JP4296914B2 - 位置教示装置及びそれを備えた搬送システム - Google Patents

位置教示装置及びそれを備えた搬送システム Download PDF

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Description

本発明は、複数の搬送物を搬送する搬送台車と、この搬送台車が搬送する搬送物を載置する載置台とを具備してなる位置教示装置及びそれを備えた搬送システムに関する。
最近の半導体製造、液晶製造、FAなどにおける搬送手段は、OHT(Over head Hoist Transport)やOHS(Over Head Shuttle)などの軌道上を走行する台車による無人搬送システムが主流となってきている。一般的に、台車は天井から吊り下げられた軌道上を走行し、搬送物を目的の装置まで搬送して、載置する。このとき、搬送物は装置上に正確に載置しないと、装置内で処理できなくなる場合があるため、台車を装置上の正確な位置で停止させる必要がある。これまでに、目的の装置上に台車を正確に停止させるため、例えば特許文献1に記載されているような台車は、実際の停止位置と、理想の停止位置との位置ズレを検出する停止位置ズレ量検出手段を備えている。
特開平11−349280号公報(図1)
特許文献1に記載の搬送台車は、発光ダイオードが配設されており、装置に設けられた受光素子で発光ダイオードの光を受光することにより、位置ズレを検出している。しかしながら、近年の搬送システムは大型化しており、それに伴い搬送台車や装置等の数が増大するため、特許文献1に記載されている搬送台車は、搬送台車毎に位置検出のための発光ダイオードなどを配設しなければならないため、高価となり、容易に位置ズレ量検出を行うことができない。
そこで、本発明の目的は、簡単に位置ズレ検出が行える位置教示装置及びそれを備えた搬送システムを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、搬送物を載置する架台に設けられた基準部と、搬送物を搬送し、架台に搬送物を載置する搬送台車と、搬送台車によって搬送可能な筐体と、筐体に設けられ、基準部の位置を検出する位置検出機構と、検出された基準部の位置と所定位置との位置ズレ量検出する位置ズレ量検出手段とを備えている。
この構成によれば、位置検出機構が搬送台車により搬送可能な筐体に設けられているため、位置ズレを検出する場合には、搬送台車に検出手段を設けることなく、簡単に位置ズレを検出することができる。位置ズレを検出することで、搬送物を正確に架台に載置することができる。
本発明の位置検出機構が、画像認識により前記基準部の位置を検出することが好ましい。これによると、基準部に位置を検出するための手段などを特に設ける必要がなくなる。
この場合、基準部が、認識マークであることが好ましい。これによると、画像認識しやすくなるため、位置検出を正確にすることができる。また、この場合、回転方向における位置ズレを検出しやすくするために、基準部が、向きを識別できる形状を有していることが好ましい。
本発明は、前記位置ズレ量に基づいて前記搬送台車の位置ズレを補正する補正機構をさらに備えていてもよい。これによると、作業者などが搬送台車の位置ズレを補正する手間を省くことができる。
本発明において、筐体が、架台と筐体との距離を検出する距離検出機構を備えていることが好ましい。この構成によれば、最適な位置で位置検出をすることができる。また、本発明の筐体が、搬送物と同形状を有していることにより、筐体を基準に位置ズレを補正するだけでよく、搬送物の形状などを考慮して位置ズレを補正する必要がなくなるため、複雑な演算をする必要がなくなる。
本発明は、検出した前記位置ズレ量を記憶する記憶手段をさらに備えていることが好ましい。この構成によれば、一度搬送台車の位置合わせを行えば、他の架台に対して搬送台車の位置合わせをする際に、再度位置ズレ量を検出する必要が無く、無駄な時間を短縮することができる。
本発明において、基準部が、架台に対して着脱可能であることが好ましい。この構成によれば、必要な架台に対して基準部を装着することができるため、新たに位置合わせを行いたい架台に対しても、基準部を設けることができる。
本発明の搬送システムは、上述の位置教示装置と、搬送物に処理を施す処理装置と、処理装置の近傍に配置され、搬送台車が走行する走行路とを有している。これによると、好適に搬送台車の位置ズレを補正することができ、処理装置上に正確に搬送物を載置することができるため、処理装置が搬送物に処理を施しやすくなる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係る搬送システム10は、図10に示すように、複数の処理内容の異なる半導体製造装置5(架台・処理装置)、ストッカ6(架台・処理装置)、及び複数の移載装置1をそれぞれ備える各ベイ19(半導体処理工程を構成する点線で囲んだ領域)が複数備えられて構成されている。各ベイ19内の各半導体製造装置5及びストッカ6は、工程内起動18で連結され、さらに、工程内軌道18は、分岐軌道17を介して工程間軌道16に連結されている。
工程間軌道16、分岐軌道17、及び工程内軌道18は、半導体(搬送物)を搬送する複数の懸垂型搬送台車1が走行可能な走行路となっている。これらの走行路(16、17、18)は工場の上方(天井側)に設置され、半導体が各搬送台車1に吊り下げられるように搭載されて搬送される。ここで半導体とは、例えば、一般的にFOUP30(Front Opening Unified Pod)と呼ばれるカセット(収納容器)内に複数枚収納された半導体ウェハである。図11に示すように、FOUP30は略立方体の形状を有しており、その上面中央にFOUP30を把持して搬送するためのフランジ31が配設されている。半導体は、カセット単位で搬送され、各半導体製造装置5内で所定の処理が施されていく。以下の説明で、搬送台車1によって搬送される搬送物をFOUP30と称する。
ストッカ6は複数のFOUP30を収納可能な保管手段であって、搬送システム10につき1つ又は複数配置されている。FOUP30が処理待ちの状態などのときに、FOUP30はストッカ6に搬送され、ストッカ6内で要求されるまで保管されるようになっている。ストッカ6は、必ずしも、各ベイ19に1つずつ備えられているものでなくてもよい。ストッカ6内では、図示しないスタッカクレーンによってFOUP30の移動が行われ、各棚に収納される。
半導体製造装置5は、FOUP30を内部に取り込み、FOUP30に収納されている半導体ウェハに薄膜形成、フォトリソグラフィー、エッチングなどの処理を施す。半導体製造装置5は、搬入ポート51aと搬出ポート51bとを有している。搬入ポート51aと搬出ポート51bとが工程内軌道18の直下に位置するように、半導体製造装置5を配置する。また、搬送台車1は、搬入ポート51aと搬出ポート51bとに同時にアクセスすることも可能である。搬送台車1により搬入ポート51aに載置されたFOUP30は、半導体製造装置5に内蔵されている図示しない移載機構により内部に取り込まれる。その後、クリーンな環境でFOUP30内の半導体ウェハを取り出して、必要な処理を施す。処理終了後、再びFOUP30内に半導体ウェハを収納し、半導体製造装置5に内蔵されている図示しない搬送機構によりFOUP30が搬出ポート51b上に運び出され、載置される。
搬送台車1は、上述したように、FOUP30を半導体製造装置5及びストッカ6に搬送する。図11に示すように、搬送台車1は、走行機11と、昇降機体12と、ベルト13と、昇降体14と、フィンガ15とを有している。走行機11は、走行路(16、17、18)を一方向に走行する。走行機11の下方には、昇降機体12が配設されている。昇降機体12は、図示しないモータに接続されたリールを有しており、そのリールにベルト13が巻回されている。また、昇降機体12には、搬送台車1を制御するための後述するコントローラ100を備えている。
ベルト13の先端には、昇降体14が配設されており、リールの正逆回転により、ベルト13を介して昇降体14が昇降するようになっている。また、ベルト13は、半導体製造装置5等に載置できるまでFOUP30を降下させることができる長さを有している。昇降体14の下部には、フィンガ15が設けられている。フィンガ15は、FOUP30のフランジ31を挟持可能なように開閉可能となっている。上述の搬送台車1の各機構、半導体製造装置5やストッカ6等は、後述する図4に示すシステムコントローラ90と通信可能となっており、システムコントローラ90の支持により各機構、装置が動作するようになっている
搬送台車1の停止位置と、半導体製造装置5又はストッカ6のFOUP30を載置する載置位置との位置ズレを補正するために、本実施の形態では、図1に示すように、位置補正器2と補正シート4とを用いている。位置補正器2は、図2に示すように、FOUP30と同形状で内部空間を有する筐体2a(筐体)とフランジ21とを有しており、搬送台車1によって搬送可能となっている。また、補正シート4は、図3に示すように、正方形のプレートであり、中心に、円の一部が欠損した形状の認識マーク41(基準部)が描かれている。そして、補正シート4は、半導体製造装置5の搬出入ポート51a・51b等の上に着脱可能に載置されている。認識マーク41を円の一部が欠損した形状とすることで、回転方向に対する誤差を検出しやすくなる。尚、位置ズレを補正するために、作業者が補正シート4を載置するようにしてもよいし、認識マーク41を予め搬出入ポート51a・51b等に描いてもよい。
筐体2aの内側上面の略中心部には、補正シート4の認識マーク41を撮像するためのCCDカメラ22(位置検出機構)が配設されている。また、筐体2aの下面のCCDカメラ22と対向する位置には、開口25が設けられており、CCDカメラ22が、開口25を介して画像認識できるようになっている。筐体2aの側面には、CCDカメラ22により取込んだ画像を処理する画像処理装置23(位置検出機構)が配設されている。さらに、筐体2aの下面の開口25の近傍には、レーザ式の距離センサ24(距離検出機構)が設けられており、位置補正器2と補正シート4との距離を検出できるようになっている。尚、図3中の点線がCCDカメラ22により撮像範囲である。撮像範囲は、略正方形であり、撮像範囲に対して垂直に交差する方向をCCDカメラ22のX軸、Y軸(図中一点鎖線)とする。
また、画像処理装置23と距離センサ24とに接続されているケーブル26a・26bが搬送台車1の昇降体14に接続されており、ケーブル26a・26bを介して、位置補正器2と搬送台車1のコントローラ100とが通信可能となっており、ケーブル26a・26bを介して位置補正器2に電力が供給されるようになっている。尚、ケーブル26a・26bを介さず、無線により通信可能としてもよいし、電力源を筐体2a内に設けるようにしてもよい。
ここで、コントローラ100について説明する。コントローラ100は、搬送システム10のシステムコントローラ90の支持に従って搬送台車1を制御し、また、搬送台車1とFOUP30を載置する半導体製造装置5及びストッカ6との位置ズレを補正する。コントローラ100は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)110と、RAM(Random Access Memory)120と、ROM(Read Only Memory)130と、インターフェースユニット140とを備えている。
CPU110は、各種コマンドに従って演算処理を行う中央演算処理装置である。RAM120は、CPU110がプログラムを実行する際に使用するデータの一時記憶用の揮発性の読出し又は書き込みメモリである。ROM130は、CPU110により、図4の各機能部を制御し、図6のフローチャートを動作させるための演算プログラムが格納されている不揮発性の読出し専用メモリである。
インターフェースユニット140は、システム全体をコントロールするシステムコントローラ90や位置補正器2とコントローラ100とを直接的、間接的に電気的接続する接続部である。上述したように、位置補正器2と搬送台車1とはケーブル26a・26bにより通信されている。また、搬送台車1とシステムコントローラ90とは、無線により通信されている。
次に、搬送台車1のコントローラ100及び位置補正器2の各機能について説明する。図4に示すように、コントローラ100において、CPU110は、位置ズレ量検出部111と、位置補正制御部112(補正機構)と、モータ制御部113とを有している。また、RAM120は、基準画像記憶部121と位置ズレ量記憶部122(記憶手段)と、カメラ補正値記憶部123とを有している。さらに、上述したように、位置補正器2は、画像処理装置23と、距離センサ24とを有している。
距離センサ24は、位置補正器2の筐体2aと補正シート4との距離を検出する。距離センサ24はレーザ式であり、レーザを補正シート4に投光し、反射光を受光することにより、筐体2aと補正シート4との距離を検出する。
画像処理装置23は、CCDカメラ22が撮像した補正シート4の認識マーク41の画像処理をする。また、CCDカメラ22が基準位置を決定するために撮像した認識マーク41の画像をRAM120の基準画像記憶部121に記憶する。
位置ズレ量検出部111は、搬送台車1の停止位置と、半導体製造装置5及びストッカ6のFOUP30の載置位置との回転方向又は水平方向に対する位置ズレ量を検出する。検出方法については後に詳述するが、RAM120の基準画像記憶部121と画像処理装置23が画像処理した認識マーク41との比較により位置ズレ量を検出する。検出した位置ズレ量は、RAM120の位置ズレ量記憶部122に記憶される。
位置補正制御部112は、RAM120の位置ズレ量記憶部122に記憶されている位置ズレ量に基づいて、搬送台車1の位置ズレを補正する。補正することにより、搬送台車1は、FOUP30を正確に半導体製造装置5等に載置することができる。
モータ制御部113は、搬送台車1の昇降機体12のリールに接続されているモータを作動させて、昇降体14を昇降させる。また、位置補正器2の距離センサ24が検出した筐体2aと補正シート4との距離が所定値となると、モータを停止させる。所定値は、画像処理をするのに最適な距離に予め設定された値である。これにより、最適な位置で認識シート4の画像検出を行うことができる。尚、距離の所定値は、RAM120の図示しない領域に記憶されていてもよいし、図示しないフラッシュメモリ等に作業者がその都度入力するようにしてもよい。
基準画像記憶部121は、CCDカメラ22の撮像範囲の基準位置となる画像を記憶する。位置ズレ量記憶部122は、位置ズレ量検出部111で検出された位置ズレ量を記憶する。尚、位置ズレ量記憶部122は、位置ズレ量を搬送台車毎又は装置(半導体製造装置5・ストッカ6)毎に分類して記憶している。カメラ補正値記憶部124は、CCDカメラ22と搬送台車1との位置ズレ量を記憶する。
次に、搬送台車1及び各装置の位置ズレ補正を行う方法について説明する。かかる位置ズレ補正は、搬送台車1に位置補正器2を把持させ、補正シート4の認識マーク41を撮像し、CCDカメラの傾き角度補正値、CCDカメラの位置補正値、搬送台車1の位置ズレ量および各装置の位置ズレ量を検出することにより可能となる。以下、その各検出について、図6及び図7のフローチャートを参照しつつ説明する。尚、以下の説明において、搬送台車1が走行する走行路に対して正確に位置合わせをした半導体製造装置5の搬入ポート51aを位置ズレの基準とし、その搬入ポート51aを基準架台Aと称する。また、基準とする装置は搬出ポート51bでもストッカ6であってもよい。
まず、S601において、CCDカメラの傾き角度補正値を検出する。つまり、搬送台車1の軸(搬送台車1の走行方向)と搬送台車1が把持する位置補正器2のCCDカメラ22のX軸との傾き角度を検出する。尚、このステップにおける搬送台車1の動作は、作業者により基準架台Aに対して正確に位置合わせされて行われる。これにより、搬送台車1と基準架台Aとの位置ズレがなくなるため、CCDカメラ22の傾き角度を検出することができる。
まず、搬入ポート51aに補正シート4を載置して、CCDカメラ22により補正シート4の認識マーク41を撮像する。このとき、図5(a)に示すように、認識マーク41がCCDカメラ22の撮像範囲内に収まるように撮像する。その後、認識マーク41が撮像範囲から外れない範囲で搬送台車1を移動させる。図5(b)に示すように、搬送台車1を移動させることで搬送台車1の軸を認識することができ、その認識した軸とCCDカメラ22のX軸との傾き角度δを検出することができる。
次に、S602に移行して、CCDカメラの位置補正値を検出する。つまり、CCDカメラ22のX軸Y軸方向における位置ズレを検出する。ここで、図7のフローチャートに移行し、まず、S701において、基準画像を基準画像記憶部121に記憶させる。ここで基準画像とは、位置ズレを検出する際に基準とする認識マーク41の位置を表し、CCDカメラ22、搬送台車1、及び各装置(半導体製造装置5・ストッカ6)が、全てズレがない場合に得られる画像である。具体的には、図3に示すように、認識マーク41の中心と、撮像範囲の中心とが重合し、且つ、認識マーク41の傾きがない状態で撮像される画像である。
次に、S702に移行し、作業者が位置補正器2を降下させ、基準架台Aの正規位置に固定し、さらに、S703に移行し、認識マーク41を撮像する。そして、S704に移行し、基準画像記憶部121に記憶させた基準画像と、S703撮像した画像との認識マーク41の位置ズレ量をCCDカメラ22の補正用データとして、カメラ補正値記憶部124に記憶させる。尚、ここで記憶させる位置ズレは、S601で検出した傾き角度δと、CCDカメラ22のX軸Y軸方向における位置ズレとを含んでいる。その後、位置補正器2を搬送台車1の元の位置に戻す。尚、以下の説明において、基準画像で記憶した認識マークを基準画像41aと称す。
次に、S603に移行して、搬送台車1の位置ズレ量を検出する。ここで図8のS801に移行して、今度は作業者を介さず、モータ制御部113がモータを作動させ、位置補正器2を降下させる。尚、以下の説明において、最初に位置ズレの補正を行う搬送台車1を搬送台車Aと称する。搬送台車Aが位置補正器2を降下する途中で、距離検出器24が検出した位置補正器2と補正シート4との距離が所定値となったか否かを判断する(S802)。距離が所定値でない場合(S802:No)、S801に戻り位置補正器2を降下させつづける。距離が所定値の場合(S802:Yes)、S803に移行して、モータ制御部113がモータを停止し、位置補正器2の降下を停止させる。ここで、所定値は、予め設定された、画像認識に最適な位置補正器2と補正シート4との距離値である。
S804に移行して、停止位置で、CCDカメラ22により補正シート4の認識マーク41を撮像し、S805において、撮像した認識マーク41と基準画像記憶部121に記憶した基準画像41aとから位置ズレ量検出部111が位置ズレ量を検出する。ここで、位置ズレ量の検出方法について説明する。CCDカメラ22の撮像範囲が、図5(c)に示すような位置に存在する場合について説明する。尚、図中点線の認識マークは、基準画像41aである。認識マーク41が基準画像41aと重合するようにすることで位置ズレを補正することができる。ここで、認識マーク41と基準位置41aとの中心距離をLとし、認識マーク41と基準位置41aとの回転方向における誤差が角度λとする。
上述したように、CCDカメラ22のX軸と搬送台車の軸とは角度δの誤差がある。CCDカメラ22の傾き誤差を補正した場合、認識マーク41と基準位置41aとの回転方向における誤差が角度(λ―δ)となる。従って、認識マーク41と基準位置41aとの位置ズレは、X軸ではLcos(λ―δ)、Y軸ではLsin(λ―δ)と検出することができる。さらに、S602で検出したCCDカメラ22のX軸Y軸方向における位置ズレを考慮した位置ズレ量を搬送台車Aの位置ズレ量とし、位置ズレ量記憶部122に記憶する(S806)。
図6に戻り、S604に移行して、搬送台車A以外の搬送台車についても同様に、基準架台Aに対する位置ズレ量を検出する。これにより、全ての搬送台車1において、基準となる基準架台Aに対しての位置ズレを補正することができる。検出方法については、上述した方法と同様のため説明は省略する。
次に、S605に移行して、基準架台A以外の装置について、位置ズレ補正値を検出する。このステップにおいて、上述したように搬送台車Aの位置ズレは補正されているので、この搬送台車Aに対する位置ズレ量を検出し、補正すればよい。尚、他の装置の位置ズレ量の検出方法は、搬送台車Aの位置ズレ量を検出した検出方法と同様であるため、説明は省略する。検出した他の装置に対する位置ズレ量は、位置ズレ量記憶部122に装置毎にマッピングされて記憶される。
以上のように、検出し、位置ズレ量記憶部122に記憶した位置ズレ量に基づいて、搬送台車1の動作毎に位置補正制御部112が搬送台車1の位置ズレ補正を行う。尚、各装置の位置ズレに対しては、作業者が位置ズレ量に基づいて正確に位置合わせを行っても良いし、搬送台車1の位置ズレ補正を行う際に、各装置の位置ズレを考慮して位置ズレ補正を行うようにしてもよい。
次に、本実施の形体の変形例として、搬送台車1の停止位置が半導体装置5及びストッカ6に対して位置ズレ量が大きい場合について説明する。
位置ズレ量が大きい場合、認識マーク41がCCDカメラ22の撮像範囲に収まらず、基準画像41aとの位置ズレ量を検出できない場合がある。しかしながら、撮像範囲を大きくすると計測精度が落ちる。このため、本実施の形態の変形例として、図9(a)に示すような補正シート3を用いる。
補正シート3は、中心位置に円の一部が欠損した形状の認識シート31を有している。さらに、認識マーク31の中心線で分割した形状のマーク31a・31bが、認識マーク31を通る中心線に対して左右対称に距離2Mだけ離れて配置されている。左右対称に別の形状の認識マーク31a・31bを配置することで、CCDカメラ22の撮像範囲をずらしても、ずれ方向を識別することができるようになっている。尚、左右対称に配置する認識マークは別の形状であってもよく、方向が識別できるものであればよい。
次に、補正シート3において、基準画像41aからの位置ズレ量を検出する方法について説明する。図9(b)に示すように、補正シート3に対してCCDカメラの撮像範囲が位置する場合について説明する。認識マーク31aと、認識マーク31の一部とが撮像範囲内に収まっている。基準画像41aと認識マーク31との距離をL1、基準画像41aと認識マーク31aとの距離をL2とする。また、認識マーク31と基準画像41aとは回転方向において角度λだけ誤差があるとする。三角関数の定義から、距離L1を導くことができる。尚、位置ズレを補正したCCDカメラ22のX軸と補正シート3の横軸(各認識マーク31の配列方向の軸)との回転方向における誤差は角度αとする。
Figure 0004296914
また、CCDカメラ22のX軸と、基準画像41aと認識マーク31との中心を結ぶ線との角度をβは以下のようになる。
Figure 0004296914
以上より、基準画像41aと認識マーク31と位置ズレは、X軸においてL1cos(β―δ)、Y軸においてL1sin(β―δ)と検出することができる。
以上説明したように、本実施の形態において、位置検出器2が搬送台車1により搬送可能であるため、位置ズレを検出する場合には、搬送台車1に検出手段を設けることなく、簡単に位置ズレを検出することができる。位置ズレを検出することで、FOUP30を正確に半導体製造装置5やストッカ6等に載置することができる。また、画像認識により位置ズレを検出することで、半導体製造装置5やストッカ6等に位置を検出するための手段などを特に設ける必要がなくなる。さらに、認識マーク41が、円の一部が欠損した形状となっているため、回転方向における位置ズレを検出しやすくなる。
また、位置補正器2の筐体2aが、FOUP30と同じ形状であることで、位置ズレを補正する際に、FOUP30を考慮して補正する必要がなくなるため、複雑な演算をする必要がなくなる。また、補正シート4が着脱可能であるため、搬送システム10内に新たに半導体製造装置5を追加した場合であっても、簡単に位置ズレを検出することができる。
また、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はその趣旨を超えない範囲において変更が可能である。即ち、上述の実施の形態では、認識マーク41・31の形状は円の一部が欠損した形状となっているが、これに限定されることはない。認識マーク41・31を凸型の認識部材としてもよい。また、補正シート4は正方形の形状を有しているが、正方形でなくても良い。
上述の実施の形態は、位置補正器2が画像処理装置23を有しているが、別に設けてもよい。また、ケーブル26a・26bを介して位置補正器2と搬送台車1とが通信しているが、無線による通信であってもよい。さらに、位置補正器2がCCDカメラなどを駆動させるバッテリを有していてもよい。この場合、駆動源を持つことで、他の装置と分離させることができる。位置補正器2がFOUP30と異なる形状であってもよい。
本発明は、上記の好適な実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明の好適な実施の形態に係る位置補正器と補正シートとの関係を表した概略図。 図1に描かれている位置補正器の断面図。 図1に描かれている補正シートの上面図。 搬送台車と位置補正器との機能ブロック図。 (a)及び(b)CCDカメラのX軸と搬送台車の軸との傾き誤差を検出する方法図。(c)基準画像と認識マークとの位置ズレ量を検出する方法概略図。 位置ズレを検出する位置補正器の動作を表すフローチャート図。 図6中のCCDカメラの位置補正値検出の動作を表すフローチャート図。 図6中の位置ズレ量検出の動作を表すフローチャート図。 (a)好適な実施の形態に係る変形例であり、位置ズレ量が大きい場合の補正シートの上面図。(b)変形例においける基準画像と認識マークとの位置ズレ量を検出する方法概略図。 搬送システムの概略図。 搬送台車の概略図。
符号の説明
1 搬送台車
2 位置補正器
4 補正シート
11 走行機
12 昇降機体
13 ベルト
14 昇降体
15 フィンガ
26a、26b ケーブル
41 認識マーク
51a 搬入ポート
51b 搬出ポート
100 コントローラ

Claims (10)

  1. 搬送物を載置する架台に設けられた基準部と、
    前記搬送物を搬送し、前記架台に前記搬送物を載置する搬送台車と、
    前記搬送台車によって搬送可能な筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記基準部の位置を検出する位置検出機構と、
    検出された前記基準部の位置と所定位置との位置ズレ量検出する位置ズレ量検出手段と
    を備えていることを特徴とする位置教示装置。
  2. 前記位置検出機構が、
    画像認識により前記基準部の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の位置教示装置。
  3. 前記基準部が、認識マークであることを特徴とする請求項2に記載の位置教示装置。
  4. 前記基準部が、
    向きを識別できる形状を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の位置教示装置。
  5. 前記位置ズレ量に基づいて前記搬送台車の位置ズレを補正する補正機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の位置教示装置。
  6. 前記筐体が、
    前記架台と前記筐体との距離を検出する距離検出機構を
    備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の位置教示装置。
  7. 前記筐体が、前記搬送物と同形状を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の位置教示装置。
  8. 検出した前記位置ズレ量を記憶する記憶手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の位置教示装置。
  9. 前記基準部が、前記架台に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の位置教示装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の位置教示装置と、
    前記搬送物に処理を施す処理装置と、
    前記処理装置の近傍に配置され、前記搬送台車が走行する走行路と
    を有していることを特徴とする搬送システム。
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