JP4328697B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、オートパワーオフ機能を備えた撮像装置及びその制御方法に関するものである。
一般的に、CCD等の撮像素子によりデジタル画像を記録するデジタルカメラでは、無駄なバッテリ消費を避けるために、オートパワーオフ機能が搭載されている。
これは、カメラの電源がオンのまま一定時間操作されない場合、自動的にカメラの電源をオフする機能であり、電源をオフするまでの時間は数分に設定されていることが多い。
また、デジタルカメラでは、カメラの背面等に設置されたLCDパネル等のディスプレイに被写体画像を逐次表示する電子ビューファインダ機能が搭載されている。
デジタルカメラで撮影を行う際は、電子ビューファインダを使用することが一般的であるが、電子ビューファインダ使用時はデジタルカメラの消費電力が大きくなる側面がある。
特開2004−78737号公報
一般的に、デジタルカメラの電源にはバッテリが使用されており、主に屋外で携帯して使用されるケースが多いことから、デジタルカメラにとって、電力消費に関する性能向上が重要な課題となっている。
これに対し、従来の方法では、オートパワーオフが働くまでの間、カメラは通電状態のままであり、その間は無駄に電力が消費されるという問題があった。
また、省電力を優先し、オートパワーオフが働くまでの時間を短く設定した場合、ユーザが電源オン状態を維持したい場合であっても電源がオフされてしまうという問題があり、消費電力の削減とカメラの操作性のバランスをとることが難しかった。
この課題に対して、オートパワーオフが働く前に、比較的短い時間で、電力消費の大きい電子ビューファインダを自動的にオフすることにより、電力消費を減らすようになされたカメラが提供されている。
しかし、それらのカメラでは、電子ビューファインダが自動的にオフされた状態から復帰するためには、カメラの操作部材のいずれかを操作する必要があった。
これに対し、操作性を向上するために、電子ビューファインダが自動オフされた状態でカメラを構えると、カメラの姿勢変化を検出し、自動的に電子ビューファインダをオンするようになされたカメラが提供されている。
しかしながら、このカメラを電源オン状態で持ち運んだ場合、姿勢変化を検出して電子ビューファインダが自動的にオンしてしまうことがあった。
また、上記のカメラでは、電子ビューファインダが自動的にオンされると、同時にオートパワーオフ用のタイマがリセットされるため、上記のように電源オン状態で持ち運んだ場合にオートパワーオフ機能が働かず、バッテリを無駄に消費するという問題があった。
そこで、本発明は、カメラの操作性を落とすことなく、無駄な電力消費を避けることのできるデジタルカメラを提供することを目的としている。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置においては、第1の所定時間が経過したときに省電力モードに移行するための第1の計時手段と、第2の所定時間が経過したときに電源をオフするための第2の計時手段と、前記第1及び第2の計時手段をリセットする計時リセット手段と、撮像装置を操作するための操作手段と、撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出する検出手段とを備え、前記計時リセット手段は、前記操作手段により撮像装置が操作された場合、前記計時リセット手段により前記第1及び第2の計時手段をリセットするとともに、前記検出手段により撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出した場合、前記第1の計時手段をリセットし、前記第2の計時手段をリセットしない。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、第1の所定時間が経過したときに省電力モードに移行するための第1の計時手段と、第2の所定時間が経過したときに電源をオフするための第2の計時手段と、前記第1及び第2の計時手段をリセットする計時リセット手段と、装置を操作するための操作手段と、撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出する検出手段とを備える撮像装置の制御方法であって、前記計時リセット手段は、前記操作手段により撮像装置が操作された場合、前記計時リセット手段により前記第1及び第2の計時手段をリセットするとともに、前記検出手段により撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出した場合、前記第1の計時手段をリセットし、前記第2の計時手段をリセットしない。
また、前記撮像装置は、撮像された画像を表示する表示手段を更に備え、前記省電力モードでは、少なくとも前記表示手段をオフする。
また、前記省電力モードでは、少なくとも撮像装置の動作クロックの周波数を低下させる。
本発明によれば、カメラの姿勢を変化させるだけでディスプレイ自動オフの状態から簡単に復帰することができるとともに、持ち運び時等、意図せずにカメラの姿勢が変化したり、カメラに振動が与えられたりする場合であっても、オートパワーオフ機能が確実に働くことで、無駄な電力消費を避けることのできるデジタルカメラを提供することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
また、本発明は、後述する実施形態である撮像装置の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体(または記録媒体)を、装置に供給し、その装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
図1は、本発明に係る実施の形態の撮像装置の機能示すブロック図である。
図1に示す撮像装置100において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータあるいはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(ストロボプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28は画像表示装置であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示装置28により表示される。
画像表示装置28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、EVF(電子ビューファインダ)機能を実現することが可能である。
また、画像表示装置28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合は撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、ストロボ48と連携することによりストロボ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はストロボであり、AF補助光の投光機能、ストロボ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数あるいは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組合せにより構成されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、動作モード表示、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、ストロボ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、ファインダ付近に配置されるLED等に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数あるいは複数の組合せで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(ストロボプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200あるいは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は姿勢検出手段で、傾斜センサからなり、カメラが構えられているのは横位置であるか、縦位置であるか等、カメラの姿勢を検出する。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、ストロボ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電源検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成されており、外部電源の接続の有無、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター、又は外部バッテリ等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及びあるいは96に記録媒体200あるいは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数あるいは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタあるいは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインターフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインターフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
次に、図2、図3を参照して、本実施形態の撮像装置の動作を説明する。
図2、図3は、本実施形態の撮像装置100によるオートパワーオフ動作を示すフローチャートである。
撮像装置100において、システム制御回路50は、モードダイアル60が電源オン状態であるかどうかを判定する(S100)。
モードダイアル60が電源オン状態であると判定した場合、システム制御回路50は、電源制御手段80を用いて、姿勢検出手段66を含む撮像装置100を通電状態とする。
これにより姿勢検出手段66は作動状態となる(S101)。
次に、システム制御回路50は、撮像装置100が所定時間T1に亘って操作されなかった場合に省電力モードに移行するための計時を行う省電力タイマの計時を開始するとともに(S102)、撮像装置100が所定時間T2(>T1)に亘って操作されなかった場合に電源をオフするための計時を行うオートパワーオフタイマの計時を開始する(S103)。
続いて、システム制御回路50は、モードダイアル60、シャッタースイッチ62、64及び操作部70により、撮像装置100が操作されたかどうかを判定する(S104)。撮像装置100が操作された場合、システム制御回路50は、省電力タイマの計時をリセットするとともに(S105)、オートパワーオフタイマの計時をリセットし(S106)、処理をS104に戻す。
これにより、撮像装置100が所定時間T1及びT2を超えない間隔で操作され続けている間は、省電力タイマ及びオートパワーオフタイマの計時がリセットされることで、省電力モードへ移行したり、オートパワーオフにより電源オフしたりすることが防止される。
次に、S104で撮像装置100が操作されていない場合、システム制御回路50は、処理をS107へ進め、省電力タイマの計時が所定時間T1を経過してタイムアップしているかどうかを判定する。
省電力タイマがタイムアップしていた場合、システム制御回路50は、撮像装置100を省電力モードへ移行させる(S108)。
省電力モード処理の詳細については、別途説明する。
次に、S107で省電力タイマがタイムアップしていない場合、又は、省電力モードを終了した場合、システム制御回路50は、オートパワーオフタイマの計時が所定時間T2を経過してタイムアップしているかどうかを判定する(S109)。
オートパワーオフタイマがタイムアップしていた場合、システム制御回路50は、撮像装置100の電源をオフする(S111)。
また、S109でオートパワーオフタイマがタイムアップいていない場合、システム制御回路50は、処理をS110へ進め、モードダイアル80が電源オフ状態であるかどうかを判定する。
モードダイアル80が電源オフ状態であった場合、システム制御回路50は、撮像装置100の電源をオフする(S111)。
最後に、S110でモードダイアル80が電源オフ状態でなかった場合、システム制御回路50は、処理をS104へ戻し、以上の処理を繰り返す。
次に、図2のS108に示す省電力モード処理の詳細について、図3を用いて説明する。
省電力タイマのタイムアップにより省電力モードに移行すると、システム制御回路50はEVFをオフする(S120)。
EVFをオフすることにより、LCDパネルやCCD等に供給されていた電力が遮断されるため、撮像装置100の電力消費は大幅に低減されることになる。
次に、システム制御回路50は、モードダイアル60、シャッタースイッチ62、64及び操作部70により、撮像装置100が操作されたかどうかを判定する(S121)。
撮像装置100が操作された場合、システム制御回路50は、オートパワーオフタイマの計時をリセットするとともに(S122)、省電力タイマの計時をリセットし(S123)、EVFをオンして(S124)、省電力モードを終了する。
これにより、省電力モード中であっても、撮像装置100が操作された場合は、省電力タイマの計時がリセットされるとともに、オートパワーオフタイマの計時がリセットされ、省電力モード終了後、撮像装置100が所定時間T1及びT2を超えない間隔で操作され続けている間、省電力モードへ移行したり、オートパワーオフにより電源オフしたりすることが防止される。
次に、S121で撮像装置100が操作されていない場合、システム制御回路50は、姿勢検出手段66の傾斜センサの出力状態により、撮像装置100の姿勢変化が検出されたかどうかを判定する(S125)。
撮像装置100の姿勢変化が検出された場合、システム制御回路50は、省電力タイマの計時をリセットし(S123)、EVFをオンして(S124)、省電力モードを終了する。
これにより、撮像装置100の姿勢変化が検出された場合には、オートパワーオフタイマの計時はリセットされないままとなるので、省電力モードは終了するものの、オートパワーオフタイマの計時が所定時間T2を経過した時点でオートパワーオフが働くこととなる。
つまり、撮像装置100が、特に操作されることなく姿勢変化のみが続くような場合で、省電力モードに移行されないような状態であっても、所定時間T2が経過した時点でオートパワーオフが働くことにより、無駄な電力消費を押さえることが可能となる。
次に、システム制御回路50は、オートパワーオフタイマの計時が所定時間T2を経過してタイムアップしているかどうかを判定する(S126)。
オートパワーオフタイマがタイムアップしていた場合、システム制御回路50は、省電力モードを終了する。
オートパワーオフタイマがタイムアップしていない場合、システム制御回路50は、処理をS121へ戻し、省電力モードを続行する。
以上、図3を用いて省電力モード処理についての説明を行った。
ここで、撮像装置100の姿勢検出手段として傾斜センサを用いる場合について説明したが、例えばジャイロセンサ等、同様の効果を有するものであれば、方式の異なるセンサを使用しても特に問題は無い。
また、省電力モードはEVFをオフするとして説明したが、例えばシステム制御回路50のシステムクロック周波数を一時的に低下させる等、消費電力を低減することが出来る方法であれば、その実現方法が異なるものであっても特に問題はない。
更には、姿勢変化を検出することにより、省電力モードから復帰するとして説明を行ったが、姿勢センサの変わりに加速度センサ等を使用することにより、カメラに振動が加えられたことを検知して省電力モードから復帰するようにしてもよい。また、姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出した場合に、省電力モードから復帰するようにしてもよい。
また、姿勢変化や振動の周期に応じ、オートパワーオフタイマの計時をリセットするかどうかを判定するようにしてもよいし、姿勢変化や振動の速度に応じ、オートパワーオフタイマの計時をリセットするかどうかを判定するようにしてもよい。
以上、図1〜図3を用いて本実施形態の説明を行った。
このように、本発明によれば、カメラの姿勢を変化させるだけで省電力モードから簡単に復帰することができるとともに、持ち運び時等、意図せずにカメラの姿勢が変化したり、カメラに振動が与えられたりする場合であっても、オートパワーオフ機能が確実に働くことで、無駄な電力消費を避けることが可能となる。
本発明に係る一実施形態の撮像装置の機能ブロック図である。 本実施形態のオートパワーオフ動作を示すフローチャートである。 本実施形態の省電力モード処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示手段
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 ストロボ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアル
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 姿勢検出手段
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インターフェース
92 コネクタ
94 インターフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 撮像装置
102 保護手段
110 通信手段
112 コネクタ(又はアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インターフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インターフェース
216 コネクタ

Claims (6)

  1. 第1の所定時間が経過したときに省電力モードに移行するための第1の計時手段と、
    第2の所定時間が経過したときに電源をオフするための第2の計時手段と、
    前記第1及び第2の計時手段をリセットする計時リセット手段と、
    撮像装置を操作するための操作手段と、
    撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出する検出手段とを備え、
    前記計時リセット手段は、前記操作手段により撮像装置が操作された場合、前記計時リセット手段により前記第1及び第2の計時手段をリセットするとともに、前記検出手段により撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出した場合、前記第1の計時手段をリセットし、前記第2の計時手段をリセットしないことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像された画像を表示する表示手段を更に備え、
    前記省電力モードでは、少なくとも前記表示手段をオフすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記省電力モードでは、少なくとも撮像装置の動作クロックの周波数を低下させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 第1の所定時間が経過したときに省電力モードに移行するための第1の計時手段と、
    第2の所定時間が経過したときに電源をオフするための第2の計時手段と、
    前記第1及び第2の計時手段をリセットする計時リセット手段と、
    装置を操作するための操作手段と、
    撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出する検出手段とを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記計時リセット手段は、前記操作手段により撮像装置が操作された場合、前記計時リセット手段により前記第1及び第2の計時手段をリセットするとともに、前記検出手段により撮像装置の姿勢変化及び振動の少なくともいずれかを検出した場合、前記第1の計時手段をリセットし、前記第2の計時手段をリセットしないことを特徴とする制御方法。
  5. 前記撮像装置は、撮像された画像を表示する表示手段を更に備え、
    前記省電力モードでは、少なくとも前記表示手段をオフすることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記省電力モードでは、少なくとも撮像装置の動作クロックの周波数を低下させることを特徴とする請求項4又は5に記載の制御方法。
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