JP2007316471A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ズーム自動撮影モードに設定されると、スルー画像表示を開始するとともに(S1)、ズームレバーキー22操作がされたか否かを判断する(S2)。ズーム操作が行なわれたと判断すると、ズームレバーキー22操作に応じてズームレンズ2bを移動させることによりズーム動作を行なう(S4)。このとき、ズームレバーキー22が退避位置にある場合にはズーム動作を行なわない(S3でY)。つまり、ズーム動作を一時停止する。そして、ズーム操作が完了したか否かを判断し(S5)、完了したと判断すると、AF、AE処理を行い(S6)、静止画撮影記録処理を行う(S7)。
【選択図】 図4
Description
また、ズームレバー操作の後、速やかにシャッタボタンが操作できるように、シャッタボタンの近傍付近にズームレバーを設けたカメラが登場した(特許文献1)。
また、上記特許文献1によれば、シャッタボタンの近傍付近にズームレバーを設けることによりある程度、ズーム操作と撮影指示の時間を縮めることはできるが、それでもタイムラグが生じてしまいシャッタチャンスを逃すとともに、急いで操作しなければならないので、カメラがブレてしまうという虞も生じる。
ユーザがズーム動作を指示するためのズーム指示手段と、
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示に従って、被写体に対してズーム動作を行なうズーム手段と、
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示に基づいて、前記撮影手段による被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記ズーム指示手段によりズーム動作が指示された場合は、前記ズーム手段によるズーム動作に先立って、被写体の静止画撮影を行なうようにしてもよい。
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示の終了に応じて、被写体の静止画撮影を行なうようにしてもよい。
前記ズーム手段によるズーム動作が終了した場合に、被写体の静止画撮影を行なうようにしてもよい。
ズーム動作の一時停止を指示する手段を含み、
前記ズーム手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示された場合は、ズーム動作を一時停止し、
前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示され、前記ズーム手段によるズーム動作が一時停止した場合は、そのタイミングで被写体の静止画撮影を行なうようにしてもよい。
前記ズーム指示手段によりズーム動作が指示されている最中は、所定間隔で被写体の静止画撮影を連続して行なうようにしてもよい。
ズーム動作の一時停止を指示する手段を含み、
前記ズーム手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示された場合は、ズーム動作を一時停止し、
前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示されている場合であっても、所定間隔で被写体の静止画撮影を継続して行なうようにしてもよい。
フォーカス動作を行なうフォーカス制御手段と、露出制御を行なう露出制御手段を含み、被写体の静止画撮影を行なう前に、前記フォーカス制御手段によるフォーカス動作及び前記露出制御手段による露出制御を行なってから静止画撮影を行なうようにしてもよい。
前記ズーム手段によるズーム動作に先立って露出制御を行なう露出制御手段と、
を備え、
前記撮影制御手段は、
前記フォーカス制御手段により行なわれたフォーカス動作及び前記露出制御手段により行なわれた露出制御で、静止画撮影を行なうようにしてもよい。
ユーザの操作に従ってズーム動作を指示するズーム指示処理と、
前記ズーム指示処理によるズーム動作の指示に従って、被写体に対してズーム動作を行なうズーム処理と、
前記ズーム指示処理によるズーム動作の指示に基づいて、前記撮影処理による被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
[実施の形態]
図1は、本発明の撮影装置を実現するデジタルカメラ1の概略的な外観図を示す図であり、図1(a)はデジタルカメラ1の正面図、図1(b)はデジタルカメラ1の背面図を示すものである。
デジタルカメラ1の正面には、撮影レンズ2が備えられており、デジタルカメラ1の上面にはシャッタボタン21が設けられている。また、デジタルカメラ1の背面には、画像表示部15、ズームレバーキー22、モードキー23、セットキー24、十字キー25が備えられている。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
図3(a)は、ズームレンズ2bの移動を説明する図である。
ズームレンズ2bは、Tele端とWide端の範囲内で移動可能となっている。Tele端側にズームレンズ2bが移動していくと、画角が狭くなり撮像される被写体が拡大していき、Wide端にズームレンズ2bが移動していくと、撮像される画角が広くなり撮像される被写体が小さくなる。
レンズ駆動ブロック3は、CPU10から送られてくるパルス信号に応じてズームレンズ2bを移動させる。例えば、パルス信号の1パルスに対してズームレンズ2bを1ステップだけ移動させる。このようにすると、パルス信号の周波数が2倍になればズームレンズ2bの移動速度も2倍となるので、単位時間当たり1ステップずつ移動する周波数の2倍の周波数の場合は、単位時間当たり2ステップずつ移動することになる。
尚、CPU10から送られてくるパルス信号は、ズームレンズ2bをTele端方向に移動させるパルス信号と、Wide端方向に移動させるパルス信号の2系統が用意されている。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
特に、CPU10は、ズームレバーキー22の操作に応じてレンズ駆動ブロック3を介したズームレンズ2bの移動制御、つまりズーム動作制御を行なったり、ズームレバーキー22の操作に基づいて静止画撮影を行なう機能を有する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
図3(b)は、ズームレバーキー22を説明するための図である。
このズームレバーキー22の操作は、ユーザが指で力を加えない限り位置Aにあり、所定方向にユーザが指で力を加えることによりズームレバーキー22がその方向にスライド移動するようになっている。したがって、ユーザがズームレバーキー22から指を離した場合(力を加えない場合)は、自動的にズームレバーキー22は位置Aに戻るようになっている。この位置Aは、ズーム操作に対応する操作信号をCPU10に出力しない位置であり、CPU10は、ズームレバーキー22が位置Aにあるときはズーム操作が行なわれてないと判断する。
このとき、ズームレバーキー22が位置Aから位置Bの間にある場合は、ズーム操作に対応する操作信号を受け取っても、CPU10は、ズームレンズ2bを移動させるための制御信号をレンズ駆動ブロック3に出力しない。つまり、ズームレバーキー22が位置Aから位置Bの間に位置している場合は、CPU10自体は、ズーム操作が行なわれていると判断するが、ズームレンズ駆動ブロックでは、ズーム動作が行なわれないことになる。この位置Aから位置Bまでの位置を退避位置という。
なお、CPU10は、ズームレバーキー22が「T」側へ移動されたときには、ズームレンズ2bをTele端側に移動させるためのパルス信号を、また、ズームレバーキー22が「W」側へ移動されたときには、ズームレンズ2bをWide端側に移動させるためのパルス信号を、それぞれレンズ駆動ブロック3に出力する。つまり、CPU10は、レンズ駆動ブロック3に2系統のパルス信号を出力する。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS2で、ズーム操作が行なわれていないと判断すると、行われたと判断するまでステップS2に留まる。そして、ズーム操作が行なわれたと判断すると、CPU10は、ズームレバーキー22が退避位置にあるか否かの判断を行う(ステップS3)。この判断は、ズームレバーキー22が退避位置にある旨の信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
なお、ズームレンズ2bがWide端にある状態でズームレバーキー22が「W」側へ移動された場合や、Tele端にある状態でズームレバーキー22が「T」側へ移動された場合は、それ以上ズームレンズ2bを移動させることはできないのでズーム動作を行なわない。例えば、ズームレンズ2bの位置を検出するズームレンズ位置検出手段を備え、ズームレンズ位置検出手段により前記ズームレンズ2bの位置がWide端やTele端にあることが検出されたときには、CPU10がズームレンズ2bの移動可能範囲を超えるようなパルス信号の出力を停止したり、レンズ駆動ブロック3がズームレンズ2bの移動可能範囲を超えるようなズーム動作を停止するように構成すればよい。また例えば、CPU10やレンズ駆動ブロック3がパルス信号として出力されるパルスの数をカウントし、そのカウント数に基づいて、ズームレンズ2bが移動可能範囲内で移動するようにズームレンズ2bを移動制御してもよい。
ステップS5に進むと、ズーム動作の指示(ズーム操作)が完了したか否かを判断する。この判断は、ズームレバーキー22からズーム操作に対応する操作信号が送られてこなくなったか、つまり、ズームレバーキー22がAの位置にあるか否かにより判断する。
これにより、例えば、一瞬だけズームレバーキー22が位置Aにあった場合(例えば、「T」側から「W」側へとズームレバーキー22を移動させるような場合)は、一連のズーム操作が完了したとする誤判断を防ぐことができる。換言すると、ズーム操作において、「T」側での操作と「W」側での操作とを連続して行ったときに、これらを一連のズーム操作として認識させることが可能となる。
また、ズームレバーキー22からズーム操作に対応する操作信号が送られてこなくなり、且つ、実際にズーム動作(ズームレンズ2bの移動)が終了した場合のみズーム操作が完了したと判断するようにしてもよい。
また、急いでシャッタボタンを押さなくても撮影することができ、シャッタボタン操作に伴う手振れによるカメラのブレを防止することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、ズーム操作が完了し、ズーム動作が終了すると静止画撮影を行なうというものであったが、第2の実施の形態においては、ズーム操作が行なわれている最中は、所定時間間隔毎に連続して静止画撮影を行なうというものである。
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図5のフローチャートにしたがって説明する。
次いで、CPU10は、ズーム操作が行なわれたか否かを判断する(ステップS12)。この判断は、ズームレバーキー22の操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
このとき、ユーザは、同じ画角で被写体を連続して撮影したい場合は、ズームレバーキー22を退避位置に移動させる。
なお、ズームレンズ2bがWide端にある状態でズームレバーキー22が「W」側へ移動された場合や、Tele端にある状態でズームレバーキー22が「T」側へ移動された場合は、それ以上ズームレンズ2bを移動させることはできないのでズーム動作を行なわない。
これにより、ズームレバーキー22が退避位置にある場合は、ズームレンズ2bは移動しないので、ズームレバーキー22を退避位置に移動させることにより、同じ画角で被写体を連続して撮影することが可能となる。
ステップS16に進むと、ズーム操作が完了したか否かを判断する。この判断は、ズームレバーキー22からズーム操作に対応する操作信号が送られてこなくなったか、つまり、ズームレバーキー22がAの位置にあるか否かにより判断する。
これにより、例えば、一瞬だけズームレバーキー22が位置Aにあった場合(例えば、「T」側から「W」側へとズームレバーキー22を移動させるような場合)は、一連のズーム操作が完了したとする誤判断を防ぐことができる。換言すると、ズーム操作において、「T」側での操作と「W」側での操作とを連続して行ったときに、これらを一連のズーム操作として認識させることが可能となる。
また、ズームレバーキー22からズーム操作に対応する操作信号が送られてこなくなり、且つ、実際にズーム動作(ズームレンズ2bの移動)が終了した場合のみズーム操作が完了したと判断するようにしてもよい。
ズーム操作開始からズーム操作終了まで、ズーム操作によってズーム倍率が偏移し、所定時間間隔毎に静止画撮影が行なわれているのがわかる。また、ズーム倍率が変わっていない部分は、ズームレバーキー22が退避位置にある状態である。
図を見るとわかるように、ユーザがズームレバーキー22を任意に操作することにより、色々な画角で被写体を連続して静止画撮影を行なうことができる。
また、退避位置を設けたので、ズーム倍率を変えずに被写体を所定時間間隔で撮影することができ、通常の連写撮影と同様の効果も得ることができる。
また、急いでシャッタボタンを押さなくても撮影することができ、手振れによるカメラのブレを防止することができる。
F.上記各実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(1)上記第1の実施の形態においては、ズーム操作完了後に静止画撮影を行なうようにしたが、ズーム操作開始直後、つまり、ズーム動作に先立って静止画撮影を行なうようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態においては、ズーム操作が開始されると、静止画撮影処理を行い、ズーム動作中は所定時間間隔で静止画撮影を行なうようにしたが、ズーム操作開始直後の静止画撮影処理を行わないようにし、ズーム操作開始後所定時間間隔で静止画撮影処理を行うようにしてもよい。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
Claims (10)
- 被写体を撮像する撮像手段と、
ユーザがズーム動作を指示するためのズーム指示手段と、
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示に従って、被写体に対してズーム動作を行なうズーム手段と、
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示に基づいて、前記撮影手段による被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作が指示された場合は、前記ズーム手段によるズーム動作に先立って、被写体の静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によるズーム動作の指示の終了に応じて、被写体の静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - 前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム手段によるズーム動作が終了した場合に、被写体の静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - 前記ズーム指示手段は、
ズーム動作の一時停止を指示する手段を含み、
前記ズーム手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示された場合は、ズーム動作を一時停止し、
前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示され、前記ズーム手段によるズーム動作が一時停止した場合は、そのタイミングで被写体の静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。 - 前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作が指示されている最中は、所定間隔で被写体の静止画撮影を連続して行なうことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記ズーム指示手段は、
ズーム動作の一時停止を指示する手段を含み、
前記ズーム手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示された場合は、ズーム動作を一時停止し、
前記静止画撮影制御手段は、
前記ズーム指示手段によりズーム動作の一時停止が指示されている場合であっても、所定間隔で被写体の静止画撮影を継続して行なうことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。 - 前記静止画撮影制御手段は、
フォーカス動作を行なうフォーカス制御手段と、露出制御を行なう露出制御手段を含み、被写体の静止画撮影を行なう前に、前記フォーカス制御手段によるフォーカス動作及び前記露出制御手段による露出制御を行なってから静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。 - 前記ズーム手段によるズーム動作に先立って被写体に対してピントを合わせるフォーカス動作を行なうフォーカス制御手段と、
前記ズーム手段によるズーム動作に先立って露出制御を行なう露出制御手段と、
を備え、
前記撮影制御手段は、
前記フォーカス制御手段により行なわれたフォーカス動作及び前記露出制御手段により行なわれた露出制御で、静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。 - 被写体を撮像する撮像処理と、
ユーザの操作に従ってズーム動作を指示するズーム指示処理と、
前記ズーム指示処理によるズーム動作の指示に従って、被写体に対してズーム動作を行なうズーム処理と、
前記ズーム指示処理によるズーム動作の指示に基づいて、前記撮影処理による被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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2006
- 2006-05-29 JP JP2006147858A patent/JP5105298B2/ja not_active Expired - Fee Related
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