JP2005208395A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学ズーム領域でマクロオートフォーカス撮影に不適切な領域があるような撮像装置において、利用者が混乱することなく操作を行うことを可能にすることを課題とする。
【解決手段】 ズームを行うための光学ズームレンズと、光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段とを有する撮像装置が提供される。その際、現在のズーム位置(302)と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域(304)を表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光学ズームレンズを有する撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来光学ズームを有しマクロAF(オートフォーカス)制御可能な画像記録装置において、マクロAF撮影が不可能な光学ズームの領域が存在する場合に、利用者の操作性をそこなわないような制御を行うものがある。たとえば、特許文献1に示すものではマクロAFモードを選択時に光学ズーム領域がマクロAF制御不能である場合に光学ズームを移動し制御可能な範囲に収めるまたはマクロAF制御不能である場合であっても光学ズームは移動しない状態を選択させることを可能とし、マクロモードの状態に応じて表示装置を光らせて誤操作を防止するようにしている。
特開平11−183782号公報
しかしながら後者の場合においてマクロAF制御が不能である光学ズーム領域に現在あることが利用者に伝わりにくいという問題があった。
本発明の目的は、光学ズーム領域でマクロオートフォーカス撮影に不適切な領域があるような撮像装置において、利用者が混乱することなく操作を行うことを可能にすることである。
本発明の撮像装置は、ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段と、現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段と、現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその旨を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段とを有する撮像装置の制御方法であって、現在のズーム位置を取得する取得ステップと、前記現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示する表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段とを有する撮像装置の制御方法であって、現在のズーム位置を取得する取得ステップと、前記現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその旨を表示する表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、上記の撮像装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に不適切な領域であるか否かを、利用者が容易に知ることができ、利用者が混乱することなく適切な操作を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の構成を示す図である。
図1において、100はデジタルカメラ(撮像装置)である。
10は撮影レンズ(光学ズームレンズ及びフォーカスレンズ)、12は絞り機能を備えるシャッター、14は撮影レンズ10を通した被写体光学像を電気画像信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、 A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD(液晶表示装置)等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオン(ON)/オフ(OFF)することが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ(フォーカスレンズ)10のフォーカシング(フォーカス合わせ)を自動的に制御する測距制御手段(AF手段)、44は撮影レンズ(光学ズームレンズ)10のズーミングを制御するズーム制御手段でここを通してズームの移動指示、ズームの現在位置を取得する事が可能である。
46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、デジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ズームバー、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体200の着脱状態表示、通信I/F(インタフェース)動作表示、日付け・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60は撮像装置の動作モードを変更するためのモードダイアル、62及び64はシャッタースイッチ、66は画像表示部のON/OFFを指定するボタン、68はクイックレビューのON/OFFを指定するためのON/OFFボタン及び70は撮影のパラメータを変更すための複数の操作ボタン、レバーを構成し、メニューボタンや十字キー、ズームレバー等で構成され、利用者はこのズームレバーを用いてズームを駆動することが可能である。システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施形態では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90はメモリカード等の外部記録媒体とデータの送受信を行うカードコントローラ、91はメモリカード等の外部記録媒体とのインタフェース、92はメモリカード等の外部記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92に外部記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインタフェースやコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インタフェース91、そしてコネクタ92をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、デジタルカメラ100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はフラッシュメモリカード等の外部記録媒体である。
以上がデジタルカメラ100の全体のシステム構成である。
図3は、本実施形態を実施した際に表示部54に表示するズームバーの構成の一例を説明するものである。300はズームバー全体を示し、301〜305の描画要素から構成される。301及び305は、それぞれズームバーの左側がズームのワイド(広角)端、右側がテレ(望遠)端を意味することを示すためのアイコンである。303は、ズーム稼動領域の全体を示すためのバーである。302は、現在のズーム位置を示すためのバーとなる。ズーム位置がワイド端にいる場合は、302の黒塗りしてある部分が左端のみとなり、ズーム位置がテレ端にいる場合は302の黒塗りされる部分はズーム全体を示す領域303にほぼ一致した領域となる。304は、マクロAF撮影には不適切なズーム位置に対応した領域を示すバーである。このようにズームバーを構成することにより、ズームの操作に応じて現在のズーム位置を示す領域302が移動し、バー302がマクロに不適切な領域を示すバー304と領域的に重なった表示となるため、利用者は現在のズーム位置がマクロ撮影に不適切である事を直感的に知ることが可能となる。
次に、図2を用いて本実施形態を実施するために必要な制御に関して説明する。図2は、ズーム駆動するときの操作、表示を管理するモジュールとズーム駆動を管理するモジュールのやり取りを示す図である。ここで、モジュールは、回路又はコンピュータプログラム等である。まず操作、表示管理モジュールが70のズームレバー操作を検知した場合、ステップS2−1において、ズームレバーの操作方向に応じてズーム駆動管理モジュールにズーム駆動開始要求を送る。次に、ステップS2−2において、駆動開始要求を受けたズーム駆動管理モジュールはズーム駆動を開始し、定期的にズーム位置変更通知を表示管理モジュールに伝える。この通知を受け、ステップS2−3において、操作、表示管理モジュールはズーム位置取得要求をズーム駆動管理モジュールに送信する。次に、ステップS2−4において、操作、表示管理モジュールはズーム位置通知をズーム駆動管理モジュールから受信してズーム位置を取得する。次に、ステップS2−5において、操作、表示管理モジュールはズームバー300を描画する。次に、ステップS2−6及びS2−7において、上記のステップS2−2〜S2−5を繰り返す。
ステップS2−8において、操作者がズームレバーの操作をやめた事を操作、表示管理モジュールが検知した場合はズーム駆動管理モジュールにズーム駆動停止要求を送り、ズームの移動は終了する。ズームの開始後ズームの移動が終了するまでの間はズーム位置変更通知S2−2からズームバー描画S2−5の処理が繰り返し行われる(S2−6,S2−7…)事により、300に示したズームバーの描画を更新することが可能である。
次に、図4を用いてズームバーの描画処理S2−5の詳細について説明する。描画処理においては、まずステップS4−1において、ズームバーのワイド端、テレ端を示すアイコン301及び305を描画する。その後、ステップS4−2において、ズーム全体領域を示す矩形303を描画する。次に、ステップS4−3において、現在の位置を示す矩形302を描画する。ステップS4−3において、ズーム全体のポジション数をX、現在のポジションをXCとし、ズーム全体領域を示す矩形の幅をWとすると描画すべき矩形の幅wおよび、描画開始するx座標はズーム全体の領域に対して相対的に次式で求めることが可能である。
x = 0
w = W * (XC/X)
次に、ステップS4−4で、ズーム全体領域のうちマクロ不適切領域を示す矩形304を描画するが、この描画をすべき位置x-macro、及び幅w-macro とし、実際に不適切の領域の開始位置を X0、終了位置 を X1 とすると、次式として計算が可能であり、304の開始位置および描画の幅を決定することが可能である。
x-macro = W * (X0/X)
w-macro = W * ((X1-X0)/X)
上述の説明ではズーム位置変更に応じて描画する際毎回ズームバー全体を描画するものとして説明したが、特に必要もなければ描画速度を向上するために更新の必要がある部分、つまり、現在のズーム位置を示す矩形302のみ描画するように処理を変更することが可能である。
上記の様に処理を制御することで本発明の第1の実施形態を実現することが可能である。
また、マクロAFモードが設定された際にマクロAFモードであることを示すアイコンを描画する際に、ズーム駆動制御部より、現在のズーム位置を取得し、あらかじめ取得してあるマクロAFモードに不適切な光学ズーム範囲にあるかどうかを判別し、判別結果に応じてマクロ制御に不適切な場合は図5の502のアイコンを描画、そうでない場合は501の異なるアイコンを描画するようにすれば第2の実施形態を実現することも可能である。
ユーザは、操作部70を操作することにより、マクロAFモード又は通常AFモードを選択設定することができる。マクロAFモードは、至近距離の被写体をマクロAF接写撮影するためのAFモードであり、至近距離範囲でフォーカスを自動的に合わせることができる。通常モードAFモードは、至近距離よりも遠い距離の被写体を通常AF撮影するためのAFモードであり、至近距離範囲でフォーカスを自動的に合わせることができる。マクロAFモードでは、フォーカスを合わせることができないマクロAF制御不能の光学ズーム領域が存在する。
第1の実施形態では、現在の光学ズーム位置を取得し、表示部に現在のズーム位置を表示する。マクロAF撮影が不可能な光学ズーム領域を取得し、マクロAF撮影の不可領域を上記現在のズーム位置の表示に合わせて表示する。すなわち、図3に示すように、マクロAFモードが設定されると、現在のズーム位置と共にマクロAF撮影に適切でないズーム領域を表示し、通常AFモードが設定されると、マクロAF撮影に適切でないズーム領域を表示しない。ユーザは、ズーム移動操作部70を操作することにより、撮影レンズ(光学ズームレンズ)10を移動させることができる。
第2の実施形態では、マクロAF撮影状態が設定されていることを表示し、さらに現在の光学ズーム位置がマクロAF撮影が可能であるかどうかを取得し撮影が不可能であった場合はマクロAF撮影の表示にその旨の情報を付加する。すなわち、図5に示すように、マクロAFモードが設定された場合にマクロAFモードが設定されている情報を表示する際に、現在のズーム位置がマクロAF撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその情報を付加して表示する。
なお、これに限定されず、マクロAFモードが設定された場合に、マクロAFモードが設定されている情報、及び現在のズーム位置がマクロAF撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその情報を表示するものであってもよい。
第1及び第2の実施形態により、光学ズームを移動する際、マクロAFモードを設定する際に、両者の関係、現在の状態を直感的に把握することが可能で、利用者が、誤操作をしたり、予期しない画像を撮影してしまうことを防ぐことができる。また、利用者は、光学ズーム領域でマクロ撮影に不適切な領域がある場合に、混乱することなく操作を行う事が可能である。
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態の撮像装置のシステム構成図である。 本実施形態を実施する為の制御を示す図である。 ズームバーの説明図である。 ズームバー描画処理の流れを示す図である。 マクロアイコンの表示状態を示す図である。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
68 クイックレビューON/OFFスイッチ
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 カードコントローラ
91 インタフェース
92 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 デジタルカメラ
102 保護手段
104 光学ファインダ
110 通信手段
112 コネクタ(またはアンテナ)
200 外部記録媒体
300 ズームバー
301 ワイド端アイコン
302 現在のズーム位置バー
303 ズーム稼動全体領域バー
304 マクロAF撮影不適切領域バー
305 テレ端アイコン

Claims (12)

  1. ズームを行うための光学ズームレンズと、
    前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、
    被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段と、
    現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. さらに、マクロオートフォーカス撮影を行うためのマクロオートフォーカスモード又は通常オートフォーカス撮影を行うための通常オートフォーカスモードを設定するための設定手段を有し、
    前記表示手段は、前記マクロオートフォーカスモードが設定されると、現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は、前記マクロオートフォーカスモードが設定されると、現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示し、前記通常オートフォーカスモードが設定されると、マクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示しないことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. さらに、操作に応じて前記光学ズームレンズを移動させるためのズーム移動操作手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. ズームを行うための光学ズームレンズと、
    前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、
    被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段と、
    現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその旨を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. さらに、マクロオートフォーカス撮影を行うためのマクロオートフォーカスモード又は通常オートフォーカス撮影を行うための通常オートフォーカスモードを設定するための設定手段を有し、
    前記表示手段は、前記マクロオートフォーカスモードが設定された場合に、現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその旨を表示することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記表示手段は、前記マクロオートフォーカスモードが設定された場合に、前記マクロオートフォーカスモードが設定されている情報、及び現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその情報を表示することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記表示手段は、前記マクロオートフォーカスモードが設定された場合に前記マクロオートフォーカスモードが設定されている情報を表示する際に、現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその情報を付加して表示することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. さらに、操作に応じて前記光学ズームレンズを移動させるためのズーム移動操作手段を有することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    現在のズーム位置を取得する取得ステップと、
    前記現在のズーム位置と共にマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域を表示する表示ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. ズームを行うための光学ズームレンズと、前記光学ズームレンズを通した被写体像を電気画像信号に変換するための撮像手段と、被写体にフォーカスを自動的に合わせるためのオートフォーカス手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    現在のズーム位置を取得する取得ステップと、
    前記現在のズーム位置がマクロオートフォーカス撮影に適切でないズーム領域内にあるときにはその旨を表示する表示ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 請求項10又は11記載の撮像装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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