JP2009223056A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる撮影装置及び撮影方法を提供する。
【解決手段】AF制御によりフォーカスレンズ位置が固定された状態で、画像のコントラストが最大となるAF評価値が所定の閾値Th以下になった場合にズーム倍率を低下させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮影により被写体像を示す画像情報を取得する撮影装置及び撮影方法に関する。
従来、カメラにおいて、撮影したい被写体像を拡大する倍率ズーム機能を備えることが提案されており、近年、コンパクトカメラにおいても高倍率ズーム機能を搭載することが望まれている。
高倍率ズーム機能を使用して撮影を行なう際には、撮影したい画角と自己の視野との差異が大きくなるため、画角や撮影構図の決定が困難になる場合がある。すなわち、高倍率ズームにより得られた画像においては、ユーザの構え方や動きが少しずれただけでも、画角や構図が大きくずれる。
従来、構図を特定しやすくするための技術として、例えば、特許文献1には、動画像を撮影するビデオカメラのファインダによって、撮影する画角の外側の様子を確認可能にするために、撮像素子により、撮影する画角より広い画角範囲を撮像すると共に、撮影する画角範囲を含みその画角より広い画角範囲を表示可能にすることが記載されている。
同様に、特許文献2には、動画像を撮影するに際し、ズームレンズの光学ズーム領域を2段階以上に区分けし、光学ズームと電子ズームとを交互に動作させるようにし、画角切換スイッチが操作された場合にファインダ画面のみを広角画面に戻すことが記載されている。
更に、特許文献3には、撮影に際し、画振れ補正範囲を越える画振れが発生することを防止するために、画振れ率に応じてズーム倍率を制限することが記載されています。
特開2001−211360公報 特開平7−336569号公報 特開平5−130481号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載の技術では、撮影したい被写体像から大きく外れてしまった場合には対応できない、という問題点があった。
すなわち、撮影したい被写体像から大きく外れてしまった場合、撮影者は、撮影したい被写体像が撮影可能範囲に入るまで一旦ズーム倍率を下げて、撮影したい被写体像を確認してから再度ズーム倍率を上げる操作を行なう必要がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる撮影装置及び撮影方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段の撮像面に被写体像を結像させる結像手段と、前記結像手段により結像させる被写体像の倍率を変更する倍率変更手段と、前記撮像手段によって取得された画像情報に基づいて前記被写体像をリアルタイムで表示する表示手段と、前記結像手段による前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得される合焦評価値が最大となるように前記結像手段を制御することにより合焦制御を行うと共に、前記合焦評価値が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように前記倍率変更手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1の発明によれば、合焦評価値に基づいて合焦制御が行なわれ、合焦評価値が予め定められた閾値以下である場合に、被写体像の表示倍率を低くするので、被写体像を拡大しすぎた場合や、撮影ポイントがずれてしまった場合などでも、表示手段にはそれまでの撮影範囲よりも広い範囲の被写体が表示されることになり、撮影者は自己の撮影したい構図を把握しやすくなる。したがって、請求項1記載の発明によれば、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記取得手段によって取得された合焦評価値を記憶する記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記取得手段により取得された現時点の合焦評価値が、前記記憶手段により所定時間前に記憶された合焦評価値よりも予め定められた閾値以上低下している場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御する。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、前記制御手段は、前記合焦評価値の低下の度合いが大きいほど、前記表示手段による前記表示倍率の低下の度合いを大きくする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の発明において、前記制御手段は、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御するに先立ち、当該制御に関する予め定められた表示を行なうように前記表示手段を制御する。
請求項5の発明は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段の撮像面に被写体像を結像させる結像手段と、前記結像手段により結像させる被写体像の倍率を変更する倍率変更手段と、前記撮像手段によって取得された画像情報に基づいて前記被写体像をリアルタイムで表示する表示手段と、前記画像情報により示される被写体像を予め定められた分割数で分割し、各分割領域のうちの少なくとも1つの領域に対応する画像情報に基づいて前記結像手段による前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得される合焦評価値が最大となるように前記結像手段を制御することにより合焦制御を行うと共に、合焦制御を行う際に用いた分割領域を合焦被写体として記憶し、合焦被写体の合焦評価値が大きく低下した場合に、その旨を示す表示を行なうように前記表示手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項6の発明は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段の撮像面に結像された画像情報に基づいて前記被写体像を表示手段にリアルタイム表示し、前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得して、取得される合焦評価値が最大となるように、前記撮像面に被写体像を結像させる合焦制御を行うと共に、前記合焦評価値が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御する。
以上説明したように、本発明によれば、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる、という効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本第1実施形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。同図に示すように、デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ12と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ(OVF:Optical View Finder)58と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に撮影者によって押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッター)56Aと、電源スイッチ56Bと、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るレリーズボタン56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ58の接眼部と、撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像や各種メニュー画面、メッセージ等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)30と、撮影を行うモードである撮影モード及び撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像をLCD30に表示(再生)するモードである再生モードの何れかのモードに設定するためにスライド操作されるモード切替スイッチ56Cと、LCD30の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成された十字カーソルボタン56Dと、撮影時に被写体像のズーミング(拡大及び縮小)を行うときに操作されるズームスイッチ56Eと、が備えられている。
また、十字カーソルボタン56Dは、LCD30の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キー及び当該4つの矢印キーの中央部に位置された決定キーの合計5つのキーを含んで構成されている。また、ズームスイッチ56Eは、同図の‘T’の位置に対応し、かつ被写体像を拡大するときに操作されるテレ・スイッチと、同図の‘W’の位置に対応し、かつ被写体像を縮小するときに操作されるワイド・スイッチと、により構成されている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。同図に示されるように、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)32と、CPU32による各種処理の実行時のワークエリア等として用いられる第1メモリ38と、主として撮影により得られたデジタル画像データを記憶する第2メモリ40と、を含んで構成されている。これらCPU32、第1メモリ38、第2メモリ40は、各々バスBUSを介して相互に接続されている。
また、デジタルカメラ10は、本体に着脱可能な記録メディア42Aをデジタルカメラ10でアクセス可能とするためのメディアコントローラ42を含んで構成されている。当該メディアコントローラ42も、上記バスBUSに接続されている。
従って、CPU32では、第1メモリ38及び第2メモリ40へのアクセスと、メディアコントローラ42を介した記録メディア42Aへのアクセスと、をそれぞれ行うことができる。
なお、第1メモリ38は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により、第2メモリ40は、例えば、VRAM(Video RAM)により、それぞれ構成することができる。
また、同図に示すように、デジタルカメラ10には、前述のレンズ12を含んで構成された光学ユニット13と、レンズ12の光軸後方に配設されたCCD(Charge Coupled Device)14と、主としてCCD14を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD14に供給するタイミングジェネレータ48が設けられている。
タイミングジェネレータ48の入力端子はCPU32に、出力端子はCCD14に各々接続されており、CCD14の駆動は、CPU32によりタイミングジェネレータ48を介して制御される。
さらに、本実施の形態に係る光学ユニット13に含まれるレンズ12は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、ズームモータ50A、焦点調整モータ50B及び絞り駆動モータ50Cを含んで構成されるレンズ駆動機構を備えている。モータ駆動部50A、50B、50Cの出力端子はズームモータ13A、焦点調整モータ13B及び絞り駆動モータ13Cにそれぞれ接続されている。
これらのモータ駆動部50A、50B、50Cの入力端子は、CPU32にそれぞれ接続されており、レンズ駆動機構を構成するズームモータ13A、焦点調整モータ13B及び絞り駆動モータ13Cは各々CPU32の制御下で各モータ駆動部50から供給された駆動信号によって駆動される。
CPU32は、光学ズーム倍率を変更する際にはズームモータ13Aを駆動制御して光学ユニット13に含まれるレンズ12の焦点距離を変化させる。
また、デジタルカメラ10には、相関二重サンプリング回路(以下、「CDSAMP」という。)16と、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)18と、を含んで構成されている。CDSAMP16の入力端子はCCD14の出力端子に、CDSAMP16の出力端子はADC18の入力端子に、各々接続されている。
CDSAMP16では、CCD14の出力信号に含まれるノイズ等を軽減することを目的として、固体撮像素子の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理である。
また、前述のレリーズボタン56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルボタン56D、ズームスイッチ56Eを含む操作部56はCPU32に接続されており、CPU32は、これら操作部56の各々に対する操作状態を常時把握できる。
一方、デジタルカメラ10は、所定容量のラインバッファを内蔵すると共に入力されたデジタル画像データを第2メモリ40の所定領域に直接記憶させる制御を行う画像入力コントローラ20と、デジタル画像データに対して各種画像処理を施す画像信号処理回路22と、所定の圧縮形式でデジタル画像データに圧縮処理を施す一方、圧縮処理されたデジタル画像データに伸張処理を施す圧縮・伸張処理回路24と、デジタル画像データにより示される画像やメニュー画面等をLCD30に表示させるための信号を生成してLCD30に供給する表示制御回路28と、を含んで構成されている。なお、画像入力コントローラ20の入力端子には、上記ADC18の出力端子が接続されている。
また、デジタルカメラ10は、上記AF機能を働かせるために必要とされる物理量を検出するAF検出回路34と、上記AE機能及びAWB(Automatic White Balance)機能を働かせるために必要とされる物理量を検出するAE・AWB検出回路36と、を含んで構成されている。
なお、AF検出回路34で検出される物理量としては、CCD14による撮像によって得られた画像のAF領域における輝度の高周波成分を示すAF評価値(コントラスト値)を検出する。また、AE・AWB検出回路36で検出される物理量としては、CCD14を介して取得された画像の明るさを示す輝度情報と、色差情報を検出する。
すなわち、本実施の形態では、CPU32により、上記AF機能として、CCD14による撮像によって得られた画像のコントラストが最大となるように、AF検出回路34で検出されるAF評価値に基づいて上記モータ駆動部50Aを介して焦点調整モータ13Bを駆動制御することによりフォーカスレンズの位置を設定する、所謂TTL(Through The Lens)方式を用いる。
以上の画像入力コントローラ20、画像信号処理回路22、圧縮・伸張処理回路24、表示制御回路28、AF検出回路34、AE・AWB検出回路36は、各々CPU32等が接続された上述のバスBUSを介して相互に接続されている。
従って、CPU32は、画像入力コントローラ20、画像信号処理回路22、圧縮・伸張処理回路24、及び表示制御回路28の各々の作動の制御と、AF検出回路34及びAE・AWB検出回路36により検出された物理量の取得と、を各々行うことができる。
ところで、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、画像のコントラストが最大となるAF評価値が所定の閾値Th以下になった場合にズーム倍率を低下させる。
図3(A)には、ズーム倍率を変更した場合の、画像のコントラストが最大となるAF評価値の変化の一例が示されている。同図に示されるように、ズーム倍率が高くなるほど、画像のコントラストは高くなりにくく、AF評価値は小さくなる傾向にある。ただし、同図に示す傾向は一例であり、同図に示すように直線的に変化するとは限らず、被写体像の構図や形状等により異なる。
また、図3(B)には、ズーム倍率を変更した場合の画角の大きさが示されている。画角は、入射光の角度を示しており、画角が大きいほど、撮像範囲に含まれる被写体は多くなり、画角が小さいほど、撮像範囲に含まれる被写体は少なくなる。
図4には、同じ被写体像をズーム倍率を異ならせて撮影した場合に得られる画像がそれぞれ示されている。同図(A)及び(B)は、被写体像をズーム倍率を高くして撮影した場合、(C)は、ズーム倍率を低くして撮影した場合、をそれぞれ示す。
同図(C)に示されるように、ズーム倍率が低い場合には、多くの被写体像が撮像されるのに対し、同図(A)に示されるように、ズーム倍率を高くしすぎた場合、撮像範囲が狭くなり、被写体像のAF評価値が低下して、被写体像がはっきりと映し出されない傾向にある。更に、ズーム倍率が高いと、撮影ポイントが手ブレ等の影響により外れてしまった場合、同図(B)に示されるように、何が映し出されているかわからない状態になる傾向にある。
すなわち、図4(A),(B)に示されるような、AF評価値が図3(A)に示される閾値Thよりも低い場合には、図3(B)に二点鎖線の矢印で示されるように、ズーム倍率を低下させて画角大きくし、被写体像の視認範囲を広げる。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。
デジタルカメラ10における撮影時の全体的な動作として、まず、CCD14による光学ユニット13を介した撮像が行なわれ、被写体像を示す信号がCCD14から順次出力される。そして、CCD14から出力された信号は順次CDS16に入力されて相関二重サンプリング処理が施された後にADC18に入力され、ADC18は、CDS16から入力されたR(赤)、G(緑)、B(青)の信号を各々12ビットのR、G、B信号(デジタル画像データ)に変換して画像入力コントローラ20に出力する。
画像入力コントローラ20は内蔵しているラインバッファにADC18から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦第2メモリ40の所定領域に格納する。
第2メモリ40の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU32による制御下で画像信号処理回路22によって読み出され、これらにAE・AWB検出回路36により検出された物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行なうと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行なって8ビットのデジタル画像データを生成し、更にYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号を第2メモリ40の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD30は、CCD14による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダ(EVF:Electronic View Finder)として使用することができるものとして構成されているが、このようにLCD30をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、表示制御回路28を介して順次LCD30に出力する。これによってLCD30にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズボタン56Aがユーザによって半押し状態とされた場合、前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされた場合、この時点で第2メモリ40に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路24によって所定の圧縮形式で圧縮した後に記録メディア42Aに画像ファイルとして記録する。
図5は、モード切替スイッチ56Cのスライド位置に応じて撮影モードが設定された場合にデジタルカメラ10のCPU32により実行される撮影処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図を参照して本実施の形態に係る撮影処理について説明する。
まず、ステップ100では、スルー画像の表示を開始し、次のステップ102では、ズームスイッチ56Eが操作されたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ104に移行する。ステップ104では、ズームスイッチ56Eの操作方向及び操作量に応じてズームレンズを移動させ、その後にステップ106に移行する。一方、ステップ102で否定判定となった場合は、ステップ104の処理を実行することなくステップ106に移行する。
ステップ106では、レリーズボタン56Aが半押し状態とされたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、同外判定が肯定判定となった場合はステップ108に移行して、フォーカスレンズ位置を固定し、その後にステップ110に移行する。
ステップ110では、AF検出回路34により検出されたAF評価値が予め設定された閾値Th以下であるか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はステップ118に移行して、レリーズボタン56Aが全押し状態とされたか否かを判定する。ステップ118で肯定判定となった場合はステップ122に移行して、CCD14を介して得られた画像情報を静止画像情報として記録メディア42Aに記憶することにより撮影を行い、次のステップ124に移行する。
また、ステップ118が否定判定となった場合はステップ120に移行して、レリーズボタン56Aの半押し状態が解除されたか否かを判定する。当該ステップ120も否定判定となった場合は、ステップ116に移行する。また、ステップ120で肯定判定となった場合はステップ102に戻る。
一方、ステップ110で肯定判定となった場合は、ズーム倍率を高くしすぎている(図4(A))、又は、手ぶれにより撮影したいポイントから外れている(図4(B))、と判断してステップ112に移行する。ステップ112では、ズームレンズの位置が画角が最大となる(被写体像が最も縮小された状態である)位置(W端)か否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はステップ114に移行して、ズームレンズを低倍率側へ移動させ、その後ステップ116に移行する。また、ステップ112で肯定判定となった場合はズーム倍率の上げすぎではなく、また、手ぶれがズーム倍率に起因するものでないと判断してステップ118に移行する。
ステップ116では、この状態でAF検出回路34により検出されたAF評価値を取得し、その後にステップ110に戻る。
ステップ124では、撮影を終了するか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は、再びステップ102に戻る。また、モード切替スイッチ56Cが操作されることにより再生モードへの切り替えが指示された場合、又は電源スイッチ56Bが操作されることにより電源の遮断が指示された場合には、ステップ124が肯定判定となり、ステップ126に移行する。ステップ126では、スルー画像表示を終了し、その後に本撮影処理を終了する。
以上説明したように、本第1実施形態に係るデジタルカメラ10では、AF制御によりフォーカスレンズ位置が固定された状態で、画像のコントラストが最大となるAF評価値が所定の閾値Th以下になった場合にズーム倍率を低下させるので、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる。
なお、本第1実施形態において、AF評価値に基づいてズーム倍率を変更する際に、その旨のメッセージやマーク等をLCD30に表示させるようにしてもよい。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、画像のコントラストが最大となるAF評価値が所定の閾値Th以下になった場合にズーム倍率を低下させる形態について説明したが、本第2実施形態では、CCD14を介して取得される画像の所定期間分のAF評価値に基づいて導出される比較値が所定の閾値以下である場合に、ズーム倍率を低下させる形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係るデジタルカメラの構成は、上記第1実施形態において説明したデジタルカメラ10の構成(図1及び図2参照)と同様であり、撮影処理の内容だけが異なるので、以下では、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、撮影処理の内容について図面を参照して説明する。
図6は、モード切替スイッチ56Cのスライド位置に応じて撮影モードが設定された場合にデジタルカメラ10のCPU32により実行される撮影処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図を参照して本第2実施形態に係る撮影処理について説明する。
まず、ステップ200では、スルー画像の表示を開始し、次のステップ202では、ズームスイッチ56Eが操作されたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ204に移行する。ステップ204では、ズームスイッチ56Eの操作方向及び操作量に応じてズームレンズを移動させ、その後にステップ206に移行する。一方、ステップ202で否定判定となった場合は、ステップ204の処理を実行することなくステップ206に移行する。
ステップ206では、レリーズボタン56Aが半押し状態とされたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、同外判定が肯定判定となった場合はステップ208に移行して、フォーカスレンズ位置を固定し、その後にステップ209に移行する。
ステップ209では、取得されたAF評価値を記憶し、その後にステップ210に移行する。ステップ210では、所定期間分のAF評価値を記憶したか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ211に移行する。ステップ211では、所定期間前に取得されて記憶されたAF評価値と、直近に取得されて記憶されたAF評価値との差を比較値として導出し、その後にステップ212に移行する。ステップ212では、導出された比較値が予め設定された閾値(ただし、閾値は正)以上であるか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はステップ218に移行して、レリーズボタン56Aが全押し状態とされたか否かを判定する。ステップ218で肯定判定となった場合はステップ222に移行して、CCD14を介して得られた画像情報を静止画像情報として記録メディア42Aに記憶することにより撮影を行い、次のステップ224に移行する。
なお、本第2実施形態では、所定期間前に取得されて記憶されたAF評価値と、直近に取得されて記憶されたAF評価値との差を比較値として導出しており、この比較値が予め設定された閾値(ただし、閾値は正)以上である場合、AF評価値が大きく低下していると判断できる。
また、ステップ218が否定判定となった場合はステップ220に移行して、レリーズボタン56Aの半押し状態が解除されたか否かを判定する。当該ステップ220も否定判定となった場合は、ステップ216に移行する。また、ステップ220で肯定判定となった場合はステップ202に戻る。
一方、ステップ212で肯定判定となった場合は、手ぶれにより撮影したいポイントから外れている(図4(B))、と判断してステップ213に移行する。ステップ213では、ズームレンズの位置が画角が最大となる(被写体像が最も縮小された状態である)位置(W端)か否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はステップ214に移行して、ズームレンズを低倍率側へ移動させ、その後ステップ216に移行する。また、ステップ213で肯定判定となった場合は、手ぶれがズーム倍率に起因するものでないと判断してステップ218に移行する。
なお、ズームレンズを低倍率側へ移動させる場合、移動量は一定量だけW端側へ移動させてもよいし、所定位置に移動させるようにしてもよい。
ステップ216では、この状態でAF検出回路34により検出されたAF評価値を取得し、その後にステップ210に戻る。
ステップ224では、撮影を終了するか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は、再びステップ202に戻る。また、モード切替スイッチ56Cが操作されることにより再生モードへの切り替えが指示された場合、又は電源スイッチ56Bが操作されることにより電源の遮断が指示された場合には、ステップ224が肯定判定となり、ステップ226に移行する。ステップ226では、スルー画像表示を終了し、その後に本撮影処理を終了する。
以上説明したように、本第2実施形態に係るデジタルカメラ10では、合焦制御によってフォーカスレンズ位置が固定された状態で、CCD14を介して取得される画像の所定期間分のAF評価値に基づいて導出される比較値が所定の閾値以下である場合に、ズーム倍率を低下させるので、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる。
なお、比較値として、所定期間分のAF評価値の平均値と、直近に取得されて記憶されたAF評価値との差を適用してもよい。
また、図7に示されるように、ズームレンズを低倍率側へ移動させることによりズーム倍率を変更する場合、比較値に応じて段階的にズーム倍率の変更量を異ならせてもよく、予め設定されたテーブル、関数や複数の閾値等を用いて、比較値に応じたズーム倍率の変更量を導出してもよい。
すなわち、図8に示されるように、同図(A)に示される状態から同図(B)に示される状態になった場合の比較値と、同図(A)に示される状態から同図(D)に示される状態になった場合の比較値とでは、(A)から(B)になった場合の比較値の方が小さくなる。このように、(A)から(B)になった場合は、それほど撮影ポイントがずれていない、又は、撮影ポイントがずれているが、撮影範囲に含まれる被写体像が識別可能である、という可能性が高いので、同図(C)に示されるように、ズーム倍率を少し変更するだけでも、ユーザは再度画角を調整しやすくなる。一方、(A)から(D)になった場合は、撮影ポイントが大きくずれている、又は、AF評価値が低すぎるために撮影範囲に含まれる被写体像が識別困難である、という可能性が高いので、同図(E)に示されるように、ズーム倍率を大きく変更して、ユーザが被写体像を識別し易くする。
なお、本第2実施形態において、比較値に基づいてズーム倍率を変更する際に、その旨のメッセージやマーク等をLCD30に表示させるようにしてもよい。
(第3実施形態)
上記第1実施形態及び第2実施形態では、画像のコントラストが最大となるAF評価値に基づいてズーム倍率を低下させる形態について説明したが、本第3実施形態では、CCD14を介して取得される画像のAF評価値を複数の分割領域毎に導出し、各分割領域のAF評価値の変化量に基づいて、ユーザに被写体の方向を示すアドバイス表示を行う形態について説明する。
なお、本第3実施形態に係るデジタルカメラの構成は、上記第1実施形態において説明したデジタルカメラ10の構成(図1及び図2参照)と同様であり、撮影処理の内容だけが異なるので、以下では、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、撮影処理の内容について図面を参照して説明する。
図9は、モード切替スイッチ56Cのスライド位置に応じて撮影モードが設定された場合にデジタルカメラ10のCPU32により実行される撮影処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図を参照して本第3実施形態に係る撮影処理について説明する。
まず、ステップ300では、スルー画像の表示を開始し、次のステップ302では、ズームスイッチ56Eが操作されたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ304に移行する。ステップ304では、ズームスイッチ56Eの操作方向及び操作量に応じてズームレンズを移動させ、その後にステップ306に移行する。一方、ステップ302で否定判定となった場合は、ステップ304の処理を実行することなくステップ306に移行する。
ステップ306では、レリーズボタン56Aが半押し状態とされたことを示す操作信号が入力されたか否かを判定し、同外判定が肯定判定となった場合はステップ307に移行して、フォーカスレンズ位置を固定し、その後にステップ308に移行する。ステップ308では、AF機能に用いられた分割領域を合焦被写体の位置として記憶し、その後にステップ309に移行する。
ここで、図10(A)〜(C)に示されるように、本実施形態では、撮影範囲に含まれる合焦被写体の大きさに応じて、AF機能及びAE機能に用いる分割領域の位置及び数を連動させるようにしている。すなわち、同図(A)に示されるように、ズーム倍率が低い場合は、AF機能及びAE機能に用いる分割領域の位置を合焦被写体の位置にすると共に、分割領域数を合焦被写体の大きさに応じて4とする。また、同図(B),(C)に示されるように、ズーム倍率が高くなるにつれ、撮影範囲に含まれる被写体の大きさが大きくなるので、分割領域数をAF機能及びAE機能に用いる分割領域の位置を合焦被写体の位置にすると共に、分割領域数を合焦被写体の大きさに応じて増やす。
ステップ309では、合焦被写体の位置として記憶された各領域のAF評価値をそれぞれ記憶し、その後にステップ310に移行する。ステップ310では、所定期間分のAF評価値を記憶したか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ311に移行する。ステップ311では、各領域について、所定期間前に取得されて記憶されたAF評価値と、直近に取得されて記憶されたAF評価値との差を比較値として導出し、その後にステップ312に移行する。ステップ312では、導出された比較値が予め設定された閾値(ただし、閾値は正)以上であるか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はステップ318に移行して、レリーズボタン56Aが全押し状態とされたか否かを判定する。ステップ318で肯定判定となった場合はステップ322に移行して、CCD14を介して得られた画像情報を静止画像情報として記録メディア42Aに記憶することにより撮影を行い、次のステップ324に移行する。
なお、本第3実施形態では、所定期間前に取得されて記憶されたAF評価値と、直近に取得されて記憶されたAF評価値との差を比較値として導出しており、この比較値が予め設定された閾値(ただし、閾値は正)以上である領域については、AF評価値が大きく低下していると判断できる。
また、ステップ318が否定判定となった場合はステップ320に移行して、レリーズボタン56Aの半押し状態が解除されたか否かを判定する。当該ステップ320も否定判定となった場合は、ステップ321に移行する。また、ステップ320で肯定判定となった場合はステップ302に戻る。
一方、ステップ312で肯定判定となった場合は、手ぶれにより撮影したいポイントから外れている(図4(B))、と判断してステップ314に移行する。ステップ314では、AF評価値の差が最も大きい領域と反対の方向にレンズを向けるように促すアドバイス表示を行い、その後ステップ218に移行する。
CCD14を介して得られる画像が、図10(C)に示される状態から図10(D)に示される状態になった場合、AF評価値の差が最も大きい領域は、同図に白塗りつぶしで示される分割領域となる。また、同図(D)に示す例では、AF評価値の差が最も大きい領域と反対方向を指し示す矢印をアドバイス表示として適用している。
ステップ321では、この状態でAF検出回路34により検出された各分割領域のAF評価値を取得し、その後にステップ309に戻る。
ステップ324では、撮影を終了するか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は、再びステップ302に戻る。また、モード切替スイッチ56Cが操作されることにより再生モードへの切り替えが指示された場合、又は電源スイッチ56Bが操作されることにより電源の遮断が指示された場合には、ステップ324が肯定判定となり、ステップ326に移行する。ステップ326では、スルー画像表示を終了し、その後に本撮影処理を終了する。
以上説明したように、本第2実施形態に係るデジタルカメラ10では、CCD14を介して取得される画像のAF評価値を複数の分割領域毎に導出し、各分割領域のAF評価値の変化量に基づいて、ユーザに被写体の方向を示すアドバイス表示を行うので、被写体像の拡大倍率を変更して撮影する際の撮影者による構図の決定を補助できる。
なお、以上の各実施形態で説明したデジタルカメラ10の構成(図1及び図2参照)及び撮影処理の流れ(図5、図6及び図9参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
第1実施形態に係るデジタルカメラの外観図である。 第1実施形態に係るデジタルカメラの電気系の構成を示すブロック図である。 (A)は、ズーム倍率を変更した場合の、画像のコントラストが最大となるAF評価値の変化の一例を、(B)は、ズーム倍率を変更した場合の画角の大きさを、それぞれ示している。 同じ被写体像をズーム倍率を異ならせて撮影した場合に得られる画像がそれぞれ示されている。 第1実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例における、比較値に応じたズーム倍率の変更量の一例を示すグラフである。 図7に示す制御を行った場合の表示状態の変化の一例の説明図である。 第3実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態に係る撮影処理における表示状態の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 記憶装置
12 レンズ(結像手段、倍率変更手段)
14 CCD(撮像手段)
16 CDSAMP
18 ADC
20 画像入力コントローラ
22 画像信号処理回路
24 圧縮・伸張処理回路
28 表示制御回路
30 LCD(表示手段)
32 CPU(制御手段)
34 AF検出回路(取得手段)
36 AE・AWB検出回路
38 第1メモリ(記憶手段)
40 第2メモリ

Claims (6)

  1. 被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像面に被写体像を結像させる結像手段と、
    前記結像手段により結像させる被写体像の倍率を変更する倍率変更手段と、
    前記撮像手段によって取得された画像情報に基づいて前記被写体像をリアルタイムで表示する表示手段と、
    前記結像手段による前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得される合焦評価値が最大となるように前記結像手段を制御することにより合焦制御を行うと共に、前記合焦評価値が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように前記倍率変更手段を制御する制御手段と、
    を備えた撮影装置。
  2. 前記取得手段によって取得された合焦評価値を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された現時点の合焦評価値が、前記記憶手段により所定時間前に記憶された合焦評価値よりも予め定められた閾値以上低下している場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御する
    請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記制御手段は、前記合焦評価値の低下の度合いが大きいほど、前記表示手段による前記表示倍率の低下の度合いを大きくする
    請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御するに先立ち、当該制御に関する予め定められた表示を行なうように前記表示手段を制御する
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の撮影装置。
  5. 被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像面に被写体像を結像させる結像手段と、
    前記結像手段により結像させる被写体像の倍率を変更する倍率変更手段と、
    前記撮像手段によって取得された画像情報に基づいて前記被写体像をリアルタイムで表示する表示手段と、
    前記画像情報により示される被写体像を予め定められた分割数で分割し、各分割領域のうちの少なくとも1つの領域に対応する画像情報に基づいて前記結像手段による前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得される合焦評価値が最大となるように前記結像手段を制御することにより合焦制御を行うと共に、合焦制御を行う際に用いた分割領域を合焦被写体として記憶し、合焦被写体の合焦評価値が大きく低下した場合に、その旨を示す表示を行なうように前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えた撮影装置。
  6. 被写体を撮像して当該被写体を示す画像を取得する撮像手段の撮像面に結像された画像情報に基づいて前記被写体像を表示手段にリアルタイム表示し、
    前記被写体像の合焦の度合いを示す合焦評価値を取得して、
    取得される合焦評価値が最大となるように、前記撮像面に被写体像を結像させる合焦制御を行うと共に、前記合焦評価値が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示手段による前記被写体像の表示倍率を低くするように制御する、
    撮影方法。
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