JP2001111955A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法

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JP2001111955A JP28906699A JP28906699A JP2001111955A JP 2001111955 A JP2001111955 A JP 2001111955A JP 28906699 A JP28906699 A JP 28906699A JP 28906699 A JP28906699 A JP 28906699A JP 2001111955 A JP2001111955 A JP 2001111955A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッファメモリの利用効率を改善する。 【解決手段】 撮影画像は、メモリ34に一時記憶さ
れ、そのサムネイル画像を含むヘッダ情報が続けてメモ
リ34に記憶される。メモリ34からヘッダ情報及び撮
影画像の順で読み出されて記録媒体68,70に記憶さ
れる。撮影画像情報を記録媒体68,70に読み出して
いるときには、メモリ34の、読み出し済みの画像情報
の記憶領域を解放し、撮影画像情報を読み出し終えた後
には、メモリ34の、対応するヘッダ情報の記憶領域を
解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及びその
制御方法に関し、より具体的には、電子的な撮像装置及
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ、固体メモリ素子を有するメ
モリカード及びハードディスク装置等を記録媒体とし
て、静止画像及び/又は動画像を電子的に記録再生する
電子カメラは、広く商品化されている。これらの電子カ
メラでは、撮影レンズによる光学像を光電変換素子によ
り電気画像信号に変換する。その画像信号は、所定のカ
メラ信号処理処理及び記録処理の後に不揮発性の記録媒
体に記録するるが、一般的には、中間に揮発性のバッフ
ァメモリを挿入される。
【0003】最近では、バッファメモリを大容量化する
傾向にあり、これにより、高画質の画像及び/又は比較
的低速の記録媒体でも、短い撮影間隔を実現できる。
【0004】1つのデータファイル中にメインの画像デ
ータと縮小画像データ(サムネイル画像)をまとめて収
容するフォーマット(DCFフォーマット)が提唱さ
れ、これにより、電子カメラのメーカに関係無く撮影画
像データを扱える。図10は、DCFフォーマットの概
略構成図を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子カメラにお
けるバッファメモリは、画像データのサイズが画素数及
びデータ圧縮率等により変化することから、リングバッ
ファ構成とするのが便利である。
【0006】主画像データの後にサムネイル画像データ
を作成する場合、バッファメモリでは、主画像データに
続いてサムネイル画像データが配置される。しかし、D
CFフォーマットでは、図10に示すように、サムネイ
ル画像データが主画像データの前に配置されるので、バ
ッファメモリと記録媒体とでデータ配置が逆になる。こ
の結果、バッファメモリから先ずサムネイル画像データ
を読み出し、その後、サムネイル画像データより前に位
置する主画像データを読み出すことになる。この動作で
は、例えば、バッファメモリの空き容量が少なくなった
場合に、サムネイル画像データを転送中に、対応する主
画像データを次の撮影画像データで上書きされてしまう
ことが起こり得る。
【0007】バッファメモリ上でサムネイル画像データ
を主画像データの前に配置する方法も考えられる。しか
し、画像データは一般に、圧縮してみないと、圧縮後の
データ量が確定しない。従って、サムネイル画像用に多
めの空き領域を確保する必要がある。それは、バッファ
を無駄使いすることになり、必要以上に大きな容量のバ
ッファメモリを用意することにつながる。
【0008】本発明は、このような不都合を解消した撮
像装置及びその制御方法を提示することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、光学像を電気信号に変換する撮像手段と、当該撮像
手段により得られる撮影画像情報を一時記憶するバッフ
ァメモリと、当該撮影画像情報の縮小画像を含む記録用
ヘッダを生成し、当該バッファメモリに、当該撮影画像
情報に続いて格納するヘッダ生成手段と、当該バッファ
メモリのアクセスを制御するメモリ制御手段と、当該バ
ッファメモリから読み出された当該記録用ヘッダ及び当
該撮影画像情報を1ファイルとして記録する記録媒体と
を具備する撮像装置であって、当該メモリ制御手段は、
当該バッファメモリに記憶される撮影画像情報及びその
記録用ヘッダを、当該記録用ヘッダ及び当該撮影画像情
報の順に読み出し、当該撮影画像情報を当該記録媒体に
読み出しているときには、当該バッファメモリの、読み
出し済みの当該撮影画像情報の記憶領域を解放し、当該
撮影画像情報を読み出し終えた後に、当該バッファメモ
リの、対応する当該記録用ヘッダの記憶領域を解放する
ことを特徴とする。
【0010】本発明に係る撮像装置制御方法は、光学像
を電気信号に変換する光電変換ステップと、当該光電変
換ステップにより得られる撮影画像情報をバッファメモ
リに一時記憶する記憶ステップと、当該撮影画像情報の
縮小画像を含む記録用ヘッダを生成し、当該バッファメ
モリに当該撮影画像情報に続いて格納するヘッダ生成ス
テップと、当該バッファメモリから当該記録用ヘッダ及
び当該撮影画像情報を読み出し、1ファイルとして記録
媒体に記録する記録ステップと、当該バッファメモリに
記憶される撮影画像情報及びその記録用ヘッダを、当該
記録用ヘッダ及び当該撮影画像情報の順に読み出す読み
出しステップと、当該撮影画像情報を当該記録媒体に読
み出しているときには、当該バッファメモリの、読み出
し済みの当該撮影画像情報の記憶領域を解放し、当該撮
影画像情報を読み出し終えた後に、当該バッファメモリ
の、対応する当該記録用ヘッダの記憶領域を解放するメ
モリ管理ステップとを具備することを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。
【0013】10は撮影レンズ、12は絞り機能を備え
るシャッタ、14は撮影レンズ10及びシヤッタ12を
透過した光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は
撮影レンズ10の表面を保護するバリア又は蓋である。
18は、AF(オートフォーカス)補助光の投光機能及
びフラッシュ調光機能を有するフラッシュである。20
はシヤッタ14を制御する露出制御回路であり、フラッ
シュ18と連携するフラッシュ調光機能も有する。22
は撮影レンズ10の合焦度を制御する測距制御回路、2
6は撮影レンズ10の倍率を制御するズーム制御回路、
26はバリア16の開閉を制御するバリア制御回路であ
る。28は、制御回路20,22,24,26を含めて
全体を制御するシステム制御回路である。
【0014】30は撮像素子14のアナログ信号出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、32は画像表
示用に撮像素子14の出力画像を記憶する画像表示メモ
リ、34は撮影された静止画像及び動画像を一時的に記
憶し、また、記録媒体から読み出された画像データを一
時的に記憶するメモリである。メモリ34は、所定枚数
の静止画像又は所定時間の動画像を記憶するのに充分な
記憶容量を具備する。メモリ34により、複数枚の静止
画像を連続して撮影する連射撮影及びパノラマ撮影を高
速に実行できる。図11に示すように、ライトバッファ
がメモリ34に設定されている。メモリ34はまた、シ
ステム制御回路28の作業領域としても使用される。
【0015】36は、適応離散コサイン変換(ADC
T)により画像データを圧縮伸長する圧縮伸長回路であ
る。本実施例では、圧縮伸長回路36は、メモリ34に
記憶される画像データ及び圧縮画像データをそれぞれ圧
縮及び伸長してメモリ34に再度書き込む。
【0016】38は、画像表示用メモリ32及びメモリ
34の書き込み及び読み出しを制御し、圧縮伸長回路3
6を制御するメモリ制御回路である。40は、A/D変
換器30から出力される画像データ及びメモリ制御回路
38からの画像データに、TTL(スルー・ザ・レン
ズ)方式の色バランス調整、画素補間処理及び色変換処
理を施し、メモリ制御回路38に供給する画像処理回路
である。A/D変換器30の出力画像データは、画像処
理回路40及びメモリ制御回路を介して又はメモリ制御
回路38を介して、画像表示メモリ32及び/又はメモ
リ34に書き込まれる。
【0017】42は、画像表示メモリ32から読み出さ
れメモリ制御回路38から出力される画像データをアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、44はD/A変換器
42から出力されるアナログ画像信号を画像表示する画
像表示装置である。画像表示装置44により撮像素子1
4の出力画像を地軸的に表示させることにより、画像表
示装置44は電子ファインダとして機能する。システム
制御回路28は、画像表示装置44の表示(電源投入)
を自在に制御(オン/オフ)することができる。画像表
示装置44を電源オフにすることで、消費電力を低減で
きる。
【0018】46は、メモリ制御回路38及びシステム
制御回路28の制御下で、撮像素子14、A/D変換器
30及びD/A変換器42にクロック信号及び制御信号
を供給するタイミング発生回路である。
【0019】システム制御回路28は、画像処理回路4
0の演算結果に従って露光制御回路20、測距制御回路
22及びフラッシュ18を制御して、TTL(スルー・
ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、A
E(自動露出)処理及EF(フラッシュプリ発光)処理
を行う。
【0020】48は、システム制御回路28の動作用の
定数、変数及びプログラム等を記憶するメモリである。
50はシステム制御回路28でのプログラムの実行に応
じて、文字、画像及び音声等により動作状態及びメッセ
ージ等を画像表示する液晶表示装置及び発光素子並びに
音声出力するスピーカからなる画像音声出力装置であ
る。画像音声出力装置は、操作部近辺の視認し易い位置
に単数或いは複数個所設置され、例えば、液晶表示パネ
ル(LCD)、発光素子(LED)及び発音素子等の組
み合わせにより構成される。
【0021】画像音声出力装置50により画像表示され
るのは、シングルショット/連写撮影、セルフタイマ、
圧縮率、記録画素数、記録枚数、残撮影可能枚数、シャ
ッタスピード、絞り値、露出補正、フラッシュ、赤目緩
和、マクロ撮影、ブザー設定、時計用電池残量、電池残
量、エラー、複数桁の数字による情報、記録媒体の着脱
状態、通信I/F動作、及び日付・時刻等である。画像
音声出力装置50の画像表示機能は、光学ファインダ5
2内に設置される。光学ファインダ52内に表示される
のは、合焦状態、手振れ警告、フラッシュ充電、シャッ
タスピード、絞り値及び露出補正等である。
【0022】54は、電気的にデータを記録・消去可能
な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用い
られる。
【0023】56は、RS232C、USB、IEEE
1394、P1284、SCSI、モデム、LAN及び
無線通信等の各種通信機能を有する通信回路であり、コ
ネクタ(又はアンテナ)58を介して外部の機器と接続
する。
【0024】60は、電池検出回路、DC−DCコンバ
ータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路
等からなる電源制御回路であり、電池の装着の有無、電
池の種類及び電池残量を検出し、検出結果及びシステム
制御回路28の指示に基づいてDC−DCコンバータを
制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。電
源制御回路62には、コネクタ62,64を介して電源
66が接続する。電源66は、アルカリ電池及びリチウ
ム電池等の一次電池、NiCd電池、NiMH電池及び
Li電池等の二次電池、並びにACアダプタからなる。
【0025】68,70は、メモリカード及びハードデ
ィスク等の取り外し自在な記録媒体、72,74は記録
媒体68,70を接続するコネクタ、76,78は、記
録媒体68,70とメモリ34等との間でデータをやり
取りするインターフェースである。80は、コネクタ7
2,74に記録媒体68,70がそれぞれ接続されてい
るかどうかを検知する記録媒体着脱検知器である。
【0026】記録媒体68,70はそれぞれ、半導体メ
モリ及び磁気ディスク等からなる記録部82、インター
フェース84及びコネクタ72,74に接続するコネク
タ86からなる。
【0027】本実施例では、記録媒体68,70を接続
する2系統のインターフェース76,78を具備する
が、これは一例であり、1系統のみでも、3系統以上で
あってもよい。同じ規格のインターフェースを複数具備
してもよいし、異なる規格のインターフェースを具備し
てもよい。インターフェース76,78及びコネクタ7
2,74は、PCMCIAカード又はCFカード等の規
格に準拠したものでもよい。
【0028】インターフェース76,78及びコネクタ
72,74をPCMCIAカード又はCFカード等の規
格に準拠するものとした場合、コネクタ72、74に
は、LANカード、モデムカード、USBカード、IE
EE1394カード、P1284カード、SCSIカー
ド、及びPHS等の通信カード等の各種通信カードを接
続でき、それを介して、他のコンピュータ、及びプリン
タ等の周辺機器との間で画像データ及び画像データに付
属する管理情報を転送し合うことが出来る。
【0029】システム制御回路28に対する操作手段と
して、以下の手段がある。88は、電源オフ並びに自動
撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モ
ード、マルチ画面再生・消去モード及びPC接続モード
等の各機能モードを切り替え設定するモードダイアル・
スイッチである。
【0030】90は、図示しないシヤッタボタンの操作
途中でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、A
E(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバラン
ス)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理等の動作
開始を指示する第1シヤッタスイッチである。
【0031】92は、図示しないシヤッタボタンの操作
完了でオンとなり、撮像素子14から出力される画像信
号の記録媒体68又は70への記録動作の開始を指示す
る第2シヤッタスイッチである。
【0032】94は、画像表示装置44の表示(又は電
源)のオン/オフを指示する画像表示スイッチである。
光学ファインダ52を用いて撮影を行う場合には、画像
表示装置44への電源供給を遮断することにより、電力
消費を節減できる。
【0033】96は、撮影画像データを撮影直後に自動
再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビ
ュースイッチである。本実施例では特に、画像表示装置
44を電源オフとしている場合でも、クイックレビュー
機能を有効と設定できる。
【0034】98は各種ボタン及びタッチパネル等から
なる操作装置である。具体的には、メニューボタン、セ
ットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボ
タン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイ
マ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、
メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+
(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮
影画質選択ボタン、露出補正ボタン及び日付/時間設定
ボタン等がある。
【0035】これらの部材88〜98は、具体的には、
スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知によるポ
インティング及び音声認識装置等を適宜に組み合わせて
実現される。
【0036】図2、図3及び図4は、本実施例の主ルー
チンのフローチャートを示す。図2乃至図4を参照し
て、本実施例の動作を説明する。
【0037】電池交換等による電源投入により、システ
ム制御回路28は各種フラグ及び制御変数等を初期化し
(S1)、画像表示装置44の画像表示をオフ状態に初
期設定する(S2)。
【0038】システム制御回路28は、モードダイアル
88の設定位置を判断し(S3)、モードダイアル88
が電源オフに設定されていた場合(S3)、各表示部の
表示を終了状態に変更し、バリア16を閉じて撮影レン
ズ10を保護し、フラグ及び制御変数等を含む必要なパ
ラメータ、設定値及び設定モードを不揮発性メモリ54
に記録し、電源制御回路60により画像表示装置44を
含む各部の不要な電源を遮断して(S5)、S3に戻
る。
【0039】モードダイアル88が撮影モードに設定さ
れていた場合で(S3)、ライトバッファに記録媒体に
転送すべきデータが存在したときには、そのデータの記
録媒体への転送を開始する(S6)。この記録媒体への
データ転送開始処理(S6)の詳細は、図8を参照して
後述する。
【0040】モードダイアル88がその他のモードに設
定されていた場合(S3)、システム制御回路28は、
選択されているモードに応じた処理を実行し(S4)、
その処理を終えたらS3に戻る。再生モードの場合の詳
細な動作は、図16を参照して後述する。
【0041】システム制御回路28は、電源制御回路6
0を介して、電源66の残容量及び動作情況が本実施例
の動作に問題があるか否かを判断し(S7)、問題があ
る場合(S7)、画像音声出力装置50により画像及び
/又は音声により所定の警告を発し(S9)、S3に戻
る。
【0042】電源66に問題が無い場合(S7)、シス
テム制御回路28は、記録媒体68又は同70の記録再
生動作に問題があるか否かを判断する(S18)。それ
で問題が発見された場合には(S8)、画像音声出力装
置50により画像及び/又は音声により所定の警告を発
し(S9)、S3に戻る。
【0043】記録媒体68,70の動作状態に問題が無
い場合(S8)、画像音声出力装置50で画像及び/又
は音声により各種設定状態をユーザに通知する(S1
0)。画像表示装置44の画像表示がオンのときには、
画像表示装置44で各種設定状態を表示する。
【0044】システム制御回路28は、クイックレビュ
ースイッチ96の設定状態を調べ(S11)、オンの場
合には(S11)、クイックレビューフラグを設定し
(S12)、オフの場合には(S11)、クイックレビ
ューフラグを解除又はクリアする(S13)。クイック
レビューフラグは、システム制御回路28の内部メモリ
又はメモリ48に記憶される。
【0045】続いて、システム制御回路28は、画像表
示スイッチ94の設定状態を調べ(S14)、画像表示
オンの場合には(S14)、画像表示フラグを設定し
(S15)、画像表示装置44の画像表示をオン状態に
して(S16)、撮像画像データを逐次表示するスルー
表示状態に設定する(S7)。スルー表示状態では、撮
像素子14の出力画像は、A/D変換器30、画像処理
回路40及びメモリ制御回路38を介して画像表示メモ
リ32に逐次書き込まれ、画像表示メモリ32の記憶画
像データはメモリ制御回路38により読み出されD/A
変換器42を介して画像表示装置44に印加される。こ
れにより、画像表示装置44が電子ファインダとして機
能する。
【0046】画像表示スイッチ94が画像表示オフに設
定されていた場合(S15)、システム制御回路28
は、画像表示フラグを解除又はクリアし(S18)、画
像表示装置44の画像表示をオフ状態に設定する(S1
19)。画像表示オフの場合は、画像表示装置44によ
る電子ファインダ機能を使用できないので、光学ファイ
ンダ52を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の
大きい画像表示装置44及びD/A変換器42等の消費
電力を削減できる。
【0047】画像表示フラグは、システム制御回路28
の内部メモリ又はメモリ48に記憶される。
【0048】第1シヤッタスイッチ90がオンになるま
で、S3〜S19を繰り返す(S20)。第1シヤッタ
スイッチ90がオンになると(S20)、システム制御
回路28は、メモリ34のライトバッファから記録媒体
68又は同70へのデータ転送を中断する(S12
1)。そして、システム制御回路28は、画像表示フラ
グが設定されていたら(S22)、画像表示装置44を
フリーズ表示状態に設定する(S23)。フリーズ表示
状態では、撮像素子14、A/D変換器30、画像処理
回路40及びメモリ制御回路38を介した画像表示メモ
リ32の画像データの書き換えを禁止し、最後に画像表
示メモリ32に書き込まれた画像データを、メモリ制御
回路38及びD/A変換器42を介して画像表示装置4
4に供給する。これにより、同じ画像が画像表示装置4
4の画面に表示される。画像表示フラグが解除されてい
た場合には(S22)、フリーズ表示を選択しない。
【0049】システム制御回路28は、測距処理により
撮影レンズ10を被写体に合焦させ、測光処理により絞
り値及びシヤッタ時間を決定する(S24)。測光処理
では、必要であればフラッシュ18の利用も設定する。
測距・測光処理(S24)の詳細は、図5を参照して後
述する。
【0050】測距・測光処理(S24)の後、システム
制御回路28は、画像表示フラグを調べ(S26)、画
像表示フラグが設定されていたら、画像表示装置44を
S17と同じスルー表示状態に設定する(S26)。
【0051】第2シヤッタスイッチ92がオンにならず
に(S27)、第1シヤッタスイッチ90がオフになる
と(S28)、S3に戻る。第2シヤッタスイッチ92
がオンになると(S27)、システム制御回路28は、
画像表示フラグを調べ(S29)、画像表示フラグが設
定されていたら、画像表示装置44を固定色表示状態に
設定する(S30)。固定色表示状態では、撮像素子1
4から出力され、A/D変換器30、画像処理回路40
及びメモリ制御回路38を介して画像表示メモリ32に
書き込まれた画像データの代わりに、メモリ制御回路3
8は固定色の画像データをD/A変換器42に供給す
る。これにより、画像表示装置44の画面には、固定色
の画像が表示される。勿論、画像表示フラグが解除又は
クリアされていた場合には(S29)、固定色表示をパ
スする。
【0052】システム制御回路28は、撮像素子14に
よる撮影画像を、A/D変換器30、画像処理回路40
及びメモリ制御回路38を介して、又は、A/D変換器
30及びメモリ制御回路38を介してメモリ34に書き
込むメモリ転送処理と、メモリ制御回路38及び必要に
応じて画像処理回路40を用いて、メモリ34の撮影画
像データに種々の画像処理を施す現像処理とからなる撮
影処理を実行する(S31)。この撮影処理(S31)
の詳細は、図6を参照して後述する。
【0053】システム制御回路28は、画像表示フラグ
を調べ(S32)、画像表示フラグが設定されていた場
合(S32)、クイックレビュー表示を行う(S3
5)。画像表示フラグが設定されている場合、撮影中も
画像表示装置44が電子ファインダとして常に使用され
ている状態にあるので、当然に、撮影直後のクイックレ
ビュー表示を行う。画像表示フラグが解除されていた場
合(S32)、システム制御回路28は、クイックレビ
ューフラグを調べ(S33)、クイックレビューフラグ
が設定されているときに(S33)、画像表示装置44
を画像表示オン状態に設定し(S34)、クイックレビ
ュー表示を行う(S135)。
【0054】画像表示フラグ及びクイックレビューフラ
グが共に解除又はクリアされていた場合(S32,S3
3)、画像表示装置44は、表示オフ状態のままであ
る。この場合は、撮影後でも画像表示装置44には何も
表示されず、クイックレビュー表示も行われない。これ
は、光学ファインダ52を用いて撮影を続ける場合のよ
うに、撮影直後の撮影画像の確認を不要として、画像表
示装置44の電子ファインダ機能を使用せずに省電力を
重視する使用法である。
【0055】システム制御回路28は、メモリ34に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路38及び必要により画像処理回路40を用いる各種画
像処理と、圧縮伸長回路36による設定モードに応じた
画像圧縮処理とを行なった後、メモリ34のライトバッ
ファに書き込み、最終的には記録媒体68又は同70に
転送する(S36)。この記録処理、特にライトバッフ
ァへの書き込み処理の詳細は、図7を参照して後述す
る。
【0056】記録処理(S36)の後、第2シヤッタス
イッチ92がオンのままであれば(S27)、システム
制御回路28は、連写フラグを調べ(S38)、連写フ
ラグが設定されている場合には(S38)、S31に戻
って連続して次の撮影を実行する。連写フラグが設定さ
れていない場合(S38)、第2シヤッタスイッチ92
がオフになるのを待つ(S37)。
【0057】記録処理(S36)の後に第2シヤッタス
イッチ92がオフになると(S37)、所定のミニマム
レビュー時間の経過を待つ(S39)。これにより、画
像表示装置44によるクイックレビュー表示時間をミニ
マムレビュー時間とすることができ、撮影者が撮影画像
を確認を確認できる。また、不必要に長い時間、クイッ
クレビュー表示を継続して、次の撮影チャンスを失うこ
とを防止できる。
【0058】メモリ34のライトバッファから記録媒体
68,70へのデータ転送は、最初の指示以外は全て記
録媒体68,70からの割込み処理で行っても構わない
し、一定の単位で区切ってその都度、実行してもよい。
【0059】この例では、記録処理(S36)で、撮影
毎にライトバッファへ画像データを書き込んでいるが、
連写速度を速めるために、ライトバッファへの書き込み
をS137の直前に実行するようにし、連写で撮影した
複数の画像をまとめてライトバッファに書き込むように
しても良い。更には、メモリ34が十分な記憶容量を有
する場合は、記録処理(S36)そのものS39の直前
に移動し、連写で撮影した複数の画像をまとめてデータ
圧縮し、ライトバッファに書き込むようにしてもよい。
【0060】システム制御回路28は、画像表示フラグ
が設定されている場合には(S40)、画像表示装置4
4をスルー表示状態に設定する(S43)。この場合、
画像表示装置44は、クイックレビュー表示により撮影
画像を表示した後に自動的にスルー表示状態になるの
で、撮影者は、即座に次の撮影に備えることができる。
画像表示フラグが解除又はクリアされていた場合(S4
0)、システム制御回路28は、画像表示装置44を表
示オフ状態に設定する。この場合、クイックレビュー表
示により撮影画像を確認した後に、画像表示装置44が
表示オフとなるので、電力消費を大幅に削減できる。
【0061】システム制御回路28は、第1シヤッタス
イッチ90がオンのままであれば(S43)、S27に
戻って次の撮影に備え、第1シヤッタスイッチ90がオ
フであれば(S43)、一連の撮影動作を終えてS3に
戻る。
【0062】図5は、測距・測光処理(S24)の詳細
なフローチャートを示す。システム制御回路28は、撮
像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器30
を介して画像処理回路40に逐次、供給する(S5
1)。画像処理回路40は、この、逐次供給される画像
データを用いて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式の
AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処
理及びAF(オートフォーカス)処理のための所定の演
算を行う。画像処理回路40は、撮影した全画素数のう
ちの必要に応じた特定の部分を必要個所分、抽出して、
演算に用いる。これにより、TTL方式のAE、EF、
AWB及びAFの各処理において、中央重点モード、平
均モード及び評価モード等の異なるモードを適宜に選択
でき、それぞれに最適な演算を行うことが可能となる。
【0063】システム制御回路28は、画像処理回路4
0の演算結果を参照して、露出適正と判断されるまで
(S52)、露光制御回路40によりシャッタ12のシ
ャッタ速度及び絞りを制御する(53)。システム制御
回路28は、このAE制御で得られた測定データを用い
てフラッシュ18が必要か否かを判断し(S54)、必
要な場合には、フラッシュフラグをセットしてフラッシ
ュ18を充電する(S55)。
【0064】露出が適正と判断すると(S52)、シス
テム制御回路28は、測定データ及び/又は設定パラメ
ータを内部メモリ又はメモリ48に記憶する。
【0065】画像処理回路40での演算結果及びAE制
御で得られた測定データを用いて、システム制御回路2
8は、ホワイトバランスが適正と判断されるまで(S5
6)、画像処理回路40により色処理パラメータを調節
してホワイトバランスを調整する(S57)。
【0066】ホワイトバランスが適正と判断すると(S
56)、システム制御回路28は、測定データ及び/又
は設定パラメータを内部メモリ又はメモリ48に記憶す
る。
【0067】AE制御及びAWB制御で得られた測定デ
ータを用いて、システム制御回路28は、撮影レンズ1
0が合焦位置にあると判断されるまで(S58)、測距
制御回路22により撮影レンズのフォーカシングレンズ
を制御する(S59)。
【0068】撮影レンズが合焦状態になったと判断され
たら(S58)、システム制御回路28は、測定データ
及び/又は設定パラメータを内部メモリ又はメモリ48
に記憶し、測距・測光処理ルーチンを終了する。
【0069】図5は、撮影処理(S31)の詳細なフロ
ーチャートを示す。システム制御回路28は、システム
制御回路28の内部メモリ又はメモリ48に記憶される
測光データに従い露光制御回路20によりシャッタ12
の絞り値を調整してシャッタ12を開け、撮像素子14
を露光する(S61,S62)。フラッシュ・フラグが
立っている場合には(S63)、フラッシュ18を発光
させる(S64)。
【0070】システム制御回路28は、撮像素子14の
露光終了を待って(S65)、シヤッタ12を閉じる
(S66)。撮像素子14から電荷信号を読み出し、A
/D変換器30、画像処理回路40及びメモリ制御回路
38を介して、又は、A/D変換器30及びメモリ制御
回路38を介して、メモリ34に撮影画像データを書き
込む(S67)。
【0071】設定された撮影モードに応じて、フレーム
処理を行う必要がある場合(S68)、システム制御回
路28は、メモリ制御回路38及び必要に応じて画像処
理回路40を用いて、メモリ34に書き込まれた画像デ
ータを読み出して垂直加算処理(S69)及び色処理
(S70)を順次、行った後、メモリ34に処理を終え
た画像データを書き込む。
【0072】システム制御回路28は、メモリ34から
画像データを読み出し、メモリ制御回路38を介して画
像表示メモリ32に表示用画像データを転送する(S7
1)。
【0073】図7は、記録処理(S36)の詳細なフロ
ーチャートを示す。システム制御回路28は、メモリ制
御回路40及び必要に応じて画像処理回路38を用い
て、メモリ34の撮影画像データを読み出して縦横画素
比率を1:1に補間する画素正方化処理を行い(S8
1)、メモリ34に処理を終えた画像データを書き込
む。
【0074】そして、メモリ34の画像データを読み出
し、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮伸長回
路36により行い(S82)、メモリ34に設けられた
ライトバッファ領域に画像データ(メイン画像データ)
を転送する(S83)。この後、メイン画像よりも画像
サイズの小さいサムネイル画像を圧縮伸長回路36によ
り作成し(S84)、サムネイル画像情報を含むヘッダ
・データを作成し(S85)、メモリ34のライトバッ
ファ領域に転送する(S86)。転送したデータ分だけ
ライトバッファの領域を確保し、また、確保した領域が
メイン画像かヘッダ&サムネイル・データかどうかをメ
モリ48のワーク領域に記憶する(SS87)。これ
で、記録処理(S36)を終了する。
【0075】図7は、データ転送指示処理(S6)の詳
細なフローチャートを示す。システム制御回路28は、
メモリ34のライトバッファに未転送データが存在する
かどうかを調べ(S91)、図12に示すようにライト
バッファに未転送データが存在する場合には、更に、現
在データ転送中かどうか判断し(S92)、データ転送
中でなければデータ転送を開始する(S93)。
【0076】図9は、ライトバッファから記録媒体6
8,70への転送処理の詳細なフローチャートを示す。
この処理は、記録媒体68,70からの割り込み要求に
よって起動される。
【0077】システム制御回路28は、メモリ34のラ
イトバッファ中の未転送データを記録媒体68又は70
に転送し(S101)、転送したデータがDCFフォー
マットにおけるメイン画像データであるかどうかをメモ
リ48の記憶情報から判断する(S102)。ヘッダ&
サムネイル情報でない場合には、メイン画像データの転
送が終了したかどうかをを判断し(S103)、メイン
画像の転送が終了していなければ(S103)、データ
転送した分だけ確保領域を開放し(S104)、メイン
画像の転送が終了していたら(S103)、ヘッダ&サ
ムネイル・データの確保領域も開放する(S105)。
【0078】つまり、図13に示すように、ヘッダ&サ
ムネイル部分の転送中には確保領域を更新せずに、図1
4に示すように、メイン画像の転送中には転送分に合わ
せて確保領域を開放し、図15に示すように、メイン画
像の転送が終了したら、既に転送済みであるヘッダ・サ
ムネイル分の確保領域も開放する。
【0079】この処理により、DCFフォーマットの画
像データをリングバッファで実現する際に、バッファの
容量を無駄に使用せずに、またバッファの容量をフルに
使用しても、データが壊れないようにできる。
【0080】記録媒体68,70へのデータ転送は、最
初のデータ転送開始(S93)以外は全て、記録媒体6
8,70からの割込み処理で起動しても、ある単位で区
切ってその都度ステップS93で実行しても良い。
【0081】図16は、モードダイヤルが再生モードに
なった時の動作フローチャートを示す。
【0082】システム制御回路28は、直前のモードが
撮影モードかどうかを調べ(S110)、直前のモード
が撮影モードの場合に(S110)、最後に撮影した画
像データをメモリ34の作業用領域に転送する(S11
1)。直前のモードが撮影モード以外の場合(S11
0)、操作装置98のキー操作に従って記録媒体68,
70内の画像データをメモリ34の作業用領域に読み込
む(S112)。
【0083】システム制御回路28は、メモリ34の作
業用領域に存在する画像データを圧縮伸長回路36で復
号化し、画像表示メモリ32に転送し、画像表示装置4
4の画面上に画像表示する(S113)。
【0084】この処理により、撮影モードから再生モー
ドに電源を切らずに切り替えた場合に、転送速度の比較
的遅い記録媒体68,70にアクセスせずに、ライトバ
ッファに残っている直近の撮影画像を高速に表示するこ
とができる。
【0085】記録媒体68,70は、PCMCIAカー
ド及びコンパクトフラッシュ等のメモリカード並びにハ
ードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気デ
ィスク、CD−R及びCD−WR等の光ディスク、並び
にDVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても
良い。また、記録媒体68,70は、メモリカードとハ
ードディスク等が一体となった複合媒体であってもよ
い。さらには、その複合媒体から一部が着脱可能な構造
となっていても良い。
【0086】記録媒体68,70は、取り外し自在であ
ると説明したが、一方又は両方が本実施例の装置に固定
的に接続されていてもよい。複数の記録媒体68,70
を接続可能な構成でもよい。
【0087】上記実施例では、記録媒体68,70から
の割込みによってメモリ34のライトバッファ上のデー
タを記録媒体68,70に転送すると説明したが、割込
みを使用せずに、記録媒体68,70の状態を定期的に
チェックしデータを転送する構成であってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、簡単な構成で、記録媒体へのバッ
ファメモリの利用効率を上げることができ、コストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一
部である。
【図3】 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一
部である。
【図4】 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一
部である。
【図5】 測距・測光処理(S24)のフローチャート
である。
【図6】 撮影処理(S31)のフローチャートであ
る。
【図7】 記録処理(S36)のフローチャートであ
る。
【図8】 データ転送開始処理(S6)のフローチャー
トである
【図9】 ライトバッファから記録媒体68,70への
転送処理の詳細なフローチャートである。
【図10】 DCF形式のファイル構造の説明図であ
る。
【図11】 メモリ34上のライトバッファの配置例で
ある。
【図12】 データ転送直前のライトバッファ内の確保
領域の模式図である。
【図13】 ヘッダ&サムネイルデータ転送中のライト
バッファ内の確保領域の模式図である。
【図14】 メイン画像データ転送中のライトバッファ
内の確保領域の模式図である。
【図15】 メイン画像データ転送直後のライトバッフ
ァ内の確保領域の模式図である。
【図16】 本実施例の再生モードのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:シャッタ 14:撮像素子 16:バリア又は蓋 18:フラッシュ 20:露出制御回路 22:測距制御回路 26:ズーム制御回路 26:バリア制御回路 28:システム制御回路 30:A/D変換器 32:画像表示メモリ 34:メモリ 36:圧縮伸長回路 38:メモリ制御回路 40:画像処理回路 42:D/A変換器 44:画像表示装置 46:タイミング発生回路 48:メモリ 50:画像音声出力装置 52:光学ファインダ 54:不揮発性メモリ 56:通信回路 58:コネクタ(又はアンテナ) 60:電源制御回路 62,64:コネクタ 66:電源 68,70:記録媒体 72,74:コネクタ 76,78:インターフェース 80:記録媒体着脱検知器 82:記録部 84:インターフェース 86:コネクタ 88:モードダイアル・スイッチ 90:第1シヤッタスイッチ 92:第2シヤッタスイッチ 94:画像表示スイッチ 96:クイックレビュースイッチ 98:操作装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を電気信号に変換する撮像手段
    と、 当該撮像手段により得られる撮影画像情報を一時記憶す
    るバッファメモリと、 当該撮影画像情報の縮小画像を含む記録用ヘッダを生成
    し、当該バッファメモリに、当該撮影画像情報に続いて
    格納するヘッダ生成手段と、 当該バッファメモリのアクセスを制御するメモリ制御手
    段と、 当該バッファメモリから読み出された当該記録用ヘッダ
    及び当該撮影画像情報を1ファイルとして記録する記録
    媒体とを具備する撮像装置であって、当該メモリ制御手
    段は、 当該バッファメモリに記憶される撮影画像情報及びその
    記録用ヘッダを、当該記録用ヘッダ及び当該撮影画像情
    報の順に読み出し、 当該撮影画像情報を当該記録媒体に読み出しているとき
    には、当該バッファメモリの、読み出し済みの当該撮影
    画像情報の記憶領域を解放し、 当該撮影画像情報を読み出し終えた後に、当該バッファ
    メモリの、対応する当該記録用ヘッダの記憶領域を解放
    することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 当該バッファメモリがリングバッファか
    らなる請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 当該メモリ制御手段は、当該リングバッ
    ファの先頭位置及び最後尾位置のどちらでも無いデータ
    を読み出すときには、当該リングバッファの先頭位置及
    び最後尾位置を変化させない請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 更に、画像表示手段と、 記録モードから再生モードへの切替えに応じて、当該バ
    ッファメモリに記憶される直近の撮影画像情報を当該画
    像表示手段に表示させる制御手段とを具備する請求項1
    に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 光学像を電気信号に変換する光電変換ス
    テップと、 当該光電変換ステップにより得られる撮影画像情報をバ
    ッファメモリに一時記憶する記憶ステップと、 当該撮影画像情報の縮小画像を含む記録用ヘッダを生成
    し、当該バッファメモリに当該撮影画像情報に続いて格
    納するヘッダ生成ステップと、 当該バッファメモリから当該記録用ヘッダ及び当該撮影
    画像情報を読み出し、1ファイルとして記録媒体に記録
    する記録ステップと、 当該バッファメモリに記憶される撮影画像情報及びその
    記録用ヘッダを、当該記録用ヘッダ及び当該撮影画像情
    報の順に読み出す読み出しステップと、 当該撮影画像情報を当該記録媒体に読み出しているとき
    には、当該バッファメモリの、読み出し済みの当該撮影
    画像情報の記憶領域を解放し、当該撮影画像情報を読み
    出し終えた後に、当該バッファメモリの、対応する当該
    記録用ヘッダの記憶領域を解放するメモリ管理ステップ
    とを具備することを特徴とする撮像装置制御方法。
  6. 【請求項6】 当該バッファメモリがリングバッファか
    らなる請求項1に記載の撮像装置制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、記録モードから再生モードへの切
    替えに応じて、当該バッファメモリに記憶される直近の
    撮影画像情報を画像表示手段に画像表示させる画像表示
    ステップを具備する請求項5に記載の撮像装置制御方
    法。
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