JP2008099192A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが所望する画像を得ることができるように連続して静止画撮影を行なう撮影装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 連続撮影モードに設定されると、撮影枚数及び各枚の撮影条件を入力させるための画面を表示させ(S1)、ユーザによって撮影枚数及び各枚の撮影条件が入力されたか否かを判断し(S2)、撮影枚数及び各枚の撮影条件が入力されると該入力された撮影枚数及び各枚の撮影条件を記憶して(S3)、スルー画像表示を開始させる(S4)。そして、撮影が指示されると(S5でY)、該記憶した撮影枚数及び各枚の撮影条件に基づいて、連続して静止画撮影を行なう連続撮影処理を開始する(S6)。連続撮影処理が終了すると(S7でY)、該得られた撮影条件が違う複数の静止画データを記録する(S8)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、連続して静止画撮影を行なう撮像装置及びそのプログラムに関する。
撮像装置、例えば、デジタルカメラにおいては、連続して静止画撮影を行なうことができる技術があり、それに伴いある特定の撮影パラメータをブラケティングさせて連続撮影する技術が登場した。(特許文献1)。
公開特許公報 特開2005−354165
しかしながら、上記技術によれば、撮影条件を異ならせて連続して撮影することはできるが、ある特定の撮影パラメータ、例えば、露出値やホワイトバランス値を一定間隔毎にずらして連続撮影するに過ぎず、現在の撮影状況に応じた画像が必ずしも得られるというものではなく、また、ユーザが所望する画像を得ることができなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する画像を得ることができるように連続して静止画撮影を行なう撮影装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を用いて連続して静止画撮影を行なう連続撮影制御手段と、
前記静止画撮影に対する撮影条件を複数設定する設定手段と、
前記連続撮影制御手段による連続した静止画撮影により得られた各画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備え、
前記連続撮影制御手段は、
前記設定手段により設定されたそれぞれが異なる撮影条件に基づいて、静止画撮影を連続して行うことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、外部から撮影条件を入力するための入力手段を備え、
前記設定手段は、
前記入力手段により複数入力された撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、複数の撮影シーン情報を有し、各撮影シーンに対応する撮影条件を記録した撮影条件データと、
前記撮影条件データから、任意の撮影シーンを複数選択するための選択手段と、
を備え、
前記設定手段は、
前記選択手段により複数選択された撮影シーンに対応する撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、複数の撮影シーン情報を有し、各撮影シーンに対応する撮影条件を記録した撮影条件データと、
前記撮像手段による撮像により得られた画像データに基づいて、現在の撮影状況を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された撮影状況に基づいて、前記撮影条件データから撮影シーンを少なくとも1シーン以上自動的に選択する自動選択手段と、
を備え、
前記設定手段は、
前記自動選択手段により複数選択された撮影シーンに対応する撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定するようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記検出手段は、
現在の撮影状況として、被写体の明るさ、色味、被写体の移動量のうち、少なくとも1つ以上を検出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記自動選択手段は、
前記検出手段により検出された撮影状況と前記撮影条件データにおける各シーンとの類似度を判定する判定手段を備え、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記撮影条件データから撮影シーンを複数選択するようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記連続撮影制御手段により静止画が連続撮影されるまでは、前記撮像手段を用いて被写体の動画撮影を行い、該動画撮影により得られた動画データに基づくイメージ動画像を表示手段にスルー表示させるスルー表示制御手段を備え、
前記スルー表示制御手段は、
前記自動選択手段により撮影シーンが選択された場合は、該選択された撮影シーンのシーン情報を、前記表示手段にスルー表示しているイメージ動画像上に重ねて表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記記録制御手段は、
前記連続撮影制御手段による連続静止画撮影で得られた各画像データと、該各画像データが撮影された時の撮影条件に対応する撮影シーンの情報とを関連付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記記録手段に記録された画像データを再生表示させる再生表示制御手段を備え、
前記再生表示制御手段は、
再生表示させる画像データに関連付けて撮影シーンの情報が記録されている場合は、該画像データを再生表示させるとともに該撮影シーンの情報も表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記連続撮影制御手段により連続して行われる静止画撮影の各撮影条件を1つのグループとして記録するグループ記録制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記グループ記録制御手段により記録されたグループ毎に撮影条件を読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された各撮影条件に基づいて、それぞれが異なる撮影条件となっている静止画撮影を連続して行う第二の連続撮影制御手段と、
を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項12記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像手段を用いて連続して静止画撮影を行なう連続撮影処理と、
前記静止画撮影に対する撮影条件を複数設定する設定処理と、
前記連続撮影処理による連続した静止画撮影により得られた各画像データを記録手段に記録する記録制御処理と、を含み、
前記連続撮影処理は、
前記設定処理段により設定されたそれぞれが異なる撮影条件に基づいて、静止画撮影を連続して行なうように実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所望する画像を、容易に得ることができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、CCD4、ドライバ5、TG6(timing generator)、ユニット回路7、画像生成部8、CPU9、キー入力部10、メモリ11、DRAM12、フラッシュメモリ13、画像表示部14、バス15を備えている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU9からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
CCD4(撮像素子)は、ドライバ5によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路7に出力する。このドライバ5、ユニット回路7の動作タイミングはTG6を介してCPU9により制御される。なお、CCD4はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ5、TG6を介してCPU9によって制御される。
ユニット回路7には、TG6が接続されており、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD4から出力された撮像信号はユニット回路7を経てデジタル信号として画像生成部8に送られる。
画像生成部8は、ユニット回路7から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはCPU9に送られる。つまり、画像生成部8は、CCD4から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU9は、画像生成部8から送られてきた画像データを記録する機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、CPU9は、少なくとも、CCD4を用いて動画を撮像し、該得られた動画を画像表示部14に表示させる機能(スルー表示制御手段)、CCD4を用いて連続して静止画撮影を行なう機能(連続撮影制御手段)、連続撮影の各撮影毎の撮影条件を設定する機能(設定手段)、該連続撮影により得られた各画像データをフラッシュメモリ13に記録する機能(記録制御手段)を有する。
キー入力部10(入力手段、選択手段)は、電源On/Offキー、モード切替キー、シャッタボタン、十字キー、セットキー、転送キー、削除キー、キャンセルキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。
メモリ11には、CPU9が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU9は、該プログラムに従い動作する。
DRAM12は、CCD4によって撮像された後、CPU9に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリ11として使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリ11として使用される。
フラッシュメモリ13は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部14は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD4によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、動画撮影中のときもCCD4によって撮像された被写体の動画を表示させる。また、動画撮影中に静止画撮影処理が行なわれた場合は、動画とともに撮影された静止画を表示させる。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザのモード切替キーの操作により、連続撮影モードが設定されると、ステップS1で、CPU9は、撮影枚数及び各枚の撮影条件を入力させるための画面を画像表示部15に表示させる。
ここで、撮影条件とは、フォーカス制御、シャッタ速度、絞り、EVシフト量、感度、フィルター、ホワイトバランス(WB)、色強調等の撮影パラメータを総合したものをいい、各枚の撮影パラメータを入力するための画面が表示される。
次いで、ステップS2で、CPU9は、撮影枚数及び各枚の撮影条件の入力が完了したか否かを判断する。
ここで、ユーザはステップS1で表示された画面を見ながら、十字キーなどを操作することにより、撮影枚数の数を入力することができるとともに、現在の撮影状況に適合すると思われる撮影条件を各枚ごとに入力することができる。つまり、現在の撮影状況に適合すると思われる複数のパターンの撮影条件を入力することができる。例えば、撮影枚数を3枚と入力する場合には、1枚目の撮影条件、2枚目の撮影条件、3枚目の撮影条件というように各枚の撮影条件を入力することができ、撮影枚数及び各枚の撮影条件の入力が完了したと思うとユーザはセットキーの操作を行なう。
現在の撮影状況に適合すると思われる撮影条件は必ずしも1つではなく、実際に撮影をしてみなければ、どれが一番良い撮影条件かわからないからである。
そして、CPU9は、該セットキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたと判断すると、撮影枚数及び各枚の撮影条件の入力が完了したと判断する。
なお、入力する各撮影パラメータは、値を直接入力することができることはもちろんのこと、「オート」と選択して値を入力しないようにしてもよい。オートが選択された場合は、CPU9は、撮影時に自動的にオートが入力された撮影パラメータを決定する。この決定は、撮影時直前に撮像された画像データに基づいて撮影パラメータを決定する。
ステップS2で、撮影枚数及び各枚の撮影条件の入力が完了していないと判断すると完了したと判断するまでステップS2に留まり、撮影枚数及び各枚の撮影条件の入力が完了したと判断すると、ステップS3に進む。
ステップS3では、CPU9は、該入力された撮影枚数及び各枚の撮影条件をバッファメモリ(DRAM12)の撮影条件記憶領域に記憶させる(設定手段)。つまり、入力された複数のパターンの撮影条件を連続撮影の各撮影の撮影条件として設定する。
次いで、ステップS4に進み、CPU9は、所定のフレームレートでCCD4による撮像を開始させ、CCD4から順次出力され、画像生成部8によって順次生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶させていき、該記憶させた画像データを画像表示部14に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する(スルー表示制御手段)。
次いで、ステップS5で、CPU9は、ユーザによって撮影の指示が行われたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS5で、撮影の指示が行われていないと判断すると撮影指示が行われるまでステップS5に留まる。
一方、ステップS5で、撮影の指示が行われたと判断すると、ステップS6に進み、CPU9は、ステップS3で記憶した撮影枚数及び各枚の撮影条件に基づいて連続撮影処理を開始する(連続撮影制御手段)。
具体的には、撮影枚数が例えば3枚と記憶されている場合は、記憶されている1枚目の撮影条件下で静止画撮影処理を行い、続いて、記憶されている2枚目の撮影条件下で静止画撮影処理を行い、続いて、記憶されている3枚目の撮影条件下で静止画撮影処理を行うという連続撮影処理を開始する。この撮影処理により得られた静止画データは順次バッファメモリに記憶される。つまり、入力された複数のパターンの撮影条件でそれぞれ静止画撮影処理を行うことになる。
なお、撮影パラメータが「オート」に設定されている場合は、撮影指示が行われた直近に撮像された画像データに基づいて決定する。
連続撮影処理を開始すると、ステップS7に進み、CPU9は、連続撮影処理が終了したか否かを判断する。
ステップS7で、連続撮影処理が終了していないと判断すると終了するまでステップS7に留まり、連続撮影処理が終了したと判断すると、ステップS8に進む。
ステップS8では、CPU9は、該連続撮影処理により得られた各静止画データをフラッシュメモリ13に記録する(記録制御手段)。これにより撮影状況に適合すると思われる複数の撮影条件下で撮影された画像が記録され、ユーザが所望する画像を得ることができる。
C.以上のように第1の実施の形態においては、ユーザが現在の撮影状況に適合すると思われる複数のパターンの撮影条件を入力し、該入力された複数のパターンの撮影条件に基づいて連続して静止画撮影処理を行うので、得られた複数の静止画データからユーザが所望する画像を得ることができる。つまり、単に現在の撮影状況に適合するような撮影条件を1つ入力して静止画撮影を行なう場合には、得られた静止画データが、ユーザが所望するような画像でない場合は(失敗画像の場合は)、また取り直しして撮影しなければならず、また、取り直しが利かない場合などには対処することができなかったが、本発明によれば、現在の撮影状況に適合すると思われる撮影条件を幾つも入力し、該入力された複数の撮影条件下で連続撮影処理を行うので、ユーザは、所望する複数の候補画像を容易に得ることができるとともに、その中から、真に所望する画像を選択して得ることができる。
[変形例1]
D.なお、上記第1の実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
連続撮影をする際に撮影条件を入力するようにしたが、入力され連続撮影された複数のパターンの撮影条件を1つのグループとしてメモリ11に記録させたり、複数のパターンの撮影条件を1つのグループとして予めメモリ11に記録させておき、該グループが選択されると、該グループに属する複数のパターンの撮影条件で連続撮影を行なうようにしてもよい。
このとき、該グループ名の名称をユーザが任意に入力するようにしてもよい。例えば、「夜間の撮影」というようなグループの名称を、夜間の撮影に対応する撮影条件の一群に対応させて入力させておくことにより、今後、夜に撮影を行なう場合には、「夜間の撮影」のグループを選択することで、夜間の撮影に対応する各撮影条件で連続撮影することができる。これにより、連続撮影する度に複数のパターンの撮影条件を入力するという手間を省くことができる。
また、該記録したグループに属する撮影条件の撮影パラメータを変更することができるようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、ユーザが各枚の撮影条件に対応させて、各撮影パラメータを入力するようにしたが、第2の実施の形態においては、予め決められている撮影シーンをユーザが任意に複数選択し、該選択された各撮影シーンに対応する撮影条件下で連続撮影を行なうというものである。
E.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図2に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
但し、メモリ11には、予め撮影シーンに対応する撮影条件(シャッタ速度、絞り、色強調など)を記憶した撮影条件データ、各撮影シーンのタイトル及びその説明、サンプル画像データの付加情報データが複数記憶されている。また、各撮影シーンには、番号が付されており、この番号順に撮影シーンが表示されることになる。
図3(a)は、撮影条件データの内容を示すものであり、各撮影シーンの番号毎に、シャッタ速度、絞り、EVシフト、色強調などの撮影パラメータが記録されているのがわかる。
また、図3(b)は、付加情報データの内容を示すものであり、「人物を写します」という撮影シーンの内容を示したタイトル、「色強調が肌色に設定されます。望遠側にすると背景がきれいにぼけます」といった撮影シーンの説明及びサンプル画像データが撮影シーンの番号毎に記録されているのがわかる。
この撮影シーンのタイトルや説明、サンプル画像を見ることにより、ユーザは現在の撮影状況に適合すると思われる(候補となる)撮影シーンを複数選択することができ、該選択された複数の撮影シーンに対応する撮影条件で連続撮影することができる。
図3(c)は、メモリ11に記録されている撮影シーンを表示させたときの様子を示すものである。
図3(c)を見るとわかるように、サンプル画像と、シーンタイトル、説明が表示される。この詳細表示は選択された撮影シーン(番号)に基づいてメモリから読み出された付加情報データが表示される。なお、右上の数字が現在表示している撮影シーンの番号である。
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのモード切替キーの操作により、連続撮影モードが設定されると、ステップS11で、CPU9は、メモリ11に記録されている撮影シーンのうち、最初の撮影シーン(番号が1の撮影シーン)を選択し、該選択した撮影シーンを表示させる。
次いで、ステップS12で、CPU9は、十字キーの操作が行なわれたか否かを判断する。この判断は、十字キーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS12で、十字キーの操作が行われたと判断すると、ステップS13に進み、CPU9は、該操作に従って撮影シーンを新たに選択し、該選択した撮影シーンを表示して、ステップS14に進む。つまり、選択表示する撮影シーンを変更する。例えば、番号2の撮影シーンが選択されている状態で十字キーの「↓」キーが操作されると番号3の撮影シーンを新たに選択して表示させ、逆に番号2の撮影シーンが選択されている状態で十字キーの「↑」キーが操作されると番号1の撮影シーンを選択して表示する。
なお、最後の番号が選択されている場合に十字キーの「↓」が操作された場合や、最初の番号(番号1)の撮影シーンが選択されている場合に「↑」キーが操作された場合は、操作に対応する次の番号が無いので選択表示を変更しないようにしてもよいし、最初の番号と最後の番号とを連続させて、操作に対応する次の番号を選択して表示するようにしてもよい。つまり、最後の番号の撮影シーンが選択されているときに「↓」キーが操作されると最初の番号の撮影シーンを選択して表示させ、最初の番号の撮影シーンが選択されているときに「↑」キーが操作されると最後の番号の撮影シーンを選択して表示するようにしてもよい。
一方、ステップS12で、十字キーの操作が行われていないと判断するとそのままステップS14に進む。
ステップS14に進むと、セットキーが押下されたか否かを判断する。この判断は、セットキーの押下に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。ここで、ユーザは現在の撮影状況に適合していると思われる撮影シーンや、この撮影シーンで撮影したいと思う場合には、SETキーの押下操作を行なう。
ステップS14で、セットキーの押下操作が行われていないと判断するとステップS12に戻り、SETキーの押下操作が行なわれたと判断すると、ステップS15に進む。
ステップS15では、CPU9は、現在選択している撮影シーンの番号をバッファメモリに記憶して、ステップS16に進む。つまり、セットキーの押下操作を行なうことにより撮影する撮影シーンの選択を決定することができる。
ステップS16に進むと、CPU9は、SETキーの押下操作が長押しされたか否かを判断する。この判断は、SETキーの押下に対応する操作信号、つまり、押下されてからその押下が解除させるまでを示す操作信号が所定時間以上送られてきたか否かにより判断する。
ステップS16で、セットキーが長押しされていないと判断するとステップS12に戻る。
つまり、セットキーを長押しするまでは、ユーザは任意に現在の撮影状況に適合すると思われる撮影シーンを複数選択することができ、また選択を変更することができる。例えば、現在の撮影状況が、複数の撮影シーン(例えば、「夜景」、「花火」など)に該当すると思われる、又は近似すると思われる場合には、該当又は近似する撮影シーンを複数選択することができる。
なお、この選択された撮影シーンの数に応じて連続撮影処理により撮影される撮影枚数が決まる。
一方、ステップS16で、セットキーが長押しされたと判断すると、ステップS17に進み、CPU9は、現在選択されている全ての撮影シーンの番号に対応する撮影条件をメモリ11の撮影条件データから読出してバッファメモリの撮影条件記憶領域に記憶させるとともに、該選択されている撮影シーンの数も記憶させる(設定手段)。つまり、選択されている複数の撮影シーンの撮影条件を連続撮影の各撮影の撮影条件として設定する。なお、記憶される撮影シーンの数が、そのまま連続撮影により撮影される回数(枚数)となる。
なお、撮影シーンの撮影条件を記憶させる際には、撮影シーンの番号と撮影条件とを関連付けて記録するようにする。
次いで、ステップS18に進み、CPU9は、CCD4により被写体を撮像させ、被写体のスルー画像を表示させる処理を開始させる。
スルー画像表示が開始されると、ステップS19に進み、CPU9は、ユーザによって撮影の指示が行われたか否かを判断する。
ステップS19で、撮影の指示が行われていないと判断すると撮影の指示が行われるまでステップS19に留まり、撮影の指示が行われたと判断すると、ステップS20に進み、CPU9は、ステップS17で記憶した撮影枚数(回数)及び各撮影(各枚)の撮影条件に基づいて、連続撮影処理を開始する。
具体的には、撮影条件記憶領域に記憶されている各撮影条件に関連付けられている撮影シーンの番号(撮影シーン番号)のうち、一番小さい撮影シーン番号の撮影条件下で静止画撮影処理を行い、続いて、次に撮影シーン番号が小さい撮影条件下で静止画撮影処理を行うというように、撮影シーン番号の小さい順に、各撮影シーンの撮影条件下で連続撮影処理を行うという処理を開始する。つまり、選択された複数の撮影シーンの撮影条件でそれぞれ静止画撮影処理を行うことになる。
なお、撮影シーン番号が大きい順に連続撮影処理を行うようにしてもよいし、ユーザが撮影シーンを選択した順に連続撮影処理を行うようにしてもいし、ランダムに撮影シーン番号を選択して連続撮影処理を行うようにしてもよい。
次いで、ステップS20で、CPU9は、連続撮影処理が終了したか否かを判断する。
ステップS20で、連続撮影処理が終了していないと判断すると終了するまでステップS20に留まり、連続撮影処理が終了したと判断すると、ステップS21に進み、CPU9は、該連続撮影処理により得られた複数の静止画データをフラッシュメモリ13に記録させる。
このとき、記録される各画像データに、どの撮影シーンで撮影されたかを示す撮影シーン情報(例えば、撮影シーンの番号や撮影シーンのタイトル等)を関連付けて記録させる。
F.以上のように第2の実施の形態においては、ユーザが現在の撮影状況に適合すると思われる撮影シーンを幾つも選択して決定し、該選択決定した複数の撮影シーンに基づいて連続撮影処理を行うので、ユーザは、所望する複数の候補画像をより容易に得ることができるとともに、その中から、真に所望する画像を選択して得ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態においては、ユーザが撮影シーンを選択するようにしたが、第3の実施の形態においては、現在の撮影情況(現在の撮影環境)に応じて複数の撮影シーンを自動的に選択して、連続撮影を行なうというものである。
G.デジタルカメラ1の動作
第3の実施の形態も、図2に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
但し、第2の実施の形態と同様にメモリ11には、予め撮影シーンに対応する撮影条件を記憶した撮影条件データ、各撮影シーンのタイトル及びその説明、サンプル画像データの付加情報データが複数記憶されている。
更に、第3の実施の形態においては、CPU9は、現在撮像されている画像データに基づいて、被写体の明るさ、被写体の色味、被写体の移動量などの撮影状況を検出する処理(検出手段)を有する。
この被写体の明るさは、画像データの輝度成分に基づいて検出し、被写体の色味は画像データのR、G、Bの各色の色成分に基づいて検出し、被写体の移動量は、動きベクトル等を算出することにより被写体の移動量を検出する。
以下、第3の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部10のモード切替キーの操作により、連続撮影モードに設定されると、ステップS31で、CPU9は、CCD4により被写体を撮像させ、該撮像された被写体のスルー画像を表示させる処理を開始する。
次いで、ステップS32で、CPU9は、直近に撮像された画像データに基づいて撮影状況を検出する。(検出手段)。ここでは、CCD4により撮像された画像データの輝度成分に基づいて被写体の明るさを検出したり、画像データのR、G、Bの各色成分に基づいて被写体の色味を検出したり、画像データに基づいて動きベクトルを検出する。
次いで、ステップS33で、該検出された撮影状況に近い撮影シーンを自動的に選択する(自動選択手段)。この選択された撮影シーン番号はバッファメモリに記憶される。なお、既に記憶されている場合は、上書きして記憶される。
この撮影シーンの自動選択は、ステップS32で検出された明るさの度合い、色味、動きベクトルの態様等の撮影状況と、前記撮影条件データの各撮影シーンとの類似度を判定し、該判定結果に基づいて複数の撮影シーンを選択する。
具体的に説明すると、メモリ11は、明るさの度合い、色味、動きベクトルの態様等の各条件(撮影状況条件)に対応する撮影シーン(撮影シーンの番号)を記録した類似度分類としてのテーブルを予め備えている。つまり、該テーブルには明るさの度合いに対応する撮影シーン、色味に対応する撮影シーン、動きベクトルの態様に対応する撮影シーンというように各撮影状況条件に対応する撮影シーンが記録されている。例えば、明るさが暗いに対応する撮影シーンとして「夜景」、「花火」等の撮影シーンが記録されており、色味が赤いに対応する撮影シーンとして「夕日」、「紅葉」等の撮影シーンが記録されており、動きベクトルの大きさ、変化量等の態様に対応する撮影シーンとして「スポーツ」、「水しぶき」、「ブレ軽減」等の撮影シーンが記録されている。
そして、ステップS32で検出された撮影状況(現在の明るさ、色味、動きベクトル等)と該テーブルとを用いて、撮影シーンの類似度を判定し、該判定した類似度に基づいて撮影シーンを自動的に複数選択する。
この類似度の撮影シーンの判定としては、例えば、ステップS32で検出された各撮影状況条件に対応する撮影シーンに対して類似ポイントを1ポイント付加し、該付加した類似ポイントが高い撮影シーンほど類似度が高いと判定する。そして、該判定された類似ポイントが高い方から所定数の撮影シーンを自動的に選択するようにしてもよいし、所定の類似ポイント以上の類似ポイントが付加された撮影シーンを自動的に複数選択するようにしてもよいし、ポイントが付加された撮影シーンを全て自動的に選択するようにしてもよい。
例えば、ステップS32で検出された明るさの度合いに対応する撮影シーンの番号が、番号2、番号5、番号7、番号10、番号20とした場合には、該番号の撮影シーンに類似ポイントを1ポイント付加する。また、ステップS32で、検出された色味に対応する撮影シーンの番号が、番号5、番号6、番号10、番号13、番号19とした場合には、該番号の撮影シーンに類似ポイントを1ポイント付加する。また、ステップS32で検出された動きベクトルの態様に対応する撮影シーンの番号が、番号3、番号5、番号7、番号12とする場合には、該番号の撮影シーンに類似ポイントを1ポイント付加するというように各撮影状況条件に対応する撮影シーンに類似ポイントを付加し、該付加された類似ポイントが多い撮影シーン程、類似度が高いということになり、この類似ポイントに基づいて類似度を判定する。
なお、テーブルを備えることなく計算により、その類似度を算出し、該類似度に基づいて撮影シーンを自動選択するようにしてもよい。また、検出された撮影状況に基づいて(又は、直近に撮像された画像データに基づいて)従来のように、直接、各撮影パラメータを自動的に決定することにより撮影条件を決定し(撮影条件決定手段)、該自動的に決定した撮影条件と、撮影条件データの各撮影シーンとの類似度を判定し、該判定結果に基づいて複数の撮影シーンを選択する。つまり、該自動的に決定した撮影条件と類似、又は近似する撮影条件の撮影シーンを自動的に複数選択するようにしてもよい。
次いで、ステップS34に進み、該選択した全ての撮影シーンのタイトルや説明、サンプル画像を記憶した撮影シーン番号に基づいてメモリ11の付加情報データから読み出し、該読み出した撮影シーンを縮小表示して(図3(c)に示すような画面を縮小して)、スルー画像表示上に重ねて表示させる。このとき、表示させる撮影シーンを半透明にして表示させるようにしてもよい。
なお、撮影シーンのタイトル、説明、サンプル画像を図3(c)のように表示させるのではなく、タイトルのみをスルー画像表示上に重ねて表示させるようにしてもよい。
次いで、ステップS35に進み、CPU9は、ユーザによって撮影の指示が行われたか否かを判断する。
ステップS35で、撮影の指示が行われていないと判断するとステップS33に戻る。これにより、撮影状況が変わる度に、自動選択される撮影シーンも変わり(記憶される撮影シーン番号も変わり)、表示される撮影シーンのそれに伴い変わっていく。
一方、ステップS35で、撮影の指示が行われたと判断すると、ステップS36に進み、CPU9は、現在記憶している(現在選択している)全ての撮影シーン番号に対応する撮影条件をメモリ11の撮影条件データから読出してバッファメモリの撮影条件記憶領域に記憶させるとともに、該選択されている撮影シーンの数も記憶させる(設定手段)。つまり、選択されている複数の撮影シーンの撮影条件を連続撮影の各撮影の撮影条件として設定する。なお、記憶される撮影シーンの数が、そのまま連続撮影により撮影される回数(枚数)となる。
なお、撮影シーンの撮影条件を記憶させる際には、撮影シーンの番号と撮影条件とを関連付けて記録するようにする。
次いで、ステップS37に進み、CPU9は、記憶した撮影枚数(回数)及び各撮影(各枚)の撮影条件に基づいて、連続撮影処理を開始する。
具体的に、撮影条件記憶領域に記憶されている各撮影条件に関連付けられている撮影シーンの番号(撮影シーン番号)のうち、一番小さい撮影シーン番号の撮影条件下で静止画撮影処理を行い、続いて、次に撮影シーン番号が小さい撮影条件下で静止画撮影処理を行うというように、撮影シーン番号の小さい順に、各撮影シーンの撮影条件下で連続撮影処理を行うという処理を開始する。つまり、自動選択された複数の撮影シーンの撮影条件でそれぞれ静止画撮影処理を行うことになる。
なお、撮影シーン番号が大きい順に連続撮影処理を行うようにしてもよいし、ランダムに撮影シーン番号を選択して連続撮影処理を行うようにしてもよい。
次いで、ステップS38で、CPU9は、連続撮影処理が終了したか否かを判断する。
ステップS38で、連続撮影処理が終了していないと判断すると終了するまでステップS38に留まり、連続撮影処理が終了したと判断すると、ステップS39に進み、CPU9は、該連続撮影処理により得られた複数の静止画データをフラッシュメモリ13に記録させる。
このとき、記録される各画像データに、どの撮影シーンで撮影されたかを示す撮影シーン情報(例えば、撮影シーンの名称や撮影シーンの番号等)を関連付けて記録させる。
H.以上のように第3の実施の形態においては、撮像された画像データから撮影状況を検出し、該検出した撮影状況に適合する撮影シーンを自動的に複数選択するので、ユーザがわざわざ撮影シーンを選択したり、撮影条件を入力する手間が省け、更には、シャッタチャンス等の急いで撮影しなければならない場合においても、撮影状況に適合すると思われる撮影シーンを幾つも選択し、該選択複数の撮影シーンに基づいて連続撮影処理を行うので、ユーザは、シャッタチャンスを逃すことなく、所望する複数の候補画像をより容易に得ることができるとともに、その中から、真に所望する画像を選択して得ることができる。
I.なお、上記第1乃至第3の実施の形態においては、連続撮影処理により撮影された各静止画データをフラッシュメモリ13に記録するようにしたが、該連続撮影処理により得られた全ての静止画データを画像表示部14に表示させ、ユーザにより選択された静止画データのみを記録させるようにしてもよい。
また、第1の実施の形態においては、ユーザが撮影枚数と各枚の撮影条件とを入力するようにしたが、つまり、入力される撮影枚数と入力される撮影条件の数は同じにするようにしたが、入力される撮影枚数と撮影条件の数を異ならせるようにしてもよい。
例えば、第1の実施の形態においては、1枚目の撮影条件A、2枚目の撮影条件B、3枚目の撮影条件C、4枚目の撮影条件Dというように、入力する撮影枚数と撮影条件の数とを同じにしたが、撮影枚数を4枚と入力し、撮影条件をA、Bと2つ入力するようにしてもよい。この場合は、1枚目を撮影条件Aで撮影し、2枚目のを撮影条件Bで撮影し、3枚目を撮影条件Aで撮影し、4枚目を撮影条件Bというように撮影するようにしてもよいし、1枚目と2枚目を撮影条件Aで撮影し、3枚目と4枚目を撮影条件Bで撮影するようにしてもよい。要は異なる撮影条件で連続して静止画撮影を行なうものであればよい。なお、撮影条件の数は撮影枚数以下である必要がある。
また、第2の実施の形態、第3の実施の形態でも同様に、選択した撮影シーンの数に応じて撮影枚数が定まるようにしたが、選択した撮影シーンの数以上の枚数を連続撮影するようにしてもよい。
例えば、第2、第3の実施の形態においては、撮影シーンA、撮影シーンB、撮影シーンC、撮影シーンDが選択された場合は、撮影シーンの撮影条件での撮影と、撮影シーンBの撮影条件での撮影と、撮影シーンCの撮影条件での撮影と、撮影シーンDの撮影条件での撮影、計4回の撮影を連続して行なうようにしたが、連続撮影する撮影枚数を4枚、選択された撮影シーンを撮影シーンA、撮影シーンBというように、撮影枚数を選択した撮影シーンの数より多くするようにしてもよい。この場合は、1枚目を撮影シーンAの撮影条件で撮影し、2枚目を撮影シーンBの撮影条件で撮影し、3枚目を撮影シーンAで撮影し、4枚目を撮影シーンBで撮影するようにしてもよいし、1枚目と2枚目を撮影シーンAの撮影条件で撮影し、3枚目と4枚目を撮影シーンBで撮影するようにしてもよい。要は異なる撮影条件で連続して静止画撮影を行なうものであればよく、連続して静止画撮影される各枚の撮影条件が全て異なる必要はない。
また、第1及び第2の実施の形態においては、異なる撮影条件を入力したり、異なる撮影シーンを選択するようにしたが、全く同じ撮影条件を入力したり、同じ撮影シーンを選択するようにしてもよい。例えば、第1の実施の形態においては、1枚目の撮影の撮影条件と同一の撮影条件を2枚目の撮影条件として入力してもよい。また、第2の実施の形態においては、同じ撮影シーンを複数選択するようにしてもよい。要は、異なる撮影条件で連続して静止画撮影を行なうものであればよく、連続して静止画撮影される各枚の撮影条件が全て異なる必要はない。
また、上記第2、第3の実施の形態において、連続撮影により記録された各静止画データを表示させる場合には、静止画データの表示とともに、該静止画データに関連付けて記録されている撮影シーン情報(撮影シーンのタイトルや番号)を表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、どの撮影シーンの撮影条件下で撮影された静止画データであるのかがわかり、今後の撮影においても、撮影状況に応じてどの撮影シーンが適切なのかを学習することができる。
また、上記第2乃至第3の実施の形態においても、上記変形例1で説明したように、連続撮影処理により撮影された各撮影条件を1つのグループとして記録するようにしてもよい。
そして、このグループが選択されると、該グループに属する各撮影条件を読み出し、該読み出した各撮影条件で連続撮影を行なう。
また、上記第3の実施の形態において、連続撮影により撮影された各静止画データのうち、ユーザが一番所望する静止画データを選択し、CPU9は、該連続撮影された時の撮影状況と撮影シーンとを関連付けて記録するようにしてもよい。これにより、デジタルカメラ1が学習をすることができる。そして、普通の静止画撮影モードにおいて、該記録された撮影状況と略同じ撮影状況であると判断されると、該記録された撮影状況と関連付けて記録されている撮影シーンが最適撮影シーンとして表示させたり、自動的に該撮影シーンの撮影条件に設定するようにしてもよい。
この連続撮影が行なわれた時の撮影状況とは、連続撮影処理が行なわれる前に撮像された画像データに基づいて検出された明るさの度合い、色味、動きベクトル等であってもよいし、従来のように、該画像データに基づいて直接、各撮影パラメータを自動的に決定することにより自動的に決定された撮影条件であってもよい。そして、普通の静止画撮影モードのスルー画像表示中に、撮像された画像データに基づいて検出された明るさの度合い、色味、動きベクトル等、又は、従来とのように、該画像データに基づいて直接、各撮影パラメータを自動的に決定することにより自動的に決定された撮影条件と、撮影状況として記録されている明るさの度合い、色味、動きベクトル等、又は、撮影条件とが略同じであると判断された場合は、該撮影状況と関連付けられて記録されている撮影シーンを表示させたり、撮影シーンの撮影条件を自動的に決定する。
最後に、上記実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、デジタルビデオカメラ等に適用してもよく、要は被写体を連続撮影することができる機器であればよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 メモリ11に記録されている記録されている各撮影シーンの撮影条件データ、付加情報データ、及び撮影シーンが表示されたときの様子を示すものである。 第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 CCD
5 ドライバ
6 TG
7 ユニット回路
8 画像生成部
9 CPU
10 キー入力部
11 メモリ
12 DRAM
13 フラッシュメモリ
14 画像表示部
15 バス

Claims (12)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて連続して静止画撮影を行なう連続撮影制御手段と、
    前記静止画撮影に対する撮影条件を複数設定する設定手段と、
    前記連続撮影制御手段による連続した静止画撮影により得られた各画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備え、
    前記連続撮影制御手段は、
    前記設定手段により設定されたそれぞれが異なる撮影条件に基づいて、静止画撮影を連続して行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 外部から撮影条件を入力するための入力手段を備え、
    前記設定手段は、
    前記入力手段により複数入力された撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 複数の撮影シーン情報を有し、各撮影シーンに対応する撮影条件を記録した撮影条件データと、
    前記撮影条件データから、任意の撮影シーンを複数選択するための選択手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、
    前記選択手段により複数選択された撮影シーンに対応する撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 複数の撮影シーン情報を有し、各撮影シーンに対応する撮影条件を記録した撮影条件データと、
    前記撮像手段による撮像により得られた画像データに基づいて、現在の撮影状況を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された撮影状況に基づいて、前記撮影条件データから撮影シーンを少なくとも1シーン以上自動的に選択する自動選択手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、
    前記自動選択手段により複数選択された撮影シーンに対応する撮影条件を、前記静止画撮影に対する撮影条件として複数設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記検出手段は、
    現在の撮影状況として、被写体の明るさ、色味、被写体の移動量のうち、少なくとも1つ以上を検出することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記自動選択手段は、
    前記検出手段により検出された撮影状況と前記撮影条件データにおける各シーンとの類似度を判定する判定手段を備え、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記撮影条件データから撮影シーンを複数選択することを特徴とする請求項4又は5記載の撮像装置。
  7. 前記連続撮影制御手段により静止画が連続撮影されるまでは、前記撮像手段を用いて被写体の動画撮影を行い、該動画撮影により得られた動画データに基づくイメージ動画像を表示手段にスルー表示させるスルー表示制御手段を備え、
    前記スルー表示制御手段は、
    前記自動選択手段により撮影シーンが選択された場合は、該選択された撮影シーンのシーン情報を、前記表示手段にスルー表示しているイメージ動画像上に重ねて表示させることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記記録制御手段は、
    前記連続撮影制御手段による連続静止画撮影で得られた各画像データと、該各画像データが撮影された時の撮影条件に対応する撮影シーンの情報とを関連付けて記録することを特徴とする請求項3乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  9. 前記記録手段に記録された画像データを再生表示させる再生表示制御手段を備え、
    前記再生表示制御手段は、
    再生表示させる画像データに関連付けて撮影シーンの情報が記録されている場合は、該画像データを再生表示させるとともに該撮影シーンの情報も表示させることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記連続撮影制御手段により連続して行われる静止画撮影の各撮影条件を1つのグループとして記録するグループ記録制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置。
  11. 前記グループ記録制御手段により記録されたグループ毎に撮影条件を読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された各撮影条件に基づいて、それぞれが異なる撮影条件となっている静止画撮影を連続して行う第二の連続撮影制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 被写体を撮像する撮像手段を用いて連続して静止画撮影を行なう連続撮影処理と、
    前記静止画撮影に対する撮影条件を複数設定する設定処理と、
    前記連続撮影処理による連続した静止画撮影により得られた各画像データを記録手段に記録する記録制御処理と、を含み、
    前記連続撮影処理は、
    前記設定処理により設定されたそれぞれが異なる撮影条件に基づいて、静止画撮影を連続して行なうように実行させることを特徴とするプログラム。
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