JP2017011658A - 制御装置、撮像装置、プログラム、および、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の構図の画像を簡易かつ適切に取得可能な制御装置を提供する。
【解決手段】拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段(111)と、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段(112)とを有し、算出手段は、第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、第2の距離に位置する場合における拡大率を算出する。
【選択図】図1
【解決手段】拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段(111)と、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段(112)とを有し、算出手段は、第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、第2の距離に位置する場合における拡大率を算出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ライブビュー機能を有する撮像装置に関する。
コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラなどの多くの撮像装置には、ライブビュー機能が搭載されている。ライブビュー機能とは、撮像素子による連続撮像を行い、レンズを介して取得した像をリアルタイムで液晶画面に表示させる機能である。また近年では、撮像素子の一部の範囲のみを液晶画面に表示させる拡大ライブビュー表示動作が可能な撮像装置がある。
特許文献1には、拡大ライブビュー表示動作中に被写体情報が変動した場合、変動後の被写体情報に応じて拡大表示範囲を更新する撮像装置が開示されている。
ところで、撮像装置の最至近距離よりも近い位置に被写体が位置しているシチュエーションでは、被写体にピントが合わず撮影できない可能性や、ピントが合わない状態で撮影を行い撮影に失敗してしまう可能性がある。このような場合、撮像装置と被写体との間の距離を大きくするか、または、レンズのズーム位置を広角側にシフトさせることにより合焦可能になるが、ユーザが望む構図とは異なる構図になってしまう。また、構図の異なる画像を取得した後でトリミングを実施することにより、所望の構図を実現可能であるが、ユーザの作業は増加する。
特許文献1に開示された撮像装置は、被写体の構図が変化した場合、撮像装置が自動的に画角を変化させる。しかし、必ずしもユーザの意図する構図が得られるとは限らない。また特許文献1には、ユーザが意図する構図で撮影を行うための拡大表示方法については開示されていない。
そこで本発明は、所望の構図の画像を簡易かつ適切に取得可能な制御装置、撮像装置、プログラム、および、記憶媒体を提供する。
本発明の一側面としての制御装置は、拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段とを有し、前記算出手段は、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する。
本発明の他の側面としての制御装置は、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出手段と、前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動する駆動手段とを有し、前記画像処理手段は、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出す。
本発明の他の側面としての撮像装置は、撮像光学系を介して形成された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、前記画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、前記画像データの一部に対して拡大ライブビュー表示を行う表示手段と、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段とを有し、前記算出手段は、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する。
本発明の他の側面としての撮像装置は、撮像光学系を介して形成された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、前記画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出手段と、前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動する駆動手段とを有し、前記画像処理手段は、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出す。
本発明の他の側面としてのプログラムは、被写体から第1の距離に位置する状態でデフォーカス量を算出するステップと、前記被写体から前記第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出するステップと、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出して拡大ライブビュー表示を行うステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記拡大率を算出するステップにおいて、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する。
本発明の他の側面としてのプログラムは、第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するステップと、前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動するステップと、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出して記録するステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記画像データの一部を切り出すステップにおいて、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出して記録する。
本発明の他の側面としての記憶媒体は、前記プログラムを記憶している。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、所望の構図の画像を簡易かつ適切に取得可能な制御装置、撮像装置、プログラム、および、記憶媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1における撮像装置について説明する。図1は、本実施例における撮像装置100のブロック図である。本実施例において、撮像装置100は、レンズ101(交換レンズ)が着脱可能なカメラ本体である。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、撮像装置100は、レンズ101とカメラ本体とが一体的に構成されたカメラであってもよい。
レンズ101は、被写体像(光学像)を形成する撮像光学系である。撮像部102(撮像手段)は、レンズ101を介して形成された被写体像を光電変換し、画像信号を出力する。撮像部102は、例えばCMOSセンサやCCDセンサ、および、その周辺回路により構成された撮像素子を有する。増幅器103(Amplifier:AMP)は、撮像部102から出力された画像信号(アナログ信号)を増幅する。A/D変換器104(Analog−to−Digital Converter:ADC)は、増幅器103により増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
制御部105(Central Processing Unit:CPU)は、撮像装置100の各部を制御する制御装置であり、A/D変換器104から出力されたデジタル信号(画像データ)に対して種々の演算や画像処理を行う。制御部105は、取込範囲制御部111(画像処理手段)および拡大率算出部112(算出手段)を有する。取込範囲制御部111は、A/D変換器104から出力されたデジタル信号(画像データ)の演算、画像処理、および、画像信号の取込範囲の更新などを行う。拡大率算出部112は、拡大ライブビュー表示の拡大率(倍率)を算出する。
表示部106は、TFT液晶などの液晶表示装置であり、制御部105から出力される画像データを表示する。本実施例において、表示部106は、画像データの一部に対して拡大ライブビュー表示を行う。メモリ107(記憶部)は、例えばFROMやDRAMなどを有し、制御部105による演算に必要な情報などを記憶する。例えば、メモリ107は、拡大率の閾値情報(所定の閾値)、および、主被写体の位置の移動量に関する閾値情報を記憶する。記録媒体108は、例えばSDやCFなどであり、画像データ(撮影画像)を記録する。本実施例において、記録媒体108は、拡大ライブビュー表示動作中に、表示部106に表示された画像(取込範囲制御部111により切り出された画像)を記録することができる。操作部109は、釦スイッチなどであり、ユーザが撮像装置100の各種操作を行うために用いられる。A/D変換器104、制御部105、表示部106、メモリ107、および、記録媒体108は、バスライン110を介して互いに接続されており、画像データなどの各種データの通信が可能である。
次に、図2を参照して、拡大率の算出方法を含む制御方法について説明する。図2は、本実施例における制御方法を示すフローチャートである。図2の各ステップは、制御部105がメモリ107に格納されたプログラムを展開して実行することにより実現される。
まずステップS101において、ユーザは、複数の焦点検出領域(焦点検出点)から、任意の焦点検出領域を選択する。続いてステップS102において、制御部105は、ステップS101にて選択された焦点検出領域に関し、合焦可能であるか否かを判定する。合焦可能である場合、制御部105はレンズ101に含まれるフォーカスレンズを駆動してフォーカス制御を行い、本フローを終了する。
一方、ステップS102にて合焦が可能でない場合(合焦不可能の場合)、ステップS103へ進む。ステップS103において、制御部105は、操作部109に含まれる拡大ライブビュー表示動作移行釦(拡大ライブビュー釦)が押されているか否か、すなわち拡大ライブビューモードが設定されているか否かを判定する。拡大ライブビュー表示動作移行釦が押されていない場合、ステップS119へ進む。ステップS119において、合焦が不可能であるため、制御部105は表示部106を用いて非合焦通知を行い、本フローを終了する。
一方、ステップS103にて拡大ライブビュー表示動作移行釦が押されている場合、ステップS104へ進む。ステップS104において、制御部105は、主被写体に関するデフォーカス量(被写体から第1の距離に位置する場合のデフォーカス量)を算出する。続いてステップS105において、制御部105は、ステップS104にて算出したデフォーカス量に基づいて、主被写体の合焦時における拡大率(最大拡大率)を算出する。このとき算出される拡大率は、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図を実現するための、被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率である。
続いてステップS106において、制御部105は、ステップS105にて算出した拡大率(最大拡大率)が所定の閾値以上(所定の拡大率以上)であるか否かを判定する。最大拡大率が所定の閾値以上である場合、ステップS107へ進む。ステップS107において、制御部105は、表示部106に画質劣化予測を示す警告表示を行い、本フローを終了する。
一方、ステップS106にて最大拡大率が所定の閾値未満である場合、ステップS108へ進む。ステップS108において、制御部105は、ステップS105にて算出した主被写体の合焦時における拡大率(最大拡大率)を表示部106に表示する。続いてステップS109において、制御部105は、表示部106(撮像装置100の背面液晶)を用いて拡大ライブビュー表示動作を行う。
続いてステップS110において、制御部105は、表示部106を用いて、主被写体から離れるようにユーザに通知する。続いてステップS111において、制御部105は、現在のデフォーカス量(ユーザが主被写体から離れた後の撮像装置100と主被写体との間の距離(第3の距離)に関するデフォーカス量)を算出する。続いてステップS112において、制御部105は、ステップS111にて算出したデフォーカス量に基づいて、主被写体の拡大率(更新拡大率)を算出し(拡大率を更新し)、表示部106に表示される画像を更新する。続いてステップS113において、制御部105は、表示部106に表示される拡大率表示バー(拡大率に関する情報)を更新する。続いてステップS114において、制御部105は、拡大ライブビューボタンが押された構図に対応する主被写体の位置と、現在の構図に対応する主被写体の位置とに基づいて、主被写体の移動量を算出する。
続いてステップS115において、制御部105は、ステップS114にて算出した主被写体の移動量が所定の閾値以上(所定の移動量以上)であるか否かを判定する。主被写体の移動量が所定の閾値以上である場合、ステップS116へ進む。ステップS116において、制御部105は、表示部106を用いて、構図の変化が大きいことを示す警告表示を行い、ステップS117へ進む。
一方、ステップS115にて主被写体の移動量が所定の閾値未満である場合、ステップS117へ進む。ステップS117において、制御部105は、現在の拡大率がステップS105にて算出された最大拡大率と等しいか否かを判定する。現在の拡大率が最大拡大率と等しくない場合、ステップS111へ戻り、ステップS111〜S117を繰り返す。
一方、ステップS117にて現在の拡大率が最大拡大率と等しい場合、ステップS118へ進む。ステップS118において、制御部105は、合焦通知を行う。ステップS119において、合焦可能であるため、制御部105は表示部106を用いて合焦通知を行い、本フローを終了する。
次に、図3乃至図9を参照して、撮像装置100を用いた撮影方法について説明する。図3は、本実施例における撮影の様子を示す図である。図3において、ユーザ402(402a、402b、402c)は、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、または、カメラ機能を有するスマートフォンなどの撮像装置100を用いて、被写体401である机上に並べられた菓子を撮影する。このときユーザ402は、被写体401に対する撮影距離を近距離402a、中距離402b、遠距離402cと変化させて撮影を行う。ここで、撮像装置100の最短合焦距離403は、ユーザが遠距離402cに位置する場合における被写体401とユーザ402との間の距離に等しい。
図4は、ユーザが近距離402aに位置する状態で撮影される非合焦画像(表示部106に表示される非合焦画像)である。図4において、焦点検出領域404が示されているが、被写体401と撮像装置100(ユーザ402)との距離は最短合焦距離403よりも短いため、図4の画像は非合焦状態である。ユーザが近距離402aに位置する状態で得られる構図と同一の構図で撮影したい場合、ユーザは撮像装置100の拡大ライブビュー表示動作釦を押す。
図5は、ユーザが中距離402bに位置する状態で撮影される非合焦画像である。図6は、ユーザが中距離402bに位置する状態で表示部106に表示される非合焦画像である。図6に示される画像は、図5における範囲501b(拡大ライブビュー取込範囲)の画像と一致する。ユーザが中距離402bに位置する状態においても、被写体401とユーザ402との距離は最短合焦距離403より短いため、図5および図6の画像は非合焦状態である。
図5および図6において、拡大率表示バー601は、拡大ライブビュー表示状態であることを示し、表示部106の左上に表示される。図9は、拡大率表示バー601の説明図である。図9において、拡大率表示バー601の白枠601aは、非合焦領域を示している。白枠601aの左端601cは、拡大ライブビュー表示動作(拡大ライブビューモード)が選択された位置を意味する。本実施例において、拡大ライブビュー表示動作が選択された位置は、近距離402aの位置に相当する。拡大率表示バー601の黒枠601bは、合焦領域を示している。黒棒601dは、ユーザの現在位置を示している。すなわち、ユーザ402と被写体401との間の距離が離れるにつれて、ユーザの現在位置を示す黒棒601dは、合焦領域を示す黒枠601bに近づく方向(図9中の右方向)に移動する。また、ユーザ402と被写体401との間の距離が最短合焦距離403と一致する場合、ユーザの現在位置を示す黒棒601dは、非合焦領域を示す白枠601aと合焦領域を示す黒枠601bとの境界601eに位置することになる。
図5および図6に示されるように、拡大率表示バー601の右隣には、拡大ライブビュー表示であることを示す「D−Zoom」の文字と、現在の拡大率(1.2倍)および合焦最至近距離における拡大率(1.4倍)が表示される。なお、本実施例における拡大ライブビュー表示動作の通知方法、位置の表示方法、および、拡大率の表示方法は、これらに限定されるものではない。
図7は、ユーザが遠距離402cに位置する状態で撮影される合焦画像である。図8は、ユーザが遠距離402cに位置する状態で表示部106に表示される合焦画像である。図8に示される画像は、図7における範囲501c(拡大ライブビュー取込範囲)の画像と一致する。ユーザが遠距離402cに位置する場合、被写体401とユーザ402との距離は最短合焦距離403と一致するため、ユーザが撮影したい構図を有する合焦画像の撮影が可能となる。
次に、図10を参照して、拡大率の算出方法について説明する。図10は、拡大率の算出方法の説明図であり、被写体が結像する様子を示している。図10には、レンズ101、撮像部102、合焦位置に存在する被写体401a、および、合焦位置よりも近い位置に存在する被写体401bが示されている。
被写体401aが最至近距離に位置する場合、焦点距離Fおよび倍率Mは、それぞれ、以下の式(1)、(2)のように表される。ここで焦点距離Fは、撮像装置100または撮像装置100に装着されているレンズ101に応じて決定され、既知の値である。レンズ101の位置(ズームレンズ位置)における焦点距離情報をメモリ107に予め記憶させておいてもよい。
F=1/a+1/b … (1)
M=b/a … (2)
式(1)、(2)において、aは被写体401aからレンズ101までの距離、bはレンズ101から撮像部102の撮像面までの距離である。被写体が最至近距離よりも撮像部102の撮像面に近い位置に存在する場合、焦点距離F’および倍率M’は、それぞれ、以下の式(1a)、(2a)のように表される。
M=b/a … (2)
式(1)、(2)において、aは被写体401aからレンズ101までの距離、bはレンズ101から撮像部102の撮像面までの距離である。被写体が最至近距離よりも撮像部102の撮像面に近い位置に存在する場合、焦点距離F’および倍率M’は、それぞれ、以下の式(1a)、(2a)のように表される。
F’=1/a’+1/b’ … (1a)
M’=b’/a’ … (2a)
式(1a)、(2a)において、a’、b’は、それぞれ、以下の式(3)、(4)のように表される。
M’=b’/a’ … (2a)
式(1a)、(2a)において、a’、b’は、それぞれ、以下の式(3)、(4)のように表される。
a’=a−d … (3)
b’=b+d … (4)
式(3)、(4)において、dはデフォーカス量である。デフォーカス量dは、レンズ101の位置(繰り出し位置)に基づいて算出可能である。拡大ライブビュー表示動作における拡大率Rは、式(2)、(2a)に示されるレンズ101のそれぞれの位置における倍率M、M’の比であり、以下の式(5)のように表される。
b’=b+d … (4)
式(3)、(4)において、dはデフォーカス量である。デフォーカス量dは、レンズ101の位置(繰り出し位置)に基づいて算出可能である。拡大ライブビュー表示動作における拡大率Rは、式(2)、(2a)に示されるレンズ101のそれぞれの位置における倍率M、M’の比であり、以下の式(5)のように表される。
R=M/M’ … (5)
このように本実施例において、制御装置(制御部105)は、画像処理手段(取込範囲制御部111)および算出手段(拡大率算出部112)を有する。画像処理手段は、拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段(撮像部102)から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す。算出手段は、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率(倍率)を算出する。そして算出手段は、第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、第2の距離に位置する場合における拡大率を算出する。
このように本実施例において、制御装置(制御部105)は、画像処理手段(取込範囲制御部111)および算出手段(拡大率算出部112)を有する。画像処理手段は、拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段(撮像部102)から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す。算出手段は、被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率(倍率)を算出する。そして算出手段は、第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、第2の距離に位置する場合における拡大率を算出する。
好ましくは、算出手段は、非合焦状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、合焦状態における拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する。また好ましくは、第2の距離は、最短合焦距離である。また好ましくは、算出手段は、前記拡大ライブビュー表示の拡大率が所定の拡大率よりも大きい場合、表示手段(表示部106)に警告を表示する(S106、S107)。また好ましくは、算出手段は、第1の距離と第2の距離との差が所定の距離よりも大きい場合、表示手段に警告を表示する(S115、S116)。
好ましくは、算出手段は、拡大ライブビュー表示の拡大率を表示手段に表示する(S108)。より好ましくは、算出手段は、ユーザが被写体から離れるにつれて、拡大ライブビュー表示の拡大率を更新して表示手段に表示する(S112)。また好ましくは、算出手段は、被写体から第3の距離に位置する場合に決定されたデフォーカス量に基づいて、拡大ライブビュー表示の更新拡大率を算出する。そして算出手段は、更新拡大率が拡大率と等しい場合、第3の距離は第2の距離と等しいと判定する(S117、S118)。
本実施例によれば、拡大ライブビュー表示の拡大率を算出することにより、所望の構図を維持しながら適切な画像を取得可能な制御装置および撮像装置を提供することができる。
次に、図11を参照して、本発明の実施例2における撮像装置について説明する。図11は、本実施例における撮像装置100aのブロック図である。本実施例の撮像装置100aは、レンズ通信部113を有する点、および、制御部105に代えて制御部105aを有する点で、実施例1の撮像装置100とは異なる。撮像装置100aの他の構成は、実施例1の撮像装置100と同様であるため、それらの説明は省略する。
制御部105a(制御装置としてのCPU)は、A/D変換器104から出力されたデジタル信号(画像データ)の演算、画像処理、および、画像信号の取込範囲を更新する取込範囲制御部111(画像処理手段)を有する。制御部105aは、至近トリミングモード移行フラグが立っているか否かの判定を含む種々の演算を行う。また制御部105aは、デフォーカス量算出部114(デフォーカス量算出手段)、駆動部115(駆動手段)、および、警告部116(警告手段)を有する。デフォーカス量算出部114は、レンズ101の特定の位置(第1のズームレンズ位置)におけるデフォーカス量を算出する。駆動部115は、デフォーカス量に基づいて、第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動する。警告部116は、第1のズームレンズ位置から第2のズームレンズ位置までの駆動量が所定の駆動量よりも大きい場合、表示部106に警告を表示する。
メモリ107は、所定のレンズ駆動量に関する閾値情報や代表ズームレンズ位置における焦点距離情報を記憶する。レンズ通信部113は、レンズ101における絞り制御やズーム制御に関する通信を行う。本実施例の操作部109は、至近トリミングモード移行釦を含む。本実施例において、記録媒体108は、至近トリミングモードにおいて、取込範囲制御部111により切り出された画像を記録することができる。
次に、図12を参照して、撮像装置の駆動方法を含む制御方法について説明する。図12は、本実施例における制御方法を示すフローチャートである。図12の各ステップは、制御部105aがメモリ107に格納されたプログラムを展開して実行することにより実現される。
まずステップS201において、ユーザは、複数の焦点検出領域(焦点検出点)から、任意の焦点検出領域を選択する。続いてステップS202において、制御部105aは、ステップS201にて選択された焦点検出領域に関し、合焦可能であるか否かを判定する。合焦可能である場合、制御部105aはレンズ101に含まれるフォーカスレンズを駆動してフォーカス制御を行い、本フローを終了する。
一方、ステップS202にて合焦が可能でない場合(合焦不可能の場合)、ステップS203へ進む。ステップS203において、制御部105aは、至近トリミングモード移行フラグが立っているか否かを判定する。至近トリミングモード移行フラグが立っている場合、ステップS202へ戻る。一方、至近トリミングモード移行フラグが立っている場合、ステップS204へ進む。
ステップS204において、制御部105aは、主被写体に関するデフォーカス量を算出する。続いてステップS205において、制御部105は、ステップS204にて算出したデフォーカス量に基づいて、レンズ101の駆動量(ズームレンズ駆動量)を算出する。続いてステップS206において、制御部105aは、ステップS205にて算出した駆動量が所定の閾値以上(所定の駆動量以上)であるか否かを判定する。レンズ101の駆動量が所定の閾値以上である場合、ステップS207へ進む。ステップS207において、制御部105aは、表示部106に警告表示を行い、本フローを終了する。ここで、警告表示は、画質劣化の警告や、レンズ101の駆動量が装着レンズにおける焦点距離外であることを示す警告などの表示であるが、これらに限定されるものではない。
一方、ステップS206にて駆動量が所定の閾値未満である場合、ステップS208へ進む。ステップS208において、制御部105aは、レンズ101(ズームレンズ)をステップS205にて算出した駆動量に基づいて駆動する。続いてステップS209において、制御部105aは、表示部106(背面液晶)において、至近トリミングモード表示を行う。続いてステップS210において、制御部105aは合焦通知を行う。この結果、第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、第2のズームレンズ位置で取得された画像データの一部を切り出して記録することができる。
次に、図13乃至図16を参照して、本実施例における撮影方法について説明する。図13は、本実施例における撮影の様子を示す図である。図13において、ユーザ1402は、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、または、カメラ機能を有するスマートフォンなどの撮像装置100aを用いて、被写体1401である机上に並べられた菓子を撮影する。このとき、撮像装置100aに装着されたレンズ101のズームレンズの位置は、第1のズームレンズ位置である。
図14は、図13の状態で撮影される非合焦画像(表示部106に表示される非合焦画像)である。図14において、焦点検出領域1404が示されているが、被写体1401と撮像装置100a(ユーザ1402)との距離は第1のズームレンズ位置における合焦距離よりも短いため、図14の画像は非合焦状態である。この状態において、ユーザ1402は合焦画像を取得することはできない。このとき制御部105aは、表示部106に合焦不可能である通知を表示してもよい。図14に示される構図で撮影したい場合、ユーザは撮像装置100aの至近トリミングモード移行釦を押す。または、ユーザは、メニュー画面などを介して、釦の入力有無に関わらず自動的に至近トリミングモードに移行するように予め設定しておいてもよい。
図15は、ズームレンズの位置が第2のズームレンズ位置である場合に撮影される合焦画像である。第2のズームレンズ位置は、第1のズームレンズ位置に比べて広角側にある。このため、図15の撮影範囲は、図14の撮影範囲に比べて広い。図16は、第2のズームレンズ位置で表示部に表示される合焦画像である。図16の表示範囲は、図15におけるトリミング範囲1501bに一致する。この状態において、被写体1401とユーザ1402との距離は、第2のズームレンズ位置における合焦距離と一致するため、ユーザが撮影したい構図を有する合焦画像の撮影が可能となる。
図16に示されるように、至近トリミングモード表示状態であることを示す拡大率表示は、表示部106の左上に表示される。図16において、トリミングおよび拡大動作を行っていることを示す「D−zoom」の文字および拡大率の1.4が示されている。なお、本実施例における至近トリミングモード表示動作の通知方法、および、拡大率の表示方法は、これらに限定されるものではない。
至近トリミングモードにおける制御は、図10を参照して実施例1にて説明した方法を用いて拡大率Rを算出し、拡大率Rから算出したズームレンズ駆動量の分だけ、ズームレンズを広角側へ駆動することにより実現可能である。表示部106には、撮影画像に関して算出された拡大率で拡大した画像が表示される。その拡大率は、表示部106左上に表示される。
このように本実施例において、制御装置(制御部105a)は、画像処理手段(取込範囲制御部111)、デフォーカス量算出手段(デフォーカス量算出部114)、および、駆動手段(駆動部115)を有する。画像処理手段は、撮像手段(撮像部102)から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す。デフォーカス量算出手段は、第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出する。駆動手段は、デフォーカス量に基づいて、第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズ(レンズ101)を駆動する。そして画像処理手段は、第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、第2のズームレンズ位置で取得された画像データの一部を切り出す。
好ましくは、制御装置は、第1のズームレンズ位置から第2のズームレンズ位置までの駆動量が所定の駆動量よりも大きい場合、表示手段(表示部106)に警告を表示する警告手段(警告部116)を有する(S206)。より好ましくは、その警告は、画質劣化警告、または、被写体が焦点距離の範囲外に位置することを示す警告である。
好ましくは、駆動手段は、デフォーカス量に基づいて駆動量を算出する(S205)。また好ましくは、画像処理手段は、トリミングモードに設定されている場合、第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、第2のズームレンズ位置で取得された画像データの一部を切り出す(S203)。
このように本実施例によれば、撮像装置から被写体までの距離が第1のズームレンズ位置で合焦可能な距離よりも近い場合、表示部に合焦不可能である通知が表示される。このため、ユーザが誤って合焦していない画像を撮影しまう可能性を低減することができる。また、至近トリミングモード移行釦が押された場合、ズームレンズは第1のズームレンズ位置から第1のズームレンズ位置よりも広角側に位置する第2のズームレンズ位置にシフト(移動)するため、合焦が可能となる。なお、メニュー画面などを介して、釦の入力有無に関わらず自動的に至近トリミングモードに移行するように予め設定されている場合、至近トリミングモード移行釦を押す必要はない。この場合、シームレスに至近トリミングモードに移行するため、ユーザの作業負担を減らすことが可能である。画像の取込範囲は、ズームレンズのシフト量(駆動量)に応じて制御されるため、第1のズームレンズ位置における構図を維持した状態で合焦画像を取得することが可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100、100a 撮像装置
111 取込範囲制御部(画像処理手段)
112 拡大率算出部(算出手段)
111 取込範囲制御部(画像処理手段)
112 拡大率算出部(算出手段)
Claims (19)
- 拡大ライブビュー表示を行うために、撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、
被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段と、を有し、
前記算出手段は、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する、ことを特徴とする制御装置。 - 前記算出手段は、非合焦状態で決定された前記デフォーカス量に基づいて、合焦状態における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記第2の距離は、最短合焦距離であることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
- 前記算出手段は、前記拡大ライブビュー表示の拡大率が所定の拡大率よりも大きい場合、表示手段に警告を表示する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記算出手段は、前記第1の距離と前記第2の距離との差が所定の距離よりも大きい場合、表示手段に警告を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記算出手段は、前記拡大ライブビュー表示の拡大率を表示手段に表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記算出手段は、
ユーザが前記被写体から離れるにつれて、前記拡大ライブビュー表示の拡大率を更新して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。 - 前記算出手段は、
前記被写体から第3の距離に位置する場合に決定されたデフォーカス量に基づいて、前記拡大ライブビュー表示の更新拡大率を算出し、
前記更新拡大率が前記拡大率と等しい場合、前記第3の距離は前記第2の距離と等しいと判定する、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、
第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出手段と、
前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動する駆動手段と、を有し、
前記画像処理手段は、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出す、ことを特徴とする制御装置。 - 前記第1のズームレンズ位置から前記第2のズームレンズ位置までの駆動量が所定の駆動量よりも大きい場合、表示手段に警告を表示する警告手段を更に有する、ことを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
- 前記警告は、画質劣化警告であることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
- 前記警告は、被写体が焦点距離の範囲外に位置することを示す警告であることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
- 前記駆動手段は、前記デフォーカス量に基づいて前記駆動量を算出することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記画像処理手段は、トリミングモードに設定されている場合、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出すことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の制御装置。
- 撮像光学系を介して形成された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、
前記画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、
前記画像データの一部に対して拡大ライブビュー表示を行う表示手段と、
被写体から第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における前記拡大ライブビュー表示の拡大率を算出する算出手段と、を有し、
前記算出手段は、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて、前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する、ことを特徴とする撮像装置。 - 撮像光学系を介して形成された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、
前記画像信号に基づく画像データの一部を切り出す画像処理手段と、
第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出手段と、
前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動する駆動手段と、を有し、
前記画像処理手段は、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出す、ことを特徴とする撮像装置。 - 被写体から第1の距離に位置する状態でデフォーカス量を算出するステップと、
前記被写体から前記第1の距離に位置する状態で決定された構図となるように、該被写体から第2の距離に位置する場合における拡大ライブビュー表示の拡大率を算出するステップと、
撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出して前記拡大ライブビュー表示を行うステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記拡大率を算出するステップにおいて、前記第1の距離に位置する状態で決定されたデフォーカス量に基づいて前記第2の距離に位置する場合における前記拡大率を算出する、ことを特徴とするプログラム。 - 第1のズームレンズ位置でデフォーカス量を算出するステップと、
前記デフォーカス量に基づいて、該第1のズームレンズ位置よりも広角側である第2のズームレンズ位置にズームレンズを駆動するステップと、
撮像手段から出力された画像信号に基づく画像データの一部を切り出して記録するステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記画像データの一部を切り出して記録するステップにおいて、前記第1のズームレンズ位置で決定された構図となるように、前記第2のズームレンズ位置で取得された前記画像データの一部を切り出して記録する、ことを特徴とするプログラム。 - 請求項17または18に記載のプログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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JP2015128623A JP2017011658A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 制御装置、撮像装置、プログラム、および、記憶媒体 |
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JP2020123894A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム |
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2015
- 2015-06-26 JP JP2015128623A patent/JP2017011658A/ja active Pending
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