JP3592322B2 - カメラおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を撮像および記録するカメラ、特に光学系を構成する沈胴式レンズを備えたカメラおよびその制御方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
沈胴式レンズを採用するカメラにおいて、カメラの電源ONに同期したレンズの繰り出し動作、あるいはカメラの電源OFFに同期したレンズの収納動作をカメラが自動で行うものがある。また、カメラ本体において撮影した画像の再生が可能なデジタルカメラにおいては、撮影モードに同期したレンズの繰り出し動作、あるいは再生モードに同期したレンズの収納動作をカメラが自動で行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
カメラが自動でレンズの繰り出しおよび収納を行うことで、ユーザーの手間が省けるというメリットがある反面、電源ON/OFFや撮影モード/再生モードの切り替えの度にレンズの繰り出し、収納が行われるため、ユーザーはその動作にかかる時間だけ毎回待たなければならないという問題がある。
【0004】
また、カメラ外部にコンバージョンレンズやマリンパックが装着されるものでは、レンズの収納が必要ないにもかかわらず、同様にレンズの繰り出し、収納が行われてしまう。このようにレンズの繰り出しおよび収納動作を行うことで、レンズ駆動に必要な電力が消費され、バッテリーが消耗されてしまうという問題がある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑み、撮影光学系の沈胴動作を適切かつ効果的に制御し、使用性等に優れたカメラおよびその制御方法等を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を目的を達成するために、カメラ作動のための電力を供給する電源と、撮影を行なうための沈胴式レンズと、該沈胴式レンズの繰り出しおよび収納動作を制御する制御部とを備え、前記沈胴式レンズの第1または第2の沈胴方式を指定する指定手段と、アダブタ装着の有無を検知する検知手段とを有し、前記指定手段によって第1の沈胴方式が指定された場合には、前記検知手段によりアダブタ装着の有無に応じて沈胴制御を行うとともに、第2の沈胴方式が指定された場合には、前記沈胴制御は前記アダプタ装着の有無に拘らない
【0007】
また、カメラ作動のための電力を供給する電源と、撮影を行なうための沈胴式レンズと、該沈胴式レンズの繰り出しおよび収納動作を制御する制御部とを備えカメラの制御方法であって、前記沈胴式レンズの第1のまたは第2の沈胴方式を指定手段によって指定し、前記指定手段によって第1の沈胴方式が指定された場合には、アダプタ装着の有無に応じて沈胴制御を行うとともに、第2の沈胴方式が指定された場合には、前記沈胴制御は前記アダプタ装着の有無に拘らない。
【0008】
また、カメラの状態を撮影モードから再生モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能である制御手段とを有するカメラとするものである。
【0009】
カメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能である制御手段とを有するカメラとするものである。
【0010】
また、カメラの状態を撮影モードから再生モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能であるカメラとするものである。
【0011】
また、カメラの状態を再生モードから撮影モードへ切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能であるカメラとするものである。
【0012】
撮影光学系が装着されるカメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換えに応答して該撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記カメラの状態の同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能にすることを特徴とする撮影光学系の駆動制御コンピュータプログラムとするものである。
【0013】
撮影光学系が装着されるカメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換えに応答して該撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記カメラの状態の同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能にすることを特徴とする撮影光学系の駆動制御コンピュータプログラムとするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0015】
図1および図2は、本発明の実施例のカメラ外観を示す図である。図1(a)は沈胴レンズが繰り出し(突出)ている様子を、図1(b)は沈胴レンズ(撮影光学系)が収納(繰り込み)している様子を、図1(c)はカメラをファインダー側から見た様子をそれぞれ示している。図2(a)は沈胴レンズが繰り出した状態のカメラ本体にコンバージョンレンズなどのアダプタを装着しようとしている様子を、図2(b)はカメラ本体にコンバージョンレンズを装着した様子をそれぞれ示している。
【0016】
図において500はカメラ本体であり、カメラ本体500はシャッターボタン502、電源ON/OFFスイッチ504、モードダイアルスイッチ506、アダプタ検知スイッチ510、沈胴レンズ508、表示装置520、メニュー選択キー521などから構成される。
【0017】
600はコンバージョンレンズである。コンバージョンレンズ600はレンズ602、カメラ本体500のアダプタ検知スイッチ510に対する押し込み用突起部604などから構成される。このようにコンバージョンレンズ600を装着した際、アダプタ検知スイッチ510が押し込み用突起部604によって、押し込まれる構造になっている。
【0018】
さらに、図2(b)から明らかなように、コンバージョンレンズ600を装着すると、コンバージョンレンズ600がカメラの沈胴レンズ508をすっぽりと覆うかたちになる。このようにコンバージョンレンズ600の装着時には、沈胴レンズ508を収納することでカメラ全体としてコンパクトになるというものではなくなり、すなわち沈胴レンズ508の収納とカメラのコンパクト性とは無関係になる。
【0019】
図3は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラシステムにおける内部ブロック構成を示す図である。
【0020】
図3において、100は画像処理装置である。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22および制御回路50により制御される。
【0021】
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータあるいはメモリ制御回路22からのデータに対して、所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行うTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0022】
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータは画像処理回路20、ャc叶ァ御回路22を介して、あるいは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFTLCD等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオン/オフすることが可能であり、表示をオフにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0023】
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合においても、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0024】
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
【0025】
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46は撮影レンズ10のバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能およびフラッシュ調光機能も有する。露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
【0026】
50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数あるいは複数個所設置され、たとえばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
【0027】
表示部54の表示内容のうちLCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200および210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
【0028】
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、典型的にはたとえばEEPROM等が用いられる。
【0029】
60,62,64,66,68および70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネルなどの単数あるいは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60は図1(a)に示すモードダイアルスイッチ506に相当するモードダイアルスイッチであり、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
【0030】
68は図1(a)に示す電源ON/OFFスイッチ504に相当する電源スイッチであり、カメラの電源のON/OFFを切り替えることができる。
【0031】
62は図1(a)に示すシャッターボタン502に相当するシャッタースイッチSW1であり、図示しないシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0032】
64はシャッタースイッチSW2であり、図示しないシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200あるいは210に画像データを書き込む記録処理等を含む一連の処理の動作開始を指示する。
【0033】
66は図1(a)に示すアダプタ検知スイッチ510に相当するアダプタ検知スイッチであり、コンバージョンレンズ600などが取り付けられたことを検知する。アダプタ検知スイッチ66で検知した結果は、システム制御50で行われるレンズの沈胴制御に使用される。コンバージョンレンズ600が装着されていることを検知した場合、レンズの収納を行わないと判断することができる。
【0034】
70は図1(c)に示す表示装置520やメニュー選択キー521に相当する各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
【0035】
さらに、操作部70は、レンズの沈胴制御方式を指定する指定機能を有し、この指定機能によって指定された沈胴制御方式に従って沈胴式レンズを駆動制御することができるようになっている。沈胴制御方式としては「オートモード」、「常時レンズ繰り出しモード」などがある。オートモードでは、モードダイアルスイッチ60、電源スイッチ68、アダプタ検知スイッチ66に同期して、レンズの繰り出しおよび沈胴動作を自動的に行う。たとえば、電源スイッチ68がOFFになり、コンバージョンレンズ600が装着されていた場合は、レンズは収納しないと自動的に判断する。
【0036】
80は電源制御手段であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果およびシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
【0037】
90および94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92および96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92および/あるいは96に記録媒体200あるいは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0038】
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェースおよびコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェースおよびコネクタは単数あるいは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェースおよびコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インターフェースおよびコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。さらに、インタフェース90および94、そしてコネクタ92および96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0039】
102は画像処理装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用することなしに光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、たとえば合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0040】
110は通信手段であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。112は通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタあるいは無線通信の場合はアンテナである。
【0041】
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインタフェース204、画像処理装置100と接続を行うためのコネクタ206を備えている。210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのインタフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0042】
つぎに図4および図5を参照して、本実施形態における動作を説明する。
【0043】
図4は、カメラの電源スイッチがオンされてからの起動フローチャートを示す。電源スイッチ68がオンされ、電源スイッチONフローが開始される(ステップS401)。カメラシステムに必要なハードウェアおよびソフトウェアの初期化を行う(ステップS402)。モードダイアル60の状態を確認することで、どのモードでカメラを起動するのかを判断する(ステップS403)。
【0044】
ここで、撮影モードなのか、再生モードなのかを判断し、それぞれに適した処理を実行する。撮影モードでの起動の場合、撮影のためにレンズを繰り出す必要がある。まず、そのためにレンズ位置が撮影可能な位置にあるかどうかをチェックする(ステップS404)。レンズ位置が撮影不可と判断された場合、撮影可能位置までレンズを駆動する(ステップS405)。レンズ駆動後、再度レンズ位置を確認し、撮影可能なレンズ位置になるまでレンズ駆動を繰り返し行う。レンズ位置が撮影可能な状態になったら、撮影に必要なハードウェアおよびソフトウェアの初期化を行い(ステップS406)、カメラが撮影可能な状態になる。
【0045】
図5は、カメラの電源スイッチがオフされてからのシャットダウンフローチャートを示す。
【0046】
電源スイッチ68がオフされ、電源スイッチOFFフローが開始される(ステップS501)。まず、操作部70で指定された沈胴コントロール方式を確認し、オートモードか常時レンズ繰り出しモードかにより、それぞれに適した処理を実行する。常時レンズ繰り出しモードに設定されている場合は、レンズを収納する必要がないため、カメラシステムの電源OFF処理を行い(ステップS506)、カメラが電源OFF状態になる(ステップS507)。
【0047】
オートモードに設定されている場合、カメラにコンバージョンレンズ600などが装着されていないかどうかをアダプタ検知スイッチ66で確認する(スイッチS503)。コンバージョンレンズ600などが装着されていることを検出した場合、レンズを収納する必要がないため、カメラシステムの電源OFF処理を行い(ステップS506)、カメラが電源OFF状態になる(ステップS507)。
【0048】
コンバージョンレンズなどが装着されていない場合、レンズの収納処理を行う。まず、レンズの位置を確認し、収納位置にあるかどうかを調べる(ステップS504)。収納位置にない場合、収納位置方向にレンズを駆動する(ステップS505)。レンズ位置が収納位置になるまで、レンズ位置確認とレンズ駆動を繰り返し、収納位置にレンズが移動できたことを確認できたら、カメラシステムの電源OFF処理を行い(ステップS506)、カメラが電源OFF状態になる(ステップS507)。
【0049】
このように操作部70で常時レンズ繰り出しモードを選択しておいた場合、あるいはコンバージョンレンズ600などを装着している場合の電源OFF処理は、レンズの収納動作が行われなくなる。このため電源スイッチをOFFにしてから、実際にカメラが電源OFFになるまでの時間を大幅に短縮することができる。また、次回の電源ON処理においては、既にレンズが繰り出している状態にあり、レンズ位置が撮影可能な状態にあるため、電源スイッチをONにしてから、撮影可能になるまでの時間を大幅に短縮することができる。同時に、電源ON/OFF時のレンズ沈胴動作が行われなくなることで、消費電力も削減される。
【0050】
以上の実施形態では、図2に示したように、カメラにコンバージョンレンズ600を装着した場合を例に説明したが、これはコンバージョンレンズに限定されず、たとえば水中でカメラを使用する際に装着するマリンパックの場合でも、本発明は適用される。マリンパックの装着により、図2(a)のアダプタ検知スイッチ510が押し込まれる構造であれば、コンバージョンレンズ装着と同様の効果が得られる。
【0051】
また、以上の実施形態では、電源をONからOFFに切り換えた際にレンズを収納させるか否かを選択できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、電源をOFFからONに切り換えた際にレンズを繰り出すか否かを選択できるようにしたり、電源ではなく、他のカメラの状態の切換え、例えば、撮影モードから再生モードへの切り換えの際にレンズを収納させるか否か、或いは、再生モードから撮影モードへの切り換えの際にレンズを繰り出すか否かを選択できるようにするといったようなものであっても本発明は適用できるものである。
【0052】
また、特にデジタルカメラの例で実施形態を説明したが、本発明は銀塩カメラに対しても有効に適用可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0053】
ここで、上記様々な実施形態に示した各機能ブロックおよび処理手順は、ハードウェアにより構成してもよいし、CPUあるいはMPU、ROMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシステムによって構成し、その動作をROMやRAMに格納された作業プログラムに従って実現するようにしてもよい。また、上記各機能ブロックの機能を実現するように当該機能を実現するためのソフトウェアのプログラムをRAMに供給し、そのプログラムに従って上記各機能ブロックを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0054】
この場合、上記ソフトウェアのプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体およびそのプログラムをコンピュータに供給するための手段、たとえばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記憶媒体としては、ROMやRAMの他にたとえばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−I、CD−R、CD−RW、DVD、zip、磁気テープあるいは不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
【0055】
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0056】
さらに、供給されたプログラムがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、撮影光学系の沈胴動作を適切かつ効果的に制御し、使用性等に優れたカメラおよびその制御方法等を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態のカメラをレンズ側から見たレンズ繰り出し状態を示す図、(b)はカメラをレンズ側から見たレンズ収納状態を示す図、(c)はカメラをファインダー側から見た図である。
【図2】(a)は本発明の実施形態のレンズが繰り出したカメラを側面から見たコンバージョンレンズ装着前を示す図、(b)はレンズが繰り出したカメラを側面から見たコンバージョンレンズ装着後を示す図である。
【図3】本発明の実施形態における構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態における電源ON時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態における電源OFF時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 アダプタ検出部
68 電源ON/OFFスイッチ
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネク
94 インタフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
102 保護手段
104 光学ファインダ
110 通信手段
112 コネクタ(またはアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インタフェース
216 コネクタ
500 カメラ本体
502 レリーズボタン
504 電源ON/OFFスイッチ
506 モードダイアル
508 レンズ
510 外部アダプタ検出スイッチ
520 表示装置
521 メニュー選択キー
600 コンバージョンレンズ本体
602 コンバージョンレンズ
604 外部アダプタ検出スイッチ押し込み部

Claims (16)

  1. カメラ作動のための電力を供給する電源と、撮影を行なうための沈胴式レンズと、該沈胴式レンズの繰り出しおよび収納動作を制御する制御部とを備え、
    前記沈胴式レンズの第1または第2の沈胴方式を指定する指定手段と、
    アダブタ装着の有無を検知する検知手段とを有し、
    前記指定手段によって第1の沈胴方式が指定された場合には、前記検知手段によりアダブタ装着の有無に応じて沈胴制御を行うとともに、第2の沈胴方式が指定された場合には、前記沈胴制御は前記アダプタ装着の有無に拘らないことを特徴とするカメラ。
  2. 前記第1の沈胴方式としてオートモードと前記第2の沈胴方式として常時レンズ繰り出しモードを含み、前記常時レンズ繰り出しモードにおいて前記電源をオフする際、前記沈胴式レンズの収納動作が行なわれないようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. カメラ作動のための電力を供給する電源と、撮影を行なうための沈胴式レンズと、該沈胴式レンズの繰り出しおよび収納動作を制御する制御部とを備えカメラの制御方法であって、
    前記沈胴式レンズの第1のまたは第2の沈胴方式を指定手段によって指定し、前記指定手段によって第1の沈胴方式が指定された場合には、アダプタ装着の有無に応じて沈胴制御を行うとともに、第2の沈胴方式が指定された場合には、前記沈胴制御は前記アダプタ装着の有無に拘らないことを特徴とするカメラの制御方法。
  4. 前記第1の沈胴方式としてオートモードと前記第2の沈胴方式として常時レンズ繰り出しモードを含み、前記常時レンズ繰り出しモードにおいて前記電源をオフする際、前記沈胴式レンズの収納動作が行なわれないようにしたことを特徴とする請求項に記載のカメラの制御方法。
  5. カメラの状態を撮影モードから再生モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能である制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  6. 前記制御手段は、前記切換手段によって前記撮影モードから前記再生モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を繰り出し状態から繰り込み状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  7. 前記制御手段は、アダプタが装着されているか否かに応じて、前記切換手段によって前記撮影モードから前記再生モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を繰り出し状態から繰り込み状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  8. カメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能である制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  9. 前記制御手段は、前記切換手段によって前記再生モードから前記撮影モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を繰り込み状態から繰り出し状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  10. カメラの状態を撮影モードから再生モードへの切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能であることを特徴とするカメラ。
  11. 前記制御手段は、前記切換手段によって前記撮影モードから前記再生モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を突出状態から収納状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項10に記載のカメラ。
  12. 前記制御手段は、アダプタが装着されているか否かに応じて、前記切換手段によって前記撮影モードから前記再生モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を突出状態から収納状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項10に記載のカメラ。
  13. カメラの状態を再生モードから撮影モードへ切り換える切換手段と、前記切換手段の切り換えに応答して撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記切換手段による同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能であることを特徴とするカメラ。
  14. 前記制御手段は、前記切換手段によって前記再生モードから前記撮影モードへ切り換えられることに応答して前記撮影光学系を収納状態から突出状態に駆動するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項13に記載のカメラ。
  15. 撮影光学系が装着されるカメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換えに応答して該撮影光学系を繰り出し状態と繰り込み状態に駆動制御すると共に、前記カメラの状態の同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能にすることを特徴とする撮影光学系の駆動制御コンピュータプログラム。
  16. 撮影光学系が装着されるカメラの状態を再生モードから撮影モードへの切り換えに応答して該撮影光学系を突出状態と収納状態に駆動制御すると共に、前記カメラの状態の同一の切り換えに対して異なる駆動制御を選択可能にすることを特徴とする撮影光学系の駆動制御コンピュータプログラム。
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