JP2002314872A - 撮像装置及び方法 - Google Patents

撮像装置及び方法

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JP2002314872A
JP2002314872A JP2002019911A JP2002019911A JP2002314872A JP 2002314872 A JP2002314872 A JP 2002314872A JP 2002019911 A JP2002019911 A JP 2002019911A JP 2002019911 A JP2002019911 A JP 2002019911A JP 2002314872 A JP2002314872 A JP 2002314872A
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Satoshi Asada
聡 淺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ズーム機能、電子ズーム機能の切り替え
操作を、光学ズーム領域から電子ズーム機能を設定する
ときには誤操作防止のための機能を設け、電子ズーム機
能を解除し光学ズーム領域に戻すときにはより簡単な操
作で戻す。 【解決手段】 電子ズームが効いていない状態でかつテ
レ端にいるとき、再度テレ釦が押された場合には、電子
ズームを設定する。一方、電子ズームが効いている状態
で電子ズーム倍率が最小に達している場合にワイド釦が
押された場合もしくは押し続けられている場合には電子
ズームを解除し、光学ズームをワイド側に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を撮像する撮
像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に、光学的及
び電子的に撮像画像の倍率を変化させることのできる撮
像装置及び撮像装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置において光学ズーム機能
と電子ズーム機能を組み合わせて併用する場合、ズーム
レバーを用い、光学的なテレ端に移動し更にズームレバ
ーを更に押し続けるなど何らかの操作を行った場合に電
子ズーム機能を設定し、移動を行う方法が採られてい
た。その一方で、電子ズーム機能を利用して撮影した画
像は画質が落ちることなどから、安易に電子ズーム機能
が設定されてしまう事を嫌う利用者もいるため、電子ズ
ーム機能を設定・解除する際にズームレバーを押し続け
た場合に直ちに設定・解除にしてしまうのではなく、い
わゆる誤操作防止のために例えば一定時間押し続けられ
たり、一度離してから再度押しなおすといった操作をし
ないと電子ズーム機能が切り替わらないといった工夫が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では電子ズーム機能を利用した場合の画質の劣化を
考慮すると電子ズーム機能を設定する場合には有用であ
るが、電子ズーム機能を解除する際には、画質は劣化す
ることがないため、かえって煩わしい操作であるという
問題があった。
【0004】そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされ
たものであり、光学ズーム機能、電子ズーム機能の切り
替え操作を、光学ズーム領域から電子ズーム機能を設定
するときには誤操作防止のための機能を設け、電子ズー
ム機能を解除し光学ズーム領域に戻すときにはより簡単
な操作で戻すことを可能として、利便性に優れた信頼性
の高い撮像装置及び方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、利用者の操作により画像の撮像を行う装置
であって、光学的操作により撮像倍率を変更する光学ズ
ーム機能と、電子的操作により撮像倍率を変更する電子
ズーム機能とを有し、両機能のうちの1つを選択的に実
行することが可能であり、前記光学ズーム機能の状態か
ら前記電子ズーム機能を設定し、前記電子ズーム機能の
状態とする第1の操作手順と、前記電子ズーム機能の状
態のときに当該電子ズーム機能を解除し、前記光学ズー
ム機能の状態とする第2の操作手順とが異なる撮像装置
とするものである。
【0006】また、本発明は、利用者の操作により画像
の撮像を行う手法であって、光学的操作により撮像倍率
を変更する光学ズーム機能と、電子的操作により撮像倍
率を変更する電子ズーム機能とを有し、両機能のうちの
1つを選択的に実行することが可能であり、前記光学ズ
ーム機能の状態から前記電子ズーム機能を設定し、前記
電子ズーム機能の状態とする第1の操作手順と、前記電
子ズーム機能の状態のときに当該電子ズーム機能を解除
し、前記光学ズーム機能の状態とする第2の操作手順と
が異なる撮像方法とするものである。
【0007】また、本発明は、撮像される画像の倍率を
光学的に変化させる第1の変更操作及び信号処理により
変化させる第2の変更操作が可能であると共に、前記第
1の変更操作から前記第2の変更操作への移行に際し
て、前記第2の変更操作から前記第1の変更操作への移
行に際しては行わない所定の制限をかける像倍率変更手
段を有する撮像装置とするものである。
【0008】また、本発明は、撮像される画像の倍率を
光学的に変化させる第1の変更操作及び信号処理により
変化させる第2の変更操作が可能であると共に、前記第
1の変更操作から前記第2の変更操作への移行に際し
て、前記第2の変更操作から前記第1の変更操作への移
行に際しては行わない所定の制限をかける撮像装置に適
用される制御方法とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した好適な諸
実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0010】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態による撮像装置の主要構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、100は画像処理装置であ
る。
【0012】10は撮影レンズ、12は絞り機能を備え
るシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像
素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジ
タル信号に変換するA/D変換器である。
【0013】18は撮像素子14、A/D変換器16、
D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する
タイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシ
ステム制御回路50により制御される。
【0014】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデー
タに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。ま
た20の画像処理回路によって画像の切り出し、拡大処
理を行うことで電子ズーム機能が実現される。
【0015】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御
手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL
(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理を行っている。
【0016】更に、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバ
ランス)処理も行っている。
【0017】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。
【0018】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0019】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像
表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD
/A変換器26を介して画像表示部28により表示され
る。
【0020】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。
【0021】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をオン/オフすることが
可能であり、表示をオフにした場合には画像処理装置1
00の電力消費を大幅に低減することができる。
【0022】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
【0023】また、メモリ30はシステム制御回路50
の作業領域としても使用することが可能である。
【0024】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む、これらのデータは後述の記憶媒体に画像
データを取り込んだ際の情報、例えば撮影日時、連写、
パノラマ撮影をした等の情報とともに、格納される。
【0025】40は絞り機能を備えるシャッター12を
制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携す
ることによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0026】42は撮影レンズ10のフォーカシングを
制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミ
ングを制御するズーム制御手段。
【0027】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0028】露光制御手段40、測距制御手段42はTT
L方式を用いて制御されており、撮像した画像データを
画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、
システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手
段42に対して制御を行う。
【0029】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0030】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されてい
る。
【0031】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダー104内に設置されている。
【0032】表示部54の表示内容のうち、LCD等に表
示するものとしては、シングルショット/連写撮影表
示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表
示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタース
ピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表
示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、
時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数
桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の
着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、
等がある。
【0033】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表
示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0034】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0035】60、62、64、66及び70は、シス
テム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操
作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視
線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或
いは複数の組み合わせで構成される。
【0036】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0037】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続
モード等の各機能モードを切り替え設定することができ
る。
【0038】62はシャッタースイッチSW1で、後述す
る図2のシャッターボタン1の不図示のシャッターボタ
ンの操作途中でオンとなり、AF(オートフォーカス)
処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバ
ランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動
作開始を指示する。
【0039】64はシャッタースイッチSW2で、後述す
る図2のシャッターボタン1の操作完了でオンとなり、
撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、
メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを
書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路
22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像デ
ータを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記
録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録
処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0040】66は画像表示オン/オフ・スイッチで、
画像表示部28のオン/オフを設定することができる。
【0041】この機能により、光学ファインダー104
を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示
部への電流供給を遮断することにより、省電力を図るこ
とが可能となる。
【0042】70は各種ボタンなどの操作部で、メニュ
ーボタン、セットボタン、マクロボタン、フラッシュ設
定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、
メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マ
イナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再
生画像−(マイナス)ボタン、ズーム操作ボタン等があ
る。なお、本実施形態では特に、上記スイッチ、操作部
による入力検出を行い、50のシステム制御部によって
スイッチ操作の判断がおこなわれ、釦類の操作に対して
アクションが行われる。
【0043】80は電源制御手段で、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッ
チ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電
池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステ
ム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制
御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ
供給する。
【0044】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池や
NiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からな
る電源手段である。
【0045】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96
はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を
行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記
録媒体200或いは210が装着されているか否かを検
知する記録媒体着脱検知手段である。
【0046】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインターフェース及びコネクタを2系統持つものとし
て説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるイン
ターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれ
の系統数を備える構成としても構わない。また、異なる
規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備
える構成としても構わない。
【0047】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商
標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して
構わない。
【0048】更に、インターフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパ
クトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用い
て構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカー
ド、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等
の通信カード、等の各種通信カードを接続することによ
り、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で
画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合
うことができる。
【0049】104は光学ファインダであり、画像表示
部28による電子ファインダー機能を使用すること無し
に、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能
である。また、光学ファインダー104内には、表示部
54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表
示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞
り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0050】110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1
394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種
通信機能を有する。
【0051】112は通信手段110により画像処理装
置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信
の場合はアンテナである。
【0052】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。
【0053】記録媒体200は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部202、画像処理装置1
00とのインターフェース204、画像処理装置100
と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0054】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインターフェース214、画像処理装置
100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0055】図2は図1の撮像装置の外観斜視図であ
る。
【0056】60は前述図1のモードダイアルスイッチ
で、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ
撮影モード、再生モード、PC接続モード等の各機能モー
ドを切り替え設定することができる。1は前述のシャッ
ターボタンである。28は前述図1の画像表示部で、こ
れは通常LCD(液晶ディスプレイ)を使用しているの
で、以下、LCDと称する。自動再生のための編集、設
定等のための画面もこのLCD28に表示される。ま
た、2、3は前述図1の操作部70の中のズームを操作
するための釦であり、それぞれテレ側、ワイド側に移動
するための釦である。以下、それぞれテレ釦、ワイド釦
として説明する。また、本実施形態においては、電子ズ
ーム機能の倍率は 1.2x, 1.4x, 1.6x, 1.8x, 2.0xまで
設定できるものとして説明する。
【0057】テレ釦、ワイド釦に対して以下のルールで
光学ズーム機能、電子ズーム機能を変更することで、本
発明の第1の実施形態が実現可能である。
【0058】電子ズームが効いていない状態でかつテレ
端にない場合、テレ釦が押された場合、テレ側に光学ズ
ームを移動させる。
【0059】電子ズームが効いていない状態でかつテレ
端になく、テレ釦2が押され続けている場合、テレ側に
光学ズームを移動させる。その結果、テレ端に達した場
合は光学ズームの移動を停止する。そのまま押し続けて
もその操作に対するアクションは行わない。
【0060】電子ズームが効いていない状態でかつテレ
端にいるとき、再度テレ釦2が押された場合には、電子
ズーム(1.2x)を設定(有効に)する。
【0061】電子ズームが効いている状態で電子ズーム
倍率が最大(2.0x)に達していないときにテレ釦2が押
された場合、もしくは押し続けられた場合、電子ズーム
倍率をひとつ上の倍率に上げる。
【0062】電子ズームが効いている状態で電子ズーム
倍率が最大(2.0x)に達している場合にテレ釦が押され
た場合テレ釦2に対するアクションは行わない。
【0063】電子ズームが効いている状態で電子ズーム
倍率が最小(1.2x)に達していないときにワイド釦3が
押された場合、もしくは押し続けられた場合、電子ズー
ム倍率をひとつ下の倍率に下げる。
【0064】電子ズームが効いている状態で電子ズーム
倍率が最小(1.2x)に達している場合にワイド釦3が押
された場合もしくは押し続けられている場合に電子ズー
ムを解除(無効に)する。更に釦が押される、もしくは
押され続けた場合には光学ズームをワイド側に移動す
る。
【0065】次に、図3,図4を用いて、テレ釦2、ワ
イド釦3が押された場合の電子ズーム、光学ズーム、切
り替えを判断するための処理の流れを示す。
【0066】まず、撮影可能な状態において利用者がテ
レ釦2、ワイド釦3を押すと、操作部70、システム制
御部50により操作された釦が判断される。システム制
御部50ではテレ釦2、もしくはワイド釦3が離された
ときから、押された場合、及び、単独で同じ釦が所定時
間押された場合にその釦に対するアクションを行うよう
に、どちらの場合にでもイベントを発生し、図3,図4
の処理に釦イベントが伝えられるようになっている。
【0067】また、釦イベントが伝えられる際には、イ
ベントが、釦が離された状態から押されて発生したの
か、押し続けられて発生したものかを区別するための情
報も同時に伝えられる。釦が押し続けられて発生したイ
ベントに関しては以降特にリピートイベントと称す場合
がある。
【0068】釦イベントがテレ釦2だった場合には図3
の処理にイベントが伝えられる、先ず、 S3−1にお
いて現在電子ズーム機能が設定されているかどうかが判
断される。ここで電子ズーム機能が解除の場合、S3−
2で既にテレ端にいるかどうかを判断し、テレ端でない
場合はそのままS3−3で光学ズームポジションをテレ
端側に移動する。
【0069】既にテレ端にいる場合には、そのときに渡
されているイベントがリピートイベントかどうかを判断
し(S3−4)、リピートイベントの場合には何もせず
に処理を終了する。リピートイベントでない場合にはS
3−5で電子ズーム機能(1.2 x) を設定する。また、
S3−1で既に電子ズーム機能が設定されていた場合
は、S3−6で電子ズーム倍率を調べ、電子ズーム倍率
が最大になっている場合には何もせずに処理を終了し、
最大になっていない場合にはS3−7で倍率を一段階上
の倍率に変更する。
【0070】発生したイベントがワイド釦3だった場合
には図4の処理にまわされ、S4−1の判断で電子ズー
ム機能が設定されていない場合にはS4−2でワイド端
にいるかどうか判断し、ワイド端にいなければワイド側
に移動する。電子ズーム機能が設定されている場合はS
4−4の処理で電子ズーム倍率が最小かどうかを判断
し、最小の場合はS4−5の処理で電子ズーム機能を解
除にし、最小でない場合はS4−6の処理で電子ズーム
倍率を一段階下の倍率に変更する。
【0071】以上の操作方法、処理を設けることによ
り、本発明を実施することが可能なことは明らかであ
る。
【0072】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、光学ズーム機能、電子ズーム機能の切り替え操作
を、光学ズーム領域から電子ズーム機能を設定するとき
には誤操作防止のための機能を設け、電子ズーム機能を
解除にし光学ズーム領域に戻すときにはより簡単な操作
で戻すことを可能とし、利便性に優れた信頼性の高い撮
像装置が実現される。
【0073】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
電子ズームの倍率を最大1.2x から2.0x までの5段階と
して説明をしたが、電子ズームの倍率、ステップ数、光
学ズームの倍率、ステップ数は本発明に関してどのよう
にも設定することが可能である。
【0074】また、光学ズーム領域から、電子ズーム領
域に移動する際にはテレ釦を押しなおす操作としていた
が、例えばS3−4の判断においてリピートイベントか
どうかを判断するのではなく、前回ズームを進めた後に
一定時間経過していたらS3−5の処理にまわすように
変更することにより、光学ズーム領域から電子ズーム領
域に移動する際の誤操作防止の手段として、テレ釦をよ
り長く押すようにすることも可能である。
【0075】このように本発明では、光学ズーム領域か
ら電子ズーム領域に移動する際の誤操作防止の手段を例
示以外のものを含め様々な手段で実現することが可能で
ある。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、光学ズーム機能、電子
ズーム機能の切り替え操作を、光学ズーム領域から電子
ズーム機能を設定するときには誤操作防止のための機能
を設け、電子ズーム機能を解除にし光学ズーム領域に戻
すときにはより簡単な操作で戻すことを可能とし、利便
性に優れた信頼性の高い撮像装置及び方法を実現するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の撮像装置の構成ブロック
図である。
【図2】図1の撮像装置の外観斜視図である。
【図3】図1の撮像装置の処理フロー図である。
【図4】図1の撮像装置の処理フロー図である。
【符号の説明】
2 テレ釦 3 ワイド釦 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 50 システム制御部 70 操作部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作により画像の撮像を行う撮
    像装置において、光学的操作により撮像倍率を変更する
    光学ズーム機能と、電子的操作により撮像倍率を変更す
    る電子ズーム機能とを有し、両機能のうちの1つを選択
    的に実行することが可能であり、 前記光学ズーム機能の状態から前記電子ズーム機能を設
    定し、前記電子ズーム機能の状態とする第1の操作手順
    と、前記電子ズーム機能の状態のときに当該電子ズーム
    機能を解除し、前記光学ズーム機能の状態とする第2の
    操作手順とが異なることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の操作手順は、ズーム操作部材
    を光学ズーム領域で一度離して再度押す操作であり、 前記第2の操作手順は、前記ズーム操作部材を一定時間
    押し続ける操作であることを特徴とする請求項1に記載
    の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の操作手順は、テレ側へ指向す
    るようにズーム操作部材を光学ズーム領域のテレ端で一
    度離し、再度テレ側へ指向するように前記ズーム操作部
    材を押す操作であり、 前記第2の操作手順は、前記電子ズーム機能による倍率
    が最小とされているときに、ワイド側へ指向するように
    前記ズーム操作部材を一定時間押し続ける操作であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記光学ズーム機能の状態において、前
    記光学ズーム領域のテレ端に達しておらず、テレ側へ指
    向するように前記ズーム操作部材を押し続けて前記テレ
    端に達した場合、前記光学ズーム機能の状態を続けるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記電子ズーム機能の状態において、前
    記電子ズーム機能による倍率が最大とされているとき
    に、テレ側へ指向するように前記ズーム操作部材を押し
    た場合、前記電子ズーム機能の状態を続けることを特徴
    とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 利用者の操作により画像の撮像を行う画
    像撮像方法において、 光学的操作により撮像倍率を変更する光学ズーム機能
    と、電子的操作により撮像倍率を変更する電子ズーム機
    能とを有し、両機能のうちの1つを選択的に実行するこ
    とが可能であり、 前記光学ズーム機能の状態から前記電子ズーム機能を設
    定し、前記電子ズーム機能の状態とする第1の操作手順
    と、前記電子ズーム機能の状態のときに当該電子ズーム
    機能を解除し、前記光学ズーム機能の状態とする第2の
    操作手順とが異なることを特徴とする画像撮像方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の操作手順は、ズーム操作部材
    を光学ズーム領域で一度離して再度押す操作であり、 前記第2の操作手順は、前記ズーム操作部材を一定時間
    押し続ける操作であることを特徴とする請求項6に記載
    の画像撮像方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の操作手順は、テレ側へ指向す
    るようにズーム操作部材を光学ズーム領域のテレ端で一
    度離し、再度テレ側へ指向するように前記ズーム操作部
    材を押す操作であり、 前記第2の操作手順は、前記電子ズーム機能による倍率
    が最小とされているときに、ワイド側へ指向するように
    前記ズーム操作部材を一定時間押し続ける操作であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の画像撮像方法。
  9. 【請求項9】 前記光学ズーム機能の状態において、前
    記光学ズーム領域のテレ端に達しておらず、テレ側へ指
    向するように前記ズーム操作部材を押し続けて前記テレ
    端に達した場合、前記光学ズーム機能の状態を続けるこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の画像撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記電子ズーム機能の状態において、
    前記電子ズーム機能による倍率が最大とされているとき
    に、テレ側へ指向するように前記ズーム操作部材を押し
    た場合、前記電子ズーム機能の状態を続けることを特徴
    とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像撮像方
    法。
  11. 【請求項11】 撮像される画像の倍率を光学的に変化
    させる第1の変更操作及び信号処理により変化させる第
    2の変更操作が可能であると共に、前記第1の変更操作
    から前記第2の変更操作への移行に際して、前記第2の
    変更操作から前記第1の変更操作への移行に際しては行
    わない所定の制限をかける像倍率変更手段を有すること
    を特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記像倍率変更手段は、前記所定の制
    限により、前記第1の変更操作のための操作部材を操作
    して前記第1の変更操作を行い、そのまま操作し続けて
    も前記第1の変更操作から前記第2の変更操作へは移行
    しないことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記像倍率変更手段は、前記操作部材
    の操作を一旦解除した後、再度操作することにより前記
    第1の変更操作から前記第2の変更操作への移行を許容
    することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記像倍率変更手段は、前記第2の変
    更操作のための操作部材を操作して前記第2の変更操作
    を行い、そのまま操作し続けることによって前記第1の
    変更操作から前記第2の変更操作へ移行することを特徴
    とする請求項12又は13に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記像倍率変更手段は、前記所定の制
    限により、前記第1の変更操作から前記第2の変更操作
    へ移行させるために必要とする前記第1の変更操作のた
    めの操作部材を操作し続ける時間を前記前記第2の変更
    操作から前記第1の変更操作へ移行させるために必要と
    する第2の変更操作のための操作部材を操作し続ける時
    間より長くすることを特徴とする請求項11に記載の撮
    像装置。
  16. 【請求項16】 撮像される画像の倍率を光学的に変化
    させる第1の変更操作及び信号処理により変化させる第
    2の変更操作が可能であると共に、前記第1の変更操作
    から前記第2の変更操作への移行に際して、前記第2の
    変更操作から前記第1の変更操作への移行に際しては行
    わない所定の制限をかけることを特徴とする撮像装置に
    適用される制御方法。
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