JP4289045B2 - 電子スチルカメラ、電子スチルカメラシステムおよびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチルカメラおよび電子スチルカメラシステムについて、特に記録部の記録速度に応じて、連続記録枚数と連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を知ることができる電子スチルカメラおよび電子スチルカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子スチルカメラで連写撮影をする場合には、撮影された被写体の画像データを内部メモリに一旦蓄積し、その後、コンパクトフラッシュ等の半導体メモリを用いた記録媒体に記録して、撮影動作を完了する。
ここで、カメラ側の内部処理速度は予め確定しているのに対し、記録媒体の記録速度は記録媒体毎にそれぞれ相違するので、電子スチルカメラの連写性能は、使用する記録媒体の記録速度によって左右される。例えば、電子スチルカメラの内部処理速度より記録速度が遅い記録媒体を用いた場合には、記録媒体の記録速度がネックとなって連続記録枚数が決定される。
【0003】
一方、ユーザーには、電子スチルカメラの連写性能を確実に把握したいという要請が高い。このため、従来は、内部メモリの容量で連写撮影時の連続記録枚数の上限を決定したり、あるいは、連続記録枚数に上限を設けず、内部メモリの容量以上の枚数を連写した場合は連写フレーム速度を低下させる、などの手段で対応していた。
【0004】
また、特許文献1には、動画等を保存するデータ記録装置について、記録媒体の記録速度を検出して撮影可能な時間を表示する技術が開示されている。
【特許文献1】
特開2001−169227公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、内部メモリの容量で連続記録枚数の上限を決定する場合には、ユーザーは連写撮影時の連続記録枚数を予め把握することができる。しかし、近年では、記録媒体自体に内蔵バッファを複数備え、電子スチルカメラの内部処理速度以上の記録速度を有する記録媒体も存在する。このようなカメラ側の内部処理速度以上の記録媒体を用いた場合、本来増加するべき連続記録枚数がカメラ側の制約で増加せず、記録媒体の特性を十分生かすことができない点で改良の余地があった。
【0006】
一方、連続記録枚数に上限を設けない場合には、記録速度が高速な記録媒体では連続記録枚数が増加するが、連続記録枚数自体を把握できないので、ユーザーの要請に十分応えていないのが現状である。しかも、特に記録速度が低い記録媒体を用いた場合には、連続記録枚数を超過したときの連写フレーム速度が把握できないため、ユーザーが所望の画像を得ることができない結果も起こりうる。
【0007】
また、上記特許文献1は、過去に撮影した動画の記録速度から記録可能時間等の情報を求めるため、初回撮影時や設定変更時にはユーザーが正確な情報を得ることができない。しかも、上記特許文献1は、記録媒体の記録速度が内部処理速度以下の場合を前提としており、また、連続記録枚数を超過したときの連写フレーム速度の低下など、上記した電子スチルカメラ特有の問題を解決するものではない。
【0008】
本発明は上記従来技術の課題を解決するためにされたものであり、その目的は、電子スチルカメラの連続記録枚数、連続記録枚数を超過した場合の連写フレーム速度を撮影前に的確に把握できる電子スチルカメラを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、撮像素子と、内部メモリと、演算部と、前記内部メモリを介して前記撮像素子の画像データを保存する着脱自在の記録媒体と、表示部とを有する電子スチルカメラであって、
前記演算部は、前記記録媒体の記録速度および記録残容量を検出する記録媒体情報検出手段と、前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記記録媒体の記録速度を比較する比較手段と、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数と前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する演算手段とを有し、
前記記録速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記記録媒体の記録残容量および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記記録速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、前記連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記記録速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記記録速度および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記表示部に、前記連続記録枚数および前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の少なくとも一方が表示されることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記演算手段が、前記記録速度が前記内部処理速度以上の場合には、前記連続記録枚数を下式(1)により演算し、前記記録速度が前記内部処理速度未満の場合に、前記連続記録枚数を下式(2)により演算することを特徴とする。
【数7】
【数8】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記演算手段が、前記記録速度が前記内部処理速度未満の場合に、前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を下式(3)により演算することを特徴とする。
【数9】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記記録媒体情報検出手段は、前記電子スチルカメラの電源投入時または前記記録媒体の装着時の少なくとも一方で、前記記録速度を検出することを特徴とする。
請求項5の発明は、撮像素子と、内部メモリと、演算部とを有する電子スチルカメラと、前記電子スチルカメラに通信回線を介して接続される外部記録装置とを備え、前記電子スチルカメラまたは前記外部記録装置の少なくとも一方に表示部を有する電子スチルカメラシステムであって、
前記演算部は、前記外部記録装置のデータ転送速度および記録残容量を検出する外部記録情報検出手段と、前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記データ転送速度を比較する比較手段と、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数と前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する演算手段とを有し、
前記データ転送速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記外部記録装置の記録残容量および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、前記連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記データ転送速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記データ転送速度および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記表示部に、前記連続記録枚数および前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の少なくとも一方が表示されることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記演算手段が、前記データ転送速度が前記内部処理速度以上の場合には、前記連続記録枚数を下式(4)により演算し、前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合に、前記連続記録枚数を下式(5)により演算することを特徴とする。
【数10】
【数11】
請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載の発明において、前記演算手段が、前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合に、前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を下式(6)により演算することを特徴とする。
【数12】
請求項8の発明は、請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記外部記録情報検出手段は、前記電子スチルカメラおよび前記外部記録装置間の通信環境の変化に追従して、前記データ転送速度を随時検出することを特徴とする。
請求項9の発明は、撮像素子と、内部メモリと、演算部と、記録媒体とを有する電子スチルカメラのプログラムであって、
前記記録媒体の記録速度および記録残容量を検出する記録媒体情報検出手順と、
前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記記録媒体の記録速度を比較する比較手順と、
前記記録速度が前記内部処理速度以上の場合は、連続記録枚数を、前記記録媒体の記録残容量および設定された画像データ量に基づいて演算し、前記記録媒体の記録速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、設定された連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記記録媒体の記録速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記記録速度および前記画像データ量に基づいて演算する演算手順、とを前記演算部に実行させるためのプログラムである。
【0012】
請求項10の発明は、撮像素子と、内部メモリと、演算部とを有する電子スチルカメラと、前記電子スチルカメラに通信回線を介して接続される外部記録装置とを備えた電子スチルカメラシステムのプログラムであって、
前記外部記録装置のデータ転送速度および記録残容量を検出する外部記録情報検出手順と、
前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記外部記録装置の前記データ転送速度を比較する比較手順と、
前記データ転送速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記連続記録枚数を、前記外部記録装置の記録残容量および設定された画像データ量に基づいて演算し、前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、設定された連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記データ転送速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記データ転送速度および前記画像データ量に基づいて演算する演算手順、とを前記演算部に実行させるためのプログラムである。
【0013】
(作用)
請求項1から請求項4の電子スチルカメラでは、電子スチルカメラの内部処理速度と記録媒体の記録速度の比較結果に応じて、演算部の演算手段の動作が相違する。記録速度が内部処理速度以上の場合は、演算手段が、記録媒体の記録残容量および画像データ量に基づいて、連続記録枚数を演算する。一方、記録速度が内部処理速度未満の場合は、演算手段が、内部メモリの記録容量、画像データ量、連写フレーム速度、内部処理速度および記録速度に基づいて、連続記録枚数を演算する。同時に、演算手段が、記録速度および画像データ量に基づいて、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する。演算された連続記録枚数や、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度は、電子スチルカメラの表示部に表示される。
【0014】
請求項5から請求項8の電子スチルカメラシステムでは、電子スチルカメラの内部処理速度と外部記録装置のデータ転送速度の比較結果に応じて、演算部の演算手段の動作が相違する。データ転送速度が内部処理速度以上の場合は、演算手段が、外部記録装置の記録残容量および画像データ量に基づいて、連続記録枚数を演算する。一方、データ転送速度が内部処理速度未満の場合は、演算手段が、内部メモリの記録容量、画像データ量、連写フレーム速度、内部処理速度およびデータ転送速度に基づいて、連続記録枚数を演算する。同時に、演算手段が、データ転送速度および画像データ量に基づいて、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する。演算された連続記録枚数や、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度は、電子スチルカメラまたは外部記録装置の少なくとも一方の表示部に表示される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態の構成)
図1は、第1実施形態の電子スチルカメラ100の構成を示す図である(請求項1から請求項4の電子スチルカメラと、請求項9のプログラムに対応する)。
【0016】
第1実施形態の電子スチルカメラ100では、撮像素子1が、図示しない撮影レンズの像空間側に配置される。撮像素子1の受光面には受光素子が2次元配列されている。そして、撮像素子1の受光面に投影された被写体像は、撮像素子1の受光素子により光電変換され、画像データを構成する画像信号が生成される。
撮像素子1の出力は、CDS回路2、A/D変換回路3を介して、信号処理部4に接続される。信号処理部4では、画像データの補間処理などが行われる。この信号処理部4の出力はバス5に信号接続される。
【0017】
バス5には、画像圧縮伸長部6、記録媒体7、内部メモリ(バッファメモリ)8、撮像した画像データを表示するモニタ表示部9およびマイクロプロセッサ10が信号接続されている。
画像圧縮伸長部6では、信号処理後の画像データのJPEG圧縮伸長が行われる。また、記録媒体7は電子スチルカメラ100から着脱可能に構成されており、例えば、コンパクトフラッシュ等の公知の半導体メモリなどが該当する。この記録媒体7には、画像圧縮伸長部6でのJPEG圧縮後の画像データが最終的に格納される。
【0018】
内部メモリ8は、連写用メモリ領域およびカードアクセス用メモリ領域で構成される。このうち、連写用メモリ領域は、連続する撮影動作をなるべく間断なく実施するために、圧縮処理未完了の画像データを一時待避させるメモリ領域である。またカードアクセス用メモリ領域は、記録媒体に記録する画像データを一時記憶するメモリ領域である。これらの内部メモリ8の各領域は、個別のメモリ素子で構成してもよく、単一のメモリ素子で構成してもよい。
【0019】
マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の各部の動作を制御する。マイクロプロセッサ10には、撮像素子1を駆動させるパルス等を生成するタイミングジェネレータ(TG)11や、レリーズ釦、コマンドダイヤル等の操作部12や、連続記録枚数および連続記録枚数超過時の連写フレーム速度(fps)等を表示する表示部13、などが信号接続されている。
【0020】
このマイクロプロセッサ10には、電子スチルカメラ100各部の処理速度の情報(撮像素子1からの信号読み出し速度、内部メモリ8の書き込み速度、画像圧縮処理速度など)や、内部メモリ8の記憶容量の情報などが保持されている。
また、マイクロプロセッサ10は、連写フレーム速度および撮影モード(露光条件、連写撮影時の1画像当たりの画像データ量等)などの情報を、操作部12から取得する。さらに、マイクロプロセッサ10は、電源投入時または記録媒体7の装着時の少なくとも一方で、記録媒体7にデータを送受信してコンフィグレーションチェックを行い、記録媒体7の記録速度および記録残容量を検出する。
【0021】
さらにまた、マイクロプロセッサ10は、内部処理速度と記録媒体7の記録速度の比較結果に基づいて、連続記録枚数および連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の演算を実行する。
(第1実施形態の動作)
第1実施形態の電子スチルカメラ100は上記のように構成され、以下、図2に示すステップ番号に沿って、第1実施形態の電子スチルカメラ100の動作説明を行う。
【0022】
ステップS1:まず、マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の電源投入時または記録媒体7の装着時に記録媒体7に対して書き込み動作および読み出し動作を行い、記録媒体7の記録速度および記録残容量の情報を取得する。
ステップS2:マイクロプロセッサ10は、ユーザーが操作部12で設定した連写フレーム速度、撮影モード(1画像当たりの画像データ量、露光条件など)の情報を取得する。
【0023】
ステップS3:マイクロプロセッサ10は、予めマイクロプロセッサ10内に情報として保存されている電子スチルカメラ100の内部処理速度と、記録媒体7の記録速度(S1)とを比較し、記録媒体7の記録速度が電子スチルカメラ100の内部処理速度以上か否かを判定する。
ここで電子スチルカメラ100では、撮像素子1からの信号読み出し速度、内部メモリ8の書き込み速度、画像圧縮処理速度などがそれぞれ異なるが、マイクロプロセッサ10は、これらの速度で最も遅い速度を内部処理速度に決定し、記録媒体7の記録速度と比較する。
【0024】
そして、記録媒体7の記録速度が電子スチルカメラ100の内部処理速度以上の場合(YES側)は、マイクロプロセッサ10はステップS4に動作を移行する。一方、記録媒体7の記録速度が電子スチルカメラ100の内部処理速度未満の場合(NO側)は、マイクロプロセッサ10はステップS6に動作を移行する。
ステップS4:この場合には、記録媒体7への記録速度が電子スチルカメラ100の内部処理速度よりも速いので、内部メモリ8の入力は記録媒体7に速やかに書き込まれ、記録媒体7の残容量がなくなることで連写がストップし、内部メモリ8の容量は画像データで満たされることはない。すなわち、連続記録枚数は記録媒体7の記録残容量によって決定される。
【0025】
具体的には、マイクロプロセッサ10は、以下の式(1)に基づいて、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数を演算する。
【数13】
なお、ステップS4の場合には連続記録枚数と記録できる残枚数が一致するため、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度は演算されない。
【0026】
ステップS5:そして、マイクロプロセッサ10は、表示部13に連続記録枚数(S4)を表示する指示を行う。連続記録枚数は整数であるので、表示部13は、連続記録枚数の小数点以下を切り捨てて表示する(後述のステップS10、S12でも同様に連続記録枚数は整数部分のみ表示する)。その後、マイクロプロセッサ10はステップS13に動作を移行する。
【0027】
ステップS6:一方、この場合には、記録媒体7への記録速度が、電子スチルカメラ100の内部処理速度を下回る。すなわち、この場合は、内部メモリ8の入力に内部メモリ8からのデータ掃き出しが追いつかなくなり、内部メモリ8の残容量がなくなることで連写がストップする。したがって、内部メモリ8内に蓄積できる画像データ量によって連続記録枚数が決定される。
【0028】
具体的には、マイクロプロセッサ10は、以下の式(2)に基づいて、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数を演算する。
【数14】
なお、上記の式(2)の第1項は、内部メモリ8に最大限蓄積できる画像データの枚数に対応する。また、上記の式(1)の第2項は、内部メモリ8の残容量がなくなるまでに記録媒体7に書き込むことができる画像データの枚数に対応する。
【0029】
ステップS7:マイクロプロセッサ10は、記憶媒体7の記憶残容量と画像データ量の商から、記憶媒体7に書き込むことのできる残枚数を演算する。
ステップS8:マイクロプロセッサ10は、連続記録枚数(S6)が記録できる残枚数(S7)未満であるか判定する。
【0030】
そして、連続記録枚数が記録残枚数未満の場合(YES側)は、マイクロプロセッサ10はステップS9に動作を移行する。一方、連続記録枚数が記録残枚数以上の場合(NO側)は、マイクロプロセッサ10はステップS11に動作を移行する。
ステップS9:連続記録枚数が記録残枚数未満の場合には、マイクロプロセッサ10は、以下の式(3)に基づいて、連続記録枚数(S6)を超過して撮影した場合の連写フレーム速度を演算する。
【数15】
ここで、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度(fps)は、内部メモリ8の残容量が画像データ1枚分になるまでの時間に比例する。したがって、内部メモリ8からの出力速度に相当する記録媒体7の記録速度と画像データ量の商が、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度に対応する。
ステップS10:マイクロプロセッサ10は、表示部13に連続記録枚数(S6)と、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度(S9)を表示する指示を行う。その後、マイクロプロセッサ10はステップS13に動作を移行する。
【0031】
ステップS11:連続記録枚数が記録残枚数以上の場合には、連続記録枚数(S6)が記録できる残枚数(S7)以上であるため、記録残枚数を超えて連写することが不可能である。そのため、マイクロプロセッサ10は、残枚数を連続記録枚数に決定する。また、この場合には、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度は演算されない。
【0032】
ステップS12:マイクロプロセッサ10は、表示部13に残枚数(S7)を連続記録枚数として表示する指示を行う。その後、マイクロプロセッサ10はステップS13に動作を移行する。
ステップS13:マイクロプロセッサ10は、連写記録枚数や連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の表示を表示部13に指示した後は、撮影開始まで待機状態となる。ユーザーは表示部13の表示を確認し、表示された連写記録枚数などで十分な場合(YES側)には撮影を開始する。このとき、マイクロプロセッサ10はステップS14に移行する。
【0033】
一方、ユーザーが希望する連写記録枚数を得られない場合(NO側)には、ユーザーは、ステップS1に戻って再設定を行う。具体的には、より高速の記録速度を有する記録媒体7に交換したり、連写フレーム速度を低下させたり、1画像当たりのデータ量を小さくする調整を行うことで、連写記録枚数を増加させることができる。
【0034】
ステップS14: ユーザーは、操作部12のレリーズ釦を押して連写撮影を開始する。マイクロプロセッサ10は、操作部12のレリーズ釦の入力に従って、タイミングジェネレータ11に命令し、撮像素子1を駆動させる。撮像素子1は、マイクロプロセッサ10により決定された露出条件に従って、被写体像の光電変換を実行する。
【0035】
撮像素子1から読み出された画像信号は、CDS回路2、A/D変換回路3、信号処理部4を介した後、内部メモリ8の連写用メモリ領域に一旦記録される。このような連写用メモリ領域への記録は、連続する撮影要求に逐一答えながら、連写用メモリ領域の画像データが連続記録枚数に達するまで継続される。一方、画像圧縮伸長部6は、この連写用メモリ領域内の画像データを順次読み出しながら、二次元画像処理およびJPEG圧縮処理を実行し、記録用画像データ(すなわちJPEG圧縮ファイル)を順次生成する。マイクロプロセッサ10は、順次生成される記録用画像データを、内部メモリ8のカードアクセス用メモリ領域に逐次記録する。さらに、マイクロプロセッサ10は、記録媒体7の書き込み可能なタイミングを見計らって、カードアクセス用メモリ領域から記録媒体7へ所定量の画像データを転送する。以上の一連の動作により、電子スチルカメラ100の撮影処理が完了する。
【0036】
(第1実施形態の効果)
以上説明したように、第1実施形態では、記録媒体の記録速度に応じて、連続記録枚数や連続記録枚数超過時の連写フレーム速度が演算されて、電子スチルカメラ100の表示部13に表示される。そのため、ユーザーは連写撮影時の連続記録枚数などを的確に把握できる。そして、ユーザーは、記録媒体7の交換や、連写フレーム速度または1画像当たりのデータ量の再設定により、連写記録枚数を増加させて、所望の連写性能を実現することができる。
【0037】
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の電子スチルカメラシステムの構成を示す図である(請求項5から請求項8の電子スチルカメラシステムと、請求項10のプログラムに対応する)。なお、第2実施形態で第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
第2実施形態の電子スチルカメラシステムは、電子スチルカメラ100に外部記録装置200を接続して、外部記録装置200に画像データを保存する構成である。
第2実施形態の外部記録装置200は、画像データを格納する記録部20、モニタ等の表示部21、入力装置22、カメラ接続用インターフェース23、各部を制御する演算制御部24を有している。ここで外部記録装置200としては、例えば、電子スチルカメラ100に直接接続可能なストレージのほか、スタンドアロン型のパーソナルコンピュータや、サーバーとクライアントからなるネットワークコンピュータなどが該当する。
【0039】
また、電子スチルカメラ100のバス5には、インターフェース回路14が信号接続されている。このインターフェース回路14では、電子スチルカメラ100および外部記録装置200の間で送受信される信号のレベルなどを調整する。そして、電子スチルカメラ100は、インターフェース回路14を介して外部記録装置と接続される。電子スチルカメラ100と外部記録装置200の接続は、例えば、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394規格のシリアルバスや、LANケーブルや、通信回線(一般電話回線、無線回線、携帯電話回線)など公知の通信手段、あるいはこれらの組み合わせで行われる。
【0040】
また、電子スチルカメラ100と外部記録装置200の間のデータ転送速度は、例えば、周辺機器の接続状態等によって変動する場合がある。そのため、第2実施形態では、マイクロプロセッサ10が、電子スチルカメラ100および外部記録装置200間の通信環境の変化に追従して、データ転送速度を随時検出する。
(第2実施形態の動作)
第2実施形態の電子スチルカメラシステムは上記のように構成され、以下、図4に示すステップ番号に沿って、第2実施形態の電子スチルカメラシステムの動作説明を行う。なお、第2実施形態のステップS101〜S114は、第1実施形態のステップS1〜S14にそれぞれ対応する。
【0041】
ステップS101:まず、マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の電源投入時または外部記録装置200の接続時に、外部記録装置200に対して書き込み動作および読み出し動作を行い、外部記録装置200のデータ転送速度および記録残容量の情報を取得する。なお、マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100および外部記録装置200間の通信環境が変化した場合にも、データ転送速度を随時検出する。
【0042】
ステップS102:マイクロプロセッサ10は、ユーザーが電子スチルカメラ100の操作部12で設定した連写フレーム速度、撮影モードの情報を取得する。
ステップS103:マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の内部処理速度と、外部記録装置200のデータ転送速度(S101)とを比較し、外部記録装置200のデータ転送速度が電子スチルカメラ100の内部処理速度以上か否かを判定する。
【0043】
そして、データ転送速度が内部処理速度以上の場合(YES側)は、マイクロプロセッサ10はステップS104に動作を移行する。一方、データ転送速度が内部処理速度未満の場合(NO側)は、マイクロプロセッサ10はステップS106に動作を移行する。
ステップS104:この場合には、マイクロプロセッサ10は以下の式(4)に基づいて、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数を演算する。
【数16】
ステップS105:マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の表示部13に連続記録枚数(S104)を表示する指示を行う。その後、マイクロプロセッサ10はステップS113に動作を移行する。
ステップS106:一方、この場合には、マイクロプロセッサ10は、以下の式(5)に基づいて、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数を演算する。
【数17】
ステップS107:マイクロプロセッサ10は、外部記録装置200の記憶残容量と画像データ量の商から、外部記録装置200に書き込むことのできる残枚数を演算する。
ステップS108:マイクロプロセッサ10は、連続記録枚数(S106)が記録できる残枚数(S107)未満であるか判定する。
【0044】
そして、連続記録枚数が記録残枚数未満の場合(YES側)は、マイクロプロセッサ10はステップS109に動作を移行する。一方、連続記録枚数が記録残枚数以上の場合(NO側)は、マイクロプロセッサ10はステップS111に動作を移行する。
ステップS109:連続記録枚数が記録残枚数未満の場合には、マイクロプロセッサ10は、以下の式(6)に基づいて、連続記録枚数(S106)を超過して撮影した場合の連写フレーム速度を演算する。
【数18】
ステップS110:マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラの表示部13に連続記録枚数(S106)と、連続記録枚数超過時の連写フレーム速度(S109)を表示する指示を行う。その後、マイクロプロセッサ10はステップS113に動作を移行する。
ステップS111:連続記録枚数が記録残枚数以上の場合には、マイクロプロセッサ10は、残枚数を連続記録枚数に決定する。
【0045】
ステップS112:マイクロプロセッサ10は、電子スチルカメラ100の表示部13に残枚数(S107)を連続記録枚数として表示する指示を行う。その後、マイクロプロセッサ10はステップS113に動作を移行する。
ステップS113:マイクロプロセッサ10は、連写記録枚数や連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の表示を表示部13に指示した後は、撮影開始まで待機状態となる。ユーザーは表示部13の表示を確認し、表示された連写記録枚数などで十分な場合(YES側)には撮影を開始する。このとき、マイクロプロセッサ10はステップS114に移行する。一方、ユーザーが希望する連写記録枚数を得られない場合(NO側)には、ユーザーは、ステップS101に戻って再設定を行う。
【0046】
ステップS114: ユーザーは、電子スチルカメラ100の操作部12のレリーズ釦を押して連写撮影を開始する。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、連続記録枚数や連続記録枚数超過時の連写フレーム速度が、外部記録装置200のデータ転送速度に応じて演算されて、表示部に表示される。そのため、電子スチルカメラシステムにおいても、第1実施形態と同様に、ユーザーが連写撮影時の連続記録枚数などを的確に把握できる。
【0047】
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態で、連続記録枚数を超過して連写撮影を行う場合には警告表示を行う構成として、撮影中のユーザーが連写フレーム速度の低下を容易に認識できるようにしてもよい。
【0048】
例えば、10枚目まで5fpsで連写撮影でき、11枚目以降は3fpsで連写撮影できる場合に、10枚目の撮影終了時にまだレリーズ釦が押されていれば、ファインダに警告表示を出すようにする。ファインダの警告表示の例には、LEDの点灯または点滅、警告音、ファインダ内情報の点滅などが該当する。
また、上記実施形態では、内部メモリ8の連写用メモリ領域およびカードアクセス用メモリ領域の容量を合計して演算を行っているが、連写用メモリ領域とカードアクセス用メモリ領域とを区別して、内部メモリ8の各領域ごとに演算を行うようにしてもよい。
【0049】
さらに、上記実施形態で、電子スチルカメラ100のモニタ表示部9に連続記録枚数などを表示するようにしてもよい。また、連続記録枚数などの表示を音声で告知するようにしてもよい。
さらにまた、上記の第2実施形態において、外部記録装置200がコンピュータである場合には、カメラの連写フレーム速度および撮影モード等の設定、シャッタ操作、連続記録枚数の表示などをすべて外部記録装置側で行うようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、記録媒体等の記録速度によって変化する電子スチルカメラの連続記録枚数、連続記録枚数を超過した場合の連写フレーム速度を撮影前に的確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電子スチルカメラの構成を示す図である。
【図2】第1実施形態の電子スチルカメラの動作を示す流れ図である。
【図3】第2実施形態の電子スチルカメラシステムの構成を示す図である。
【図4】第2実施形態の電子スチルカメラシステムの動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 撮像素子
2 CDS回路
3 A/D変換回路
4 信号処理部
5 バス
6 画像圧縮伸長部
7 記録媒体
8 内部メモリ(バッファメモリ)
9 モニタ表示部
10 マイクロプロセッサ
11 タイミングジェネレータ(TG)
12 操作部
13 表示部
14 インターフェース回路
20 記録部
21 表示部
22 入力装置
23 カメラ接続用インターフェース
24 演算制御部
100 電子スチルカメラ
200 外部記録装置
Claims (10)
- 撮像素子と、内部メモリと、演算部と、前記内部メモリを介して前記撮像素子の画像データを保存する着脱自在の記録媒体と、表示部とを有する電子スチルカメラであって、
前記演算部は、前記記録媒体の記録速度および記録残容量を検出する記録媒体情報検出手段と、前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記記録媒体の記録速度を比較する比較手段と、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数と前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する演算手段とを有し、
前記記録速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記記録媒体の記録残容量および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記記録速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、前記連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記記録速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記記録速度および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記表示部に、前記連続記録枚数および前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の少なくとも一方が表示されることを特徴とする電子スチルカメラ。 - 前記記録媒体情報検出手段は、前記電子スチルカメラの電源投入時または前記記録媒体の装着時の少なくとも一方で、前記記録速度を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子スチルカメラ。
- 撮像素子と、内部メモリと、演算部とを有する電子スチルカメラと、前記電子スチルカメラに通信回線を介して接続される外部記録装置とを備え、前記電子スチルカメラまたは前記外部記録装置の少なくとも一方に表示部を有する電子スチルカメラシステムであって、
前記演算部は、前記外部記録装置のデータ転送速度および記録残容量を検出する外部記録情報検出手段と、前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記データ転送速度を比較する比較手段と、設定された連写フレーム速度および画像データ量に対応する連続記録枚数と前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を演算する演算手段とを有し、
前記データ転送速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記外部記録装置の記録残容量および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記演算手段が、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、前記連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記データ転送速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記データ転送速度および前記画像データ量に基づいて演算し、
前記表示部に、前記連続記録枚数および前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度の少なくとも一方が表示されることを特徴とする電子スチルカメラシステム。 - 前記外部記録情報検出手段は、前記電子スチルカメラおよび前記外部記録装置間の通信環境の変化に追従して、前記データ転送速度を随時検出することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の電子スチルカメラシステム。
- 撮像素子と、内部メモリと、演算部と、記録媒体とを有する電子スチルカメラのプログラムであって、
前記記録媒体の記録速度および記録残容量を検出する記録媒体情報検出手順と、
前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記記録媒体の記録速度を比較する比較手順と、
前記記録速度が前記内部処理速度以上の場合は、連続記録枚数を、前記記録媒体の記録残容量および設定された画像データ量に基づいて演算し、前記記録媒体の記録速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、設定された連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記記録媒体の記録速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記記録速度および前記画像データ量に基づいて演算する演算手順、とを前記演算部に実行させるためのプログラム。 - 撮像素子と、内部メモリと、演算部とを有する電子スチルカメラと、前記電子スチルカメラに通信回線を介して接続される外部記録装置とを備えた電子スチルカメラシステムのプログラムであって、
前記外部記録装置のデータ転送速度および記録残容量を検出する外部記録情報検出手順と、
前記電子スチルカメラの内部処理速度と前記外部記録装置の前記データ転送速度を比較する比較手順と、
前記データ転送速度が前記内部処理速度以上の場合は、前記連続記録枚数を、前記外部記録装置の記録残容量および設定された画像データ量に基づいて演算し、前記データ転送速度が前記内部処理速度未満の場合は、前記連続記録枚数を、前記内部メモリの記録容量、前記画像データ量、設定された連写フレーム速度、前記内部処理速度および前記データ転送速度に基づいて演算し、かつ前記連続記録枚数超過時の連写フレーム速度を、前記データ転送速度および前記画像データ量に基づいて演算する演算手順、とを前記演算部に実行させるためのプログラム。
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