JP4304893B2 - 自動車用電子式走行距離積算計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用電子式走行距離積算計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用電子式走行距離積算計においては、特開平6−34385号公報にて示すようなものがある。当該走行距離積算計には、自動車の走行距離を積算し総走行距離として表示するにあたり、走行距離の積算値を書き込み更新するEEPROMが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記走行距離積算計は、当該自動車がどのように使用されてきたかを把握するために重要なものである。例えば、中古車市場では、総走行距離が短い自動車に人気があり、このような自動車は高価額で取引されることが多い。従って、走行距離積算計による当該自動車の走行距離の積算値がどのようになっているかは、重要なことである。
【0004】
このため、中古車としての売買にあたりその価額を高くすべく、EEPROMへの書き込み更新値である走行距離の積算値を小さい値に書き換えたり、或いはEEPROMを新品に取り替えたりして、当該中古車の総走行距離を改竄するという事態が生ずる。
【0005】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、自動車の走行距離の積算値を書き込む不揮発性メモリを備えた走行距離積算計において、当該不揮発性メモリの書き込み内容の改竄を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明に係る自動車用電子式走行距離積算計では、
自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、
この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、
積算手段による走行距離の積算値及び不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する。
【0007】
当該走行距離積算計において、走行距離の積算値とこれに対するバックアップ値との関連で定めた所定の関数式に基づき、積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じてバックアップ値を算出して不揮発性メモリの書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込み更新するバックアップ手段(170)と、
不揮発性メモリの第2書き込み領域に書き込まれたバックアップ値に応じて所定の関数式から走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた走行距離の積算値と一致するか否かを判定する一致判定手段(110)とを備えて、
表示手段は、一致判定手段が一致しないと判定したときには、不揮発性メモリへの書き込み内容は異常である旨表示することを特徴とする。
【0008】
このように、不揮発性メモリの第1書き込み領域には自動車の走行距離の積算値を書き込み更新し、当該不揮発性メモリの第2書き込み領域には、バックアップ値を書き込み更新するようにして、逆算出手段により算出された走行距離の積算値が不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた走行距離の積算値と一致しない場合には、不揮発性メモリへの書き込み内容が異常である旨表示される。従って、このような表示が当該自動車を中古車として売買されるときになされれば、当該自動車の総走行距離が改竄されていることを発見できる。これにより、当該自動車の中古車の売買にあたり、当該自動車の総走行距離の改竄を解消することで防止できる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明に係る自動車用電子式走行距離積算計では、
自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、
この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、
積算手段による走行距離の積算値及び不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する。
【0010】
当該走行距離積算計において、走行距離の積算値とこれに対するバックアップ値との関連で定めた所定の関数式に基づき、積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じてバックアップ値を算出して不揮発性メモリの書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込み更新するバックアップ出手段(170)と、
不揮発性メモリの第2書き込み領域に書き込まれたバックアップ値に応じて所定の関数式から走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた走行距離の積算値と一致するか否かを判定する一致判定手段(110)とを備えて、
一致判定手段が一致しないと判定したときには、作動を停止することを特徴とする。
【0011】
このように、不揮発性メモリの第1書き込み領域には自動車の走行距離の積算値を書き込み更新し、当該不揮発性メモリの第2書き込み領域には、バックアップ値を書き込み更新するようにして、逆算出手段により算出された走行距離の積算値が不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた走行距離の積算値と一致しない場合には、走行距離積算計の作動を停止する。従って、このような停止が当該自動車を中古車として売買されるときになされれば、当該自動車の総走行距離が改竄されていることを発見できる。これにより、当該自動車の中古車の売買にあたり、当該自動車の総走行距離の改竄を解消することで防止できる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1或いは2に記載の発明において、一致判定手段が一致しないと判定したとき、逆算出手段により算出された走行距離の積算値が、不揮発性メモリの第1書き込み領域の走行距離の積算値よりも大きいときには、当該第1書き込み領域の走行距離の積算値が逆算出手段により算出された走行距離の積算値に等しいとされ、一方、逆算出手段により算出された走行距離の積算値が、不揮発性メモリの第1書き込み領域の走行距離の積算値よりも小さいときには、逆算出手段により算出された走行距離の積算値が第1書き込み領域の走行距離の積算値に等しいとされることを特徴とする。
【0013】
これにより、不揮発性メモリの各書き込み領域の書き込み値が正常値に復帰するので、当該自動車の中古車としての売買が、不揮発性メモリの各書き込み内容を正常にした状態で行われる得る。
【0014】
また、請求項4に記載の発明に係る自動車用電子式走行距離積算計では、
自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、
走行距離の積算値とこれに対応する変換値との関連で定めた所定の関数式に基づき、積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じて変換値を算出する変換値算出手段(170)と、
算出変換値を書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、
不揮発性メモリに書き込んだ算出変換値に応じて所定の関数式から走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が正常な値のとき当該積算値を自動車の総走行距離として表示し、積算値が異常な値のときには、総走行距離は異常である旨表示する表示手段(160、70、40、111)とを備える。
【0015】
このように、自動車の走行距離の積算値とこれに対応する変換値との関連で定めた所定の関数式に基づき、自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じて変換値を算出して不揮発性メモリに書き込み更新し、不揮発性メモリに書き込んだ算出変換値に応じて上記所定の関数式から走行距離の積算値を逆に算出し、この逆に算出された走行距離の積算値が異常な値のときには、総走行距離は異常である旨表示する。これによっても、請求項1に記載の発明と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明に係る自動車用電子式走行距離積算計では、
自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、220)と、
この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、
積算手段による走行距離の積算値及び不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する。
【0017】
当該走行距離積算計において、当該自動車に固有の暗号データを予め記憶してなる記憶手段(50)と、
不揮発性メモリのうち書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込まれるデータが記憶手段に記憶済みの暗号データと一致するか否かを判定する一致判定手段(210)とを備えて、
表示手段は、一致判定手段が一致しないと判定したときには、不揮発性メモリへの書き込み内容は異常である旨、表示することを特徴とする。
【0018】
このように、不揮発性メモリの第1書き込み領域には自動車の走行距離の積算値を書き込み更新し、記憶手段には、自動車に固有の暗号データを予め記憶して、当該不揮発性メモリの第2書き込み領域に書き込まれたデータが記憶手段に記憶済みの暗号データと一致しない場合には、当該自動車の総走行距離は異常である旨表示する。従って、このような表示が当該自動車を中古車として売買されるときになされれば、当該自動車の総走行距離が改竄されていることを発見できる。これにより、当該自動車の中古車の売買にあたり、当該自動車の総走行距離の改竄を解消することで防止できる。
【0019】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
【0021】
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明に係る電子式走行距離積算計が乗用車用計器に適用された第1実施形態を示している。この計器は、コンビネーションメータとして、当該乗用車のインストルメントパネルに配設されている。
【0022】
当該計器は、スピードメータS、タコメータT、シフトインジケータI及び電子式走行距離積算計Dを備えている。スピードメータSは、目盛り盤10及び指針20により、当該乗用車の車速を指示するもので、目盛り盤10は、環状の見返し板30の底壁31の開口部31aにその裏面側から併設されている。
【0023】
走行距離積算計Dは、液晶パネル40を備えており、この液晶パネル40は、目盛り盤10の開口部11にその裏面側から併設されている。当該液晶パネル40は、当該乗用車の走行距離の積算値を総走行距離としてデジタル表示する。
【0024】
また、当該走行距離積算計Dは、図2にて示すごとく、マイクロコンピュータ50、EEPROM60及び駆動回路70を備えている。マイクロコンピュータ50は、図3及び図4にて示すフローチャートに従い、コンピュータプログラムを実行し、この実行中において、当該乗用車のイグニッションスイッチIGの操作のもと、車速センサSvの検出出力に基づき当該乗用車の走行距離の積算、この積算値のEEPROM60への書き込み更新、EEPROM60への書き込み更新値の異常判定及び正常化や駆動回路70を介する液晶パネル40の表示の各処理等を行う。なお、上記コンピュータプログラムは、マイクロコンピュータ50のROMに予め記憶されている。また、マイクロコンピュータ50は、当該乗用車に搭載のバッテリBaから直接給電されて作動状態に維持される。
【0025】
車速センサSvは、スピードメータSの車速センサを利用しており、この車速センサSvは、当該乗用車の車速を検出する。EEPROM60は、書き換え可能な不揮発性メモリの一つであり、このEEPROM60は、マイクロコンピュータ50による制御を受けて、当該乗用車の走行距離の積算値及びそのバックアップ値を書き込み更新する。当該EEPROM60は、図2にて示すごとく、両書き込み領域61、62を有しており、書き込み領域61には、液晶パネル40で表示すべき当該乗用車の走行距離の積算値(以下、走行距離積算値Aという)が書き込み更新される。また、書き込み領域62には、走行距離積算値Aに対するバックアップ値Bが書き込み更新される。ここで、バックアップ値Bは、次の数1の直線式に基づき算出される。
【0026】
【数1】
B=αb+C
但し、数1の直線式は、α及びCを用いる直線式として、バックアップ値Bを特定するものである。この直線式は、当該走行距離積算計を当該乗用車に組み付ける自動車メーカ側のみが知っているもので、この直線式において、bは従属変数を表し、液晶パネル40で表示すべき走行距離積算値Aに等しい。αは従属変数bの係数であって、本第1実施形態ではα=5とする。また、Cは上記直線式の切片である定数であって、本第1実施形態ではC=101とする。なお、駆動回路70は、マイクロコンピュータ50による制御を受けて、液晶パネル40の表示駆動を行う。
【0027】
以上のように構成した本第1実施形態においては、マイクロコンピュータ50は、バッテリBaから直接給電を受けて作動状態にあり、図3及び図4のフローチャートに従い、コンピュータプログラムを実行し、ステップ100にてNOとの判定を繰り返している。
【0028】
このような状態において、イグニッションスイッチIGがオンされると、EEPROM60の各書き込み領域61及び62から走行距離積算値A及びバックアップ値Bがそれぞれ読み出される。ついで、ステップ102において、数1の直線式から導出される次の数2の式に基づき、従属変数bがバックアップ値Bに応じて算出される。
【0029】
【数2】
b=(B−C)/α
ステップ102の処理後、次のステップ110において、EEPROM60から読み出した走行距離積算値Aは従属変数bと等しいか否かが判定される。ここで、当該走行距離積算値Aが、当該乗用車が自動車メーカからの出荷時以後使用された状態における正常な値であれば、EEPROM60の各書き込み領域61、62への書き込み更新値はそれぞれ正常な値である。従って、現段階では、A=bが成立する。よって、ステップ110での判定はYESとなる。
【0030】
これに伴い、ステップ130において、走行距離積算値Aが、書き込みデータとして書き込み処理されるとともに表示データとして表示処理され、それぞれ、EEPROM60及び駆動回路70に出力される。このため、走行距離積算値Aが、イグニッションスイッチIGのオン後の初期値として、EEPROM60の書き込み領域61に書き込まれ、また、駆動回路70による表示駆動のもと、液晶パネル40に表示される。
【0031】
ついで、ステップ140において、バックアップ値Bが、数1の直線式に基づきb=Aに応じて、算出され、イグニッションスイッチIGのオン後の初期値として、EEPROM60の書き込み領域62に書き込まれる。
【0032】
然る後、当該乗用車が走行状態におかれると、ステップ150において、当該乗用車の走行距離が、車速センサSvの検出出力に応じて積算処理され、この積算値がステップ160において表示データとして処理(即ち、表示処理)されて出力される。このため、液晶パネル40は、駆動回路70による表示駆動のもと、現段階での走行距離積算値Aを表示する。
【0033】
また、ステップ160での処理後、ステップ170において、走行距離積算値A及びバックアップ値BのEEPROM60に対する書き込み更新処理がなされる。即ち、バックアップ値Bが、数1の直線式に基づき、現段階における走行距離積算値A=bに応じて算出され、このバックアップ値B及び走行距離積算値Aがそれぞれ書き込みデータとして処理(即ち、書き込み更新処理)される。これに伴い、EEPROM60の各書き込み領域61及び62には、走行距離積算値A及びバックアップ値Bがそれぞれ書き込み更新される。
【0034】
現段階にて、イグニッションスイッチIGがオンのままであれば、ステップ180でのNOとの判定後、各ステップ150乃至180を循環する処理が繰り返される。これにより、液晶パネル40の表示内容が繰り返し更新されるとともにEEPROM60の各書き込み領域61、62への書き込み値が繰り返し更新される。
【0035】
然る後、イグニッションスイッチIGがオフされると、コンピュータプログラムはステップ100に戻る。このようなイグニッションスイッチIGのオフに伴い、EEPROM60の各書き込み領域61、62には、当該イグニッションスイッチIGのオフ直前の書き込み値がそれぞれ当該イグニッションスイッチIGのオフ後も維持される。
【0036】
ところで、上述のようにコンピュータプログラムがステップ110に進んだ場合において、ステップ101での走行距離積算値Aがステップ102での従属変数bに等しくなければ、当該ステップ110での判定はNOとなる。
【0037】
このような判定結果となる原因には、以下のようなことが考えられる。当該乗用車が中古車として売買される際には、当該乗用車に搭載済みの走行距離積算計のEEPROM60の両書き込み領域61、62には、本来、正常な走行距離積算値A及びバックアップ値Bがそれぞれ書き込まれている筈である。
【0038】
これに対し、ステップ110においてA=bが不成立であるということは、当該乗用車を中古車として売買する際に、走行距離積算値A及び従属変数bのいずれかが人為的に改竄されている可能性が高い。
【0039】
例えば、上述のように、バックアップ値BがEEPROM60に書き込まれていることは自動車メーカ側しか知らないのであるから、EEPROM60には、液晶パネル40で表示すべき当該乗用車の走行距離積算値Aのみが書き込まれており、秘密のデータであるバックアップ値Bまでが書き込まれているとは考えないのが通常である。従って、例えば、当該乗用車の所有者が、中古車としてディーラである自動車販売店に売り渡す際にその譲渡価額を高くしたいと考えれば、当該乗用車の総走行距離を実際よりも小さくみせようとして、前もって、EEPROM60への書き込み値である走行距離の積算値を正常値よりも小さくするように改竄するという事態が起こる。
【0040】
しかして、ステップ110でNOと判定された場合には、ステップ111において、異常表示処理がなされる。これに伴い、液晶パネル40は、駆動回路70により表示駆動されて、EEPROM60の書き込み値(走行距離及びバックアップ値の少なくとも一方)は異常である旨表示する。
【0041】
従って、当該乗用車を中古車として購入しようとするディーラである自動車販売店では、上述のように、マイクロコンピュータ50にイグニッションスイッチIGのオンに伴う各ステップ100、101、102、110の処理を行わせることにより、走行距離積算値A=従属変数bが成立しないとき液晶パネル40に異常表示がされることで、当該乗用車のEEPROM60への書き込み内容の改竄を発見できる。
【0042】
上述のようなステップ111での処理後、ステップ120において、ステップ110でのNOとの判定の原因となった走行距離積算値Aと従属変数bとの大小の比較判定がなされる。ここで、走行距離積算値Aが従属変数bよりも小さければ、ステップ120での判定がYESとなる。これは、当該乗用車の中古車としての売り渡し価額を高くするために、走行距離積算値Aが実際の値よりも小さく改竄されたことによると考えられる。これに対しては、ステップ121において、従属変数bが正常な値であると推測して、走行距離積算値Aが従属変数bに変更される。これにより、当該乗用車の現段階での走行距離積算値Aが正常な値に復帰する。従って、自動車販売店は当該乗用車を合理的な価額にて中古車として購入できる。よって、自動車販売店から当該中古車を購入する者も、合理的な価額にて購入できる。
【0043】
一方、走行距離積算値Aが従属変数bよりも大きい場合には、ステップ120での判定はNOとなる。この場合には、EEPROM60の書き込み領域62に走行距離の積算値が書き込まれているとの誤認のもとに、バックアップ値Bが小さい値に改竄されていると考えられる。これに対しては、走行距離積算値Aは正常であるとの推測のもと、ステップ122において、従属変数bが走行距離積算値Aに変更される。これにより、当該乗用車の現段階での走行距離積算値Aに対応するバックアップ値Bが正常な値に復帰する。
【0044】
上述のようにステップ121での処理が終了すると、ステップ130において、ステップ121での走行距離積算値A(=b)が、イグニッションスイッチIGのオン後の正常な初期値として、駆動回路70による表示駆動のもと、液晶パネル40に表示されるとともに、EEPROM60の書き込み領域61に書き込み更新される。ついで、ステップ140において、バックアップ値Bが、数1の直線式に基づき、ステップ121での走行距離積算値A(=b)に応じて算出されてEEPROMの書き込み領域62に書き込み更新される。これにより、当該乗用車の中古車としての売買に先立ち、EEPROM60への各書き込み値を共に正常値に復帰させ得る。なお、その後の各ステップ150乃至180の処理は上述と同様になされる。
【0045】
また、上述のようにステップ122での処理が終了すると、ステップ130において、ステップ101での走行距離積算値Aが、イグニッションスイッチIGのオン後の正常な初期値として、駆動回路70による表示駆動のもと、液晶パネル40に表示されるとともに、EEPROM60の書き込み領域61に書き込み更新される。ついで、ステップ140において、バックアップ値Bが、数1の直線式に基づき、ステップ122での従属変数b(=走行距離積算値A)に応じて算出されてEEPROMの書き込み領域62に書き込み更新される。これにより、EEPROM60への各書き込み値が共に正常値に復帰される。よって、当該乗用車の中古車としての売買に先立ち、EEPROM60への各書き込み値を共に正常値に復帰させ得る。なお、その後の各ステップ150乃至180の処理は上述と同様になされる。
【0046】
(第2実施形態)
図5及び図6は本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態においては、上記第1実施形態にて述べたマイクロコンピュータ50は、コンピュータプログラムを図3及び図4のフローチャートに代えて図5及び図6にて示すフローチャートに従い実行するように変更されている。また、上記第1実施形態にて述べたEEPROM60の書き込み領域62には、上記第1実施形態とは異なり、正常な場合、暗号データBo=AA55が予め書き込まれている。また、当該乗用車の自動車メーカによる出荷前において、暗号データAA55は、当該乗用車に固有のデータとして、マイクロコンピュータ50のROMに予め記憶されている。従って、当該乗用車の自動車メーカによる出荷前において、当該暗号データAA55がマイクロコンピュータ50のROMに記憶済みであること及びEEPROM60の書き込み領域62に書き込まれていることは、自動車メーカ側のみしか知らない。その他の構成は上記第1実施形態と同様である。
【0047】
このように構成した本第2実施形態において、マイクロコンピュータ50は、図5及び図6のフローチャートに従いコンピュータプログラムを実行しており、ステップ200にてNOとの判定を繰り返しているものとする。このような状態において、イグニッションスイッチIGのオンに伴い、ステップ200での判定がYESになると、次のステップ201において、走行距離積算値A及び暗号データBoが読み出される。ついで、ステップ202において、マイクロコンピュータ50のROMから暗号データAA55が読み出される。
【0048】
然る後、ステップ210において、ステップ201での暗号データBoがステップ202での暗号データAA55と一致するか否かが判定される。ここで、Bo=AA55であれば、EEPROM60の書き込み領域61の書き込み値は正常であると考えられるため、ステップ210においてYESと判定され、ステップ211において、ステップ201での走行距離積算値Aが表示データとして処理される。これに伴い、当該走行距離積算値Aが、イグニッションスイッチIGのオン後の初期値として、駆動回路70による表示駆動のもと、液晶パネル40により表示される。
【0049】
然る後、当該乗用車が走行状態におかれると、ステップ220において、当該乗用車の走行距離が、車速センサSvの検出出力に応じて積算処理され、この積算値がステップ230において表示データとして処理される。このため、液晶パネル40は、駆動回路70による表示駆動のもと、現段階での走行距離積算値Aを表示する。
【0050】
また、ステップ230での処理後、ステップ240において、走行距離積算値AのEEPROM60に対する書き込み更新処理がなされる。これに伴い、EEPROM60の書き込み領域61には、走行距離積算値Aが書き込み更新される。
【0051】
現段階にて、イグニッションスイッチIGがオンのままであれば、ステップ250でのNOとの判定後、各ステップ220乃至250を循環する処理が繰り返される。これにより、液晶パネル40の表示内容が繰り返し更新されるとともにEEPROM60の書き込み領域61への書き込み値が繰り返し更新される。然る後、イグニッションスイッチIGがオフされると、コンピュータプログラムはステップ200に戻る。このようなイグニッションスイッチIGのオフに伴い、EEPROM60の書き込み領域61には、当該イグニッションスイッチIGのオフ直前の書き込み値がそれぞれ当該イグニッションスイッチIGのオフ後も維持される。
【0052】
ところで、上述のようにコンピュータプログラムがステップ210に進んだ場合において、ステップ201での暗号データBoがステップ202での暗号データAA55と一致しなければ、当該ステップ210での判定がNOとなる。このような判定結果となる原因には、以下のようなことが考えられる。
【0053】
上記第1実施形態と同様に、当該乗用車が、当該乗用車を中古車として売買される際には、当該乗用車に搭載済みの走行距離積算計のEEPROM60の両書き込み領域61、62には、本来、正常な走行距離積算値A及び正常な暗号データBoがそれぞれ書き込まれている筈である。
【0054】
これに対し、ステップ110においてBo=AA55が不成立であるということは、当該乗用車を中古車として売買する際に、走行距離積算値A及び暗号データBoのいずれかが人為的に改竄されている可能性が高い。
【0055】
例えば、上述のように、暗号データBoがEEPROM60に書き込まれていることは自動車メーカ側しか知らないのであるから、EEPROM60には、液晶パネル40で表示すべき当該乗用車の走行距離積算値Aのみが書き込まれており、秘密のデータである暗号データBoまでが書き込まれているとは考えないのが通常である。従って、例えば、当該乗用車の所有者が、中古車としてディーラである自動車販売店に売り渡す際にその譲渡価額を高くしたいと考えれば、当該自動車の総走行距離を実際よりも小さくみせようとして、前もって、EEPROM60に書き込まれている当該乗用車の走行距離の積算値を正常値よりも小さくするように改竄するか、或いはこのような改竄をEEPROM60を新品に交換することで行うという事態が起こる。
【0056】
しかして、ステップ210でNOと判定された場合には、ステップ212において、異常表示処理がなされる。これに伴い、液晶パネル40は、駆動回路70により表示駆動されて、EEPROM60の書き込み値は異常である旨表示する。
【0057】
従って、当該乗用車を中古車として購入しようとする自動車販売店では、上述のように、マイクロコンピュータ50にステップ210の処理を行わせることにより、暗号データBo=AA55が成立しないとき液晶パネル40に異常表示がされることで、当該乗用車のEEPROM60の記憶内容の改竄を発見できる。この改竄は、EEPROM60の書き込み領域62の書き込み内容を走行距離の積算値と誤認してするか、上述のように、EEPROM60は、当該乗用車に搭載済みのEEPROMを新品に取り替えたものであることによると考えられる。その結果、当該乗用車の総走行距離が改竄されたままでの中古車としての売買を未然に防止できる。即ち、当該乗用車の中古車としての売買に先立ち、当該乗用車の総走行距離を正常値に復帰させ得る。
【0058】
なお、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた数1の直線式の係数αや定数Cは、必要に応じて、他の数に適宜変更してもよい。また、当該数1の直線式は直線式であるが、これに限ることなく、当該直線式に代えて、2次式や3次式等の種々の関数式を採用してもよい。
【0059】
また、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べたように、EEPROM60の書き込み領域61への書き込み値は、ステップ110での判定にのみ用いるのではなく、液晶パネル40で総走行距離を表示するにあたって利用するようにしてもよい。具体的には、例えば、ステップ160にて、ステップ150でなされた走行距離の積算値をEEPROM60の書き込み領域61に書き込み更新した後、この書き込み領域61への書き込み値を液晶パネル40により表示すべき総走行距離として読み出して当該液晶パネル40で表示するようにし、ステップ170では、上記書き込み領域61への書き込み値に対応するバックアップ値BをEEPROM60の書き込み領域62に書き込み更新する。
【0060】
また、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べたEEPROM60の書き込み領域61を廃止して、書き込み領域62への書き込み値から数2の式を用いて走行距離の積算値を逆に算出し、この算出値を液晶パネル40で表示する総走行距離として利用してもよい。
【0061】
また、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態におけるステップ110でのNOとの判定或いは上記第2実施形態におけるステップ210でのNOとの判定に伴い、異常表示と共に或いはこの異常表示処理をすることなく、マイクロコンピュータ50の処理等の走行距離積算計としての動作を停止するようにしてもよく、或いはステップ120でのNOと判定に伴いマイクロコンピュータ50の処理等の走行距離積算計としての動作を停止するようにしてもよい。これによっても、上記第1或いは第2の実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0062】
また、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態において、EEPROM60の書き込み領域61を廃止して、ステップ170において、バックアップ値Bを走行距離の積算値に対する変換値としてEEPROM60の書き込み領域62に書き込み更新し、この書き込み領域62への書き込み更新変換値を用いて、数2の式から走行距離の積算値(従属変数b)を逆算出し、この逆算出値を当該乗用車の総走行距離として液晶パネル40で表示するようにしてもよい。この場合、別途、ステップ102にて数2の式から逆算出した走行距離の積算値が正常か否かにつきステップ110にて判定し、異常であれば、総走行距離が異常である旨、ステップ111での処理のもと、液晶パネル40に表示させるようにする。
【0063】
また、本発明の実施にあたり、上記第2実施形態にて述べた当該乗用車に固有の暗号データBoは、AA55に限ることなく、適宜変更してもよい。
【0064】
また、本発明の実施にあたり、液晶パネル40に替えて、例えば、ELパネルや蛍光表示管を採用してもよい。
【0065】
また、本発明の実施にあたり、乗用車用走行距離積算計に限ることなく、一般に自動車用電子式走行距離積算計に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される乗用車用計器の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の走行距離積算計の電気回路構成を示すブロック図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータの作用を表すフローチャートの前段部である。
【図4】当該フローチャートの後段部である。
【図5】本発明の第2実施形態の要部を示すフローチャートの前段部である。
【図6】当該第2実施形態の要部を示すフローチャートの後段部である。
【符号の説明】
D…走行距離積算計、Sv…車速センサ、40…液晶パネル、
50…マイクロコンピュータ、60…EEPROM、
61、62…書き込み領域、70…駆動回路。

Claims (5)

  1. 自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、前記積算手段による走行距離の積算値及び前記不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する電子式走行距離積算計において、
    前記走行距離の積算値とこれに対するバックアップ値との関連で定めた所定の関数式に基づき、前記積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じて前記バックアップ値を算出して前記不揮発性メモリの前記書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込み更新するバックアップ手段(170)と、
    前記不揮発性メモリの前記第2書き込み領域に書き込まれた前記バックアップ値に応じて前記所定の関数式から前記走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
    この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が前記不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた前記走行距離の積算値と一致するか否かを判定する一致判定手段(110)とを備えて、
    前記表示手段は、前記一致判定手段が一致しないと判定したときには、前記不揮発性メモリへの書き込み内容は異常である旨表示することを特徴とする自動車用電子式走行距離積算計。
  2. 自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、前記積算手段による走行距離の積算値及び前記不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する電子式走行距離積算計において、
    前記走行距離の積算値とこれに対するバックアップ値との関連で定めた所定の関数式に基づき、前記積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じて前記バックアップ値を算出して前記不揮発性メモリの前記書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込み更新するバックアップ手段(170)と、
    前記不揮発性メモリの前記第2書き込み領域に書き込まれた前記バックアップ値に応じて前記所定の関数式から前記走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
    この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が前記不揮発性メモリの第1書き込み領域に書き込まれた前記走行距離の積算値と一致するか否かを判定する一致判定手段(110)とを備えて、
    前記一致判定手段が一致しないと判定したときには、作動を停止することを特徴とする自動車用電子式走行距離積算計。
  3. 前記一致判定手段が一致しないと判定したとき、前記逆算出手段により算出された走行距離の積算値が、前記不揮発性メモリの第1書き込み領域の走行距離の積算値よりも大きいときには、当該第1書き込み領域の走行距離の積算値が前記逆算出手段により算出された走行距離の積算値に等しいとされ、一方、前記逆算出手段により算出された走行距離の積算値が、前記不揮発性メモリの第1書き込み領域の走行距離の積算値よりも小さいときには、前記逆算出手段により算出された走行距離の積算値が前記第1書き込み領域の走行距離の積算値に等しいとされることを特徴とする請求項1或いは2に記載の自動車用電子式走行距離積算計。
  4. 自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、150)と、
    前記走行距離の積算値とこれに対応する変換値との関連で定めた所定の関数式に基づき、前記積算手段により自動車の走行に応じてなされる走行距離の積算値に応じて前記変換値を算出する変換値算出手段(170)と、
    前記算出変換値を書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、
    前記不揮発性メモリに書き込んだ前記算出変換値に応じて前記所定の関数式から前記走行距離の積算値を逆に算出する逆算出手段(102)と、
    この逆算出手段により算出された走行距離の積算値が正常な値のとき当該積算値を自動車の総走行距離として表示し、前記積算値が異常な値のときには、総走行距離は異常である旨表示する表示手段(160、70、40、111)とを備える自動車用電子式走行距離積算計。
  5. 自動車の走行に応じて走行距離を積算する積算手段(Sv、220)と、この積算手段による走行距離の積算値を書き込み領域(61)に書き込み更新する不揮発性メモリ(60)と、前記積算手段による走行距離の積算値及び前記不揮発性メモリの書き込み領域への書き込み更新値の一方を総走行距離として表示する表示手段(160、70、40)とを有する電子式走行距離積算計において、
    当該自動車に固有の暗号データを予め記憶してなる記憶手段(50)と、
    前記不揮発性メモリのうち前記書き込み領域(以下、第1書き込み領域という)以外の書き込み領域(62)(以下、第2書き込み領域(62)という)に書き込まれるデータが前記記憶手段に記憶済みの前記暗号データと一致するか否かを判定する一致判定手段(210)とを備えて、
    前記表示手段は、前記一致判定手段が一致しないと判定したときには、前記不揮発性メモリへの書き込み内容は異常である旨、表示することを特徴とする自動車用電子式走行距離積算計。
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