JP3786043B2 - 車両走行距離積算値記憶システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の走行距離積算値を表示するための車両走行距離積算値記憶システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、総走行距離としての走行距離積算値を表示する走行距離積算計では、EEPROM等の記憶手段を備えており、このEEPROMに走行距離積算値を書き込み更新して記憶させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記EEPROMに記憶された走行距離積算値は、当該車両がどのように使用されてきたかを把握するために重要なものである。例えば、中古車市場では、総走行距離が短い自動車に人気があり、このような自動車は高価額で取引されることが多い。このため、中古車としての売買にあたりその価額を高くすべく、EEPROMに記憶された走行距離積算値を小さい値に書き換えて不正に改竄するという事態が生じている。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、記憶された走行距離積算値の不正改竄を困難にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両(10)に備えられた車両走行距離積算計(D)と、車両(10)の外部に備えられて車両(10)と通信可能なコンピュータ(20)とから構成され、コンピュータ(20)は、車両の走行距離積算値に関する情報を車両(10)から受信し、かつ、当該受信した情報を記憶管理し、車両走行距離積算計(D)は、コンピュータ(20)にて記憶管理された情報に基づいて走行距離積算値を表示することを特徴とする。
【0006】
これによれば、車両外部のコンピュータ(20)が、車両の走行距離積算値に関する情報を車両(10)から受信し、かつ、当該受信した情報を記憶管理し、車両走行距離積算計(D)は、コンピュータ(20)にて記憶管理された情報に基づいて走行距離積算値を表示するので、車両外部のコンピュータ(20)にて記憶された走行距離積算値を不正に改竄することを、極めて困難にできる。
【0014】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の車両走行距離積算値記憶システムを示すブロック図であり、車両10と、車両10の外部に備えられた車外管理センタとしてのコンピュータ20とから構成されている。そして、当該車両10とコンピュータ20とは、相互に通信可能になっている。
【0017】
そして、車両に備えられた車速センサ11は、車両走行距離積算値に関する情報を、車両に備えられた送信機12に出力する。そして、送信機12は、上記情報を車外管理センタのコンピュータ20に送信する。なお、車速センサ11は、後述のスピードメータSの車速センサを利用しており、この車速センサ11は、当該乗用車の車速を検出するものである。
【0018】
コンピュータ20は、送信機12から送信された情報に基づいて車両走行距離積算値を演算する。そして、コンピュータ20に備えられたEEPROM等の不揮発性メモリ21には、演算された車両走行距離積算値が記憶され、車両走行距離積算値はコンピュータ20により一括管理される。なお、当該不揮発性メモリ21は、特許請求の範囲に記載の外部記憶手段に相当するものである。
【0019】
そして、コンピュータ20は、不揮発性メモリ21に記憶された車両走行距離積算値を、車両10に備えられた受信機13に送信する。そして、後述する表示器14fには、受信機13から出力された車両走行距離積算値が表示される。
【0020】
図2は、車両10に搭載されたメータ14の正面図であり、このメータ14は、コンビネーションメータとして、当該乗用車のインストルメントパネルに配設されている。
【0021】
当該メータ14は、スピードメータS、タコメータT、シフトインジケータI及び電子式走行距離積算計Dを備えている。スピードメータSは、目盛り盤14a及び指針14bにより、当該乗用車の車速を指示するもので、目盛り盤14aは、環状の見返し板14cの底壁14dの開口部14eにその裏面側から併設されている。
【0022】
走行距離積算計Dは、液晶パネル等の表示器14fを備えており、この表示器14fは、目盛り盤14aの開口部14gにその裏面側から併設されている。当該表示器14fは、当該乗用車の走行距離の積算値を総走行距離としてデジタル表示する。
【0023】
以上により、本実施形態によれば、走行距離積算計Dを備えるメータ14に、走行距離積算値を記憶させることを廃止でき、しかも、走行距離積算値を車両外部のコンピュータ20に記憶させるので、当該記憶された走行距離積算値を不正に改竄することを、極めて困難にできる。
【0024】
(第2実施形態)
図3は、本実施形態の車両走行距離積算値記憶システムを示すブロック図であり、走行距離積算計Dを備えるメータ14と、車両に備えられたナビゲーション装置15とから構成されている。
【0025】
そして、車速センサ11からの情報は、メータ14およびナビゲーション装置15の双方に出力され、メータ14およびナビゲーション装置15のそれぞれにて、車速センサ11からの情報に基づいて走行距離積算値が算出される。
【0026】
そして、メータ14では、メータ14に備えられたEEPROM等の不揮発性メモリ14hに、算出された走行距離積算値を随時記憶する。そして、EEPROM14hに記憶された走行距離積算値を、走行距離積算計Dの表示器14fに表示させるようになっている。
【0027】
一方、ナビゲーション装置15では、ナビ装置15に備えられたEEPROM等の不揮発性メモリ15aに、算出された走行距離積算値を所定期間毎に記憶する。そして、EEPROM15aに記憶された走行距離積算値を、ナビ装置15に備えられた表示器15bに表示させる。なお、当該不揮発性メモリ15aは、特許請求の範囲に記載の車載記憶手段に相当するものである。
【0028】
この表示器15bへの表示態様の一例として、月毎の走行距離を表示することが挙げられる。なお、ナビ装置15の表示器15bへは、上記走行距離の他に、燃費等の車両情報を表示するようにしてもよい。
【0029】
以上により、本実施形態によれば、車両の走行距離積算値を、メータ14のE不揮発性メモリ14hに随時記憶させる他に、ナビ装置15の不揮発性メモリ15aにも所定期間毎に記憶させ、このメモリ15aに記憶された走行距離積算値をも表示器15bにて表示させるので、仮に、メータ14のメモリ14hに記憶された走行距離積算値が不正に改竄された場合には、メータ14の外部に備えられたナビ装置15の表示器15bに表示された走行距離積算値と、不正に改竄された値とが異なる値となるので、メータ14の表示器14fに表示された走行距離積算値を、ナビ装置15の表示器15bに表示された走行距離積算値と照合することにより、上記不正改竄が為されているか否かを容易に判別することができる。
【0030】
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、コンピュータ20は、車両走行距離積算値を記憶して一括管理しているが、本発明の実施にあたり、車両走行距離積算値に関する情報以外の情報をも、車両10からコンピュータ20に送信してコンピュータ20にて一括管理するようにしてもよい。なお、車両走行距離積算値に関する情報以外の情報の一例として、エンジン回転情報、冷却水温情報、車両が通った経路の情報等が挙げられる。
【0031】
また、本発明の実施にあたり、車両10からコンピュータ20に、走行距離積算値に関する情報の他に、当該車両10の識別情報と合わせて送信するようにして、コンピュータ20にて、走行距離積算値に関する情報と合わせて上記識別情報を記憶させるようにしてもよい。これにより、メータ14全体を交換することにより走行距離積算値を不正に置き換えようとする行為を、防止することができる。
【0032】
また、上記第1実施形態では、コンピュータ20にて、送信機12から送信された情報に基づいて走行距離積算値を演算しているが、例えばメータ14等の車両10側にて走行距離積算値を演算し、この演算された走行距離積算値を送信機12からコンピュータ20に送信するようにしてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る、車両走行距離積算値記憶システムを示すブロック図である。
【図2】図1に示す表示器を備えた乗用車用計器の正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る、車両走行距離積算値記憶システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
10…車両、21…外部コンピュータの不揮発性メモリ(外部記憶手段)、
D…車両走行距離積算計。
Claims (1)
- 車両(10)に備えられた車両走行距離積算計(D)と、
前記車両(10)の外部に備えられて前記車両(10)と通信可能なコンピュータ(20)とから構成され、
前記コンピュータ(20)は、車両の走行距離積算値に関する情報を前記車両(10)から受信し、かつ、当該受信した情報を記憶管理し、
前記車両走行距離積算計(D)は、前記コンピュータ(20)にて記憶管理された情報に基づいて走行距離積算値を表示することを特徴とする車両走行距離積算値記憶システム。
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