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記樹脂部は、当該樹脂部における前記センサ、電子部品又は回路基板の前記スペーサの反対側の部分に設けられた第2開口を更に有している部品モジュール。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記シート及び樹脂部の少なくとも一つが透光性を有している部品モジュール。
  12. 請求項5〜7の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記シート、樹脂部及びスペーサの少なくとも一つが透光性を有している部品モジュール。
  13. 請求項1〜12の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記補強部のシート側の全角部が曲面状である部品モジュール。
  14. 請求項5〜7の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記補強部及びスペーサが一体化されている部品モジュール。
  15. 請求項1〜14の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記接続部は、当該接続部の前記第1開口から露出する部分上に設けられた外部接続部を有している部品モジュール。
  16. 請求項1〜15の何れかに記載の部品モジュールにおいて、
    前記シートが透光性を有しており、
    前記部品モジュールは、前記シートと前記樹脂部との間に設けられた加飾層を更に備えた部品モジュール。
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