JP2002300450A - 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002300450A
JP2002300450A JP2001104660A JP2001104660A JP2002300450A JP 2002300450 A JP2002300450 A JP 2002300450A JP 2001104660 A JP2001104660 A JP 2001104660A JP 2001104660 A JP2001104660 A JP 2001104660A JP 2002300450 A JP2002300450 A JP 2002300450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
imaging
state
communication device
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001104660A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001104660A priority Critical patent/JP2002300450A/ja
Publication of JP2002300450A publication Critical patent/JP2002300450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置により撮影を行いながら画像データ
を通信装置に転送する場合に、撮影の途中で通信速度が
追い付けずに撮像装置の画像メモリが満杯となって撮影
中断となり、不便であるという問題を解消した撮像シス
テム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装
置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通
信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 撮像装置100は、通信装置300から
通知された通信装置300の通信動作状態及び識別情報
を判定し、判定結果に応じて撮像装置100の撮影動作
モードを設定するシステム制御回路50を備え、通信装
置300は、撮像装置100からの問い合わせに基づ
き、通信装置300の通信動作状態及び識別情報を撮像
装置100に通知する通信システム制御回路350を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像システム、撮
像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像
装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の
通信動作状態通知方法、及び記憶媒体に関し、特に、静
止画像や動画像の撮像を行うと共に、撮像データの通
信、撮像データの記録/再生を行う場合に好適な撮像シ
ステム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像
装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、
通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として静止画像や動画像を記録再生する
電子カメラ等の撮像装置は既に市販されており、他方、
音声や画像を通信する携帯電話等の通信装置も販売され
ている。これらの電子カメラや携帯電話からなる撮像シ
ステムを携行することにより、事務所や家庭等の屋内で
の作業に拘束されずに、屋外において機動的な業務推進
を行うことが可能となっている。特に、電子カメラによ
り撮影した画像データを携帯電話に転送するなど、電子
カメラと携帯電話を協調して動作させることにより、利
便性の良い撮像システムを構築することが可能となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述したような従来の電子カメラや携帯電話等の撮
像システムにおいては、電子カメラにより撮影を行いな
がら画像データを携帯電話に転送する場合に、撮影の途
中で、電子カメラと携帯電話の間の通信速度が追い付け
ずに、電子カメラの画像メモリが満杯となって撮影中断
となることがあり、不便であった。
【0004】一方、撮影に先立って電子カメラの連写速
度を十分遅く設定しておけば、撮影の途中で通信速度が
追い付けずに、電子カメラの画像メモリが満杯となって
撮影中断となることは無い。しかし、電子カメラと携帯
電話の間の通信速度が速く、より速い連写速度で撮影し
ながら画像データを携帯電話に転送できる場合であって
も、上記設定により遅い連写速度となってしまい、その
結果、撮影の機会を逸してしまうことがあり、不便であ
った。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、撮像装置により撮影を行いながら画像データを
通信装置に転送する場合に、撮影の途中で通信速度が追
い付けずに撮像装置の画像メモリが満杯となって撮影中
断となり、不便であるという問題を解消した撮像システ
ム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装
置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通
信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0006】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、撮影に先立って撮像装置の連写速度を十
分遅く設定しておけば、撮影の途中で通信速度が追い付
けずに撮像装置の画像メモリが満杯となって撮影中断と
なることは無いが、撮像装置と通信装置の間の通信速度
が速く、より速い連写速度で撮影しながら画像データを
通信装置に転送できる場合であっても、遅い連写速度と
なってしまい、撮影の機会を逸してしまうことがあり、
不便であるという問題を解消した撮像システム、撮像シ
ステムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置
の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信
動作状態通知方法、及び記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、撮像装置と通信装置とが通
信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装
置は、前記通信装置の通信動作状態を前記通信装置に問
い合わせ、前記通信装置から通知された前記通信装置の
通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前記撮像装置
の撮影動作モードを設定する通信状態判定手段を有し、
前記通信装置は、前記撮像装置からの前記問い合わせに
基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記撮像装置に
通知する通信状態通知手段を有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、撮像装置と通信装置とが通信可能に構成された
撮像システムであって、前記撮像装置は、前記通信装置
の通信動作状態及び識別情報を前記通信装置に問い合わ
せ、前記通信装置から通知された前記通信装置の通信動
作状態及び識別情報を判定し、判定結果に応じて前記撮
像装置の撮影動作モードを設定する通信状態判定手段を
有し、前記通信装置は、前記撮像装置からの前記問い合
わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態及び識別情
報を前記撮像装置に通知する通信状態通知手段を有する
ことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像装
置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0010】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像装
置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画
撮影モードであることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記撮像装置と前記通信装置との間で通信を行
うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で通信を行
うシステムに適用可能であることを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記撮像装置及び前記通信装置を一体化した撮
像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシステムに
適用可能であることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、撮像装置と通信装置とが通信可能に構成された
撮像システムの撮影動作モード設定方法であって、前記
撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態を前記通信装
置に問い合わせ、前記通信装置は、前記撮像装置からの
前記問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態
を前記撮像装置に通知し、前記撮像装置は、前記通信装
置から通知された前記通信装置の通信動作状態を判定
し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを
設定することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、撮像装置と通信装置とが通信可能に構成された
撮像システムの撮影動作モード設定方法であって、前記
撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態及び識別情報
を前記通信装置に問い合わせ、前記通信装置は、前記撮
像装置からの前記問い合わせに基づき、前記通信装置の
通信動作状態及び識別情報を前記撮像装置に通知し、前
記撮像装置は、前記通信装置から通知された前記通信装
置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判定結果に応
じて前記撮像装置の撮影動作モードを設定することを特
徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像装
置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0016】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動
画撮影モードであることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記撮像装置と前記通信装置との間で通信を
行うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で通信を
行うシステムに適用可能であることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記撮像装置及び前記通信装置を一体化した
撮像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシステム
に適用可能であることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、撮像装置と通信装置とが通信可能に構成され
た撮像システムの撮影動作モード設定方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記撮影動作モード設定方法は、前
記撮像装置が前記通信装置の通信動作状態を前記通信装
置に問い合わせるステップと、前記通信装置が前記撮像
装置からの前記問い合わせに基づき、前記通信装置の通
信動作状態を前記撮像装置に通知するステップと、前記
撮像装置が前記通信装置から通知された前記通信装置の
通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前記撮像装置
の撮影動作モードを設定するステップとを有することを
特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、撮像装置と通信装置とが通信可能に構成され
た撮像システムの撮影動作モード設定方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記撮影動作モード設定方法は、前
記撮像装置が前記通信装置の通信動作状態及び識別情報
を前記通信装置に問い合わせるステップと、前記通信装
置が前記撮像装置からの前記問い合わせに基づき、前記
通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記撮像装置に
通知するステップと、前記撮像装置が前記通信装置から
通知された前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を
判定し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モー
ドを設定するステップとを有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動
画撮影モードであることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記撮像装置と前記通信装置との間で通信を
行うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で通信を
行うシステムにおける前記撮影動作モード設定方法を実
行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出
し可能であることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記撮像装置及び前記通信装置を一体化した
撮像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシステム
における前記撮影動作モード設定方法を実行するプログ
ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能である
ことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置で
あって、前記通信装置の通信動作状態を前記通信装置に
問い合わせ、前記通信装置から通知された前記通信装置
の通信動作状態を判定し、判定結果に応じて撮影動作モ
ードを設定する通信状態判定手段を有することを特徴と
する。
【0026】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置で
あって、前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前
記通信装置に問い合わせ、前記通信装置から通知された
前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判
定結果に応じて撮影動作モードを設定する通信状態判定
手段を有することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮影動作モードとは、撮
影駒速度に係るモードであることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮影動作モードとは、一
駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画撮影モー
ドであることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の
撮影動作モード設定方法であって、前記撮像装置から前
記通信装置の通信動作状態を前記通信装置に問い合わ
せ、前記通信装置から通知された前記通信装置の通信動
作状態を判定し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影
動作モードを設定することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の
撮影動作モード設定方法であって、前記撮像装置から前
記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記通信装置
に問い合わせ、前記通信装置から通知された前記通信装
置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判定結果に応
じて前記撮像装置の撮影動作モードを設定することを特
徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0032】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動
画撮影モードであることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の
撮影動作モード設定方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置から
前記通信装置の通信動作状態を前記通信装置に問い合わ
せるステップと、前記通信装置から通知された前記通信
装置の通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前記撮
像装置の撮影動作モードを設定するステップとを有する
ことを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の
撮影動作モード設定方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置から
前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記通信装
置に問い合わせるステップと、前記通信装置から通知さ
れた前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定
し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを
設定するステップとを有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0036】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際の通
信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態
及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モー
ドとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動
画撮影モードであることを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置で
あって、前記通信装置の通信動作状態を判定した結果に
応じて撮影動作モードを設定する前記撮像装置からの問
い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記
撮像装置に通知する通信状態通知手段を有することを特
徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置で
あって、前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判
定した結果に応じて撮影動作モードを設定する前記撮像
装置からの問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動
作状態及び識別情報を前記撮像装置に通知する通信状態
通知手段を有することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0040】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画
撮影モードであることを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の
通信動作状態通知方法であって、前記通信装置の通信動
作状態を判定した結果に応じて撮影動作モードを設定す
る前記撮像装置からの問い合わせに基づき、前記通信装
置の通信動作状態を前記撮像装置に通知することを特徴
とする通信装置における。
【0042】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の
通信動作状態通知方法であって、前記通信装置の通信動
作状態及び識別情報を判定した結果に応じて撮影動作モ
ードを設定する前記撮像装置からの問い合わせに基づ
き、前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記撮
像装置に通知することを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0044】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画
撮影モードであることを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の
通信動作状態通知方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記通信動作状態通知方法は、前記通信装置の通信動作
状態を判定した結果に応じて撮影動作モードを設定する
前記撮像装置からの問い合わせに基づき、前記通信装置
の通信動作状態を前記撮像装置に通知するステップを有
することを特徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の
通信動作状態通知方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記通信動作状態通知方法は、前記通信装置の通信動作
状態及び識別情報を判定した結果に応じて撮影動作モー
ドを設定する前記撮像装置からの問い合わせに基づき、
前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記撮像装
置に通知するステップを有することを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、請求項41記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とす
る。
【0048】上記目的を達成するため、請求項42記載
の発明は、前記通信装置の通信動作状態とは、前記撮像
装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際の通信
速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度状態及
び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作モード
とは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画
撮影モードであることを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0050】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る撮像装置及び通信装置からなる撮像
システムの全体構成を示すブロック図である。本発明の
第1の実施の形態に係る撮像システムは、フラッシュ4
8、各種操作手段60、62、64、66、68、7
0、72、光学ファインダ104、通信手段110、ア
ンテナ112、レンズ310等を備えた例えば電子カメ
ラとしての撮像装置100と、マイク310、スピーカ
318、画像表示手段324、通信手段326、アンテ
ナ328、通信手段330、アンテナ332、表示手段
360、操作手段362等を備えた例えば携帯電話とし
ての通信装置300とから大略構成されている。図中2
00は記録媒体である。
【0051】上記構成を詳述すると、撮像装置100
は、通信手段110、アンテナ112を介して通信装置
300と無線通信を行うことで、また、通信装置300
は、通信手段330、アンテナ332を介して撮像装置
100と無線通信を行うことで、無線通信により相互に
コマンド、撮影画像を含むデータを送受可能に構成され
ている。撮像装置100と通信装置300間の無線通信
は、Bluetooth等のスペクトラム拡散方式によ
り行われる。
【0052】撮像装置100は、レンズ310を通して
撮像した画像データを、通信手段110、アンテナ11
2、通信装置300のアンテナ332、通信手段330
を介して通信装置300に送信する。通信装置300
は、撮像装置100から受信した画像データを、通信装
置300に着脱可能に装着された記録媒体200に記録
すると共に、通信手段326、アンテナ328を介し
て、他の通信装置或いは通信基地局に送信することがで
きる。
【0053】<撮像装置100の構成説明>図2は本発
明の第1の実施の形態に係る撮像装置100の詳細構成
を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形態に
係る撮像装置100は、撮影レンズ10、シャッタ1
2、撮像素子14、A/D変換器16、タイミング発生
回路18、画像処理回路20、メモリ制御回路22、画
像表示メモリ24、D/A変換器26、画像表示手段2
8、メモリ30、圧縮・伸長回路32、露光制御手段4
0、測距制御手段42、ズーム制御手段44、バリア制
御手段46、フラッシュ48、システム制御回路50、
メモリ52、表示手段54、不揮発性メモリ56、識別
情報格納手段58、モードダイアルスイッチ60、シャ
ッタスイッチ(SW1)62、シャッタスイッチ(SW
2)64、ドライブモードスイッチ66、圧縮モードス
イッチ68、操作部70、メインスイッチ72、電源制
御手段80、コネクタ82、84、電源手段86、保護
手段102、光学ファインダ104、通信手段110、
アンテナ112を備えている。
【0054】上記構成を詳述すると、撮影レンズ10
は、撮影に伴い光学像を取り込む。シャッタ12は、絞
り機能を備える。撮像素子14は、光学像を電気信号に
変換する。A/D変換器16は、撮像素子14のアナロ
グ信号出力をディジタル信号に変換する。タイミング発
生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/
A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する回路
であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50
により制御される。
【0055】画像処理回路20は、A/D変換器16か
らのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対
して、所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、
画像処理回路20においては、撮像した画像データを用
いて所定の演算処理を行う。画像処理回路20から得ら
れた演算結果に基づいて、システム制御回路50が、露
光制御手段40、測距制御手段42を制御し、TTL
(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理を行う。更に、画像処理回路20において
は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行
い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB
(オートホワイトバランス)処理も行う。
【0056】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータ
が画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或
いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路2
2を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書
き込まれる。画像表示メモリ24は、表示用の画像デー
タを記憶する。D/A変換器26は、ディジタル/アナ
ログ変換を行う。画像表示手段28は、TFT LCD
等から構成されている。
【0057】画像表示メモリ24に書き込まれた表示用
の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示手
段28により表示される。画像表示手段28を用いて、
撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ
機能を実現することが可能である。また、画像表示手段
28は、システム制御回路50の指示により任意に表示
をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFに
した場合には、撮像装置100の電力消費を大幅に低減
することができる。
【0058】メモリ30は、撮影した静止画像や動画像
を格納するための揮発性メモリ及び不揮発性メモリから
なるメモリ、或いは不揮発性メモリからなるメモリであ
り、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納する
のに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の
静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の
場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に
対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、シ
ステム制御回路50の作業領域としても使用することが
可能である。
【0059】圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン
変換(ADCT)等により画像データを圧縮・伸長する
回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで
圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを
メモリ30に書き込む。露光制御手段40は、絞り機能
を備えるシャッタ12を制御するものであり、フラッシ
ュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有す
るものである。測距制御手段42は、撮影レンズ10の
フォーカシングを制御する。ズーム制御手段44は、撮
影レンズ10のズーミングを制御する。バリア制御手段
46は、バリアである保護手段102の動作を制御す
る。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッ
シュ調光機能も有する。
【0060】露光制御手段40、測距制御手段42は、
TTL方式を用いて制御されており、撮像した画像デー
タを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づ
き、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制
御手段42に対して制御を行う。システム制御回路50
は、撮像装置100全体を制御するものであり、本発明
のプログラムに基づき、図4〜図9(第1の実施の形
態)、図14〜図16(第2の実施の形態)のフローチ
ャートに示す処理を実行する。メモリ52は、システム
制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記
憶するメモリである。
【0061】表示手段54は、システム制御回路50で
のプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用
いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、
スピーカ等を備えた表示手段であり、撮像装置100の
操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数設置さ
れ、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせに
より構成されている。また、表示手段54は、その一部
の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
【0062】表示手段54の表示内容のうち、LCD等
に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影
表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表
示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピ
ード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表
示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、
時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数
桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の
着脱状態表示、通信I/F(インタフェース)動作表
示、日付・時刻表示、等がある。また、表示手段54の
表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するも
のとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充
電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正
表示、等がある。
【0063】不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記
録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いら
れる。識別情報格納手段58には、撮像装置100が通
信手段110、アンテナ112を介して通信装置300
と通信を行う際に、通信に先立って認証を行うための各
種識別情報が格納されている。モードダイアルスイッチ
60、シャッタスイッチ(SW1)62、シャッタスイ
ッチ(SW2)64、ドライブモードスイッチ66、圧
縮モードスイッチ68、操作部70、メインスイッチ7
2は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力す
るための操作手段であり、スイッチ、ダイアル、タッチ
パネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置
等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0064】ここで、上記操作手段の具体的な説明を行
う。メインスイッチ72は、電源オン及び電源オフを切
り替え設定することができる。モードダイアルスイッチ
60は、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モ
ード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC
接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが
できる。シャッタスイッチ(SW1)62は、不図示の
シャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オート
フォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オ
ートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発
光)処理等の動作開始を指示することができる。
【0065】シャッタスイッチ(SW2)64は、不図
示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子
12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制
御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む
露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での
演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読
み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体2
00或いは210に画像データを書き込む記録処理、と
いう一連の処理の動作開始を指示することができる。
【0066】ドライブモードスイッチ66は、シャッタ
スイッチ(SW2)64を押した場合に1駒の撮影を行
って待機状態とする単写モードと、シャッタスイッチ
(SW2)64を押している間は連続して撮影を行い続
ける連写モード及び動画撮影モードを設定することがで
きる。また、連写モードにおいては、低速連写モードと
高速連写モードを設定することも可能である。圧縮モー
ドスイッチ68は、JPEG(Joint Photographic Exp
ert Group)圧縮の圧縮率を選択、或いは撮像素子14
の信号をそのままディジタル化して記録媒体200(2
10)に記録するCCDRAWモードを選択することが
できる。
【0067】操作部70は、各種ボタン、各種スイッ
チ、タッチパネル等からなるものであり、メニューボタ
ン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ペ
ージボタン、フラッシュ設定ボタン、セルフタイマボタ
ン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−
(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタ
ン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタ
ン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、再生スイ
ッチ、AFモード設定スイッチ、画像表示ON/OFF
スイッチ、クイックレビューON/OFFスイッチ等を
備えている。尚、上記プラスボタン及びマイナスボタン
の各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによっ
て、より軽快に数値や機能を選択することが可能とな
る。
【0068】再生スイッチは、再生モード/マルチ画面
再生・消去モード/PC接続モード等の各機能モードを
設定することができる。AFモード設定スイッチは、シ
ャッタスイッチ(SW1)62を押したならばオートフ
ォーカス動作を開始し、一旦合焦したならばその合焦状
態を保ち続けるワンショットAFモードと、シャッタス
イッチ(SW1)62を押している間は連続してオート
フォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定する
ことができる。画像表示ON/OFFスイッチは、画像
表示手段28のON/OFFを設定することができる。
クイックレビューON/OFFスイッチは、撮影直後に
撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機
能を設定することができる。
【0069】電源制御手段80は、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、
電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシス
テム制御回路50の指示に基づいて、DC−DCコンバ
ータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含
む各部へ供給する。コネクタ82、84は、着脱自在に
接続される。電源手段86は、アルカリ電池やリチウム
電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li
−ion電池等の二次電池、ACアダプタ等から構成さ
れている。
【0070】保護手段102は、撮像装置100の撮影
レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚
れや破損を防止するバリアである。光学ファインダ10
4は、画像表示手段28による電子ファインダ機能を使
用すること無しに、該光学ファインダのみを用いて撮影
を行うことが可能な構成要素である。また、光学ファイ
ンダ104内には、表示手段54の一部の機能、例え
ば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、
シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示など
が装備されている。
【0071】通信手段110は、Bluetooth等
のスペクトラム拡散通信、IrD/A等の赤外線通信、
等の各種近距離高速データ通信機能を有する。アンテナ
112は、通信手段110により撮像装置100を他の
機器と接続するものである。
【0072】<通信装置300の構成説明>図3は本発
明の第1の実施の形態に係る通信装置300の詳細構成
を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形態に
係る通信装置300は、マイク310、A/D変換器3
12、メモリ制御回路314、D/A変換器316、ス
ピーカ318、メモリ320、D/A変換器322、画
像表示手段324、通信手段326、アンテナ328、
通信手段330、アンテナ332、通信システム制御回
路350、メモリ352、不揮発性メモリ354、識別
情報格納手段356、表示手段360、操作手段36
2、着信通知手段364、記録媒体着脱検知手段36
6、電源制御手段380、コネクタ382、384、電
源手段386、インタフェース390、コネクタ392
を備えている。図中200は記録媒体である。
【0073】上記構成を詳述すると、マイク310は、
音声を電気信号に変換する。A/D変換器312は、マ
イク310のアナログ出力信号をディジタル信号に変換
する。メモリ制御回路314は、A/D変換器312の
出力データをメモリ320に書き込み、また、メモリ3
20から読み出したデータをD/A変換器316に入力
する。D/A変換器316は、ディジタル信号をアナロ
グ信号に変換する。スピーカ318は、電気信号を音声
信号に変換する。
【0074】メモリ320は、マイク310で入力した
音声及び撮像装置100から送信された静止画像や動画
像を格納するための、或いは前記静止画像や動画像を格
納するためのものであり、所定時間の音声及び所定枚数
の静止画像、所定時間の動画像を格納するのに十分な、
或いは前記所定枚数の静止画像、所定時間の動画像を格
納するのに十分な記憶量を備えている。D/A変換器3
22は、メモリ320に格納された静止画像データや動
画データをアナログ信号に変換する。画像表示手段32
4は、D/A変換器322の出力画像信号を表示する。
【0075】通信手段326は、TDMA(Time Divis
ion Multiple Access)、CDMA(Code Division Mul
tiple Access)、W−CDMA(Wideband Code Divisio
n Multiple Access)等の各種遠距離無線通信機能を有
する。アンテナ328は、通信手段326により通信装
置300を他の通信装置及び通信基地局と回線接続、或
いは通信装置300を通信基地局と回線接続するもので
ある。通信手段330は、Bluetooth等のスペ
クトラム拡散通信、IrDA(Infrared DataAssociati
on)等の赤外線通信、等の各種近距離高速データ通信機
能を有する。アンテナ332は、通信手段330により
通信装置300を他の機器と接続するものである。
【0076】通信システム制御回路350は、通信装置
300全体を制御するものであり、本発明のプログラム
に基づき、図10〜図13のフローチャートに示す処理
を実行する。メモリ352は、通信システム制御回路3
50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
不揮発性メモリ354は、電気的に消去・記録可能なメ
モリであり、例えばEEPROM等が用いられる。識別
情報格納手段356には、通信装置300が通信手段3
30、アンテナ332を介して撮像装置100と通信を
行う際に、通信に先立って認証を行うための各種識別情
報が格納されている。
【0077】表示手段360は、通信システム制御回路
350でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音
声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表
示装置、スピーカ等を備えており、通信装置300の操
作手段近辺の視認し易い位置に単数或いは複数設置さ
れ、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせに
より構成されている。
【0078】操作手段362は、通信システム制御回路
350の各種の動作指示を入力するためのものであり、
スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポ
インティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み
合わせで構成される。操作手段362を用いることによ
り、通信装置300の電源オン/オフ、通話の実行(オ
フフック)/停止(オンフック)、電話番号入力、電話
番号検索、通信モード切り替え、等の操作を行うことが
できる。
【0079】着信通知手段364は、通信装置300に
対し他の通信装置や通信基地局から通話の着信があった
場合に、呼出し音、発声音、音楽等の音声及びアイコン
により、或いはアイコンにより、或いは動画、静止画、
発光等の画像及び振動等により、或いは振動等により、
通信装置300の使用者に着信を通知することができ
る。記録媒体着脱検知手段366は、コネクタ392に
記録媒体200が装着されているか否かを検知する。電
源制御手段380は、電池検出回路、DC−DCコンバ
ータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等に
より構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、
電池残量の検出を行い、検出結果及び通信システム制御
回路350の指示に基づいてDC−DCコンバータを制
御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ
供給する。
【0080】コネクタ382、384は、着脱自在に接
続される。電源手段386は、アルカリ電池やリチウム
電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li
−ion電池、Liポリマー等の二次電池、ACアダプ
タ等から構成されている。インタフェース390は、メ
モリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフ
ェースを司る。コネクタ392は、メモリカードやハー
ドディスク等の記録媒体と接続を行う。
【0081】尚、本発明の第1の実施の形態では、通信
装置300に、記録媒体を取り付けるインタフェース及
びコネクタを1系統装備するものとして説明している
が、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタ
は、単数或いは複数いずれの系統数を装備する構成とし
ても構わない。また、異なる規格のインタフェース及び
コネクタを組み合わせて装備する構成としても構わな
い。通信装置300に装備するインタフェース及びコネ
クタとしては、PCMCIA(Personal ComputerMemor
y Card International Association)カード、CF(コ
ンパクトフラッシュ(登録商標))カード、MMC(マ
ルチメディアカード)等の規格に準拠したものを用いて
構成して構わない。
【0082】更に、インタフェース390そしてコネク
タ392を、PCMCIAカードやCFカード等の規格
に準拠したものを用いて構成した場合、LAN(Local
AreaNetwork)カード、モデムカード、USB(Univers
al Serial Bus)カード、IEEE(Institute of Elec
trical and Electronics Engineers)1394カード、
P1284カード、SCSI(Small Computer System
Interface)カード、PHS(Personal Handyphone Sys
tem)等の通信カード、等の各種通信カードを通信装置
300に接続することにより、他のコンピュータやプリ
ンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付
属した管理情報を転送し合うことができる。
【0083】記録媒体200は、メモリカードやハード
ディスク等から構成される。記録媒体200は、半導体
メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、
通信装置300とのインタフェースを司るインタフェー
ス204、通信装置300と接続を行うコネクタ20
6、識別情報208を備えている。
【0084】<撮像装置100の動作説明>本発明の第
1の実施の形態に係る撮像装置100の動作(全体処
理、通信速度検出処理、測距・測光処理、撮影処理)を
図4乃至図9を参照しながら詳細に説明する。
【0085】図4乃至図6は本発明の第1の実施の形態
に係る撮像装置100の主ルーチンを示すフローチャー
トである。先ず、撮像装置100の全体の動作を図4乃
至図6を用いて説明する。
【0086】撮像装置100における電池交換等の電源
投入により、システム制御回路50は、フラグや制御変
数等を初期化すると共に、撮像装置100各部の初期化
処理を行う(ステップS101)。メインスイッチ72
が電源OFFに設定されていたならば(ステップS10
2)、システム制御回路50は、各表示手段の表示を終
了状態に変更し、保護手段102のバリア等を閉じて撮
像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメ
ータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録
し、電源制御手段80により画像表示手段28を含む撮
像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終
了処理を行った後(ステップS103)、ステップS1
02に戻る。
【0087】メインスイッチ72が電源ONに設定され
ていたならば(ステップS102)、システム制御回路
50は、電源制御手段80により、電池等により構成さ
れる電源手段86の残容量や動作情況が撮像装置100
の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS10
4)。
【0088】電源手段86の残容量が撮像装置100の
動作を継続するには問題がある場合は(ステップS10
4でNO)、システム制御回路50は、表示手段54、
或いは画像表示手段28、或いは表示手段54及び画像
表示手段28を用いて、画像や音声により所定の警告表
示を行い(ステップS105)、各表示手段の表示を終
了状態に変更し、保護手段102のバリア等を閉じて撮
像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメ
ータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録
し、電源制御手段80により、画像表示手段28を含む
撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の
終了処理を行った後(ステップS103)、ステップS
102に戻る。
【0089】電源手段86の残容量が撮像装置100の
動作を継続するのに問題が無い場合は(ステップS10
4でYES)、システム制御回路50は、表示手段5
4、或いは画像表示手段28、或いは表示手段54及び
画像表示手段28を用いて、画像や音声により電池残容
量やメモリ30の状態を含む撮像装置100の各種設定
状態の表示を行い(ステップS106)、ステップS1
07に進む。即ち、システム制御回路50は、撮像装置
100と通信装置300との間で画像通信を行う際に使
用可能な通信速度、或いは使用可能な通信チャンネル数
を検出する通信速度検出処理を実行する(ステップS1
07)。この通信速度検出処理(ステップS107)の
詳細は図7を用いて後述する。
【0090】通信速度検出処理の結果、撮像装置100
と通信装置300とが通信可能であると判断したならば
(ステップS108でYES)、システム制御回路50
は、通信装置300から通知された通信速度に対応可能
なドライブモードを決定し(ステップS109)、シス
テム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52にドラ
イブモード選択可能範囲フラグとして記憶する。
【0091】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶したドライ
ブモード選択可能範囲フラグに応じて、つまり通信装置
300と画像通信可能な通信速度に応じて(ステップS
110)、単写表示及び選択可能の設定(ステップS1
11)、或いは、単写/低速連写表示及び選択可能の設
定(ステップS112)、或いは、単写/低速連写/高
速連写/動画撮影表示及び選択可能の設定(ステップS
113)を、表示手段54、或いは画像表示手段28、
或いは表示手段54及び画像表示手段28を介して行
い、ステップS114に進む。
【0092】表示手段54、或いは画像表示手段28、
或いは表示手段54及び画像表示手段28に表示したド
ライブモードの選択可能範囲に応じて、ドライブモード
スイッチ66の選択が行われたならば(ステップS11
4でYES)、システム制御回路50は、選択されたド
ライブモードを設定/表示して(ステップS115)、
ステップS131に進む。
【0093】このように、上記ステップS107におい
て、撮像装置100が通信装置300と通信を行う際に
使用可能な通信速度の検出を行い、検出した使用可能な
通信速度に応じて、上記ステップS109から上記ステ
ップS113において、撮像装置100のドライブモー
ドの選択可能範囲の決定を行う。これにより、後述する
ステップS161を中心とした一連の撮影の途中で、後
述するステップS164での画像送信において通信速度
が追い付けずに、メモリ30に画像データを一時記憶す
る領域が不足してバッファフル状態となり、撮影中断と
なってしまうことを防止することが可能となる。その結
果、利便性の良い撮像システムを提供することが可能と
なる。
【0094】シャッタスイッチSW1が押されていない
ならば(ステップS131でNO)、システム制御回路
50は、ステップS102に戻る。シャッタスイッチS
W1が押されたならば(ステップS131でYES)、
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ
10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値
及びシャッタ時間を決定し、ホワイトバランス処理を行
って色温度を合わせる(ステップS132)。測光処理
において、必要であればフラッシュの設定も行う。
【0095】尚、測距・測光処理(ステップS132)
においては、システム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶された、撮影開始フラグ、或いはAE
ロックフラグの状態、或いはホワイトバランスモード設
定フラグ、或いは撮影開始フラグ及びAEロックフラグ
及びホワイトバランスモード設定フラグの状態に応じ
て、AE制御、或いはAWB制御、或いはAE制御及び
AWB制御の実行の可否を判断し、判断結果に応じて各
々の処理を行う。この測距・測光処理(ステップS13
2)の詳細は図8を用いて後述する。
【0096】シャッタスイッチSW2が押されずに(ス
テップS133でNO)、更にシャッタスイッチSW1
も解除されたならば(ステップS134でYES)、シ
ステム制御回路50は、ステップS102に戻る。シャ
ッタスイッチSW2が押されたならば(ステップS13
3でYES)、システム制御回路50は、ステップS1
61に進む。システム制御回路50は、撮像素子12、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理からなる撮影処理を実行する(ステッ
プS161)。この撮影処理(ステップS161)の詳
細は図9を用いて後述する。
【0097】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して各
種処理を行う現像処理(ステップS162)、また、必
要に応じて、圧縮・伸長回路32を用いて設定モードに
応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ステッ
プS163)、所定の処理を行った画像データをメモリ
30に記憶する。更に、システム制御回路50は、所定
の撮影処理、現像処理、圧縮処理を行ってメモリ30に
記憶した画像データを読み出し、通信手段110、アン
テナ112を介して通信装置300に対して画像送信を
行い(ステップS164)、ステップS165に進む。
【0098】ここで、既に、上記ステップS107にお
いて、撮像装置100が通信装置300と通信を行う際
に使用可能な通信速度の検出を行い、検出した使用可能
な通信速度に応じて、上記ステップS109から上記ス
テップS113において、撮像装置100のドライブモ
ードの選択可能範囲の決定を行っている。これにより、
上記ステップS161を中心とした一連の撮影の途中
で、上記ステップS164での画像送信において通信速
度が追い付けずに、メモリ30に画像データを一時記憶
する領域が不足してバッファフル状態となり、撮影中断
となってしまうことを防止することが可能となる。その
結果、利便性の良い撮像システムを提供することが可能
となる。
【0099】シャッタスイッチSW1が放されたならば
(ステップS165でNO)、システム制御回路50
は、ステップS102に戻る。シャッタスイッチSW1
が押されていたならば(ステップS165でYES)、
システム制御回路50は、該システム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に記憶されたドライブモード
フラグの状態から、ドライブモードが連写/動画に設定
されているかどうかを判断する(ステップS166)。
ドライブモードが連写/動画ではなく単写に設定されて
いたならば(ステップS166でNO)、ステップS1
65に戻る。ドライブモードが連写/動画に設定されて
いたならば(ステップS166でYES)、ステップS
132に戻って一連の撮影動作を繰り返す。
【0100】尚、上記ステップS164における画像送
信に先立ち、システム制御回路50は、通信手段11
0、アンテナ112、アンテナ332、通信手段330
を介して、通信装置300の通信システム制御回路35
0に通信装置300の識別情報356の内容を問い合わ
せ、識別情報356の内容を確認した結果、通信装置3
00と通信を行っても問題無いと判断したならば画像送
信を行う。
【0101】識別情報356の内容を確認した結果、通
信装置300と通信を行うには問題があると判断したな
らば、システム制御回路50は、表示手段54、或いは
画像表示手段28、或いは表示手段54及び画像表示手
段28を用いて、画像や音声により所定の警告表示を行
い、画像送信を行わない。尚、通信装置300の識別情
報356の内容を確認する際に、撮像装置100の識別
情報58を用いて行っても問題無い。これらの識別情報
の確認により、撮像装置100と通信装置300間の認
証を行うことができる。
【0102】図7は上記図4のステップS107におけ
る通信速度検出処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0103】システム制御回路50は、通信手段11
0、アンテナ112、アンテナ332、通信手段330
を介して、通信装置300の通信システム制御回路35
0に対して通信装置300の識別情報356の内容を問
い合わせる(ステップS801)。識別情報356の内
容を確認した結果、通信装置300と通信を行っても問
題無いと判断したならば(ステップS802)、ステッ
プS803に進む。識別情報356の内容を確認した結
果、通信装置300と通信を行うには問題があると判断
したならば(ステップS802)、ステップS806に
進む。
【0104】システム制御回路50は、通信手段11
0、アンテナ112、アンテナ332、通信手段330
を介して、通信装置300の通信システム制御回路35
0に対して、撮像装置100と通信装置300との間で
画像通信を行う際に使用可能な通信速度、或いは使用可
能なチャンネル数、或いは使用可能な通信速度及び使用
可能なチャンネル数を問い合わせる(ステップS80
3)。
【0105】使用可能な通信速度、或いは使用可能なチ
ャンネル数、或いは使用可能な通信速度及び使用可能な
チャンネル数の問い合わせに対する結果通知が、通信装
置300の通信システム制御回路350から、通信手段
330、アンテナ332、撮像装置100のアンテナ1
12、通信手段110を介して有ったならば(ステップ
S804でYES)、ステップS805に進む。結果通
知が無かったならば(ステップS804でNO)、ステ
ップS806に進む。
【0106】システム制御回路50は、使用可能な通信
速度、或いは使用可能なチャンネル数、或いは使用可能
な通信速度及び使用可能なチャンネル数の問い合わせに
対する通信装置300からの通知結果を、システム制御
回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し(ステ
ップS805)、通信速度検出処理ルーチン(上記図4
のステップS107)を終了する。
【0107】システム制御回路50は、通信装置300
と通信を行うには問題がある場合、或いは使用可能な通
信速度、或いは使用可能なチャンネル数、或いは使用可
能な通信速度及び使用可能なチャンネル数の問い合わせ
に対する通信装置300からの結果通知が無かった場
合、エラーフラグを設定してシステム制御回路50の内
部メモリ或いはメモリ52に記憶し(ステップS80
6)、通信速度検出処理ルーチン(上記図4のステップ
S107)を終了する。
【0108】図8は上記図5のステップS132におけ
る測距・測光処理の詳細を示すフローチャートである。
【0109】システム制御回路50は、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像
処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステッ
プS1001)。この逐次読み込まれた画像データを用
いて、画像処理回路20は、TTL(スルー・ザ・レン
ズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる
所定の演算を行っている。尚、ここでの各処理は、撮影
した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個
所分切り取って抽出し、演算に用いている。これによ
り、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理に
おいて、中央重点モード、平均モード、評価モードの各
モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可
能となる。
【0110】システム制御回路50は、画像処理回路2
0での演算結果を用いて、露出(AE)が適正と判断さ
れるまで(ステップS1002でYES)、露光制御手
段40を用いてAE制御を行う(ステップS100
3)。システム制御回路50は、AE制御で得られた測
定データを用いて、フラッシュが必要か否かを判断し
(ステップS1004)、フラッシュが必要ならばフラ
ッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する
(ステップS1005)。
【0111】システム制御回路50は、露出(AE)が
適正と判断したならば(ステップS1002でYE
S)、測定データ、或いは設定パラメータ、或いは測定
データ及び設定パラメータを、システム制御回路50の
内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。システム制御
回路50は、画像処理回路20での演算結果及びAE制
御で得られた測定データを用いて、ホワイトバランス
(AWB)が適正と判断されるまで(ステップS100
6でYES)、画像処理回路20を用いて色処理のパラ
メータを調節してAWB制御を行う(ステップS100
7)。
【0112】システム制御回路50は、ホワイトバラン
ス(AWB)が適正と判断したならば(ステップS10
06でYES)、測定データ、或いは設定パラメータ、
或いは測定データ及び設定パラメータを、システム制御
回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。シ
ステム制御回路50は、AE制御及びAWB制御で得ら
れた測定データを用いて、測距(AF)が合焦と判断さ
れるまで(ステップS1008でYES)、測距制御手
段42を用いてAF制御を行う(ステップS100
9)。測距(AF)が合焦と判断したならば(ステップ
S1008でYES)、測定データ、或いは設定パラメ
ータ、或いは測定データ及び設定パラメータを、システ
ム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶
し、測距・測光処理ルーチン(上記図5のステップS1
32)を終了する。
【0113】図9は上記図5のステップS161におけ
る撮影処理の詳細を示すフローチャートである。
【0114】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光
データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を
有するシャッタ12を絞り値に応じて開放して撮像素子
10を露光する(ステップS1101、ステップS11
02)。次に、システム制御回路50は、フラッシュフ
ラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(ステ
ップS1103)、必要な場合はフラッシュを発光させ
る(ステップS1104)。
【0115】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子12の露光終了を待ち(ステップS110
5)、シャッタ12を閉じて(ステップS1106)、
撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器1
6、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、
或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を
介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(ス
テップS1107)。一連の処理を終えたならば、撮影
処理ルーチン(上記図5のステップS161)を終了す
る。
【0116】<通信装置300の動作説明>図10乃至
図12は本発明の第1の実施の形態に係る通信装置30
0の主ルーチンを示すフローチャートである。先ず、通
信装置300の全体の動作を図10乃至図12を用いて
説明する。
【0117】通信装置300における電池交換等の電源
投入により、通信システム制御回路350は、フラグや
制御変数等を初期化する(ステップS201)。通信シ
ステム制御回路350は、撮像装置100からの各種設
定通知を受信する受信処理を行う(ステップS20
2)。この受信処理ステップS202の詳細は図13を
用いて後述する。通信システム制御回路350は、操作
手段362に含まれる電源スイッチの設定状態を判断
し、電源スイッチが電源OFFに設定されていたならば
(ステップS203)、ステップS204に進む。
【0118】通信システム制御回路350は、各表示手
段の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含
む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メ
モリ354に記録し、電源制御手段380により画像表
示手段324を含む通信装置300各部の不要な電源を
遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップS2
04)、ステップS202に戻る。
【0119】操作手段362に含まれる電源スイッチが
電源ONに設定されていたならば(ステップS20
3)、通信システム制御回路350は、電源制御手段3
80により電池等により構成される電源手段386の残
容量や動作情況が通信装置300の動作に問題があるか
否かを判断する(ステップS205)。電源手段386
の残容量が通信装置300の動作を継続するには問題が
ある場合は(ステップS205でNO)、通信システム
制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声
により所定の警告表示を行った後に(ステップS20
6)、ステップS204に進む。電源386の残容量が
通信装置300の動作を継続するのに問題が無い場合は
(ステップS205でYES)、ステップS207に進
む。
【0120】通信システム制御回路350は、表示手段
360を用いて画像や音声により電池残容量の状態を含
む通信装置300の各種設定状態の表示を行った後(ス
テップS207)、他の通信装置或いは通信基地局から
の着信呼出しを待つ待ち受け状態で待機する(ステップ
S208)。通信システム制御回路350は、撮像装置
100から通信手段110、アンテナ112、アンテナ
332、通信手段330を介して画像データを受信して
いるかどうかを判断し(ステップS209)、画像デー
タを受信しているならば、ステップS210に進み、画
像データを受信していないならば、ステップS241に
進む。
【0121】通信システム制御回路350は、通信手段
330、アンテナ332、アンテナ112、通信手段1
10を介して、撮像装置100のシステム制御回路50
に撮像装置100の識別情報58の内容を問い合わせる
(ステップS210)。識別情報58の内容を確認した
結果、撮像装置100と通信を行っても問題無いと判断
したならば(ステップS211でYES)、ステップS
212に進む。
【0122】識別情報58の内容を確認した結果、撮像
装置100と通信を行うには問題があると判断したなら
ば(ステップS211でNO)、ステップS241に進
む。尚、撮像装置100の識別情報58の内容を確認す
る際に、通信装置300の識別情報356を用いて行っ
ても問題無い。これらの識別情報の確認により、撮像装
置100と通信装置300間の認証を行うことができ
る。
【0123】通信システム制御回路350は、撮像装置
100から通信手段110、アンテナ112、アンテナ
332、通信手段330を介して受信した画像データを
メモリ320に順次記憶し、そして、記憶した画像デー
タを順次読み出してインタフェース390、コネクタ3
92、コネクタ206、インタフェース204を介して
記録媒体200の記録部202に記録する(ステップS
212)。尚、メモリ320に記憶した画像データを、
D/A変換器322を介して画像表示手段324に表示
することも可能である。この場合、画像表示手段324
の仕様に合わせて、メモリ制御手段314によって所定
の補間或いは間引き処理、所定の色処理を行った後に、
画像表示手段324に受信した画像データを表示する。
一連の記録動作を終えたならば(ステップS213でY
ES)、ステップS241に進む。
【0124】通信システム制御回路350は、他の通信
装置或いは通信基地局から、アンテナ328、通信手段
326を介して着信呼出しがあるかどうかを判断する
(ステップS241)。他の通信装置或いは通信基地局
から着信呼出しが無いならば(ステップS241でN
O)、ステップS242に進む。他の通信装置或いは通
信基地局から着信呼出しがあるならば(ステップS24
1でYES)、ステップS247に進む。
【0125】操作手段362に含まれるオフフック(通
話開始)スイッチが設定されないならば(ステップS2
42でNO)、通信システム制御回路350は、ステッ
プS202に戻る。操作手段362に含まれるオフフッ
ク(通話開始)スイッチが設定され(ステップS242
でYES)、操作手段362によって発信呼出しの設定
が行われたならば(ステップS243でYES)、通信
システム制御回路350は、設定された電話番号に応じ
た発信呼出しを他の通信装置或いは通信基地局に対して
行う(ステップS244)。
【0126】他の通信装置或いは通信基地局との回線が
接続されない間(ステップS245でNO)、操作手段
362に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチ
が設定されるまで(ステップS246でYES)、通信
システム制御回路350は、ステップS244に戻って
一連の処理を繰り返す。他の通信装置或いは通信基地局
との回線が接続されたならば(ステップS245でYE
S)、ステップS253に進む。
【0127】他の通信装置或いは通信基地局から着信呼
出しがあるならば(ステップS241でYES)、通信
システム制御回路350は、着信通知手段364による
呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への
着信通知を開始した後(ステップS247)、ステップ
S248に進む。操作手段362に含まれるオフフック
(通話開始)スイッチが設定されないならば(ステップ
S248でNO)、通信システム制御回路350は、他
の通信装置或いは通信基地局からの着信呼出しが終了し
たかどうかを判断し(ステップS249)、着信呼出し
が終了していたならば、着信通知手段364による呼出
し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信
通知を終了し(ステップS250)、ステップS202
に戻る。着信呼出しが終了していないならば(ステップ
S249)、ステップS248に戻る。
【0128】操作手段362に含まれるオフフック(通
話開始)スイッチが設定されたならば(ステップS24
8でYES)、通信システム制御回路350は、着信通
知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置
300の使用者への着信通知を終了して(ステップS2
51)、アンテナ328、通信手段326を介して、通
信装置300に対して着信呼出しを行った他の通信装置
或いは通信基地局を介した他の通信装置との回線を接続
し(ステップS252)、他の通信装置或いは通信基地
局を介した他の通信装置との通話動作を行う(ステップ
S253)。
【0129】通話動作においては、他の通信装置或いは
通信基地局を介した他の通信装置から、アンテナ32
8、通信手段326を介して受信した音声データをメモ
リ320に記憶し、メモリ320から読み出した音声デ
ータをメモリ制御回路314によって所定の復号処理や
音声処理を施した後に、D/A変換器316を介してス
ピーカ318で音声信号に変換して伝えることができ
る。
【0130】また、発声した音声をマイク310、A/
D変換器316を介して、メモリ制御回路314で所定
の音声処理や符号化を施してメモリ320に記憶し、メ
モリ320から読み出した音声データを通信手段32
6、アンテナ328を介して、他の通信装置或いは通信
基地局を介した他の通信装置に送信するができる。
【0131】他の通信装置或いは通信基地局を介した他
の通信装置からの通話が終了した(ステップS254で
YES)、或いは通話が終了していなくても(ステップ
S254でNO)、操作手段362に含まれるオンフッ
ク(通話打ち切り)スイッチが設定されたならば(ステ
ップS255でYES)、通信システム制御回路350
は、通話を行っていた他の通信装置或いは通信基地局を
介した他の通信装置との回線を切断し(ステップS25
6)、ステップS202に戻る。
【0132】図12は上記図10のステップS202に
おける受信処理の詳細を示すフローチャートである。
【0133】通信システム制御回路350は、撮像装置
100の通信手段110、アンテナ112、アンテナ3
32、通信手段330を介して、撮像装置100から通
知を受信しているかどうかを判断し(ステップS90
1)、通知を受信しているならば、通信手段330、ア
ンテナ332、アンテナ112、通信手段110を介し
て、撮像装置100のシステム制御回路50に撮像装置
100の識別情報58の内容を問い合わせる(ステップ
S902)。
【0134】識別情報58の内容を確認した結果、撮像
装置100と通信を行っても問題無いと判断したならば
(ステップS903でYES)、ステップS904に進
む。識別情報58の内容を確認した結果、撮像装置10
0と通信を行うには問題があると判断したならば(ステ
ップS903でNO)、受信処理ルーチン(上記図10
のステップS202)を終了する。
【0135】識別情報58の内容を確認した結果、撮像
装置100と通信を行っても問題無いと判断したならば
(ステップS903でYES)、通信システム制御回路
350は、撮像装置100から通信手段110、アンテ
ナ112、アンテナ332、通信手段330を介して通
知を受信し、通信システム制御回路350の内部メモリ
或いはメモリ352に格納する(ステップS904)。
【0136】受信した通知が、撮像装置100と通信装
置300との間で画像通信を行う際に使用可能な通信速
度、或いは使用可能なチャンネル数、或いは使用可能な
通信速度及び使用可能なチャンネル数の問い合わせであ
る通信速度問い合わせ通知であったならば(ステップS
905でYES)、通信システム制御回路350は、通
信手段330、アンテナ332、アンテナ112、通信
手段110を介して、撮像装置100のシステム制御回
路50に使用可能な通信速度、或いは使用可能なチャン
ネル数、或いは使用可能な通信速度及び使用可能なチャ
ンネル数を通知して(ステップS906)、受信処理ル
ーチン(上記図10のステップS202)を終了する。
【0137】受信した通知が、撮像装置100と通信装
置300との間で画像通信を行う際に使用可能な通信速
度、或いは使用可能なチャンネル数、或いは使用可能な
通信速度及び使用可能なチャンネル数の問い合わせであ
る通信速度問い合わせ通知でなかったならば(ステップ
S905でNO)、受信処理ルーチン(上記図10のス
テップS202)を終了する。
【0138】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、撮像装置100はステップS107に
おいて、通信装置300との通信速度の検出を行い、検
出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数に応じ
て、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数に応じ
て、ステップS109からステップS113において、
撮像装置100のドライブモード等の動作モードの選択
可能範囲の決定・表示を行うようにしているので、ステ
ップS161を中心とした撮像装置100での一連の撮
影の途中で、ステップS164での画像送信において通
信速度が追い付けずに、メモリ30に画像データを一時
記憶する領域が不足してバッファフル状態となり、撮影
中断となってしまうことを防止することが可能となる。
【0139】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態に係る撮像装置100は、撮影レンズ10、シャ
ッタ12、撮像素子14、A/D変換器16、タイミン
グ発生回路18、画像処理回路20、メモリ制御回路2
2、画像表示メモリ24、D/A変換器26、画像表示
手段28、メモリ30、圧縮・伸長回路32、露光制御
手段40、測距制御手段42、ズーム制御手段44、バ
リア制御手段46、フラッシュ48、システム制御回路
50、メモリ52、表示手段54、不揮発性メモリ5
6、識別情報格納手段58、モードダイアルスイッチ6
0、シャッタスイッチ(SW1)62、シャッタスイッ
チ(SW2)64、ドライブモードスイッチ66、圧縮
モードスイッチ68、操作部70、メインスイッチ7
2、電源制御手段80、コネクタ82、84、電源手段
86、保護手段102、光学ファインダ104、通信手
段110、アンテナ112を備えている(上記図2参
照)。
【0140】また、本発明の第2の実施の形態に係るマ
イク310、A/D変換器312、メモリ制御回路31
4、D/A変換器316、スピーカ318、メモリ32
0、D/A変換器322、画像表示手段324、通信手
段326、アンテナ328、通信手段330、アンテナ
332、通信システム制御回路350、メモリ352、
不揮発性メモリ354、識別情報格納手段356、表示
手段360、操作手段362、着信通知手段364、記
録媒体着脱検知手段366、電源制御手段380、コネ
クタ382、384、電源手段386、インタフェース
390、コネクタ392を備えている(上記図3参
照)。
【0141】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置
100、通信装置300の構成は、上記第1の実施の形
態で詳述したので説明を省略する。
【0142】<通信装置300の動作説明>本発明の第
2の実施の形態に係る撮像装置300の動作は、上記第
1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0143】<撮像装置100の動作説明>本発明の第
2の実施の形態に係る撮像装置100の動作(全体処
理、通信速度検出処理、測距・測光処理、撮影処理)を
図14乃至図16及び図7乃至図9を参照しながら詳細
に説明する。
【0144】図14乃至図16は本発明の第2の実施の
形態に係る撮像装置100の主ルーチンを示すフローチ
ャートである。撮像装置100の全体の動作を図14乃
至図16を用いて説明する。
【0145】撮像装置100における電池交換等の電源
投入により、システム制御回路50は、フラグや制御変
数等を初期化すると共に、画像制御装置100各部の初
期化処理を行う(ステップS301)。メインスイッチ
72が電源OFFに設定されていたならば(ステップS
302)、システム制御回路50は、各表示手段の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリア等を閉じ
て撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示手段28を含
む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定
の終了処理を行った後(ステップS303)、ステップ
S302に戻る。
【0146】メインスイッチ72が電源ONに設定され
ていたならば(ステップS302)、システム制御回路
50は、電源制御手段80により、電池等により構成さ
れる電源手段86の残容量や動作情況が撮像装置100
の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS30
4)。
【0147】電源手段86の残容量が撮像装置100の
動作を継続するには問題がある場合は(ステップS30
4)、システム制御回路50は、表示手段54、或いは
画像表示手段28、或いは表示手段54及び画像表示手
段28を用いて、画像や音声により所定の警告表示を行
い(ステップS305)、各表示手段の表示を終了状態
に変更し、保護手段102のバリア等を閉じて撮像部を
保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや
設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電
源制御手段80により画像表示手段28を含む撮像装置
100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理
を行った後(ステップS303)、ステップS302に
戻る。
【0148】電源手段86の残容量が撮像装置100の
動作を継続するのに問題が無い場合は(ステップS30
4でYES)、システム制御回路50は、表示手段5
4、或いは画像表示手段28、或いは表示手段54及び
画像表示手段28を用いて、画像や音声により電池残容
量やメモリ30の状態を含む撮像装置100の各種設定
状態の表示を行い(ステップS306)、ステップS3
07に進む。
【0149】システム制御回路50は、撮像装置100
と通信装置300との間で画像通信を行う際に使用可能
な通信速度、或いは使用可能な通信チャンネル数、或い
は使用可能な通信速度及び使用可能な通信チャンネル数
を検出する通信速度検出処理を実行する(ステップS3
07)。この通信速度検出処理(ステップS307)の
詳細は図7を用いて上述した通りである。通信速度検出
処理の結果、通信装置300と通信可能であると判断し
たならば(ステップS308でYES)、システム制御
回路50は、通信装置300から通知された通信速度に
対応可能なドライブモードを決定し(ステップS30
9)、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ
52にドライブモード選択可能範囲フラグとして記憶す
る。
【0150】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶したドライ
ブモード選択可能範囲フラグに応じて、つまり通信装置
300と画像通信可能な通信速度に応じて(ステップS
310)、ドライブモードを単写に設定(ステップS3
11)、或いは連写に設定(ステップS312)、或い
は動画に設定(ステップS313)して、システム制御
回路50の内部メモリ或いはメモリ52にドライブモー
ドフラグを記憶し、表示手段54、或いは画像表示手段
28、或いは表示手段54及び画像表示手段28に設定
されたドライブモードを表示して(ステップS31
4)、ステップS331に進む。
【0151】このように、上記ステップS307におい
て、撮像装置100が通信装置300と通信を行う際に
使用可能な通信速度の検出を行い、検出した使用可能な
通信速度に応じて、上記ステップS309から上記ステ
ップS313において、撮像装置100のドライブモー
ドの決定を行うことにより、上述した通りであるステッ
プS361を中心とした一連の撮影の途中で、上述した
通りであるステップS364での画像送信において通信
速度が追い付けずに、メモリ30に画像データを一時記
憶する領域が不足してバッファフル状態となり、撮影中
断となってしまうことを防止することが可能となる。そ
の結果、利便性の良い撮像システムを提供することが可
能となる。
【0152】シャッタスイッチSW1が押されていない
ならば(ステップS331でNO)、システム制御回路
50は、ステップS302に戻る。シャッタスイッチS
W1が押されたならば(ステップS331でYES)、
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ
10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値
及びシャッタ時間を決定し、ホワイトバランス処理を行
って色温度を合わせる(ステップS332)。測光処理
において、必要であればフラッシュの設定も行う。
【0153】尚、測距・測光処理ステップS332にお
いては、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモ
リ52に記憶された、撮影開始フラグの状態、或いはA
Eロックフラグの状態、或いはホワイトバランスモード
設定フラグの状態、或いは撮影開始フラグ及びAEロッ
クフラグ及びホワイトバランスモード設定フラグの状態
に応じて、AE制御の実行の可否、或いはAWB制御の
実行の可否、或いはAE制御及びAWB制御の実行の可
否を判断し、判断結果に応じて各々の処理を行う。この
測距・測光処理ステップS332の詳細は図8を用いて
上述した通りである。
【0154】シャッタスイッチSW2が押されずに(ス
テップS333でNO)、更にシャッタスイッチSW1
も解除されたならば(ステップS334でYES)、シ
ステム制御回路50は、ステップS302に戻る。シャ
ッタスイッチSW2が押されたならば(ステップS33
3でYES)、システム制御回路50は、ステップS3
61に進む。
【0155】システム制御回路50は、撮像素子12、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ
制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像デー
タを書き込む露光処理からなる撮影処理を実行する(ス
テップS361)。この撮影処理ステップS361の詳
細は図9を用いて上述した通りである。
【0156】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して各
種処理を行う現像処理(ステップS362)、また、必
要に応じて、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモー
ドに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ス
テップS363)、メモリ30に所定の処理を行った画
像データを記憶する。システム制御回路50は、所定の
撮影処理、現像処理、圧縮処理を行ってメモリ30に記
憶した画像データを読み出し、通信手段110、アンテ
ナ112を介して通信装置300に対して画像送信を行
い(ステップS364)、ステップS365に進む。
【0157】ここで、既に、上記ステップS307にお
いて、撮像装置100が通信装置300と通信を行う際
に使用可能な通信速度の検出を行い、検出した使用可能
な通信速度に応じて、上記ステップS309から上記ス
テップS313において、撮像装置100のドライブモ
ードの決定を行っている。これにより、上記ステップS
361を中心とした一連の撮影の途中で、上記ステップ
S364での画像送信において通信速度が追い付けず
に、メモリ30に画像データを一時記憶する領域が不足
してバッファフル状態となり、撮影中断となってしまう
ことを防止することが可能となる。その結果、利便性の
良い撮像システムを提供することが可能となる。
【0158】シャッタスイッチSW1が放されたならば
(ステップS365でNO)、システム制御回路50
は、ステップS302に戻る。シャッタスイッチSW1
が押されていたならば(ステップS365でYES)、
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部
メモリ或いはメモリ52に記憶されたドライブモードフ
ラグの状態から、ドライブモードが連写/動画に設定さ
れているかどうかを判断する(ステップS366)。ド
ライブモードが連写/動画ではなく単写に設定されてい
たならば(ステップS366でNO)、ステップS36
5に戻る。ドライブモードが連写/動画に設定されてい
たならば(ステップS366でYES)、ステップS3
32に戻って一連の撮影動作を繰り返す。
【0159】尚、上記ステップS364における画像送
信に先立ち、システム制御回路50は、通信手段11
0、アンテナ112、アンテナ332、通信手段330
を介して、通信装置300の通信システム制御回路35
0に通信装置300の識別情報356の内容を問い合わ
せ、識別情報356の内容を確認した結果、通信装置3
00と通信を行っても問題無いと判断したならば画像送
信を行う。
【0160】識別情報356の内容を確認した結果、通
信装置300と通信を行うには問題があると判断したな
らば、システム制御回路50は、表示手段54、或いは
画像表示手段28、或いは表示手段54及び画像表示手
段28を用いて、画像や音声により所定の警告表示を行
い、画像送信を行わない。尚、通信装置300の識別情
報356の内容を確認する際に、撮像装置100の識別
情報58を用いて行っても問題無い。これらの識別情報
の確認により、撮像装置100と通信装置300間の認
証を行うことができる。
【0161】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、撮像装置100は上記ステップS30
7において、通信装置300との通信速度の検出を行
い、検出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数に
応じて、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数に
応じて、上記ステップS309から上記ステップS31
3において、撮像装置100のドライブモード等の動作
モードの決定を行うようにしているので、上記ステップ
S361を中心とした撮像装置100での一連の撮影の
途中で、上記ステップS364での画像送信において通
信速度が追い付けずに、メモリ30に画像データを一時
記憶する領域が不足してバッファフル状態となり、撮影
中断となってしまうことを防止することが可能となる。
【0162】[他の実施の形態]尚、上記第1の実施の
形態の説明においては、撮像装置のステップS107に
おいて、通信装置300との通信速度の検出を行い、検
出した使用可能或いは確保した通信速度或いはチャンネ
ル数に応じて、ステップS109からステップS113
において、撮像装置100のドライブモードの選択可能
範囲の決定・表示を行うとして説明したが、検出した使
用可能な通信速度或いはチャンネル数に応じて、或いは
確保した通信速度或いはチャンネル数に応じて、連写撮
影や動画撮影の駒速度の選択可能範囲の決定・表示を行
うように構成しても問題無い。
【0163】同様に、上記第2の実施の形態の説明にお
いては、撮像装置のステップS307において、通信装
置300との通信速度の検出を行い、検出した使用可能
な通信速度或いはチャンネル数に応じて、或いは確保し
た通信速度或いはチャンネル数に応じて、ステップS3
09からステップS313において、撮像装置100の
ドライブモードの決定を行うとして説明したが、検出し
た使用可能或いは確保した通信速度或いはチャンネル数
に応じて、連写撮影や動画撮影の駒速度の決定を行うよ
うに構成しても問題無い。
【0164】また、単写撮影は随時可能とし、連写撮影
或いは動画撮影は、検出した使用可能或いは確保した通
信速度或いはチャンネル数に応じて、連写撮影や動画撮
影の駒速度の選択可能範囲の決定・表示を行うように構
成しても問題無い。
【0165】同様に、単写撮影は随時可能とし、連写撮
影或いは動画撮影は、検出した使用可能或いは確保した
通信速度或いはチャンネル数に応じて、連写撮影や動画
撮影の駒速度の決定を行うように構成しても問題無い。
【0166】尚、上記第1及び第2の実施の形態の説明
においては、単数の撮像装置100と単数の通信装置3
00との組み合わせとして説明を行ったが、単数或いは
複数の任意の数の撮像装置と、単数或いは複数の任意の
数の通信装置を組み合わせた撮像システムとして構成し
ても問題無い。
【0167】そして、例えば図17に示すように、撮像
装置100と通信装置300に通信基地局500を加え
た全体構成において、通信装置300と通信基地局50
0との間の通信速度の検出を行い、検出した使用可能な
通信速度或いはチャンネル数に応じて、或いは確保した
通信速度或いはチャンネル数に応じて、連写撮影や動画
撮影の駒速度の選択可能範囲の決定・表示を行うように
構成しても問題無い。
【0168】同様に、撮像装置100と通信装置300
に通信基地局500を加えた全体構成において、通信装
置300と通信基地局500との間の通信速度の検出を
行い、検出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数
に応じて、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数
に応じて、連写撮影や動画撮影の駒速度の決定を行うよ
うに構成しても問題無い。
【0169】また、撮像装置100と通信装置300に
通信基地局500を加えた全体構成において、撮像装置
100と通信装置300との間の通信速度及び通信装置
300と通信基地局500との間の通信速度の検出を行
い、検出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数に
応じて、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数に
応じて、連写撮影や動画撮影の駒速度の選択可能範囲の
決定・表示を行うように構成しても問題無い。
【0170】同様に、撮像装置100と通信装置300
に通信基地局500を加えた全体構成において、撮像装
置100と通信装置300との間の通信速度及び通信装
置300と通信基地局500との間の通信速度の検出を
行い、検出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数
に応じて、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数
に応じて、連写撮影や動画撮影の駒速度の決定を行うよ
うに構成しても問題無い。
【0171】そして、例えば図18に示すように、撮像
装置100と通信装置300を一体化することで撮像通
信装置600として構成とし、一体となった撮像通信装
置600に通信基地局500を加えた全体構成におい
て、一体となった撮像通信装置600と通信基地局50
0との間の通信速度の検出を行い、検出した使用可能な
通信速度或いはチャンネル数に応じて、或いは確保した
通信速度或いはチャンネル数に応じて、連写撮影や動画
撮影の駒速度の選択可能範囲の決定・表示を行うように
構成しても問題無い。
【0172】同様に、撮像装置100と通信装置300
を一体化することで撮像通信装置600として構成と
し、一体となった撮像通信装置600に通信基地局50
0を加えた全体構成において、一体となった撮像通信装
置600と通信基地局500との間の通信速度の検出を
行い、検出した使用可能な通信速度或いはチャンネル数
に応じて、或いは確保した通信速度或いはチャンネル数
に応じて、連写撮影や動画撮影の駒速度の決定を行うよ
うに構成しても問題無い。
【0173】図17に、撮像装置100と通信装置30
0に通信基地局500を加えた全体構成の一例を示す。
図中、無線通信路Aが撮像装置100と通信装置300
の間の通信、無線通信路Bが通信装置300と通信基地
局500との間の通信である。図中、510は通信基地
局500の通信手段、512は通信基地局500のアン
テナである。
【0174】図18に、撮像装置100と通信装置30
0を一体化することで撮像通信装置600として構成と
し、一体となった撮像通信装置600に通信基地局50
0を加えた全体構成の一例を示す。図中、510は通信
基地局500の通信手段、512は通信基地局500の
アンテナである。
【0175】そして、上記第1及び第2の実施の形態の
説明においては、記録媒体200は通信装置300に着
脱可能な構成であるとして説明したが、記録媒体200
が撮像装置100に着脱可能な構成としても問題無い。
更に、撮像装置100と通信装置300の何れにも、記
録媒体200が着脱可能な構成としても問題無い。
【0176】尚、記録媒体200は、PCMCIAカー
ドやCF(コンパクトフラッシュ)カード、MMC(マ
ルチメディアカード)等のメモリカード、ハードディス
ク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、C
D−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化
型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
【0177】また、記録媒体200がメモリカードとハ
ードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論
問題無い。更に、その複合媒体から一部が着脱可能な構
成としても勿論問題無い。
【0178】そして、上記第1及び第2の実施の形態の
説明においては、記録媒体200は通信装置300と分
離していて任意に接続可能なものとして説明したが、記
録媒体200が通信装置300に固定したままとなって
いても勿論問題無い。
【0179】また、通信装置300に記録媒体200を
単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成としても構
わない。
【0180】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。本発明の目的は、上述した実施形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体をシステム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコー
ドを読み出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0181】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0182】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0183】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0184】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像装置は、通信装置の通信動作状態、或いは通信動作
状態及び識別情報を通信装置に問い合わせ、通信装置
は、撮像装置からの問い合わせに基づき、通信装置の通
信動作状態、或いは通信動作状態及び識別情報を撮像装
置に通知し、撮像装置は、通信装置から通知された通信
装置の通信動作状態、或いは通信動作状態及び識別情報
を判定し、判定結果に応じて撮像装置の撮影動作モード
を設定するので、下記の効果が得られる。
【0185】電子カメラ等の撮像装置により撮影を行い
ながら画像データを携帯電話等の通信装置に転送する場
合に、撮影の途中で通信速度が追い付けずに撮像装置の
画像メモリが満杯となって撮影中断となり、不便である
という問題を解消した撮像システムを提供することが可
能となる。
【0186】また、撮影に先立って撮像装置の連写速度
を十分遅く設定しておけば、撮影の途中で通信速度が追
い付けずに撮像装置の画像メモリが満杯となって撮影中
断となることは無いが、撮像装置と通信装置の間の通信
速度が速く、より速い連写速度で撮影しながら画像デー
タを通信装置に転送できる場合であっても、遅い連写速
度となってしまい、撮影の機会を逸してしまうことがあ
り、不便であるという問題を解消した撮像システムを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る撮像
装置及び通信装置からなる撮像システムの全体構成を示
すブロック図である。
【図2】第1及び第2の実施の形態に係る撮像装置の詳
細構成を示すブロック図である。
【図3】第1及び第2の実施の形態に係る通信装置の詳
細構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチン
を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチン
を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態に係る撮像装置の通信速度検
出処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態に係る撮像装置の測距・測光
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】第1の実施の形態に係る撮像装置の撮影処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図10】第1の実施の形態に係る通信装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図11】第1の実施の形態に係る通信装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図12】第1の実施の形態に係る通信装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図13】第1の実施の形態に係る通信装置の受信処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図15】第2の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図16】第2の実施の形態に係る撮像装置の主ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図17】他の実施の形態に係る撮像装置・通信装置・
通信基地局からなるシステムの全体構成を示すブロック
図である。
【図18】他の実施の形態に係る撮像通信装置・通信基
地局からなるシステムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
50 システム制御回路(通信状態判定手段) 100 撮像装置 110 通信手段 112 アンテナ 300 通信装置 330 通信手段 332 アンテナ 350 通信システム制御回路(通信状態通知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA00 AB40 AB65 AC01 AC12 AC16 AC18 AC69 5C054 CC05 CD04 DA09 EA01 FA00 FE16 HA17

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構成
    された撮像システムであって、 前記撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態を前記通
    信装置に問い合わせ、前記通信装置から通知された前記
    通信装置の通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前
    記撮像装置の撮影動作モードを設定する通信状態判定手
    段を有し、 前記通信装置は、前記撮像装置からの前記問い合わせに
    基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記撮像装置に
    通知する通信状態通知手段を有することを特徴とする撮
    像システム。
  2. 【請求項2】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構成
    された撮像システムであって、 前記撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態及び識別
    情報を前記通信装置に問い合わせ、前記通信装置から通
    知された前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判
    定し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モード
    を設定する通信状態判定手段を有し、 前記通信装置は、前記撮像装置からの前記問い合わせに
    基づき、前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前
    記撮像装置に通知する通信状態通知手段を有することを
    特徴とする撮像システム。
  3. 【請求項3】 前記通信装置の通信動作状態とは、前記
    撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の撮像システム。
  4. 【請求項4】 前記通信装置の通信動作状態とは、前記
    撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或い
    は動画撮影モードであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の撮像システム。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置と前記通信装置との間で通
    信を行うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で通
    信を行うシステムに適用可能であることを特徴とする請
    求項1乃至4の何れかに記載の撮像システム。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置及び前記通信装置を一体化
    した撮像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシス
    テムに適用可能であることを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の撮像システム。
  7. 【請求項7】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構成
    された撮像システムの撮影動作モード設定方法であっ
    て、 前記撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態を前記通
    信装置に問い合わせ、前記通信装置は、前記撮像装置か
    らの前記問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作
    状態を前記撮像装置に通知し、前記撮像装置は、前記通
    信装置から通知された前記通信装置の通信動作状態を判
    定し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モード
    を設定することを特徴とする撮像システムの撮影動作モ
    ード設定方法。
  8. 【請求項8】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構成
    された撮像システムの撮影動作モード設定方法であっ
    て、 前記撮像装置は、前記通信装置の通信動作状態及び識別
    情報を前記通信装置に問い合わせ、前記通信装置は、前
    記撮像装置からの前記問い合わせに基づき、前記通信装
    置の通信動作状態及び識別情報を前記撮像装置に通知
    し、前記撮像装置は、前記通信装置から通知された前記
    通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判定結
    果に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを設定するこ
    とを特徴とする撮像システムの撮影動作モード設定方
    法。
  9. 【請求項9】 前記通信装置の通信動作状態とは、前記
    撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴
    とする請求項7又は8記載の撮像システムの撮影動作モ
    ード設定方法。
  10. 【請求項10】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或
    いは動画撮影モードであることを特徴とする請求項7又
    は8記載の撮像システムの撮影動作モード設定方法。
  11. 【請求項11】 前記撮像装置と前記通信装置との間で
    通信を行うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で
    通信を行うシステムに適用可能であることを特徴とする
    請求項7乃至10の何れかに記載の撮像システムの撮影
    動作モード設定方法。
  12. 【請求項12】 前記撮像装置及び前記通信装置を一体
    化した撮像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシ
    ステムに適用可能であることを特徴とする請求項7乃至
    10の何れかに記載の撮像システムの撮影動作モード設
    定方法。
  13. 【請求項13】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構
    成された撮像システムの撮影動作モード設定方法を実行
    するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し
    可能な記憶媒体であって、 前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置が前記通
    信装置の通信動作状態を前記通信装置に問い合わせるス
    テップと、前記通信装置が前記撮像装置からの前記問い
    合わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記撮
    像装置に通知するステップと、前記撮像装置が前記通信
    装置から通知された前記通信装置の通信動作状態を判定
    し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを
    設定するステップとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】 撮像装置と通信装置とが通信可能に構
    成された撮像システムの撮影動作モード設定方法を実行
    するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し
    可能な記憶媒体であって、 前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置が前記通
    信装置の通信動作状態及び識別情報を前記通信装置に問
    い合わせるステップと、前記通信装置が前記撮像装置か
    らの前記問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作
    状態及び識別情報を前記撮像装置に通知するステップ
    と、前記撮像装置が前記通信装置から通知された前記通
    信装置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判定結果
    に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを設定するステ
    ップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特
    徴とする請求項13又は14記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或
    いは動画撮影モードであることを特徴とする請求項13
    又は14記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記撮像装置と前記通信装置との間で
    通信を行うと共に、前記通信装置と通信基地局との間で
    通信を行うシステムにおける前記撮影動作モード設定方
    法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより
    読み出し可能であることを特徴とする請求項13乃至1
    6の何れかに記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記撮像装置及び前記通信装置を一体
    化した撮像通信装置と通信基地局との間で通信を行うシ
    ステムにおける前記撮影動作モード設定方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
    であることを特徴とする請求項13乃至16の何れかに
    記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置であって、 前記通信装置の通信動作状態を前記通信装置に問い合わ
    せ、前記通信装置から通知された前記通信装置の通信動
    作状態を判定し、判定結果に応じて撮影動作モードを設
    定する通信状態判定手段を有することを特徴とする撮像
    装置。
  20. 【請求項20】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置であって、 前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記通信装
    置に問い合わせ、前記通信装置から通知された前記通信
    装置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判定結果に
    応じて撮影動作モードを設定する通信状態判定手段を有
    することを特徴とする撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮影動作モードと
    は、撮影駒速度に係るモードであることを特徴とする請
    求項19又は20記載の撮像装置。
  22. 【請求項22】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮影動作モードと
    は、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或いは動画撮
    影モードであることを特徴とする請求項19又は20記
    載の撮像装置。
  23. 【請求項23】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置の撮影動作モード設定方法であって、 前記撮像装置から前記通信装置の通信動作状態を前記通
    信装置に問い合わせ、前記通信装置から通知された前記
    通信装置の通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前
    記撮像装置の撮影動作モードを設定することを特徴とす
    る撮像装置の撮影動作モード設定方法。
  24. 【請求項24】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置の撮影動作モード設定方法であって、 前記撮像装置から前記通信装置の通信動作状態及び識別
    情報を前記通信装置に問い合わせ、前記通信装置から通
    知された前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判
    定し、判定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モード
    を設定することを特徴とする撮像装置の撮影動作モード
    設定方法。
  25. 【請求項25】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特
    徴とする請求項23又は24記載の撮像装置の撮影動作
    モード設定方法。
  26. 【請求項26】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或
    いは動画撮影モードであることを特徴とする請求項23
    又は24記載の撮像装置の撮影動作モード設定方法。
  27. 【請求項27】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置の撮影動作モード設定方法を実行するプログラムを
    記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
    あって、 前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置から前記
    通信装置の通信動作状態を前記通信装置に問い合わせる
    ステップと、前記通信装置から通知された前記通信装置
    の通信動作状態を判定し、判定結果に応じて前記撮像装
    置の撮影動作モードを設定するステップとを有すること
    を特徴とする記憶媒体。
  28. 【請求項28】 通信装置と通信可能に構成された撮像
    装置の撮影動作モード設定方法を実行するプログラムを
    記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
    あって、 前記撮影動作モード設定方法は、前記撮像装置から前記
    通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記通信装置に
    問い合わせるステップと、前記通信装置から通知された
    前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定し、判
    定結果に応じて前記撮像装置の撮影動作モードを設定す
    るステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特
    徴とする請求項27又は28記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置と前記通信装置との間で撮影画像を通信する
    際の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速
    度状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動
    作モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或
    いは動画撮影モードであることを特徴とする請求項27
    又は28記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置であって、 前記通信装置の通信動作状態を判定した結果に応じて撮
    影動作モードを設定する前記撮像装置からの問い合わせ
    に基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記撮像装置
    に通知する通信状態通知手段を有することを特徴とする
    通信装置。
  32. 【請求項32】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置であって、 前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定した結
    果に応じて撮影動作モードを設定する前記撮像装置から
    の問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態及
    び識別情報を前記撮像装置に通知する通信状態通知手段
    を有することを特徴とする通信装置。
  33. 【請求項33】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴
    とする請求項31又は32記載の通信装置。
  34. 【請求項34】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或い
    は動画撮影モードであることを特徴とする請求項31又
    は32記載の通信装置。
  35. 【請求項35】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置の通信動作状態通知方法であって、 前記通信装置の通信動作状態を判定した結果に応じて撮
    影動作モードを設定する前記撮像装置からの問い合わせ
    に基づき、前記通信装置の通信動作状態を前記撮像装置
    に通知することを特徴とする通信装置の通信動作状態通
    知方法。
  36. 【請求項36】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置の通信動作状態通知方法であって、 前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を判定した結
    果に応じて撮影動作モードを設定する前記撮像装置から
    の問い合わせに基づき、前記通信装置の通信動作状態及
    び識別情報を前記撮像装置に通知することを特徴とする
    通信装置の通信動作状態通知方法。
  37. 【請求項37】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴
    とする請求項35又は36記載の通信装置の通信動作状
    態通知方法。
  38. 【請求項38】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或い
    は動画撮影モードであることを特徴とする請求項35又
    は36記載の通信装置の通信動作状態通知方法。
  39. 【請求項39】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置の通信動作状態通知方法を実行するプログラムを記
    憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であ
    って、 前記通信動作状態通知方法は、前記通信装置の通信動作
    状態を判定した結果に応じて撮影動作モードを設定する
    前記撮像装置からの問い合わせに基づき、前記通信装置
    の通信動作状態を前記撮像装置に通知するステップを有
    することを特徴とする記憶媒体。
  40. 【請求項40】 撮像装置と通信可能に構成された通信
    装置の通信動作状態通知方法を実行するプログラムを記
    憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であ
    って、 前記通信動作状態通知方法は、前記通信装置の通信動作
    状態及び識別情報を判定した結果に応じて撮影動作モー
    ドを設定する前記撮像装置からの問い合わせに基づき、
    前記通信装置の通信動作状態及び識別情報を前記撮像装
    置に通知するステップを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  41. 【請求項41】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、撮影駒速度に係るモードであることを特徴
    とする請求項39又は40記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記通信装置の通信動作状態とは、前
    記撮像装置及び前記通信装置間で撮影画像を通信する際
    の通信速度状態、或いは通信容量状態、或いは通信速度
    状態及び通信容量状態であり、前記撮像装置の撮影動作
    モードとは、一駒撮影モード或いは連続撮影モード或い
    は動画撮影モードであることを特徴とする請求項39又
    は40記載の通信装置における記憶媒体。
JP2001104660A 2001-04-03 2001-04-03 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体 Pending JP2002300450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001104660A JP2002300450A (ja) 2001-04-03 2001-04-03 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001104660A JP2002300450A (ja) 2001-04-03 2001-04-03 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002300450A true JP2002300450A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18957486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001104660A Pending JP2002300450A (ja) 2001-04-03 2001-04-03 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002300450A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081585A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US7518639B2 (en) 2003-07-01 2009-04-14 Nikon Corporation Electronic still camera that provides a storable continuous frame count and a continuous shooting rate of frames
CN102422219A (zh) * 2009-05-11 2012-04-18 创新科技有限公司 多模型相机以及用于选择相机的操作模式的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518639B2 (en) 2003-07-01 2009-04-14 Nikon Corporation Electronic still camera that provides a storable continuous frame count and a continuous shooting rate of frames
CN1578410B (zh) * 2003-07-01 2010-06-23 株式会社尼康 电子静像相机、电子静像相机系统及程序
JP2007081585A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
CN102422219A (zh) * 2009-05-11 2012-04-18 创新科技有限公司 多模型相机以及用于选择相机的操作模式的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7961217B2 (en) Notification of operating status in image sensing system
JP3748509B2 (ja) 撮像装置及び方法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに記憶媒体
JP2002191079A (ja) 通信装置及び方法、撮像装置及び方法、データ通信システム、データ検索方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2000165724A (ja) 通信装置及びその制御方法
US7394495B2 (en) Display changeover control in image sensing apparatus
JP4574077B2 (ja) 通信システム、無線通信装置、及び撮像装置
JP2002354335A (ja) カメラの制御方法及びカメラ
JP3907384B2 (ja) 撮像システム、撮像装置、通信装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP4700796B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2002300450A (ja) 撮像システム、撮像システムの撮影動作モード設定方法、撮像装置、撮像装置の撮影動作モード設定方法、通信装置、通信装置の通信動作状態通知方法、及び記憶媒体
JP2005221771A (ja) 撮像装置及び機能表示方法
JP4272942B2 (ja) 撮像装置
JP2011130036A (ja) 撮像装置
JP4761529B2 (ja) 撮像装置、通信装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP2001275037A (ja) 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体
JP2004096227A (ja) 音声処理装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2001111977A (ja) 撮像装置及び移動通信端末及び方法及びシステム及び記憶媒体
JP2001111955A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4463941B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2006166051A (ja) 電子カメラ
JP2006060409A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5448498B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2002314872A (ja) 撮像装置及び方法
JP2001117542A (ja) 撮像装置、その起動方法および記憶媒体
JP2001211378A (ja) 撮像システム、撮像システムの制御方法、記憶媒体、通信装置、通信装置の制御方法、記憶媒体、撮像装置、撮像装置の制御方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060414

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626