JP6460310B2 - 撮像装置、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示する撮像装置、画像表示方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ(撮像装置)にあっては、そのイメージセンサ(撮像素子)の画素数が大幅に増え、その撮像画像からその一部分の画像を切り出しても十分な画質が得られるようになってきている。一方、スポーツカメラや全天球カメラなどのように超広角レンズを備えたデジタルカメラが増えてきている。超広角レンズを使用したカメラにあっては、そのイメージセンサの撮影画像内から一部分の画像を切り出すことで、カメラの向きやレンズの焦点距離を変更することなく、容易に所望する範囲の画像を得ることが容易になるが、広角レンズで撮像した画像は、焦点距離が短くなるほど、レンズの構造からレンズ中心部の外側(光軸から離れたレンズ周辺部)ほど、像の歪みが大きくなったり、光量が低下したり、解像度が中心に比べて低下したりする傾向がある。そのため、画像の切り出し部分は、レンズ周辺部に相当する部分を避け、レンズ中心部に近いことが望ましい。
そこで、特許文献(1)のように、切り出した部分の画像内にレンズ周辺部などの影響を受けて画質が劣る部分が含まれている場合には、その旨を警告表示するようにした技術が開示されている。
特開2011−55361号公報
しかしながら、上述した特許文献の技術にあっては、レンズ周辺部による影響で画質が劣る部分が含まれていることを警告表示によって知ることはできるが、主要被写体(例えば、顔部分)の画質が劣る部分(低画質部分)による影響をより効果的に避けることはできなかった。
また、レンズ周辺部で画質の低下がない場合であっても、例えば、主要被写体がランダムに素早く動く場合などでは、その主要被写体をイメージセンサの撮像範囲の周辺部に捉えていると、急な主要被写体の動きによって撮像範囲内からはみ出してしまう恐れもあり、このような場合においても、主要被写体の位置は、イメージセンサの撮像範囲の周辺部に相当する部分を避けることが望ましい。
本発明の課題は、イメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示する場合に、より適切な切り出し範囲を特定できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明の一態様の撮像装置は、
撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定手段と、
前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かに基づいて、前記特定手段によって特定された位置関係を表示する方式を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて、前記特定手段によって特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために本発明の一態様の撮像装置は、
撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定手段と、
前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された所定の対象物の、前記撮像画像上の位置と、前記撮像画像上の基準位置に基づいて、切り出し部分を設定する設定手段と、
前記特定手段によって特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する表示制御手段と、
を有し、
前記設定手段は、前記検出手段によって検出された所定の対象物が含まれるように、且つ前記特定手段により特定された位置関係が所定の関係にある場合に前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の位置が変化するように、当該切り出し部分を設定する
ことを特徴とする。
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、イメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示する場合に、より適切な切り出し範囲を特定できる。
撮像装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)〜(4)は、イメージセンサ6Eにより取得されている撮像画像内からその一部を切り出してライブビュー画像として表示した場合を例示した図。 レンズ特性テーブル3Dを説明するための図。 撮影モードに切り替えられた際に実行開始されるフローチャート。 (1)〜(4)は、図2(1)〜(4)に対応する第1実施形態の変形例を説明するライブビュー画像の表示例を示した図。 (1)〜(4)は、図2(1)〜(4)に対応する第1実施形態の他の変形例を説明するライブビュー画像の表示例を示した図。 (1)〜(4)は、第2実施形態において、複数個のイメージセンサ6Eに結像されている撮像画像内からその一部を切り出してライブビュー画像として表示した場合の表示例を示した図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、撮像装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図である。
このデジタルカメラは、基本的な撮像機能、計時機能などの他、超広角レンズを使用して広角撮影を行う広角撮影機能と、人物の顔部分を検出する顔検出機能とを備え、静止画撮影の他、動画撮影も可能なカメラである。顔検出機能は、画像を解析しながら被写体(例えば、人物やペットなど)の顔の輪郭や顔を形成するバーツ(目、口、鼻、額など)の形や位置関係などを総合的に判断して、顔部分を検出すると共に、複数フレームにわたって連続的に登場する同一の顔部分を追尾しながら検出する機能である。
制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのデジタルカメラの全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図4に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3Aと、このカメラが動作するために必要となる各種の情報を一時的に記憶するワークメモリ3Bと、撮影した画像を記録保存する画像メモリ3Cと、後述するレンズ特性テーブル3Dなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、図示省略したが、撮影が可能な動作モード(撮影モード)と、撮影済み画像(保存画像)を再生する動作モード(再生モード)とを切り替えたりするモード変更ボタンと、撮影開始を指示するレリーズボタンの他、露出やシャッタスピードなどの撮影条件の設定操作、再生対象を選択する画像選択操作などを行う押しボタン式の各種のキーを備えたもので、制御部1は、この操作部4からの入力操作信号に応じた処理として、例えば、モード変更処理、撮影処理、撮影条件の設定、画像選択処理などを行う。表示部5は、高精細液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで、撮像画像をライブビュー画像としてリアルタイムに表示するモニタ画面となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。
撮像部6は、被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、コントラスト検出方式の自動焦点調整(コントラストAF)機能などを有している。レンズユニット6Aは、ズームレンズ6B、フォーカスレンズ(合焦レンズ)6C、絞り・シャッタ6D、イメージセンサ(CCD、CMOSなどの撮像素子)6Eを有している。なお、イメージセンサ6Eは、例えば、1600万画素の画素数を有しているが、その画素数はこれに限らない。撮像部6は、制御部1からの制御信号に応じてズームレンズ6B、フォーカスレンズ6C、絞り・シャッタ6Dを駆動することによりズーム調整、自動焦点調整(AF)、自動露出調整(AE)、撮影開始/終了を制御するようにしている。イメージセンサ6Eによって光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、デジタル値のデータに変換されて表示部5にライブビュー画像としてリアルタイムにモニタ表示される。なお、この表示部5のモニタ画面は、例えば、縦横比(アスペクト比)が4:3の画面であるが、それに限らないことは勿論である。
図2は、イメージセンサ6Eにより取得されている撮像画像内からその一部を切り出してライブビュー画像として表示した場合を例示した図である。
図2(1)〜(4)において、図中、左側がイメージセンサ6Eが取得した撮像画像の全体を示し、また、右側が撮像画像内からその一部を切り出したライブビュー画像を示している。また、各撮像画像内において、図中「×」は、撮像画像上の基準位置(ズームレンズ6Bの光軸と交差する位置:撮像画像上の光軸位置)を示し、「・」は、上述の顔検出機能で検出された顔部分(主要被写体:所定の対象物)の基準位置(顔部分の中心位置)を示し、「+」は、顔部分の中心位置と撮像画像上の光軸位置とを結ぶ線上の中間位置(例えば、中点位置)を示している。
また、各撮像画像内において、図中、「実線の円」は、上述の顔検出機能で検出された顔部分を示し、「灰色に塗り潰した部分」は、撮像画像内のうちズームレンズ6Bのレンズ周辺部での像の歪み、光量低下などの影響を受けて画質が劣っている部分の領域を示している。この画質が劣る部分の領域を、以下、“低画質部分”の領域と呼称するものとする。「破線の四角」は、撮像画像内の一部分を切り出したライブビュー画像(切り出し部分の画像)を示している。すなわち、ユーザは、ライブビュー画像の目視だけでは、撮像画像全体の内のどの部分が切り出されているかを、把握することができない。なお、「一点破線の円」内は、撮像画像内の光軸中心部、例えば、ズームレンズ6Bのレンズ中心部に相当する高画質部分の領域を示し、以下、この領域を単に“高画質部分”の領域と呼称するものとする。また、所定の対象物(主要被写体)としては、人物などの顔部分を例示したが、それに限らず、任意である。
図2(1)は、撮像画像の“高画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合、つまり、顔部分が“低画質部分”の領域に含まれていない場合を例示した図である。この場合、撮像画像上の光軸位置「×」と顔部分の画像の中心位置「・」とを結ぶ線上においてその中間位置(例えば、中点位置)「+」を求め、この中点位置を切り出し部分の中心位置とすることによって撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を特定するようにしている。そして、上述の顔検出機能で検出された顔部分の大きさを基に矩形枠状の切り出し部分を設定する。例えば、アスペクト比が4:3の切り出し枠を設定する。
そして、撮像画像内から切り出し部分(切り出し枠)内の画像を抽出して拡大処理し、ライブビュー画像としてモニタ画面に表示させる。この場合、モニタ画面の中心位置と切り出し部分の画像の中心位置とを一致させることにより、図示のように、ライブビュー画像内の顔部分(主要被写体)の中心位置がモニタ画面の中心からずれていることを視認可能な状態となる。すなわち、切り出し部分の中心位置を、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置との中間(例えば、中点位置)とすることで、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置が一致していない限り、モニタ画面内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心位置からずれるようになるため、撮像画像上の顔部分の中心位置が光軸位置から外れていることをユーザに明示することが可能となる。更に、モニタ画面の中心位置と顔部分の中心位置との位置関係によって、そのずれ方向及びずれ量も概念的又は抽象的に知らせることができる。
図2(2)〜(4)は、撮像画像の“低画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合を例示した図である。この場合においても撮像画像上の光軸位置「×」と顔部分の中心位置「・」とを結ぶ線上においてその中間位置(例えば、中点位置)「+」を求め、この中点位置を切り出し部分の中心位置としているが、切り出し部分の中心位置は、撮像画像内における顔部分の中心位置と方向に応じて、図2(2)〜(4)に示すように大きく異なるようになる。
図2(2)及び(3)は、撮像画像内において顔部分の中心位置が、図中、右上斜め方向(光軸位置を原点とするXY座標系の第1象限内における+X+Y方向)に位置している場合を例示したもので、図2(2)は、顔部分の中心位置が“高画質部分”から外れているが、その顔部分の一部が“高画質部分”の領域に含まれている場合を示している。これに対して、図2(3)は、顔部分の全てが“高画質部分”の領域から外れている場合を示している。この場合、図2(2)の場合よりも図2(3)の方が撮像画像上の光軸位置「×」から離れているために、切り出し部分の中心位置もその分だけ離れることになる。図2(4)は、撮像画像内において顔部分の中心位置が図中、右方向(上述したXY座標系の+X方向)に位置している場合を例示したもので、顔部分の中心位置が“高画質部分”の領域から外れているが、その顔部分の一部が“高画質部分”の領域に含まれている場合を示している。
図2(2)〜(4)に示すように“低画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合においても図2(1)の場合と同様に、撮像画像内から切り出し部分(切り出し枠)内の画像を抽出して拡大処理し、ライブビュー画像としてモニタ画面に表示させるが、その際、図2(2)〜(4)の場合には、撮像画像上の顔部分の中心位置と光軸位置とのずれ方向及びずれ量を具体的に明示するための案内情報(矢印図形)を追加表示(重畳表示)するようにしている。
この案内情報は、当該カメラを移動させるべきことを案内する矢印図形であり、当該カメラを移動させる方向(ずれ方向)を矢印で案内し、その移動の距離(ずれ量)を矢印の長さで案内するようにしている。図示の例において矢印図形は、モニタ画面の中心位置を起点として、ずれ方向に延び、その長さは、撮像画像上の“高画質部分”と“低画質部分”との境から顔部分の中心位置までの距離に比例するようにしたもので、図2(2)の場合よりも図2(3)の場合の方が長くなっている。
このように第1実施形態においては、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を表示する方法として、切り出し部分の中心位置を、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置との中間(例えば、中点位置)とすることで、撮像画像上の顔部分の中心位置が光軸位置からずれていることをユーザに明示する表示方法と、更に案内情報(矢印図形)を切り出し部分の画像に重畳表示することで、撮像画像上の顔部分の中心位置が光軸位置からずれていることをより具体的に明示する表示方法があり、この表示方法を切り換えるか否かを判別する場合には顔部分(主要被写体)の画像の品質が所定の基準“高画質部分”よりも低いか否かで判別するようにしている。つまり、顔部分(主要被写体)が“高画質部分”の領域に含まれるか、“低画質部分”の領域に含まれるか否かに基づいて判別するようにしている。
図3は、レンズ特性テーブル3Dを説明するための図である。
レンズ特性テーブル3Dは、ズームレンズ6Bの焦点距離(35mmフィルム換算)に対応して撮像画像内の“低画質部分”の領域を示す座標データを記憶するもので、「焦点距離」、「撮像画像内の低画質部分の領域」の項目を有しいている。図示の例では、「焦点距離」の“17mm”、“21mm”、“24mm”、“28mm”、…に対応して「撮像画像内の低画質部分の領域」は、a1、a2、a3、a4、…となっており、その領域の広さは、a1>a2>a3>a4の関係にある。すなわち、「焦点距離」が短いほど、すなわち広角になるほど、「撮像画像内の低画質部分の領域」が広くなるように設定されている。
次に、第1実施形態におけるデジタルカメラの動作概念を図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図4は、デジタルカメラの全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図4のフローチャートから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図4は、撮影モードに切り換えられた際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、制御部1は、モードが撮影モードに切り替えられると、撮像動作を開始してイメージセンサ6Eから撮像画像を取得する動作を開始する(ステップS1)。そして、レンズ特性テーブル3Dを参照し、ユーザにより設定されているズームレンズ6Bの焦点距離に対応付けられている「低画質部分の領域」をレンズ特性テーブル3Dから取得する(ステップS2)。
次に、ハーフシャッタ操作(レリーズ半押し操作:1段押し込み操作)が行われたか否かを判別し(ステップS3)、ハーフシャッタ操作が行われたと判別された場合は(ステップS3でYES)、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)処理を開始する(ステップS4)。そして、イメージセンサ6Eから取得した撮像画像を解析することによりその撮像画像内に含まれている顔部分を検出する処理を行い(ステップS5)、顔部分を検出できたかを調べる(ステップS6)。このステップS5では、ユーザによる撮像方向の移動や被写体の移動などによる撮像画像の変化に応じて、逐次顔検出処理を行う。
ここで、顔部分を検出できなければ(ステップS6でNO)、ステップS17に移って、ズームレンズ6Bの焦点距離の変更有無を調べ、焦点距離が変更されなければ(ステップS17でNO)、フルシャッタ操作(レリーズ全押し操作)が行われたか否かを調べる(ステップS18)。いま、焦点距離が変更された場合には(ステップS17でYES)、上述のステップS2に戻り、変更後の焦点距離に対応する「低画質部分の領域」をレンズ特性テーブル3Dから取得する処理を行うが、焦点距離が変更されず(ステップS17でNO)、更にフルシャッタ操作が行われなかった場合には(ステップS18でNO)、上述の顔検出処理に移る(ステップS5)。
いま、顔部分を検出することができた場合には(ステップS6でYES)、撮像画像内においてその顔の中心位置と顔の大きさ(長さ)を算出する(ステップS7)。そして、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置とを結ぶ線上の中間位置(中点位置)を切り出し部の中心位置として設定する(ステップS8)と共に、顔の大きさ(長さ)から顔全体が収まるように切り出し部分のサイズを算出することによって切り出し部分を特定する(ステップS9)。これによって特定した切り出し部分が撮像画像内に収まるかを調べ(ステップS10)、収まらなければ(ステップS10でNO)、切り出し部分が撮像画像内に収まるように切り出し部分を移動させる(ステップS11)。
切り出し部分が撮像画像内に収まっている場合(ステップS10でYES)、又はステップS11の処理で収まるようになった場合には、次のステップS12に移り、撮像画像内から切り出し部分の画像を切り出す。そして、その切り出し部分の画像を拡大して表示部5のモニタ画面にライブビュー画像として表示させる(ステップS13)。この場合、モニタ画面の中心位置に切り出し部分の画像の中心位置を一致させて表示させることにより、例えば、図2(1)に示すように、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置が一致していない限り、ライブビュー画像内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心位置からずれて表示されるので、そのずれによってどの方向にどの程度ずれているのかが概念的又は抽象的に明示されることになる。
そして、上述のステップS2でレンズ特性テーブル3Dから取得した「低画質部分の領域」と顔部分の中心位置とを比較し、顔部分の中心位置が“低画質部分”の領域に含まれるかを調べ(ステップS14)、図2(1)に示すように、顔部分の中心位置が“低画質部分”の領域に含まれていなければ(ステップS14でNO)、後述するステップS15及びS16をスキップして上述のステップS17に移り、焦点距離が変更されたかを調べる。一方、図2(2)〜(4)に示すように、顔部分の中心位置が“低画質部分”の領域に含まれていれば(ステップS14でYES)、ライブビュー画像内においてその中心位置に対する顔部分の中心位置の方向をずれ方向として算出すると共に、撮像画像の“高画質部分”の領域と“低画質部分”の領域との境から顔部分の中心位置までの距離をずれ量として算出する(ステップS15)。
これによって算出したずれ方向とずれ量から矢印図形(案内情報)を生成し、この矢印図形をライブビュー画像に重畳表示する(ステップS16)。この場合、図2(2)〜(4)に示すように、矢印図形は、ライブビュー画像の中心位置を起点として、ずれ方向に延びると共に、その長さは、“高画質部分”の領域と“低画質部分”の領域との境から顔部分の中心位置までの距離に比例した長さとなる。次に、上述のステップS17に移り、以下、上述の動作を繰り返す。ここで、フルシャッタ操作が行われたときには(ステップS18でYES)、図3のフローから抜け、撮影処理及び撮影画像の記録保存処理に移る。この場合、撮影が行われると、上述のようにして設定された切り出し部を基に、その撮像画像内からその一部(上述のようにして設定された切り出し部)の画像を切り出し、この切り出し部の画像に所定の画像処理を施して記録保存する。
以上のように、第1実施形態において制御部1は、イメージセンサ6Eに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部5に表示する場合に、その撮像画像上の基準位置(光軸位置)と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定し、この位置関係を明示して切り出し部分の画像を表示部5に表示するようにしたので、より適切な切り出し範囲を特定することができる。これによってレンズ周辺部による低画質部分の影響を避けるには、どのようにすればよいかを案内することができ、撮影者(ユーザ)にあっては切り出し部分の画像と撮像画像上の基準位置(光軸位置)との位置関係を目視確認しながら撮影を行うことが可能となり、撮影時のユーザ支援として役立つ。
制御部1は、撮像画像内に含まれる所定の対象物(顔部分)を検出し、この顔部分の撮像画像内の位置と撮像画像上の光軸位置とに基づいて切り出し部分を設定し、この切り出し部分の画像を、表示部5のモニタ画面に表示する際に、その切り出し画像の中心位置とそのモニタ画面の中心位置とを一致させることにより、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を明示するようにしたので、顔部分の中心位置が、モニタ画面の中心位置からずれていることを視認可能な状態で明示することができる。
撮像画像内における所定の対象物(顔部分)の中心位置と撮像画像上の光軸位置とを結ぶ線分上の所定の一点を中心として切り出し部分を設定するようにしたので、切り出し部分を光軸位置に近づけることができる。
制御部1は、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係として、当該カメラが移動されることで切り出し部分の画像が撮像画像上の光軸位置に近づく方向を特定し、この方向を明示して切り出し部分の画像を表示するようにしたので、カメラをどの方向に移動すべきであるかを案内することが可能となる。
また、特定した方向を示す案内情報(矢印図形)を切り出し部分の画像と共に表示するようにしたので、カメラをどの方向に移動すべきであるかを、より明確に案内することができる。
制御部1は、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係として、当該カメラが移動すべき距離に応じた長さを特定し、この長さを明示して切り出し部分の画像を表示するようにしたので、カメラをどの程の長さを移動すべきであるかを案内することが可能となる。
当該カメラが移動すべき距離に応じた長さを識別可能に切り出し部分の画像と共に表示するようにしたので、カメラをどの程の長さだけ移動すべきであるかを、より明確な案内が可能となる。
制御部1は、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を表示する方法を切り換えると判別した場合に、その位置関係をその表示方法で明示するようにしたので、位置関係を色々な方法で明示することができ、変化に富んだより明確な案内が可能となる。
制御部1は、撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を示す案内情報(矢印図形)を表示すると判別した場合に、その位置関係を示す案内情報を切り出し部分の画像と共に表示するようにしたので、変化に富んだより明確な案内が可能となる。
撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係を表示する方法を切り換えるか否かを判別する場合、又はその位置関係を示す案内情報(矢印図形)を表示するか否かを判別する場合には、切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かを判別するようにしたので、切り出し部分の画質に応じて位置関係を明示することができる。
撮像画像内において切り出し部分が“高画質部分”の領域に含まれるか、“低画質部分”の領域に含まれるか否かを判別するようにしたので、“高画質部分”の領域に含まれる場合には、図2(1)に示すように案内情報(矢印図形)を表示させない方法で明示し、低画質部分”の領域に含まれる場合には、図2(2)〜(4)に示すように案内情報(矢印図形)を表示させる方法で明示することができる。
なお、上述した第1実施形態においては、案内情報(矢印図形)を切り出し部分の画像と共に表示する場合に、当該カメラを移動させる方向を矢印で案内し、その移動の距離を矢印の棒の部分の長さで案内するようにしたが、撮像画像上の光軸位置の方向を矢印で案内し、その光軸位置までの距離を矢印の棒の部分の長さで案内するようにしてもよい。
図5は、この場合の表示例を示した図で、図2の場合と同様に、図中、左側がイメージセンサ6Eから取得した撮像画像の全体を示し、右側が撮像画像内から切り出したライブビュー画像を示している。また、図中、「×」、「・」、「+」、「実線の円」、「灰色に塗り潰した部分」、「破線の四角」は、図2の場合と同様であるので、その説明は省略する。
図5(1)は、図2(1)の場合と同様に、撮像画像の“高画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合、つまり、顔部分が“低画質部分”の領域に含まれていない場合を例示した図である。この場合、モニタ画面の中心位置に切り出し部分の画像の中心位置を一致させて表示させることによりライブビュー画像内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心からずれていることを視認可能な状態となる。
図5(2)〜(4)は、図2(2)〜(4)の場合と同様に、撮像画像の“低画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合を例示した図である。この場合、顔部分の中心位置とモニタ画面の中心位置(光軸位置)とのずれ方向及びずれ量を明示する案内情報(矢印図形)を重畳表示する。この案内情報は、撮像画像上の光軸位置の方向を矢印で案内し、その光軸位置までの距離を矢印の棒の部分の長さで案内するもので、図示の例において矢印図形は、顔部分の中心位置を起点として、光軸位置の方向に延び、その棒の部分の長さは、“高画質部分”と“低画質部分”との境から顔部分の中心位置までの距離に比例するもので、図5(2)の場合よりも図5(3)の場合の方が長くなる。
このように撮像画像上の光軸位置と切り出し部分の画像との位置関係として、その切り出し部分の画像に対する撮像画像上の光軸位置の方向を特定し、この方向を示す案内情報を切り出し部分の画像と共に表示部5の画面に表示するようにしたとしても、第1実施形態と同様に、撮影者にあっては顔部分と光軸位置との位置関係を目視確認しながら撮影を行うことが可能となり、撮影時のユーザ支援として役立つ。
また、案内情報(矢印図形)を切り出し部分の画像と共に表示する場合に、撮像画像上の光軸位置の方向を矢印で案内し、その光軸位置までの距離を矢印の棒の部分の長さで案内するようにすれば、より明確な案内が可能となる。
上述した第1実施形態においては、撮像画像内から切り出し部分の画像を抽出拡大して、ライブビュー画像としてモニタ表示させるようにしたが、ライブビュー画像として撮像画像全体を表示するようにしてもよい。図6は、この場合の表示例を示した図で、図中、左側がイメージセンサ6Eから取得した撮像画像の全体を示し、右側が撮像画像内から切り出した画像を含むライブビュー画像を示している。また、図中、「×」、「・」、「+」、「実線の円」、「葉色に塗り潰した部分」、「破線の四角」は、図2の場合と同様であるので、その説明は省略する。
図6(1)は、図2(1)又は図5(1)の場合と同様であるので、その説明は省略するが、図6(2)〜(4)は、ライブビュー画像として撮像画像全体を表示する場合を例示した図であり、図2(2)〜(4)の場合と同様に、撮像画像の“低画質部分”の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合を例示した図である。図2(2)〜(4)の場合には案内情報(矢印図形)を切り出し部分の画像と共に表示するようにしたが、図6(2)〜(4)の場合には、ライブビュー画像として撮像画像全体を表示すると共に、この撮像画像に切り出し部分を示す矩形枠(図中、破線で示した領域)で重畳表示した場合である。
この場合でも撮像画像上の光軸位置「×」と顔部分の中心位置「・」とを結ぶ線上においてその中間位置(例えば、中点位置)「+」を求め、この中点位置を切り出し部分の中心位置としているため、図6(2)〜(4)に示すように、切り出し部分の中心位置は、光軸位置と顔部分の中心位置との距離に応じて異なり、切り出し部分を示す矩形枠の表示位置もその距離に応じて異なる。
このように顔部分の中心位置と撮像画像上の光軸位置に基づいて切り出し部分を設定し、この切り出し部分を明示して撮像画像全体を表示するようにしたとしても、第1実施形態と同様に、撮影者にあっては顔部分と光軸位置との位置関係を目視確認しながら撮影を行うことが可能となり、撮影時のユーザ支援として役立つ。
また、設定した切り出し部分を示す矩形枠を撮像画像上に重畳表示することにより切り出し部分を明示するようにすれば、より明確な案内が可能となる。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、単一のイメージセンサ6Eに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部5に表示する場合を例示したが、この第2実施形態においては、平面上に並列した複数個のイメージセンサ6Eに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部5に表示するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
平面上に複数個のイメージセンサ6Eを並列した構成のカメラの場合に、これらのイメージセンサ6Eに結像された撮像画像を同時に取得して1枚の撮像画像を生成するようにしているが、それらのイメージセンサ6Eのつなぎ目部分(境界周辺部)での位置ずれや画像生成時などの影響を受けてそれらのつなぎ目部分で画質が劣る場合がある。このように複数個のイメージセンサ6Eから取得して生成された1枚の撮像画像内からその一部分を切り出して表示する場合に、第2実施形態においては、それらのつなぎ目部分による低画質部分の影響を避けるには、どのようにすればよいかを案内するようにしている。
なお、第2実施形態においては、図示省略したが、ズームレンズ6Bの焦点距離毎に、複数個のイメージセンサ6Eのつなぎ目部分における低画質部分の領域を示す座標データを記憶するようにしている。また、第2実施形態において撮像画像とは、平面上に並列された複数のイメージセンサ6Eを含む全体画像を意味している。また、第2実施形態において撮像画像上の基準位置は、撮像画像上において複数のイメージセンサ6Eのつなぎ目部分に相当する位置から離れた位置に設定されているものとする。
図7は、第2実施形態において、平面上に並列されている2つのイメージセンサ6Eに結像されている撮像画像内からその一部を切り出してライブビュー画像として表示した場合を例示した図である。図2の場合と同様に、図中、左側がイメージセンサ6Eから取得した撮像画像の全体を示し、右側が撮像画像内から切り出したライブビュー画像を示している。また、図中、「×」、「・」、「+」、「実線の円」、「破線の四角」は、図2の場合と同様であるので、その説明は省略するが、「灰色に塗り潰した帯状の矩形部分」は、各イメージセンサ6Eのつなぎ目部分(境界周辺部)における低画質部分を示している。
図7(1)及び(3)は、撮像画像の低画質部分(つなぎ目部分)の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれている場合を例示した図であり、撮像画像上の光軸位置と顔部分の画像の中心位置とを結ぶ線上においてその中点位置を求め、この中点位置を切り出し部分の中心位置とする。この場合、モニタ画面の中心位置に切り出し部分の画像の中心位置を一致させて表示させることにより、撮像画像上の光軸位置と顔部分の中心位置が一致していない限り、モニタ画面内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心位置からずれるため、撮像画像上のライブビュー画像内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心からずれていることを視認可能な状態とすると共に、顔部分の中心位置とモニタ画面の中心位置(光軸位置)とのずれ方向及びずれ量を明示する案内情報(矢印図形)を重畳表示する。
この案内情報は、当該カメラを移動させるべきことを案内する矢印図形であり、当該カメラを移動させる方向(ずれ方向)を矢印で案内し、その移動の距離(ずれ量)を矢印の棒の部分の長さで案内するようにしている。図示の例において矢印図形は、モニタ画面の中心位置(光軸位置)を起点として、ずれ方向に延び、その棒の部分の長さは、“高画質部分”と“低画質部分”との境から顔部分の中心位置までの距離に比例するもので、図7(3)の場合よりも図7(1)の場合の方が長くなっている。
図7(2)及び(4)は、撮像画像の低画質部分(つなぎ目部分)の領域内に上述の顔検出機能で検出された顔部分が含まれていない場合を例示した図であり、この場合、案内情報(矢印図形)を重畳表示せず、モニタ画面の中心位置に切り出し部分の画像の中心位置を一致させて表示させることにより、ライブビュー画像内の顔部分の中心位置がモニタ画面の中心からずれていることを視認可能な状態となる。
平面上に並列された複数のイメージセンサ6Eに結像された撮像画像内からその一部を切り出した画像の品質が所定の基準よりも低いか否かを複数のイメージセンサ6Eのつなぎ目部分がその切り出し部分の画像内に含まれるか否かに基づいて判別するようにしたので、つなぎ目部分による低画質部分の影響を避けるには、どのようにすればよいかを案内することができ、撮影者(ユーザ)にあっては切り出し部分の画像と光軸位置との位置関係を目視確認しながら撮影を行うことが可能となり、撮影時のユーザ支援として役立つ。
図7の第2実施形態においては、複数のイメージセンサ6Eのつなぎ目部分による低画質部分の影響を考慮したが、第1実施形態で示したレンズ周辺部による低画質部分の影響を加味するようにしてもよい。更に、切り出し部分の画像と光軸位置との位置関係を上述した図5及び図6の変形例で表するようにしてよい。
なお、上述した各実施形態においては、上述したように所定の対象物(主要被写体)として、人物などの顔部分に限らず、任意であるが、更に、所定の対象物を自動検出する場合に限らず、ユーザ操作によって所定の対象物を指定したり、切り出し部分を任意に指定したりする4ようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、撮像画像上の光軸位置と顔部分の画像の中心位置とを結ぶ線上においてその中間位置として中点位置を求め、この中心位置を切り出し部分の中心位置としているが、撮像画像上の光軸位置と顔部分の画像の中心位置とを結ぶ線上においてその中間位置であれば、中点位置に限らず、任意である。
上述した各実施形態においては、顔部分の大きさを基に切り出し部分のサイズを求めるようにしたが、切り出し部分は固定サイズであってもよく、ユーザ操作により任意に指定されたサイズであってもよく、更には、撮像画像内に切り出し部分が収まらない場合にはそのサイズを小さくするようにしてもよい。
また、複眼によるステレオ撮影に適用するようにしてもよい。その場合、撮像画像上の光軸位置の設定は任意であるが、簡略的にイメージセンサの中心としてもよい。また、低画質部分は各レンズの低画質部分を統合した部分であることが望ましい。
また、レンズは交換可能であってもよく、低画質部分の領域の座標データは、レンズを識別し、そのレンズに対応して予め記憶されている座標データを使用するようにしてよい。
また、上述した各実施形態においては、デジタルカメラに適用した場合を示したが、これに限らず、カメラ機能付きパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム・音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された位置関係を明示して前記切り出し部分の画像を前記表示部の画面に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された所定の対象物の、前記撮像画像上の位置と、前記撮像画像上の基準位置に基づいて、前記切り出し部分を設定する設定手段と、
を更に備え、
前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された切り出し部分の画像を前記撮像画像内から切り出して前記表示部の画面に表示させる際に、その切り出し画像の中心位置とその画面の中心位置とを一致させる、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記検出手段によって検出された所定の対象物が含まれるように前記切り出し部分を設定し、
前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と、前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の基準位置との位置関係を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記特定手段により特定された位置関係が所定の関係にある場合に、前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の位置が変化するように、前記切り出し部分を設定する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記撮像画像内における前記所定の対象物の中心位置と前記撮像画像上の基準位置とを結ぶ線分上の所定の一点を中心として前記切り出し部分を設定する、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、当該撮像装置が移動されることで前記切り出し部分の画像が前記撮像画像上の基準位置に近づく方向を特定し、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された方向を明示して、前記切り出し部分の画像を前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮像装置において、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された方向を示す案内情報を前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、当該撮像装置が移動すべき距離を特定し、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された距離を識別可能に明示して、前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮像装置において、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された当該撮像装置が移動すべき距離に応じた長さを識別可能に明示して前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、その切り出し部分の画像に対する撮像画像上の基準位置の方向を特定し、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された方向を示す案内情報を前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至5、請求項10のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、その撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像との距離を特定し、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された距離を示す案内情報を前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された所定の対象物の前記撮像画像上の位置と前記撮像画像上の基準位置に基づいて、前記切り出し部分を設定する設定手段と、
を更に備え、
前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された切り出し部分を明示して前記撮像画像全体を前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の撮像装置において、
前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された切り出し部分を示す枠を前記撮像画像上に重畳表示することにより、前記切り出し部分を明示する、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段によって特定された位置関係を表示する方法を切り換えるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記表示制御手段は、前記判別手段により位置関係を表示する方法を切り換えると判別された場合に、前記特定手段によって特定された位置関係を前記判別手段で判別された表示方法で明示する、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段によって特定された位置関係を示す案内情報を表示するか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記表示制御手段は、前記判別手段により位置関係を示す案内情報を表示すると判別された場合に、前記特定手段によって特定された位置関係を示す案内情報を前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の撮像装置において、
前記判別手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係に応じて、前記案内情報を表示するか否かを判別する、
ことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の撮像装置において、
前記判別手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との距離が所定の距離よりも長い場合に、前記案内情報を表示すると判別する、
ことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、請求項14乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記判別手段は、前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かをその判別の条件とする、
ことを特徴とする。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の撮像装置において、
前記撮像画像上の基準位置は、前記撮像画像上の光軸位置であって、
前記判別手段は、前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かを、前記撮像レンズの周辺部を通って前記イメージセンサに結像される低画質部分がその切り出し部分の画像内に含まれるか否かに基づいて判別する、
ことを特徴とする。
(請求項20)
請求項20に記載の発明は、請求項18に記載の撮像装置において、
前記撮像画像は、平面上に並列された複数のイメージセンサを含む全体画像であり、
前記撮像画像上の基準位置は、前記撮像画像上において、前記複数のイメージセンサのつなぎ目部分に相当する位置から離れた位置であって、
前記判別手段は、前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かを、前記撮像画像内において、前記複数のイメージセンサのつなぎ目部分がその切り出し部分の画像内に含まれるか否かに基づいて判別する、
ことを特徴とする。
(請求項21)
請求項21に記載の発明は、
撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置における画像表示方法であって、
前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する処理と、
前記切り出し部分の画像を、前記特定された位置関係を明示して前記表示部の画面に表示する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項22)
請求項22に記載の発明は、
撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内からその一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置のコンピュータに対して、
前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する機能と、
前記切り出し部分の画像を、前記特定された位置関係を明示して前記表示部の画面に表示する機能と、
を実現させるためのプログラム。
1 制御部
3 記憶部
3A プログラムメモリ
3D レンズ特性テーブル
4 操作部
5 表示部
6 撮像部
6B ズームレンズ
6C フォーカスレンズ
6D 絞り・シャッタ
6E イメージセンサ

Claims (11)

  1. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定手段と、
    前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かに基づいて、前記特定手段によって特定された位置関係を表示する方式を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、前記特定手段によって特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定手段と、
    前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された所定の対象物の、前記撮像画像上の位置と、前記撮像画像上の基準位置に基づいて、切り出し部分を設定する設定手段と、
    前記特定手段によって特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する表示制御手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記検出手段によって検出された所定の対象物が含まれるように、且つ前記特定手段により特定された位置関係が所定の関係にある場合に前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の位置が変化するように、当該切り出し部分を設定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された位置関係として前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像上の基準位置との間のずれ方向又はずれ量を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、当該撮像装置が移動されることで前記切り出し部分の画像が前記撮像画像上の基準位置に近づく方向を特定し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された方向を明示して、前記切り出し部分の画像を前記表示部の画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記特定手段は、前記撮像画像上の基準位置と前記切り出し部分の画像との位置関係として、当該撮像装置が移動すべき距離を特定し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された距離を識別可能に明示して、前記切り出し部分の画像と共に前記表示部の画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された所定の対象物の前記撮像画像上の位置と前記撮像画像上の基準位置に基づいて、前記切り出し部分を設定する設定手段と、
    を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された切り出し部分を明示して前記撮像画像全体を前記表示部の画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された位置関係を前記判別手段で判別された前記方式に対応する表示態様で表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置における画像表示方法であって、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する処理と、
    前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かに基づいて、特定された前記位置関係を表示する方式を判別する処理と、
    前記判別の結果に基づいて、前記特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する処理と、
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  9. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置における画像表示方法であって、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する処理と、
    前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する処理と、
    検出された前記所定の対象物の、前記撮像画像上の位置と、前記撮像画像上の基準位置に基づいて、切り出し部分を設定する処理と、
    特定された前記位置関係を前記表示部の画面に表示する処理と、
    を含み、
    前記切り出し部分を設定する処理は、検出された前記所定の対象物が含まれるように、且つ特定された前記位置関係が所定の関係にある場合に前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の位置が変化するように、当該切り出し部分を設定する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  10. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置のコンピュータに対して、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する機能と、
    前記切り出し部分の画像の品質が所定の基準よりも低いか否かに基づいて、特定された前記位置関係を表示する方式を判別する機能と、
    前記判別の結果に基づいて、前記特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. 撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置のコンピュータに対して、
    撮像レンズを通ってイメージセンサに結像された撮像画像内から当該撮像画像の一部分を切り出して表示部の画面に表示する撮像装置であって、
    前記撮像画像上の基準位置と切り出し部分の画像上の基準位置との位置関係を特定する特定機能と、
    前記撮像画像内に含まれる所定の対象物を検出する検出機能と、
    前記検出機能によって検出された所定の対象物の、前記撮像画像上の位置と、前記撮像画像上の基準位置に基づいて、切り出し部分を設定する設定機能と、
    前記特定機能によって特定された位置関係を前記表示部の画面に表示する表示制御機能と、
    を実現させ、
    前記設定機能は、前記検出機能によって検出された所定の対象物が含まれるように、且つ前記特定機能により特定された位置関係が所定の関係にある場合に前記切り出し部分の画像上における前記所定の対象物の位置が変化するように、当該切り出し部分を設定する
    ことを実現させるためのプログラム。
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